JPH09301736A - 紫外線吸収グレ−色系ガラス - Google Patents

紫外線吸収グレ−色系ガラス

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JPH09301736A
JPH09301736A JP12366096A JP12366096A JPH09301736A JP H09301736 A JPH09301736 A JP H09301736A JP 12366096 A JP12366096 A JP 12366096A JP 12366096 A JP12366096 A JP 12366096A JP H09301736 A JPH09301736 A JP H09301736A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高透視性で、少なくともSe成分組成を使用せ
ず既存のグレ−色着色ガラスと略同等の色調を呈し、高
性能の紫外線吸収で、かつ易強化性に優れ、ギラつきも
なく、居住性と安全性を高め、高環境性を有し軽量化も
可能な建築用、殊に自動車用窓ガラス等として好適なガ
ラスを得る。 【解決手段】 ソーダ石灰シリカ系ガラスを基礎組成と
し、着色成分として重量%表示で、 Fe2O3(全鉄)0.05
〜0.30、CeO21.0 〜2.0 、TiO2 0.1〜1.0 、MnO20.1〜
0.35ならびにppm 表示で、 CoO20.5〜45を基本的に含有
せしめた紫外線吸収グレ−色系ガラス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的高透視性
で、既存のグレ−着色板ガラスとほぼ同等の色調を呈
し、格段に優れた紫外線吸収性能を併せ持ち、居住性か
つ安全性を高め、しかも種々の形状で軽量化をもでき得
る紫外線吸収グレ−色系ガラスに関し、人的や物的に優
しい建築用窓ガラスや各種ガラス物品はもちろん、特に
車両用窓ガラス、ことに自動車用窓ガラスとして有用な
紫外線吸収グレ−色系ガラスを、より簡便に効率よく提
供するものである。
【0002】
【従来の技術】近年富みに、冷房負荷の低減等省エネル
ギー化等から、建築物ではもちろん自動車窓ガラス等に
おいて、ことに熱線の反射吸収等多機能化をガラス自体
またはガラス表面に付加することにより、人的にも物的
にもより高居住性、より安全性に繋がる板ガラス物品の
ニーズが急激に高まってきている。そのなかで、従来に
比して格段に優れた紫外線遮蔽性能を有する人的や物的
に優しいグレ−色系ガラスが望まれるようになりつつあ
る。
【0003】例えば、特開平7-267675号公報には高可視
透過率を有する低刺激純度の灰緑色の熱吸収性ガラスが
記載されており、灰緑色に着色した熱吸収性ガラス組成
物において、重量%でSiO268〜75%、Na2O10〜18%、Ca
O 5 〜15%、MgO O 〜10%、Al2O30〜5 %及びK2O0〜5
%からなり、しかもCaO+MgO が6 〜15%及びNa2O+K2Oが
10〜20%であるベ−スガラス組成物と、Fe2O3 としての
全酸化鉄0.45〜0.95%、FeO 0.09〜0.185 %、Coとして
のコバルト0.0008〜0.003 %、並びにSeとしてのセレン
0.001 %以下、MnO2としてのマンガン酸化物0.5 %及び
NiO としてのニッケル酸化物0.003 %以下からなる少な
くとも1種の着色成分を本質的に含む着色剤とからな
り、しかも制御厚さ4mmのガラスが、C光源を用いて少
なくとも1.8 %未満の刺激純度と、A光源を用いて少な
くとも60%の光透過率(LTA )と、30〜55%の紫外線透
過率と、33〜55%の赤外線透過率と、C光源を用いて約
480〜575.5nm の主波長とからなるスペクトル特性を有
するガラス組成物が開示されている。
【0004】また例えば、米国特許第3,300,323 号公報
にはグレ−ガラス組成物が記載されており、重量%で、
Fe2O30.05 〜0.5 %、TiO22.0 〜6.0 %、CoO 0.005 〜
0.01%と、MnO2 2%以下とを含有させる着色成分からな
る灰色のソ−ダ・石灰・シリカガラスが開示されてい
る。
【0005】また例えば、特開平6-345483号公報には紫
外線吸収着色ガラスが記載されており、重量%で、SiO2
65〜75%、Al2O30.1〜5 %、Na2O10〜18%、K2O0〜5
%、CaO5〜15%、MgO 1 〜6 %、SO30.05 〜1.0 %、Ce
O2換算したCe分0.4 〜1.0 %、TiO2換算したTi分0 〜1.
