JPH09309214A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH09309214A
JPH09309214A JP8125828A JP12582896A JPH09309214A JP H09309214 A JPH09309214 A JP H09309214A JP 8125828 A JP8125828 A JP 8125828A JP 12582896 A JP12582896 A JP 12582896A JP H09309214 A JPH09309214 A JP H09309214A
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均 錦織
Kentaro Yano
健太郎 矢野
Naoji Otsuka
尚次 大塚
Kiichiro Takahashi
喜一郎 高橋
Osamu Iwasaki
督 岩崎
Daigoro Kanematsu
大五郎 兼松
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 黒画像の品質を向上する。 【解決手段】 被記録媒体と、記録対象が文字画像以外
との組み合わせを操作部8によって指定した場合、入力
ガンマ処理部2の変換テーブルを切り換え、入力ガンマ
処理部2の出力データの信号レベルが例えば:最大25
0となるようにデータを線形変換する。これによって、
下色除去・黒生成処理部3によって下色除去と黒生成処
理を行うと、入力画像レベルが最大である場合でも、P
CBkとTrueBkの両方を用いて黒画像を形成する
ことになり、ブラックのグラデーションで色や濃度の段
差を生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ、ワードプロセッサ、パーソナルコンピ
ュータ等の情報処理システムにおいて、文字、画像等の
情報を被記録媒体上に出力するための記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】少なくとも、シアン(以下、C)、マゼ
ンタ(以下、M)、黄(以下、Y)のカラーインクと、
ブラック(以下、Bk)のインクを用いて、入力画像デ
ータに応じたカラー画像を形成するカラー画像形成方法
の一つに、赤(以下、R)、緑(以下、G)、青(B)
入力信号からの下色除去、またはC,M,Yの信号から
の下色除去を行い、Bkの信号を生成する方法が行われ
ている。
【0003】この画像形成方法はインクジェット記録装
置においては、被記録材に打ち込むインクの量、または
インクの消費量を少なくできる利点がある。
【0004】また、C,M,Yのインクにより被記録材
に生成するブラック(以下、PCBk)と比較して、B
kインクで生成した被記録材上のブラック(以下、Tr
ueBk)の方が、反射光学濃度が高い場合が多い。ま
たPCBkでは、C,M,Yインクの各特性や、被記録
材に打ち込まれるインクの量のばらつきなどにより、多
少黒とは違う発色をしてしまうこともあるが、黒画像を
Bkインクで印字することにより、良好な色の黒画像を
得ることができる。また、文字をPCBkで形成し、
C,M,Yのインクで形成した被記録材上のドットが何
らかの理由でずれた場合、文字画像の文字のエッジの縁
にカラーのドットが見え、印字品位が低下する。Bkイ
ンクで黒の文字画像を形成することにより、これをなく
すことができる。
【0005】しかし、Bkの信号レベル(信号レベルが
大きいほど、入力画像の黒が濃いとして説明する。)が
小さい場合は、2値または、数レベルの濃度のドットを
被記録媒体上に形成して記録を行うと、Bkのドットが
まばらに被記録体上に形成され粒状感が目立つという欠
点がある。
【0006】その対策として、Bkの信号レベルが小さ
い場合には、PCBkのみで画像の黒部分を形成し、B
kの信号レベルが大きい場合にはTrueBkを使用し
て画像を形成する方法が、粒状感の小さい画像を形成す
る方法として行われている。
【0007】その方法においては、さらにBkの信号レ
ベルが大きくなるのに従い、ブラックの色の急激な変化
を避けるため徐々に黒画像の形成に占めるTrueBk
の割合を大きくしていくことや、Bk信号レベルが最大
の場合は、この信号レベルは文字画像に多く用いるため
前述の理由によりTrueBkのみで生成することが行
われている。
【0008】それにより、粒状感が少なく、かつ最大反
射光学濃度が高い、また文字画像の品位も良い、記録画
像の形成を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この画像生成方法を用
いたインクジェット記録装置において次の問題が発見さ
れた。
【0010】ある被記録媒体にBk信号レベルの大きい
