JPH09305141A - プラズマディスプレイパネルの駆動装置 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの駆動装置

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JPH09305141A
JPH09305141A JP8124733A JP12473396A JPH09305141A JP H09305141 A JPH09305141 A JP H09305141A JP 8124733 A JP8124733 A JP 8124733A JP 12473396 A JP12473396 A JP 12473396A JP H09305141 A JPH09305141 A JP H09305141A
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JP
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display
electrodes
scan
pulse
discharge
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Withdrawn
Application number
JP8124733A
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English (en)
Inventor
Shigeru Takasaki
茂 高崎
Atsushi Takahashi
敦 高橋
Yoshihiko Kobayashi
芳彦 小林
Yuuji Teronai
雄二 手呂内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネル(PDP)の駆
動装置の消費電力を低減する。 【解決手段】 直流型PDP(DC−PDP)20は、
表示電極駆動回路21、補助電極駆動回路22及び走査
電極駆動回路23の駆動信号で駆動され、1フレーム期
間を複数のサブフィールドに分けて、表示セルの選択的
放電で表示を行う。複数のサブフィールドに分けること
で1フレームの階調表示が可能になる。ここで、全0検
出回路27は、放電すべき表示セルがないサブフィール
ドを検出する。そのサブフィールド中には、全0検出回
路27の検出結果が、3個のAND素子30〜32に与
えられる。AND素子30〜32は、各駆動回路21〜
23への制御回路24からのタイミング信号を遮断し、
該各駆動回路21〜23のDC−PDP20の駆動を停
止する。よって、DC−PDP20中の寄生容量に起因
する無効電力の削減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階調表示を行うた
めのサブフィールド法等でパルスメモリ駆動されるプラ
ズマディスプレイパネル(以下、PDPという)の駆動
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次の文献に記載されるものがあった。 文献1;NHK技研月報(昭和57−1)、村上宏“メ
モリー付き放電パネルによるテレビ画像表示”P.15-21 文献2;特願平6−262459号明細書 直流型PDP(以下、DC−PDPという)において、
階調表示を得る一つの駆動方法にサブフィールド法があ
る。この駆動方法では、アナログの映像信号が例えば6
ビットのディジタル信号に変換され、それらが一旦フィ
ールドメモリに格納される。そして、ビットごとに6倍
速で読出される(これが、サブフィールドである)。各
サブフィールドには、それぞれビットの位置に対応した
発光輝度の重付けされる。例えば、最上位ビットに対応
するサブフィールドには、T1の発光維持時間が与えら
れ、最下位ビットに対応するサブフィールドには、T1
/32の発光維持時間が与えられる。そして、1フレー
ム分の映像信号の階調を各サブフィールドごとの発光時
間の組合わせで表現し、映像信号を再現している。図2
は、前記文献2に記載された従来のDC−PDPの駆動
装置を示す回路図である。
【0003】DC−PDP10は、複数の表示電極11
〜1N (N;正の整数)と、補助電極21 〜2J (J;
正の整数)と、走査電極31 〜3M (M;正の整数)と
を備えている。各表示電極11 〜1N および各補助電極
1 〜2J と、走査電極31〜3M との間には、放電ガ
ス(例えば、ヘリウムとキセノンの混合ガス)が封入さ
れている。各表示電極11 〜1N と走査電極31 〜3M
との交点には、放電によって表示を行う表示セル4
nm(1≦m≦M,1≦n≦N)がそれぞれ形成されてい
る。さらに、各補助電極21 〜2J と走査電極31 〜3
M との交点には、補助セル5jm(1≦j≦J)がそれぞ
れ形成されている。表示電極駆動回路11は、表示電極
1 〜1N と接続され、補助電極駆動回路12は補助電
極21 〜2J に接続されている。走査電極駆動回路13
は、走査電極31 〜3M に接続されている。表示電極駆
動回路11、補助電極駆動回路12及び走査電極駆動回
