JPH09302960A - 移動可能な床の間 - Google Patents

移動可能な床の間

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JPH09302960A
JPH09302960A JP14067796A JP14067796A JPH09302960A JP H09302960 A JPH09302960 A JP H09302960A JP 14067796 A JP14067796 A JP 14067796A JP 14067796 A JP14067796 A JP 14067796A JP H09302960 A JPH09302960 A JP H09302960A
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Masami Abe
正躬 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床の間を移動可能にして後から追加できるよ
うにし、設置した床の間が倒れないよう強固に固定す
る。 【解決手段】 床の間は、ユニット状に構成して移動可
能としている。床の間は上下対称に構成しているので、
床の間の天地を逆にしても使用することができる。床の
間の一方の側面には収納部1を設け、他方の側面には外
部から採光できる採光部2を設けており、床の間の天地
を逆に置くことにより、収納部1と採光部2の位置を左
右入れ換えることができる。さらに床の間の上面と、床
の間を置く部分の天井面との間には、固定部材3を挿入
する。固定部材3でもって床の間を床面に向けて押圧
し、床の間を上面から挟着して倒れないよう保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット状に構成
して移動可能とした床の間に関する。
【0002】
【従来の技術】床の間は、家の部屋の中でも日本独自の
文化であって、古来から日本式の家屋に必須の要素とし
てほとんどの家に設けられていた。ところが、近年は西
洋文化が急速に流入して住宅の様子も様変わりし、嗜好
の変遷や住宅事情、核家族化等もあって、床の間は徐々
に姿を消しつつある。最近は土地の確保も難しくなり、
限られたスペースの家屋内に床の間専用の部屋を設ける
ことが困難になった。このため、床の間を設けたくても
設けることができない状態となり、床の間のない家が多
くなった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、当初は
必要ないと考えて床の間を省いた家としても、月日が経
ってくると床の間が欲しくなることがある。特に生活に
ゆとりができたり、ゆとりの大切さが重視されるように
なった最近において、床の間を追加したいという要望が
高まってきた。また、床の間のある家をはじめから求め
ていても、予算やスペースの関係で断念せざるを得なか
った場合もある。さらにまた、アパート、マンション等
においてはほとんどの場合床の間がないため、このよう
な部屋に住んでいる人も床の間を切望している。
【0004】特に最近は、都会に住む人が田舎の両親を
呼んでマンション等に住まわせる場合に、両親のために
床の間を何とかしたいという切実な要求が高まってい
る。あるいはまた、定年後に郊外の団地等に住んでいる
お年寄りが、床の間を求めるケースも多い。本発明は、
このような要求に応えるべく開発されたものである。本
発明の重要な目的は、後から追加でき、しかも簡単に設
置ができる移動可能な床の間を提供することにある。
【0005】床の間を後から追加できるようにするに
は、ユニット式にして予め工場等で床の間を製造してお
き、完成した床の間のユニットを設置したい部屋まで運
んで備え付けるようにすると簡単に設置できる。ただ、
この方法では床の間を家具などと同じように部屋に置く
形になるので、地震等の事故で倒れる危険がある。従来
は、家具等を倒れないように固定するために、L字型金
具等で天井と家具をネジ止めして固定していた。しか
し、この方法ではネジ孔を天井や壁、家具自体に開口す
る必要があり、建物や家具に傷を付けてしまう欠点があ
