JP3201813B2 - 蒸気噴射混合装置 - Google Patents
蒸気噴射混合装置Info
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F35/00—Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
- B01F35/71—Feed mechanisms
- B01F35/717—Feed mechanisms characterised by the means for feeding the components to the mixer
- B01F35/71755—Feed mechanisms characterised by the means for feeding the components to the mixer using means for feeding components in a pulsating or intermittent manner
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F25/00—Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
- B01F25/30—Injector mixers
- B01F25/31—Injector mixers in conduits or tubes through which the main component flows
- B01F25/313—Injector mixers in conduits or tubes through which the main component flows wherein additional components are introduced in the centre of the conduit
- B01F25/3131—Injector mixers in conduits or tubes through which the main component flows wherein additional components are introduced in the centre of the conduit with additional mixing means other than injector mixers, e.g. screens, baffles or rotating elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/20—Mixing gases with liquids
- B01F23/23—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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- B01F25/00—Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
- B01F25/40—Static mixers
- B01F25/42—Static mixers in which the mixing is affected by moving the components jointly in changing directions, e.g. in tubes provided with baffles or obstructions
- B01F25/43—Mixing tubes, e.g. wherein the material is moved in a radial or partly reversed direction
- B01F25/431—Straight mixing tubes with baffles or obstructions that do not cause substantial pressure drop; Baffles therefor
- B01F25/4316—Straight mixing tubes with baffles or obstructions that do not cause substantial pressure drop; Baffles therefor the baffles being flat pieces of material, e.g. intermeshing, fixed to the wall or fixed on a central rod
