JPH09304607A - 光拡散フィルム - Google Patents

光拡散フィルム

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JPH09304607A
JPH09304607A JP8121878A JP12187896A JPH09304607A JP H09304607 A JPH09304607 A JP H09304607A JP 8121878 A JP8121878 A JP 8121878A JP 12187896 A JP12187896 A JP 12187896A JP H09304607 A JPH09304607 A JP H09304607A
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light
film
light diffusing
fine
light source
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JP8121878A
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English (en)
Inventor
Shuji Yano
周治 矢野
Eizo Kawano
栄三 川野
Yozo Nagai
陽三 長井
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透過する光の方向を修正することにより、面光
源の正面輝度を高くすることができる光拡散フィルムを
提供する。 【解決手段】透明の基材フィルム7の一面に、透明樹脂
6aに微粒子6bを分散させてなる光拡散層6が積層形
成された光拡散フィルム1であって、上記光拡散層6の
表面が、略一定方向に配向した多数の筋状凹凸からなる
微小凹凸面8に形成されるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
のバックライト,照明器具,電飾看板,背面投影スクリ
ーン等に用いられる光拡散フィルムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、パソコン,ワープロ,液晶テ
レビ等のような液晶を使用する薄型表示装置は、液晶自
体が発光しないため、この液晶表示画面を裏面側から照
射するバックライトが使用されている。このバックライ
トは、液晶表示画面全体を均一に照射させる必要があ
り、例えば、NIKKEI MATERIAL & TECHNOLOGY 1993.12,N
o.136 第34頁〜第38頁に示されているような、サイドラ
イト型,直下型もしくは楔型の面光源装置が採用されて
いる。
【0003】上記サイドライト型の面光源装置は、例え
ば、図5に示すように、導光板21と、この導光板21
の両側の光入射端面に配設される光源20と、上記導光
板21の裏面側に配設されこの導光板21の裏面から出
射しようとする光を反射させる反射板22と、上記導光
板21の光出射面から出射される光を拡散させ、照射面
の輝度を均一にする光拡散フィルム23と、この光拡散
フィルム23を通過した光が正面方向に集まるように上
記光拡散フィルム23上に配設される集光シート24と
を備えている。この集光シート24は、表面にプリズム
状もしくはウェーブ状の凹凸が多数並んだシート状や、
表面に多数の微小レンズが並んだシート状に形成され、
光拡散フィルム23を通過した出射光を正面方向に集
め、照射面の輝度を高めるようになっている。そして、
上記光拡散フィルム23の表面側に、1枚もしくは2枚
重ねで配設され使用される。
【0004】この装置では、光源20の光を導光板21
の光入射端面から入射させ、この入射光を導光板21の
全体に均一に伝播させて光出射面全体から出射させ、光
拡散フィルム23による拡散と集光シート24による集
光ののち、集光シート24の上側に配設される液晶表示
画面(図示せず)を均一に照射することが行われる。図
