JP3035285U - ローラー移動式直定規 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製図機器や、面倒な印し付けを必要とせずに
平行線を素早く正確に引くことの出来る直定規を提供す
る。 【解決手段】 直定規（１）の内部にローラー（２）と
カウンター（３）を設けローラー（２）がカウンター
（３）を駆動しながら平行移動する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、平行線引き作業での正確性と、速さを向上するため、ローラーと カウンターを設けた直定規に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、直定規で平行線を引く場合、対象物の両端に印を付けてからその印を使 って線を引いていた。或いは製図版等の機器が必要であった。又、定規を引きず るため対象物に傷が付くこともあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来どうりの方法で作業を行った場合、対象物に印を付けたり定規を持ち替え る手間が掛かったり傷つけることもあった。又、製図版やドラフター等の機器は 、高価であり誰でもが購入できるものではなかった。 本考案は、これらの欠点を解決するために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

直定規（１）の内部にローラー（２）とカウンター（３）を設け、ローラー（ ２）がカウンター（３）を駆動しながら定規が平行移動する。以上を特徴とした ローラー移動式直定規である。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態を説明する。 （イ）直定規（１）に直定規（１）のほぼ両端を支持としたローラー（２）を組 み込む。 （ロ）直定規（１）にローラー（２）により、直接又は歯車を介して駆動される カウンター（３）を設ける。本考案は以上のような構造でこれを使用するときは 、従来どうりに線を引いた後、ローラー（２）を軽く押し付けるようにしながら 動かせば、正確に平行移動し、カウウンター（３）により移動量を確かめながら 動かせば、任意の間隔の平行線を引く事ができる。

【０００６】

【考案の効果】

（イ）高価な製図機器などがなくても、始めに印を打つ手まも掛からずに任意間 隔の平行線を簡単にすばやく正確に引くことができる。 （ロ）カウンターにより、線間距離の測定等も可能である。 （ハ）ローラーによる移動のため、素材に傷を付けることが少ない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の内部構造図

【符号の説明】

１ 直定規 ２ ローラー ３ カウンター ４ ローラー支持部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】直定規（１）の内部にローラー（２）とカ
   ウンター（３）を設け、ローラー（２）がカウンター
   （３）を駆動しながら平行移動することを特徴とするロ
   ーラー移動式直定規