JPH09308154A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JPH09308154A
JPH09308154A JP12424196A JP12424196A JPH09308154A JP H09308154 A JPH09308154 A JP H09308154A JP 12424196 A JP12424196 A JP 12424196A JP 12424196 A JP12424196 A JP 12424196A JP H09308154 A JPH09308154 A JP H09308154A
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JP
Japan
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groove
winding
inner groove
intermediate wall
wound
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JP12424196A
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Inventor
Hiroyuki Okudera
浩之 奥寺
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機に係り、詳しくは電動機の渡り線側に
おける巻線の巻線機ノズルによる切断不良を防止し、信
頼性を向上した電動機を提供する。 【解決手段】 固定子鉄心の継鉄部から略I字型の歯部
を等間隔に設け、同略I字型の歯部の一つ置きの基端よ
り両側に対称な略コ字型の歯部を設け同歯部の内側と外
側に夫々内溝と外溝を形成し、樹脂によってインサート
成形して前記固定子鉄心を覆い、前記外溝と内溝の間に
中間壁7cと、内周部に内隔壁と、渡り線側の前記内隔
壁より内側に内側支柱7eと、前記中間壁の間に中間支
柱7fを形成し、内側巻線9dを内溝から次の内溝の間
に内側巻線を巻装し、そして渡り線側の前記内溝から前
記中間壁と内側支柱の間及び中間支柱の外側を通り次の
内溝に導入し、同内溝6cから次の内溝6aの間に次の
内側巻線を巻装し、さらにその端末D’を次の前記中間
壁と内側支柱の間を通し前記内溝6aから結線側に戻
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動機に係り、詳し
くは固定子巻線と端末の巻装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、巻線を固定子鉄心の内側から歯部
に直巻するインナーワインディング方式の電動機におけ
る固定子鉄心の巻線は3ノズルの巻線機で行われてい
た。図6は、24スロット6極の電動機の固定子の結線
側におけるこの場合の巻線方式による固定子の巻装状態
を、図7は、渡り線側の巻装状態を示す。
【0003】図1と同様に、固定子鉄心1の継鉄部2か
ら略I字型3の歯部を等間隔に設ける。この略I字型の
歯部の一つ置きの基端より両側に対称な略コ字型4、略
逆コ字型5の歯部を設け、同略コ字型、略逆コ字型の歯
部の各々内側と外側に夫々内溝6a、外溝6b、内溝6
c、外溝6dを形成し、前記24スロットの固定子鉄心
1を形成する。
【0004】ここで、少なくとも前記歯部の先端を除
き、樹脂によってインサート成形して前記固定子鉄心を
覆い、結線側及び渡り線側の前記外溝と内溝の間に中間
壁7cと、内周部に内隔壁7bと、図7に示すように、
渡り線側の前記内隔壁より内側で前記内溝と内溝の間に
内側支柱7eと、前記中間壁と中間壁の間に中間支柱7
fと、図6に示すように、結線側の外周部と前記中間壁
との間に前記略逆コ字型、略コ字型の歯部に沿って、巻
線の接続用の端子をその先端に備えた右、中央、左の端
子支柱7d3、7d1、7d2を一体に突設する。
【0005】そして、外側巻線8aを前記外溝から次の
