JPH09308725A - 競技場 - Google Patents

競技場

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JPH09308725A
JPH09308725A JP12531596A JP12531596A JPH09308725A JP H09308725 A JPH09308725 A JP H09308725A JP 12531596 A JP12531596 A JP 12531596A JP 12531596 A JP12531596 A JP 12531596A JP H09308725 A JPH09308725 A JP H09308725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pit
field
movable plate
underground passage
track
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12531596A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Minaki
明彦 皆木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09308725A publication Critical patent/JPH09308725A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車競技と陸上競技とを何ら問題なく実施
することができる競技場を提供する。 【解決手段】 フィールド1と、フィールド1を包囲す
るトラックと、トラックを包囲する自転車走行用のバン
クと、フィールド1に掘設され且つ上部が開口したピッ
ト1aと、ピット1aと選手控室とを連絡する地下通路
1bと、一端が上下方向へ揺動可能となるように他端が
地下通路1bとの連絡部分と対向するピット1aの壁面
の上部に回動可能に支持され且つピット1aの上部を閉
塞するように上面がフィールド1と同一平面上に位置で
きると共に地下通路1bとフィールド1とを連絡するよ
うに一端の上面が地下通路の床面と連絡できる可動板1
1と、地下通路1bの天井に設けられた正逆回転可能な
ウインチ12bと、ウインチ12bに巻き付けられ且つ
可動板11の下面の一端側に設けられた吊桁11aを釣
支するワイヤ12cと、ワイヤ12cをガイドする滑車
とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陸上競技と自転車
競技との実施が可能な競技場に関する。
【0002】
【従来の技術】陸上競技を行う陸上競技場は、トラック
(一周400m)を有すると共に、当該トラックで包囲
された部分にフィールドを有している。一方、自転車競
技を行う自転車競技場(以下、単に競輪場と記す)は、
自転車走行用のバンク(一周500m)を有すると共
に、当該バンクで包囲されるフィールド部分に選手の入
退場用の出入口が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】陸上競技場や競輪場
は、上述したような設備を備えると共に、トラックやバ
ンクの周囲に多数の人員を収容できる観客席を備えるた
め、両者共に設営面積が広大となり、設営にかかる費用
が多大となっている。しかしながら、このような競技場
の設営に多大な費用がかかっても、各競技場での各競技
の実施頻度がそれほど多くないので、各競技場で各競技
を実施するだけでは競技場の稼働率が低くなってしま
い、競技場の維持が困難になってしまうばかりか設営に
要した費用を回収することもできなくなってしまう虞が
ある。
【0004】そこで、同一の競技場で陸上競技と自転車
競技との両者を実施できるようにすることにより、設営
にかかる費用を大幅に省くと共に、競技場の稼働率を向
上させることが考えられている。しかしながら、陸上競
技場は、フィールド競技を行うため、フラットなフィー
ルドを必要とするものの、競輪場は、フィールド部分に
選手の入退場用の出入口を設ける必要があるため、トラ
ックやバンクなどを単に併設するだけでは陸上競技と自
転車競技との両者の実施を可能にすることは困難であっ
た。
【0005】このようなことから、本発明は、自転車競
技と陸上競技とを何ら問題なく実施することができる競
技場を提供することを目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための、本発明による競技場は、フィールド競技の実施
が可能なフィールドと、このフィールドを包囲するよう
に設けられ、トラック競技の実施が可能なトラックと、
このトラックを包囲するように設けられ、自転車競技の
実施が可能なバンクと、上記フィールドに掘設され、上
部が開口したピットと、このピットと控室とを連絡する
地下通路と、一端が上下方向へ揺動可能となるように他
端が前記地下通路との連絡部分と対向する前記ピットの
壁面の上部に回動可能に支持され、当該ピットの上部を
閉塞するように上面が前記フィールドと同一平面上に位
置できると共に、前記地下通路と前記フィールドとを連
絡するように一端の上面が当該地下通路の床面と連絡で
きる可動板と、前記可動板の一端を上下方向へ揺動させ
る可動板開閉手段とを備えてなることを特徴とする。
【0007】上述した競技場においては、前記可動板開
閉手段が正逆回転可能なウインチと、前記ウインチに巻
き付けられ、前記可動板の一端側の下方側に設けられた
吊桁を釣支するワイヤとを備えてなることを特徴とす