において、25は光源20の光を導光板21側に反射さ
せる反射カバーである。
【0005】また、車載用の表示装置等のように薄型に
する必要がない場合には、図6に示すように、導光板2
1を使用せず、光拡散フィルム23と反射板22aとの
間に空気層26を設け、この空気層26内に光源20a
を配設した直下型方式のものも用いられる。
【0006】さらに、導光板を用いることなく薄型化と
軽量化および低コスト化を図ったものとして、図7に示
すような楔型の面光源装置も提案されている。このもの
は、上面開放状で底面の一側部分が徐々にせり上がった
状態に形成された樹脂ケース27と、この樹脂ケース2
7の上面に配設され、上記樹脂ケース27との間に空気
層26を形成する光拡散フィルム23と、上記樹脂ケー
ス27内の他側部に収容される光源20bとから構成さ
れ、全体として楔型に形成されている。そして、上記樹
脂ケース27の底面に多数のエンボス(乱反射層)27
aが形成されて、光源20bの光を空気層26内で乱反
射させ、光拡散フィルム23の光出射面全体から出射さ
せるようにしたものである。図において、28は反射板
である。
【0007】上記のような面光源装置に用いられる光拡
散フィルム23としては、例えば、特開平6−5910
8号公報,特開平7−209502号公報,特開平7−
216328号公報,登録実用新案公報−第30108
71号等において提案されているように、透明樹脂フィ
ルムからなる基材フィルムの表面に、透明樹脂バインダ
ーに有機もしくは無機の微粒子を分散させた光拡散層を
形成したもの等が使用されている。この光拡散フィルム
23により、上記光拡散層を通過する光を拡散,散乱さ
せ、光出射面の輝度を均一にするようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】最近では、例えばノー
ト型パソコン等に用いられる面光源装置のように、小型
化,薄型化へのニーズが高くなっている。また、低消費
電力化を図り、電池消費を低減させるために、光出射面
を高輝度化させることも望まれている。ところが、上述
の導光板方式(サイドライト型)の面光源装置では、一
般に、光出射面に対する角度の違いによる輝度分布に難
点があり、およそ法線方向から70°付近の角度におい
てピークを有する場合が多く、正面輝度が不足する傾向
がある。しかしながら、従来の光拡散フィルムは、光を
拡散させるという機能においては充分な性能を発揮する
ものの、導光板からの出射光の方向を修正して集光する
ことまではできないため、液晶ディスプレー等に使用し
た場合に、正面輝度が不足する傾向があるという問題が
あった。この問題の解決を図るため、光拡散フィルム2
3の光透過率を犠牲にして光拡散層に含まれる微粒子の
含有率を増加させ、拡散性を強くしたり、あるいは、集
光シート〔例えば、プリズムシート(商品名:BEF9
0,3M社製)等〕を1枚〜2枚使用し、出射光がなる
べく法線方向を向くように修正して使用したりすること
が行われている。
【0009】また、特に、最近の薄型化,軽量化に対応
する楔型の導光板や、板厚が2mm以下の薄い導光板を
使用した薄型のサイドライト型面光源装置では、光出射
面に対する角度の違いによる輝度分布は、法線方向から
85°以上の位置でピークを示し、正面から大きくずれ
ている。このような場合には、集光シートを2枚重ねで
使用したとしても、輝度のピークを法線方向に近づける
ことができず、正面輝度が不足するという問題があっ
た。
【0010】このように、従来の光拡散フィルムを使用
した面光源装置では、充分な正面輝度を得るために集光
シート等を使用しなければならないため、部品点数が多
くなり、コストアップの原因になるほか、面光源装置自
体の厚みもそれだけ厚くなって薄型化,軽量化のニーズ
に応えることができない。しかも、光が多くの部材を透
過することになり、それだけ反射損失等が増加して光利
用効率が低下し、光出射面の輝度が低下するという問題
もある。このため、正面輝度の不足や光損失分を見込ん
