JPH09305498A - コンピュータ周辺装置の設定方法及びコンピュータ周辺装置 - Google Patents

コンピュータ周辺装置の設定方法及びコンピュータ周辺装置

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JPH09305498A
JPH09305498A JP8146497A JP14649796A JPH09305498A JP H09305498 A JPH09305498 A JP H09305498A JP 8146497 A JP8146497 A JP 8146497A JP 14649796 A JP14649796 A JP 14649796A JP H09305498 A JPH09305498 A JP H09305498A
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JP
Japan
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data
peripheral device
computer
setting
input
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JP8146497A
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Shinichi Fukushima
慎一 福島
Junichi Tsukamoto
純一 塚本
Nobuaki Izumi
伸明 泉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ周辺装置の接続環境を簡易化す
る。 【解決手段】 新たに接続された拡張ボードに対して、
まず設定画面を出力し(S1)、仮に自動設定が選択
(S2)されると、パーソナルコンピュータ側から設定
値(N)をレジスタAにセットする(S3)と共に、そ
の設定によって決められるメモリ空間のアドレスをパー
ソナルコンピュータ側から入力し(S4)、このメモリ
空間のアドレスに対応した少くとも1以上のレジスタB
に入力されている任意のデータ(K) を読み出す(S
5)。この読み出しによってレジスタBからパーソナル
コンピュータ側から入力したデータ(K) が正確に読み出
されたときは、最初の設定値(N)を採用してボードの
メモリ空間の設定を完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータに対
して各種の周辺装置を接続し、この周辺装置とコンピュ
ータの接続環境を設定する方法および装置に係わり、特
にディジタル映像信号をパーソナルコンピュータに取り
込む際に有用な拡張ボードに対して適用して好適な周辺
装置の設定方法/装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のパーソナルコンピュータのハード
ウエア技術の高度化や、特に大容量の記憶装置が安価に
使用される現在では、数多くの周辺装置がコンピュータ
本体に接続され、これらの周辺装置が特定OSの上で動
作するように使用されている。このような周辺装置を備
えているパーソナルコンピュータは、一台で多くのソフ
トウエアをリソースとして起動することができ、又、接
続された周辺装置を介して多くの情報を取り込み、これ
を加工してより利便性の高い情報として出力したり、通
信回線を利用してイメージ情報等を遠隔地に伝送して、
そのイメージ情報を加工してハードコピーとして取出す
等の従来のパーソナルコンピュータでは難度の高い情報
処理も簡単に行うことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パーソナル
コンピュータに接続される周辺装置が多くなると、これ
らの周辺装置をパーソナルコンピュータ側からみて競合
しないように、各種の環境設定を行う必要があるが、パ
ーソナルコンピュータのメモリマップや、動作環境を的
確に把握して、このような周辺装置の全てに正確に接続
関係の設定を行うことは、一般のユーザにとってきわめ
て複雑な作業となり、周辺装置の取付けに対して多くの
問題点を残している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題を軽減するために、一般のユーザが既存のパーソナル
コンピュータに対して新しい周辺装置を接続し、例え
ば、その周辺装置に対するリソース設定が簡単に行われ
るようしたものであって、第1の発明は、接続された周
辺装置に対してメモリ空間のアサインを行わせる設定値
を入力すると共に、この設定値で指定されたメモリ空間
と、このメモリ空間の中のアドレスに対応する記憶エリ