0 %、CoO0.0018 〜0.003 %、Fe2O3 換算したFe分0.1
〜0.3 %、Se0.0001〜0.0010%から本質的になる組成を
有し、かつFe2O3 換算したFe分のうち3 〜20%がFe2+
あるものが開示され、ライトグレ−色の色調を呈し、紫
外線透過率が15%以下であることが記載されている。
【0006】また例えば、特公平7-29813 号公報には暗
灰色赤外線吸収性ガラスが記載されており、重量%で、
SiO266〜75%、Na2O10〜20%、CaO5〜15%、MgO0〜5
%、Al 2O30〜5 %、K2O 0 〜5 %及び本質的に次のもの
からなる着色成分:Fe2O3 (全鉄)1.00%を超えかつ1.
7 %まで、FeO 少なくとも0.27%、Se0.002 〜0.005
%、CoO0.01 〜0.02%を有するくすんだ灰色ガラス組成
物であって、3.9mm の厚さで32%以下の光透過率及び15
%より小さな全太陽赤外線透過率を有するガラス組成物
が開示され、紫外線透過率が2.84〜18.69 %程度である
ことが記載されている。
【0007】さらに例えば、本出願人が既に出願した特
開平5-270855号公報では中性灰色系色調の熱線吸収ガラ
スを記載しており、ソ−ダ石灰シリカ系ガラスを基礎組
成とし、着色成分として重量%表示で、Fe2O3 (全鉄)
0.15〜0.55、CeO2 0.2〜0.6、TiO20.15〜0.45、ならび
にppm 表示で、CoO 15〜35、Se 2〜18を基本的に含有せ
しめたものであることを開示し、さらに紫外線透過率が
15〜25%であることも記載した。
【0008】さらに例えば、本出願人が既に出願した特
開平6-247740号公報では中性灰色系色調ガラスを記載し
ており、ソ−ダ石灰シリカ系ガラスを基礎組成とし、着
色成分として重量%表示で、Fe2O3 (全鉄)0.45〜0.7
5、そのうちFeO 0.08〜0.30、TiO2 0〜0.70、ならびにp
pm 表示で、CoO140〜250 、NiO O 〜350 、Cr2O3 0 〜3
50 、Se10〜60を基本的に含有せしめ、主波長が490 〜5
75nm であるものを開示し、さらに紫外線透過率が25%
以下であることも記載した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したような例え
ば、特開平7-267675号公報に記載の高可視透過率を有す
る低刺激純度の灰緑色の熱吸収性ガラスは、溶融時ガラ
ス中への歩留りがよくなく揮発等による色調の変化をし
易いSe成分組成を用い、しかも場合によっては欠陥を生
じたりまた強化ガラス等の熱処理時に色の変化あるいは
破壊等に到ることがあると言われる NiOをも用い、さら
に紫外線透過率が30〜55%であって紫外線遮蔽が必ずし
も充分よいものとは言い難いものである。
【0010】また例えば、米国特許第3,300,323 号公報
に記載の紫外線の吸収ガラスは、溶融時ガラス中への歩
留りがよくなく揮発等による色調の変化をし易いSe成分
は用いていないものの、極めて大量のTiO2やMnO2を用い
る必要があり、紫外線遮蔽が必ずしも充分よいものとは
言い難いものである。
【0011】また例えば、特開平6-345483号公報に記載
の紫外線吸収着色ガラスおよび特公平7-29813 号公報に
記載の暗灰色赤外線吸収性ガラスは、前述したと同様の
Se成分組成を着色剤として用いている。
【0012】さらに例えば、本出願人が既に出願した特
開平5-270855号公報に記載の中性灰色系色調の熱線吸収
ガラス、あるいは特開平6-247740号公報に記載の中性灰
色系色調ガラスでは、Se成分組成を着色剤として用いた
ことと、ことに紫外線吸収能として例えば紫外線透過率
が15〜25%あるいは25%以下と向上しているものの、場
合によっては更なる高性能の紫外線吸収能が望まれ、例
えば特に自動車用窓ガラスにおいて望まれることがあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来のかかる
欠点に鑑みてなしたものであって、前述したNiO とSe成
分組成を着色剤として基本的に用いることなく、格段に