だ電力消費の大きな光源を使用する必要がある等、電池
消費を低減させるというニーズにも応えることができな
いものであった。
【0011】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、透過する光の方向を修正することにより、面光
源の正面輝度を高くすることのできる光拡散フィルムの
提供をその目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の光拡散フィルムは、透明の基材フィルムの
一面に、透明樹脂に微粒子を分散させてなる光拡散層が
積層形成された光拡散フィルムであって、上記光拡散層
の表面が、略一定方向に配向した多数の筋状凹凸からな
る微小凹凸面に形成されていることを要旨とする。
【0013】すなわち、本発明者らは、光拡散フィルム
自体に、集光シートのような出射光の方向を修正する機
能をもたせることを目的として一連の研究を重ねる過程
で、従来から使用されている集光シート等のプリズム状
の凹凸が、透過する光を屈折させて正面方向に集める機
能を有することに着目した。そして、光拡散フィルムの
光拡散層の表面を、略一定方向を向いた多数の筋状凹凸
からなる微小凹凸面に形成することにより、プリズム状
の凹凸を有したプリズムシートを使用するのと略同様の
効果を持たせることができるのではないかとの着想に基
づき、さらに研究を重ねた。そして、上記微小凹凸によ
り、光拡散フィルムに斜めに入射した光線が光拡散層を
透過する際に、法線方向に近づくように進行方向を変え
て曲がり、光拡散フィルム自体に、出射光の方向を修正
する機能をもたせることができることを突き止め、本発
明に到達した。
【0014】また、本発明において、光拡散フィルムの
少なくとも片面に反射防止処理を施した場合には、光拡
散フィルムを透過する際の光の反射損失を低減させ、光
利用効率を向上させることができることから、光出射面
の輝度を一層向上させることができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0016】本発明の光拡散フィルムは、透明の基材フ
ィルムの一面に、透明樹脂に微粒子を分散させてなる光
拡散層が積層形成された光拡散フィルムであって、上記
光拡散層の表面が、略一定方向に配向した多数の筋状凹
凸からなる微小凹凸面に形成されたものである。
【0017】上記基材フィルムの材質としては、光学的
透明性を有するものが好ましく、例えば、ポリエチレン
テレフタレート等のポリエステル,ポリエーテルサルフ
ォン,ポリカーボネート,ポリ(メタ)アクリレート,
ポリメチルメタクリレート,ポリスチレン,ポリ塩化ビ
ニル等のホモポリマー、または、スチレン−アクリロニ
トリル共重合体(AS樹脂),スチレン−メタクリル酸
メチル共重合体(MS樹脂),ポリ−4−メチルペンテ
ン−1,ジエチレングリコールビスアリルカーボネート
等上記樹脂のモノマーと共重合可能なモノマーとのコポ
リマー、ガラス等があげられるが、これらに限るもので
はなく、各種のものが用いられる。これらの中でも、特
に、ポリエチレンテレフタレートは、不純物が少なく透
明性も高いうえに安価であるため、最も好適に用いられ
る。また、この基材フィルムの厚みとしては、特に限定
するものではないが、用途や作業性を考慮すれば、50
μm〜200μm程度に設定することが好ましい。
【0018】上記光拡散層に用いられる透明樹脂として
は、アクリル系樹脂,ポリエステル樹脂,ポリ塩化ビニ
ル,ポリウレタン,シリコーン樹脂等各種の樹脂が用い
られるが、透明であれば、特に限定するものではない。
また、これらの樹脂の重合性モノマーも使用可能であ
る。
【0019】上記微粒子としては、透明のものが用いら
れ、シリコーン樹脂粒子,アクリル樹脂粒子,ナイロン
樹脂粒子,ウレタン樹脂粒子,スチレン樹脂粒子,ポリ
エチレン樹脂粒子,シリカ粒子,ポリエステル樹脂粒
子,ガラス粒子等各種のものが用いられる。これらの微
粒子は、1種類でもしくは2種類以上が混合されて使用
