JPH09306281A - 住宅設備機器用スイッチ装置 - Google Patents
住宅設備機器用スイッチ装置Info
- Publication number
- JPH09306281A JPH09306281A JP11644296A JP11644296A JPH09306281A JP H09306281 A JPH09306281 A JP H09306281A JP 11644296 A JP11644296 A JP 11644296A JP 11644296 A JP11644296 A JP 11644296A JP H09306281 A JPH09306281 A JP H09306281A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- transmission
- housing
- unit
- switch device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作部材の移動距離(操作ストローク)が短
く、かつ小型であり、さらに、取り付け、取り外しを容
易に行うことができる住宅機器用スイッチ装置の提供。 【解決手段】 押し釦15の矢印90方向への押圧を伝
達力点P1に受け、伝達部材16は回動軸16Jを中心
に矢印92方向に回動し、伝達作用点P2を通じて可動
片25、可動部材24を押圧する。伝達力点P1と伝達
作用点P2の位置関係によって、スイッチ機構部20固
有のスイッチ切り換えストロークより押し釦15の操作
ストロークを短くすることができる。これにより、防水
シート10を貼ることができる。
く、かつ小型であり、さらに、取り付け、取り外しを容
易に行うことができる住宅機器用スイッチ装置の提供。 【解決手段】 押し釦15の矢印90方向への押圧を伝
達力点P1に受け、伝達部材16は回動軸16Jを中心
に矢印92方向に回動し、伝達作用点P2を通じて可動
片25、可動部材24を押圧する。伝達力点P1と伝達
作用点P2の位置関係によって、スイッチ機構部20固
有のスイッチ切り換えストロークより押し釦15の操作
ストロークを短くすることができる。これにより、防水
シート10を貼ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅設備機器用スイ
ッチ装置の構造に関し、特にオルタネイト型(自己保持
型)の住宅設備機器用スイッチ装置に関する。
ッチ装置の構造に関し、特にオルタネイト型(自己保持
型)の住宅設備機器用スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅設備機器用スイッチ装置は炊事場や
浴場、洗面場など水周りで使用されることが多い。この
場合、濡れた手でスイッチ装置を操作しなければならな
いことも十分考えられるため、防水を施す必要がある。
この防水の手段として防水シートが用いられている。こ
の防水シートはスイッチ装置の操作面を覆うように被せ
られる。
浴場、洗面場など水周りで使用されることが多い。この
場合、濡れた手でスイッチ装置を操作しなければならな
いことも十分考えられるため、防水を施す必要がある。
この防水の手段として防水シートが用いられている。こ
の防水シートはスイッチ装置の操作面を覆うように被せ
られる。
【0003】ここで、スイッチの操作ストロークが長い
と、スイッチを押込んだときに防水シートにたるみがで
きる等、支障が生じる。したがって、あまり操作ストロ
ークが長いスイッチは使用できない。
と、スイッチを押込んだときに防水シートにたるみがで
きる等、支障が生じる。したがって、あまり操作ストロ
ークが長いスイッチは使用できない。
【0004】このため従来の住宅設備機器用スイッチ装
置として、たとえば図13に示すようなスイッチ装置が
用いられている。図13はスイッチ装置の断面図であ
る。スイッチには、タクティールスイッチ51が使用さ
れている。
置として、たとえば図13に示すようなスイッチ装置が
用いられている。図13はスイッチ装置の断面図であ
る。スイッチには、タクティールスイッチ51が使用さ
れている。
【0005】このタクティールスイッチ51の詳細を図
14Aに示す。図14Aのタクティールスイッチ51で
は、矢印95方向から操作力が働くとスイッチケース6
1内の凸状のさらばね62が凹状に変化する。これによ
って、点Fと点Gが接してスイッチをオン状態にする
(破線の状態)。操作力が取り除かれると、直ちにさら
ばね62は自己の復帰力によって元の凸状態に復帰す
る。
14Aに示す。図14Aのタクティールスイッチ51で
は、矢印95方向から操作力が働くとスイッチケース6
1内の凸状のさらばね62が凹状に変化する。これによ
って、点Fと点Gが接してスイッチをオン状態にする
(破線の状態)。操作力が取り除かれると、直ちにさら
ばね62は自己の復帰力によって元の凸状態に復帰す
る。
【0006】また、図14Aのタクティールスイッチ5
1の代わりに図14Bのメンブレンスイッチ69が用い
られることもある。図14Bのメンブレンスイッチ69
は、弾性を有する部材66に電極67を付け、相対して
設置する。両者はスペーサー68によってある間隔を保
っている。ここに、矢印95方向から操作力が働くと、
部材66がたわんで点Jと点Kが接し、スイッチがオン
状態になる(破線の状態)。操作力が取り除かれると、
直ちに部材66の弾性力によって元の状態に復帰する。
1の代わりに図14Bのメンブレンスイッチ69が用い
られることもある。図14Bのメンブレンスイッチ69
は、弾性を有する部材66に電極67を付け、相対して
設置する。両者はスペーサー68によってある間隔を保
っている。ここに、矢印95方向から操作力が働くと、
部材66がたわんで点Jと点Kが接し、スイッチがオン
状態になる(破線の状態)。操作力が取り除かれると、
直ちに部材66の弾性力によって元の状態に復帰する。
【0007】このようにタクティールスイッチ51(図
14A)やメンブレンスイッチ69(図14B)を用い
ることによって短い操作ストロークでスイッチ入力する
ことが可能になり、防水シート57(図13)を施して
も支障が生じることはない。
14A)やメンブレンスイッチ69(図14B)を用い
ることによって短い操作ストロークでスイッチ入力する
ことが可能になり、防水シート57(図13)を施して
も支障が生じることはない。
【0008】また、住宅設備機器用スイッチ装置は、一
般にはオルタネイト型(自己保持型)でなければ都合が
悪い。オルタネイト型のスイッチ装置とは、一度スイッ
チ入力が行われると、以後、オン状態をスイッチ内部で
