JPH09307779A - 保護回路 - Google Patents

保護回路

Info

Publication number
JPH09307779A
JPH09307779A JP12295596A JP12295596A JPH09307779A JP H09307779 A JPH09307779 A JP H09307779A JP 12295596 A JP12295596 A JP 12295596A JP 12295596 A JP12295596 A JP 12295596A JP H09307779 A JPH09307779 A JP H09307779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
flyback
horizontal deflection
microcomputer
input terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12295596A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Sasaki
幹雄 佐々木
Akira Hachiman
彰 八幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP12295596A priority Critical patent/JPH09307779A/ja
Publication of JPH09307779A publication Critical patent/JPH09307779A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Television Scanning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平偏向電流が流れる水平偏向回路の断線や
部品のオープン時に、検出して電源を切り回路を保護す
る。 【解決手段】 フライバックパルスの振幅をフライバッ
クパルス検出回路3により取り出して比較回路4の第1
の入力端子に接続し、前記比較回路4の第2の入力端子
に基準電圧を与え、前記比較回路4の出力電圧を検出す
るマイコン5を備えた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機の水平偏向回路の断線や部品のオープン時に、フライ
バックパルスの振幅を検出して電源を切る等の処理を行
う保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機の水平偏向回路の概
要は図4のように構成されており、その動作については
NHKテレビ技術教科書(上)で詳しく述べられてい
る。
【0003】図4において、符号1はブラウン管、2は
ABL回路、Tはフライバック、LHは水平偏向コイ
ル、Qは水平出力トランジタ、Dはダンパーダイオー
ド、Cは共振コンデンサである。以下にその動作につい
て説明する。
【0004】水平出力トランジスタQがオンすると電源
+Bより水平偏向コイルLHとフライバックTの1次巻
線L1を通して水平トランジスタQにコレクタ電流が流
れる。水平偏向コイルに流れる電流は水平偏向電流とな
り、ブラウン管1に水平偏向磁界を発生する。水平出力
トランジスタQがオフすると水平偏向コイルLHとフラ
イバックTの1次巻線L1に蓄えられていたエネルギー
は共振コンデンサCを通して放出し、この時水平出力ト
ランジスタのコレクタには図4のV1のようなフライバ
ックパルスが発生する。
【0005】フライバックパルスが終了するとダンパー
ダイオードDがオンする。フライバックトランスの2次
側には高圧巻線L2、ヒーター巻線L3があり、高圧巻
線L2には前述のフライバックパルスV1を昇圧した高
圧が発生しブラウン管1のアノードに供給される。
【0006】また、ヒーター巻線L3にはL1とL3の
巻線比に応じたフライバックパルスが図3のV3のよう
に発生し、ブラウン管1のヒーター電圧として供給され
る。
【0007】ABL回路2はブラウン管1のアノード電
流か流れすぎないように制限する回路であり、フライバ
ックトランスの高圧巻線L2に接続されている。
【0008】
【発明が解決しようする課題】以上のように構成された
従来の水平偏向回路では、水平偏向コイルLHとフライ
バックトランスの1次巻線L1は並列接続されているの
で、水平偏向コイルLHの巻線オープンや、水平偏向電
流が流れる回路の断線等の異常が生じても、フライバッ
クトランスの1次巻線を通して水平出力トランジスタは
動作しつづけ、ブラウン管1のアノード電圧は低下する
が供給される。
【0009】水平偏向コイルLHがオープンすると水平
偏向電流が流れなくなり、ブラウン管1の蛍光体にアノ
ード電流が集中し蛍光体が焼き付く可能性がある。
【0010】また、従来の水平偏向回路ではABL回路
2でブラウン管1のアノード電流を制限しているもの
の、制限能力を越えるような故障やABL回路2に故障
が発生するとブラウン管1にアノード電流が流れすぎブ
ラウン管1が損傷する可能性もありうるという第2の課
題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために、本発明の保護回路は第1の構成では、フライ
バックパルスの振幅を検出回路により取り出して比較回
路の第1の入力端子に接続し、前記比較回路の第2の入
力端子に基準電圧を与え、前記比較回路の出力電圧を検
出するマイコンを備えている。
【0012】また、第2の課題を解決するために第1の
保護回路において、フライバックトランスの高圧巻線端
子と比較回路の第1の入力端子との間にツェナーダイオ
ードを接続するように構成している。
【0013】本発明は上記の構成によって、第1の構成
ではフライバックパルスの振幅を検出回路により取り出
して比較回路の第1の入力端子に接続し、前記比較回路
の第2の入力端子に基準電圧を与え、前記比較回路の出