った。特に、一度固定した家具を移動させると、元の場
所でネジ孔の傷が目立つようになり、また別の場所で固
定すると、さらにネジ孔を開口する必要があって作業が
煩雑な上、傷も増えてしまう欠点もあった。
【0006】本発明は、さらにこれらの欠点を解決する
ことを目的に開発されたものである。本発明の他の重要
な目的は、移動可能な床の間を設置後においても、倒れ
ないように強固に固定でき、しかも建物や床の間を傷つ
けることなく、固定部材の取付を極めて簡単にして、備
え付けの床の間と同じように安心して使用できる移動可
能な床の間を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の移動可能な床の
間は、前述の目的を達成するために下記の構成を備え
る。床の間は、ユニット状に構成して移動可能としてい
る。さらに本発明の移動可能な床の間は、床の間を上下
対称に構成している。このため、床の間の天地を逆にし
ても使用することができる。さらに、床の間の一方の側
面に収納部1を設け、他方の側面には外部から採光でき
る採光部2を設けている。この構造の床の間は、天地を
逆に置くことにより、収納部1と採光部2の位置を左右
入れ換えることができる。
【0008】さらに床の間の上面と、床の間を置く部分
の天井面との間には、固定部材3を挿入する。固定部材
3でもって床の間を床面に向けて押圧し、床の間を上面
から挟着して倒れないよう保持する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態
は、本発明の技術思想を具体化するための床の間を例示
するものであって、本発明は移動可能な床の間を下記の
ものに特定しない。
【0010】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施の形態に示される部材に対応す
る番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解
決するための手段の欄」に示される部材に付記してい
る。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形
態の部材に特定するものでは決してない。
【0011】本発明の移動可能な床の間の一実施の形態
を図1に示す。この図に示す床の間は、天板4と底板5
と背面板6とからなり、左側面に収納部1を、右側面に
採光部2を設けている。さらに床の間は上下を対称に構
成しているので、図において天地を逆にして置くことが
でき、収納部1を右に、採光部2を左に入れ換えて使用
することもできる。
【0012】天板4と底板5は同一の大きさ、形状のも
のを使用する。底板5の天地を逆にすると天板4が底板
5に、底板5が天板4になるからである。天板4と底板
5には方形状の木材や合板等が使用でき、寸法を例えば
幅80cm〜180cm、奥行き40cm〜80cm、
厚さ5cm〜8cmとする。底板5の大きさは床の間の
専有面積を決定するので、床の間を設置する部屋の大き
さに応じて、部屋の邪魔にならないよう考えて最適値に
決定される。例示の寸法は畳8畳の部屋に設置する場合
を想定している。また、底板5には好みに応じて簀の子
13等を置くこともできる。
【0013】底板5の裏面には、図2に示すように凹部
7を有する。凹部7は、一般のたんす、クローゼットと
いった家具等に設けられているものと同様の構造をして
いる。家具、床の間等の底面が平面状であれば、床面と
の接触面積が広くなって接触圧が下がり、家具等を押す
だけでも比較的容易に移動できる。このため、固定が不
十分となり、位置ずれし易く安定しない状態となって、
地震等で倒れやすくなる危険がある。これに対し、底面
の中央部に凹部7を設けて、底面の縁周部で床面と接触
するようにして床面との接触面積を減らすと、接触部分
の圧力が上がり、摩擦が大きくなって、位置ずれしにく
い安定な状態とすることができる。さらに、底面に凹部
を有する形状とすることで底板5に使用する木材を節約
でき、コストも抑えることができる。
【0014】天板4と底板5の間には背面板6が固定さ
れる。背面板6は床の間の背面に位置し、天板4と底板
5の後端の一辺に固定されている。背面板6の高さは床