路13には、制御回路15から各種タイミング信号が供
給される構成である。
【0004】図3は、図2のDC−PDPの駆動装置に
おける第1のサブフィールド期間の駆動波形図である。
一つのサブフィールド期間において、サブフィールドの
表示データDは“1”または“0”の2値の信号であ
り、それらが表示電極駆動回路11に与えられる。
“1”は表示セル4nmに対する放電表示、“0”は非放
電消灯にそれぞれ対応する。表示電極駆動回路11は制
御回路14からのラッチパルスLに同期して、1ライン
分の表示データDを記憶していく。表示電極駆動回路1
1は、制御回路14から与えられたゲート信号Gと記憶
した各表示データDの論理和を求め、各表示電極11
N をそれぞれ駆動する表示電極駆動信号A1 〜AN
生成する。表示電極1n を駆動する信号An は、対応す
る表示データDが“1”のとき“H”レベルを保ち、
“0”の時に非書き込みパルスPNWが形成される。制御
回路14からの補助パルスHPが補助電極駆動回路12
に与えられると、補助電極駆動回路12には、非書き込
みパルスPNWと同じタイミングの補助放電パルスPSA
形成された補助信号Sを出力する。補助信号Sは、各補
助電極21〜2J に共通に与えられる。
【0005】一方、走査電極駆動回路13は、制御回路
14から表示フレームの開始を示すスタート信号SPを
入力し、走査電極31 に非書き込みパルスPNWと同じタ
イミングの走査パルスPSCN と、非書き込みパルス
NW、補助放電パルスPSA及び他の走査電極に対する走
査パルスとは時間的に重ならないK個の維持パルスP
SUSとを作成し、該非書き込みパルスPNWと維持パルス
SUS の形成された走査電極駆動信号K1 を走査電極3
1 に印加する。そして、1走査期間の例えば4μsごと
に遅れて、走査電極駆動信号K1 と同様の走査電極駆動
信号K2 ,K3 ,…,KM を、走査電極駆動信号32
3 ,…,3M に順次印加していく。DC−PDP10
中の補助放電セル5j1には、補助電極2j と走査電極3
1 との電位差が印加される。補助放電させるために、例
えば、補助電極2j に電位VSAの補助パルスPSAを印加
し、走査電極31 に電位VSCN の走査パルスPSCN 印加
すると、補助セル5j1には(VSA−VSCN )の電圧が印
加される。電圧(VSA−VSCN )を放電開始電圧Vf
上にしておくと、補助放電が開始される。放電すると、
放電ガスの一部はイオンや励起原子状態になる。そし
て、近傍の表示セル4n1に、イオンや励起原子が拡散さ
れる。
【0006】一方、表示セル4n1には、表示電極1n
走査電極31 の電位差が印加される。走査電極31 には
電位VSCN の走査パルスPSCN が印加され、対応する表
示データが“1”の場合、表示電極駆動信号An
“H”レベルのVBAに保たれ、表示電極1n にその電位
BAが印加される。表示セル4n1に印加される電圧Vw
(1)=VBA−VSCN が、放電開始電圧Vf 以上であれ
ば、表示電極1n と走査電極31 の間で書き込みが行わ
れる。補助放電セル5j1から拡散されたイオンや励起原
子が存在するため、短時間で書込み放電が開始され、走
査パルス幅τW =1.5μsの区間で十分な書込み放電
が行われる。サブフィールドにおいて、対応する表示デ
ータが“0”の場合、表示電極駆動信号An は“L”レ
ベルの電位VNWになり、表示電極1n には、非書き込み
パルスPNWが印加されることになる。表示セル4n1に印
加される電圧Vw (0)=VNW−VSCN は、電圧V
w (1)=VBA−VSCN よりも低く設定でき、それが放
電開始電圧Vf 以下であれば、表示セル4n1における表
示電極1n と走査電極31の間の放電は起こらない。
【0007】走査パルスPSCN の印加が終了すると、表
示セル4n1に印加される電圧は、最低放電維持電圧より
も低い電圧Ve =VBA−VBKになり、放電していた表示
セルの放電が停止する。続いて、走査電極31 に電位V
k の維持パルスPSUS が印加される。このとき表示セル
n1に印加される電圧はVSUS =VBA−VK で、放電開
始電圧Vf ≧VSUS ≧最低放電維持電圧に設定される。
走査パルスPSCN の与えられている期間に、書込み放電
していた表示セル4n1の空間には、放電ガスのイオンや
励起原子が残留しているので、最低放電維持電圧よりも
高い電圧VSUSが印加されると、それが放電開始電圧V
f よりも低くても、放電を再開する。これが維持放電で
ある。維持パルスをK個印加すると、K回の維持放電が
起こる。表示セル4n1の明るさは。維持放電の回数に比
例することから、パルス数を制御することで表示セル4
n1の輝度変化させることができる。一方、表示セル4n1
が非書込みの表示セルの場合には、放電ガスのイオンや
励起原子が十分にないので、維持放電は起こらない。
【0008】以上と同様に、走査周期τSCN (=4μ
s)ごとに、走査電極32 〜3M に走査パルスPSCN
維持パルスPSUS が順次印加され、補助電極21 〜2J
に補助書込みパルスPSAが印加され、表示電極11 〜1