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- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は例えば水の流体流中へ蒸
気を噴射混合するための装置に関する。
気を噴射混合するための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】液体を加熱するための極めて効率的な技
術は、加熱されるべき液体中に蒸気を直接噴射すること
であるということが長く認められていた。蒸気を液体中
へ直接、噴射すると、液体へ直接的に吸収される蒸気に
おいて、ほとんど１００％のＢＴＵを実現することがで
きる。例えば、熱交換器によって間接的に加熱すること
とは異なり、未使用の顕熱を保持する凝縮物はない。こ
の高い熱伝導性によって、蒸気の直接噴射は多量のエネ
ルギーコストを節約することができる。
術は、加熱されるべき液体中に蒸気を直接噴射すること
であるということが長く認められていた。蒸気を液体中
へ直接、噴射すると、液体へ直接的に吸収される蒸気に
おいて、ほとんど１００％のＢＴＵを実現することがで
きる。例えば、熱交換器によって間接的に加熱すること
とは異なり、未使用の顕熱を保持する凝縮物はない。こ
の高い熱伝導性によって、蒸気の直接噴射は多量のエネ
ルギーコストを節約することができる。
【０００３】直接蒸気噴射装置は熱交換器及び相応する
間接加熱装置と比較した時、他の利点をも提供する。直
接蒸気噴射装置は数華氏度以内の誤差で非常に正確な温
度制御を提供することができ、湯あかの堆積が問題とな
らないという点で効率的である。この種の装置はまた相
応する熱交換装置より簡易になる傾向にある。
間接加熱装置と比較した時、他の利点をも提供する。直
接蒸気噴射装置は数華氏度以内の誤差で非常に正確な温
度制御を提供することができ、湯あかの堆積が問題とな
らないという点で効率的である。この種の装置はまた相
応する熱交換装置より簡易になる傾向にある。
【０００４】基本的には４個の型式の直接蒸気噴射装
置、すなわち散布器、混合Ｔ字管、ベンチュリ及び調整
噴射装置がある。散布器は、一般的に通気貯蔵タンクに
て蒸気を排出する穿孔パイプだけから構成されるという
点で最も簡易なものと言える。しかしながら、これらの
装置には問題点がないわけではない。例えば、これらの
装置は蒸気／水装置で観察されるハンマー効果を防止す
るために、設定した一定の流速度で操作しなければなら
ない。これは、平衡またはその付近の蒸気及び水圧力で
の操作結果である。
置、すなわち散布器、混合Ｔ字管、ベンチュリ及び調整
噴射装置がある。散布器は、一般的に通気貯蔵タンクに
て蒸気を排出する穿孔パイプだけから構成されるという
点で最も簡易なものと言える。しかしながら、これらの
装置には問題点がないわけではない。例えば、これらの
装置は蒸気／水装置で観察されるハンマー効果を防止す
るために、設定した一定の流速度で操作しなければなら
ない。これは、平衡またはその付近の蒸気及び水圧力で
の操作結果である。
【０００５】混合Ｔ字管は共通導管を結合する蒸気及び
水のラインだけからなる。別個のラインが各流体に使用
されるので、主要装備は高価で、据え付けるのに不都合
になる傾向がある。
水のラインだけからなる。別個のラインが各流体に使用
されるので、主要装備は高価で、据え付けるのに不都合
になる傾向がある。
【０００６】ベンチュリ装置は概して、前述の装置より
受け入れられるが、一定の、蒸気圧と、入口水圧と、流
出要求との条件の下で操作しなければならない。さもな
くば、蒸気及び入口水圧が平衡状態に近付くにつれて、
ハンマー効果が再び観察され得る。さらに、これらの変
数の変化は、結果として望ましくない出口温度の変動を
生ずる。
受け入れられるが、一定の、蒸気圧と、入口水圧と、流
出要求との条件の下で操作しなければならない。さもな
くば、蒸気及び入口水圧が平衡状態に近付くにつれて、
ハンマー効果が再び観察され得る。さらに、これらの変
数の変化は、結果として望ましくない出口温度の変動を
生ずる。
【０００７】これまでの試みでは液体流へ直接蒸気を噴
射するスタティクミキサーも採用されている。しかしな
がら、他の先行技術の方法では、結果は不規則であるこ
とがわかり、制御問題の不安定さ及び欠如が明らかにな
った。
射するスタティクミキサーも採用されている。しかしな
がら、他の先行技術の方法では、結果は不規則であるこ
とがわかり、制御問題の不安定さ及び欠如が明らかにな
った。
【０００８】先行技術を示す図１は、１９８２年６月２
８日発行のケミカルエンジニアリングに載った記事から
複写したものである。ピックの「液体を加熱するために
考えられた直接蒸気噴射」と表題が付された記事は、上