優れた紫外線吸収機能を付与するようCeO2とTiO2の成分
組成を特定量用いながら、Fe2O3 表示の全鉄を特定量と
し、CeO2成分組成で還元率(Fe2+/Fe3+)を0または0
に近い状態に調整して酸化状態としつつ、特定量のMnO2
とCoO 成分組成を少なくとも必須着色剤として用いてさ
らにバランスさせ、比較的透視性能を有し、既存のグレ
─ガラスのグレ─色系と言えるような色調を発現せしめ
るものであって、建築用窓ガラスはもとより自動車用窓
ガラスとして充分使用でき、しかも格段に優れた紫外線
吸収性能を兼ね供えるものであり、さらに基礎ガラス組
成としては易強化性を発現し、耐候性、成形性も充分に
有するものとし得、居住性と安全性を高め、かつ高環境
性である、人的や物的に優しい建築物用はもちろん、こ
とに自動車等車輌用窓ガラスとして有用な紫外線吸収グ
レ─色系ガラスを、より簡便に効率よく提供するもので
ある。
【0014】すなわち、本発明は、ソーダ石灰シリカ系
ガラスを基礎組成とし、着色成分として重量%表示で、
Fe2O3(全鉄)0.05〜0.30、CeO21.0 〜2.0 、TiO2 0.1
〜1.0 、MnO2 0.1〜0.35ならびにppm 表示で、 CoO20.5
〜45を基本的に含有せしめたことを特徴とする紫外線吸
収グレ−色系ガラス。
【0015】ならびに、前記紫外線吸収グレ−色系ガラ
スの還元率(Fe2+/Fe3+)が、0乃至それに近い状態で
あるようにしたことを特徴とする請求項1記載の紫外線
吸収グレ−色系ガラス。
【0016】また、前記紫外線吸収グレ−色系ガラスに
おいて、該板ガラスの板厚 3.5mmでの可視光透過率が70
%以上、紫外線透過率が12%以下であることを特徴とす
る請求項1乃至2記載の紫外線吸収グレ−色系ガラス。
【0017】さらに、前記ソーダ石灰シリカ系ガラスの
基礎組成が、重量%表示で、SiO267〜75、Al2O3 0.05〜
3.0 、CaO 7 〜11、MgO2〜4.5 、Na2O11.5〜16、K2O 0.
5 〜3.0 、SO30.05 〜0.4 、かつSiO2+Al2O3 +TiO2 6
8 〜74、CaO +Mg0 11〜15、Na2O+K2O 12〜17である基
本的に板ガラス組成物であることを特徴とする請求項1
乃至3記載の紫外線吸収グレ−色系ガラスを提供するも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】ここで、前記着色成分として重量
%表示で、 Fe2O3(全鉄)0.05〜0.30、CeO21.0 〜2.0
、TiO20.1 〜1.0 、MnO20.1 〜0.35ならびにppm 表示
で、 CoO20.5〜45を基本的に含有せしめることとしたの
は、先ず紫外線の吸収作用するCeO2成分組成を1.0 〜2.
0 重量%とTiO2成分組成を0.1 〜1.0 重量%として、所
期の格段に優れた紫外線吸収性能を効率的に付与し得て
維持できるようにするとともに、またCeO2成分組成を1.
0 〜2.0 重量%でガラスにおける還元率(Fe2+/Fe3+
を0乃至それに近い状態にして酸化状態にあるように調
整し、僅かの含有量で色調に与える影響を極力少なく
し、 Fe2O3(全鉄)0.05〜0.30重量%として、赤外線を
吸収しどちらかと言えば青色を生じるFeO 成分をゼロと
し、紫外線を吸収しどちらかと言えば黄色味系を生じる
Fe2O3成分組成のみとするよう適宜バランスをとるよう
にする。
【0019】また加えて、MnO20.1 〜0.35重量%とし
て、CeO2成分組成は1.0 〜2.0 重量%として紫外線吸収
剤として作用するとともに酸化剤としてMn3+イオンによ
るピンク発色(約500nm 付近に吸収ピ−クがある)を助
け、芒硝も酸化剤として同様に助け、還元性状態では発
色し難くかつソ−ラリゼ−ションを発現し易いMn2+イオ
ンとなるのを該酸化状態で抑制し、ピンク発色に係わる
Mn3+イオンを得られるようにする。
【0020】さらに加えて、CoO 20.5〜45ppm として基
本的に含有せしめ、特定量の CoO成分組成で前記鉄やマ
ンガンの成分組成等と補色的に働き、Co2+は約0.52〜0.