される。上記微粒子の透明樹脂に対する配合部数として
は、特に限定されるものではないが、光透過率を確保し
つつ充分な光拡散性を得るという観点から、透明樹脂1
00重量部に対して、5〜150重量部程度が好まし
く、60〜100重量部であればより好ましい。また、
上記微粒子の粒径は特に限定されるものではないが、通
常、平均粒径1〜70μm、好ましくは15〜50μm
である。また、上記微粒子として、球状の微粒子を使用
した場合には、それぞれの球状微粒子が一種のレンズと
して作用し、一層効果的な光拡散効果を持たせることが
できる。上記球状微粒子は、真球状であれば特に効果的
である。
【0020】上記光拡散層を形成させる場合には、上記
透明樹脂を適当な配合部数で溶剤中に溶解し、この溶解
液に微粒子を混合分散させた混合分散溶液を、基材フィ
ルムの表面に塗工したのち乾燥固化させることが行われ
る。
【0021】上記溶剤としては、トルエン,メチルエチ
ルケトン,キシレン,シクロヘキサン,酢酸エチル,シ
クロヘキサノン等各種のものが用いられる。これらは、
一種類でもしくは二種類以上が混合されて用いられる。
また、透明樹脂と溶剤の配合部数としては、特に限定さ
れるものではなく、塗工方法や作業性,溶剤の種類等に
より最適な配合部数に設定されるが、透明樹脂100重
量部に対して溶剤50〜900重量部程度が好ましく,
より好ましくは100〜400重量部程度である。
【0022】上記混合分散溶液に対しては、イソシアネ
ート,エポキシ樹脂,メチロール化メラミン樹脂,メチ
ロール化尿素樹脂,金属塩,金属水酸化物等の架橋剤、
グアニジン誘導体,含リン酸陰イオン活性剤,スルホン
サン類,第四アンモニウム塩,ピリジニウム塩,イミダ
ゾリン誘導体,モルホリン誘導体,ポリオキシエチレン
−アルキルフェノール,アルキルアミドエーテル,ソル
ビタン脂肪酸エステル等の帯電防止剤、シランカップリ
ング剤等の副成分が一種類もしくは二種類以上混合され
て配合されていてもよい。
【0023】基材フィルム表面への上記混合分散溶液の
塗布方法としては、コンマダイレクト法,ロールコート
法,ディッピング法,ナイフコート法,カーテンフロー
法,スプレーコーティング、スピンコーティング,ラミ
ネート法等各種の方法が行われるが、特に限定されるも
のではなく、溶剤や微粒子の配合部数や、混合分散溶液
の粘度,目的とする光拡散層の厚さ,基材フィルムの表
面状態等によって最適なものを選んで行う。
【0024】また、基材フィルム表面に塗工された混合
分散溶液の乾燥方法としては、特に限定されるものでは
なく、自然乾燥,熱風加熱乾燥,真空乾燥等各種の方法
が行われる。
【0025】上記のようにして形成された光拡散層の厚
みは、光拡散性と光透過率とのバランス、および筋状凹
凸を形成させる際に剥離してしまわない程度の厚みが必
要であることから、10〜100μm程度が好ましい。
上記のような光拡散層は、透明樹脂と微粒子の組み合わ
せとして、屈折率の値が近くなるような組み合わせとす
ることが好ましい。このようにすることにより、透明樹
脂と微粒子との界面での光の反射が抑制され、界面反射
による光の損失が低減する結果、光拡散層の光透過率が
向上する。
【0026】上記光拡散層の表面に、筋状凹凸からなる
微小凹凸面を形成させる方法としては、特に限定される
ものではなく、光拡散層の表面を、バフロール,ナイロ
ンブラシロール,トリクレッドブラシ(研磨材入りブラ
シ),不織布研磨シート,サンドペーパー,弾性砥石,
各種砥石,ワイヤーブラシ等で一定方向に擦って多数の
筋状凹凸を形成させ、方向性のある微小凹凸面に仕上げ
る研削加工のほか、表面に一定方向に配向した筋状凹凸
が形成された型を光拡散層表面に押圧することによるス
タンプ加工等,各種の方法が行われる。また、凹凸を有
するバーで光拡散層の表面を擦って形成させてもよい。
【0027】さらに、微小凹凸面は、塗布した混合分散
溶液が、乾燥固化する前に形成させてもよいし、乾燥固
化後に形成させてもよい。また、上記混合分散溶液の粘