画像の記録を行った場合、Bk信号レベルが最大でTr
ueBkのみで黒画像を形成した部分と、Bk信号レベ
ルが最大ではなくPCBkとTrueBkの両方を用い
て黒画像を形成した部分で、画像を形成した被記録材の
発色が異なり、それら部分の境界で色味または濃度の段
差が発生した。それにより、その段差による疑似輪郭
や、色や濃度が徐々に変化する画像が不自然になった
り、階調性が悪化することによって、画像品位が低下し
た。
【0011】さらに詳しく観察すると、Bk信号レベル
が最大でTrueBkのみで黒画像を形成した部分と、
Bk信号レベルが最大ではなくPCBkとTrueBk
の両方を用いて黒画像を形成した部分で、画像を形成し
た部分の表面状態が異なり、領域間の色味や濃度の段差
が発生していた。
【0012】これは上記の二つ領域において、黒画像を
形成するために打ち込んだインクの量が後者の方が比較
的多いことによると考えている。打ち込むインク量が少
ないとインクは大部分が被記録材中、または被記録材表
面に設けられたインクを定着させるためのコート層に浸
透する。それに対しインクの打ち込み量が多い場合は被
記録材の特性によっては全てのインクが浸透するのに時
間がかかり、被記録材上に着弾したインクのうちの一部
分はすぐに浸透せずに例えばインク中の溶剤の蒸発など
による特性の変化(例えば濃度、粘度)を起こすため、
これら2つの領域の表面状態の違いが発生することが考
えられる。
【0013】この現象はカラーインクと、ブラックイン
クで被記録媒体への浸透、定着、発色の特性が異なるイ
ンクを使用する場合には、前記の色味や濃度の段差が大
きく、画像品位を劣化させることがある。例えばカラー
インクには、インクのにじみを抑えるため浸透性の強い
インクを使用し、ブラックインクには文字品位を向上さ
せるため浸透性が低い(それによりインクの比較的多く
の部分が記録材上での溶剤の蒸発により濃度、粘度が増
加し、被記録材の表面に定着、発色する。)インクを使
用した場合が挙げられる。
【0014】本発明の目的は、被記録媒体の種類に応じ
て極めて高い画像品質が得られる記録装置を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明
は、ブラックを含む少なくとも4色の記録剤を用いて被
記録媒体に画像を形成する記録装置において、被記録媒
体の種類を示す情報を発生する信号発生手段と、前記信
号発生手段からの情報を用いて、黒画像を、ブラックの
記録剤のみで形成するか、ブラックの記録剤に加えシア
ン、マゼンタ、イエローの記録剤を用いて形成するかを
選択する手段とを具えたことを特徴とする。
【0016】請求項2にかかる発明は、請求項1におい
て、前記信号発生手段は、被記録媒体の種類を指定する
手段を有することを特徴とする。
【0017】請求項3にかかる発明は、請求項1におい
て、前記信号発生手段は、前記記録装置に設けたセンサ
からの信号により被記録媒体の種類を識別する手段を有
することを特徴とする。
【0018】請求項4にかかる発明は、請求項1から3
のいずれかにおいて、入力画像の種類を識別または推定
する識別/推定手段を有し、前記選択手段は、前記識別
/推定手段からの情報と、前記信号発生手段からの情報
とにより、黒画像を、ブラックの記録剤のみで形成する
か、ブラックインクに加えシアン、マゼンタ、イエロー
の合成によるブラックを用いて形成するかを選択するこ
とを特徴とする。
【0019】請求項5にかかる発明は、請求項4におい
て、前記識別/推定手段は、入力画像の種類をマニュア
ルで指定する手段を有することを特徴とする。
【0020】請求項6にかかる発明は、請求項4におい
て、前記識別/推定手段は、入力画像が前記記録装置
へ、あるいは画像形成に関連するソフトウェアに渡され
る方法により、入力画像の識別を識別または推定する手
段を有することを特徴とする。
【0021】請求項7にかかる発明は、請求項1から6
のいずれかにおいて、前記選択手段は、画像データの処
理に用いるルックアップテーブルまたは、処理のパラメ
ータを変更することにより、黒画像を、ブラックインク
のみで形成するか、ブラックインクに加えシアン、マゼ
ンタ、イエローの合成によるブラックを用いて形成する
かを選択することを特徴とする。
【0022】請求項8にかかる発明は、請求項7におい
て、前記選択手段は、デフォルトの画像処理では黒の画
像はブラックインクのみを用いて形成し、それ以外の信
号レベルの少なくとも一部分については黒画像をブラッ
クインクに加えシアン、マゼンタ、イエローの合成によ
るブラックを用いて形成するように下色除去および黒生
成処理を行う手段を有し、所定の場合に、前記下色除去
および黒生成処理を行う前に、画像データを変換し、黒
画像をブラックインクに加えシアン、マゼンタ、イエロ
ーの合成によるブラックを用いて形成することを特徴と
