JPH09298995A - 糸長計測装置付き両軸受けリール - Google Patents

糸長計測装置付き両軸受けリール

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JPH09298995A
JPH09298995A JP12315796A JP12315796A JPH09298995A JP H09298995 A JPH09298995 A JP H09298995A JP 12315796 A JP12315796 A JP 12315796A JP 12315796 A JP12315796 A JP 12315796A JP H09298995 A JPH09298995 A JP H09298995A
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JP
Japan
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control box
reel
yarn length
spool
measuring device
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JP12315796A
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Kotaro Yasuda
紘太郎 安田
Yukihisa Sato
幸久 佐藤
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御ボックスをスプールに近接させても、釣
糸案内部とスプール間上部に接近しての釣糸処理作業を
容易にする。 【解決手段】 制御ボックス9内に、糸長演算用のマイ
クロプロセッサ(図示せず)、回転数検出器としてのリ
ードスイッチ24、表示部8およびこれらの駆動電源で
ある電池17を収納させるとともに、制御ボックス9を
固定したカバー13を、シャフト7でリール本体3に軸
支する。制御ボックス9をシャフト7を中心に回転させ
て、リール本体3の上部を大きく開口させることができ
る。これにより、釣糸案内部19とスプールとの間にお
ける糸処理作業の簡易化ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糸長計測装置付き
両軸受けリールに関し、特に、糸長計測装置を有する制
御ボックスの構造に関する。
【0002】
【従来技術およびその課題】現在、スプール回転数と予
め記憶又は設定した糸データとに基づいて糸長を演算し
て表示する糸長計測装置付両軸受リールが知られてい
る。かかるリールにおいて、スプール回転数を検出する
検出手段として、スプールの外周縁にマグネットを設
け、このマグネットの通過を検出するセンサをリール本
体に設けたものが知られている。検出結果は、制御ボッ
クス内の糸長演算手段に与えられて、この演算結果が繰
り出し糸長として制御ボックスの表示部に表示される。
そして、この制御ボックスは、操作者が表示部を見やす
いように一般にリール本体の上部に固定されている。
【0003】また、一般に両軸受リールのリール本体の
前部には、スプールに釣糸をほぼ均一に巻き取るために
釣糸案内部が設けられている。
【0004】しかしながら、前記釣糸案内部は、その釣
糸ガイドに釣り始め時あるいは糸切れ時に糸を通した
り、釣糸繰り出し時に絡んだ糸を取り除いたり、あるい
は釣糸を巻着時に糸の基端をスプールに結束する作業が
必要となる。このような場合にその作業を容易に進める
ためには、前記制御ボックスを前記釣糸案内部およびス
プール外周面から離して設ける必要がある。しかし、こ
のように両者を離して設けると、リール本体が大型化し
て重量の増大を招くだけでなく、リール全体のバランス
を崩すという問題がある。
【0005】そこで、前記制御ボックスを前記リール本
体から取外すことも考えられるが、従来の糸長計測装置
付両軸受リールにあっては、手動リールは、制御ボック
スの有効利用を図る為、糸長計測装置の駆動電源である
電池がリール本体内に収納されている。また、電動リー
ルにおいてはモータ駆動電源であるバッテリをリール本
体に接続して糸長計測装置の駆動電源として共用するも
のであるため、リール本体と制御ボックスとがリード線
でつながれている。したがって、制御ボックスをリール
本体上部から外せなかった。
【0006】本発明は、糸長演算機能が収納された制御
ボックスおよび釣糸を案内する釣糸案内部を有する糸長
計測装置付両軸受リールにおいて、リール本体の小形化
および安定化を図るとともに、リール本体の上部を開放
可能として前記釣糸案内部とスプールとの間への接近し
て前述の作業効率の向上を図った糸長計測装置付両軸受
リールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の糸長計測装置
付き両軸受けリールは、スプールを回転自在に保持する