アを設定し、コンピュータ本体側から前記記憶エリアに
対して任意のデータを入力すると共に、前記アサインさ
れたメモリ空間のアドレスデータを出力し、記憶エリア
から読み出されたデータに基づいて前記周辺装置のメモ
リアドレスが適正に設定されるようにしたコンピュータ
周辺装置の設定方法を提供するものである。
【0005】また、本発明の第2の発明は、コンピュー
タ側から入力された設定値を記憶する第1の記憶手段
と、この第1の記憶手段に保持されている設定値によっ
て少くとも先頭アドレスが設定されるメモリ空間と、前
記設定値で設定されたアドレスデータによって前記コン
ピュータからのデータの書込みと読み出しを行うことが
できる第2の記憶手段と、前記メモリ空間を利用してコ
ンピュータに対して入出力される情報を処理する制御手
段とを備えてコンピュータ周辺装置を構成することとし
た。
【0006】上記周辺装置はディジタル映像信号を取り
込みための拡張ボードとし、この拡張ボードに付随して
ソフトによって、パーソナルコンピュータの間に適正な
接続関係を構築することができる。また、このソフトの
自動設定画面を使用すると、メモリマップ上で他の周辺
装置とデータが競合しないようメモリのアドレス設定を
自動的に行うことが可能になる。
【0007】
【作用】上記したような方法及び装置とすることによ
り、パーソナルコンピュータ内のメモリマップや、動作
環境をユーザを把握しない状態でも、複数の周辺装置を
パーソナルコンピュータに対して接続し、この周辺装置
に付随するプログラムを立ち上げて適正なリソースとし
て使用することが容易にできる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を用いて本発明の一実
施例とされる周辺装置(画像取込装置)の説明を最初に
行う。
【0009】図4は、パーソナルコンピュータに対して
周辺装置である画像取り込みシステムの構成例を示すブ
ロック図とされる。この図では、デジタルVTRの画像
データを取り込むことのできるパーソナルコンピュータ
と、パーソナルコンピュータに接続されて表示を行うモ
ニタ装置をコンピュータシステムとして構築したもので
ある。
【0010】この場合、デジタルVTR1はデジタルカ
ムコーダとして構成されており、例えば撮影した画像
を、そのまま動画のデジタル映像信号として8mmテー
プカセット等のテープ状記録媒体に記録することができ
る。そして、このデジタルVTR1は、テープ状記録媒
体から再生した画像情報や撮影画像情報をデジタル信号
のまま、直接デジタル映像信号出力端子(以下単にDV
端子という)1aを介して出力することができる。な
お、デジタルVTR1より出力される画像データのフォ
ーマットについては後述する事とする。
【0011】コンピュータ装置2は、この場合少なくと
もデジタルVTR1より供給される画像データから静止
画を取り込み、静止画のデータファイルを作成して保存
しておくことが可能なように構成される。また、この作
成された静止画のデータファイルを表示することもでき
るように構成される。コンピュータ装置2においては、
デジタルVTR1から供給される画像データを取り込み
可能に構成された画像取り込みボード3が備えられてい
る。この画像取り込みボード3にはDV端子3aが設け
られている。このDV端子3aを介してデジタルVTR
1の画像データを入力するようにされている。つまり本
実施の形態のシステムでは、DV端子を介して画像デー
タを転送してデジタル動画像データを画像取込ボード3
を介してコンピュータ装置に入力することが可能とされ
ている。なお、このデジタルVTR1とコンピュータ装
置2間のデータ伝送のネットワークとしては、例えばI
EEE1394の規格が採用される。なお、画像取り込
みボード3の構成については図2により後述する。
【0012】制御部4は、CPU(central processing
Unit)を備えて構成され、当該コンピュータ装置2の各
種動作を実現するための処理制御を実行する。この場合
には上記画像取り込みボード3による画像取り込みを実
現するためのソフトウェアとして、画像取り込みプログ
ラム4aが取込ボード3に付随しているソフトウエアか
らインストールされる。例えば、ユーザに対しては、画
像取り込みボード3と共に画像取り込みプログラム4a
がセットとして提供される。RAM4Aは、制御部4に
より処理されるべきデータや演算結果の情報等が保持さ
れる。
【0013】記録/再生装置5は、各種データファイル
をはじめとする情報を格納する記録媒体を駆動するため
のデータ記録/再生装置とされる。本実施の形態として
はこの記録/再生装置5は、内蔵のハードディスクドラ
イバとして以降説明を行う事とするが、実際にはリムー
バブルハードディスク、フロッピーディスク、及び他の
