JPH09308440A - 水生動物の体質改善剤及び体質改善方法 - Google Patents

水生動物の体質改善剤及び体質改善方法

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JPH09308440A
JPH09308440A JP8150283A JP15028396A JPH09308440A JP H09308440 A JPH09308440 A JP H09308440A JP 8150283 A JP8150283 A JP 8150283A JP 15028396 A JP15028396 A JP 15028396A JP H09308440 A JPH09308440 A JP H09308440A
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JP
Japan
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constitution
improving
physical constitution
lactic acid
improving agent
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JP8150283A
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Tooru Inuta
徹 狗田
Hisashi Miyamoto
久士 宮本
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AQUA KAADEN HIGHTECH KK
Shimadzu Corp
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AQUA KAADEN HIGHTECH KK
Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境や生体にやさしい安全な、且つ体質改善
効果に優れる水生動物の経口体質改善剤及び体質改善方
法を提供する。 【解決手段】 水生動物の体質改善剤は、乳酸菌を有効
成分とし、例えば、乳酸菌を水に懸濁させたもの、乳酸
菌を凍結乾燥した粉末である。また、体質改善剤は、飼
料1g当たり106 個以上の乳酸菌が配合されてなるも
のである。体質改善剤には、乳酸菌の他にさらに、水生
動物の嗜好性増強物質、体質改善作用を有する物質及び
体質改善作用を有する微生物等を配合することもでき
る。体質改善剤を経口投与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水生動物の体質改
善剤及び体質改善方法に関し、より詳しくは、エビ、ヒ
ラメ、フグ、ウナギ、アワビ等の各種養殖魚介類、及び
グッピー、ディスカス、シクリッド、エビ、カニ、カ
メ、カエル、口腔動物、軟体動物等の観賞用水生動物の
経口体質改善剤及び体質改善方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記各種魚介類の養殖や観賞用水
生動物の飼育を行なう場合、飼育育成環境の過密・温度
の変化・水質悪化等のストレスによって、これら水生動
物は体調を崩し、退色や変色、ストレスや疾病に対する
抵抗力の低下、摂餌の悪化や体格の貧弱化、肉質や脂乗
りの低下等の弊害が生じる。
【0003】これらの弊害を防止するため、従来、薬剤
や生菌剤を用いていた。
【0004】しかしながら、抗生物質等の薬剤はある程
度の効果はあるが、動物体内への残留、環境汚染等の安
全性の問題や、耐性菌の出現による物質循環阻害等の多
くの弊害があり、現在は薬剤の使用を差しひかえる方向
に向かっている。
【0005】又、従来の生菌剤としては、光合成細菌
(PSB)、混合微生物(サイクル:(株)スドー販売
製、スーパーバイオ:(株)トモフジ販売製)等が挙げ
られる。しかしながら、これら生菌剤の多くは、常温保
存液体タイプであり、使用前の生菌保持率が概して悪
い。そのため、使用に際しての生菌数が不充分であった
り、使用環境条件が少しでも過酷になると効果が認めら
れなかったりして、適性条件での使用が困難である場合
が多く、目に見えて体質を改善し得るものは、未だ実用
化に至っていないのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の問題点を解決し、環境や生体にやさしい安全
な、且つ体質改善効果に優れる水生動物の体質改善剤及
び体質改善方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、乳酸菌が
クルマエビ腸管内の多くの細菌に対し非常に大きな増殖
抑制力を有することを見出だした。すなわち、水生動物
に生きた乳酸菌を経口投与することにより、その体質を
改善できることを見出だし、本発明を完成するに至っ
た。
【0008】本発明の水生動物の体質改善剤は、乳酸菌
