JPH09304583A - 流体混合装置 - Google Patents

流体混合装置

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JPH09304583A
JPH09304583A JP8123233A JP12323396A JPH09304583A JP H09304583 A JPH09304583 A JP H09304583A JP 8123233 A JP8123233 A JP 8123233A JP 12323396 A JP12323396 A JP 12323396A JP H09304583 A JPH09304583 A JP H09304583A
Authority
JP
Japan
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flow
mixing
pipe
fluid
cylinder part
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8123233A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Fujimori
浩二 藤森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH09304583A publication Critical patent/JPH09304583A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上流側配管と下流側配管との間においてこれ
ら配管より大きい直径を有しこれら配管に一直線状に接
続された混合部配管と、同混合部配管の側部に接続され
た側管とを備え、上流側配管から流入する主流流体と側
管から流入する上記主流流体とは温度の異なる側流流体
とを上記混合部配管で混合させて下流側配管から流出さ
せる流体混合装置において、熱衝撃やサーマルストライ
ピングを防ぐため、短い距離内で十分な混合ができるよ
うにする。 【解決手段】 側管の内端部に主流の下流方向に向かう
フローガイドエルボを設けると共に、同フローガイドエ
ルボの出口端と上記混合部配管の内面との間に多孔板製
の筒部を設け、同多孔板の多数の孔によって主流流体を
細流化して上記筒部の中心方向へ噴出させて側流流体の
流れに混入させ、混合を促進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体ナトリウムを冷
却材として使用する原子炉に用いられるもので、温度の
異る流体を混合する流体混合装置に関するものである。
原子炉の試験装置にも用いられる。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の原子炉冷却材用流体混合装
置の第1の例の縦断面図であり、(a)は構造図、
(b)は流れ状態図である。図(a)において、2は上
流側配管、3は下流側配管、1は同上流側と下流側の配
管の間に接続されている大径の混合部配管、4は同混合
部配管に側方からT字形に連る側管である。上記1,
2,3の各部は一直線に連っている。矢印Aは上流側配
管2から流入する主流、矢印Bは側管4から流入する側
流であり、これは混合しようとする流体である。矢印C
は下流側配管3から流出する混合済みの流体、即ち混合
流である。
【0003】この装置は上流側配管2から流入する高温
の主流Aに対して、主流Aと同一種類であるが温度が低
い側流Bを側管4から流入させ、混合部配管1において
混合させ、下流側配管3から混合流Cとして流出させる
ものである。主流と側流とは温度差があるので、混合が
行われる混合部配管1の内面には熱衝撃を防ぐためライ
ナ5が貼り付けてある。
【0004】本装置では主流Aと側流Bとの流入のタイ
ミングが適切であれば混合はスムーズに行われるが、側
流Bが主流Aより先に流入すると図(b)の側管出口正
面の衝突部6が低温の側流Bで冷却され、そこへ遅れて
流入した高温の主流Aが流れると、ここに熱衝撃が発生
して混合部配管1の壁を損傷するという欠点があった。
また主流Aの流速が小さい場合には、図(b)に示され
るように、側流Bが主流Aの上流側へ逆流する逆流部7
が生じ、高温流体と低温流体とが十分に混合しないまま
交互に管壁にあたるいわゆるサーマルストライピングと
呼ばれる現象が起って配管を損傷するという欠点があっ
た。
【0005】図3は従来の原子炉冷却材用流体混合装置
の第2の例の縦断面図であり、(a)は構造図、(b)
は流れ状態図である。本装置は側管4の内端部にフロー
ガイドエルボ8を設け、側流Bの流れを主流Aの下流方
向に向けて曲げるものである。上記以外の部分は前記第
1の例と同じである。
【0006】この装置では、第1の例の場合のような側
流の衝突による熱衝撃や逆流は生じない構造であるが、
主流Aと側流Bの流速が等しい場合は、境界9で十分に
流体の混合が行われず、主流温度一定領域10と側流温
度一定領域11とが下流側まで延び、下流においてサー
マルストライピングが生じて配管を損傷するという欠点
があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の流体混合装置で
は、流体の混合を十分に行わせるためには、各流体の流
入のタイミングや、各流体の流入流速を適切に計画して
あることが必要であった。しかし実際の運転においては
計画通りに行かない場合もあるので、その時には配管が
損傷するという欠点があった。
【0008】本発明は上記従来技術の欠点を解消し、熱
衝撃やサーマルストライピングによる配管の損傷を防止
するため、温度の異る流体を短い距離で十分に混合させ