の間の高さを決定するので、部屋の高さに応じて若干低
く設定する。特にマンションや団地等に設置する場合
は、一般的なマンションや団地の部屋の高さに応じて最
適値に設定しておく。図1においては背面板6の高さ
を、天板4と底板5の厚みを含めて230cmとしてい
る。また、背面板6には好みに応じて掛け軸14等を掛
けることができる。
【0015】図1に示す床の間の左側面には収納部1が
固定されている。収納部1は箱形に形成され、内部に服
や小物等を収納できるスペースを設けている。図に示す
収納部1は上下2段に分割されて、開き戸で開閉する2
つの収納箱1Aを設けている。各々の収納箱1Aは、図
示しないが内部を仕切り板で多段に分割したり、ハンガ
ーを掛けて服を収納できるよう構成したり、引き出しを
設けたりすることもできる。引き出しは開き戸の内部に
限らず、開き戸を設けないで収納箱の前面に表出させて
もよい。ただ、引き出しを使用する収納部は、床の間の
天地を逆にしたときに、引き出しを逆向きに入れ換える
必要がある。
【0016】収納部1はまた、床の間の側面を支える柱
の役目を果たす。図1に示すように収納部1は、床の間
の左側面全体を閉塞して、上部で天板4を支えているの
で、ある程度の強度を持たせている。
【0017】床の間の右側面には採光部2が設けられ
る。採光部2は、外部から床の間に光を採り入れて、特
に照明を設けなくても床の間の内側を明るくして見栄え
を良くする。図1の床の間は、右側面を採光部2とする
ために、ここに壁面を設けず筒抜けとし、右側面の前方
の隅角部に柱8を設けて天板4を支えている。この構造
の床の間は、極めて簡単な構造で床の間内面を明るくで
き、しかも右側面壁を設けないので部品数を減らして安
価に製造できる特長を実現する。
【0018】ただ、床の間は、採光部の前方に柱を設け
ない構造とすることもできる。この構造の床の間は、さ
らに部品点数を減らして製造でき、しかも柱がない分、
床の間の内部がより明るくなり、使用に際しても柱が邪
魔にならず、広々とした開放感を与えることができる。
採光部に柱を設けない床の間は、天板を収納部と背面板
で支えるため、天板を軽くしたり、収納部の幅を広げ強
靱にしたりして確実に保持できるよう設計する。
【0019】床の間は、部屋の隅部に設置すると、安定
感がある。床の間の背面と収納部1のある側面を、部屋
の壁面に沿わせることで倒れ難いよう安定させることが
できるからである。また、床の間は家具等に隣接させる
こともできる。床の間は、設置する部屋の間取りや、窓
の位置、照明器具の位置によって、床の間を置く位置と
天地、すなわち採光部2を床の間の右側とするか、左側
とするかを決定し、最適な状態に設置される。
【0020】さらに本発明の移動可能な床の間は、上面
に固定部材3を備える。固定部材3によって、移動可能
な床の間を倒れないように強固に固定できる。固定部材
3の一例を図3に示す。図に示す固定部材3は、床の間
の上面と部屋の天井の間に挿入され、天板4と天井面を
押圧することで床の間を挟着する。
【0021】固定部材3は、本体3Aと2つの脚部3B
とからなる。固定部材3の本体3Aは、2枚の板材を一
定の間隔で張り合わせた形状をしており、図3の斜め下
方から見た斜視図に示すように、下方にスリット9を開
口している。スリット9は左右を傾斜面10としてお
り、傾斜面10は上方に向かって開口幅を狭くする方向
に傾斜している。
【0022】固定部材3の脚部3Bは、本体3Aのスリ
ット9に挿入される。脚部3Bは、側面を傾斜させ、ス
リット9の傾斜面10に沿う傾斜面としている。この形
状の脚部3Bは、固定部材3の本体3Aのスリット9に
挿入して、傾斜面10に沿って摺動させることができ
る。図に示す脚部3Bは、側面の一方を傾斜面とし、他
方を垂直面としている。この脚部3Bを2つ使用して、
傾斜面が外側に位置するようにスリット9に挿入し、ス
リット9の両端部で傾斜面を密着させる。ただ、脚部は
傾斜面を両側面に設けることもできる。
【0023】さらに脚部3Bは、底面に弾性板を備え
る。脚部3Bの底面は、弾性板を貼り付けることができ
るように、若干幅を広くした方形状とする。弾性板は、