記制御を調整する可変オリフィス噴射装置を示す。さら
に詳細には円筒管１０は噴射器管２及びピストン５へ蒸
気を噴射する蒸気入口１を有するように示される。ピス
トンはスプリング３によって偏向され、入口１から流入
する蒸気圧に応じて噴射器管２に含まれる穴を遮蔽また
は開放するよう作用する。偏向はスプリング３によって
維持され、全体的な効果は冷水入口６から入る水が円筒
管１０の出口４から流出するにつれて加熱されるという
ことである。この製品が小さい穴を有するという事実に
照らし、使用される水または液体の質に応じて装置は詰
まることがある。
８日発行のケミカルエンジニアリングに載った記事から
複写したものである。ピックの「液体を加熱するために
考えられた直接蒸気噴射」と表題が付された記事は、上
記制御を調整する可変オリフィス噴射装置を示す。さら
に詳細には円筒管１０は噴射器管２及びピストン５へ蒸
気を噴射する蒸気入口１を有するように示される。ピス
トンはスプリング３によって偏向され、入口１から流入
する蒸気圧に応じて噴射器管２に含まれる穴を遮蔽また
は開放するよう作用する。偏向はスプリング３によって
維持され、全体的な効果は冷水入口６から入る水が円筒
管１０の出口４から流出するにつれて加熱されるという
ことである。この製品が小さい穴を有するという事実に
照らし、使用される水または液体の質に応じて装置は詰
まることがある。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記図１に示すような先行技術装置で経験されるよ
うな欠点がなく、流体へ蒸気を導入するための調整噴射
装置を提供することにある。
は、上記図１に示すような先行技術装置で経験されるよ
うな欠点がなく、流体へ蒸気を導入するための調整噴射
装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、流体流
へ蒸気を噴射混合するための装置であって、 ａ．該流体流を搬送するための、長手軸と実質的に円形
の断面とを有する実質的に円筒形状の導管と、 ｂ．該円筒形状の導管内で前記長手軸に実質的に近接し
て蒸気を排出するための手段と、 ｃ．混合要素を収容する複数の開口からなり、導管形状
であり、前記流体流に前記蒸気を混合するための材料混
合装置とを備え、前記混合要素はその間を通過する流体
流へ同じ方向の回転角速度を各々誘起し、前記導管もま
た前記流体流を受け入れるための入口と、前記長手軸に
沿って前記流体流を排出するための出口とを備えてお
り、前記材料混合装置はさらにプラグ手段を有すること
に特徴があり、該プラグ手段は、第１の位置にある時、
前記蒸気排出手段を実質的に遮蔽するが、第２の位置に
ある時には、前記排出手段を遮蔽せず、さらに前記装置
は、 ｄ．前記第１の位置へ前記プラグ手段を付勢し、前記第
２の位置をとろうとする前記プラグ手段の運動に抵抗す
るための手段を備えることを特徴とする装置が提供され
る。
へ蒸気を噴射混合するための装置であって、 ａ．該流体流を搬送するための、長手軸と実質的に円形
の断面とを有する実質的に円筒形状の導管と、 ｂ．該円筒形状の導管内で前記長手軸に実質的に近接し
て蒸気を排出するための手段と、 ｃ．混合要素を収容する複数の開口からなり、導管形状
であり、前記流体流に前記蒸気を混合するための材料混
合装置とを備え、前記混合要素はその間を通過する流体
流へ同じ方向の回転角速度を各々誘起し、前記導管もま
た前記流体流を受け入れるための入口と、前記長手軸に
沿って前記流体流を排出するための出口とを備えてお
り、前記材料混合装置はさらにプラグ手段を有すること
に特徴があり、該プラグ手段は、第１の位置にある時、
前記蒸気排出手段を実質的に遮蔽するが、第２の位置に
ある時には、前記排出手段を遮蔽せず、さらに前記装置
は、 ｄ．前記第１の位置へ前記プラグ手段を付勢し、前記第
２の位置をとろうとする前記プラグ手段の運動に抵抗す
るための手段を備えることを特徴とする装置が提供され
る。
【００１１】本発明は、例えば水等の流体流中へ蒸気を
噴射混合するための装置を扱う。この装置は、実質的に
円筒形状の導管を備え、この導管は流体流を搬送するた
めに長手軸及び実質的に円形の断面を有する。導管はま
た、流体流を受け入れるための入口と、長手軸に沿って
流体流を排出するための出口とを備える。
噴射混合するための装置を扱う。この装置は、実質的に
円筒形状の導管を備え、この導管は流体流を搬送するた
めに長手軸及び実質的に円形の断面を有する。導管はま
た、流体流を受け入れるための入口と、長手軸に沿って
流体流を排出するための出口とを備える。
【００１２】円筒形状導管の長手軸に実質的に近接して
蒸気を排出するための手段が設けられる。蒸気を流体流