リール本体、前記スプールの回転に応じてスプール軸と
平行に往復移動して、釣糸を導く釣糸案内部、前記スプ
ールの回転に応じて回転する被検出子、前記被検出子の
回転数を非接触にて検出する回転数検出器、前記検出さ
れた回転数と予め記憶または設定した糸データとに基づ
き前記スプールからの繰り出し糸長を演算する糸長演算
手段、前記糸長演算手段にて演算した繰り出し糸長を表
示する表示手段、前記回転数検出器、前記表示手段およ
び前記糸長演算手段を動作可能とするための電源、前記
表示手段および前記糸長演算手段を収納し、前記リール
本体上に配置される制御ボックス、を備えた糸長計測装
置付き両軸受けリールにおいて、前記制御ボックスに前
記電源および前記回転数検出器を収納するとともに、前
記制御ボックスが前記リール本体の上面を覆う非開口状
態と、前記制御ボックスが前記リール本体の上面を開放
した開口状態とに切換えできるように、前記制御ボック
スを前記リール本体上に着脱可能に取付けたこと、を特
徴とする。
【0008】なお、本明細書において、「着脱」とは、
リール本体の上部が開放状態となることをいい、前記制
御ボックスを前記リール本体上から着脱させることはも
ちろん、図1に示すように一部が軸支されてリール本体
の上部が開放状態となる場合も含む。
【0009】請求項2の糸長計測装置付き両軸受けリー
ルにおいては、前記リール本体との間に位置決め係止手
段を設けた前記制御ボックスを前記リール本体に回動自
在に軸支したことを特徴とする。
【0010】請求項3の糸長計測装置付き両軸受けリー
ルにおいては、前記非開口状態にある前記制御ボックス
のリール本体に対向する面に、前記電源を収納する収納
部の蓋を取外し自在に設けたことを特徴とする。
【0011】請求項4の糸長計測装置付き両軸受けリー
ルにおいては、前記スプールのフランジ外周縁に前記被
検出子を設け、前記非開口状態にある前記制御ボックス
内の前記フランジ外周縁に近接する位置に前記回転数検
出器を収納させたことを特徴とする。
【0012】請求項5の糸長計測装置付き両軸受けリー
ルにおいては、前記スプールの回転に連動して回転する
回転体外周縁に前記被検出子を設け、前記非開口状態に
ある前記制御ボックス内の前記回転体外周縁に近接する
位置に前記回転数検出器を収納させたことを特徴とす
る。
【0013】
【発明の効果】請求項1の糸長計測装置付き両軸受けリ
ールにおいては、前記制御ボックスには、前記表示手段
および前記糸長演算手段とともに、前記電源および前記
回転数検出器が収納されている。したがって、リール本
体との間で電気的配線をすることなく、独立している。
これにより、前記制御ボックスが前記リール本体の上面
を覆う非開口状態と、前記制御ボックスが前記リール本
体の上面を開放した開口状態とに切換えできるように、
前記制御ボックスを前記リール本体に着脱可能に取付け
ることができる。したがって、リール本体の上面から前
記釣糸案内部と前記スプールとの間に容易に接近でき
る。これにより、前記釣糸案内部近傍での糸処理作業が
容易にできる。
【0014】請求項2の糸長計測装置付き両軸受けリー
ルにおいては、前記制御ボックスは前記リール本体に回
動自在に軸支されている。また、前記制御ボックスと前
記リール本体との間に位置決め係止手段が設けられてい
る。したがって、前記非開口状態では、前記制御ボック
スを前記リール本体の所定の位置に容易に位置決めする
ことができる。さらに、前記制御ボックスを回動するだ
けで、開口状態から非開口状態への切換えあるいは非開
口状態から開口状態への切換えができる。
【0015】請求項3の糸長計測装置付き両軸受けリー
ルにおいては、前記非開口状態にある前記制御ボックス
のリール本体に対向する面に、前記電源を収納する収納
部の蓋を取外し自在に設けている。したがって、前記開
口状態では、前記蓋が露出するので、前記蓋を容易に取
外すことができる。これにより、電源交換を容易に行な
うことができる。また、限られた制御ボックスの表面ス
ペースを有効に使用できるので、制御ボックス上面に配
置する各種操作スイッチを大きく、かつ間隔を設けて設
置することができ、操作ミスを低減することができる。
また、表示部分を大型化することも可能となるので、視
認性を高めることができる。
【0016】請求項4の糸長計測装置付き両軸受けリー
ルにおいては、前記スプールのフランジ外周縁に前記被
検出子を設け、前記非開口状態にある前記制御ボックス
内の前記フランジ外周縁に近接する位置に前記回転数検
出器を収納させている。したがって、前記制御ボックス
内に前記回転数検出器を収納した場合であっても、前記
非検出子の通過を前記回転数検出器で確実に検出するこ
とができる。これにより、精度のよい繰り出し糸長の演
算表示が可能となる。
【0017】請求項5の糸長計測装置付き両軸受けリー
ルにおいては、前記スプールの回転に連動して回転する
回転体外周縁に前記被検出子を設け、前記非開口状態に
ある前記制御ボックス内の前記回転体外周縁に近接する