を有効成分とするものである。また、本発明の水生動物
の体質改善剤は、飼料1g当たり106 個以上の乳酸菌
が配合されてなることを特徴とするものである。また、
本発明の水生動物の体質改善方法は、上記体質改善剤を
経口投与することを特徴とする。
【0009】以下、本発明について詳しく説明する。本
発明において乳酸菌としては、公知の乳酸菌、例えばス
トレプトコッカス属(Streptococcus) 、エンテロコッカ
ス属(Enterococuss)、ラクトコッカス属(Lactococcus)
、ペディオコッカス属(Pediococuss) 、ロイコノスト
ック属(Leuconostoc) 、ラクトバチルス属(Lactobacill
us) 、ビフィズス属(Bifidobacterium)の各菌等のいず
れをも用いることができる。これら各種乳酸菌のうち、
エンテロコッカス・フェシュウム(Enterococuss faeci
um) が好ましく、とりわけエンテロコッカス・フェシュ
ウム(Enterococcus faeclum) SHO−31(工業技術
院生命工学工業技術研究所 微生物寄託番号第1225
3号)が好ましい。この菌は、クルマエビをはじめ養殖
魚介類はもちろん、ディスカス・グッピー等の観賞用水
生動物の体質を改善する作用が強く、動植物及び人体に
対する安全性も高い。
【0010】本発明の体質改善剤は、乳酸菌を有効成分
とし、例えば、乳酸菌を水、生理食塩水、リン酸緩衝液
等に懸濁させたものである。例えば、乳酸菌濃度105
〜1012個/L程度の濃厚な水懸濁液である。また別の
形態としては、乳酸菌を凍結乾燥したものがある。例え
ば、乳酸菌を血清、スキムミルク、グルコース等の分散
媒とともに凍結乾燥し粉末にしたものである。この体質
改善剤には、必要に応じて、ビタミン、ミネラル、タン
パク質、脂肪酸、生理活性物質等を含ませることもでき
る。本発明の体質改善剤が水懸濁液形態の場合、これを
冷凍保存することによって、生菌保持率を高く維持する
ことができる。また、凍結乾燥粉末形態の場合は、常温
保存しても高い生菌保持率を維持することができる。さ
らに、この体質改善剤では、含有する乳酸菌濃度が非常
に高いため、従来技術のものに比べて非常に高い生菌数
を供給することが可能である。
【0011】本発明の体質改善剤を、従来公知の配合飼
料及び生物飼料に添加して経口投与しても良いし、体質
改善剤を直接経口投与しても良い。
【0012】配合飼料に添加する場合には次のように行
なう。配合飼料1g当たり106 個以上、好ましくは1
g当たり107 〜108 個に相当する量の乳酸菌を、配
合飼料の5〜100重量%程度の適当量の水に懸濁し、
得られた懸濁液を飼料に含浸するか、あるいは均一に散
布すれば良い。このようにして、飼料1g当たり106
個以上の乳酸菌が配合された体質改善剤が得られる。
【0013】また配合飼料の量が少ない場合、もしくは
アカムシ、ワムシ、エサ用金魚、アルテミア等の生物飼
料の場合には、1cc当たり106 個以上、好ましくは
1cc当たり107 〜108 個の濃度の乳酸菌水懸濁液
を調製し、この水懸濁液に飼料を浸漬して使用しても良
い。
【0014】本発明の体質改善剤においては、乳酸菌の
他にさらに、水生動物の嗜好性増強物質、体質改善作用
を有する物質、体質改善作用を有する微生物を適宜配合
することもできる。嗜好性増強物質としては、例えば、
フィッシュミール、海藻ミール、シュリンプミールや、
魚貝類肉、海藻、昆虫等が挙げられ、体質改善作用を有
する物質としては、例えば、ビタミン、ミネラル、アミ
ノ酸、タンパク質、脂肪酸、生理活性物質、免疫賦括物
質等が挙げられ、体質改善作用を有する微生物として
は、例えば、イースト菌、DHA生産菌や、有効アミノ
酸・タンパク質・脂肪酸・生理活性物質の生産菌等が挙
げられる。
【0015】体質改善剤そのものを直接経口投与する場
合は、投餌しているエサ1g当たり106 個以上、好ま
しくはエサ1g当たり109 〜1012個の量に相当する
乳酸菌を、直接水中投与し、経口摂取させれば良い。1
6 個以上の摂取に対しても安全であり、より効果的で
ある。過剰に投与しても飼育水中の乳酸菌濃度が1×1
8 個/cc以上とならなければ問題はない。
【0016】このような体質改善剤、配合飼料及び生物
飼料はいずれも、通常1日に1〜5回程度経口投与すれ
ば良い。できるだけ毎日投与する方が望ましいが、投与
量を増やせば2〜3日に1回の投与でも体質改善効果を
発揮する。投与量と投与頻度(回数)の調整によって、
育成する水性動物に応じた乳酸菌の適正な使用を行うこ
とができる。
【0017】これら生きた乳酸菌を水生動物に経口投与
して過剰な乳酸菌を消化管内に存在させると、乳酸菌の
生産物による拮抗作用や栄養素の奪い合いによる競合作
用により、有害菌の増殖が抑制されるものと考えられ
る。その時に外来菌の増殖抑制やストレスによる菌叢の
乱れ防止が起こり、水生動物の体調が正常化して結果的
に体質が改善されるものと思われる。更に、乳酸菌の菌
体に含まれる酵素・生理活性物質やペプチドグリカン等