保持し、次のスイッチ入力によってオフ状態に復帰する
タイプのスイッチである。
般にはオルタネイト型(自己保持型)でなければ都合が
悪い。オルタネイト型のスイッチ装置とは、一度スイッ
チ入力が行われると、以後、オン状態をスイッチ内部で
保持し、次のスイッチ入力によってオフ状態に復帰する
タイプのスイッチである。
【0009】図13に示すスイッチ装置には、自己保持
用プリント基板55が設けられている。
用プリント基板55が設けられている。
【0010】タクティールスイッチ51は、表示発光部
52とともにスイッチ用プリント基板54上に電気的に
接続されている。スイッチ用プリント基板54と自己保
持用プリント基板55はケーブル59によって接続され
ている。またスイッチ用プリント基板54と自己保持用
プリント基板55は取り付けネジ58によってパネル5
3の内部側よりパネル53に取り付けられている。
52とともにスイッチ用プリント基板54上に電気的に
接続されている。スイッチ用プリント基板54と自己保
持用プリント基板55はケーブル59によって接続され
ている。またスイッチ用プリント基板54と自己保持用
プリント基板55は取り付けネジ58によってパネル5
3の内部側よりパネル53に取り付けられている。
【0011】パネル53の内部側でスイッチ用プリント
基板54、自己保持用プリント基板55はカバー56で
覆われている。このカバー56はパネル53に取り付け
られている。パネル53の外部側表面は防水シート57
で覆われている。自己保持用プリント基板55は、タク
ティールスイッチ51の開閉状態を記憶する自己保持回
路を備えている。
基板54、自己保持用プリント基板55はカバー56で
覆われている。このカバー56はパネル53に取り付け
られている。パネル53の外部側表面は防水シート57
で覆われている。自己保持用プリント基板55は、タク
ティールスイッチ51の開閉状態を記憶する自己保持回
路を備えている。
【0012】いまスイッチ装置がオフ状態であるとし、
表示発光部52が発光していないとする。この状態か
ら、防水シート57を介してタクティールスイッチ51
を矢印95方向に操作力を加えて押圧する。これによ
り、タクティールスイッチ51が作動し、電気信号が発
生する。当該電気信号はスイッチ用プリント基板54を
通して表示発光部52に伝達され、表示発光部52が発
光する。
表示発光部52が発光していないとする。この状態か
ら、防水シート57を介してタクティールスイッチ51
を矢印95方向に操作力を加えて押圧する。これによ
り、タクティールスイッチ51が作動し、電気信号が発
生する。当該電気信号はスイッチ用プリント基板54を
通して表示発光部52に伝達され、表示発光部52が発
光する。
【0013】また同時に当該電気信号はケーブル59を
経由して自己保持用プリント基板55に伝達される。こ
の信号によって、自己保持用プリント基板55はオン状
態を保持する。これによって、タクティールスイッチ5
1に対する押圧を放しても、オン状態が保持される。
経由して自己保持用プリント基板55に伝達される。こ
の信号によって、自己保持用プリント基板55はオン状
態を保持する。これによって、タクティールスイッチ5
1に対する押圧を放しても、オン状態が保持される。
【0014】そして、もう一度、タクティールスイッチ
51を矢印95方向に押圧すると、タクティールスイッ
チ51が作動し、電気信号が発生する。当該電気信号は
スイッチ用プリント基板54を通して表示発光部52に
伝達され、表示発光部52は発光を停止する。また同時
にこの電気信号はケーブル59を経由して自己保持用プ
リント基板55に伝達される。この信号を受けて、自己
保持回路はオン状態からオフ状態に切り換える。
51を矢印95方向に押圧すると、タクティールスイッ
チ51が作動し、電気信号が発生する。当該電気信号は
スイッチ用プリント基板54を通して表示発光部52に
伝達され、表示発光部52は発光を停止する。また同時
にこの電気信号はケーブル59を経由して自己保持用プ
リント基板55に伝達される。この信号を受けて、自己
保持回路はオン状態からオフ状態に切り換える。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の住宅設備機
器用スイッチ装置には次のような欠点があった。まず、
スイッチ装置内に、自己保持用プリント基板55を設け
る必要があり、スイッチ装置全体が大きくなるという問
題がある。特に、住宅設備に用いるスイッチ装置は取り
付けスペースの関係上、可能な限り小さい方が望まし
い。
器用スイッチ装置には次のような欠点があった。まず、
スイッチ装置内に、自己保持用プリント基板55を設け
る必要があり、スイッチ装置全体が大きくなるという問
題がある。特に、住宅設備に用いるスイッチ装置は取り
付けスペースの関係上、可能な限り小さい方が望まし
い。
【0016】このため、自己保持用プリント基板55を
除去し、タクティールスイッチ51の代わりに一般的な
押し釦スイッチ(オルタネイト型)を使用することが考
えられる。このオルタネイト型の一般的な押し釦スイッ
チを用いれば、機械的に自己保持を行うので 、自己保
持用プリント基板55を不要とすることができる。
除去し、タクティールスイッチ51の代わりに一般的な
押し釦スイッチ(オルタネイト型)を使用することが考
えられる。このオルタネイト型の一般的な押し釦スイッ
チを用いれば、機械的に自己保持を行うので 、自己保
持用プリント基板55を不要とすることができる。
【0017】しかし、このような押し釦スイッチは、外
部からの操作力を機械的部材を介して接点の切り換えを
行う。このため、押し釦スイッチではある程度長い操作
ストロークが必要である。このため、操作面上に防水シ
ートを設けた場合、上述のように支障が生じる。
部からの操作力を機械的部材を介して接点の切り換えを
行う。このため、押し釦スイッチではある程度長い操作
ストロークが必要である。このため、操作面上に防水シ
ートを設けた場合、上述のように支障が生じる。
【0018】また従来の住宅設備機器用スイッチ装置で
はパネル53の内部からスイッチ用プリント基板54お
よび自己保持用プリント基板55が個々に取り付けられ
ている。したがって、スイッチ装置の取り付け、取り外
しに手間がかかるという問題がある。
はパネル53の内部からスイッチ用プリント基板54お
よび自己保持用プリント基板55が個々に取り付けられ
ている。したがって、スイッチ装置の取り付け、取り外
しに手間がかかるという問題がある。
【0019】そこで本発明は、操作部の移動距離(操作