に混合するための材料混合装置は導管形状で設けられ
る。材料混合装置は混合要素を有する複数の開口を備
え、その混合要素はその間を通過する流体流へ回転角速
度を誘起する。さらに材料混合装置は、プラグ手段が第
１の位置にある時、蒸気排出手段を実質的に遮蔽する
が、プラグ手段が第２の位置にある時、蒸気排出手段を
遮蔽しないプラグ手段を有することに特徴がある。第１
の位置へプラグ手段を付勢し、第２の位置をとろうとす
るプラグ手段の運動に抵抗するための手段もまた設けら
れる。
蒸気を排出するための手段が設けられる。蒸気を流体流
に混合するための材料混合装置は導管形状で設けられ
る。材料混合装置は混合要素を有する複数の開口を備
え、その混合要素はその間を通過する流体流へ回転角速
度を誘起する。さらに材料混合装置は、プラグ手段が第
１の位置にある時、蒸気排出手段を実質的に遮蔽する
が、プラグ手段が第２の位置にある時、蒸気排出手段を
遮蔽しないプラグ手段を有することに特徴がある。第１
の位置へプラグ手段を付勢し、第２の位置をとろうとす
るプラグ手段の運動に抵抗するための手段もまた設けら
れる。
【００１３】以下に本発明の構成及び実施態様を列挙す
る。
る。
【００１４】１．流体流へ蒸気を噴射混合するための装
置であって、 ａ．該流体流を搬送するための、長手軸と実質的に円形
の断面とを有する実質的に円筒形状の導管と、 ｂ．該円筒形状の導管内で前記長手軸に実質的に近接し
て蒸気を排出するための手段と、 ｃ．混合要素を収容する複数の開口からなり、導管形状
であり、前記流体流に前記蒸気を混合するための材料混
合装置とを備え、前記混合要素はその間を通過する流体
流へ同じ方向の回転角速度を各々誘起し、前記導管もま
た前記流体流を受け入れるための入口と、前記長手軸に
沿って前記流体流を排出するための出口とを備えてお
り、前記材料混合装置はさらにプラグ手段を有すること
に特徴があり、該プラグ手段は、第１の位置にある時、
前記蒸気排出手段を実質的に遮蔽するが、第２の位置に
ある時には、前記排出手段を遮蔽せず、さらに前記装置
は、 ｄ．前記第１の位置へ前記プラグ手段を付勢し、前記第
２の位置をとろうとする前記プラグ手段の運動に抵抗す
るための手段を備えることを特徴とする装置。
置であって、 ａ．該流体流を搬送するための、長手軸と実質的に円形
の断面とを有する実質的に円筒形状の導管と、 ｂ．該円筒形状の導管内で前記長手軸に実質的に近接し
て蒸気を排出するための手段と、 ｃ．混合要素を収容する複数の開口からなり、導管形状
であり、前記流体流に前記蒸気を混合するための材料混
合装置とを備え、前記混合要素はその間を通過する流体
流へ同じ方向の回転角速度を各々誘起し、前記導管もま
た前記流体流を受け入れるための入口と、前記長手軸に
沿って前記流体流を排出するための出口とを備えてお
り、前記材料混合装置はさらにプラグ手段を有すること
に特徴があり、該プラグ手段は、第１の位置にある時、
前記蒸気排出手段を実質的に遮蔽するが、第２の位置に
ある時には、前記排出手段を遮蔽せず、さらに前記装置
は、 ｄ．前記第１の位置へ前記プラグ手段を付勢し、前記第
２の位置をとろうとする前記プラグ手段の運動に抵抗す
るための手段を備えることを特徴とする装置。
【００１５】２．前記付勢手段はコイルスプリングから
なる上記１に記載の装置。
なる上記１に記載の装置。
【００１６】３．蒸気を排出するための前記手段は前記
円筒形状導管の壁を貫通して、蒸気排出手段として終止
する管状導管を備え、その長手軸は実質的に前記円筒形
状導管の長手軸に一致する上記１に記載の装置。
円筒形状導管の壁を貫通して、蒸気排出手段として終止
する管状導管を備え、その長手軸は実質的に前記円筒形
状導管の長手軸に一致する上記１に記載の装置。
【００１７】４．前記管状導管は実質的にＬ字型形状に
形成され、該Ｌ字型の第一の区域は前記円筒形状導管の
壁を貫通し、該Ｌ字型の第二の区域は全体が円筒形状導
管内にあり、実質的に円筒形状導管の長手軸に一致する
長手軸を有する上記３に記載の装置。
形成され、該Ｌ字型の第一の区域は前記円筒形状導管の
壁を貫通し、該Ｌ字型の第二の区域は全体が円筒形状導
管内にあり、実質的に円筒形状導管の長手軸に一致する
長手軸を有する上記３に記載の装置。
【００１８】５．前記管状導管のＬ字型の第二の区域
は、前記Ｌ字型の第一の区域に接続される上流端と、前
記円筒形状導管内で蒸気を排出することができる下流端
とを有する上記４に記載の装置。
は、前記Ｌ字型の第一の区域に接続される上流端と、前
記円筒形状導管内で蒸気を排出することができる下流端
とを有する上記４に記載の装置。
【００１９】６．前記プラグ手段は、前記Ｌ字型の第二
の区域の前記下流端に入り、これを実質的に遮蔽するよ