N に対しては表示データに対応する“H”レベルの保持
または非書込みパルスPNWが選択印加される。これによ
り、DC−PDP10に第1サブフィールド期間の表示
が行われる。次に第2のサブフィールド期間において、
維持パルス数をK/2個として、第1のサブフィールド
と同様に駆動することで、第1のサブフィールドの表示
の1/2の明るさの表示が行なわれる。同様に、第3の
サブフィールドでは維持パルス数をK/22 、第4のサ
ブフィールドではK/23 個、第5のサブフィールドで
はK/24 個、第6のサブフィールドではK/25 個と
して駆動することで、1フレームの表示が行なわれる。
第1〜第6のサブフィールドの放電/非放電の組合せ
で、64階調の表示が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
DC−PDPの駆動装置には、次のような課題があっ
た。DC−PDP10の駆動装置で消費する電力には、
回路で消費する電力とDC−PDP10の放電で消費す
る電力の他に、DC−PDP10中の各電極間の寄生容
量によって消費される電力がある。この寄生容量で消費
される電力は無効電力であり、寄生容量をCL、駆動パ
ルスの周波数をf0 、駆動パルスの振幅値をV0 とする
と、f0 ・CL・V0 2 の大きさの無効電力を無駄に消
費することになる。サブフィールド法を用いてDC−P
DP10を駆動する駆動装置では、サブフィールドの数
だけ、無効電力が倍増される。又、特に表示電極駆動回
路11において、表示セルを消灯する際に非書き込みパ
ルスPNWを印加するが、点灯するさいには“H”レベル
を保持する。よって、点灯セルが少ないほど無効電力が
大きくなるという課題があった。そのうえ、これら無効
電力は駆動回路で熱に変化するので、駆動回路が発熱す
るという課題もあった。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、前記課
題を解決するために、互いに平行に配置された複数の表
示電極からなる表示電極群と、その表示電極群とは対向
して直交するように配置された互いに平行な複数の走査
電極からなる走査電極群と、各表示電極と走査電極の交
差箇所に、放電ガスが封入さた状態でそれぞれ配置さ
れ、放電によってそれぞれ点灯する複数の表示セルとを
持つマトリクス状のPDPと、一つのフレーム期間を一
つ又は複数のサブフィールド期間に別け、該各サブフィ
ールド期間ごとに、走査パルスと該走査パルスに続く複
数の維持パルスからなるパルス列を作成し、各走査電極
を順次駆動する走査電極駆動回路と、各サブフィールド
ごとの各表示データに対応した書込みパルス又は非書込
みパルスを作成し、各表示電極にそれぞれ印加して駆動
する表示電極駆動回路とを備え、各表示電極の駆動と各
走査電極の走査駆動とにより、各サブフィールドごと
に、複数の表示セルを選択的に放電させるPDPの駆動
装置において、次のような検出手段と、駆動停止手段を
設けている。検出手段は、すべての表示セルが非放電で
あるサブフィールド期間を検出する構成である。駆動停
止手段は、検出手段が検出したサブフィールド期間に
は、表示電極駆動回路と走査電極駆動回路における駆動
を停止する構成にしている。
【0011】第2の発明は、互いに平行に配置された複
数の表示電極からなる表示電極群と、表示電極群とは対
向して直交するように配置された互いに平行な複数の走
査電極からなる走査電極群と、各表示電極と走査電極の
交差箇所に、放電ガスが封入さた状態でそれぞれ配置さ
れ、放電によってそれぞれ点灯する複数の表示セルとを
持つマトリクス状のPDPと、各走査電極に対し、走査
パルスと該走査パルスに続く複数の維持パルスからなる
パルス列を作成し、順次駆動する走査電極駆動回路と、
表示データが消灯を示すロウレベルの非書込みパルスを
作成し、各表示電極に印加して駆動する表示電極駆動回
路とを備え、各表示電極の駆動と各走査電極の走査駆動
とにより、複数の表示セルを選択的に放電させるPDP
の駆動装置において、次のような非放電区間検出回路
と、レベル設定手段とを設けている。非放電区間検出回
路は、入力映像信号に基づきPDP中のすべての前記表
示セルが非放電である区間を検出する回路である。レベ
ル設定手段は、すべての表示セルが非放電である区間に
は、すべての前記表示電極をロウレベルに保つものであ
る。
【0012】第1の発明によれば、以上のようにPDP
の駆動装置をを構成したので、一つのフレーム期間を一
つ又は複数のサブフィールド期間に別け、該各サブフィ
ールド期間ごとに、表示電極駆動回路による各表示電極
の駆動と走査電極駆動回路による走査電極の走査駆動と
を行うことで、表示セルの階調表示を実施する。ここ
で、検出手段は、すべての表示セルが非放電であるサブ
フィールド期間を検出する。駆動停止手段は、検出手段
が検出したすべての表示セルが非放電であるサブフィー
ルド期間中、表示電極駆動回路と走査電極駆動回路にお
ける駆動を停止する。即ち、すべての表示セルが非放電
であるサブフィールド期間中、表示電極と走査電極間に
存在する寄生容量には、駆動パルスが与えられない。第
2の発明によれば、PDPは、表示電極駆動回路と走査