する。
【0023】請求項9にかかる発明は、請求項8におい
て、前記選択手段は、下色除去および黒生成処理に用い
るテーブルまたはパラメータとして、黒画像をブラック
インクのみを用いて画像形成させるテーブルまたはパラ
メータと、黒画像をブラックインクに加えシアン、マゼ
ンタ、イエローの合成によるブラックを用いて形成させ
るテーブルまたはパラメータの、両方を備え、所定の場
合に下色除去および黒生成処理に用いるテーブルまたは
パラメータを選択することを特徴とする。
【0024】請求項10にかかる発明は、請求項1から
9のいずれかにおいて、黒画像信号がブラックの最大信
号値であることを特徴とする。
【0025】請求項11にかかる発明は、請求項1から
10のいずれかにおいて、前記選択手段は、高濃度部に
おいて前記選択を制御することを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0027】図2は本発明の各実施例に共通の記録装置
のブロック図であり、図2において、1は入力ガンマ処
理部、2は色補正処理部、3は下色除去・黒生成処理
部、4は出力ガンマ処理部、5は2値化処理部、6は記
録部である。7は(必要に応じて後述の操作部8からの
ユーザによる指示に基づいて)上記各構成1〜6を制御
する制御部であって、本記録装置の初期化処理手順、図
1,図7,図8に示す制御手順等を格納したROM、前
記ROM内の制御手順等を格納したROM、前記ROM
内の制御手順を実行するCPU、前記CPUの作業領域
としてのRAMを有する。8は表示手段、入力キー等を
有する操作部であって、制御部7に後述のようなユーザ
による操作情報を入力する。上記各構成の動作は、主に
第1実施例に基づいて説明する。
【0028】<第1実施例>本実施例における記録装置
では、C,M,Yの画像信号のレベルは0から255で
あり(信号が大きいほど、画像の色は濃い)、その3つ
の内、最小である信号レベルがBk信号レベルである。
従ってBk信号レベルの最大は255である。文字画像
の文字は、本実施例の記録装置ではBkの最大信号レベ
ル(つまり、255)を使用するものとする。
【0029】本実施例では基本的にはBk信号レベルが
最大の場合はTrueBkで(つまり、Bkインクのみ
を用いて)記録画像の形成を行う。そして、ユーザによ
る被記録媒体と、記録画像の種類の指定が、所定の組み
合わせである場合に、Bk信号レベルが最大の場合でも
PCBk(C,M,Yインクの合成によるブラック)と
TrueBkの両方を併用して記録画像を形成する。
【0030】本実施例に用いる記録装置は、C,M,
Y,Bkのインクを用い、2値で記録を行うインクジェ
ット記録装置であり、各構成の動作は以下の通りであ
る。
【0031】入力ガンマ処理部1 本処理部1では画像データは、R,G,Bの各色につい
て最小0から最大255のデジタル画像データの形で受
け取る。それを受け取ると所定の変換テーブルを用いて
「入力ガンマ処理」を行う。この処理は、例えばR,
G,Bの画像データの供給元である情報処理装置のディ
スプレイの色に合せた画像を形成するのか、あるいはデ
ータの信号レベルにリニアな発色の画像を形成するのか
などの、操作部8からのユーザの指定により、所定の変
換テーブルによって入力された画像データを変換し出力
する処理である。また、ここで、RGB信号であった画
像データをそれぞれCMYの画像信号に変換する。
【0032】例として、ディスプレイの特性に合わせ
た、変換用のテーブルのデータの例を図3に示す。
【0033】色補正処理部2 この処理部2での処理は記録に用いるインクの色や濃
度、あるいは2値化方法や、被記録媒体の発色特性に応
じ、形成した画像が目的とする発色をするよう、画像デ
ータを修正する処理である。
【0034】ここではC,M,Yの信号と、それらの積
を256の2乗で割った量(説明の都合上kと呼ぶ)
と、kの2乗を256で割った量(説明の都合上k2と
呼ぶ)について、以下に示す演算を行うことにより画像
データの変換を行い、出力C′,M′,Y′を得る。
【0035】C′=a11・C+a12・M+a13・Y+a
14・k+a15・k2 M′=a21・C+a22・M+a23・Y+a24・k+a25
・k2 Y′=a31・C+a32・M+a33・Y+a34・k+a35
・k2 上記のa11からa35まで定数は、あらかじめ記録メディ
アや、2値化方法、画像形成の解像度などについて、そ
れぞれに対応するものを例えば制御部7のROM内に格
納(用意)しておき、ユーザの指定に応じて使用する。
【0036】下色除去・黒生成処理部3 図4を用いて本処理部3で行っている下色除去処理と黒
生成処理を説明する。黒生成処理のための変換テーブル
を示す図4の(a)において、横軸は画像データのBk
の信号レベルであり、縦軸は黒画像を形成するための