外溝の間に巻装する。同様に、他の溝に付いて8b、8
cを巻装し外側巻線を形成する。そして、前記外側巻線
の端末AA’、BB’、CC’を結線側から前記インサ
ート成形の案内路に沿って導出し、前記端子支柱の端子
に溶接もしくはハンダ付けにより接続し固定する。
【0006】次いで、内側巻線9dを、前記内溝から次
の内溝の間に巻装し、そして前記内側巻線を、図7に示
すように、渡り線側の前記内溝から、それに隣接した前
記中間壁と内側支柱7eの間及び中間支柱7fの外側を
通り次の内溝に導入する。同様に、他の溝に付いて9
e、9fを巻装し内側巻線を形成する。そして、前記内
側巻線の端末DD’、EE’、FF’を結線側から前記
インサート成形の案内路に沿って導出し、前記端子支柱
の端子に接続し固定する。
【0007】このようにして、前記端子をプリント基板
に接続し24スロット6極の電動機の固定子を構成して
いる。
【0008】この場合、前記内側巻線の一極をD、E、
Fから巻き始め巻装した後に、渡り線側で次の極に移り
次の一極を巻装し、D’、E’、F’を前記端子に固定
する。ところが、これらのD’、E’、F’端末を端子
に固定する際に、同端末が溝の内周側から飛び出すおそ
れがあり、この上に減速巻線を重ね巻きする際に巻線機
のノズルでそれらを切断すると問題となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、電動機の渡り線側におけ
る巻線の巻線機ノズルによる切断不良を防止し、信頼性
を向上するとともに、生産性を向上した電動機を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、固定子鉄心の継鉄部から略I字型の歯部を等間隔に
設け、この略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側に
対称な略コ字型の歯部を設け、同略コ字型の歯部の内側
と外側に、夫々内溝と外溝を形成し、少なくとも前記歯
部の先端を除き、樹脂によってインサート成形して前記
固定子鉄心を覆い、結線側及び渡り線側の前記外溝と内
溝の間に中間壁と、内周部に内隔壁と、渡り線側の前記
内隔壁より内側で前記内溝と内溝の間に内側支柱と、前
記中間壁と中間壁の間に中間支柱と、結線側の外周部と
前記中間壁との間に、前記略コ字型の歯部に沿って、巻
線の接続用の端子をその先端に備えた右、中央、左の端
子支柱を一体に形成し、外側巻線を、前記外溝から次の
外溝の間に巻装し、次いで、内側巻線を、前記内溝から
次の内溝の間に巻装し、そして前記内側巻線を、渡り線
側の前記内溝から、それに隣接した前記中間壁と内側支
柱の間及び中間支柱の外側を通り次の内溝に導入し、同
内溝から次の内溝の間に次の内側巻線を巻装し、それら
の巻線の端末を前記端子に接続してなる電動機におい
て、前記内側巻線の端末を、さらに渡り線側の次の前記
中間壁と内側支柱の間を通し、前記内溝から結線側に戻
すようにしてなるようにする。
【0011】または、固定子鉄心の継鉄部から略I字型
の歯部を等間隔に設け、この略I字型の歯部の一つ置き
の基端より両側に対称な略コ字型の歯部を設け、同略コ
字型の歯部の内側と外側に、夫々内溝と外溝を形成し、
これらの溝に、結線側及び渡り線側の前記外溝と内溝の
間に中間壁と、内周部に内隔壁と、渡り線側の前記内隔
壁より内側で前記内溝と内溝の間に内側支柱と、前記中
間壁と中間壁の間に中間支柱と、結線側の外周部と前記
中間壁との間に、前記略コ字型の歯部に沿って、巻線の
接続用の端子をその先端に備えた右、中央、左の端子支
柱を形成して巻線の案内路を構成したインシュレータを
装着し、外側巻線を、前記外溝から次の外溝の間に巻装
し、次いで、内側巻線を、前記内溝から次の内溝の間に
巻装し、そして前記内側巻線を、渡り線側の前記内溝か
ら、それに隣接した前記中間壁と内側支柱の間及び中間
支柱の外側を通り次の内溝に導入し、同内溝から次の内
溝の間に次の内側巻線を巻装し、それらの巻線の端末を
前記端子に接続してなる電動機において、前記内側巻線