度が、塗布した状態で基材フィルムの表面で流動してし
まわない程度に高いものであれば、ワイヤーが植設され
たバーで、筋状凹凸を形成させながら混合分散溶液を塗
布し、そのまま乾燥固化させて微小凹凸面を形成させて
もよい。
【0028】上記光拡散フィルムは、このまま使用して
もよいが、さらに光損失を抑えるため、光の入射側面も
しくは出射側面に、反射防止処理を施して使用してもよ
い。この反射防止処理としては、基材フィルム表面に、
直接ランダムな微小凹凸を形成することによるエンボス
処理や、反射波の光干渉を利用した基材フィルム表面へ
の薄膜形成処理等があげられる。上記薄膜形成処理とし
ては、例えば、酸化ケイ素,酸化亜鉛等の金属酸化物,
MgF2 ,シリコーン樹脂,溶剤可溶性フッ素樹脂(例
えば,商品名:サイトップ,旭硝子社製)等の薄膜を、
上記基材フィルムの表面に形成させることが行われる。
【0029】上記金属酸化物,MgF2 等の薄膜は、例
えば、スパッタ蒸着法,真空蒸着法,CVD法,ゾル−
ゲル法等各種の方法により形成される。これらのなかで
も、ゾル−ゲル法は、シリカ等からなるゾル溶液を塗布
したのち、乾燥ゲルとし、この乾燥ゲルを加熱し脱水縮
合させて酸化ケイ素層等を得るものであり、コスト面等
から最も好適である。特に、低温乾燥ののち、紫外線等
を照射して生成膜を硬化させる光アシストによるゾル−
ゲル法によれば、処理温度が低いため、さらに好まし
い。上記ゾル−ゲル法におけるゾル溶液の塗布方法とし
ては、ロールコート法,ディッピング法,スプレーコー
ティング,スピンコーティング,ラミネート法,掛け流
し法等各種の方法が行われる。
【0030】また、シリコーン樹脂,溶剤可溶性フッ素
樹脂等の薄膜は、例えば、これらの溶液をロールコート
法,ディッピング法,スプレーコーティング,スピンコ
ーティング,ラミネート法,掛け流し法等の各種の方法
で塗布後、乾燥させることにより形成される。
【0031】上記のようにして形成された反射防止層の
屈折率は、光拡散フィルムの基材フィルムの屈折率より
も低くすることにより、基材フィルム表面での反射を有
効に防止することができる。すなわち、一般に、入射光
が垂直に入る場合であれば、空気の屈折率を1.0、基
材フィルムの屈折率をnとすると、反射防止層の屈折率
がnの平方根であるときに理想的な無反射条件が満足さ
れる。したがって、例えば、基材フィルムがポリエチレ
ンテレフタレート(屈折率:1.58)製のものであれ
ば、反射防止層の屈折率は、1.26が理想的であり、
これに近い屈折率であるほど、低反射が実現できる。ま
た、反射防止層の膜厚は、光の波長の4分の1の厚さで
あるときに、理想的な無反射条件を満足する。
【0032】上記光拡散フィルムは、例えば、図1に示
すような楔型の導光板を使用した面光源装置に組み込ま
れて使用される。すなわち、図において、11は一側が
徐々に薄くなった板状に形成された楔型の導光板、3は
上記楔型の導光板11の下面に貼着され導光板11の裏
面から出射しようとする光を反射させる反射板、1は上
記導光板11の光出射面側に配設される光拡散フィル
ム、4は上記導光板2の光入射端面から光を入射させる
冷陰極管等の光源、5は上記光拡散フィルム1の光出射
面側に配設され集光作用等を持たせる2枚の集光シート
である。また、9は上記光源4の光線を反射させて導光
板11の光入射端面から入射させる反射カバーである。
【0033】ここで、上記面光源装置に用いる導光板1
1の材質としては、透明度の高い材質が好適に用いられ
る。例えば、アクリル樹脂,メタクリル樹脂,ポリエチ
レンテレフタレート等のポリエステル樹脂,ポリカーボ
ネート,ポリスチレン,スチレン−アクリロニトリル共
重合体(AS樹脂),スチレン−メタクリル酸メチル共
重合体(MS樹脂),ポリ−4−メチルペンテン−1,
塩化ビニル樹脂,ジエチレングリコールビスアリルカー
ボネート,ガラス等各種のものが用いられる。
【0034】上記光拡散フィルム1は、図3に示すよう
に、基材フィルム7の表面(光出射側面)に、透明樹脂