電極駆動回路による表示電極及び走査電極の駆動で選択
的に表示セルを放電させて表示を行う。ここで、非放電
区間検出回路は、入力映像信号に基づき、PDP中のす
べての表示セルが非放電である区間を検出する。レベル
保持手段は、非放電区間検出回路の検出したすべての表
示セルが非放電である区間には、すべての表示電極をロ
ウレベルに保つ。つまり、非放電区間では、すべての表
示電極に対して非書込みパルスを送らないようにしてい
る。従って、前記課題を解決できるのである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
を示すDC−PDPの駆動装置の回路図である。この駆
動装置は、サブフレーム法を用いてDC−PDP20に
階調表示を行うものであり、表示電極駆動回路21と補
助電極駆動回路22と走査電極駆動回路23と制御回路
24を備えている。DC−PDP20には、従来の図2
中のDC−PDP10と同様に複数の表示電極11 〜1
N と、補助電極21 〜2J と、走査電極31 〜3M とを
備えているものとする。つまり、各表示電極11 〜1N
及び各補助電極21 〜2J と、走査電極31 〜3M との
間には、放電ガス(例えば、ヘリウムとキセノンの混合
ガス)が封入されている。各表示電極11 〜1N と走査
電極31 〜3M との交点には、放電によって表示を行う
表示セル4nmがそれぞれ形成されている。各補助電極2
1 〜2J と走査電極31 〜3M との交点には、補助セル
jmがそれぞれ形成されている。DC−PDP20に対
して、表示電極駆動回路21と補助電極駆動回路22と
走査電極駆動回路23とが接続れている。
【0014】表示電極駆動回路21は、表示電極11
N と接続され、補助電極駆動回路22は補助電極21
〜2J に接続されている。走査電極駆動回路23は、走
査電極31 〜3M に接続されている。これらの表示電極
駆動回路21と補助電極駆動回路22と走査電極駆動回
路23とは、図2の表示電極駆動回路11と補助電極駆
動回路12と走査電極駆動回路13と同等の機能を有し
ている。即ち、表示電極駆動回路21は、与えられたゲ
ート信号Gと記憶した表示データDの論理和を求め、各
表示電極11 〜1N をそれぞれ駆動する表示電極駆動信
号A1 〜AN を生成する機能を有している。表示電極1
n を駆動する信号An は、対応する表示データDが
“1”のときハイレベルを保ち、“0”の時には非書き
込みパルスPNWが形成される。補助電極駆動回路22
は、補助パルスHPが与えられると、補助放電パルスP
SAが形成された補助信号Sを出力する機能を有してい
る。補助信号Sは、各補助電極21 〜2J に共通に与え
られる。走査電極駆動回路23はスタート信号SPを入
力し、走査電極31 に非書き込みパルスPNWと同じタイ
ミングの走査パルスPSCN と、非書き込みパルスPNW
補助放電パルスPSA及び他の走査電極に対する走査パル
スとは重ならないK個の維持パルスPSUS とを作成し、
該非書き込みパルスPNWと維持パルスPSUS の形成され
た走査電極駆動信号K1 を走査電極31 の印加する機能
を有している。そして、1走査期間の例えば4μsごと
に遅れた、走査電極駆動信号K1 と同様の走査電極駆動
信号K2 ,K3,…,KM を、走査電極駆動信号32
3 ,…,3M に順次印加する。
【0015】図1の駆動装置には、アナログの映像信号
を6ビットのディジタル信号に変換し、ビットごとにパ
ラレルに出力するアナログ/ディジタル変換器(以下、
A/Dという)25が設けられている。A/D25の出
力側には、フレームメモリ26と検出手段である全0検
出回路27が接続されている。フレームメモリ26は、
変換されたディジタル信号を1フレーム分記憶するもの
である。全0検出回路27は、6個の図示しないセット
・リセット型フリップフロップ(以下、SR−FFとい
う)で構成されている。フレームメモリ26の出力側
が、表示電極駆動回路21に接続されている。全0検出
回路27の出力側には、ラッチ回路28が接続され、該
ラッチ回路28の出力側が、セレクタ29に接続されて
いる。セレクタ29の出力端子は、3個の2入力AND
素子30,31,32の一方の入力端子に共通に接続さ
れている。ラッチ回路28とセレクタ29とAND素子
30,31,32は駆動停止手段を構成するものであ
る。
【0016】AND素子30の他方の入力端子には、制
御回路24からのゲート信号Gが入力される接続であ
り、該AND素子30の出力端子が表示電極駆動回路2
1に接続されている。AND素子31の他方の入力端子
には、スタートパルスSPが入力される接続であり、該
AND素子31の出力端子は、走査電極駆動回路23に
接続されている。AND素子32の他方の入力端子に
は、制御回路24からの補助パルスHPが入力される接
続であり、該AND素子32の出力端子が補助電極駆動
回路22に接続されている。図4は、図1の駆動装置の
動作を示すタイムチャートであり、この図4を参照しつ
つ、サブフィールド法を用いて階調表示するDC−PD
Pの駆動装置の動作を説明する。
