JP2760349B2 - 回路遮断器の電動操作装置 - Google Patents

回路遮断器の電動操作装置

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JP2760349B2 JP27770696A JP27770696A JP2760349B2 JP 2760349 B2 JP2760349 B2 JP 2760349B2 JP 27770696 A JP27770696 A JP 27770696A JP 27770696 A JP27770696 A JP 27770696A JP 2760349 B2 JP2760349 B2 JP 2760349B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は回路遮断器を電動操作で
開閉する回路遮断器の電動操作装置に係り、特に電動操
作と手動操作との切換時における安全性向上及び操作性
向上に好適な回路遮断器の電動操作装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の装置は、特開昭60−17212
1号に記載のように手動操作時に手動操作ハンドルを電
動操作機構が接続された回路遮断器のハンドルに装着し
て、手動操作ハンドルの先端でリミットスイッチを動作
させて電動操作回路の電源を切り、電動機構を動作させ
ないようにしていた。しかし、手動操作用ハンドルの装
着が完了しないとリミットスイッチが動作しないため、
手動操作用ハンドル着脱時における安全性の点について
は配慮されていなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は図1
0、図11に示すように電動操作と手動操作の切換時
に、回路遮断器101のハンドル102に接続された補
助ハンドル103に装着された手動操作用ハンドル10
4の先端でリミットスイッチ167を動作させていたの
で、電動操作から手動操作への切換時に、回路遮断器1
01の補助ハンドル103に手動操作用ハンドル104
を装着している最中に誤って電動操作機構110のスイ
ッチが入れられるとリミットスイッチ167が動作する
に至ってないために電動操作機構110が動作して補助
ハンドル103が動き、作業者がけがをするおそれがあ
った。また、手動操作から電動操作への切換時において
も手動操作用ハンドル104が回路遮断器の補助ハンド
ル103から取り外される前にリミットスイッチ167
が復帰してしまうため、電動操作機構110のスイッチ
が誤って投入されると補助ハンドル103が動いて作業
者がけがをするおそれがあった。また、電動操作時であ
ってもカバー111に設けられた手動操作用開口部11
1aを開くことができるので、ここから誤って指や工具
を入れると事故の原因となることがあり、危険であっ
た。また、上記従来技術においては、回路遮断器の補助
ハンドル103に手動操作用ハンドル104が不完全な
状態で装着され電動操作モードのままであっても手動操
作モードと誤認されることがあり、電動操作機構110
のスイッチの誤投入により作業者がけがをするおそれが
あった。なお、この種の電動操作機構が取付けられる回
路遮断器は通常数百〜数千アンペアの大容量機種であ
り、大きな力でハンドル操作を行うので、動いているハ
ンドルに作業者が触れると非常に危険である。 【0004】本発明の目的は、上記問題点に鑑み電動操
作モードから手動操作モードへの移行を手動操作ハンド
ルが手動操作ハンドル装着部から取り外されることによ
り予め検知して手動操作用ハンドルの着脱操作を常に手
動モードの状態で行えるようにして操作性に優れるとと
もに安全性の高い回路遮断器の電動操作装置を提供する
ことにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、電路を開閉する開閉機構を操作するハン
ドルがケースの表面から突出して設けられた回路遮断器
のハンドルを電動あるいは手動操作ハンドルで開閉操作
する回路遮断器の電動操作装置において、電動操作機構
を格納するとともに回路遮断器の表面を覆うよう固着さ
れた筺体と、手動操作ハンドルが装着される装着部を有
しハンドルに係合して手動操作ハンドルの動きをハンド
ルに伝達する伝達部と、手動操作ハンドルの装着部を覆
う遮蔽部材と、遮蔽部材の開閉状態を検知するリミット
スイッチと、遮蔽部材を開方向に付勢する付勢手段を備
え、手動操作ハンドルは筺体に形成された手動操作ハン
ドル保持部に着脱自在に保持され、遮蔽部材は手動操作
ハンドルが手動操作ハンドル装着部に保持されたときは
手動操作ハンドルにより開方向の動きが禁止されて手動
操作ハンドルの装着部を覆うとともに手動操作ハンドル