の端末を、さらに渡り線側の次の前記中間壁と内側支柱
の間を通し、前記内溝から結線側に戻すようにしてなる
ようにする。
【0012】そして、前記結線側に戻す内溝が、前記内
側巻線を巻装した内溝であるようにする。
【0013】あるいは、前記結線側に戻す内溝が、前記
内側巻線を巻装した内溝の次の内溝であるようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】固定子鉄心の継鉄部から略I字型
の歯部を等間隔に設け、この略I字型の歯部の一つ置き
の基端より両側に対称な略コ字型の歯部を設け、同略コ
字型の歯部の内側と外側に、夫々内溝と外溝を形成し、
少なくとも前記歯部の先端を除き、樹脂によってインサ
ート成形して前記固定子鉄心を覆い、結線側及び渡り線
側の前記外溝と内溝の間に中間壁と、内周部に内隔壁
と、渡り線側の前記内隔壁より内側で前記内溝と内溝の
間に内側支柱と、前記中間壁と中間壁の間に中間支柱
と、結線側の外周部と前記中間壁との間に、前記略コ字
型の歯部に沿って、巻線の接続用の端子をその先端に備
えた右、中央、左の端子支柱を一体に形成し、外側巻線
を、前記外溝から次の外溝の間に巻装し、次いで、内側
巻線を、前記内溝から次の内溝の間に巻装し、そして前
記内側巻線を、渡り線側の前記内溝から、それに隣接し
た前記中間壁と内側支柱の間及び中間支柱の外側を通り
次の内溝に導入し、同内溝から次の内溝の間に次の内側
巻線を巻装し、それらの巻線の端末を前記端子に接続し
てなる電動機において、前記内側巻線の端末を、さらに
渡り線側の次の前記中間壁と内側支柱の間を通し、前記
内溝から結線側に戻すようにする。
【0015】あるいは、固定子鉄心の継鉄部から略I字
型の歯部を等間隔に設け、この略I字型の歯部の一つ置
きの基端より両側に対称な略コ字型の歯部を設け、同略
コ字型の歯部の内側と外側に、夫々内溝と外溝を形成
し、これらの溝に、結線側及び渡り線側の前記外溝と内
溝の間に中間壁と、内周部に内隔壁と、渡り線側の前記
内隔壁より内側で前記内溝と内溝の間に内側支柱と、前
記中間壁と中間壁の間に中間支柱と、結線側の外周部と
前記中間壁との間に、前記略コ字型の歯部に沿って、巻
線の接続用の端子をその先端に備えた右、中央、左の端
子支柱を形成して巻線の案内路を構成したインシュレー
タを装着し、外側巻線を、前記外溝から次の外溝の間に
巻装し、次いで、内側巻線を、前記内溝から次の内溝の
間に巻装し、そして前記内側巻線を、渡り線側の前記内
溝から、それに隣接した前記中間壁と内側支柱の間及び
中間支柱の外側を通り次の内溝に導入し、同内溝から次
の内溝の間に次の内側巻線を巻装し、それらの巻線の端
末を前記端子に接続してなる電動機において、前記内側
巻線の端末を、さらに渡り線側の次の前記中間壁と内側
支柱の間を通し、前記内溝から結線側に戻すようにす
る。
【0016】このようにして、電動機の渡り線側におけ
る巻線の巻線機ノズルによる切断不良を防止し、信頼性
を向上するとともに、生産性を向上した電動機を提供す
ることができる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とす
る。本発明の実施例を24スロット6極の電動機につい
て添付図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、固定子鉄心の平面図である。固定
子鉄心1の継鉄部2から略I字型3の歯部を等間隔に設
ける。この略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側に
対称な略コ字型4、略逆コ字型5の歯部を設け、同略コ
字型、略逆コ字型の歯部の各々内側と外側に夫々内溝6
a、外溝6b、内溝6c、外溝6dを形成し、前記24
スロットの固定子鉄心1を形成する。
【0019】図2は、前記固定子の一側を結線側とする
とき、この場合の巻線方式における固定子の巻装状態を
示す平面図、図3は、渡り線側の平面図である。ここ
で、少なくとも前記歯部の先端を除き、熱可塑性樹脂で
あるPBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂によっ
てインサート成形7して前記固定子鉄心を覆い、結線側
の前記外溝と内溝の間に中間壁7cと、内周部に内隔壁
7bと、渡り線側の前記内隔壁より内側で前記内溝と内
溝の間に内側支柱7eと、前記中間壁と中間壁の間に中
間支柱7fと、結線側の外周部と前記中間壁との間に、
前記略逆コ字型、略コ字型の歯部に沿って、巻線の接続
用の端子をその先端に備えた右、中央、左の端子支柱7
d3、7d1、7d2を形成する。
【0020】そして、外側巻線8aを、前記外溝6dか
ら次の外溝6bの間に巻装する。
【0021】更に、それに隣接した前記外溝から次の外
溝の間に巻装する。
【0022】同様に、他のノズルを用いて各々の溝に付
いて巻装し、各々の外側巻線8b、8cを形成する。
【0023】そして、前記外側巻線の端末AA’、B
B’、CC’を結線側から前記インサート成形の案内路
に沿って導出し、それらの巻線の端末を前記端子に接続
して固定する。
【0024】次いで、内側巻線9dを、前記内溝6aか
ら次の内溝6cの間に巻装する。そして、図3に示すよ
うに、前記内側巻線を、渡り線側の前記内溝からそれに
隣接した前記中間壁7cと内側支柱7eの間及び中間支
柱7fの外側を通り次の内溝に導入し、同内溝から次の
内溝の間に次の内側巻線を巻装し、前記内側巻線の端末
D’を、図3のPP’に対応する図4に示すように、さ
らに渡り線側の次の前記中間壁7cと内側支柱7eの間
を通し、前記内側巻線を巻装した内溝6aから結線側に
戻すようにする。同様に、他のノズルを用いて他の内側
巻線の端末E’、F’についても渡り線側の次の前記中
間壁7cと内側支柱7eの間を通し、前記内側巻線を巻
装した内溝6aから結線側に戻すようにする。そして、
各々の溝に付いて巻装し、各々の内側巻線9e、9fを
形成する。
【0025】そして、前記内側巻線の端末DD’、E
E’、FF’を結線側から前記インサート成形の案内路
に沿って導出し、それらの巻線の端末を前記端子に接続
して固定する。
【0026】なお、端末GG’、HH’、II’は、内
側巻線に重巻きされる減速巻線の端末であるが説明を省
略する。このようにして24スロット6極の固定子を形
成するようにしている。
【0027】ここで、前記内側巻線の端末を、さらに渡
り線側の次の前記中間壁と内側支柱の間を通してなる効
果について説明する。本発明の場合、これらの端末を端
子に固定する際に、同端末が溝の内周側から飛び出すお
それがなくなる。
【0028】この結果、この上に減速巻線を重ね巻きす
る際に巻線機のノズルでそれらを切断することがなく電
動機の不良を防止し、信頼性を向上することができる。
【0029】なお、固定子鉄心の継鉄部から略I字型の
歯部を等間隔に設け、この略I字型の歯部の一つ置きの
基端より両側に対称な略コ字型の歯部を設け、同略コ字
型の歯部の内側と外側に、夫々内溝と外溝を形成し、こ
れらの溝に、結線側及び渡り線側の前記外溝と内溝の間
に中間壁と、内周部に内隔壁と、渡り線側の前記内隔壁
より内側で前記内溝と内溝の間に内側支柱と、前記中間
壁と中間壁の間に中間支柱と、結線側の外周部と前記中
間壁との間に、前記略コ字型の歯部に沿って、巻線の接
続用の端子をその先端に備えた右、中央、左の端子支柱
を形成して巻線の案内路を構成したインシュレータを装
着し、外側巻線を、前記外溝から次の外溝の間に巻装
し、次いで、内側巻線を、前記内溝から次の内溝の間に
巻装し、そして前記内側巻線を、渡り線側の前記内溝か
ら、それに隣接した前記中間壁と内側支柱の間及び中間
支柱の外側を通り次の内溝に導入し、同内溝から次の内
溝の間に次の内側巻線を巻装し、それらの巻線の端末を
前記端子に接続してなる電動機において、前記内側巻線
の端末を、さらに渡り線側の次の前記中間壁と内側支柱
の間を通し、前記内溝から結線側に戻すようにしてもよ
い。
【0030】また、図5に示すように、前記結線側に戻
す内溝が、前記内側巻線を巻装した内溝6aの次の内溝
6cであるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明においては、固定子
鉄心の継鉄部から略I字型の歯部を等間隔に設け、この
略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側に対称な略コ
字型の歯部を設け、同略コ字型の歯部の内側と外側に、
夫々内溝と外溝を形成し、少なくとも前記歯部の先端を
除き、樹脂によってインサート成形して前記固定子鉄心
を覆い、結線側及び渡り線側の前記外溝と内溝の間に中
間壁と、内周部に内隔壁と、渡り線側の前記内隔壁より
内側で前記内溝と内溝の間に内側支柱と、前記中間壁と
中間壁の間に中間支柱と、結線側の外周部と前記中間壁
との間に、前記略コ字型の歯部に沿って、巻線の接続用
の端子をその先端に備えた右、中央、左の端子支柱を一
体に形成し、外側巻線を、前記外溝から次の外溝の間に
巻装し、次いで、内側巻線を、前記内溝から次の内溝の
間に巻装し、そして前記内側巻線を、渡り線側の前記内
溝から、それに隣接した前記中間壁と内側支柱の間及び
中間支柱の外側を通り次の内溝に導入し、同内溝から次
の内溝の間に次の内側巻線を巻装し、それらの巻線の端
末を前記端子に接続してなる電動機において、前記内側
巻線の端末を、さらに渡り線側の次の前記中間壁と内側
支柱の間を通し、前記内溝から結線側に戻すようにし
た。
【0032】あるいは、固定子鉄心の継鉄部から略I字
型の歯部を等間隔に設け、この略I字型の歯部の一つ置
きの基端より両側に対称な略コ字型の歯部を設け、同略
コ字型の歯部の内側と外側に、夫々内溝と外溝を形成
し、これらの溝に、結線側及び渡り線側の前記外溝と内
溝の間に中間壁と、内周部に内隔壁と、渡り線側の前記
内隔壁より内側で前記内溝と内溝の間に内側支柱と、前
記中間壁と中間壁の間に中間支柱と、結線側の外周部と
前記中間壁との間に、前記略コ字型の歯部に沿って、巻
線の接続用の端子をその先端に備えた右、中央、左の端
子支柱を形成して巻線の案内路を構成したインシュレー
タを装着し、外側巻線を、前記外溝から次の外溝の間に
巻装し、次いで、内側巻線を、前記内溝から次の内溝の
間に巻装し、そして前記内側巻線を、渡り線側の前記内
溝から、それに隣接した前記中間壁と内側支柱の間及び
中間支柱の外側を通り次の内溝に導入し、同内溝から次
の内溝の間に次の内側巻線を巻装し、それらの巻線の端
末を前記端子に接続してなる電動機において、前記内側
巻線の端末を、さらに渡り線側の次の前記中間壁と内側
支柱の間を通し、前記内溝から結線側に戻すようにし
た。
【0033】この結果、電動機の渡り線側における巻線
の巻線機ノズルによる切断不良を防止し、信頼性を向上
するとともに、生産性を向上した電動機を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動機の固定子鉄心の平面図である。
【図2】本発明による電動機の固定子の結線側を示す一
実施例の平面図である。
【図3】本発明の電動機の固定子の渡り線側を示す一実
施例の平面図である。
【図4】図3のPP’に対応する側断面図である。
【図5】本発明の電動機の固定子の渡り線側を示す他の
実施例の平面図である。
【図6】従来の電動機の固定子の結線側を示す一例の平
面図である。
【図7】従来の電動機の固定子の渡り線側を示す一例の
平面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 継鉄部 3 略I字型 4 略コ字型 5 略逆コ字型 6a 内溝 6b 外溝 6c 内溝 6d 外溝 7 インサート成形部 7b 内隔壁 7c 中間壁 7d1 中央の端子支柱 7d2 左の端子支柱 7d3 右の端子支柱 7e 内側支柱 7f 中間支柱 8 外側巻線 8a 外側巻線A 8b 外側巻線B 8c 外側巻線C 9 内側巻線 9d 内側巻線D 9e 内側巻線E 9f 内側巻線F AA’外側巻線Aの端末 BB’外側巻線Bの端末 CC’外側巻線Cの端末 DD’内側巻線Dの端末 EE’内側巻線Dの端末 FF’内側巻線Fの端末