【0017】例えば、64階調の表示を得るために、1
フレーム期間を6個のサブフィールド期間に分ける。こ
れらのサブフィールド期間をSF1,SF2,SF3,
SF4,SF5,SF6と記す。各SF1〜SF6ごと
の、走査電極駆動信号K1 〜KM の維持パルス数の比
を、次の(1)式のように設定する。 SF1:SF2:SF3:SF4:SF5:SF6 =25 :24 :23 :22 :21 :20 =32:16:8:4:2:1 ・・・(1) 点灯する表示セルに4nmにおける明るさは、SF1〜S
F6を通じて与えられた維持パルスの数に比例する。つ
まり、表示セル4nmの輝度は、1フレーム期間に与えら
れた維持パルス数に比例する。そのため、6個のSF1
〜SF6ごとに放電と非放電を組合わせることにより、
64階調の表示を行うことができる。64階調の表示を
得るため、TV(テレビジョン)等の映像信号は、A/
D25で6ビットのディジタルデータに変換される。変
換されたデータは、フレームメモリ26に入力され、該
フレームメモリ26は1フレーム分のデータを記憶す
る。
【0018】1フレーム分のディジタルデータを記憶し
た後、フレームメモリ26は記憶したディジタル表示デ
ータをビットごとに分け、それをサブフィールドごとの
表示データDとして順に出力する。つまり、映像信号に
対応するディジタルデータがD6(MSB),D5,D
4,D3,D2,D1(LSB)のビットデータで構成
されているとすると、各ビットデータD6,D5,D
4,D3,D2,D1の群が各SF1〜SF6の表示デ
ータDとして、順に表示電極駆動回路21に出力され
る。表示電極駆動回路21は、表示データDに応じてハ
イレベルに保つか、非書き込みパルスPNWを作成するよ
うに選択して表示電極駆動信号A1 〜AN を作成し、走
査電極駆動回路が出力する走査電極駆動信号K1 〜KM
の走査パルスPSCNに同期して、DC−PDP20の各
表示電極11 〜1N を駆動する。表示電極駆動信号A1
〜AN 中の非書き込みパルスPNWの有無によって、放電
と非放電が選択される。
【0019】一方、A/D25がパラレルに出力する6
ビットのディジタルデータは、全0検出回路27に入力
される。全0検出回路27中の6個のSR−FFは、ビ
ットごとに設けられ、各サブフィールドに対応する。6
個のSR−FFは1フレームごとに同時にリセットさ
れ、ビットデータに応じてそれぞれセットされる。1フ
レーム中に、対応するビットデータがデータ“1”にな
ると、セットされて“1”を出力する。1フレーム中
に、対応するビットデータがすべて“0”の場合はセッ
トされず、“0”を保持出力する。従って、SR−FF
が“1”を出力する場合は、対応するサブフィールド期
間中に、DC−PDP20の表示セル4nmに放電すべき
ものが1個以上あることを示している。SR−FFが
“0”を出力する場合は、対応するサブフィールド期間
中に、DC−PDP20の表示セル4nmがすべて非放電
であることを示している。
【0020】全0検出回路27の6個の出力データは、
フレームごとにラッチ回路28に記憶される。セレクタ
29は、各サブフィールに対応した全0検出回路の出力
データをラッチ回路28から選択し、そのサブフィール
ド期間中の駆動制御信号Fとして出力する。AND素子
30は制御回路24から与えられたゲート信号Gと駆動
制御信号Fとの論理積を求める。駆動制御信号Fが
“0”の場合、AND素子30の出力は“0”に固定さ
れる。駆動制御信号Fが“1”の場合、AND素子30
はゲート信号Gの論理をそのまま出力して表示電極駆動
回路21に伝達する。よって、駆動制御信号Fが“0”
のとき、表示電極駆動回路21は、表示電極駆動信号A
1 〜AN を、1サブフィールド期間中ロウレベルに保
つ。AND素子31は、制御回路24からのスタートパ
ルスSPと駆動制御信号Fとの論理積を求める。駆動制
御信号Fが“0”の場合、AND素子31の出力は
“0”に固定される。駆動制御信号Fが“1”の場合、
AND素子31はスタートパルスSPの論理をそのまま
出力して走査電極駆動回路23に伝達する。従って、駆
動制御信号Fが“0”の場合、走査電極駆動回路23
は、走査電極駆動信号K1 〜KM における走査パルスP
SCN とそれに続く複数の維持パルスPSUS を形成しな
い。
【0021】AND素子32は、制御回路24からの補
助パルスHPと駆動制御信号Fとの論理積を求める。駆
動制御信号Fが“0”の場合、AND素子32の出力は
“0”に固定される。駆動制御信号Fが“1”の場合、
AND素子31は補助パルスHPの論理をそのまま出力
して補助電極駆動回路22に伝達する。従って、駆動制
御信号Fが“0”の場合、補助電極駆動回路22は、補
助電極駆動信号Sをロウレベルに保つ。このように各部
が動作するので、サブフィールドに対応した表示データ
Dがすべて“0”であるとき、表示電極駆動回路21と
補助電極駆動回路22と走査電極駆動回路23は、その
サブフィールド区間中、DC−PDP20に対する駆動
を停止する。以上のように、この第1の実施形態のDC
−PDPの駆動装置では、DC−PDP20が放電しな
いサブフィールド期間を検出する全0検出回路26と、