が手動操作ハンドル装着部から取り外されたときは付勢
手段により付勢されて手動操作ハンドルの装着部を露出
させるよう構成され、遮蔽部材が開かれることによって
手動操作ハンドルの装着部への装着を可能にするととも
にリミットスイッチの検知により電動操作機構の動作が
阻止されて電動操作から手動操作への移行が行われ、手
動操作ハンドルの動作が妨げられることなく伝達部に伝
達されて手動操作ハンドルの操作だけで手動操作を行え
るよう構成されたことを特徴とするものである。 【0006】 【作用】移行予知手段は電動操作から手段操作への移行
を予め検知して電動操作機構の電源を切る。これによっ
て回路遮断器は電動操作モードから手動操作モードに切
換られ、手動操作用ハンドルの装着動操作機構の動作を
防止することができる。 【0007】 【実施例】本発明の実施例を図1〜図9により説明す
る。 【0008】本発明の第1実施例を図1〜図6により説
明する。回路遮断器1の上面には回路遮断器1のハンド
ル2と係合して開閉操作する電動操作装置10が装着さ
れる。本実施例では電動操作装置10は電動機6と、電
動機に接続されて、回転運動を直線運動に変換してその
動きをハンドル2に伝達する周知の変換機構8とにより
構成された電動操作機構9とハンドル2に取付けられて
電動操作機構9の動作をハンドル2に伝達する補助ハン
ドル3と、補助ハンドル3の先端部のねじ孔3aに螺着
されるよう構成された手動操作用ハンドル4と、電動操
作装置10のカバー11と、カバー11に設けられた手
動操作用ハンドル4の保持部14と、保持部14からの
ハンドル4の着脱を検知して電動操作から手動操作への
移行を予知する移行予知手段16と、操作モードが電動
操作モードか手動操作モードかを表示する表示手段18
とにより構成される。なお、本発明において、「予知」
とはある操作モードから他の操作モードへの移行に際
し、先立って行われる動作を検知することをいう。 【0009】本実施例において移行予知手段16は、カ
バー11の表面に手動操作時に回路遮断器1の補助ハン
ドル3の頂部が露出するよう設けられた開口部11aを
電動操作モード時に塞ぐ遮へい板12と、遮へい板12
を開方向に付勢するばね13と、遮へい板12が開状態
となったときに遮へい板の端部12bで押されて動作す
るリミットスイッチ57とにより構成される。遮へい板
12はカバー11の裏側に固定された座板15により摺
動自在に保持され、かつ、手動操作用ハンドル4の保持
部14に相対して手動操作用ハンドル4と当接する当接
部12aを有する。保持部14は手動操作用ハンドル4
を着脱するための開口部14aと手動操作用ハンドル4
を保持する折曲部14bとより成る。これにより手動操
作用ハンドル4が保持部14に装着されているときには
遮へい板12はばね13の張力に抗して手動操作用ハン
ドル4の頭部で開口部11aを塞ぐ方向に押されて開口
部11aを塞ぐとともに、端部12bがリミットスイッ
チ57を押圧せず、リミットスイッチ57が動作しない
状態となり、電動操作モードが継続される。手動操作用
ハンドル4が保持部14から取外されると、遮へい板1
2はばね13により開方向に付勢され、開口部11aが
開くとともに、端部12bがリミットスイッチ57を押
圧してリミットスイッチ57を動作させ、手動操作モー
ドに切換えが行われる。本実施例において表示手段18
は遮へい板12に貼付けられた銘板であり、電動操作モ
ード時には、遮へい板12の開口部11aに露出する部
分に貼られた銘板18aが電動操作モードを表示し、手
動操作モード時には遮へい板12の保持部14の開口部
14aに露出する部分に貼られた銘板18bが手動操作
モードを表示する。 【0010】本実施例の電気回路を図4に示す。図4は
回路遮断器1がOFFの状態を示す。電動操作装置10
は端子A,Bが電源50に接続され、端子C,Dがそれ
ぞれON用押釦スイッチ51およびOFF用押釦スイッ
チ52に接続されて端子Eが接地される。 【0011】本実施例の電動操作装置10は電気部品と
してリミットスイッチ57,電動機6,ON用リレー5
3,OFF用リレー54,3組の接点56a,56b,
56cを有するリミットスイッチ56とが内蔵される。
リミットスイッチ56の各接点は、この状態では実線で
示す向きに接続され、電動機6,ON用リレー53,O
FF用リレー54への電源供給はすべてリミットスイッ
チ57を介して行われる。ON用押釦スイッチ51を閉
じると電源50→端子A→リミットスイッチ57の常閉
接点57b→リミットスイッチ56の接点56a→リレ
ー53のコイル→端子C→押釦スイッチ51→電源50
の閉回路が構成されてON用リレー53が励磁される。
更に、電源50→端子A→リミットスイッチ57の常閉
接点→リミットスイッチ56の接点56a→リレー53