う形成され、実質的に前記管状導管内に含まれる蒸気が
前記円筒形状導管に入るのを防止する上記５に記載の装
置。
の区域の前記下流端に入り、これを実質的に遮蔽するよ
う形成され、実質的に前記管状導管内に含まれる蒸気が
前記円筒形状導管に入るのを防止する上記５に記載の装
置。
【００２０】７．前記付勢手段は前記管状導管内の蒸気
圧が十分な閾値へ到達して、前記下流端から離れるよう
に前記プラグ手段を押すまで、前記Ｌ字型の第二の区域
の前記下流端を遮蔽するように前記プラグ手段を付勢す
るよう形成される上記６に記載の装置。
圧が十分な閾値へ到達して、前記下流端から離れるよう
に前記プラグ手段を押すまで、前記Ｌ字型の第二の区域
の前記下流端を遮蔽するように前記プラグ手段を付勢す
るよう形成される上記６に記載の装置。
【００２１】８．前記プラグ手段は、上流に面するとが
った端部と、下流に面する基部とを有する円錐形状を有
し、該基部は、前記管状導管及び付勢手段内の蒸気圧に
応答して前記材料混合装置内を摺動する寸法を有する上
記６に記載の装置。
った端部と、下流に面する基部とを有する円錐形状を有
し、該基部は、前記管状導管及び付勢手段内の蒸気圧に
応答して前記材料混合装置内を摺動する寸法を有する上
記６に記載の装置。
【００２２】
【実施例】図１は調整噴射装置の先行技術の代表として
前述されたものであり、この場合、ピストン制御を採用
する。この設計では散布器、混合Ｔ字管及びベンチュリ
型装置を越えるある利点を提供する。ピストン５は圧力
の平衡化を防止し、かつ蒸気−水ハンマーを除去する蒸
気圧と水圧との間の圧力差を維持する。この設計では自
動的に蒸気圧、入口水圧及び熱湯要求の変化を補償する
ので、この装置は適切に取り付けられれば、変動負荷条
件下での幅広い範囲のターンダウン容量及び正確な温度
制御を提供する。しかしながら、１９８２年６月２８日
発行のケミカルエンジニアリングから前記引用された記
事に示されるように、著者は、ピストン制御調整装置は
可動部分と、非常に小さい穴とを有し、使用される水ま
たは液体の質に応じて時々詰まるまたはふさがれ得ると
いうことを認めた。本発明の装置はいかなる重要な欠点
がない、かような装置の利点を提供するよう意図され
る。
前述されたものであり、この場合、ピストン制御を採用
する。この設計では散布器、混合Ｔ字管及びベンチュリ
型装置を越えるある利点を提供する。ピストン５は圧力
の平衡化を防止し、かつ蒸気−水ハンマーを除去する蒸
気圧と水圧との間の圧力差を維持する。この設計では自
動的に蒸気圧、入口水圧及び熱湯要求の変化を補償する
ので、この装置は適切に取り付けられれば、変動負荷条
件下での幅広い範囲のターンダウン容量及び正確な温度
制御を提供する。しかしながら、１９８２年６月２８日
発行のケミカルエンジニアリングから前記引用された記
事に示されるように、著者は、ピストン制御調整装置は
可動部分と、非常に小さい穴とを有し、使用される水ま
たは液体の質に応じて時々詰まるまたはふさがれ得ると
いうことを認めた。本発明の装置はいかなる重要な欠点
がない、かような装置の利点を提供するよう意図され
る。
【００２３】本発明は図２，３，４に図示される。ま
ず、図２を見ると、部分断面図での装置２０として示さ
れる本発明の装置は、入口２２と出口２６とを有する実
質的に円筒形状の導管２１によって描かれる。入口２２
は装置２０の長手軸３７に沿って矢印２３の方向へ流
体、例えば水を受け取るよう意図される。
ず、図２を見ると、部分断面図での装置２０として示さ
れる本発明の装置は、入口２２と出口２６とを有する実
質的に円筒形状の導管２１によって描かれる。入口２２
は装置２０の長手軸３７に沿って矢印２３の方向へ流
体、例えば水を受け取るよう意図される。
【００２４】蒸気を排出する手段は円筒形状導管２１の
壁を貫通する管状導管２４からなる。管状導管２４は実
質的にＬ字型形状で形成され、Ｌ字型のうち区域２７は
円筒形状導管２１の壁を貫通し、Ｌ字型のうち第二の区
域２８は実質的に円筒形状導管２１内にあり、その長手
軸は円筒形状導管２１の長手軸３７に実質的に一致す
る。よって、蒸気は入口２５にて管状導管２４へ入り、
材料混合装置３２に近接する出口２９にて排出される。
壁を貫通する管状導管２４からなる。管状導管２４は実
質的にＬ字型形状で形成され、Ｌ字型のうち区域２７は
円筒形状導管２１の壁を貫通し、Ｌ字型のうち第二の区
域２８は実質的に円筒形状導管２１内にあり、その長手
軸は円筒形状導管２１の長手軸３７に実質的に一致す
る。よって、蒸気は入口２５にて管状導管２４へ入り、
材料混合装置３２に近接する出口２９にて排出される。
【００２５】材料混合装置３２は導管２１の形状であ
り、複数のオリフィス３５（図４）を備え、オリフィス