そのサブフィールド期間中、表示電極駆動回路21と補
助電極駆動回路22と走査電極駆動回路23の出力する
駆動信号を停止するセレクタ29とAND素子30〜3
2とを備えているので、無効電力を削減できる。
【0022】第2の実施形態 図5は、本発明の第2の実施形態を示すDC−PDPの
駆動装置の回路図である。この駆動装置は、パルスメモ
リ駆動法を用いてDC−PDP40を駆動するものであ
り、表示電極駆動回路41と補助電極駆動回路42と走
査電極駆動回路43と制御回路44とを備えている。D
C−PDP40には、複数の表示電極11〜1N と、補
助電極21 〜2J と、走査電極31 〜3M とを備えてい
るものとする。各表示電極11 〜1N および各補助電極
1 〜2J と、走査電極31 〜3Mとの間には、放電ガ
ス(例えば、ヘリウムとキセノンの混合ガス)が封入さ
れている。各表示電極11 〜1N と走査電極31 〜3M
との交点には、放電によって表示を行う表示セル4nm
それぞれ形成されている。各補助電極21 〜2J と走査
電極31 〜3M との交点には、補助セル5jmがそれぞれ
形成されている。DC−PDP40に対して、表示電極
駆動回路41と補助電極駆動回路42と走査電極駆動回
路43とが接続れている。制御回路44がそれら駆動回
路41〜43に各種タイミング信号を送る構成である。
【0023】表示電極駆動41は表示電極11 〜1N
接続され、補助電極駆動回路42は補助電極21 〜2J
に接続されている。走査電極駆動回路43は、走査電極
1〜3M に接続されている。表示電極駆動回路41
は、制御回路44から与えられたゲート信号Gと記憶し
た映像信号D*の論理和を求め、各表示電極11 〜1N
をそれぞれ駆動する表示電極駆動信号A1 〜AN を生成
する機能を有している。表示電極1n を駆動する信号A
n は、対応する映像信号D*が“1”のときハイレベル
を保ち、“0”の時には非書き込みパルスPNWが形成さ
れる。補助電極駆動回路42は、制御回路44から補助
パルスHPが与えられると、補助放電パルスPSAが形成
された補助信号Sを出力する機能を有している。補助信
号Sは、各補助電極21 〜2J に共通に与えられる。走
査電極駆動回路43は制御回路44からスタートパルス
SPを入力し、非書き込みパルスPNWと同じタイミング
の走査パルスPSCN と、非書き込みパルスPNW、補助放
電パルスPSA及び他の走査電極に対する走査パルスとは
重ならないK個の維持パルスPSUS とを作成し、該非書
き込みパルスPNWと維持パルスPSUS の形成された走査
電極駆動信号K1 を、走査電極31 に印加する機能を有
している。そして、1走査期間の例えば4μsごとに遅
れた走査電極駆動信号K1 と同様の走査電極駆動信号K
2 ,K3 ,…,KM を、走査電極駆動信号32 ,33
…,3M に、順次印加する。
【0024】図5の駆動装置には、さらに、非放電区間
検出回路50とレベル設定手段になるAND素子60と
が、設けられている。非放電区間検出回路50は、カウ
ンタ51とSR−FF52と遅延型データラッチフリッ
プフロップ(以下、D−FFという)53とを、備えて
いる。カウンタ51は映像信号D*をリセット端子Rに
入力し、クロック端子CKに制御回路44からのラッチ
パルスLを入力する接続である。カウンタ51の出力端
子は、SR−FF52のリセット端子Rに接続され、該
SR−FFのセット端子Sには映像信号D*が入力され
るようになっている。SR−FF52の出力端子Qは、
D−FF53のデータ端子Dに接続されている。D−F
F53のクロック端子CKにはラッチ信号Lが入力され
る接続であり、D−FF53の出力端子Qが、2入力A
ND素子60の一方の入力端子に接続されている。AN
D素子60の他方の入力端子には、制御回路44からの
ゲート信号Gが入力される接続である。AND素子60
の出力端子が、表示電極駆動回路41に接続されてい
る。
【0025】図6は、図5の駆動装置の動作を示す一つ
のサブフィールド期間のタイムチャートであり、この図
6を参照しつつ、図5の駆動装置の動作を説明する。入
力映像信号D*は2値の信号であり、“1”が表示セル
nmの放電・表示に対応し、“0”が表示セル4nmの非
放電・消灯に対応する。映像信号D*には、1走査周期
の4μsにN個、1サブフィールドにN×M個のシリア
ルデータが含まれている。ここでは、映像信号D*にお
いて、第1のサブフィールドSF1中、各走査電極31
〜3a と各走査電極3b 〜3M 上の表示セル4nmに対応
するデータのうち、少なくとも1個以上が“1”であ
り、そのサブフィールドSF1中の各走査電極3a+1
b-1 上の表示セル4nmと、続くサブフィールドSF2
中、表示セル4nmに対するデータがすべて“0”である
ものとし、動作を説明する。
【0026】非放電区間検出回路50において、カウン
タ51は、制御回路44から1ライン周期(4μs)で
間隔で与えられるラッチパルスLをクロックとして、カ
ウントアップする。また、カウンタ51は、入力映像信
号D*のデータが“1”になるとリセットされてカウン
ト値は零になる。そのため、H(例えば、256)個の