のコイル→リレー53のa接点53a→端子B→電源5
0の自己ホールド回路が構成されるため押釦スイッチ5
1を開いてもリレー53の励磁は継続される。リレー5
3が励磁されることにより、電源50→端子A→リミッ
トスイッチ57の常閉接点→リレー53のa接点53b
→電動機6の電機子55a→リレー53のa接点53c
→電動機6の界磁コイル55b→リレー53のa接点5
3d→端子Bの閉回路により電動機6が回転し、変換機
構8を介して回路遮断器1のハンドル2をON方向に付
勢する。ハンドルの2のON動作が完了する位置でリミ
ットスイッチ56が反転し、各接点が破線で示す向きに
接続される。これによりON用リレー53は消磁され、
各a接点53a,53b,53c,53dが開き、各b
接点53e,53fが閉じる。そのため、電動機6への
電源供給が停止されると同時に電動機6の電機子55a
→リレー53のb接点53e→リレー54のb接点54
eリミットスイッチ56の接点56b→電動機6の界磁
コイル55b→リミットスイッチ56の接点56c→リ
レー54のb接点54f→リレー53のb接点53f→
電動機6の電機子55aの発電制動回路が構成され、電
動機6を急停止させてON動作を完了する。本実施例で
は、リミットスイッチ56としてトグルスイッチを用い
ているので、ON操作完了後は各接点の接続が破線の向
きに保持される。この状態でOFF用押釦スイッチ52
を閉じると電源50→端子A→リミットスイッチ57の
常開接点57b→リミットスイッチ56の接点56a→
リレー54のコイル→端子D→押釦スイッチ52→電源
50の閉回路が構成されてOFF用リレー54が励磁さ
れる。更に電源50→端子A→リミットスイッチ57の
常閉接点→リミットスイッチ56の接点56a→リレー
53のコイル→リレー54のa接点54a→端子B→電
源50の自己ホールド回路が構成されるため押釦スイッ
チ52を開いてもリレー54の励磁は継続される。リレ
ー54が励磁されることにより、電源50→端子A→リ
ミットスイッチ57の常閉接点→リレー54のa接点接
点54b→電動機6の電機子55a→リレー54のa接
点54c→電動機6の界磁コイル55b→リレー54の
a接点54d→端子Bの閉回路により電動機6が逆方向
に回転し、変換機構8を介して回路遮断器1のハンドル
2をOFF方向に付勢する。ハンドル2のOFF用動作
が完了する位置でリミットスイッチ56が復帰し、各接
点が実線で示す向きに接続される。これによりOFFリ
レー54は消磁され、各a接点54a,54b,54
c,54dが開き、各b接点54e,54fが閉じる。
そのため、ON操作完了時と同様に、電動機6への電源
供給が停止され、発電制動回路が構成されて電動機6は
急停止し、OFF操作が完了する。電動操作装置10は
通常は上述の如くON用押釦スイッチ51,OFF用押
釦スイッチ52によりON,OFF操作を行うが、停電
や保守点検等の場合、ハンドル2に取付けられた補助ハ
ンドル3のネジ穴に手動操作用ハンドル4を装着して手
動によりON,OFF操作を行う。本実施例では、手動
操作用ハンドル4を保持部14から取出すことにより移
行予知手段16は電動操作モードから手動操作モードに
移行することを予知し、リミットスイッチ57を動作さ
せて接点を開き、断路状態とすることにより電動操作を
禁止する信号とする。これにより、電動操作装置10は
手動操作モードに移行し電動機6,ON用リレー53,
OFF用リレー54への端子A側からの電源供給が停止
され、ON用押釦スイッチ51,OFF用押釦スイッチ
52のいずれを操作しても電動機6は動作することがな
く、電動操作が禁止される。すなわち、本実施例では手
動操作用ハンドル4を保持部14から取出すだけで電動
操作装置を電動操作モードから手動操作モードに切り換
えることができ、操作性が向上する。 【0012】本実施例の一変形例を図2,図3に示す。
本変形例は図2に示すように手動操作用ハンドル4を水
平方向に折曲部14bで保持して遮へい板12の当接部
12aを手動操作用ハンドル4のねじ部の先端4aで押
圧するよう構成しかつ、遮へい板12に長孔12cを形
成してピン17で遮へい板12を摺動自在に保持するよ
う構成したものである。本変形例によれば、保持部14
の深さが手動操作用ハンドル4の外径分で済むため、保
持部14を浅くでき、カバー11内に設置される部品類
との干渉を防止することができる。遮へい板12はカバ
ー11の開口部11aを塞ぎ、遮へい板12に貼り付け
られ「電動」と表示された銘板18aが電動操作モード
であることを表示する。図3に示すように手動操作用ハ
ンドル4が保持部から取り出されると、ばね13の張力
により遮へい板12は開方向に移動し、開口部11aが