ストローク)が短く、かつ小型であり、さらに、取り付
け、取り外しを容易に行うことができる住宅設備機器用
スイッチ装置の提供を目的とする。
ストローク)が短く、かつ小型であり、さらに、取り付
け、取り外しを容易に行うことができる住宅設備機器用
スイッチ装置の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る住宅設備
機器用スイッチ装置は、スイッチに、住宅設備機器パネ
ルに取り付けられる取り付け板を設けて構成される住宅
設備機器用スイッチ装置であって、前記取り付け板に
は、操作領域が形成されており、前記スイッチは、前記
取り付け板に一体的に設けられた筐体、前記筐体に収納
された操作部材であって、前記操作領域に相対して位置
しており、当該操作領域を通じて外部からの操作力を受
けて筐体内で移動する操作部材、前記筐体に収納されて
おり、可動部材の移動に応じて接点切り換え動作を行う
切り換え部、前記筐体内に位置しており、前記操作部材
の移動を前記可動部材に伝達する伝達部材であって、前
記筐体内壁部に形成される伝達支点を中心として回動可
能に保持されている伝達部材、外部からの操作力に反す
る方向に操作部材を付勢する付勢部材であって、前記可
動部材の移動からは独立して操作部材を付勢する付勢部
材、を備えており、前記伝達部材は、前記操作部材の移
動を伝達力点に受けて回動し、当該回動による移動を伝
達作用点を通じて前記可動部材に伝達し、前記伝達支点
から前記伝達力点までの距離は、前記伝達支点から前記
伝達作用点までの距離より短く、前記切り換え部は、前
記可動部材の移動に応じて接点切り換え動作を行ったと
き、操作部材に対する外部からの次回の操作力を受ける
まで当該接点切り換え状態を保持する、ことを特徴とし
ている。
機器用スイッチ装置は、スイッチに、住宅設備機器パネ
ルに取り付けられる取り付け板を設けて構成される住宅
設備機器用スイッチ装置であって、前記取り付け板に
は、操作領域が形成されており、前記スイッチは、前記
取り付け板に一体的に設けられた筐体、前記筐体に収納
された操作部材であって、前記操作領域に相対して位置
しており、当該操作領域を通じて外部からの操作力を受
けて筐体内で移動する操作部材、前記筐体に収納されて
おり、可動部材の移動に応じて接点切り換え動作を行う
切り換え部、前記筐体内に位置しており、前記操作部材
の移動を前記可動部材に伝達する伝達部材であって、前
記筐体内壁部に形成される伝達支点を中心として回動可
能に保持されている伝達部材、外部からの操作力に反す
る方向に操作部材を付勢する付勢部材であって、前記可
動部材の移動からは独立して操作部材を付勢する付勢部
材、を備えており、前記伝達部材は、前記操作部材の移
動を伝達力点に受けて回動し、当該回動による移動を伝
達作用点を通じて前記可動部材に伝達し、前記伝達支点
から前記伝達力点までの距離は、前記伝達支点から前記
伝達作用点までの距離より短く、前記切り換え部は、前
記可動部材の移動に応じて接点切り換え動作を行ったと
き、操作部材に対する外部からの次回の操作力を受ける
まで当該接点切り換え状態を保持する、ことを特徴とし
ている。
【0021】請求項2に係る住宅設備機器用スイッチ装
置は、請求項1に係る住宅設備機器用スイッチ装置にお
いて、前記取り付け板には表示光を投光させる表示領域
が形成されている、ことを特徴としている。
置は、請求項1に係る住宅設備機器用スイッチ装置にお
いて、前記取り付け板には表示光を投光させる表示領域
が形成されている、ことを特徴としている。
【0022】請求項3に係る住宅設備機器用スイッチ装
置は、請求項2に係る住宅設備機器用スイッチ装置にお
いて、前記取り付け板の外部側に設けられた防水シー
ト、前記取り付け坂の表示領域に相対して位置する表示
発光部、前記切り換え部の接点切り換え動作に基づいて
当該切り換え部から電気信号を受け、所定の電気的処理
を行う回路部、前記取り付け板に固定されているユニッ
トケースであって、前記スイッチ、前記表示発光部、お
よび前記回路部を覆って設けられるユニットケース、を
備えたことを特徴としている。
置は、請求項2に係る住宅設備機器用スイッチ装置にお
いて、前記取り付け板の外部側に設けられた防水シー
ト、前記取り付け坂の表示領域に相対して位置する表示
発光部、前記切り換え部の接点切り換え動作に基づいて
当該切り換え部から電気信号を受け、所定の電気的処理
を行う回路部、前記取り付け板に固定されているユニッ
トケースであって、前記スイッチ、前記表示発光部、お
よび前記回路部を覆って設けられるユニットケース、を
備えたことを特徴としている。
【0023】
【発明の効果】請求項1に係る住宅設備機器用スイッチ
装置においては、伝達部材は、伝達支点を中心として回
動可能に保持されている。そして、この伝達部材は、操
作部材の移動を伝達力点に受けて回動し、この回動を伝
達作用点を通じて切り換え部の可動部に伝達する。ま
た、伝達支点から伝達力点までの距離は、伝達支点から
伝達作用点までの距離より短い。このため、操作部材の
移動距離を短くすることができ、操作性を向上させるこ
とができる。
装置においては、伝達部材は、伝達支点を中心として回
動可能に保持されている。そして、この伝達部材は、操
作部材の移動を伝達力点に受けて回動し、この回動を伝
達作用点を通じて切り換え部の可動部に伝達する。ま
た、伝達支点から伝達力点までの距離は、伝達支点から
伝達作用点までの距離より短い。このため、操作部材の
移動距離を短くすることができ、操作性を向上させるこ
とができる。
【0024】また、スイッチの切り換え部は、可動部の
移動に応じて接点切り換え動作を行ったとき、操作部材
に対する外部からの次回の操作力を受けるまで当該接点
切り換え状態を保持する。
移動に応じて接点切り換え動作を行ったとき、操作部材
に対する外部からの次回の操作力を受けるまで当該接点
切り換え状態を保持する。
【0025】このように、スイッチの切り換え部が接点
切り換え状態を保持するので、自己保持用のプリント基
板を不要とすることができ、住宅設備機器用スイッチ装
置を小型化することができる。
切り換え状態を保持するので、自己保持用のプリント基
板を不要とすることができ、住宅設備機器用スイッチ装
置を小型化することができる。
【0026】請求項2に係る住宅設備機器用スイッチ装
置においては、前記取り付け板には表示光を投光する表
示領域が形成されている。したがって、スイッチの動作
状況を確認するための表示発光部を設けることができ
る。
置においては、前記取り付け板には表示光を投光する表
示領域が形成されている。したがって、スイッチの動作