各種外部記憶装置のためのドライバ装置とされても良い
ことはいうまでもない。 記録媒体6は、上記記録/再
生装置5に装填されてデータの書き込み及び読み出しが
行われる。本実施の形態においてはハードディスクが用
いられるものとされるが、上記記録/再生装置5と同様
に他の各種記録媒体が用いられても良い。
【0014】表示ドライバ7は、制御部4の動作指令に
よってモニタ装置9に表示すべき画像情報を、例えばR
GB信号に変換してモニタ装置9に出力する。モニタ装
置9では表示ドライバ7から供給されたRGB信号によ
り画像表示を行うことになる。
【0015】このコンピュータ装置2には、通常のパー
ソナルコンピュータと同様に、入力装置10として例え
ばキーボード及びマウス等が接続される。入力装置10
の操作情報は、コンピュータ装置2のキーボードインタ
ーフェイス8を介して制御部4に供給される。制御部4
では入力された操作情報に対応して適宜処理動作を実行
するようにされる。
【0016】図5は、画像取り込みボード3の一構成例
を概略的に示すブロック図とされる。この図に示すよう
に、画像取り込みボード3はDV端子3a、入力インタ
ーフェイス20、ボード制御部21、データバッファ2
2、フレームメモリ23、データバッファ24、データ
バスバッファ25から成る。DV端子3aを介して外部
より入力されたデジタルVTR1の動画像としてのデジ
タル画像データは、先ず入力インターフェイス20に供
給される。入力インターフェイス20では、例えばデジ
タルVTR等から入力されてくる画像データについて、
以降ボード内で処理が可能なようにデータ伝送レートや
データ構造等について変換して、所定タイミングでデー
タバッファ22に伝送する。また、入力インターフェイ
ス20の画像データ出力はCPU及びメモリ等で構成さ
れているボード制御部21にも分岐して供給されるよう
になっており、ボード制御部21では入力された画像デ
ータの同期情報、制御情報に基づいて、例えば後述する
ようにしてデータのフレーム開始位置を検出したり、I
EEE1394の規格であるところの有効データと無効
データ(アイソクロナス転送とマルチキャスト転送)の
判別を行うなどの画像データの識別を行い、フレームメ
モリ23に対する書き込み制御に用いるようにされる。
【0017】フレームメモリ23は、データバッファ2
2より伝送されるデジタル画像データをフレーム単位で
蓄積する。この場合フレームメモリ23としてはバンク
AとバンクBの2つの領域が設けられており、それぞれ
1フレーム分の画像データが蓄積可能な容量を有するよ
うにされている。この場合、フレーム単位のデータの書
き込みはバンクAとバンクBに対して交互に行うように
されており、またフレームデータの読み出しは書き込み
タイミングと逆になるようにして交互に行うようにされ
ている。例えば、現在バンクAに対してフレームデータ
の書き込みを行っている時には、バンクBに蓄積された
フレームデータの読み出しを可能にし、次の周期でバン
クAに対してデータの読み出し可能とされているタイミ
ングではバンクBに対してフレームデータが書き込まれ
るようにされ、このような書き込み/読み出し処理が繰
り返されることになる。この書き込み/読み出し制御は
ボード制御部21がメモリ制御信号S1、S2をそれぞ
れバンクA、バンクBに対して供給することで行われる
ものである。
【0018】また、本実施の形態のシステムでは、少な
くともNTSC方式とPAL方式に基づく画像データの
フォーマットが定義されており、このため、NTSC方
式とPAL方式の区別を示す情報信号S3が入力インタ
ーフェイス20及びボード制御部21に供給されるよう
に構成される。例えば、この情報信号S3としては、本
実施の形態の場合には所要の回路部のジャンパ線の接続
を変更することによって両者を識別可能な信号が得られ
るようにしているが、これに限定されるものではなく、
例えばデジタル画像データに含まれる所定の情報に基づ
いてフォーマット識別を行ったり、画像取り込み制御プ
ログラムに基づいてユーザの操作による設定変更が可能
なように構成することもできる。ボード制御部21及び
入力インターフェイス20は、上記のようにして入力さ
れる情報信号S3に基づいて、後述するようにNTSC
方式とPAL方式とで、それぞれ異なるデータ構造に対
応して、所要のデータ処理や、フレームメモリ23への
書き込み/読み出し処理を行う。
【0019】フレームメモリ23から読み出されたフレ
ームデータは、データバスバッファ25に伝送される。
データバスバッファ25から出力されたフレーム単位の
画像データは、画像取り込みボード3が取りつけられた
コンピュータ装置バスライン26を介して、コンピュー
タ装置2の制御部4に伝送される。制御部4では伝送さ