C,M,Yの出力信号レベルと、Bkの出力信号レベル
である。
【0037】下色除去処理のための図4の(b)は色補
正処理部2からのC′,M′,Y′から前記Bk信号レ
ベルを取り出す方法を示している。入力されたC′,
M′,Y′のうちもっとも小さいものの信号レベルを、
Bk信号レベルとして出力する。
【0038】図4の(a)に戻って説明する。図中、横
軸は、この処理の入力信号である、前述の下色除去後の
Bk信号レベルである。出力はPCBkの信号とTru
eBkの信号があり、後者はそのままこの処理の出力の
Bkの画像データとなり、C,M,Yはそれぞれの入力
の信号から、Bk信号レベルを引き、そのBk信号レベ
ルに対応するPCBkの信号値を足したものが、この処
理のC,M,Yの画像データとなる。
【0039】Bk信号レベルが小さい場合はPCBkの
み(つまり、C,M,Yのドットの合成によるブラック
のみ)により黒画像を形成する。これは、形成された画
像の粒状感を減少させ、画像品位を向上させるためであ
る。特に人間の肌の画像にBkインクのドットがまばら
に存在すると目立つため、人間の肌の色に相当すると思
われるBk信号レベルではTrueBkを使わないよう
設計している。
【0040】Bkレベルが大きくなるに従い、True
Bkを入れ、PCBkの割合を少なくしていく。これ
は、PCBkには記録画像上に生成できる黒画像の反射
光学濃度が、TrueBKのものより低いことと、PC
Bkを多く使うと当然被記録媒体に打ち込むインクの量
も多くなり、それによる、にじみなどの弊害が発生しや
すくなるためである。
【0041】Bk信号レベルが最大(つまり255)の
場合にはPCBkは使わず、TrueBkのみで黒画像
を形成する。これは、先に述べたように文字画像の画像
品位を良好にするためである。本実施例では黒の文字は
Bkの最大の信号レベルを用いる。
【0042】また、このテーブルは、出力ガンマ処理が
適切に設定されていれば、ほとんどの被記録媒体に黒画
像を形成する場合、反射光学濃度がBk信号レベルに対
しリニアとなるように設定する。
【0043】出力ガンマ処理部4 この処理は下色除去・黒生成部3からのC,M,Y,B
kの画像データの各階調が、記録部7で形成された画像
の階調と一致するように、本記録装置による画像の形成
に先立って、変換テーブルによって入力画像データを変
換する処理である。その変換テーブルの一例を図5に示
す。
【0044】2値化処理部5 本処理部5では、誤差拡散やディザリングなどの手法を
用いて、出力ガンマ処理部4からの画像データの2値化
を行う。
【0045】そして、これらの処理を施したデータを記
録部6へ送り、被記録媒体上に画像の形成を行う。
【0046】本実施例では、ユーザが先に述べた問題を
発生する被記録媒体と、記録対象が文字画像以外との組
み合わせを操作部8によって指定した場合に、前記入力
ガンマ処理部2の変換テーブルを切り替え、入力ガンマ
処理部2の出力データの信号レベルが最大250と成る
ようデータを線形変換する。
【0047】それにより、下色除去・黒生成処理部3に
よって図4に示した、下色除去処理と黒生成処理を行う
と、入力画像レベルが最大である場合でも、PCBkと
TrueBkの両方を用いて黒画像を形成することにな
り、ブラックのグラデーションで色や濃度の段差を生じ
ず、当初の目的を達成する。
【0048】前述の出力データを最大250とする、入
力ガンマ処理部2の変換テーブルのデータの例を図6に
示す。これは、ディスプレイの発色に合わせた、画像形
成を行う場合のテーブルである。
【0049】本実施例の処理のフローを図1に示す。す
なわち、S1で操作部からのユーザ指定による被記録媒
体と記録対象との組み合わせが所定の組み合わせか否か
を判断し、これが前述のように所定の組み合わせだった
場合(Yes)は、画像データに対し、入力ガンマ処理
部1において、出力データの信号レベルが最大250の
入力ガンマ処理を実行し(S2)、ついで色補正処理部
2、下色除去・黒生成処理部3、出力ガンマ処理部4、
2値化処理部5、記録部6による各処理を実行する(S
3〜S7)。
【0050】一方、S1で所定の組み合わせでなかった
場合は、入力ガンマ処理部1〜記録部6まで前述したよ
うな通常の処理を実行する(S8〜S13)。
【0051】<第2実施例>第1実施例では、ユーザが
指定する被記録媒体と記録対象により、文字品位を優先
してBkの最大信号に対しTrueBkのみで画像を形
成するか、自然なグラデーションや階調性を重視してB
kの最大信号に対しPCBkとTrueBk両方を用い
て画像を形成するかを選択した。
【0052】第2実施例では、制御部7は、被記録媒体
は記録装置に設けた光学センサからの信号により、記録
媒体での反射の強度を検知して被記録媒体の種類を自動