状況を確認するための表示発光部を設けることができ
る。
【0027】請求項3に係る住宅設備機器用スイッチ装
置においては、請求項2に係る住宅設備機器用スイッチ
装置に加えて、防水シート、表示発光部、回路部、ユニ
ットカバーが一体となってユニットを形成している。
置においては、請求項2に係る住宅設備機器用スイッチ
装置に加えて、防水シート、表示発光部、回路部、ユニ
ットカバーが一体となってユニットを形成している。
【0028】このように、一体となったユニットを形成
しているため、取り付け、取り外しを容易に行うことが
できる。
しているため、取り付け、取り外しを容易に行うことが
できる。
【0029】
[第1の実施形態]本発明に係る住宅設備機器用スイッ
チ装置の第1の実施形態を図1に示す。図1Aは正面図
であり、図1Bは側面図である。取り付け板2には、操
作領域としてのスイッチ用嵌合孔7、表示領域としての
表示孔8が形成されている。またネジ孔9が両端部に形
成されている。
チ装置の第1の実施形態を図1に示す。図1Aは正面図
であり、図1Bは側面図である。取り付け板2には、操
作領域としてのスイッチ用嵌合孔7、表示領域としての
表示孔8が形成されている。またネジ孔9が両端部に形
成されている。
【0030】取り付け板2の下方にはスイッチの筐体1
2が位置している。スイッチの操作部材である押し釦1
5は、上述のスイッチ用嵌合孔7から操作可能に露出し
ている。なお、図1Aに示す操作面上に、全体に防水シ
ート10が貼り付けられ、スイッチの押し釦15もこの
防水シート10によって覆われる。
2が位置している。スイッチの操作部材である押し釦1
5は、上述のスイッチ用嵌合孔7から操作可能に露出し
ている。なお、図1Aに示す操作面上に、全体に防水シ
ート10が貼り付けられ、スイッチの押し釦15もこの
防水シート10によって覆われる。
【0031】以下に、スイッチについて詳細を示す。図
2〜図4は図1のII−II断面図である。図2はスイッチ
オフ状態、図3はスイッチ入力状態(ストローク最下点
位置)、図4はオン状態(オルタネイト・ロック位置)
を示す。図5は動作原理を示す概念図である。
2〜図4は図1のII−II断面図である。図2はスイッチ
オフ状態、図3はスイッチ入力状態(ストローク最下点
位置)、図4はオン状態(オルタネイト・ロック位置)
を示す。図5は動作原理を示す概念図である。
【0032】また、図6〜図9は図1のVI−VI断面図で
ある。図6はスイッチオフ状態、図7はスイッチ入力状
態(ストローク最下点位置)、図8はオン状態(オルタ
ネイト・ロック位置)、図9はスイッチ入力状態(スト
ローク最下点位置)を示す。
ある。図6はスイッチオフ状態、図7はスイッチ入力状
態(ストローク最下点位置)、図8はオン状態(オルタ
ネイト・ロック位置)、図9はスイッチ入力状態(スト
ローク最下点位置)を示す。
【0033】図2、図3、図4に示すように、筐体12
内には押し釦15が収納されており、押し釦15は上記
の筐体12内で矢印90、91方向に移動可能に保持さ
れている。また、押し釦15の内側には突出部15Tが
形成されている。筐体12の後端部には切り換え部であ
るスイッチ機構部20が設けられている。
内には押し釦15が収納されており、押し釦15は上記
の筐体12内で矢印90、91方向に移動可能に保持さ
れている。また、押し釦15の内側には突出部15Tが
形成されている。筐体12の後端部には切り換え部であ
るスイッチ機構部20が設けられている。
【0034】スイッチ機構部20はスイッチ切り換え用
の可動部材24を有している。そして、スイッチ機構部
20は、可動部材24の矢印90方向への移動を受け、
内部の接点切り換え動作を行い、端子21、22、23
の電気的接続を切り換えてスイッチをオン状態にする。
の可動部材24を有している。そして、スイッチ機構部
20は、可動部材24の矢印90方向への移動を受け、
内部の接点切り換え動作を行い、端子21、22、23
の電気的接続を切り換えてスイッチをオン状態にする。
【0035】なお可動部材24は、スイッチ機構部20
の付勢手段29によって常時、矢印91方向に付勢され
ている。また、スイッチ機構部20は、可動片25を介
して可動部材24が矢印90方向に押圧されスイッチ入
力された場合、押圧力の解除後も係合バー26と可動片
25との係合によって押圧状態を維持する。そして、次
のスイッチ入力を受けることによって、係合バー26と
可動片25との係合が解かれ、可動片25、可動部材2
4は矢印91方向に復帰する。
の付勢手段29によって常時、矢印91方向に付勢され
ている。また、スイッチ機構部20は、可動片25を介
して可動部材24が矢印90方向に押圧されスイッチ入
力された場合、押圧力の解除後も係合バー26と可動片
25との係合によって押圧状態を維持する。そして、次
のスイッチ入力を受けることによって、係合バー26と
可動片25との係合が解かれ、可動片25、可動部材2
4は矢印91方向に復帰する。
【0036】押し釦15とスイッチ機構部20との間に
は、伝達部材16が介在している。この伝達部材16は
筐体12に設けられた回動軸16Jに軸支されており、
伝達部材16はこの回動軸16Jを中心に矢印92、9
3方向に回動可能である。回動軸16Jが本実施形態に
おける伝達支点である。伝達部材16には上述の押し釦
15の突出部15Tが当接しており、この伝達部材16
と突出部15Tとの当接部分が伝達力点P1として形成
される。
は、伝達部材16が介在している。この伝達部材16は
筐体12に設けられた回動軸16Jに軸支されており、
伝達部材16はこの回動軸16Jを中心に矢印92、9
3方向に回動可能である。回動軸16Jが本実施形態に
おける伝達支点である。伝達部材16には上述の押し釦
15の突出部15Tが当接しており、この伝達部材16
と突出部15Tとの当接部分が伝達力点P1として形成
される。
【0037】伝達部材16の先端(自由端)近傍には可
動片25が当接している。伝達部材16と可動片25と
の当接部分が伝達作用点P2である。可動片25の先端
が上記スイッチ機構部20の可動部材24に当接してい
る。可動片25は可動部材24によって矢印91方向に
付勢されており、この可動片25を介して伝達部材16
は矢印93方向に付勢されている。さらに、伝達部材1
6によって押し釦15は矢印91方向に付勢されてい
る。
動片25が当接している。伝達部材16と可動片25と
の当接部分が伝達作用点P2である。可動片25の先端
が上記スイッチ機構部20の可動部材24に当接してい
る。可動片25は可動部材24によって矢印91方向に
付勢されており、この可動片25を介して伝達部材16