54 mμの吸収でどちらかと言えば青色を生じ、鉄やマン
ガンと一緒になると褐色系色調を生じる等を有する両者
を、相互作用するように少なくとも必須着色剤として用
いてさらにバランスさせ、安定してグレ−色系色調を発
現せしめ維持するものとするものであって、板厚3.5 mm
での可視光透過率を70%以上として比較的透視性能を有
するものとし、自動車用窓ガラスとして充分使用でき、
格段に優れた高い紫外線吸収性能を兼ね供えるものにで
き、上述した該光学特性を確保維持することによって、
居住性や安全性を高め、かつ高環境性を実現できるもの
である。
【0021】好ましくは、 Fe2O3(全鉄)としては0.10
〜0.28重量%程度、CeO2成分としては1.1 〜2.0 重量%
程度、TiO2としては0.30〜0.9 重量%程度、MnO2として
は0.13〜0.30重量%程度、また CoO成分としては21〜40
ppm 程度である。
【0022】なお、ZnO 成分等任意成分として、使用原
料あるいはカレット等から、微量の不純物成分が含有す
ることは言うまでもないし、微量であれば特に問題とは
ならないものである。
【0023】また、該ガラスの還元率(Fe2+/Fe3+)が
0乃至それに近い状態であるようにしたのは、前述した
各着色剤成分およびその特定した量において、ガラス原
料からガラスにする溶融条件をできるだけ変化させない
ようにして均一性が高くかつ色むらも発現することな
く、グレ−色系色調および前述した格段に優れた紫外線
吸収能等の各光学特性を得、しかもフロート法等の製板
工程ならびに強化ガラスあるいは曲げ板ガラス等の熱処
理工程においてより色調等に変化がなく安定せしめるた
めである。また酸化剤としてのガラス原料は、例えばCe
O2成分組成であり、芒硝または硝石等である。
【0024】またなお、例えばガラス溶融窯の調整域に
おける雰囲気に酸素ガスまたは酸素ガスを含む混合ガ
ス、空気あるいは酸素ガス濃度高めた燃焼排ガス等、も
しくはこれらの複合ガスを導入することも場合によって
は色調安定に寄与するものである。
【0025】さらに、前記ソーダ石灰シリカ系ガラスの
基礎組成が、重量%表示で、SiO267〜75、Al2O3 0.05〜
3.0 、CaO 7 〜11、MgO2〜4.5 、Na2O11.5〜16、K2O 0.
5 〜3.0 、SO30.05 〜0.4 、かつSiO2+Al2O3 +TiO2 6
8 〜74、CaO +Mg0 11〜15、Na2O+K2O 12〜17である基
本的に板ガラス組成物であることとしたのは、SiO2成分
を重量%で67〜75としたのは、67未満では表面にヤケ等
が発生しやすく耐候性が下がり実用上の問題が生じてく
るものであり、75を超えるとその易強化性が下がり、溶
融も難しくなるものであり、Al2O3 成分を重量%で0.05
〜3.0 としたのは、0.05未満では耐候性が下がり表面に
やけ等が発生しやすく実用上の問題が生じてくるもので
あって、好ましくは1.0 以上であり、3.0 を超えると失
透が生じやすくなり成形温度範囲が狭くなり製造が難し
くなるものであり、CaO 成分を重量%で7 〜11としたの
は、7 未満では易強化性が下がり、また融剤として不足
気味となり溶融温度も高くなりまた流動温度を低くしな
いので製造しにくくなり、11を超えると失透し易くな
り、成形作業範囲が狭くなり製造が難しくなるものであ
り、MgO 成分を重量%で2 〜4.5 としたのは、2 未満で
は溶融温度が上がり操作範囲を狭めるので製造がしにく
くなり、4.5 を超えると易強化性が下がるものである。
【0026】また、Na2O成分を重量%で11.5〜16とした
のは、11.5未満では易強化性が下がり、成形性が難しく
なり、失透も生じ易くなるので操作範囲が狭まり製造し