的に識別し、また、入力データの形式やそのデータの入
力方法から画像の種類を自動的に識別する。そして、制
御部7は、前述のTrueBkのみの画像と、PCBk
とTrueBKで形成した画像で、色味や濃さや被記録
媒体の表面状態が異なることによる、画像品位の低下が
発生する被記録媒体へ記録を行い、かつ、例えば入力デ
ータがもともとビットマップデータであるなどのことよ
り写真やグラフィックスの画像である可能性が高いと判
断できる場合には、第1実施例と同様に入力ガンマのテ
ーブルを切り替え、入力ガンマ処理の出力データを最大
250とする。
【0053】それにより、下色除去処理と黒生成処理を
行うと、Bkの信号レベルが最大である場合でも、PC
BkとTrueBkの両方を用いて黒画像を形成し、そ
れによりブラックのグラデーション中の色や濃度の段差
をなくすことができ、当初の目的を達成する。
【0054】記録を行う画像データの種類(文字/線画
や中間調画像など)や、被記録媒体の種類を検知するこ
とにより、ユーザがそれらを指定することの負担を軽く
することができる。さらに、印字する画像のページ内に
異なる種類の画像を印字する場合にも、それらの画像の
種類により上記の制御の切り替えを行うことができ、可
能な限り、文字品位を落とさずに、ブラックのグラデー
ション中の色や濃度の段差をなくすことができる。
【0055】<第3実施例>第3実施例では、操作部か
らの第1実施例のユーザによる被記録媒体の指定と、記
録対象の指定に加えて、2値化方法の指定が所定の組み
合わせであるかどうかに基づいて制御部7が文字品位を
優先してBkの最大信号に対しTrueBkのみで画像
を形成するか、自然な階調性を重視してBkの最大信号
に対しPCBkとTrueBk両方を用いて画像を形成
するかの制御を選択する。
【0056】本実施例の記録装置は2値化処理部5にお
ける2値化方法として、誤差拡散、8画素×8画素のマ
トリクスサイズのディザリングと、16画素×16画素
のマトリクスサイズのディザリングを設けている。その
うち16画素×16画素のサイズのディザリングで2値
化を行って、記録媒体上に形成した画像はディザのパタ
ーンの周期が長いため微妙な色の変化や、濃度の変化は
目立たない。そのため、前述の色や濃度の段差による弊
害は現れにくい。
【0057】一方、画像のBk信号レベルを最大250
に線形変換すると、その分、被記録媒体上に形成する画
像のブラックの最高濃度(反射光学濃度)は低くなる。
【0058】そこで、本実施例ではユーザの指定が先に
述べた問題を発生する被記録媒体で、ユーザーの指定し
た記録対象が文字画像以外であり、かつ、2値化方法が
誤差拡散か、8画素×8画素のサイズのディザリングの
組み合わせである場合に、第1実施例、第2実施例と同
様に、入力ガンマ処理部1における画像のBk信号レベ
ルを最大250に線形変換する。
【0059】それにより、前述の色や濃度の段差による
弊害を防ぎつつ、極力文字画像の反射光学濃度も高くし
た、画像の形成を行うことができる。
【0060】<第4実施例>第4実施例では、操作部を
用いたユーザによる被記録媒体の指定により、文字品位
を優先してBkの最大信号に対しTrueBkのみで画
像を形成するか、自然な階調性を重視してBkの最大信
号に対しPCBkとTrueBk両方を用いて画像を形
成するかの制御を選択する。そして、第1実施例と同様
に入力ガンマ処理部1の変換テーブルを切り替えて画像
データを最大250に線形変換する。
【0061】この実施例の構成は、これまでの実施例に
比べシンプルな制御であり、ユーザの記録画像の種類の
指定を行う機能や、または、記録装置で画像の種類を検
知することができない構成である場合にも、前述のブラ
ックのグラデーション中の色や濃度の段差をなくすこと
ができ、当初の目的を達成することができる。
【0062】<第5実施例>第1実施例から第4実施例
では、入力ガンマ処理部1の変換テーブルを切り替える
ことにより、下色除去処理、黒生成処理の前に、画像デ
ータを所定の場合に最大250に線形変換した。本実施
例では、色補正処理部2における色補正処理のパラメー
タを、色補正後の画像データが最大250になるように
設定し、操作部からのユーザ指定が色補正処理部2によ
る色補正処理を実行する指定か否かを判断する。そし
て、色補正を実行する指定の場合は、最大250に設定
した色補正処理部2による色補正を実行する。その結
果、その後に下色除去処理、黒生成処理を行ったデータ
は、Bkの最大信号レベルに対しPCBkとTrueB
Kの両方を用いて、黒画像を形成することになる。そし
て、色補正処理を行うかどうかで、Bkの最大信号に対
応する黒画像をTrueBkのみで作るか、TrueB
kとPCBkの両方で作るかを選択する。すなわち、S
14において、操作部からのユーザ指定が色補正処理あ