れたフレーム単位の画像データから、画像取り込みプロ
グラム4aに基づいて静止画のデータファイルを作成す
ることができるが、これについては詳述する。
【0020】図6(a)は、静止画1枚分(1フレーム
分)の画像ファイルのデータ構造を示している。この画
像ファイルは、先頭に32バイトのヘッダが設けられる
ヘッダエリアA1が設けられる。このヘッダエリアA1
は、実際には4バイト単位のBig Endianによ
りデータが配列される。そして、記録媒体に記録された
画像ファイルを管理するのに必要とされる各種ファイル
管理情報(図11(b)により後述する)が格納される
領域である。続いて画像データのためのデータエリアA
2が設けられ、2バイト単位のBig Endianに
よりデータが配列される。データエリアA2は、1フレ
ーム分の画像データの領域であり、NTSC方式対応の
SD525フォーマットであれば、149のブロック
(1トラック)のブロックデータがTrack0〜Tr
ack9の10トラック順に従って配列して形成され、
PAL方式対応のSD625フォーマットであれば、上
記149のブロックデータがTrack0〜Track
11の12トラック順に従って配列されて形成される。
従って、本実施の形態の画像ファイルのデータサイズは
固定長であり、SD525フォーマットでは、 32(バイト)+149×80(バイト)×10=11
9232バイト で固定となり、SD625フォーマットでは、 32(バイト)+149×80(バイト)×12=14
3072バイト で固定となる。
【0021】前述のようにデジタルVTR1よりDV端
子1aを介して出力される画像データは所定方式により
圧縮処理されたものであるが、これまでの説明から分か
るように、本実施の形態の画像ファイルはこの圧縮処理
された画像データの1フレーム分のデータに対してヘッ
ダを設けることで形成される。このため、画像ファイル
のサイズとしては上記のように小さいものとなり、画像
ファイルを記録するさいの記録媒体の記録可能容量を有
効に利用することができる。
【0022】図6(b)には上記ヘッダエリアA1のデ
ータ構造を示している。このヘッダエリアA1の各領域
の定義について図12を参照して説明する。図11
(b)に示すように、32バイトのヘッダエリアA1
は、先頭からファイル識別子エリアA11、ファイルバ
ージョンエリアA12、フォーマット詳細情報エリアA
13、データ属性エリアA14、ファイルサイズエリア
A15、データサイズエリアA16、データへのオフセ
ットのエリアA17、及び未定義のエリアA18(8バ
イト)よりなる。
【0023】本発明の実施の形態は、上記したような画
像取り込みボード3をパーソナルコンピュータの周辺装
置として接続する際に、パーソナルコンピュータに対し
てこの接続ボードのメモリ空間のアドレスが適性にアク
セスされるようにメモリリソースが簡単にできるように
したものであって、前記画像取り込みボード3の制御部
21に対して、1点鎖線で示すように設定部30が設け
られている(図5参照)。
【0024】なお、この設定部30は以下に述べるよう
にハード的に説明がなされるが、実際には、このボード
に付随しているプログラムソフトによって制御部21が
動作し、パーソナルコンピュータに対してこの拡張ボー
ドが周辺装置として正しく認識されるような設定を行う
ソフトウエアで構成することもできる。
【0025】図1は上記設定部30をハード的に示した
ものであって、パーソナルコンピュータから所定の設定
値Nが入力されたときに、この値Nを記憶する第1のレ
ジスタ31(以下レジスタAという)を備えている。3
2はパーソナルコンピュータから供給されたデータを記
憶する第2のレジスタ(レジスタB)、33はパーソナ
ルコンピュータからアクセスされたメモリアドレスをデ
コードしてボード上のメモリ空間34にある情報を呼び
出すためのメモリアドレスデコーダである。
【0026】一般に、パーソナルコンピュータ側とボー
ド間のデータ伝送を適正に行うために設定するリソース
項目としては、例えばI/Oポートの設定、メモリ空間
にアクセスするための例えばメモリアドレスの設定、D
MA、およびIQR(割り込みレベルの設定)等があ
り、これらの設定は通常ボードに付随してディップスイ
ッチによって行われる。本実施例の場合は、上記リソー
ス項目の内、最も設定が重要であるメモリアドレスに付
いて簡易化できるようにしたものであって、I/Oポー
トはディップスイッチ等で設定されるものとして説明す
る。
【0027】パーソナルコンピュータの外部拡張コネク
タにボードを取付けた状態で、画像取込ボードに添付さ
れたインストールソフトを立ち上げ、設定画面を出す
と、例えば図2に示すようなメモリアドレスの設定操作
画面を見ることができるようにしている。ユーザはこの