にくくなり、16を超えると耐候性が下がり、表面にヤケ
等が発生しやすくなり実用上の問題が生じてくるもので
あり、K2O 成分を重量%で0.5 〜3.0 としたのは、0.5
未満では易強化性が下がり、3.0 を超えると耐候性が下
がりかつコストも高くなるものであり、SO3 成分を重量
%で0.05〜0.4 としたのは、0.05未満では例えば通常の
溶融において脱泡あるいは均質性上不充分となり易い程
度にしかできなくなり、好ましくは0.2 程度より以上で
あり、0.4 を超えると特にガラスの着色状態に影響を与
え、例えば黄色やアンバー色がかった色調に移行し易く
なる等が発現し所期のブロンズ色系色調が得られ難くな
るためであって、好ましくは0.35前後以下である。
【0027】さらに、SiO2+Al2O3 +TiO2を重量百分率
で68〜74%としたのは、68%未満では耐候性が下がり、
74%を超えると易強化性が下がる問題が生じるものであ
り、CaO +MgO を重量百分率で11〜15%としたのは、Ca
O およびMgO 成分は溶融温度を下げるために用いられる
とともに、11%未満では易強化性が下がり、15%を超え
ると失透しやすくなり製造上難しくなるものであり、Na
2O+K2O を重量百分率で12〜17%としたのは、12%未満
では易強化性が下がり、失透も生じやすくなって成形に
おいて作業温度範囲が狭くなり、製造が難しくなり、17
%を超えると耐候性が下がり実用上の問題を生じるもの
であるとともにコスト的にも高くなるものである。
【0028】さらにまた前記紫外線吸収グレ−色系ガラ
スにおいて、該板ガラス板厚3.5 mmでの可視光透過率が
70%以上、紫外線透過率が12%以下であることとしたの
は、各種自動車用窓ガラスとしてより透視性があり、か
つ紫外線吸収性能が格段に優れ従来品より数段向上し、
車内・室内での居住性を高め、例えば紫外線による物品
の脱色・劣化あるいは肌焼け等人的・物的な悪影響を減
じ、車外の環境に優しいものとするためであり、好まし
くは板厚3.5 mm での可視光透過率が71%以上程度、紫
外線透過率が10%程度以下である。
【0029】さらに、350nm 波長透過率(T350)が0〜0.
2 %程度、370nm 波長透過率(T350)が30%程度以下であ
って、紫外線のうち、波長約290 〜320nm のB紫外線
(中波長紫外線、UVB)をもちろんゼロとして例えば人の
肌を赤く熱を持たせたりあるいは腫れて水泡化しその後
黒化する所謂日焼けを防止し、波長約320 〜400nm のA
紫外線(中波長紫外線、UVA)を30%程度以下と従来より
小さい値とすることで、例えば人の肌への浸透力が強く
てかなりの紫外線が皮膚の真皮内の膠原繊維や弾力繊維
などの繊維質にダメ−ジを与えシワやタルミの原因とな
り、肌中に存在するメラニンに作用してシミやソバカス
を悪化させるようなことを防ぐためである。
【0030】また、例えば主波長としては540nm 〜580n
m 程度で、刺激純度としては0.5 〜5%程度である。好
ましくは例えば主波長としては545nm 〜578nm 程度で、
刺激純度としては0.5 〜4.5 程度である。
【0031】さらに、本発明の紫外線吸収グレ−色系ガ
ラスは易強化ガラス組成物となるものであって、板厚1m
m 前後の薄板ガラスから10mm前後の厚板ガラスで、例え
ば平板または曲げ板として生板から強度アップしたも
の、半強化したもの、強化したもの等で、単板ガラス、
合せガラス、積層ガラスあるいは複層ガラス等で用いる
ことが、建築物用窓ガラスをはじめ、ことに車両用、特
に自動車用窓ガラスに用いることが有用である。
【0032】前述したとおり、本発明の紫外線吸収グレ
−色系ガラスは、ソーダ石灰シリカガラスを基礎ガラス
組成として、酸化状態中で特定した着色剤成分を特定し