りの場合、画像データに対し入力ガンマ処理部1による
入力ガンマ処理の後、色補正後の画像データが最大25
0になるように設定した色補正処理部2による色補正処
理を行い、下色除去・黒生成処理部3、出力ガンマ処理
部4、2値化処理部5、記録部6による処理を実行する
(S17〜S20)。
【0063】S14において、ユーザ指定が色補正処理
なしの場合、入力ガンマ処理の後、色補正処理部2によ
る処理を行わずに、S17〜S20と同様に下色除去・
黒生成処理以降を実行する(S22〜S25)。
【0064】文字画像のみの画像やカラーのグラフ(以
下、説明の都合上ビジネスグラフィックスと呼ぶ)など
は、微妙な色味が重要ではなく、またグラデーションも
一般的にはほとんどないと考えられるので、本実施例で
はユーザの指定が文字画像や、ビジネスグラフィックス
が指定された場合には、色補正処理を行わず、Bkの最
大信号レベルに対してはTrueBkのみでブラックを
構成する。
【0065】それに対し、自然画や一般的なグラフィッ
クス(グラデーションを含んだり、ディスプレイの色の
再現が重要である画像)の画像の種類が指定された場合
には、例えばディスプレイと印字物の色を合わせる色補
正処理を行い、それと同時に画像データを最大250に
線形変換する。それにより、Bkの信号レベルが最大の
場合にもPCBkとTrueBkの両方を使って黒画像
を形成し、前述のブラックのグラデーション中の色や濃
度の段差をなくすことができ、当初の目的を達成するこ
とができる。
【0066】第1実施例から第5実施例では、画像デー
タの処理に用いるルックアップテーブルまたは、処理の
パラメータを変更することにより、画像処理の速度を極
力落とさずに、目的の達成を図った。しかし、より簡単
にこの機能を実現するためには、Bkの最大信号に対応
する黒画像をTrueBkとPCBkで形成したい場合
のみ、下色除去処理、黒生成処理の前に、画像データを
例えば最大250に線形変換する処理を入れれば良い。
この方法は、入力ガンマ処理をはじめ各処理を複雑化さ
せずに目的を達成できるメリットがあるが、その反面、
画像処理にかかる時間は長くなる。
【0067】第1実施例から第5実施例では、Bkの最
大信号に対応する黒画像をTrueBkとPCBkで形
成したい場合には、下色除去処理、黒生成処理の前に画
像データを最大250に線形変換したが、本発明はそれ
に限るものではない。要は、下色除去処理、黒生成処理
を通ると、十分にPCBkが使用され、先に述べた問題
を生じなければ良いのである。
【0068】<第6実施例>第1実施例から第4実施例
では、入力ガンマ処理部1の変換テーブルを切り替える
ことにより、下色除去処理、黒生成処理の前に、画像デ
ータを所定の場合に最大250に線形変換した。本実施
例では、下色除去・黒生成処理部3における下色除去処
理、黒生成処理のテーブルを、Bkの最大信号に対し、
TrueBkのみで画像を形成するものと、PCBkと
TrueBkの両方を用いて画像を形成するものと2つ
設けておく。そして、操作部からのユーザの被記録媒体
の指定に応じて、下色除去処理と黒生成処理で使用する
テーブルを切り替える。それにより、当初の目的を達成
する。
【0069】図8に第6実施例の制御のフローを示す。
図9に本実施例に用いる、下色除去・黒生成処理部にお
ける黒生成処理の変換テーブルの例を示す。図9の
(a)はBkの信号レベルが最大である場合にTrue
Bkのみで画像出力を形成する場合のテーブルを示し、
図9の(b)はBkの信号レベルが最大である場合にT
rueBkとPCBkの両方を用いて画像出力を形成す
る場合のテーブルを示す。図中、横軸は、この処理の入
力信号である、前述の図4の(b)と同様なBk信号レ
ベルである。出力はPCBkとTrueBkの信号があ
り、後者はそのままこの処理の出力のBkの画像データ
となり、C,M,Y(PCBk)はそれぞれの入力の信
号から、Bk信号レベル(第1実施例で説明済み)を引
き、そのBk信号レベルに対応するPCBkの信号値を
足したものが、この処理のC,M,Yの画像データとな
る。
【0070】図8に示すように、画像データに対する処
理は、S26において、ユーザがAという種類(材質)
の被記録媒体を指定した場合、入力ガンマ処理部1によ
る入力ガンマ処理、色補正処理部2による色補正(S2
7,S28)の後、下色除去・黒生成処理部3において
図9の(a)のテーブルを用いて下色除去・黒生成処理
し(S29)、ついで出力ガンマ処理部4により出力ガ
ンマ処理し(S30)、2値化処理部5により2値化処
理し(S31)、記録部6により出力処理する(S3
2)。
【0071】S26において、ユーザがBという種類の
被記録媒体を指定した場合、S27,S28と同様のS
33,S34の処理の後、S35において、下色除去・
黒生成部3で図9の(b)のテーブルを用いて下色除去