位置に前記回転数検出器を収納させている。したがっ
て、前記回転体の連動状態により回転数の加減ができる
ので、前記非検出子の通過を前記回転数検出器で確実に
検出することができる。これにより、精度の高い繰り出
し糸長の演算表示が可能となる。さらに、前記制御ボッ
クスを配置する自由度が高くなるので、リール本体に接
近して設置でき、リールの安定性の向上を図ることがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】図面を用いて、本発明にかかる糸
長計測装置付き両軸受けリールの1実施形態について説
明する。
【0019】図1に示すように、糸長計測装置付き両軸
受けリール1は、リール本体3、スプール2、および糸
長計測装置を収納した制御ボックス9を備えている。
【0020】リール本体3は、一対の側板3a、側板3
bを有している。スプール2は、この両側板3a、3b
間に回転自在に保持されている。糸長計測装置付き両軸
受けリール1の上部には、糸長計測装置を収納した制御
ボックス9が設けられている。
【0021】リール本体3は、図2ないし図3に示すよ
うに、その両側板3a、3bの前部間にシャフト7が支
持されている。シャフト7には、リール本体3の前部を
覆うカバー13が枢支されている。カバー13には、上
部に制御ボックス9がネジ11にて固定されている。カ
バー13のシャフト7側とは逆側の端部には、係合凸部
15が形成されている。
【0022】リール本体3の前部には、図4に示すよう
に、釣糸案内部19が設けられている。釣糸案内部19
は、図3に示すように、両側板3a、3b間に回転自在
に保持されたトラバースカム軸35を有している。トラ
バースカム軸35は、図2に示すように、ギア36、3
7を介して駆動連結されている。
【0023】トラバースカム軸35には、その外面を覆
うように両側板3a、3b間に架け渡された保護筒34
に回動不能、摺動自在に外装されたホルダ19bの係合
爪(図示せず)が係合されている。
【0024】ホルダ19bには、図4に示すように、ス
プール2に巻取られまたはスプール2から繰り出される
釣糸を挿通案内する通し孔19aが形成されている。ス
プール2の回転に連動して、トラバースカム軸35が回
転すると、ホルダ19bは保護筒34上を案内されて、
図2における矢印53、54方向に往復移動する。これ
により、スプール2に平均的に釣糸が巻き取られる。
【0025】また、図4に示すように、スプール2の外
周縁には、リードスイッチ24がスプール2の回転を検
出する為の被検出子であるマグネット22(4箇所)が
設けられており、スプールが1/4回転するごとに、マ
グネット22の通過がリードスイッチ24によって検出
される。
【0026】制御ボックス9内には、回転検出器として
のリードスイッチ24、リードスイッチ24からの信号
と予め記憶または設定した糸データとに基づき、スプー
ルからの繰り出し糸長を演算する糸長演算手段としての
マイクロプロセッサ(図示せず)、このマイクロプロセ
ッサにより演算した繰り出し糸長を表示する表示手段と
しての表示部8、およびこれを動作させる電源としての
電池17が収納されている。リードスイッチ24は、制
御ボックス9の内部の、かつ底面9aに設けられてい
る。
【0027】なお、リードスイッチ24は、シャフト7
からマグネット22までの距離R1を半径とする位置、
すなわち、制御ボックス9にマグネット22が最も接近
する位置に設けるようにすればよい。なお、リードスイ
ッチ24を制御ボックス9内に収めているので、防水性
を向上させることもできる。
【0028】また、図5に示すように、制御ボックス9
の底面9a、すなわち、制御ボックス9をリール本体3
の上面に位置決めした非開口状態のリール本体3に対向
する面には、電池17を収納する電池蓋14が設けられ
ている。
【0029】本実施形態においては、電池蓋14を制御
ボックス9内に公知の手段により、電気接点を配した収
納部への電池挿入用雌ネジ孔に、外周面に雄ネジを形成
した円盤状電池蓋14をOリングを介して、螺合させる
ことによって、電池17を制御ボックス9内に保持する
ようにした。しかし、これに限定されず、電池蓋14を
スライド嵌合させるようにしてもよい。
【0030】つぎに、糸長計測装置付き両軸受けリール
1の使用方法について説明する。図2における状態、す
なわち、係合凸部15と係合凹部5とを係合させ、これ
により制御ボックス9がリール本体を覆った非開口状態
から、制御ボックス9の端部9bを矢印63方向に押圧
する。これにより、制御ボックス9がカバー13ととも
に、これを軸支したシャフト7を中心に、図5矢印51
方向に回転し始める。この時、係合凸部15と係合凹部
5との係合が解除される。さらに、制御ボックス9が回
転すると、図5に示すように、リール本体3の上部が大
きく開口する。この状態が、制御ボックス9がリール本
体3の上部を開放した開口状態である。
【0031】このように、開口状態とすることにより、