力電圧を検出するマイコンを備えることで水平偏向コイ
ルLHの巻線オープンや、水平偏向電流が流れる回路の
断線等の異常が生じてもマイコンが異常を検出すること
ができ、電源を切る等の処置を行うことが出来る。
【0014】第2の構成ではブラウン管のアノード電流
が流れすぎた時、第1の構成と同様にマイコンの異常検
出により電源を切る等の処置を行うことが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、水平偏向電流が流れる水平偏向回路の断線や部品の
オープン時に、フライバックパルスの振幅を検出して電
源を切る等の処置を行うことを特徴とする保護回路とし
たもので、マイコンの異常検出により電源を切る等の処
置を行うことが出来るという作用を有する。
【0016】請求項2に記載の発明は、フライバックパ
ルスの振幅を検出回路により取り出して比較回路の第1
の入力端子に接続し、前記比較回路の第2の入力端子に
基準電圧を与え、前記比較回路の出力電圧を検出するマ
イコンを備えたことを特徴とする保護回路としたもの
で、マイコンの異常検出により電源を切る等の処置を行
うことが出来るという作用を有する。
【0017】請求項3に記載の発明は、保護回路におい
て、フライバックトランスの高圧巻線端子と比較回路の
第1の入力端子との間にツェナーダイオードを接続する
ように構成したことを特徴とする請求項2記載の保護回
路としたもので、マイコンの異常検出により電源を切る
等の処置を行うことが出来るという作用を有する。
【0018】以下本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
保護回路の構成図である。図1において、符号1はブラ
ウン管、2はABL回路、Tはフライバック、LHは水
平偏向コイル、Qは水平出力トランジタ、Dはダンパー
ダイオード、Cは共振コンデンサである。
【0019】これらの動作については従来例と同じであ
るので説明を省略する。3はフライバックパルスの検出
回路でダイオードD1、コンデンサC1、抵抗R1で構
成されている。4は比較回路で第1の入力端子には検出
回路2の出力が接続され、第2の入力端子には基準電圧
VRが接続されている。4はマイコンで検出回路4の出
力により水平偏向回路の異常を検出して電源を切る等の
処置を行う。
【0020】フライバックトランスTの1次巻線L1と
ヒーター巻線L3の巻線比により分圧したフライバック
パルスは、ダイオードD1とコンデンサC1により平滑
された後、抵抗R1を通して比較回路4の第1の入力端
子に与えられる。
【0021】水平偏向回路が正常に動作している時は検
出回路3の入力信号は図4のV3のようパルスになって
おり、検出回路3の出力電圧はパルスの波高値を示す直
流電圧となり基準電圧VRをこの波高値より低くしてお
けば比較回路4の出力はLOWとなる。
【0022】水平偏向コイルのオープン等の異常が生じ
ると水平出力トランジスタQはフライバックトランスの
1次巻線L1だけを通して動作するのでコレクタ電流が
減少し、発生するコレクタパルスは図3のV1’のよう
にフライバックパルスのパルス幅が広がり波高値が低下
する。従って、フライバックトランスTのヒーター巻線
L3の両端に発生するフライバックパルスも図3のV
3’のようにパルス幅が広がり波高値が低下する。基準
電圧VRをV3’の波高値よりも高くしておけば比較回
路4の出力電圧はHIGHとなりマイコン5はその異常
状態を検出することができる。マイコン5は異常検出に
よりテレビジョン受像機の電源を切る等の処置を行う。
【0023】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2における保護回路の構成図である。実施の形態1と
の相違は、ツェナーダイオードD2をABL回路2の入
力端子と比較回路4の第1の入力端子に接続しているこ
とであり、その他の構成については第1の実施例、並び
に従来例と同じであるので説明を省略する。ブラウン管
1にアノード電流が流れすぎるとツェナーダイオードD
2がオンして、ツェナーダイオードD2を流れる電流に
より比較回路4の第1の入力端子電圧は第2入力端子に
接続された基準電圧VRより低下し比較回路4の出力電
圧はHIGHとなる。マイコン5は実施例1と同様にテ
レビジョン受像機の電源を切る等の処置を行う。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明のテレビジョン受像
機の保護回路は、実施の形態1によれば、フライバック
パルスの振幅を検出回路により取り出して比較回路の第
1の入力端子に接続し、前記比較回路の第2の入力端子
に基準電圧を与え、前記比較回路の出力電圧を検出する
マイコンを備えることで水平偏向コイルのオープン等の
異常時にテレビジョン受像機の電源を切る等の処置を行
いブラウン管の損傷を防ぐことができる。
【0025】実施の形態2では、フライバックトランス
の高圧巻線端子と比較回路の第1の入力端子との間にツ
ェナーダイオードを接続するように構成することでブラ
ウン管のアノード電流が異常に流れた時、実施例1と同
様にテレビジョン受像機の電源を切る等の処置を行いブ
ラウン管の損傷を防ぐことができる。
【0026】また、アノード電流が異常に流れた状態で
は、水平出力トランジスタのコレクタ電流も増大し、電
源回路の負荷としても増大するので、それらの回路や部
品の故障も防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における保護回路の構成
【図2】本発明の実施の形態2における保護回路の構成
【図3】本発明の第1の実施例における保護回路の動作
説明図
【図4】従来の水平偏向回路の構成図
【符号の説明】
1 ブラウン管 2 ABL回路 3 フライバックパルス検出回路 4 比較回路 5 マイコン LH 水平偏向コイル C 共振コンデンサ D ダンパーダイオード Q 水平出力トランジスタ D1 ダイオード D2 ツェナーダイオード C1 コンデンサ R1 抵抗 VR 基準電圧