・黒生成処理し、S30〜S32と同様のS36〜S3
8の処理を行う。
【0072】第1実施例から第5実施例では、図4
(a)に示される、下色除去処理、黒生成処理を行って
おり、Bkの信号レベルが最大(255)の場合にPC
BkとTrueBkの両方を用いて黒画像を形成したい
場合には、画像データを250に線形変換してから下色
除去処理、黒生成処理を行っていた。下色除去処理、黒
生成処理の制御が、入力信号(Bk信号レベル)に対し
て、形成した黒画像反射光学濃度がリニアになるように
設定されていると、画像データを250に線形変換した
ことにより、形成した画像の最大反射光学濃度がいくら
か小さくなってしまう。本実施例の構成では、PCBk
とTrueBkを用いて黒画像を形成する場合でも、T
rueBkのみを用いて黒画像を形成する場合と同様、
またはそれ以上の最大反射光学濃度の画像を形成するこ
とができる。
【0073】なお、第1実施例から第6実施例では、黒
の文字画像の文字部分の画像信号はBk最大信号レベル
を使用する例について述べた。しかし、本発明はその構
成に限るものではない。文字の画像信号がBkの最大信
号レベルでない場合としては、たとえば、文字は他の種
類の画像の半分の解像度で画像形成を行う記録装置で
は、黒の文字に対応する画像信号は、Bkの最大信号レ
ベルの半分となることが考えられる。しかし、文字画像
の品位は一般に文字部分の濃度が高いほど良いことを考
えると、文字はBkの最大信号レベルで作る方が良い文
字品位で印字できると考えられる。
【0074】以上の様に上述の実施の形態によれば、被
記録媒体の種類を識別して、TrueBkで形成した黒
画像と、TrueBkとPCBkの両方により形成した
黒画像で、発色や濃度に違いを生じる被記録媒体上に画
像を形成する場合には、黒の文字画像を形成するのに使
用する画像信号の黒画像もブラックインクに加えシア
ン、マゼンタ、イエローの合成によるブラックを用いて
形成することにより、ブラックの濃度が大きい領域で、
TrueBkのみで形成した被記録媒体上の領域と、T
rueBkとPCBkの両方で形成した被記録媒体上の
領域との境界をなくすことができ、そこに発生する色や
濃度の段差による画像品位の低下を防止することができ
る。
【0075】なお、上述の実施の形態では、図2の各処
理部をハードウェアで構成したが、同様の処理はコンピ
ュータのソフトウェアによって実現してもよい。即ち、
記録部6に対して画像データを供給するホストコンピュ
ータ側において、図1のS1〜S6,S8〜S12の処
理を行ってもよい。
【0076】また、上述の操作部8はホストコンピュー
タの入力デバイスであるマウス,キーボードとし、被記
録媒体の種類、対象画像の種類、2値化方法等をマニュ
アルで入力させることができる。
【0077】また、画像の種類は、対象画像のプロファ
イルによって指定しておくこともできる。その場合に
は、対象画像が記録装置あるいは、ホストコンピュータ
上の画像形成に関するソフトウェアへ渡されるときに、
画像の種類を示すデータが生成される。
【0078】また、上述の例ではインクジェット記録を
例としたが熱転写方式等、本発明の考え方は他の記録装
置にも応用することができる。
【0079】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、被記録媒体の種類に応じて極めて高い画像品
質が得られる記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の制御のフローを示す図である。
【図2】第1実施例の画像処理の概要を説明するための
図である。
【図3】第1実施例の入力ガンマ処理を説明するための
図である。
【図4】第1実施例の下色除去処理、黒生成処理を説明
するための図である。
【図5】第1実施例の出力ガンマ処理を説明するための
図である。
【図6】第1実施例の制御を説明するための、入力ガン
マ処理のテーブルの例を示す図である。
【図7】第5実施例の制御のフローを示す図である。
【図8】第6実施例の制御のフローを示す図である。
【図9】第6実施例で用いる下色除去処理、黒生成処理
のテーブルを示す図である。
【符号の説明】
1 入力ガンマ処理部 2 色補正処理部 3 下色除去・黒生成部 4 出力ガンマ処理部 5 2値化処理部 6 記録部 7 制御部 8 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 9/73 H04N 1/40 D 9/76 1/46 Z (72)発明者 高橋 喜一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 岩崎 督 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 兼松 大五郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラックを含む少なくとも4色の記録剤