の免疫賦括物質が、水生動物に有効に作用しているもの
と考えられる。
【0018】より具体的には、本発明の体質改善剤を水
生動物に経口投与することにより、水生動物の体質が改
善され、ストレスによって退色及び変色していた体色が
本来の色調に回復し、色が鮮やかになる。例えば、ディ
スカス、グッピー等の魚では、青色の魚の場合には、更
に青色が濃くなり鮮やかになる。
【0019】又、水生動物に体力がつく為、ストレスに
対する抵抗性が向上する。例えば、クルマエビ養殖の場
合には、成エビを出荷する際に、捕獲・水揚げによるス
トレスで死亡するエビの数が減少する。又、池の底面に
残餌・フン等が蓄積し環境が悪化した場合でもエビの変
色・退色が起こらない。
【0020】そして、水生動物の体格が良くなる為、見
栄えが良くなり、商品価値や観賞価値が向上する。例え
ば、体格に関しては魚、エビを問わず、体長の増加率よ
りも体重の増加率の方が大きく、よりがっちりした体型
になる。又、商品価値に関しては、クルマエビ養殖で体
質改善剤を投与したエビは、投与しないエビに比べ、市
場でセリ価格が高額となり、築地市場で日本一の最高値
を記録している。
【0021】更に水生動物個体間の大小の差が少減し、
個体サイズが揃い、生長不良個体が少減する傾向が見ら
れる。また、体調が改善される為、水生動物は元気よく
活発に活動するようになる。摂餌も向上し拒食症の回復
も見られる。そして体質改善された水生動物は脂乗りも
良い。
【0022】
【実施例】
[実施例1] ディスカス成魚の色調向上試験 本発明の体質改善剤をディスカス成魚に経口投与したと
ころ、増色効果が認められ、色調が向上することがわか
った。
【0023】<試験条件> 魚種:ディスカス成魚(Symphysodon aequif var. ) 匹数:オス・メス 各1匹 飼料:ディスカス用ハンバーグ((株)ニッソー社製) 体質改善剤:ハンバーグ1g当たり108 個の乳酸菌が
存在するように添加した。
【0024】<試験方法>60Lの水槽に試料オス、メ
ス各1匹を入れ、体質改善剤入りハンバーグ5〜10g
を1日1回投餌した。水槽育成水は、1週間につき20
%換水した。オス、メスそれぞれにつき、乳酸菌含有ハ
ンバーグ給餌前と乳酸菌含有ハンバーグ給餌16日経過
後の試料の色調を比較した。
【0025】<結果>図1は、試験開始前と16日経過
後のオスの色調を示す模式図であり、図2は、試験開始
前と16日経過後のメスの色調を示す模式図である。
【0026】図1より、オスについては、試験開始前(1
1)には、体の大部分が黒化し黒ずみ、顔から頭にかけて
ブルーがあまり出ておらず、斜めから見ると真っ黒に見
えていたのであるが、16日経過後(12)には、体の黒い
部分がかなり少なくなり、顔から頭にかけて綺麗なブル
ーが出だした。
【0027】また、図2より、メスについては、試験開
始前(13)には、顔の色が薄く、ブルーがあまり出ていな
かったのであるが、16日経過後(14)には、顔のあたり
に綺麗なブルーが出だした。
【0028】このように、乳酸菌含有ハンバーグ給餌1
6日経過後には、オス、メス共に顕著に色調が向上し
た。これは、ディスカス成魚が飼料と共に乳酸菌を摂取
し、体質が改善されたことによるものと考えられる。
【0029】[実施例2] クルマエビの変退色防止試験 本発明の体質改善剤をクルマエビの本育成に使用したと
ころ、エビの退色及び変色防止効果が顕著であることが
わかった。
【0030】<試験条件> 試験場所:沖縄県クルマエビ養殖場 池面積 :試験池(2号池)・対照池(3号池)共に1
4000m2 試験時期:平成7年2月15日〜平成7年3月31日 エビ平均体重:両池共に25g 飼料:クルマエビ用配合飼料(ヒガシマル社製) 投餌回数:1回/日 体質改善剤:配合飼料1g当たり2×108 個の乳酸菌
が存在するように添加した。この体質改善剤入り配合飼
料を、試験池において、週2回(日曜と木曜)使用し
た。
【0031】<結果>今回試験を行なった養殖場では、
例年出荷の最終シーズンに当たる2〜3月の時期にエビ
の退色及び変色が起こり、クルマエビ本来の赤みが抜け
てしまう。これは、出荷の最終シーズンには残餌・排泄
物等が養殖池に蓄積し、環境が悪化したことに起因する
と考えられる。
【0032】しかし今回は、体質改善剤を使用した試験
池では、エビの退色が認められず、赤みが残存してい
た。一方、体質改善剤を使用しなかった対照池では、エ
ビの赤みが落ちてしまっていた。この差は両池各々数十
万尾レベルの集団でついており、変退色度合いに非常に
顕著な違いが見られた。
【0033】また、この色の差をJIS規格のCIEL
AB色度図で比較したものが、図3である。すなわち、
両池のエビの尾肢中央部分の赤茶色の部分を屈折率計で
測定することにより比較した。図3において、(2) のポ
イントは試験池のエビについての値であり、(3) のポイ
ントは対照池のエビについての値である。図3による
と、試験池と対照池のエビの色相は同系色であるが、試
験池のエビの方が明度と彩度が高いことが示されてい
る。すなわち、体質改善剤の使用により、明度と彩度の
