JPH09299309A - 食器の洗浄方法 - Google Patents

食器の洗浄方法

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JPH09299309A
JPH09299309A JP14089096A JP14089096A JPH09299309A JP H09299309 A JPH09299309 A JP H09299309A JP 14089096 A JP14089096 A JP 14089096A JP 14089096 A JP14089096 A JP 14089096A JP H09299309 A JPH09299309 A JP H09299309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tableware
pallet
washing process
special purpose
washing
Prior art date
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Pending
Application number
JP14089096A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hirose
幸雄 広瀬
Hiroshi Asamoto
博司 浅本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOURIN KAIHATSU KYODO KUMIAI
Original Assignee
KOURIN KAIHATSU KYODO KUMIAI
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Filing date
Publication date
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄工程中の食器の破損、損傷を防止し、漆
器や陶磁器、或いは合成樹脂製食器等使用に制約を受け
ない洗浄方法とする。 【解決手段】 残菜処理の際、漆器、陶磁器、合成樹脂
器、金属器及びガラス器の材質毎に食器を選別して、食
器が相互に干渉しないように各専用パレット3に登載
し、搬送手段によって専用パレット3は各工程間を移動
しながら、食器の浸漬予備洗浄工程、洗浄液洗浄工程、
中和液洗浄工程及びリンス液洗浄工程を行うことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器の洗浄方法に
関するものであり、詳しくは、食器に損傷を与えず、又
食器の重量に対応できるものとする洗浄方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の食器の一連の洗浄方法としては、
使用済み食器の残菜処理工程から始まり、予備洗浄工
程、仕上げ洗浄工程があり、更に食器パイリング保管工
程によって終了するのである。
【0003】上記の各工程に於いて、予備洗浄工程を手
洗いとすると、洗浄中に食品を落としたりして食器を損
傷することがあり、又カゴ等に収容して予備洗浄を行う
場合も、食器が「バラ積」となるため、食器が相互に干
渉し、損傷の発生原因となるのである。
【0004】他方、学校、病院等の食器の大量処理シス
テムでは、浸漬予備洗浄の後、同種の食器を揃えてカゴ
等に入れて仕上げ洗浄工程へ持ち運ぶことになるのであ
るが、比較的軽量な合成樹脂製食器なら持ち運べるけれ
ども、陶磁製食器は重くて運べない問題が指摘されてい
る。
【0005】更に、仕上げ洗浄工程への移送の際のカゴ
等への投入、或いは仕上げ洗浄工程に登載の際、数個の
食器をまとめてハンドリングする時に、食器相互の干渉
による損傷の発生が避けられないのである。
【0006】このように、従来の方法では問題があるた
め、学校、病院等の食器の大量システムでは、高価な漆
器、色絵陶磁器等は補充等による経済的理由から使用が
消極的となり、一方使用が不可避な料理店や旅館等では
経済的負担を強いられるのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、斯かる上記
の課題を解決し、洗浄工程中の食器の破損、損傷を防止
し、漆器や陶磁器或いは合成樹脂製食器等使用に制約を
受けない洗浄方法を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の洗浄方法は、残
菜処理の際、漆器、陶磁器、合成樹脂器、金属器及びガ
ラス器等の材質毎に食器を選別して、食器が相互に干渉
しないように各専用パレットに登載し、搬送手段によっ
て専用パレットは各工程間を移動しながら、食器の浸漬
予備洗浄工程、洗浄液洗浄工程、中和液洗浄工程及びリ
ンス液洗浄工程を行うことを特徴とするものである。
【0009】本発明は、材質毎に食器を分類して、各専
用パレットに食器相互に干渉しないように登載したま
ま、各洗浄工程を行うものであるから、登載作業は一度
でよく、食器のハンドリングを最少限に抑える作用を奏
し、かつ各専用パレット内での食器相互の干渉を防止す
る作用を有する。
【0010】又、食器は各専用パレットに分別して登載
されたまま、各専用パレットが搬送手段によって、各洗
浄工程間を移動し洗浄することとしたため、人手でパレ
ットを運搬したり、別のパレットに入れ替えしたりする
作業を要しないものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。図1は実施の一形態を示す平面図であ
り、1は仕分け台、2は手元シンク、3は専用パレッ
ト、4は予備浸漬タンク、5は仕上げ洗浄コンベア、6
は仕上げ洗浄装置、7はパイリング仕分けコンベア、8
はパイリング用仕分け台、9は保管ボックス、10は空
パレット還流コンベア、及び11は専用パレット供給機
を示す。
【0012】使用済み食器は台車12で運ばれ、台車1
2から一人分のトレイ13に載ったまま仕分け台1上に
移載する。仕分け台1に移載したトレイ13を順次移動
させ、移動方向と平行に並置してある専用パレット3、
3…の中の決められた専用パレット3へ食器を仕分けし
ながら整列登載する。この際、過度に汚れた食器は手元
シンク2で軽く洗浄して仕分けする。
【0013】各専用パレット3は仕分け登載する食器の
大きさ・形状に合わせて整列できると共に、互いに干渉
しないように仕切り枠や仕切り片を有し、登載した食器
が専用パレット3上で重なったり、衝突するのを防止す