    を用いて被記録媒体に画像を形成する記録装置におい
    て、 被記録媒体の種類を示す情報を発生する信号発生手段
    と、 前記信号発生手段からの情報を用いて、黒画像を、ブラ
    ックの記録剤のみで形成するか、ブラックの記録剤に加
    えシアン、マゼンタ、イエローの記録剤を用いて形成す
    るかを選択する手段とを具えたことを特徴とする記録装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記信号発生手段
    は、被記録媒体の種類を指定する手段を有することを特
    徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記信号発生手段
    は、前記記録装置に設けたセンサからの信号により被記
    録媒体の種類を識別する手段を有することを特徴とする
    記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかにおいて、入
    力画像の種類を識別または推定する識別/推定手段を有
    し、前記選択手段は、前記識別/推定手段からの情報
    と、前記信号発生手段からの情報とにより、黒画像を、
    ブラックの記録剤のみで形成するか、ブラックインクに
    加えシアン、マゼンタ、イエローの合成によるブラック
    を用いて形成するかを選択することを特徴とする記録装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記識別/推定手段
    は、入力画像の種類をマニュアルで指定する手段を有す
    ることを特徴とする記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記識別/推定手段
    は、入力画像が前記記録装置へ、あるいは画像形成に関
    連するソフトウェアに渡される方法により、入力画像の
    識別を識別または推定する手段を有することを特徴とす
    る記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかにおいて、前
    記選択手段は、画像データの処理に用いるルックアップ
    テーブルまたは、処理のパラメータを変更することによ
    り、黒画像を、ブラックインクのみで形成するか、ブラ
    ックインクに加えシアン、マゼンタ、イエローの合成に
    よるブラックを用いて形成するかを選択することを特徴
    とする記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記選択手段は、デ
    フォルトの画像処理では黒の画像はブラックインクのみ
    を用いて形成し、それ以外の信号レベルの少なくとも一
    部分については黒画像をブラックインクに加えシアン、
    マゼンタ、イエローの合成によるブラックを用いて形成
    するように下色除去および黒生成処理を行う手段を有
    し、所定の場合に、前記下色除去および黒生成処理を行
    う前に、画像データを変換し、黒画像をブラックインク
    に加えシアン、マゼンタ、イエローの合成によるブラッ
    クを用いて形成することを特徴とする記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記選択手段は、下
    色除去および黒生成処理に用いるテーブルまたはパラメ
    ータとして、黒画像をブラックインクのみを用いて画像
    形成させるテーブルまたはパラメータと、黒画像をブラ
    ックインクに加えシアン、マゼンタ、イエローの合成に
    よるブラックを用いて形成させるテーブルまたはパラメ
    ータの、両方を備え、所定の場合に下色除去および黒生
    成処理に用いるテーブルまたはパラメータを選択するこ
    とを特徴とする記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれかにおいて、
    黒画像信号がブラックの最大信号値であることを特徴と
    する記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から10のいずれかにおい
    て、前記選択手段は、高濃度部において前記選択を制御
    することを特徴とする記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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