JPH09300240A - 打込機の止具保持装置 - Google Patents

打込機の止具保持装置

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Publication number
JPH09300240A
JPH09300240A JP11641596A JP11641596A JPH09300240A JP H09300240 A JPH09300240 A JP H09300240A JP 11641596 A JP11641596 A JP 11641596A JP 11641596 A JP11641596 A JP 11641596A JP H09300240 A JPH09300240 A JP H09300240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nail
magnet
holding device
nail guide
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11641596A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Aoki
正則 青木
Sadanori Ishizawa
禎紀 石澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP11641596A priority Critical patent/JPH09300240A/ja
Publication of JPH09300240A publication Critical patent/JPH09300240A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マグネットが離脱することがない止具保持装
置を安価に提供すること。 【解決手段】 ネイルガイド10内で釘12を吸着保持
するために、ネイルガイド10の先端に設けられたマグ
ネット11の釘12を吸着保持する側の反対側に、ネイ
ルガイド10に圧入によって取付けられたマグネットカ
バー13を設け、マグネットカバー13によってマグネ
ット11が離脱するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネイルガイドにマグ
ネットを設け、マグネットによってネイルガイド内で釘
等の止具を吸着保持するようにした打込機の止具保持装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例として本出願人が先に出願した特
開平6−285773号を挙げ図7に示す。打込機の打
込動作を図7を用いて以下説明する。釘頭部12bを上
下摺動可能に設けられたネイルガイド10内に挿入し、
釘先端12cを図示しない木材19に押し付ける。釘先
端12cを木材19に押し付けると、釘頭部12bがプ
ッシュレバー9の釘感知部9aに突き当り、釘12が釘
感知部9aを押し上げる力がプッシュレバー9を射出口
側に押圧するスプリング18の押圧力より大きくなる
と、プッシュレバー9は押し上げられトリガ5のロック
を解除する。トリガ5のロックを解除した状態でトリガ
5を引くと、ヘッドバルブ2の上部に蓄積されていた圧
縮空気が空気通路4を介してトリガバルブ3から大気に
放出されるのでヘッドバルブ2が上昇し、圧縮空気が急
激にシリンダ6内へ流入してピストン8が急激に下降
し、ピストン8と一体に結合されているドライバブレー
ド7が釘頭部12bを打撃して釘12を木材19に打込
む。打込み残りの釘12がネイルガイド10内に残って
いる状態でトリガ5を放すと、ヘッドバルブ2が下降す
るためピストン8及びドライバブレード7はシリンダ6
外周に蓄積された圧縮空気により図に示すように上死点
へと戻る。この操作を数回繰り返すことにより、ネイル
ガイド10内の釘12は図示しない木材19へ面一に打
込まれる。
【0003】図7に示す打込機の止具保持装置は、本出
願人が先に出願した特願平7−291539号で提案し
た如く、ネイルガイド10の先端に接着剤によって結合
されたマグネットカバー13を介して埋設装着され、吸
着部15を形成するマグネット11から構成され、釘1
2をネイルガイド10に挿入した時に釘軸部12aが吸
着部15に吸着保持するようになっているので、片手で
打込機本体1と釘12を保持でき、打込個所に狙いやす
くかつ他方の手で釘12を支える必要のない安全な構造
となっている。マグネットカバー13は、ネイルガイド
10に埋設されたマグネット11の釘12を吸着保持す
る側の面を除く面をほぼ覆い、ネイルガイド10より軟
質の材料から形成される。このため打込時に生じる衝撃
力がマグネットカバー13によって吸収され、マグネッ
ト11が破損しにくく、もし破損したとしてもマグネッ
ト11はマグネットカバー13によってほぼ覆われ接着
剤によって結合されているので、ネイルガイド10から
離脱することがなくなり、釘12を吸着保持する力が低
下することのない構造となっている。またネイルガイド
10は非磁性材の例えば高マンガン鋼から形成され、マ
グネット11の磁束を有効に使用できると共に熱処理ま
たは加工硬化で非磁性を有したままロックウェル硬さで
20〜50の硬さが得られるため、打込みの際にネイル
ガイド10内を釘12が打撃摺動しながら移動してもネ
イルガイド10が変形、摩耗することを防止することが
できる。更にネイルガイド10内には釘12の吸着時に
釘12が打込機の打込み方向とほぼ平行に保持されるよ
うに段差14が設けられ、段差14は緩やかな斜面16
で吸着部15とつながっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した止具保持装置
において、打込初期の状態ではドライバブレード7の軸
心と釘12の軸心は偏心しており、打込時には釘頭部1
2bが斜面16に接しながら急激に移動するため、ネイ
ルガイド10には軸方向と直角方向に大きな衝撃力が加
わる。特に、上記したような構造の打込機の出力を大き
くした場合や、全長の長い釘12や軸径の太い釘12、
または硬い木材19に打込む場合は、更に大きな衝撃力