ラッチパルスLが入力されている間に、入力映像信号D
*のデータがすべて“0”の場合、カウンタ51はリセ
ットされずにカウントアップし、キャリパルスCo を出
力する。SR−FF52は、映像信号D*のデータが
“1”でセットされて“1”を出力し、キャリパルスC
oでリセットされ“0”を出力する。即ち、SR−FF
52の出力が“0”である場合は、リセットされた以降
に入力された映像信号D*が、“1”を含まないことを
示すと共に、現時点の映像信号D*が、“0”であるこ
とを示すことになる。
【0027】D−FF53は、ラッチパルスLをクロッ
クとしてSR−FF52のデータをラッチし、表示電極
駆動信号An との同期をとる。D−FF53は非放電区
間を示す非放電区間検出信号Eを出力する。非放電区間
検出信号Eが“0”ということは、連続するHライン以
上非書込みの状態が続いたことを示している。“1”と
いうことは、連続するHライン内に、書込み・維持放電
する表示セル4nmがあることを示している。一つの走査
電極3m に加えられる維持パルスPSUS は、1走査周期
に1パルスの割合でK個連続して加えられるので、H≧
Kとすると、DC−PDP40の全表示セルにおいて書
込み・維持放電は発生しない。以上ようにして、全表示
セルにおいて、書込み・維持放電の発生しない区間を検
出できる。
【0028】AND素子60は、制御回路44からのゲ
ート信号Gと非放電区間検出信号Eとの論理積をとり、
その論理積結果である信号Goを出力する。表示電極駆
動回路41は、入力映像信号D*を入力し、制御回路4
4からのラッチパルスLに同期して該入力映像信号D*
を記憶する。そして、表示電極駆動回路41は、記憶し
た映像信号D*とAND素子60からの信号Goの論理
和を求め、表示電極1n を駆動する表示電極駆動信号A
1 〜AN を用いて表示電極1n を駆動する。表示電極1
n を駆動する表示電極駆動信号An は、信号Goが
“1”または対応する映像信号D*が“1”のとき、ハ
イレベルに保たれる。これによって、表示電極1n は、
表示セル4nmで書込みや維持放電が可能な電位になる。
信号Goが“0”、かつ対応する映像信号D*が“0”
のとき、ロウレベルの非書込みパルスPNWが表示電極駆
動信号An として出力される。これによって、表示電極
nは、表示セル4nmで書込み放電しない電位になる。
非放電区間検出信号Eが“0”の間、信号Goのレベル
は“0”であると共に、入力映像信号D*のレベルも
“0”である。よって、すべての表示電極駆動信号A1
〜AN は、非書込みパルスPNWが削除されてロウレベル
に維持される。この状態では、すべての表示セル4nm
走査電極3m と表示電極1n の間の電位差が、放電開始
電圧Vや最小維持放電電圧に至らないので、放電しな
い。しかし、この区間はすべての表示セルにおける書込
み・維持放電の発生しない区間であるので、放電しなく
てよいのである。
【0029】以上のように、この第2の実施形態では、
非放電区間検出回路50とAND素子60を設け、非放
電区間には、表示電極A1 〜AN をロウレベルに保ち、
非書込みパルスPNWの削除するようにしている。よっ
て、表示電極を駆動するために発生する無効電力が削減
でき、消費電力を低減できると共に、DC−PDP40
の駆動回路における発熱を防止できる。なお、本発発明
は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能であ
る。その変形例としては、例えば、次のようなものがあ
る。
【0030】(1) 第1の実施形態では、DC−PD
Pの駆動装置に適用しているが、交流型PDPを駆動す
る駆動装置にも適用できる。 (2) 第2の実施形態では、非放電区間検出回路50
とAND素子60と表示電極駆動回路41を1組で構成
しているが、それらを複数組で構成し、入力映像信号D
*を複数の部分に別けて非放電区間を検出し、独立に非
書込パルスPNWを削減さてもよい。 (3) 第2の実施形態において、入力映像信号D*が
“0”の区間のカウント数を固定したHにしているが、
各サブフィールドの維持放電パルス数Kが変わるときに
は第nのサブフィールドの維持パルス数をKnとする
と、H≧Knを満たす範囲で変化させてもよい。 (4) 第1及び第2の実施形態においては、1フレー
ムを複数のサブフィールドとした場合について説明した
が、本発明は1サブフィールドごとで実施できるので、
1フレーム中にひとつのサブフィールドのみを持つ駆動
装置にも適用できる。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、表示電極の駆動と走査電極の走査駆動とによ
り、サブフィールドごとに、複数の表示セルを選択的に
放電させるPDPの駆動装置に、すべての表示セルが非
放電であるサブフィールド期間を検出する検出手段と、
その期間中、表示電極及び走査電極の駆動を停止する駆
動停止手段を設けたので、PDPの寄生容量で発生する
無効電力を削減できる。第2の発明によれば、表示電極
駆動回路と走査電極駆動回路による表示電極お及び走査
電極の駆動で選択的に表示セルを放電させて表示を行う