た組成範囲で組み合わせたウォームグレ−乃至グレ−色
系色調の着色ガラスとし、さらに該基礎ガラス組成に易
強化性を持たせ、しかもガラスの還元率を0乃至0に近
い状態に調整したものとすることができ、上述した着色
剤成分とその量的範囲内において、前述した所期の光学
特性、すなわち可視光透過率が板厚3.5 mmで70%以上、
ならびにことに紫外線透過率が12%以下ことに350nm 波
長透過率(T350)が0〜0.2 %程度と格段に優れたものと
でき、さらに例えば刺激純度が0.5 〜 5%程度が得られ
ることとなり、さらにまた例えば溶融性、清澄性、耐候
性、成形性、失透性、コスト等を考慮し、酸化状態とす
る以外従来のガラス溶融窯で製造条件ならびにそのガラ
スの性質等をほとんど変化させず、加えて易強化性を持
ち合わせ、人的物的にも快適となって居住性を高めるも
のであって、優れた透視性を充分持ちかつギラつきも少
なく、物体の識別が優しくできしかも眼の疲労を防ぐ等
高安全性を確保でき、グレ−色系色調で例えば車・室内
外と充分調和のあるものとなって環境的にも優しく優れ
たものとなり、さらに、従来の熱強化方法では得られな
かった薄板着色ガラス等でも、充分な強化度あるいは充
分強度アップが得られ易くなるようになり、建築用窓ガ
ラスはもちろん家具用ガラス、調理用ガラス、ことに自
動車用などの車両用窓ガラス等に有用な紫外線吸収グレ
−色系ガラスを提供できるものである。
【0033】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。実施例1 ガラス原料として例えば珪砂、長石、ソーダ灰、ドロマ
イト、石灰石、芒硝、ベンガラ、酸化チタン、二酸化マ
ンガン、炭酸セリウム、酸化セリウムあるいはイルメナ
イトならびに酸化コバルト、硝石等を、さらに場合によ
ってはカレットを用い、前記着色剤組成成分範囲内とな
るようにするとともに、例えば粘性温度が109 ポイズで
650 〜685 ℃程度、1012ポイズで555 〜590 ℃程度、か
つ両者の温度差が95〜105 ℃程度になるようになるガラ
ス組成を目標組成として設定し、該目標組成量を秤量調
合し、小型電気溶融窯で例えば還元剤は使用せず、また
清澄剤として芒硝を相当量、一例としては対珪砂比約2.
0 程度を用い、さらに場合によっては硝石を微量用い、
還元率をゼロ、すなわち酸化状態となるように調整して
充分確保しつつ約1400〜1450°C 前後程度で約3〜4 時
間程度溶融し、均質化および清澄等をした後、流し出し
製板化して板ガラス状とし、充分な徐冷を行い、厚み約
3.5mm 程度に光学研磨して、大きさ100mm ×100mm のガ
ラス板とし、ガラス成分組成分析および各種光学特性等
の測定用グレ−色系色調ガラスを得た。
【0034】得られた該グレ−色系色調ガラスについ
て、JIS R-3101に基づく湿式分析法等で確認したとこ
ろ、重量%表示でSiO268.9%、Al2O31.9、CaO8.9、MgO
3.4、Na2O13.1、K2O0.9、SO30.2の基礎ガラス組成で、
表1に示すように着色剤はFe2O3 (全鉄) 0.184、CeO2
1.76、TiO20.58、MnO20.17、ppm 表示でCoO32.8 程度と
成り、成分の総和が約99.997%であってかつSiO2+ Al2O
3+TiO2 71.38%、CaO +MgO12.3%、Na2O+K2O 14.0%
であった。
【0035】さらに、還元率(Fe2+/Fe3+)について
は、図1に示す板厚3.5 mmでの透過率曲線において、Fe
O 量を赤外域約 1.10 μmでの透過率(光学密度)から
求めゼロとなり、上述した分析値の全鉄量(Fe2O3 )か
ら計算し、ゼロであり、酸化状態であった。
【0036】さらにまた、光学特性(D65光源にて、3.