を受けるため、マグネット11とネイルガイド10の接
着が破壊し、ネイルガイド10とマグネットカバー13
の接着も破壊し、マグネット11が離脱する恐れがあっ
た。本発明の目的は、マグネットの破損離脱に伴う吸着
力の低下をなくし、止具を確実に吸着保持できるように
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、マグネ
ットの止具を吸着保持する側の反対側にネイルガイドに
圧入されたマグネットカバーを設けることにより達成さ
れる。またマグネットカバーの圧入外周面にナーリング
等の凹凸を施すことによりマグネットカバーをネイルガ
イドに確実に固定できるようになる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明打込機の止具保持装置を図
1〜図5に示す。打込機の打込動作と、止具保持装置以
外の打込機の構成は従来と同様である。ネイルガイド1
0の先端には、釘12が吸着部15によって吸着保持さ
れるようにマグネット11と、マグネット11の吸着部
15とは反対側の面を覆うマグネットカバー13が図2
に示すように圧入により装着されている。なおマグネッ
ト11はもろいため圧入によって取付けられるのではな
く、ネイルガイド10の穴内に単に挿入することによっ
て取付けられる。図3に示すように釘12をネイルガイ
ド10内に挿入して釘軸部12aを吸着部15に吸着さ
せた時に、釘12の軸心が打込機本体1の打込方向とほ
ぼ平行になるようにネイルガイド10内には段差14が
あり、段差14は緩やかな斜面16で吸着部15とつな
がっている。マグネットカバー13は、図5に示す如
く、圧入外周面にナーリング等の凹凸が施され、ネイル
ガイド10により強固に固定されるようにしている。
【0007】上記した止具保持装置では、マグネット1
1がもし破損したとしても、マグネット11は吸着部1
5とは反対側の面をマグネットカバー13によって覆わ
れているため、破損したマグネット11がネイルガイド
10から離脱することがなく、釘12を吸着保持する吸
着力の低下を防ぐことができる。
【0008】図6はマグネットカバー13の他の実施例
を示すもので、ナーリング等の凹凸が周方向に沿って設
けられている。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、ネイルガイドにマグネ
ットの止具を吸着保持する側と反対側にマグネット固定
用のマグネットカバーを圧入によりネイルガイドに設け
たので、マグネットの離脱を防止することができると共
に止具保持装置を安価に提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明止具保持装置を採用した打込機の一実施
例を示す断面側面図。
【図2】本発明止具保持装置の要部を示す拡大断面図。
【図3】釘を保持した状態を示す図1の要部拡大図。
【図4】打込初期の状態を示す図1の要部拡大図。
【図5】本発明保持装置を構成するマグネットカバーの
一実施例を示す斜視図。
【図6】本発明保持装置を構成するマグネットカバーの
他の実施例を示す斜視図。
【図7】従来の打込機の一例を示す断面側面図。
【符号の説明】
7はドライバブレード、8はピストン、10はネイルガ
イド、11はマグネット、12は釘、12aは釘軸部、
12bは釘頭部、12cは釘先端、13はマグネットカ
バー、14は段差、15は吸着部、16は斜面である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気圧により駆動され、シリンダ内を往
    復動するピストンと、ピストンと一体に結合されるドラ
    イバブレードと、ドライバブレードにより打撃される止
    具を案内するネイルガイドと、ネイルガイド内で止具を
    吸着保持するようにネイルガイド内に設けられたマグネ
    ットを有する打込機において、 前記マグネットの止具を吸着保持する側の反対側にネイ
    ルガイドに圧入されたマグネットカバーを設けたことを
    特徴とする打込機の止具保持装置。
  2. 【請求項2】 前記マグネットカバーの圧入外周面にナ
    ーリング等の凹凸を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の打込機の止具保持装置。
JP11641596A 1996-05-10 1996-05-10 打込機の止具保持装置 Pending JPH09300240A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11641596A JPH09300240A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 打込機の止具保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11641596A JPH09300240A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 打込機の止具保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09300240A true JPH09300240A (ja) 1997-11-25

Family

ID=14686513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11641596A Pending JPH09300240A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 打込機の止具保持装置

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JP (1) JPH09300240A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102233563A (zh) * 2010-04-30 2011-11-09 南京德朔实业有限公司 电动榔头快夹装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020326