釣糸ガイド部19に糸がからんだ場合、通し孔19aに
糸の挿通させる場合、またはスプール2に糸を結束する
場合の作業が容易となる。
【0032】なお、本実施形態においては、制御ボック
ス9内に、リードスイッチ24、電池17および糸長演
算手段であるマイクロプロセッサ(図示せず)を収納さ
せている。したがって、制御ボックス9とリール本体3
間にはリード線が存在せず、制御ボックス9を回転させ
て開口状態とさせる場合に、リード線によってその作業
がじゃまされることはない。
【0033】また、制御ボックス9をシャフト7を中心
に回転させると、その底面9aを露出状態とすることが
できる。したがって、制御ボックス9内に電池17を収
納する電池蓋14を取外すだけで、容易に電池交換を行
なうことができる。電池蓋14を制御ボックス9の裏面
に設けることにより、限られたスペースの制御ボックス
9の上面を有効に使用できる。これにより、制御ボック
ス9に配置する各種操作スイッチを大きくかつ間隔をあ
けることができ、操作ミスを低減することができる。ま
た、表示部8を大型化することも可能となり、視認性の
向上を図ることができる。
【0034】また、本実施形態においては、図2に示す
ように、カバー13に係合凸部15を設け、これと対向
するリール本体側に係合凹部5を設け、両者を係合させ
ている。このように制御ボックス9およびリール本体3
に、位置決め係止手段を設け、シャフト7を中心に制御
ボックス9を回転可能に形成することによって、開口状
態および非開口状態の切換えを容易に行なうことができ
る。特に、非開口状態から開口状態への切換えについて
は、片手で行なうことも可能である。
【0035】また、制御ボックス9を回転させ、リール
本体3の上部を開口させて、釣糸案内部19とスプール
2との間の上部への接近を可能としたので、制御ボック
ス9を、スプール3上面から離すことなく設けることが
できる。これにより、糸長計測装置付き両軸受けリール
1の高さh(図2参照)を低くすることができる。ま
た、被検出子の検出精度の向上を図ることができる。
【0036】図6に、他の実施形態を示す。この実施形
態においては、連結ギア31を介すして、スプール2の
回転数を検出する。スプール2には、同軸にてギア2c
が固定されており、ギア2cには回転体である連結ギア
31が噛み合っている。連結ギア31は、外周縁に、被
検出子であるマグネット33が設けられている。制御ボ
ックス9の底面9aには、リードスイッチ24が設けら
れている。
【0037】連結ギア31が1回転するごとに、マグネ
ット33の回転がリードスイッチ24によって検出され
る。このように、スプールの回転に連動して回転する連
結ギア31の回転を検出することにより、スプール2の
回転数を検出できる。
【0038】このように、連結ギア31を介することに
より、制御ボックス9を矢印58方向、すなわち、リー
ル本体の上面からスプール2側に侵入させて設けること
ができる。これにより、全体として高さをより抑えたコ
ンパクトなリールを提供することができる。
【0039】上記各実施形態においては、手巻リールに
ついて適応した例について説明したが、電動リールにつ
いても同様に適応することができる。この場合、制御ボ
ックス9内部の電源については、例えば、第1実施形態
と同様に、専用の電池を設け、モータへの電源とは別に
構成すればよい。また、モータへの制御スイッチを、リ
ール本体3に設ければ、制御ボックス9とリール本体3
間のリード線が不要となり、シャフト7を中心に制御ボ
ックス9を回転させることができる。
【0040】このように、制御ボックス9に電池17、
リードスイッチ24を収納させたので、リール本体3か
ら制御ボックス9を離脱させる場合に、リード線の処理
が不要となる。すなわち、離脱時におけるリード線にお
ける断線等のトラブルを阻止できる。さらに、リール本
体3と制御ボックス9間のリード線をなくすことができ
るので、装着時におけるリード線の本体内への収納およ
び防水等の処置が不要となる。
【0041】また、リール本体3から制御ボックス9を
離脱させることにより、リール本体3の両側板3a、3
b間に回転可能に支持したスプール2とリール本体3の
前部に配設した釣糸ガイド部19等との間の上部を大き
く開放できる。これによりスプール2や釣糸ガイド部1
9の近傍に接近させて制御ボックス9を設けることがで
きる。
【0042】なお、本実施形態においては制御ボックス
9をシャフト7を中心に回転させることによって、リー
ル本体3から離脱可能に構成したが、シャフト7を設け
る位置については、これに限定されず、リール本体3の
後部または横部等であってもよい。さらに、制御ボック
ス9をシャフトを中心に回転させるだけでなく、他の方
法で、釣糸ガイド部19の上を開口させるようにしても
よい。例えば、図1において、制御ボックス9を、矢印
55、56方向、矢印53、54方向に公知の手段によ
り、スライド位置決めさせるようにしてもよい。さら