脚部3Bの底面とほぼ等しい大きさとして、底面に貼着
される。弾性板は弾性を有するゴム板等で、表面の摩擦
力を大きくし、さらに位置ずれ等し難いよう表面に凹凸
を設ける。この構造の弾性板は、床の間の表面を傷つけ
ることなく、しかも弾性により圧縮変形して、確実に床
の間を押圧することができる。
【0024】脚部3Bをスリット9に挿入して傾斜面1
0に密着させた状態では、図4に示すように、弾性板の
底面と水平面はαの角度をなしている。これは、弾性板
の全面でなく、弾性板の端部から局部的に強い圧力で床
の間の天板4を押圧することで、すべりを極減してより
強固に床の間を挟着するためである。弾性板は、αの角
度で傾斜する脚部3Bの底面と天板4との間で強く挟着
されて、あたかもクサビのように弾性変形して極めて強
固に保持され、また脚部3Bと天板4を押圧する。た
だ、α=0の状態、すなわち弾性板の底面を水平面と平
行面として押圧することもできる。
【0025】固定部材3は、図2に示すように床の間の
上面と天井の間に挿入されて、床の間を固定する。床の
間の上面、すなわち天板4の上面であって、底板5の下
面ともできる部分は、図に示すように凹部7を有する。
固定部材3は、この凹部7を利用して床の間を固定す
る。固定部材3の全長は、天板4の凹部7に収納できる
大きさに設計される。所定の位置に置かれた床の間を固
定部材3で固定するには、天板4の凹部7の内側に固定
部材3を置き、例えば図5に示すように固定部材3を天
板4の前面付近に位置させる。固定部材3の位置を前面
付近にすると、取付作業が容易に行え、しかも床の間の
背面に対しても保持状態で押圧できるので、極めて安定
させることができる。ただ、固定部材3を多少後方に位
置させることで固定部材3を目立たなくさせることもで
きる。次に、固定部材3の脚部3Bがスリット9の摺動
面で密着する状態を保ったまま、固定部材3の本体3A
を押し上げ、固定部材3の上面を天井と密着させる。固
定部材3の本体3Aを天井に強く押し付けた状態で、両
端の脚部3Bを木ネジ12でそれぞれ本体3Aに固定す
る。木ネジ12は、本体3Aの前面に開口されたネジ孔
11から、脚部3Bを貫通してねじ込まれる。脚部3B
にはネジ孔が切られておらず、木ネジ12によってネジ
溝が切られる。2本の木ネジ12で両端の脚部3Bを固
定部材3の本体3Aに固定することで、床の間は天板4
を強く押圧されて、床面との間で挟着された状態で保持
される。脚部を固定する木ネジは、図示しないが2本以
上ねじ込むことで、より強固に固定できる。また本体の
ネジ孔は、予め設けておかずに、木ネジを適当な位置に
ねじ込むことで開口することもできる。
【0026】木ネジ12で固定される固定部材3は、固
定部材3にかかる加重をネジ部で全て受けるのではな
い。脚部3Bとスリット9の傾斜面10によっても加重
を受けているので、ネジ部にかかる負担を少なくでき
る。したがって、固定部材3の疲労を低減して耐久性を
高め、長期に渡って床の間を確実に保持できる特長を実
現する。
【0027】また、この構造の固定部材3は、床の間と
天井の間隔の微調整が容易にできる利点がある。部屋の
高さは位置によって微妙に異なるので、寸法を予め合わ
せておくことが困難であり、従来は現場で底面と床の間
にスペーサを入れたりして調整していた。本発明の移動
可能な床の間では、固定部材3の幅を自由に調整でき、
しかも微調整した最適な押圧状態のまま簡単に固定でき
るので、床の間の固定作業を極めて簡単に行うことがで
きる。
【0028】さらに、固定部材3は床の間の天板4や天
井にネジ孔を開口する必要がなく、しかも天板4と固定
部材3の接触面においても、弾性板を介することで表面
に傷を付けることが防止でき、かつ弾性板が圧縮変形し
て押圧するので床の間の上面から確実に強く固定できる
特長が実現される。
【0029】加えて、固定状態を解除するには、脚部3
Bを固定する2本の木ネジ12を緩めるだけでよく、こ
の作業は極めて簡単に行うことができる。木ネジ12を
外すと固定部材3の本体3Aが脚部3Bと固定されなく
なるので、押圧できなくなって本体3Aが下がり、床の
間の天板4と天井の間が緩むので、天板4を移動できる
ようになる。さらに固定状態の解除された床の間を他の