は矢印93方向に付勢されている。さらに、伝達部材1
6によって押し釦15は矢印91方向に付勢されてい
る。
【0038】また、伝達部材16と押し釦15との間に
付勢部材である復帰ばね27が設けられている。この復
帰ばね27はスイッチ機構部20の可動部材24からは
独立して押し釦15を矢印91方向に付勢する。また、
復帰ばね27は、伝達部材16を矢印92方向に付勢し
て、伝達部材16を可動片25に当接させる。
付勢部材である復帰ばね27が設けられている。この復
帰ばね27はスイッチ機構部20の可動部材24からは
独立して押し釦15を矢印91方向に付勢する。また、
復帰ばね27は、伝達部材16を矢印92方向に付勢し
て、伝達部材16を可動片25に当接させる。
【0039】図2に示すオフ状態から押し釦15を矢印
90方向に押圧してスイッチ入力した場合、この押圧を
受けて伝達部材16は矢印92方向に回動し、可動片2
5を介して可動部材24を矢印90方向に移動させる。
可動部材24の移動が限界に達した状態が図3であり、
スイッチ入力状態におけるストローク最下点位置であ
る。
90方向に押圧してスイッチ入力した場合、この押圧を
受けて伝達部材16は矢印92方向に回動し、可動片2
5を介して可動部材24を矢印90方向に移動させる。
可動部材24の移動が限界に達した状態が図3であり、
スイッチ入力状態におけるストローク最下点位置であ
る。
【0040】図5はこのスイッチのオン動作の際の動作
原理を示している。本実施形態においては、伝達支点
(回動軸16J)から伝達力点P1までの距離は、伝達
支点(回動軸16J)と伝達作用点P2までの距離より
短い。このため、伝達支点P2の移動量L2は伝達力点
P1の移動量L1よりも大きくなる。
原理を示している。本実施形態においては、伝達支点
(回動軸16J)から伝達力点P1までの距離は、伝達
支点(回動軸16J)と伝達作用点P2までの距離より
短い。このため、伝達支点P2の移動量L2は伝達力点
P1の移動量L1よりも大きくなる。
【0041】すなわち、スイッチ機構部20の固有のス
トローク(図5、移動量L2)よりも、操作ストローク
L1を小さくすることができる。これによって、スイッ
チの押し釦15を防水シート10で覆っても支障が生じ
ない。
トローク(図5、移動量L2)よりも、操作ストローク
L1を小さくすることができる。これによって、スイッ
チの押し釦15を防水シート10で覆っても支障が生じ
ない。
【0042】押し釦15に対する矢印90方向への押圧
を解除した場合、可動片25は若干矢印91方向に復帰
した後、スイッチ機構部20は係合バー26によって可
動片25の押圧状態を維持する。この状態が図4であ
り、スイッチ入力状態におけるオルタネイトロック位置
である。
を解除した場合、可動片25は若干矢印91方向に復帰
した後、スイッチ機構部20は係合バー26によって可
動片25の押圧状態を維持する。この状態が図4であ
り、スイッチ入力状態におけるオルタネイトロック位置
である。
【0043】本実施形態では付勢部材としての復帰ばね
27が設けられており、可動部材24からは独立して押
し釦15を矢印91方向へ付勢している。このため、可
動片25、可動部材24が矢印90方向に復帰しなくて
も、押し釦15は復帰ばね27の付勢を受けて確実に矢
印91方向に復帰する。
27が設けられており、可動部材24からは独立して押
し釦15を矢印91方向へ付勢している。このため、可
動片25、可動部材24が矢印90方向に復帰しなくて
も、押し釦15は復帰ばね27の付勢を受けて確実に矢
印91方向に復帰する。
【0044】そして、スイッチをオフにする場合は、再
度、押し釦15を矢印90方向に押圧してスイッチ入力
する。この押圧を受け可動片25は矢印90方向へ若干
移動し、図3の状態になる。そして、係合バー26と可
動片25との係合が解かれて可動片25、可動部材24
は矢印91方向に復帰し、図2に示すオフ状態に復帰す
る。
度、押し釦15を矢印90方向に押圧してスイッチ入力
する。この押圧を受け可動片25は矢印90方向へ若干
移動し、図3の状態になる。そして、係合バー26と可
動片25との係合が解かれて可動片25、可動部材24
は矢印91方向に復帰し、図2に示すオフ状態に復帰す
る。
【0045】続いて、図6、図7、図8、図9に基づい
て、スイッチ機構部20の動作時における、可動片25
と係合バー26との係合関係を説明する。
て、スイッチ機構部20の動作時における、可動片25
と係合バー26との係合関係を説明する。
【0046】可動片25の表面には係合用溝25aが形
成されている。そして、係合バー26の先端26aはL
字型に曲っており(図2ないし図4参照)、この曲った
先端26aが可動片25の係合用溝25a内に位置して
いる。図6はスイッチのオフ状態、すなわち図2の状態
を示している。この場合、可動片25は可動部材24に
よる付勢を受けて矢印91方向に移動した状態に位置し
ている。
成されている。そして、係合バー26の先端26aはL
字型に曲っており(図2ないし図4参照)、この曲った
先端26aが可動片25の係合用溝25a内に位置して
いる。図6はスイッチのオフ状態、すなわち図2の状態
を示している。この場合、可動片25は可動部材24に
よる付勢を受けて矢印91方向に移動した状態に位置し
ている。
【0047】そして、押し釦15が押圧されスイッチ入
力された場合、伝達部材16を介して可動片25も矢印
90方向に移動する。この際係合バー26の先端26a
は係合用溝25aに沿って移動し、一旦、移動場所H1
に位置する。係合バー26の先端26aが移動場所H1
に位置した状態が図7(図3に対応)であり、可動片2
5は移動可能範囲の最下点に位置する。この場合、可動
部材24は矢印90方向に押圧され、スイッチ機構部2
0がオン状態になる。
力された場合、伝達部材16を介して可動片25も矢印
90方向に移動する。この際係合バー26の先端26a
は係合用溝25aに沿って移動し、一旦、移動場所H1
に位置する。係合バー26の先端26aが移動場所H1
に位置した状態が図7(図3に対応)であり、可動片2
5は移動可能範囲の最下点に位置する。この場合、可動
部材24は矢印90方向に押圧され、スイッチ機構部2
0がオン状態になる。
【0048】図7に示す状態から押し釦15に対する押
圧を解除した場合、係合バー26の先端26aは移動場
所H2に移動し、図8に示す状態に位置する(図4に対
応)。これによって、可動片25の矢印90方向への押
圧状態が維持され可動片25は矢印91方向に復帰しな
い。なおこの場合、上述のように押し釦15は復帰ばね