設定画面から例えば自動設定を選ぶと、パーソナルコン
ピュータ側からまずレジスタAに対して、所定の設定値
N(00H)が供給される。
【0028】この設定値Nによって少くともボード内の
メモリ空間のアドレスの先頭値がどのようになるかは予
め決められており、例えな設定値00Hでは1000H
から1FFFH、設定値01Hでは2000Hから2F
FFHとなるようにメモリアドレスが設定される。次に
この設定値(01H)に沿ったアドレスデータ、例えば
1000Hをパーソナルコンピュータ側から入力する
と、ハード的な動作としてはそのデータがメモリアドレ
スデコーダからレジスタAに対して参照され、設定値と
入力されたアドレスの適合性があればメモリアドレスデ
コーダからメモリ空間に対してチップセレクト信号が供
給され、メモリ空間の指定されたアドレスに対応するデ
ータがパーソナルコンピュータ側に読み出されることに
なる。
【0029】レジスタBは前記設定値によって設定され
たメモリ空間の一つのアドレスで読み出されるメモリと
して機能するように、そのアドレスが設定されるもので
あり、このレジスタBに対してパーソナルコンピュータ
側から任意のデータKを入力すれば、上記の設定がコン
ピュータの周辺装置として正しいメモリアドレスを設定
するものであれば、このデータ(K)がパーソナルコン
ピュータ側に正しく読み出される。しかしながら上記の
設定値Nによるメモリアドレスの設定が、パーソナルコ
ンピュータに接続されている他の周辺装置のメモリ空間
のアドレスと競合しているときは、レジスタBに入力し
たデータ(K)が正確に読み出されない。
【0030】本実施の設定方法はこのレジスタBに入力
した任意のデータが読み出されないときは、パーソナル
コンピュータ側が次に前記設定値Nと異なる設定値(N
+1)を自動的に出力するようにソフトを形成すること
ができる。そして、次に設定された設定値N+1に対し
て、この設定値に沿ったメモリアドレスの割り当てをリ
ソースとして、レジスタBに入力された任意のデータ、
例えば(K)を読み出すようにする。
【0031】図3のフローは上記したような周辺装置設
定の流れを示したものであり、例えば、新たに接続され
た拡張ボードに対して、まず設定画面を出力し(S
1)、仮に自動設定が選択(S2)される、パーソナル
コンピュータ側から設定値(N)をレジスタAにセット
する(S3)と共に、その設定によって決められるメモ
リ空間のアドレスをパーソナルコンピュータ側から入力
し(S4)、このメモリ空間のアドレスに対応した少く
とも1以上のレジスタBに入力されている任意のデータ
(K)を読み出す(S5)。
【0032】この読み出しによってレジスタBからパー
ソナルコンピュータ側から入力したデータが正確に読み
出されたときは、最初の設定値(N)を採用してボード
のメモリ空間の設定を完了する。しかしながら、このレ
ジスタBから読み出されたデータが入力したデータと一
致しないとき(S6)は、接続されたボードのメモリリ
ソースに対して他の周辺装置のメモリリソースが競合し
ていると考えられるから、設定値Nを変更して再び同様
なステップでレジスタBのデータを読み出す(S8)。
そしてこのレジスタBの読み出しデータがコンピュータ
側で設定した正しいデータの場合は、メモリの設定が正
しく行われたものとして周辺装置の1つであるボードの
メモリリソース設定が完了(S7)する。
【0033】なお、設定時にそのアドレスが決められる
レジスタBに対して任意のデータを入力し、そのデータ
を読み出すことによってっメモリ設定値(メモリアドレ
スの割り当て)の正否を判断する回数は、1回に限るこ
となく、数回繰り返して行われるようにしても良い。ま
た、設定値NおよびレジスタBに対するデータの書込み
タイミングは、図3の流れの順序に従う必要はないが、
設置値とメモリ空間のアドレスは予め対応させておき、
このアドレスの中の一つのデータが仮想的に構成された
レジスタBを呼び出せるアドレスデータとすることが必
要になる。
【0034】又、前記図2に示した設定画面の中では手
動で設定できる選択肢を設けているので、ユーザによっ
てはメモリアドレスの設定がユーザの所望するメモリマ
ップ上に来るように誘導することも可能である。しか
し、いずれにしてもボードに対してメモリアドレスがア
サインされた後でレジスタBに相当する機能を有する記
憶エリアが形成され、パーソナルコンピュータ側からア
サインされたメモリ空間からそのボードに入力されたデ
ータを正確に読み出されるか否かの判断を行う機能を必
要とするものである。
【0035】なお、上記実施の形態では、パーソナルコ
ンピュータに対する周辺装置としてディジタル画像の取
り込みボードに付いて説明したが、パーソナルコンピュ
ータに対して接続される周辺装置は、コンピュータの拡