低下が防止されていることがわかる。
【0034】[実施例3] クルマエビの抗ストレス性向上試験 本発明の体質改善剤をクルマエビ本育成に使用したとこ
ろ、水揚げ時の抗ストレス性が向上することがわかっ
た。
【0035】<試験条件> 試験場所:沖縄県クルマエビ養殖場 池面積 :試験池・対照池共に15000m2 試験時期:平成6年8月20日〜平成7年1月31日 飼料:クルマエビ用配合飼料(ヒガシマル社製) 投餌回数:1回/日 体質改善剤:配合飼料1g当たり1×108 個の乳酸菌
が存在するように添加した。この体質改善剤入り配合飼
料を、試験池において、2日に1回使用した。
【0036】<結果>平成7年1月10日〜12日の3
日間、両池各140kgずつ水揚げを行なった。この時
のエビの生存率を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】表1より、体質改善剤の使用により、水揚
げ時のストレスに対する抵抗性が向上していることがわ
かる。
【0039】[実施例4] ゴールデンセブラ・シクリッドの体格向上試験 本発明の体質改善剤をゴールデンセブラ・シクリッドの
飼育に使用したところ、体格が良くなると共に、個体差
がなくなって大きな魚体が揃うようになった。
【0040】<試験条件> 魚種:ゴールデンセブラ・シクリッド(Pseudotoropheus
lombardoi) 初期匹数:試験区、対照区共に25匹 飼料:シクリッド用配合飼料(アフリカン・シクリッド
研究所社製) 投餌量:試験区、対照区両区において、1匹当たりの投
餌量を等量(0.2〜0.3g/回)に設定した。 投餌回数:2回/日(朝、夕) 体質改善剤:飼料1g当たり6×107 個の乳酸菌が存
在するように添加した。試験区においてこの配合飼料を
使用した。 飼育水温:26℃に温度調節した。
【0041】<結果>飼育開始日と飼育30日経過後
に、両区におけるゴールデンセブラ・シクリッドの平均
体重と平均体長を測定した。その結果を表2に示す。
【0042】
【表2】
【0043】表2より、飼育30日経過後の平均体重の
増加率については、試験区の方が対照区より78.1%
大きく、平均体長の増加率については、試験区の方が対
照区より3.4%大きい。また、試験区では対照区に比
べ、平均体重の増加率が平均体長の増加率よりもより大
きくなっており、試験区の方が対照区よりも、やせてい
ないがっちりとした体格に体質改善されていることがわ
かる。
【0044】また、30日経過後の体重の分布をグラフ
化したものが図4である。下図が試験区についてのもの
であり、上図が対照区についてのものである。この図よ
り、試験区では対照区に比べ、固体間の大小の差が少減
し、成長不良個体が少減することが分かる。
【0045】
【発明の効果】本発明の体質改善剤及び体質改善方法に
よれば、上述のように、乳酸菌を有効成分とするもので
あるので、環境や生体にやさしく安全性が高く、かつ各
種魚介類の養殖や観賞用水生動物の飼育を行なう場合に
おいて、抗ストレス性の向上、退色や変色の防止・色調
の向上、体格や脂乗りの向上等の効果が得られる。従っ
て、水生動物の体質改善剤及び体質改善方法として非常
に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 試験開始前と16日経過後のオスの色調を示
す模式図である。
【図2】 試験開始前と16日経過後のメスの色調を示
す模式図である。
【図3】 CIELAB色度図である。
【図4】 30日経過後の体重の分布を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
(11)…試験開始前のオス (12)…16日経過後のオス (13)…試験開始前のメス (14)…16日経過後のメス (2) …試験池のエビについてのポイント (3) …対照池のエビについてのポイント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳酸菌を有効成分とする、水生動物の体
    質改善剤。
  2. 【請求項2】 飼料1g当たり106 個以上の乳酸菌が
    配合されてなることを特徴とする、水生動物の体質改善
    剤。
  3. 【請求項3】 乳酸菌の他にさらに、水生動物の嗜好性
    増強物質、体質改善作用を有する物質及び体質改善作用
    を有する微生物のうちの少なくとも1種が配合されてい
    ることを特徴とする、請求項1又は2に記載の体質改善
    剤。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうちのいずれか1項に記
    載の体質改善剤を経口投与することを特徴とする、水生
    動物の体質改善方法。
JP8150283A 1996-05-21 1996-05-21 水生動物の体質改善剤及び体質改善方法 Pending JPH09308440A (ja)

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