場所に移動するときは、天板4に固定部材3を載せた状
態のまま移動させることができ、移動して固定位置に置
かれた床の間の上面で、再び固定部材3の本体3Aを押
し上げて押圧状態とし、木ネジ12をねじ込んで固定す
る。床の間を移動しても、元の位置では天井にネジ孔が
開口されていないので跡も残らず綺麗に移動できる。
【0030】さらにまた、本発明の移動可能な床の間
は、ユニット式にして予め工場内で製造したものを現地
に運搬することで、設置を迅速かつ容易にできる。た
だ、床の間は、組立式にして現場で組み立てる構成とす
ることもできる。現場で組み立てる構成の床の間は、運
搬を容易にでき、しかも分解してコンパクトにできるの
で、部屋への搬入、搬出をスムーズにできる特長を実現
する。
【0031】
【発明の効果】本発明の移動可能な床の間は、床の間の
設置されていない部屋に簡単に床の間を追加することが
できる特長を実現する。それは、本発明が床の間をユニ
ット式とすることにより、好きな部屋の好きな場所にユ
ニット化した床の間を設置できるからである。さらに本
発明は、側部に設けた収納部と採光部を、左右入れ換え
ることが簡単にできる。床の間は上下を対称に構成して
いるので、天地を逆にして置くことで左右を入れ換える
ことができる。このため部屋の間取りや窓の位置、明か
りの位置に応じて、採光部の位置を変更して効果的に外
部から明かりを採り入れることができ、内面を明るくし
た見栄えの良い床の間とすることができる。
【0032】さらに本発明の移動可能な床の間は、移動
可能とした床の間を設置した後に、床の間が倒れないよ
うに強固に保持して固定することができる。それは、本
発明が床の間の上面と天井の間に固定部材を備えるから
である。固定部材は、高さを任意に変更でき、微調整が
容易でしかも簡単に固定することができる。したがっ
て、好みの位置に設置した床の間を最適な状態で、長期
間に渡って確実に保持できる特長を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す移動可能な床の間
の正面図
【図2】図1に示す床の間を固定部材で固定する状態を
示す正面断面図
【図3】図2に示す固定部材の斜視図
【図4】図3に示す固定部材の脚部が水平面となす角度
を示す正面図
【図5】図2に示す固定部材が床の間を固定する状態を
示す側面図
【符号の説明】
1…収納部 1A…収納箱 2…採光部 3…固定部材 3A…本体 3B…脚部 4…天板 5…底板 6…背面板 7…凹部 8…柱 9…スリット 10…傾斜面 11…ネジ孔 12…木ネジ 13…簀の子 14…掛け軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット状に構成して移動可能とした床
    の間において、 床の間の上下を対称に構成して、天地を逆にしても使用
    でき、かつ床の間の一方の側面に収納部(1)を設け、他
    方の側面には外部から採光できる採光部(2)を設けて、
    床の間の天地を逆に置くことにより、収納部(1)と採光
    部(2)の位置を左右入れ換えることができるよう構成し
    てなり、 さらに床の間の上面と、床の間を置く部分の天井面との
    間に、固定部材(3)を挿入し、固定部材(3)でもって床の
    間を床面に向けて押圧し、床の間を上下面から挟着して
    倒れないよう保持してなる移動可能な床の間。
JP14067796A 1996-05-10 1996-05-10 移動可能な床の間 Expired - Lifetime JP2753698B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4960513B1 (ja) * 2011-02-23 2012-06-27 慎一 松浦 小型置き床の構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4960513B1 (ja) * 2011-02-23 2012-06-27 慎一 松浦 小型置き床の構造

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