27の付勢によって矢印91方向に復帰する。
圧を解除した場合、係合バー26の先端26aは移動場
所H2に移動し、図8に示す状態に位置する(図4に対
応)。これによって、可動片25の矢印90方向への押
圧状態が維持され可動片25は矢印91方向に復帰しな
い。なおこの場合、上述のように押し釦15は復帰ばね
27の付勢によって矢印91方向に復帰する。
【0049】図8に示す状態から押し釦15を再度、矢
印90方向に押圧しスイッチ入力した場合、これに応じ
て係合バー26の先端26aは一旦、移動場所H3に移
動する。この状態が図9である(図7の場合と同様可動
片25は最下点に位置する)。そして、押し釦15に対
する押圧を解除すると、係合バー26の先端26aは係
合用溝25aに沿って移動し、図6に示す状態に戻る。
これによって可動片25、可動部材24は矢印91方向
に復帰する。
印90方向に押圧しスイッチ入力した場合、これに応じ
て係合バー26の先端26aは一旦、移動場所H3に移
動する。この状態が図9である(図7の場合と同様可動
片25は最下点に位置する)。そして、押し釦15に対
する押圧を解除すると、係合バー26の先端26aは係
合用溝25aに沿って移動し、図6に示す状態に戻る。
これによって可動片25、可動部材24は矢印91方向
に復帰する。
【0050】[第2の実施形態]本発明に係る住宅設備
機器用スイッチ装置の第2の実施形態を図10に示す。
図10Aは正面図で、図10Bは側面図、図10Cは一
部断面を含む側面図である。
機器用スイッチ装置の第2の実施形態を図10に示す。
図10Aは正面図で、図10Bは側面図、図10Cは一
部断面を含む側面図である。
【0051】取り付け板2には、上記第1の実施形態と
同様に、操作領域としてのスイッチ用嵌合孔7、表示領
域としての表示孔8が形成されている。またネジ孔9が
形成されている。図10Aに示す操作面上には、全体に
防水シート10が貼られる。さらに、取り付け板2の下
方にスイッチの筐体12が位置しており、押し釦15が
スイッチ用嵌合孔7から突出している。
同様に、操作領域としてのスイッチ用嵌合孔7、表示領
域としての表示孔8が形成されている。またネジ孔9が
形成されている。図10Aに示す操作面上には、全体に
防水シート10が貼られる。さらに、取り付け板2の下
方にスイッチの筐体12が位置しており、押し釦15が
スイッチ用嵌合孔7から突出している。
【0052】スイッチの内部構造については第1の実施
形態に係るスイッチ装置と同様である。本実施形態で
は、接続端子21、22、23に回路部としてのスイッ
チ用プリント基板4が接続されてる。また、表示発光部
としてのネオンランプ6が表示孔8に挿入され、スイッ
チ用プリント基板4に接続されている。そして、スイッ
チ用プリント基板4、ネオンランプ6およびスイッチの
筐体12を覆ってユニットケース3が取り付け板2に取
り付けられている。
形態に係るスイッチ装置と同様である。本実施形態で
は、接続端子21、22、23に回路部としてのスイッ
チ用プリント基板4が接続されてる。また、表示発光部
としてのネオンランプ6が表示孔8に挿入され、スイッ
チ用プリント基板4に接続されている。そして、スイッ
チ用プリント基板4、ネオンランプ6およびスイッチの
筐体12を覆ってユニットケース3が取り付け板2に取
り付けられている。
【0053】図11にスイッチ用プリント基板4の回路
図を示す。入力端41、42に入力電圧(AC100
V)がかかる。ネオンランプ6はスイッチのオン、オフ
によって発光する。また、スイッチのオン、オフにした
がって、出力端43、44に出力電圧(AC100V)
がかかる。なお、バリスタ45は、落雷等による過電圧
からネオンランプ6を保護するために設けてある。
図を示す。入力端41、42に入力電圧(AC100
V)がかかる。ネオンランプ6はスイッチのオン、オフ
によって発光する。また、スイッチのオン、オフにした
がって、出力端43、44に出力電圧(AC100V)
がかかる。なお、バリスタ45は、落雷等による過電圧
からネオンランプ6を保護するために設けてある。
【0054】本実施形態は、筐体12に取り付け用ネジ
孔9が設けられている上に、スイッチ用プリント基板
4、ネオンランプ6、スイッチが一体となってユニット
ケース3に収納されている。したがって、本実施形態に
おける住宅設備機器用スイッチ装置は、住宅設備機器パ
ネルの前面から取り付けることが可能となり、取り付
け、取り外しを容易に行うことができる。
孔9が設けられている上に、スイッチ用プリント基板
4、ネオンランプ6、スイッチが一体となってユニット
ケース3に収納されている。したがって、本実施形態に
おける住宅設備機器用スイッチ装置は、住宅設備機器パ
ネルの前面から取り付けることが可能となり、取り付
け、取り外しを容易に行うことができる。
【0055】[第3の実施形態]本発明に係る住宅設備
機器用スイッチ装置の第3の実施形態を図12に示す。
図12Aは正面図、図12Bは側面図である。第2の実
施形態に係るスイッチ装置を2個並べて、パネル30に
取り付けたものである。パネル30には住宅設備機器パ
ネルに取り付けるためのネジ孔39が設けられている。
したがって、本実施形態におけるスイッチ装置は、第2
の実施形態と同様に、住宅設備機器パネルの前面から取
り付けすることが可能となり、取り付け、取り外しを容
易に行うことができる。
機器用スイッチ装置の第3の実施形態を図12に示す。
図12Aは正面図、図12Bは側面図である。第2の実
施形態に係るスイッチ装置を2個並べて、パネル30に
取り付けたものである。パネル30には住宅設備機器パ
ネルに取り付けるためのネジ孔39が設けられている。
したがって、本実施形態におけるスイッチ装置は、第2
の実施形態と同様に、住宅設備機器パネルの前面から取
り付けすることが可能となり、取り付け、取り外しを容
易に行うことができる。
【0056】また、パネル30、取り付け板2、押し釦
15全体を覆って防水シート10が貼り付けられる(図
12B参照)。この防水シート10によってスイッチの
防水性が確保され、また取り付け板2等が目視不能に隠
される。上記第1の実施形態で詳述したように、伝達部
材16が介在することによって押し釦15の操作ストロ
ークは短くなっている。このため、スイッチの押し釦1
5を防水シート10で覆っても支障は生じない。
15全体を覆って防水シート10が貼り付けられる(図
12B参照)。この防水シート10によってスイッチの
防水性が確保され、また取り付け板2等が目視不能に隠
される。上記第1の実施形態で詳述したように、伝達部
材16が介在することによって押し釦15の操作ストロ