３５はそれを通過する流体流へ回転角速度を誘起する混
合要素３６を収容する。さらに材料混合装置はプラグ手
段３０を有することに特徴がある。プラグ手段３０は、
第１の位置にある時、管状導管２４の出口２９を実質的
に遮蔽するが、第２の位置にある時には、管状導管を遮
蔽しないよう形成される。このことは、プラグ手段をこ
の第１の位置へ付勢するための手段を採用することによ
って成し遂げられる。プラグ手段３０並びに下流キャッ
プ３１は概して円錐形状で示される。プラグ手段３０は
上流に面するとがった端部と、下流に面する基部とを有
することが示され、基部は、好ましくはステンレス鋼ス
プリング３３として図３に示される付勢手段によって抵
抗される管状導管の蒸気圧に応答して、材料混合装置の
内壁３４に沿って摺動する寸法を有する。蒸気圧が閾値
より小さい場合には、プラグ手段３０は、管状導管の出
口２９に少なくとも部分的に入り、管状導管２４内の蒸
気圧が付勢手段３３によって作用される力より強い力を
与えるまでその位置から押し出されない。このことが一
旦成し遂げられると、蒸気は出口２９から出て行き、プ
ラグ手段３０を越え、その回りを通過し、オリフィス３
５を通して混合手段３２内を通過する。
り、複数のオリフィス３５（図４）を備え、オリフィス
３５はそれを通過する流体流へ回転角速度を誘起する混
合要素３６を収容する。さらに材料混合装置はプラグ手
段３０を有することに特徴がある。プラグ手段３０は、
第１の位置にある時、管状導管２４の出口２９を実質的
に遮蔽するが、第２の位置にある時には、管状導管を遮
蔽しないよう形成される。このことは、プラグ手段をこ
の第１の位置へ付勢するための手段を採用することによ
って成し遂げられる。プラグ手段３０並びに下流キャッ
プ３１は概して円錐形状で示される。プラグ手段３０は
上流に面するとがった端部と、下流に面する基部とを有
することが示され、基部は、好ましくはステンレス鋼ス
プリング３３として図３に示される付勢手段によって抵
抗される管状導管の蒸気圧に応答して、材料混合装置の
内壁３４に沿って摺動する寸法を有する。蒸気圧が閾値
より小さい場合には、プラグ手段３０は、管状導管の出
口２９に少なくとも部分的に入り、管状導管２４内の蒸
気圧が付勢手段３３によって作用される力より強い力を
与えるまでその位置から押し出されない。このことが一
旦成し遂げられると、蒸気は出口２９から出て行き、プ
ラグ手段３０を越え、その回りを通過し、オリフィス３
５を通して混合手段３２内を通過する。
【００２６】オリフィス３５は概ね本出願人の先行米国
特許第３９２３２８８号及び第４６１４４４０号に開示
される型式のものであり、それらの開示内容は参照によ
って本明細書に組み込まれる。ここでの使用を意図され
る混合要素は、それを通して通過する流体へ回転速度を
誘起するよう意図される。実際には各々の混合要素は、
オリフィス３５を通過する流体へ同じ方向の回転を誘起
または与えることが意図される。
特許第３９２３２８８号及び第４６１４４４０号に開示
される型式のものであり、それらの開示内容は参照によ
って本明細書に組み込まれる。ここでの使用を意図され
る混合要素は、それを通して通過する流体へ回転速度を
誘起するよう意図される。実際には各々の混合要素は、
オリフィス３５を通過する流体へ同じ方向の回転を誘起
または与えることが意図される。
【００２７】図３，４及び、米国特許第３９２３２８８
号、第４６１４４４０号に示されたスタティクミキサー
を使用することから生じる利点はさほど強調することは
できない。混合要素３６は全て同じ方向であり、互いに
衝突する複数対の回転うずを生じ、液体流への蒸気の混
合を非常に増加する。うずの対３７Ａ／３７Ｂ，３７Ｂ
／３７Ｃ，３７Ｃ／３７Ｄ，３７Ｄ／３７Ｅ，３７Ｅ／
３７Ｆ及び３７Ｆ／３７Ａが互いに衝突するだけでな
く、隣接しない対、例えば特に３７Ａ／３７Ｄ，３７Ｂ
／３７Ｅ及び３７Ｃ／３７Ｆもまた衝突点を設定する。
号、第４６１４４４０号に示されたスタティクミキサー
を使用することから生じる利点はさほど強調することは
できない。混合要素３６は全て同じ方向であり、互いに
衝突する複数対の回転うずを生じ、液体流への蒸気の混
合を非常に増加する。うずの対３７Ａ／３７Ｂ，３７Ｂ
／３７Ｃ，３７Ｃ／３７Ｄ，３７Ｄ／３７Ｅ，３７Ｅ／
３７Ｆ及び３７Ｆ／３７Ａが互いに衝突するだけでな
く、隣接しない対、例えば特に３７Ａ／３７Ｄ，３７Ｂ
／３７Ｅ及び３７Ｃ／３７Ｆもまた衝突点を設定する。
【００２８】これらの衝突点の相互作用はうずがそれら
自体を相互的に破壊させ、結果として出口にて正味回転
力０を生ずる。このことはガス（蒸気）と液体（水）と
の遠心分離の問題を回避し、より優れた混合を提供す