ると同時に、洗浄液との一様な接触を確保している。
【0014】専用パレット3に特定の食器が満たされる
と、予備浸漬タンク4の中に自動的に浸漬される。予備
浸漬タンク4では浸漬予備洗浄工程を行うものであり、
例えば図2に示すように、予備浸漬タンク4内の洗浄液
は温度調整器41によって洗浄効果を高めるために適切
に加温する。洗浄には適切な洗剤と適切な物理力が必要
であり、タンクの底面に取り付けた超音波振動子42に
よって物理力を与える。
【0015】食器から離脱した汚物は、食器近辺に浮遊
し洗浄効果を阻害するから、浮遊汚物を食器から引き離
すために、噴射ノズル43を一側に設け、噴水を放出し
て洗浄液に水流を発生させ、又揺動装置44によって食
器面に一様な洗浄効果を与える。浮遊汚物は強制循環さ
せて、汚物・洗浄液分離装置45で汚物を除去すると共
に、浄水機46で還流水を浄化している。
【0016】この浸漬予備洗浄工程によって、手洗いに
相当する洗浄効果を発揮し、浸漬洗浄が完了した専用パ
レット3は洗浄コンベア5に移載され、仕上げ洗浄装置
6に搬入される。仕上げ洗浄装置6では洗剤噴射洗浄、
温水噴射洗浄及びリンス剤噴射洗浄の工程を行って洗浄
は完了する。
【0017】更に、専用パレット3はパイリング仕分け
コンベア7に移載してパイリング位置へ搬送され、パイ
リング用仕分け台8へ移載される。そこで、手作業によ
って保管ボックス9に食器の種類別にパイリングし、空
となった専用パレット3はパレット還流コンベア10に
よりパレット供給機11に戻されるのである。
【0018】図3は他の実施の形態を示すものであり、
台車12からトレイ13に食器が載った状態で仕分けコ
ンベア14上に移載し、各仕分け位置によって決められ
た食器を順次専用パレット3に整列登載する。この際、
過度に汚れた食器は各手元シンク2で洗浄する。
【0019】特定の食器で満たされた専用パレット3
は、パレット重ねステーション15へ搬送されて積み重
ね、更にパレット移動コンベア16に移載して浸漬洗浄
待機ステーション17へ搬送される。次の予備浸漬タン
ク4への移動、及び前記パレット移動コンベア16への
移載は洗浄ラインの総括制御によって行う。
【0020】予備浸漬タンク4による浸漬予備洗浄工程
の後、仕上げ洗浄コンベア5に移載され、仕上げ洗浄装
置6で洗剤噴射洗浄、温水噴射洗浄及びリンス剤噴射洗
浄の各工程を経て洗浄は完了する。
【0021】洗浄後、専用パレット3はパイリング位置
18で保管ボックス9へ食器の種類別にパイリングし、
空いた専用パレット3はパレット還流コンベア10によ
って戻されるのである。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明は各洗浄工程を食
器の材質による種別毎に専用パレットへ登載して行うも
のであるから、手での扱いは最初の仕分けと、洗浄後の
パイリングのみとなり、途中工程では食器相互の干渉の
ない荷姿で洗浄されることとなり、食器の破損・損傷を
防止する効果を有し、高価な食器の使用も経済的負担を
強いることなく使用できるのである。
【0023】又、各洗浄工程間をコンベア等の搬送手段
で移動するようにしたため、重量に制約されずに搬送で
きるので、重い陶磁器製のものも自由に選択使用できる
効果を発揮するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す平面構成図であ
る。
【図2】浸漬予備洗浄工程の実施の一形態を示す構成図
である。
【図3】本発明の他の実施の一形態を示す平面構成図で
ある。
【符号の説明】
1 仕分け台 2 手元シンク 3 専用パレット 4 予備浸漬タンク 5 仕上げ洗浄コンベア 6 仕上げ洗浄装置 7 パイリング仕分けコンベア 8 パイリング仕分け台 9 保管ボックス 10 空パレット還流コンベア 11 専用パレット供給機 12 台車 13 トレイ 14 仕分けコンベア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 残菜処理の際、漆器、陶磁器、合成樹脂
    器、金属器及びガラス器等の材質毎に食器を選別して、
    食器が相互に干渉しないように各専用パレットに登載
    し、搬送手段によって専用パレットは各工程間を移動し
    ながら、食器の浸漬予備洗浄工程、洗浄液洗浄工程、中
    和液洗浄工程及びリンス液洗浄工程を行うことを特徴と
    する食器の洗浄方法。
JP14089096A 1996-05-10 1996-05-10 食器の洗浄方法 Pending JPH09299309A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14089096A JPH09299309A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 食器の洗浄方法

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JP14089096A JPH09299309A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 食器の洗浄方法

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JPH09299309A true JPH09299309A (ja) 1997-11-25

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ID=15279172

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JP14089096A Pending JPH09299309A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 食器の洗浄方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104923491A (zh) * 2015-06-15 2015-09-23 福建工程学院 一种餐具自动分类除渣与清洗系统及使用方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104923491A (zh) * 2015-06-15 2015-09-23 福建工程学院 一种餐具自动分类除渣与清洗系统及使用方法
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