ークは短くなっている。このため、スイッチの押し釦1
5を防水シート10で覆っても支障は生じない。
【0057】[その他の実施形態]第2の実施形態にお
いて示した回路図は、スイッチの接点状態がネオンラン
プ6に反映されるものであれば、例示したものに限定さ
れない。
いて示した回路図は、スイッチの接点状態がネオンラン
プ6に反映されるものであれば、例示したものに限定さ
れない。
【0058】さらに、第3の実施形態において、スイッ
チ装置を二個並べて配置したが、スイッチ装置の個数
は、1個または3個以上でもよい。また、スイッチ装置
の並べる配置は例示したものに限定されない。
チ装置を二個並べて配置したが、スイッチ装置の個数
は、1個または3個以上でもよい。また、スイッチ装置
の並べる配置は例示したものに限定されない。
【図1】本発明に係る住宅設備機器用スイッチ装置の第
1の実施形態を示す図であり、Aは正面図、Bは側面図
である。
1の実施形態を示す図であり、Aは正面図、Bは側面図
である。
【図2】図1におけるII−II方向の矢視断面図であり、
スイッチオフ状態を示す図である。
スイッチオフ状態を示す図である。
【図3】図1におけるII−II方向の矢視断面図であり、
スイッチ入力状態、ストローク最下点位置を示す図であ
る。
スイッチ入力状態、ストローク最下点位置を示す図であ
る。
【図4】図1におけるII−II方向の矢視断面図であり、
スイッチオン状態、オルタネイト・ロック位置を示す図
である。
スイッチオン状態、オルタネイト・ロック位置を示す図
である。
【図5】本発明に係る住宅設備機器用スイッチ装置の第
1の実施形態における動作原理を示す概念図である。
1の実施形態における動作原理を示す概念図である。
【図6】図1におけるVI−VI方向の矢視断面図であり、
スイッチオフ状態を示す図である。
スイッチオフ状態を示す図である。
【図7】図1におけるVI−VI方向の矢視断面図であり、
スイッチ入力状態、ストローク最下点位置(スイッチオ
フ状態からスイッチオン状態)を示す図である。
スイッチ入力状態、ストローク最下点位置(スイッチオ
フ状態からスイッチオン状態)を示す図である。
【図8】図1におけるVI−VI方向の矢視断面図であり、
スイッチオン状態、オルタネイト・ロック位置を示す図
である。
スイッチオン状態、オルタネイト・ロック位置を示す図
である。
【図9】図1におけるVI−VI方向の矢視断面図であり、
スイッチ入力状態、ストローク最下点位置(スイッチオ
ン状態からスイッチオフ状態)を示す図である。
スイッチ入力状態、ストローク最下点位置(スイッチオ
ン状態からスイッチオフ状態)を示す図である。
【図10】本発明に係る住宅設備機器用スイッチ装置の
第2の実施形態を示す図であり、Aは正面図、Bは側面
図、Cは一部断面を含む側面図である。
第2の実施形態を示す図であり、Aは正面図、Bは側面
図、Cは一部断面を含む側面図である。
【図11】図10に示すスイッチ回路用プリント基板の
回路図である。
回路図である。
【図12】本発明に係る住宅設備機器用スイッチ装置の
第3の実施形態を示す図であり、Aは正面図、Bは側面
図である。
第3の実施形態を示す図であり、Aは正面図、Bは側面
図である。
【図13】従来の住宅設備機器用スイッチ装置の断面図
である。
である。
【図14】従来の住宅設備機器用スイッチ装置で使用さ
れているスイッチを示す図であり、Aはタクティールス
イッチ、Bはメンブレンスイッチを示す図である。
れているスイッチを示す図であり、Aはタクティールス
イッチ、Bはメンブレンスイッチを示す図である。
2・・・・・取り付け板 3・・・・・ユニットケース 4・・・・・スイッチ用プリント基板 6・・・・・ネオンランプ 7・・・・・スイッチ用嵌合孔 8・・・・・表示孔 10・・・・・防水シート 12・・・・・筐体 15・・・・・押し釦 16・・・・・伝達部材 16J・・・・・回動軸 20・・・・・スイッチ機構部 24・・・・・可動部材 27・・・・・復帰ばね P1・・・・・伝達力点 P2・・・・・伝達作用点
フロントページの続き (72)発明者 深津 博一 愛知県名古屋市南区千竈通2丁目13番地1 株式会社タイテック内 (72)発明者 久田 晃 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内
Claims (3)
- 【請求項1】スイッチに、住宅設備機器パネルに取り付
けられる取り付け板を設けて構成される住宅設備機器用
スイッチ装置であって、 前記取り付け板には、操作領域が形成されており、 前記スイッチは、 前記取り付け板に一体的に設けられた筐体、 前記筐体に収納された操作部材であって、前記操作領域
に相対して位置しており、当該操作領域を通じて外部か
らの操作力を受けて筐体内で移動する操作部材、 前記筐体に収納されており、可動部材の移動に応じて接
点切り換え動作を行う切り換え部、 前記筐体内に位置しており、前記操作部材の移動を前記
可動部材に伝達する伝達部材であって、前記筐体内壁部
に形成される伝達支点を中心として回動可能に保持され
ている伝達部材、 外部からの操作力に反する方向に操作部材を付勢する付
勢部材であって、前記可動部材の移動からは独立して操
作部材を付勢する付勢部材、 を備えており、 前記伝達部材は、前記操作部材の移動を伝達力点に受け
て回動し、当該回動による移動を伝達作用点を通じて前
記可動部材に伝達し、 前記伝達支点から前記伝達力点までの距離は、前記伝達
支点から前記伝達作用点までの距離より短く、 前記切り換え部は、前記可動部材の移動に応じて接点切
り換え動作を行ったとき、操作部材に対する外部からの
次回の操作力を受けるまで当該接点切り換え状態を保持
する、 ことを特徴とする住宅設備機器用スイッチ装置。 - 【請求項2】請求項1に係る住宅設備機器用スイッチ装
置において、 前記取り付け板には表示光を投光させる表示領域が形成
されている、 ことを特徴とする住宅設備機器用スイッチ装置。 - 【請求項3】請求項2に係る住宅設備機器用スイッチ装
置において、 前記取り付け板の外部側に設けられた防水シート、 前記取り付け坂の表示領域に相対して位置する表示発光
部、 前記切り換え部の接点切り換え動作に基づいて当該切り
換え部から電気信号を受け、所定の電気的処理を行う回
路部、 前記取り付け板に固定されているユニットケースであっ
て、前記スイッチ、前記表示発光部、および前記回路部