る。
【0008】上述した競技場においては、上端が前記可
動板の一端側に取り付けられると共に、下端が前記ピッ
トと前記地下通路との連絡部分の下側に取り付けられ、
上記可動板が上記ピットの上部を閉塞した際に当該ピッ
トと上記地下通路とを仕切るように拡張可能な防護シー
トを備えたことを特徴とする。
【0009】上述した競技場においては、前記ピットと
前記地下通路との連絡部分に掘設され、前記可動板が上
記地下通路と前記フィールドとを連絡した際に当該可動
板の一端側の部材を格納する格納ピットを備えたことを
特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による競技場の実施の形態
を図1〜3を用いて説明する。なお、図1は、その全体
概略構造を表す平面図、図2は、図1の矢線II部の作動
説明にかかる抽出拡大断面斜視図、図3は、図2の矢線
III部の抽出拡大図である。
【0011】図1において、1はフィールド、2はトラ
ック、3はバンク、4は観客席である。トラック2は、
略長円環状(一周400m)をなしてフィールド1を包
囲し、トラック競技を実施できるようになっている。バ
ンク3は、長円環状(一周500m)をなして上記トラ
ック2を包囲し、自転車走行ができるようになってい
る。観客席4は、上記バンク3を包囲し、フィールド
1、トラック2、バンク3を全体にわたって見渡すこと
ができるように設定されて、多数の人員を収容すること
ができるようになっている。
【0012】一方、フィールド1は、長円状をなしてフ
ィールド競技を実施できるようになっており、そのフィ
ールド競技の実施にあまり関与しない部分、例えば、図
1における右端部分に、選手の入退場用の出入口設備1
0が設置されている。この出入口設備10を図2,3を
用いて説明する。
【0013】図2,3において、1aはピット、1bは
地下通路である。ピット1aは、長方形状の上部を開口
するようにフィールド1に掘設されている。地下通路1
bは、上記ピット1aの短辺側と選手の控室(図示省
略)とを連絡するようにフィールド1に掘設されてい
る。
【0014】また、図2,3において、11は可動板で
あり、当該可動板11は、ピット1aの上部を閉塞でき
るように配設され、地下通路1bと連絡するピット1a
の壁面側の端部である一端が上下方向へ揺動できるよう
に他端がピット1aの壁面の上部に回動可能に支持され
ると共に、その一端側の下面に吊桁11aが設けられて
いる。
【0015】図2,3において、12は可動板開閉手段
である開閉装置であり、当該開閉装置12は、前記地下
通路1bの天井部分で選手の通行の邪魔にならない位置
に支持台12aを介して配備された正逆回転可能なウイ
ンチ12bと、当該ウインチ12bに巻き付けられると
共に前記可動板11の吊桁11aの上部に先端が固定さ
れたワイヤ12cと、当該ワイヤ12cをガイドする滑
車12dとを備えてなっている。
【0016】つまり、開閉装置12は、ウインチ12b
を作動してワイヤ12cを滑車12dでガイドしながら
当該ウインチ12bに巻き取ることにより、可動板11
をその他端を中心にしてその一端側を上昇させて、ピッ
ト1aの上部を閉塞させる、すなわち、フィールド1上
と当該可動板11の上面とを同一平面上に位置させるよ
うに当該可動板11を水平状態で保持することができる
(図2(a)参照)と共に、ウインチ12bを作動して
ワイヤ12cを滑車12dでガイドしながら当該ウイン
チ12bから送り出すことにより、可動板11をその他
端を中心にしてその一端側を下降させて、地下通路1b
の床面とフィールド1上とを当該可動板11の上面で連
絡させるように当該可動板11を傾斜させた状態で保持
することができる(図2(b)参照)ようになってい
る。
【0017】一方、図2,3において、1cは格納ピッ
ト、1dは接続スロープである。格納ピット1cは、ピ
ット1aと地下通路1bとの連絡部分に掘設され、地下
通路1bの床面とフィールド1上とを連絡させるように
前記可動板11の一端が下降している際に当該可動板1
1の前記吊桁11aを格納するようになっている。接続
スロープ1dは、可動板11が地下通路1bの床面とフ
ィールド1上とを連絡する状態の傾斜角度と等しい傾斜
角度となるように当該地下通路1bのピット1a側の床
面上に形成され、当該地下通路1bの床面と可動板11
の上面とを滑らかに接続するようになっている。
【0018】また、図2,3において、13は防護シー
トであり、当該防護シート13は、上端が可動板11の
一端側の下面に固定されると共に、下端が格納ピット1
cの地下通路1b側の壁面に固定され、上下方向に折り
畳みできるように蛇腹状に曲折成形されており、前記可
動板11がピット1aの上部を閉塞する、すなわち、フ
ィールド1上と可動板11の上面とが同一平面上に位置
するように当該可動板11が水平状態となっている場合
には、ピット1aと地下通路1bとの連絡部分を閉塞し
て仕切るように拡げられ、前記可動板11が地下通路1
bとフィールド1とを連絡させるように傾斜状態となっ
ている場合には、畳まれて格納ピット1cに格納される
ようになっている。
【0019】このようにして構成された競技場によれ
ば、ウインチ12bを作動してワイヤ12cを送り出
し、地下通路1bの床面とフィールド1上とを可動板1
1の上面で連絡させるように当該可動板11を傾斜させ
た状態で保持することにより、前記吊桁11aや防護シ
ート13等が格納ピット1cに格納されると共に可動板
11の上面が接続スロープ1dで地下通路1bと滑らか
に接続されるので、フィールド1と選手控室とが段差な