5mm 厚みにおける)としての可視光線透過率Tv(%)、
紫外線透過率Tuv (%)、および日射透過率Ts(%)、
主波長λd (nm)、刺激純度Pe(%)等については340
型自記分光光度計(日立製作所製)とJIS Z-8722、JIS
R-3106、ISO/DIS-9050にて測定計算して求める等を行っ
た。
【0037】その結果、表2に示すように、可視光線透
過率Tvが76.9%程度、日射透過率Tsが83.1%程度、主波
長λd が564.4nm 程度、紫外線透過率Tuv が8.4 %程
度、波長350nm 透過率が0.1 %程度、波長370nm 透過率
が24.3%程度、刺激純度Peが 0.7%程度であり、さらに
所期のグレ−色系色調ガラスであって、格段に優れた紫
外線吸収性能を示す等、めざす紫外線吸収グレ−色系ガ
ラスであった。
【0038】さらにまた、易強化性については、上述し
たガラスが前述した粘性温度が所期の特定範囲をクリヤ
ーしていること等を確認した上、前記試料を雰囲気温度
約650 〜730 ℃の炉内で約5分間前後加熱した後、通常
の風冷強化を行い強化ガラス板を得、該ガラス板をJIS
R-3211に従って調べたところ、高効率かつ高歩留りで、
決められた規格を充分満足する易強化性を有する紫外線
吸収グレ−色系ガラスであった。
【0039】実施例2〜6 前記実施例1と同様にして、所期の紫外線吸収グレ−色
系ガラスとなるようなガラス調合組成を計算して秤量調
合し、溶融操作をし、得られたガラスを同様に試料化し
た。
【0040】得られた試料について前記実施例1と同様
に分析、測定、評価した結果、基礎ガラス成分組成の分
析値はほぼ実施例1と同様となり、各着色剤成分組成あ
るいは還元率は表1に示すとおりであり、また前記各光
学特性は表2のとおりとなり、前記実施例1と同様に、
所期のウォームグレ−乃至グレ−色系色調であって、格
段に優れた紫外線吸収性能を持つ等の着色ガラスであ
り、めざす紫外線吸収グレ−色系ガラスであった。
【0041】さらに易強化性についても、前記実施例1
と同様に実施したところ、前記実施例1と同様にJIS で
決められた規格を充分満足するものであって、高効率、
高歩留りで前記規格に合格するものが得れるようになる
ものであった。
【0042】なお、ガラスフリットあるいはカレットを
適宜用いてもよいことは言うまでもない。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、特定した着色剤成分を
特定した組成範囲内で巧みに組み合わせ、さらに還元率
をゼロに調整して適切な酸化状態を確保維持し、充分透
視性を持ち、所期の所謂グレ−色系色調を呈するガラス
を得るとともに、格段に優れた紫外線吸収性能を示すと
ともにバランス良く付与し、易強化性を保持させ、さら
に例え酸化状態に調整し確保維持する以外は実窯の操業
条件を大幅に変更することなく、充分安定して製造する
ことができ、該ガラスは人的物的両面で居住性と安全性
を高めて、高環境性を有し軽量化も可能であるものとす
ることができるものと成り、建築用窓ガラス等はもちろ
ん、自動車用窓ガラスに適用して有用なものとなる紫外
線吸収グレ−色系ガラスを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における紫外線吸収グレ−色
系色調ガラス板および従来例として既存のグレ−色着色
ガラス板の板厚3.5 mmでの分光透過率曲線である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソーダ石灰シリカ系ガラスを基礎組成と
    し、着色成分として重量%表示で、 Fe2O3(全鉄)0.05
    〜0.30、CeO21.0 〜2.0 、TiO2 0.1〜1.0 、MnO2 0.1〜
    0.35ならびにppm 表示で、 CoO20.5〜45を基本的に含有
    せしめたことを特徴とする紫外線吸収グレ−色系ガラ
    ス。
  2. 【請求項2】 前記紫外線吸収グレ−色系ガラスの還元
    率(Fe2+/Fe3+)が、0乃至それに近い状態であるよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の紫外線吸収グレ
    −色系ガラス。
  3. 【請求項3】 前記紫外線吸収グレ−色系ガラスにおい
    て、該板ガラスの板厚 3.5mmでの可視光透過率が70%以
    上、紫外線透過率が12%以下であることを特徴とする請
    求項1乃至2記載の紫外線吸収グレ−色系ガラス。
  4. 【請求項4】 前記ソーダ石灰シリカ系ガラスの基礎組
    成が、重量%表示で、SiO267〜75、Al2O3 0.05〜3.0 、
    CaO 7 〜11、MgO2〜4.5 、Na2O11.5〜16、K2O 0.5 〜3.
    0 、SO30.05 〜0.4 、かつSiO2+Al2O3 +TiO2 68 〜7
    4、CaO +Mg011〜15、Na2O+K2O 12〜17である基本的に
    板ガラス組成物であることを特徴とする請求項1乃至3
    記載の紫外線吸収グレ−色系ガラス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6407021B1 (en) * 1998-08-26 2002-06-18 Nihon Yamamura Glass Co., Ltd. Ultraviolet radiation-absorbing, colorless, transparent soda-lime silica glass

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