を覆って設けられるユニットケース、 を備えたことを特徴とする住宅設備機器用スイッチ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11644296A JPH09306281A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 住宅設備機器用スイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11644296A JPH09306281A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 住宅設備機器用スイッチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09306281A true JPH09306281A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14687218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11644296A Pending JPH09306281A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 住宅設備機器用スイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09306281A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002061779A1 (fr) * | 2001-02-01 | 2002-08-08 | Idec Izumi Corporation | Commutateur de validation |
WO2009105916A1 (en) * | 2008-02-29 | 2009-09-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Switching device, method of assembling or operating such switching device and electrical device comprising such switching device |
-
1996
- 1996-05-10 JP JP11644296A patent/JPH09306281A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002061779A1 (fr) * | 2001-02-01 | 2002-08-08 | Idec Izumi Corporation | Commutateur de validation |
US6812419B2 (en) | 2001-02-01 | 2004-11-02 | Idec Izumi Corporation | Enable switch |
WO2009105916A1 (en) * | 2008-02-29 | 2009-09-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Switching device, method of assembling or operating such switching device and electrical device comprising such switching device |
CN101939809A (zh) * | 2008-02-29 | 2011-01-05 | 西门子公司 | 开关装置、组装或操作此开关装置的方法及包括此开关装置的电子装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5207317A (en) | Snap-action switch actuator | |
US6005308A (en) | Electrical switch and dimmer control device | |
EP1387378B1 (en) | Rotary-push type electronic component and electronic appliance using the same | |
US7501594B2 (en) | Self contained actuator for refrigerator dispenser functions | |
JP2000133090A (ja) | パネルスイッチおよびその機器への装着方法 | |
US5506378A (en) | Impact resistant switch mechanism | |
JPH09306281A (ja) | 住宅設備機器用スイッチ装置 | |
KR101620043B1 (ko) | 휴대 단말기의 사이드키 연결장치 | |
KR102231607B1 (ko) | 자가발전 스위치 | |
US8993903B2 (en) | Sealed dual plunger switch assembly with simultaneity | |
JP2022019696A (ja) | 双安定リレー用の機械的操作アセンブリ及び双安定リレーアセンブリ | |
EP3499479B1 (en) | An alarm peripheral with an anti-tampering arrangement and an anti-tampering arrangement | |
US6096990A (en) | Appliance switch | |
US5253230A (en) | Alarm clock with a switch button asembly | |
KR100691469B1 (ko) | 키버튼 조립체 | |
US6353196B2 (en) | Water-resistant switching device | |
US11094486B2 (en) | Magnetic trigger arrangement | |
CN219322764U (zh) | 自发电遥控器及坐便器 | |
JPH06339187A (ja) | 遠隔監視制御システムの操作用端末器 | |
KR940006395Y1 (ko) | 지렛대형 노브장치 | |
CN116113189A (zh) | 自发电遥控器及坐便器 | |
JPH0536330A (ja) | 押ボタンスイツチ | |
JP2760349B2 (ja) | 回路遮断器の電動操作装置 | |
KR100598395B1 (ko) | 디스플레이장치 | |
KR19980034943U (ko) | 액정디스플레이의 기능 조정장치 |