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平偏向電流が流れる水平偏向回路の断
    線や部品のオープン時に、フライバックパルスの振幅を
    検出して電源を切る等の処置を行うことを特徴とする保
    護回路。
  2. 【請求項2】 フライバックパルスの振幅を検出回路に
    より取り出して比較回路の第1の入力端子に接続し、前
    記比較回路の第2の入力端子に基準電圧を与え、前記比
    較回路の出力電圧を検出するマイコンを備えたことを特
    徴とする保護回路。
  3. 【請求項3】 保護回路において、フライバックトラン
    スの高圧巻線端子と比較回路の第1の入力端子との間に
    ツェナーダイオードを接続するように構成したことを特
    徴とする請求項2記載の保護回路。
JP12295596A 1996-05-17 1996-05-17 保護回路 Pending JPH09307779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12295596A JPH09307779A (ja) 1996-05-17 1996-05-17 保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12295596A JPH09307779A (ja) 1996-05-17 1996-05-17 保護回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09307779A true JPH09307779A (ja) 1997-11-28

Family

ID=14848770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12295596A Pending JPH09307779A (ja) 1996-05-17 1996-05-17 保護回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09307779A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990055698A (ko) * 1997-12-27 1999-07-15 김영환 수평출력 트랜지스터 보호장치 및 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990055698A (ko) * 1997-12-27 1999-07-15 김영환 수평출력 트랜지스터 보호장치 및 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3784838B2 (ja) スイッチ電源
US5917716A (en) Switching mode power supplier having function of protecting circuit from abnormal voltage
US5617013A (en) Power supply with power factor correction and protection against failures of the power factor correction
CN100414826C (zh) 开关式交流附加电路
JP3880071B2 (ja) 電源
JP2001503960A (ja) 補助電源用の高速リセット回路
KR100522017B1 (ko) 스위칭 전원 장치용 오류 제어 회로
KR100282497B1 (ko) Crt 보호 회로
TW200937789A (en) Error detecting circuit and error detcting method for detecting error of current-sensing resistor, and power converting system applying the error detecting circuit
US6449180B1 (en) World wide power supply apparatus that includes a relay switch voltage doubling circuit
JPH09307779A (ja) 保護回路
US4885509A (en) High voltage generating apparatus for supplying high voltage to cathode ray tube
CA1048638A (en) Hysteresis voltage supply for deflection synchronizing waveform generator
US6121759A (en) Arrangement of switched-mode power supplies connected in parallel without a separation diode
JPH07213060A (ja) スイッチング電源装置
JPH05336652A (ja) 電子機器の電源保護回路
JP2000134924A (ja) 電源回路
JPH10304662A (ja) スイッチング電源装置
JP3622908B2 (ja) 受像機の短絡保護装置
JP2508211B2 (ja) 高圧トランス保護回路
JPH04225682A (ja) テレビジョン受信機用高圧発生回路
JP3077171B2 (ja) 高圧電源装置
JPS63269686A (ja) 偏向装置
KR0125022Y1 (ko) 고전압 보호회로
JPH07298620A (ja) 直流高電圧電源装置