く連絡され、陸上選手などが楽に入退場することができ
るのはもちろんのこと、競輪選手が自転車に乗ったまま
でも入退場することができる。
【0020】一方、ウインチ12bを作動してワイヤ1
2cを巻き取り、ピット1aの上部を可動板11で閉塞
する、すなわち、フィールド1上と可動板11の上面と
を同一平面上に位置させるように当該可動板11を水平
状態で保持することにより、フィールド1上をフラット
にすることができるので、フィールド競技を何ら支障な
く行うことができる。
【0021】また、ピット1aの上部が可動板11で閉
塞されている場合、すなわち、選手が入退場しない場合
には、防護シート13がピット1aと地下通路1bとを
仕切っているので、選手や関係者等が格納ピット1c内
に誤って転落してしまうことを防止することができる。
【0022】したがって、このような競技場によれば、
陸上競技と自転車競技とを両者共に何ら問題なく実施す
ることができるので、各競技にかかる競技場をそれぞれ
個別に設営するよりも、設営および維持にかかる費用を
大幅に低減することができると共に、稼働率を向上させ
やすくなり、収益の増加を図りやすくすることができ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明の競技場によれば、陸上競技と自
転車競技とを両者共に何ら問題なく実施することができ
るので、各競技にかかる競技場をそれぞれ個別に設営す
るよりも、設営および維持にかかる費用を大幅に低減す
ることができると共に、稼働率を向上させやすくなり、
収益の増加を図りやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による競技場の実施の形態の全体概略構
造を表す平面図である。
【図2】図1の矢線II部の作動説明にかかる抽出拡大断
面斜視図である。
【図3】図2の矢線 III部の抽出拡大図である。
【符号の説明】
1 フィールド 1a ピット 1b 地下通路 1c 格納ピット 1d 接続スロープ 2 トラック 3 バンク 4 観客席 10 出入口設備 11 可動板 11a 吊桁 12 開閉装置 12b ウインチ 12c ワイヤ 12d 滑車 13 防護シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド競技の実施が可能なフィール
    ドと、 このフィールドを包囲するように設けられ、トラック競
    技の実施が可能なトラックと、 このトラックを包囲するように設けられ、自転車競技の
    実施が可能なバンクと、 上記フィールドに掘設され、上部が開口したピットと、 このピットと控室とを連絡する地下通路と、一端が上下
    方向へ揺動可能となるように他端が前記地下通路との連
    絡部分と対向する前記ピットの壁面の上部に回動可能に
    支持され、当該ピットの上部を閉塞するように上面が前
    記フィールドと同一平面上に位置できると共に、前記地
    下通路と前記フィールドとを連絡するように一端の上面
    が当該地下通路の床面と連絡できる可動板と、 前記可動板の一端を上下方向へ揺動させる可動板開閉手
    段とを備えてなることを特徴とする競技場。
  2. 【請求項2】 前記可動板開閉手段が正逆回転可能なウ
    インチと、 前記ウインチに巻き付けられ、前記可動板の一端側の下
    面側に設けられた吊桁を釣支するワイヤとを備えてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の競技場。
  3. 【請求項3】 上端が前記可動板の一端側に取り付けら
    れると共に、下端が前記ピットと前記地下通路との連絡
    部分の下側に取り付けられ、上記可動板が上記ピットの
    上部を閉塞した際に当該ピットと上記地下通路とを仕切
    るように拡張可能な防護シートを備えたことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の競技場。
  4. 【請求項4】 前記ピットと前記地下通路との連絡部分
    に掘設され、前記可動板が上記地下通路と前記フィール
    ドとを連絡した際に当該可動板の一端側の部材を格納す
    る格納ピットを備えたことを特徴とする請求項1から3
    に記載の競技場。
JP12531596A 1996-05-21 1996-05-21 競技場 Withdrawn JPH09308725A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140123566A1 (en) * 2011-06-30 2014-05-08 Nutcracker Solutions As Sports stadium with removable turf field

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140123566A1 (en) * 2011-06-30 2014-05-08 Nutcracker Solutions As Sports stadium with removable turf field
US9120004B2 (en) * 2011-06-30 2015-09-01 Nutcracker Solutions As Sports stadium with removable turf field

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Effective date: 20030805