ることができる流体混合装置を提供しようとするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、上流側配管と下流側配管との間にお
いてこれら配管より大きい直径を有しこれら配管に一直
線状に接続された混合部配管と、同混合部配管の側部に
接続された側管とを備え、上流側配管から流入する主流
流体と側管から流入する上記主流流体とは温度の異なる
側流流体とを上記混合部配管で混合させて下流側配管か
ら流出させる流体混合装置において、側管の内端部に主
流の下流方向に向かうフローガイドエルボを設けると共
に、同フローガイドエルボの出口端と上記混合部配管の
内面との間に多孔板製の筒部を設け、同多孔板の多数の
孔によって主流流体を細流化して上記筒部の中心方向へ
噴出させて側流流体の流れに混入させ、混合を促進する
ことを特徴とする流体混合装置に関するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態に係
る原子炉冷却材用流体混合装置の縦断面図であり、
(a)は構造図、(b)は流れ状態図である。図(a)
において、12はフローガイドエルボ8の出口端と混合
部配管1の内面との間に設けられた多孔板製筒部であ
る。これは主流Aの流れを多数の細流に分けて、図
(b)に示すように多孔板製筒部の中心方向へ噴出させ
るものである。上記以外の部分の構成は前記従来技術の
第2の例(図3(a)と同じである。
【0011】本装置においては、側管4から流入した低
温の側流Bはフローガイドエルボ8によって曲げられ多
孔板製筒部12の中を通って下流側配管3の方へ流れ
る。上流側配管2から流入した高温の主流Aは多孔板製
筒部12を通過し、その過程で多数の孔で流線が内側へ
曲げられると共に、この多孔板製筒部12の中心方向へ
多数の細流となって噴出し、前記低温の側流Bに混入す
るので、混合が促進され、下流側配管3から十分に混合
された混合流Cとなって流出する。
【0012】
【発明の効果】本発明の流体混合装置においては、側管
の内端部に主流の下流方向に向かうフローガイドエルボ
を設けると共に、同フローガイドエルボの出口端と上記
混合部配管の内面との間に多孔板製の筒部を設け、同多
孔板の多数の孔によって主流流体を細流化して上記筒部
の中心方向へ噴出させて側流流体の流れに混入させ、混
合を促進するので、多孔板製筒部の中、即ち短い距離で
温度の異る流体の十分な混合を行うことができるので、
熱衝撃やサーマルストライピングによる配管の損傷を防
止することができる。また、温度の急変する流体の混合
にも使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る原子炉冷却材用流
体混合装置の縦断面図であり、(a)は構造図、(b)
は流れ状態図である。
【図2】従来の原子炉冷却材用流体混合装置の第1の例
の縦断面図であり、(a)は構造図、(b)は流れ状態
図である。
【図3】従来の原子炉冷却材用流体混合装置の第2の例
の縦断面図であり、(a)は構造図、(b)は流れ状態
図である。
【符号の説明】
A 主流 B 側流 C 混合流 1 混合部配管 2 上流側配管 3 下流側配管 4 側管 5 ライナ 6 衝突部 7 逆流部 8 フローガイドエルボ 9 境界 10 主流温度一定領域 11 側流温度一定領域 12 多孔板製筒部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側配管と下流側配管との間において
    これら配管より大きい直径を有しこれら配管に一直線状
    に接続された混合部配管と、同混合部配管の側部に接続
    された側管とを備え、上流側配管から流入する主流流体
    と側管から流入する上記主流流体とは温度の異なる側流
    流体とを上記混合部配管で混合させて下流側配管から流
    出させる流体混合装置において、側管の内端部に主流の
    下流方向に向かうフローガイドエルボを設けると共に、
    同フローガイドエルボの出口端と上記混合部配管の内面
    との間に多孔板製の筒部を設け、同多孔板の多数の孔に
    よって主流流体を細流化して上記筒部の中心方向へ噴出
    させて側流流体の流れに混入させ、混合を促進すること
    を特徴とする流体混合装置。
JP8123233A 1996-05-17 1996-05-17 流体混合装置 Withdrawn JPH09304583A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007057559A1 (fr) * 2005-11-18 2007-05-24 Areva Np Circuit primaire de reacteur nucleaire
JP2012055872A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 二温流体混合器

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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FR2893755A1 (fr) * 2005-11-18 2007-05-25 Framatome Anp Sas Circuit primaire de reacteur nucleaire.
US8660229B2 (en) 2005-11-18 2014-02-25 Areva Np Nuclear reactor primary circuit
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