JPH09300882A

JPH09300882A - 携帯用製図器

Info

Publication number: JPH09300882A
Application number: JP15283696A
Authority: JP
Inventors: Yoshiyuki Kaneshiro; 良行金城
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-05-09
Filing date: 1996-05-09
Publication date: 1997-11-25

Abstract

(57)【要約】【目的】この発明は組合せ、分離のできるＴ型スライ
ド定規をＴ型スライド定規の水平垂直出しのできる下敷
き＝（薄い製図盤）に取り付けたり、取り外したりして
製図する携帯用の装置に関するものである。なお、Ｔ型
スライド定規は透明で距離測定目盛と分度計を印してあ
る【構成】定規ａ１と定規ｂ２で構成するＴ型スライド
定規を設け、下敷き＝薄い製図盤６に定規ａ１の水平、
垂直出しかつ取付け、取外し装置７と８を設ける。定規
ａ１と定規ｂ２に距離測定目盛３と４を印し定規ｂ２に
分度計９を印す。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は組合せ、分離のできる
Ｔ型スライド定規をＴ型スライド定規の水平、垂直出し
のできる下敷き＝（薄い製図盤）に取付けたり、取り外
したりして製図する携帯用の装置に関するものである。
なお、Ｔ型スライド定規は透明で距離測定目盛と分度計
を印してある。

【０００２】

【従来の技術】従来の製図器は脚、製図盤、定規が組付
け固定された大型のもので、普通、製図室が必要で、気
軽に携帯して製図することはできなかった。然るに、電
車の中や狭い個室、小さな机の上等、いつでも、どこで
も製図する必要がある時に間に合う製図器がない。定
規、分度器では仮の作図程度しかできない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】今や時代は、小型で気
軽に持ち運びのできる携帯用の製図器を待望している。
そこで、いち早く本発明がされたのである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】いま、その構成を説明す
ると、（イ）定規ａ１を平行にスライドする定規ｂ２を、定
規ａ１に垂直に設ける。（ロ）定規ａ１に距離測定の目盛３を印す。定規ｂ２
に距離測定の目盛４を印す。（ハ）定規ａ１と定規ｂ２は自由に分離、組合せがで
きるような構造５にする。以上の構成を持つ、Ｔ型スライド定規を作成する。そし
て、（ニ）下敷き＝（薄い製図盤）６の縦の両端に、定規
ａ１が垂直状態で取付け、取外しができる装置７を設け
る。（ホ）下敷き＝（薄い製図盤）６の横の両端に、定規
ａ１が水平状態でに取付け、取外しができる装置８を設
ける。以上、（ニ）から（ホ）までの構成に（イ）から（ハ）
までのＴ型スライド定規を利用した携帯用製図器を製作
する。（ヘ）定規ｂ２を透明にし、分度計９を印す。分度計
９と垂直線の傾き、又は水平線との傾きを読むことで斜
線が引ける。以上（ヘ）の構成と方法により独立して使
用できる角度定規＝定規２を作成する。以上（イ）から（ヘ）までのように構成する。

【０００５】

【作用】本発明では、定規ａ１と定規ｂ２はそれぞれ、
ひとつの固体として自由に組合せ、分離ができ移動も自
由である。下敷き＝（薄い製図盤）６には定規ａ１の垂
直、水平出しが装置されてあり、それに、定規ａ１が自
由に取付けせ、取外しができる。だから垂直線（縦
線）、水平線（横線）が簡単に引けるし、又定規ｂ２に
印された分度計９で簡単に斜線が引ける。定規ａ１、
定規ｂ２、下敷き＝（薄い製図盤）６はそれぞれ小型で
薄く、携帯用に便利でどこでも使用できる。

【０００６】

【実施例】なお、定規ａ１と定規ｂ２のスライド部にベ
アリングを利用するとスライドがスムーズになる。又、
下敷き＝薄い製図盤６にマグネット板を利用するか紙セ
ッターを設ける。

【０００７】

【発明の効果】取外し、取付けが自由にできる、携帯用
製図器として、いつでもどこでも使用できる。しかも、
小回りがきき、正確で素速い製図ができるので、小型の
製図、作図、図案作成等、多大なる時代の要望に答え得
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明使用の平面図

【図２】Ｔ型スライド定規斜視図

【図３】定規ｂ２＝角度定規使用の平面図

【符号の説明】

１は定規ａ２は定規ｂ３は距離測定目盛４は距離測定目盛５は組合せ、分離構造６は下敷き＝薄い製図盤７は取付け、取外し装置ａ８は取付け、取外し装置ｂ９は分度計

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】携帯用製図器の製作過程において考案され
た次の装置。（イ）定規ａ１を平行にスライドする定規ｂ２を、定
規ａ１に垂直に設ける。（ロ）定規ａ１に距離測定の目盛３を印す。定規ｂ２
に距離測定の目盛４を印す。（ハ）定規ａ１と定規ｂ２は自由に組合せ、分離がで
きるような構造５にする。以上の構成を持つ、Ｔ型スライド定規。
【請求項２】（ニ）下敷き＝（薄い製図盤）６の縦の
両端に、定規ａ１が垂直状態で取付け、取外しができる
装置ａ７を設ける。（ホ）下敷き＝（薄い製図盤）６の横の両端に、定規
ａ１が水平状態で、取付け、取外しができる装置ｂ８を
設ける以上の構成に（請求項１）のＴ型スライド定規を利用し
た携帯用製図機。
【請求項３】携帯用製図器製作過程において考案された
次の装置。（ヘ）定規ｂ２を透明にし、分度計９を印す。（ト）分度計９と垂直線の傾き、又は水平線との傾き
を読むことで斜線が引ける。以上の構成と方法により独立して使用できる角度定規。