PDPの駆動装置に、非放電区間検出回路と非放電区間
にはすべての表示電極をロウレベルに保つレベル保持手
段とを設けている。よって、非書込みパルスPNWを削除
でき、無効電力を削減できる。さらに、これによって駆
動回路における発熱も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すDC−PDPの
駆動装置の回路図である。
【図2】従来のDC−PDPの駆動装置を示す回路図で
ある。
【図3】図2のDC−PDPの駆動装置における第1の
サブフィールド期間の駆動波形図ある。
【図4】図1の駆動装置の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図5】本発明の第2の実施形態を示すDC−PDPの
駆動装置の回路図である。
【図6】図5の駆動装置の動作を示す一つのサブフィー
ルド期間のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 〜1N 表示電極 21 〜2J 補助電極 31 〜3M 走査電極 4nm 表示セル 5mj 補助セル 20,40 DC−PDP(直流型プラズマディ
スプレイパネル) 21,41 表示電極駆動回路 22,42 補助電極駆動回路 23,43 走査電極駆動回路 24,44 制御回路 25 A/D(アナログ/ディジタル変換
器) 26 フレームメモリ 27 全0検出回路 28 ラッチ回路 29 セレクタ 30〜32 AND素子 50 非放電区間検出回路 60 AND素子
フロントページの続き (72)発明者 手呂内 雄二 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行に配置された複数の表示電極
    からなる表示電極群と、前記表示電極群とは対向して直
    交するように配置された互いに平行な複数の走査電極か
    らなる走査電極群と、前記各表示電極と走査電極の交差
    箇所に、放電ガスが封入さた状態でそれぞれ配置され、
    放電によってそれぞれ点灯する複数の表示セルとを持つ
    マトリクス状のプラズマディスプレイパネルと、 一つのフレーム期間を一つ又は複数のサブフィールド期
    間に別け、該各サブフィールド期間ごとに、走査パルス
    と該走査パルスに続く複数の維持パルスからなるパルス
    列を作成し、前記走査電極を順次駆動する走査電極駆動
    回路と、 前記各サブフィールドごとの各表示データに対応した書
    込みパルス又は非書込みパルスを作成し、前記各表示電
    極にそれぞれ印加して駆動する表示電極駆動回路とを備
    え、 前記各表示電極の駆動と前記各走査電極の走査駆動とに
    より、前記各サブフィールドごとに、前記複数の表示セ
    ルを選択的に放電させるプラズマディスプレイパネルの
    駆動装置において、 前記すべての表示セルが非放電である前記サブフィール
    ド期間を検出する検出手段と、 前記検出手段が検出した前記サブフィールド期間には、
    前記表示電極駆動回路と前記走査電極駆動回路における
    前記駆動を停止する駆動停止手段とを、 設けたことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの
    駆動装置。
  2. 【請求項2】 互いに平行に配置された複数の表示電極
    からなる表示電極群と、前記表示電極群とは対向して直
    交するように配置された互いに平行な複数の走査電極か
    らなる走査電極群と、前記各表示電極と走査電極の交差
    箇所に、放電ガスが封入さた状態でそれぞれ配置され、
    放電によってそれぞれ点灯する複数の表示セルとを持つ
    マトリクス状のプラズマディスプレイパネルと、 前記各走査電極に対し、走査パルスと該走査パルスに続
    く複数の維持パルスからなるパルス列を作成して順次駆
    動する走査電極駆動回路と、 表示データが消灯を示すロウレベルの非書込みパルスを
    作成し、前記表示電極に印加して駆動する表示電極駆動
    回路とを備え、 前記各表示電極の駆動と前記各走査電極の走査駆動とに
    より、前記複数の表示セルを選択的に放電させるプラズ
    マディスプレイパネルの駆動装置において、 前記入力映像信号に基づき、前記プラズマディスプレイ
    パネル中のすべての前記表示セルが非放電である区間を
    検出する非放電区間検出回路と、 前記非放電区間検出回路の検出した前記すべての前記表
    示セルが非放電である区間には、すべての前記表示電極
    をロウレベルに保つレベル設定手段とを、 設けたことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの
    駆動装置。
JP8124733A 1996-05-20 1996-05-20 プラズマディスプレイパネルの駆動装置 Withdrawn JPH09305141A (ja)

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