に、図4における矢印61、62方向にスライド可能と
して、釣糸ガイド部19の上を開口させるようにしても
よい。
【0043】また、本実施形態においては、回転数検出
器として、リードスイッチ24を用いたが、リードスイ
ッチ24に代えてホール素子等の磁気検出センサを用い
てもよい。また、被検出子として金属板を、回転数検出
器として金属センサ等を用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる糸長計測機能付き両軸受けリー
ル1の平面図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】図2におけるC−C断面図である。
【図4】図1におけるB−B断面図である。
【図5】糸長計測装置付き両軸受けリール1の制御ボッ
クスを開口状態に切換えた図である。
【図6】他の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
2・・・・・スプール 3・・・・・リール本体 5・・・・・係合凹部 7・・・・・シャフト 9・・・・・制御ボックス 13・・・・カバー 14・・・・電池蓋 15・・・・係合凸部 17・・・・電池 19・・・・釣糸案内部 22・・・・マグネット 24・・・・リードスイッチ 31・・・・連結ギア 33・・・・マグネット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプールを回転自在に保持するリール本
    体、 前記スプールの回転に応じてスプール軸と平行に往復移
    動して、釣糸を導く釣糸案内部、 前記スプールの回転に応じて回転する被検出子、 前記被検出子の回転数を非接触にて検出する回転数検出
    器、 前記検出された回転数と予め記憶または設定した糸デー
    タとに基づき前記スプールからの繰り出し糸長を演算す
    る糸長演算手段、 前記糸長演算手段にて演算した繰り出し糸長を表示する
    表示手段、 前記回転数検出器、前記表示手段および前記糸長演算手
    段を動作可能とするための電源、 前記表示手段および前記糸長演算手段を収納し、前記リ
    ール本体上に配置される制御ボックス、 を備えた糸長計測装置付き両軸受けリールにおいて、 前記制御ボックスに前記電源および前記回転数検出器を
    収納するとともに、前記制御ボックスが前記リール本体
    の上面を覆う非開口状態と、前記制御ボックスが前記リ
    ール本体の上面を開放した開口状態とに切換えできるよ
    うに、前記制御ボックスを前記リール本体上に着脱可能
    に取付けたこと、 を特徴とする糸長計測装置付き両軸受けリール。
  2. 【請求項2】請求項1の糸長計測装置付き両軸受けリー
    ルにおいて、 前記リール本体との間に位置決め係止手段を設けた前記
    制御ボックスを前記リール本体に回動自在に軸支したこ
    と、 を特徴とする糸長計測装置付き両軸受けリール。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2の糸長計測装置付
    き両軸受けリールにおいて、 前記非開口状態にある前記制御ボックスのリール本体に
    対向する面に、前記電源を収納する収納部の蓋を取外し
    自在に設けたこと、 を特徴とする糸長計測装置付き両軸受けリール。
  4. 【請求項4】請求項1〜請求項3のいずれかの糸長計測
    装置付き両軸受けリールにおいて、 前記スプールのフランジ外周縁に前記被検出子を設け、 前記非開口状態にある前記制御ボックス内の前記フラン
    ジ外周縁に近接する位置に前記回転数検出器を収納させ
    たこと、 を特徴とする糸長計測装置付き両軸受けリール。
  5. 【請求項5】請求項1〜請求項3のいずれかの糸長計測
    装置付き両軸受けリールにおいて、 前記スプールの回転に連動して回転する回転体外周縁に
    前記被検出子を設け、 前記非開口状態にある前記制御ボックス内の前記回転体
    外周縁に近接する位置に前記回転数検出器を収納させた
    こと、 を特徴とする糸長計測装置付き両軸受けリール。
JP12315796A 1996-05-17 1996-05-17 糸長計測装置付き両軸受けリール Pending JPH09298995A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008271982A (ja) * 2008-06-05 2008-11-13 Shimano Inc 釣り情報表示装置

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008271982A (ja) * 2008-06-05 2008-11-13 Shimano Inc 釣り情報表示装置

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