張コネクタに接続される装置以外のデバイスに付いて
も、少くともI/Oポート、およびメモリアドレスに付
いてリソースされるものであれば、本発明の方法及び装
置を適応しても良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパーソナ
ルコンピュータ周辺装置の設定方法及びコンピュータ周
辺装置は、パーソナルコンピュータに関する知識が豊富
でない一般のユーザによっても、容易に周辺装置の設置
時に必要となるリソース設定を容易に行うことができる
という効果を有している。この際、I/Oポート側から
メモリ空間に書き込んだとされるデータを読み出して、
当該周辺装置に割り当てるべきメモリ空間に設定が行わ
れるため、設置された周辺装置は常に適正に動作すると
共に、何等かの原因で周辺装置の環境設定を変更する際
も、再リソース設定を簡単かつ正確に行うことができる
等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の周辺装置の概念図である。
【図2】本発明の周辺装置の設定画面の説明図である。
【図3】本発明の周辺装置の設定フローチャートの一例
である。
【図4】パーソナルコンピュータの画像取り込みボード
設置したときのブロック図である。
【図5】画像取り込み装置を周辺装置としたときのブロ
ック図である。
【図6】ディジタルVTRの再生映像信号の記録フオー
マットを示す図である。
【符号の説明】
1 デジタルVTR、1a,3a DV端子、2 コン
ピュータ装置、3 画像取り込みボード、4 制御部、
4a 画像取り込み制御プログラム、4A RAM、5
記録/再生装置 6 記録媒体、7 表示ドライバ、
8 キーボードインターフェイス、9 モニタ装置、1
0 入力装置、20 入力インターフェイス、21 ボ
ード制御部、22 データバッファ 23 フレームメ
モリ、24 データバッファ、25 データバスバッフ
ァ、26 コンピュータバスライン、21 設定部、3
1 第1のレジスタ、32 第2のレジスタ、34 メ
モリ空間 A1 ヘッダエリア、A2 データエリア、
A11 ファイル識別子エリア、A12 ファイルバー
ジョンエリア、A13 フォーマット詳細情報エリア、
A14 データ属性エリア、A15 ファイルサイズエ
リア、A16 データサイズエリア、A17 データへ
のオフセットエリア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続された周辺装置に対してメモリ空間の
    アサインを行わせる設定値を入力すると共に、この設定
    値で指定されたメモリ空間と、このメモリ空間の中のア
    ドレスに対応する記憶エリアを設定し、コンピュータ本
    体側から前記記憶エリアに対して任意のデータを入力す
    ると共に、前記アサインされたメモリ空間のアドレスデ
    ータを出力し、前記記憶エリアから読み出されたデータ
    に基づいて前記周辺装置のメモリアドレスが適正に設定
    されるようにしたことを特徴とするコンピュータ周辺装
    置の設定方法。
  2. 【請求項2】上記周辺装置が扱うべき情報は、ディジタ
    ル映像データとされていることを特徴とする請求項1に
    記載のコンピュータ周辺装置の設定方法。
  3. 【請求項3】上記設定値は上記記憶エリアから出力され
    たデータが不正であるときは、自動的に変更されること
    を特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンピュ
    ータ周辺装置の設定方法。
  4. 【請求項4】コンピュータ側から入力された設定値を記
    憶する第1の記憶手段と、 上記第1の記憶手段に保持されている設定値によって少
    くとも先頭アドレスが設定されるメモリ空間と、 前記設定値で設定されたアドレスデータによって前記コ
    ンピュータからのデータの書込みと読み出しを行うこと
    ができる第2の記憶手段と、 前記メモリ空間を利用してコンピュータに対して入出力
    される情報を処理する制御手段を備えていることを特徴
    とするコンピュータ周辺装置。
  5. 【請求項5】上記周辺装置はディジタル映像信号を取り
    込むための拡張ボードとされていることを特徴とする請
    求項4に記載のコンピュータ周辺装置。
  6. 【請求項6】上記第1の記憶手段に入力されるデータ
    は、上記第2の記憶手段から出力されたデータが不正で
    あるときは自動的に変更されることを特徴とする請求項
    4、又は請求項5に記載のコンピュータ周辺装置。
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