6aおよび微粒子6bからなる光拡散層6が形成され、
この光拡散層6の表面に略一定方向に配向した多数の筋
状凹凸からなる微小凹凸面8が形成されている。微小凹
凸は図示するような規則的なもののみでなく、不規則状
のものであってもよい。
【0035】上記構成において、光源4で発生した光
は、導光板11の光入射端面から導光板11内に入射す
る。このとき、光は、光源4から直接入射したり、ある
いは、反射カバー9で反射した光が入射したりする。こ
の入射光は、導光板11内を通過し、その一部が光出射
面側から出射しながら導光板11内を通過して光源4が
設けられた光入射端面と反対側の端面に向かって進行す
る。これにより、光出射面全体が発光するようになって
いる。上記導光板11の光出射面からの出射光は、光拡
散フィルム1によって拡散されたのち集光シート5によ
って集光され、液晶表示画面(図示せず)を照射する。
上記楔型の導光板11は、光源4が設けられた光入射端
面と反対側の、光の届きにくい部分の厚みが、徐々に薄
くなるように形成されていることから、光出射面の輝度
が均一になるという利点がある。
【0036】このとき、導光板11から出射した光が上
記光拡散フィルム1を透過する際に、方向が修正されて
正面方向に集められる。すなわち、光拡散フィルム1の
光拡散層6に対して斜めに入射した光が、微粒子6bと
透明樹脂6aの界面での反射と屈折により拡散され、微
小凹凸面8の筋状凹凸を透過する際に、あたかもプリズ
ムを透過するときのように屈折して正面方向に方向を変
え、出射するのである。このように、光拡散層6表面の
微小凹凸面8の屈折作用により光拡散フィルム1を透過
する光の方向が修正されて正面方向に集められ、照射面
の正面輝度が向上し、低電力の光源4を使用して同等の
正面輝度を得ることができ、低消費電力化が実現するの
である。
【0037】また、上記微小凹凸面8の筋状凹凸は、略
一定方向に配向されていることから、この光拡散フィル
ム1では、光の散乱性にも上記筋状凹凸と同様の一定の
方向性が付与される。したがって、筋状凹凸を配向させ
る向きを変えることにより、任意の方向に対して散乱性
を強めることが可能となり、透過光をコントロールする
ことができるのである。このため、散乱性を必要とする
方向への散乱を強め、それ以外の方向への散乱を抑える
ことにより、光の利用効率の低下を抑えることができる
のである。
【0038】なお、上記面光源装置において、光拡散フ
ィルム1の上側に配設した集光シート5を除去して使用
することもできる。
【0039】また、上記面光源装置では、導光板11を
楔型に形成したが、これに限定するものではなく、図2
に示すような板状の導光板2や、直方体等所望の導光体
形状に成形することができる。また、使用する光源4
も、線状の線光源に限らず、点光源でもよく、所望の光
源4を使用することができる。さらに、光源4の位置
も、一個所に限られるものではなく、複数個所に設ける
ようにしてもよい。また、上記面光源装置は、液晶ディ
スプレイ照射用のバックライトに適用したが、これに限
定するものではなく、直下型方式の面光源装置をはじ
め、その他の面光源装置すべてに応用することができ
る。これらの場合でも、上述したのと同様の作用,効果
を奏する。
【0040】また、本発明の光拡散フィルム1は、上述
したような面光源装置における光拡散フィルム1として
だけでなく、照明器具,電飾看板,背面投影スクリーン
等各種の機器の光をコントロールする光コントロールフ
ィルムとしても使用することができる。この場合にも、
透過する光を拡散させるとともに出射方向を修正し、正
面輝度を向上させるという効果を奏する。
【0041】図4は上記光拡散フィルム1の光拡散層6
を形成させていない片面に、反射防止層10を形成させ
た光拡散フィルム1aを示す。このものでは、光拡散フ
ィルム1aに反射防止層10側から入射する光の、光入
射面での反射損失が少なくなるため、光透過効率が一層
向上する。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明の光拡散フィルム