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心の継鉄部から略I字型の歯部
    を等間隔に設け、 この略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側に対称な
    略コ字型の歯部を設け、同略コ字型の歯部の内側と外側
    に、夫々内溝と外溝を形成し、 少なくとも前記歯部の先端を除き、樹脂によってインサ
    ート成形して前記固定子鉄心を覆い、結線側及び渡り線
    側の前記外溝と内溝の間に中間壁と、内周部に内隔壁
    と、渡り線側の前記内隔壁より内側で前記内溝と内溝の
    間に内側支柱と、前記中間壁と中間壁の間に中間支柱
    と、結線側の外周部と前記中間壁との間に、前記略コ字
    型の歯部に沿って、巻線の接続用の端子をその先端に備
    えた右、中央、左の端子支柱を一体に形成し、 外側巻線を、前記外溝から次の外溝の間に巻装し、次い
    で、内側巻線を、前記内溝から次の内溝の間に巻装し、
    そして前記内側巻線を、渡り線側の前記内溝から、それ
    に隣接した前記中間壁と内側支柱の間及び中間支柱の外
    側を通り次の内溝に導入し、同内溝から次の内溝の間に
    次の内側巻線を巻装し、それらの巻線の端末を前記端子
    に接続してなる電動機において、 前記内側巻線の端末を、さらに渡り線側の次の前記中間
    壁と内側支柱の間を通し、前記内溝から結線側に戻すよ
    うにしてなることを特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】 固定子鉄心の継鉄部から略I字型の歯部
    を等間隔に設け、 この略I字型の歯部の一つ置きの基端より両側に対称な
    略コ字型の歯部を設け、同略コ字型の歯部の内側と外側
    に、夫々内溝と外溝を形成し、 これらの溝に、 結線側及び渡り線側の前記外溝と内溝の間に中間壁と、
    内周部に内隔壁と、渡り線側の前記内隔壁より内側で前
    記内溝と内溝の間に内側支柱と、前記中間壁と中間壁の
    間に中間支柱と、結線側の外周部と前記中間壁との間
    に、前記略コ字型の歯部に沿って、巻線の接続用の端子
    をその先端に備えた右、中央、左の端子支柱を形成して
    巻線の案内路を構成したインシュレータを装着し、 外側巻線を、前記外溝から次の外溝の間に巻装し、次い
    で、内側巻線を、前記内溝から次の内溝の間に巻装し、
    そして前記内側巻線を、渡り線側の前記内溝から、それ
    に隣接した前記中間壁と内側支柱の間及び中間支柱の外
    側を通り次の内溝に導入し、同内溝から次の内溝の間に
    次の内側巻線を巻装し、それらの巻線の端末を前記端子
    に接続してなる電動機において、 前記内側巻線の端末を、さらに渡り線側の次の前記中間
    壁と内側支柱の間を通し、前記内溝から結線側に戻すよ
    うにしてなることを特徴とする電動機。
  3. 【請求項3】 前記結線側に戻す内溝が、前記内側巻線
    を巻装した内溝であることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の電動機。
  4. 【請求項4】 前記結線側に戻す内溝が、前記内側巻線
    を巻装した内溝の次の内溝であることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の電動機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009303420A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Asmo Co Ltd ステータ、モータ及びステータの製造方法

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