開口するとともに、遮へい板12の端部12bがリミッ
トスイッチ57を押圧して動作させ、常閉接点を開くこ
とにより、移行予知手段16が電動操作モードから手動
操作モードへの移行を予知して手動操作モードに切換
え、電動操作を禁止する。このとき、遮へい板12の保
持部14の開口部14aに露出する部分に貼付けられ
「手動」と表示された銘板18bが手動操作モードであ
ることを表示する。手動操作モード時には銘板18aは
カバー11の裏側となり、表面から見えなくなる。な
お、図2、図3ではカバー11に設けられた開口部11
a、保持部14の開口部14aを二点鎖線で示してあ
る。補助ハンドル3には、図5に示すように、回路遮断
器1のON,OFFを示す表示部3b,3cを設けても
よい。カバー11の開口部11aには表示部3b,3c
がそれぞれ見える表示窓11b,11cを設け、ON状
態では表示窓11bを介してON表示3bが、OFF状
態では表示窓11cを介してOFF表示3cがそれぞれ
見えるよう構成してもよい。また、表示窓11b,11
cに透明な樹脂板等をはめ込んでおけば、表示窓に指や
工具を誤って挿入するのを防止でき安全性がより向上す
る。 【0013】本発明の第2実施例を図7〜図9により説
明する。本実施例は図7に示すように表示手段として、
機械的な表示手段の他に電気的な表示手段を設けたもの
である。本実施例は第1実施例の電動操作装置に電光式
の表示装置60と、ON,OFF状態を検出する信号用
開閉器68,トリップ状態を検知する補助開閉器69が
加えられ、さらにリミットスイッチ57の結線を一部変
更したものである。本実施例では表示装置60は電源表
示灯61,電動操作表示灯62,手動操作表示灯63,
ON表示灯64,OFF表示灯65,トリップ表示灯6
6とを備え、各表示灯は互いに逆方向な発光ダイオード
とダイオードとの並列回路に抵抗器を直列接続したもの
より成る。本実施例の全体回路および、表示装置とその
周辺回路をそれぞれ図8および図9に示す。図8におい
て、LD1〜LD6はそれぞれ発光ダイオード,D1〜
D6はそれぞれ発光ダイオードLD1〜LD6の保護用
ダイオード,R1〜R6はそれぞれ発光ダイオードLD
1〜LD6の保護抵抗である。各表示灯は、そのダイオ
ード側の端子が電源50のB端子に接続されている。電
源表示灯61は抵抗器側の端子が電源50のA端子に接
続され、所定値以上の電源電圧が印加されると点灯して
電源表示を行なう。本実施例ではリミットスイッチ57
は、そのコモン端子57cが電源50のA端子に接続さ
れ、常閉接点の57bがリミットスイッチ56の接点5
6cを介してリレー53,54に選択的に接続されると
ともに、リレー53,54のa接点53b,54dを介
して電動機6の電機子55aに接続される。リミットス
イッチ57の常閉接点57bは、また電動操作表示灯6
2の抵抗器側の端子にも接続され、電動操作時には電動
操作表示灯62が点灯して表示を行う。リミットスイッ
チ57の常閉接点は手動操作表示灯63の抵抗器側の端
子に接続されている。これにより、手動操作用ハンドル
4を保持部14から取り外すと、リミットスイッチ57
の接点が常閉接点57a側に接続され、手動操作表示灯
63が点灯して表示を行うとともに、電動操作表示灯6
2は消灯する。 【0014】一方、回路遮断器1に内蔵された補助開閉
器69は、通常は常閉接点69a側に接続され、電源5
0のA端子側はこの接点69aに接続された信号用開閉
器68のコモン接点68cに接続され、ON時には接点
68aを介してON表示灯64を、OFF時には接点6
8bを介してOFF表示灯65を択一的に点灯させる。
回路遮断器1がトリップすると、補助開閉器69は反転
し、ON表示灯64,OFF表示灯65がいずれも消灯
するとともに電源50のA端子側が接点69aを介して
トリップ表示灯66を点灯させる。本実施例によれば、
回路遮断器の状態を電光表示できるため回路遮断器の状
態を容易に確認できる。 【0015】以上の実施例では、リミットスイッチ57
がリレー53,54および電動機6の励磁回路を直接断
路することで電動操作を禁止する信号としていたがこれ
に限ることなく、電動機6の制御回路を半導体回路ある
いは論理回路で組み、リミットスイッチ57が動作した
ときに、前記制御回路が電動機6を停止させるような信
号をリミットスイッチ57を介して前記制御回路に供給
するよう構成してもよい。この場合において、電動操作
を禁止する信号の発生源はリミットスイッチに限ること
なく、発光ダイオードとフォトトランジスタとの組合せ
等による光センサ、リードスイッチ等の磁気センサ、あ
るいは静電容量の変化を検出するセンサ、インダクタン
スの変化を検出するセンサ等を用いて手動操作用ハンド
ルの取外しまたは遮へい板の開操作等、電動操作から手