る。
自体を相互的に破壊させ、結果として出口にて正味回転
力０を生ずる。このことはガス（蒸気）と液体（水）と
の遠心分離の問題を回避し、より優れた混合を提供す
る。
【００２９】上記記載及び添付の特許請求の範囲を検討
すると、本発明を実施することで、初めて先行技術の噴
射器管２を除去し、従って先行装置の詰まりの問題を除
去する調整装置を提供することができる。本混合手段は
移動流体流と蒸気噴射とを充分に一体化し、それにより
蒸気に含まれるＢＴＵを効率的に流体へ移動する。
すると、本発明を実施することで、初めて先行技術の噴
射器管２を除去し、従って先行装置の詰まりの問題を除
去する調整装置を提供することができる。本混合手段は
移動流体流と蒸気噴射とを充分に一体化し、それにより
蒸気に含まれるＢＴＵを効率的に流体へ移動する。
【００３０】前述の内容を鑑みて、開示された実施態様
の改変は、当業者によって発明の精神内にて維持しつつ
なされ得る。よって、本発明の範囲は添付の特許請求の
範囲によってのみ限定されるべきである。
の改変は、当業者によって発明の精神内にて維持しつつ
なされ得る。よって、本発明の範囲は添付の特許請求の
範囲によってのみ限定されるべきである。
【図１】先行技術の調整装置の図である。
【図２】本発明の装置の一部破断側部立面図である。
【図３】本発明の装置に用いられた混合要素の詳細を示
す断面図である。
す断面図である。
【図４】図３の４−４に沿って取られた本発明の装置の
平面図である。
平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−232557（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−121624（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B01F 3/00 - 5/26
Claims (1)
- 【請求項１】 流体流へ蒸気を噴射混合するための装置
であって、 ａ．該流体流を搬送するための、長手軸と実質的に円形
の断面とを有する実質的に円筒形状の導管と、 ｂ．該円筒形状の導管内で前記長手軸に実質的に近接し
て蒸気を排出するための手段と、 ｃ．混合要素を収容する複数の開口からなり、導管形状
であり、前記流体流に前記蒸気を混合するための材料混
合装置とを備え、 前記混合要素はその間を通過する流体流へ同じ方向の回
転角速度を各々誘起し、 前記導管もまた前記流体流を受け入れるための入口と、
前記長手軸に沿って前記流体流を排出するための出口と
を備えており、 前記材料混合装置はさらにプラグ手段を有することに特
徴があり、該プラグ手段は、第１の位置にある時、前記
蒸気排出手段を実質的に遮蔽するが、第２の位置にある
時には、前記排出手段を遮蔽せず、 さらに前記装置は、 ｄ．前記第１の位置へ前記プラグ手段を付勢し、前記第
２の位置をとろうとする前記プラグ手段の運動に抵抗す
るための手段を備えることを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/664,029 US5066137A (en) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | Steam injection and mixing apparatus |
| US07/664,029 | 1991-03-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07108151A JPH07108151A (ja) | 1995-04-25 |
| JP3201813B2 true JP3201813B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=24664220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02825492A Expired - Lifetime JP3201813B2 (ja) | 1991-03-04 | 1992-02-14 | 蒸気噴射混合装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5066137A (ja) |
| JP (1) | JP3201813B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108314199A (zh) * | 2018-03-12 | 2018-07-24 | 杭州更蓝生物科技有限公司 | 一种工业酸性污水处理装置 |