によれば、光拡散フィルム自体に出射光の方向を修正す
る機能をもたせることができ、面光源の正面輝度を向上
させることができる。したがって、従来と同程度の正面
輝度の面光源を、低消費電力で得ることができるように
なり、電池消費を低減させることができる。また、集光
シート等を用いなくても、ある程度の正面輝度を得るこ
とができるようになるため、部品点数を減らすことがで
き、コストダウンに貢献するとともに、小型化,薄型化
へのニーズにも応えることができる。しかも、光が透過
する部材を少なくすることができるため、それだけ反射
損失等が減少し、光利用効率が向上するという効果を奏
する。
【0043】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
【0044】
【実施例】厚み75μmのポリエステルフィルム(商品
名:ルミラーT56,屈折率:1.59,東レ社製)を
基材フィルムとし、この片面に、透明樹脂として、ポリ
エステル系樹脂(商品名:バイロン630,東洋紡績社
製)100重量部に対して、溶剤としてトルエン300
重量部、微粒子として、ポリスチレン球状粒子(商品
名:テクポリマーSBX−17,積水化成品工業社製)
を60重量部添加した混合分散溶液を、乾燥膜厚が30
μmになるように塗布して乾燥固化させ、光拡散層を形
成させた。そののち、上記光拡散層の表面を、回転する
ナイロンブラシロールで擦ることにより多数の筋状凹凸
を形成して微小凹凸面を形成し、本発明の光拡散フィル
ムを得た。
【0045】このようにして作製した光拡散フィルム
を、出射光の輝度が、法線方向に対して85°の角度に
ピークを有する楔型の導光板を用いた面光源装置(図1
参照)の上面に設置し、さらにその上に、プリズムシー
トを、集光方向が互いに直交するように2枚重ねて配設
し、バックライトユニットを得た。このバックライトユ
ニットからの出射光の輝度分布を測定した結果、正面輝
度は1810cd/m2であった。
【0046】
【比較例】上記実施例で用いた光拡散フィルムにおい
て、光拡散層の表面に、微小凹凸面を形成させない以外
は、上記実施例と同様にして光拡散フィルムを得た。こ
の光拡散フィルムを用いて、実施例と同様のバックライ
トユニットを作製し、同じ条件で輝度分布を測定した結
果、正面輝度は1750cd/m2 であった。
【0047】上記実施例および比較例からわかるとお
り、実施例では、出射光が法線方向に近づくように修正
され、高い正面輝度が得られることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光拡散フィルムが使用される面光源装
置を示す説明図である。
【図2】本発明の光拡散フィルムが使用される他の面光
源装置を示す説明図である。
【図3】本発明の光拡散フィルムを示す断面図である。
【図4】反射防止層を形成した光拡散フィルムを示す断
面図である。
【図5】従来例の面光源装置を示す説明図である。
【図6】他の従来例の面光源装置を示す説明図である。
【図7】その他の従来例の面光源装置を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 光拡散フィルム 6 光拡散層 6a 透明樹脂 6b 微粒子 7 基材フィルム 8 微小凹凸面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明の基材フィルムの一面に、透明樹脂
    に微粒子を分散させてなる光拡散層が積層形成された光
    拡散フィルムであって、上記光拡散層の表面が、略一定
    方向に配向した多数の筋状凹凸からなる微小凹凸面に形
    成されていることを特徴とする光拡散フィルム。
  2. 【請求項2】 光拡散フィルムの少なくとも片面に反射
    防止処理を施した請求項1記載の光拡散フィルム。
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