動操作への移行に際し、先立って行なわれる動作を検知
して信号を発生するようにしてもよい。 【0016】 【発明の効果】本発明によれば、手動操作用ハンドルの
着脱操作により電動操作モードと手動操作モードの切換
が自動的に行われ、手動操作用ハンドルの回路遮断器の
ハンドルへの着脱操作を常に手動モードの状態で行うこ
とができ、操作性及び安全性の高い回路遮断器の電動操
作装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例における回路遮断器の電動
操作装置の主要部の構成を示す一部を断面とした斜視図
である。 【図2】本発明の第1実施例における移行予知手段の一
変形例において手動操作用ハンドルを保持部に格納した
状態を示す斜視図である。 【図3】本発明の第1実施例における移行予知手段の一
変形例において手動操作用ハンドルを保持部から取り外
した状態を示す斜視図である。 【図4】本発明の第1実施例における回路遮断器の電動
操作装置の電気回路図である。 【図5】本発明の第1実施例における回路遮断器の電動
操作装置の補助ハンドルにON・OFF表示を設けた例
を示す斜視図である。 【図6】補助ハンドルと表示窓との位置関係を示す斜視
図である。 【図7】本発明の第2実施例における回路遮断器の電動
操作装置の斜視図である。 【図8】本発明の第2実施例における回路遮断器の電動
操作装置の電気回路図である。 【図9】本発明の第2実施例における回路遮断器の電動
操作装置の表示装置の電気回路図である。 【図10】従来の回路遮断器の電動操作装置の平面断面
図である。 【図11】従来の回路遮断器の電動操作装置の側面断面
図である。 【符号の説明】 1:回路遮断器、2:ハンドル、4:手動操作用ハンド
ル、16:移行予知手段,18,60:表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 和彦 新潟県北蒲原郡中条町大字富岡46番地1 号 株式会社日立製作所中条工場内 (72)発明者 長野 良正 新潟県北蒲原郡中条町大字富岡46番地1 号 株式会社日立製作所中条工場内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 73/02 H01H 73/12 H01H 71/04 H01H 71/70

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.電路を開閉する開閉機構を操作するハンドルがケー
    スの表面から突出して設けられた回路遮断器の上記ハン
    ドルを電動あるいは手動操作ハンドルで開閉操作する回
    路遮断器の電動操作装置において、上記電動操作機構を
    格納するとともに上記回路遮断器の上記表面を覆うよう
    固着された筺体と、上記手動操作ハンドルが装着される
    装着部を有し上記ハンドルに係合して上記手動操作ハン
    ドルの動きを上記ハンドルに伝達する伝達部と、上記手
    動操作ハンドルの装着部を覆う遮蔽部材と、上記遮蔽部
    材の開閉状態を検知するリミットスイッチと、上記遮蔽
    部材を開方向に付勢する付勢手段を備え、 上記手動操作ハンドルは上記筺体に形成された手動操作
    ハンドル保持部に着脱自在に保持され、 上記遮蔽部材は上記手動操作ハンドルが上記手動操作ハ
    ンドル装着部に保持されたときは上記手動操作ハンドル
    により開方向の動きが禁止されて上記手動操作ハンドル
    の装着部を覆うとともに上記手動操作ハンドルが上記手
    動操作ハンドル装着部から取り外されたときは上記付勢
    手段により付勢されて上記手動操作ハンドルの装着部を
    露出させるよう構成され、 上記遮蔽部材が開かれることによって上記手動操作ハン
    ドルの上記装着部への装着を可能にするとともに上記リ
    ミットスイッチの検知により上記電動操作機構の動作が
    阻止されて電動操作から手動操作への移行が行われ、上
    記手動操作ハンドルの動作が妨げられることなく上記伝
    達部に伝達されて上記手動操作ハンドルの操作だけで手
    動操作を行えるよう構成されたことを特徴とする回路遮
    断器の電動操作装置。 2.上記遮蔽部材は電動か手動かの操作モードを表示す
    る表示手段を備え、上記手動操作ハンドルの着脱に伴う
    上記遮蔽部材の動作に基づいて前記表示手段が操作モー
    ドを表示するよう構成されたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の回路遮断器の電動操作装置。
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