| KR102280562B1 (ko) * | 2019-04-26 | 2021-07-22 | 박현정 | 압박감을 제거한 마스크 끈. |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993018849A1 (en) * | 1992-03-17 | 1993-09-30 | Nordson Corporation | Two-component dispensing system |
| DK171572B1 (da) * | 1994-01-12 | 1997-01-20 | Topsoe Haldor As | Fremgangsmåde og indretning til blanding af gasser |
| DE19649553A1 (de) * | 1995-11-30 | 1997-06-19 | Komax Systems Inc | Dampfumformer |
| ES2274862T3 (es) * | 2000-01-10 | 2007-06-01 | Sulzer Chemtech Ag | Procedimiento para introducir aditivos. |
| WO2010065785A1 (en) * | 2008-12-03 | 2010-06-10 | Dominion Engineering, Inc. | Chemical cleaning method and system with steam injection |
| JP5578630B2 (ja) | 2008-12-03 | 2014-08-27 | ウエスチングハウス・エレクトリック・カンパニー・エルエルシー | 蒸気注入を行う化学洗浄方法及び化学洗浄システム |
| KR102221358B1 (ko) * | 2018-12-26 | 2021-03-02 | 주식회사피앤씨 | 성능이 향상된 스팀 인젝터 및 이를 이용한 수 처리 시스템 |
| EP3912709B1 (de) * | 2020-05-19 | 2024-02-14 | Heraeus Medical GmbH | Vorrichtung und verfahren zum mischen von flüssigkeiten |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3923288A (en) * | 1973-12-27 | 1975-12-02 | Komax Systems Inc | Material mixing apparatus |
| US4208136A (en) * | 1978-12-01 | 1980-06-17 | Komax Systems, Inc. | Static mixing apparatus |
| CA1145192A (en) * | 1980-02-06 | 1983-04-26 | General Foods, Inc. | Soft-moist pet food and process |
| US4534659A (en) * | 1984-01-27 | 1985-08-13 | Millipore Corporation | Passive fluid mixing system |
| US4614440A (en) * | 1985-03-21 | 1986-09-30 | Komax Systems, Inc. | Stacked motionless mixer |
-
1991
- 1991-03-04 US US07/664,029 patent/US5066137A/en not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-02-14 JP JP02825492A patent/JP3201813B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108314199A (zh) * | 2018-03-12 | 2018-07-24 | 杭州更蓝生物科技有限公司 | 一种工业酸性污水处理装置 |
| KR102280562B1 (ko) * | 2019-04-26 | 2021-07-22 | 박현정 | 압박감을 제거한 마스크 끈. |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07108151A (ja) | 1995-04-25 |
| US5066137A (en) | 1991-11-19 |
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