JPH09298729A - ケーブルテレビにおける放映方式及びその端末表示装置 - Google Patents

ケーブルテレビにおける放映方式及びその端末表示装置

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JPH09298729A
JPH09298729A JP8146363A JP14636396A JPH09298729A JP H09298729 A JPH09298729 A JP H09298729A JP 8146363 A JP8146363 A JP 8146363A JP 14636396 A JP14636396 A JP 14636396A JP H09298729 A JPH09298729 A JP H09298729A
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JP
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screen
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cable television
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JP8146363A
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Taisei Yamamoto
大成 山本
Hiroyuki Tanaka
博幸 田中
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Tietech Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 競技場等の特定の施設の観客が所定の番組を
視聴するに際して、その番組内で該観客の欲する画像情
報を送出することが可能なケーブルテレビにおける放映
方式提供する。 【構成】 センターから各々の端末装置へ複数のコンテ
ンツを放映する方法において、センターから個々のコン
テンツをそれぞれ別個のチャンネルで一斉に送出し、各
々の端末側の表示装置は、表示画面の周辺部を所定の領
域の小画面に分割して表示できるようにしておくととも
に、前記センターから送出されてきたチャンネル毎の該
個々のコンテンツもしくは該個々のコンテンツを意味す
る標示を、該表示画面の周辺部の分割された所定数の小
画面にそれぞれ割り付けて表示し、各々の端末側におけ
るチャンネルの選択は、該表示装置の表示画面の周辺部
の所定数の小画面に表示されたチャンネル毎の個々のコ
ンテンツもしくは該個々のコンテンツを意味する標示を
視て、所定のスイッチを操作することにより行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルテレビにおけ
る放映方式及びその端末表示装置に係わり、特には、競
技場または展示館等の施設の各座席端末へケーブルを利
用して画像情報(音声をも含む)を送出するのに好適な
方法及び該ケーブルテレビにおける放映方式に好適な端
末表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】表示(座席)端末を個々の観客席毎にそ
れぞれ具備させることが、特定の施設(例えば競技場、
劇場または乗り物など)において、従来から考えられて
きている。
【0003】これらの施設の座席(全席でも一部の席で
もどちらでよい)に表示端末を設置するというのは、次
のような理由による。例えば、競技場において、携帯ラ
ジオまたは携帯テレビを持ち込んで来ている観客も結構
いる。競技場で競技を観戦するのは、臨場感を味わうと
いうことが大きいわけであるが、競技の細部、競技、競
技者並びにそれらに付随する各種の情報及びリプレイを
見たり聞いたりするには、ラジオ、テレビ等の既存のメ
ディアの放送が便利だからである。
【0004】従って、個々の座席毎に端末表示装置(以
後、端末表示装置のことを単に表示装置とも称する)を
設け、該競技の模様を撮影した映像またはその他各種の
情報を各々の観客の要望に応じて見られるようにしてお
けば、観客は、わざわさ携帯テレビ等を持ち込まずと
も、競技またはその他の情報を所望により得られること
となり、一層、興味深く競技を観戦できるというメリッ
トが生じる。
【0005】また、競技場側にとっても、集客効果が見
込め、種々のイベントに該端末表示装置の利用を検討す
ることができ、競技場の使用可能範囲が広がるというメ
リットがある。
【0006】しかし、従来のケーブルテレビ放送を含む
テレビ放送は、観客がどんな映像情報を欲しているかと
いうことにはお構いなく、放送局(スタジオ)が撮像し
た映像を一方的に編集して放映するものであり、個々の
観客の情報(映像)ニーズとは必ずしも合致しないとい
う欠点があった。
【0007】一方、個々の観客の情報ニーズに最もよく
応えるためには、競技場における放送システムに、近年
その効能が喧伝されているビデオ・オン・デマンド(V
OD)方式を採用することが考えられる。しかし、VO
D方式は、その構築及び運用に莫大なコストが掛かると
いう欠点がある。
【0008】このような問題点の他に、VODには、次
のような問題点が指摘されている。ケーブルテレビ放送
において、あまりにもチャンネル数が多いと、特定の番
組に視聴が集中するという傾向がある。チャンネル数が
十数程度のときは、概ね、均等にチャンネルが選択され
ていたものが、チャンネル数が100程度に増えると、
特定のチャンネルに視聴が集中するという傾向がある。
つまり、一般の視聴者は、VODにほとんど需要を感じ
ていないということも考えられる。まして、特定の施
設、例えば競技場においては、観客は、競技を観戦する
という特定の目的を持った人々であるから、VODの需
要は、ほとんど無いとも考えられる。
【0009】ところで、競技場などの座席端末のチャン
ネル切り替え用等の入力手段としては、ケーブルテレビ
では多く使われているリコモンが、先ず、考えられる。
しかし、リモコンは、紛失する恐れがある上、他の座席
の端末にも操作が及ぶ危険があって、あまり、好ましく
ない。
【0010】また、競技場などの座席端末のチャンネル
切り替え用等の入力手段として、タッチパネルを使用す
ることもできる。タッチパネルは、リモコンのように紛
失する恐れはないが、クリック感及びストローク感がな
いため、操作の感触がよくない、また、操作しようとす
るキーを認めにくいという欠点がある。
【0011】ここで、キーを認めにくいというのは、タ
ッチパネルにおいて、例えばキーを複数、隣接させて並
べると、キーの判別及び押圧に時間が掛かるし、誤操作
もしやすくなるというようなことを意味する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
の有するこのような問題点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、観客(つまり視聴者)が所定の
番組を視聴するに際して、その番組内で観客の欲する画
像情報を送出することが可能なケーブルテレビにおける
放映方式を提供することにある。
【0013】また、VOD方式のように、それを実現す
るための莫大なコストをかけずに視聴者の番組に対する
ニーズに応えられるケーブルテレビにおける放映方式を
提供することにある。
【0014】また、該ケーブルテレビにおける放映方式
に好適な端末表示装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるケーブル
テレビにおける放映方式及びその端末表示装置は、上記
した目的を達成したもので、次のようなものである。
【0016】請求項1の発明は、センターから各々の端
末装置へ複数のコンテンツを放映する方法に係わるもの
であり、次のような手順からなるコンテンツの送出方法
である。
【0017】イ 個々のコンテンツをそれぞれ別個のチ
ャンネルで一斉に送出する。 ロ 端末側の表示装置の表示画面の周辺部を所定の領域
の小画面に分割して表示できるようにする。 ハ 端末側では、送出されてきたチャンネル毎の該個々
のコンテンツもしくは該個々のコンテンツを意味する標
示(文字、アイコンなど)を表示装置の表示画面の周辺
部の分割された所定数の小画面に、それぞれ割り付けて
表示する。 ニ 表示装置の表示画面の周辺部の所定数の小画面に表
示されたチャンネル毎の個々のコンテンツもしくは該コ
ンテンツを意味する文字を視て視聴者が希望するチャン
ネルを所定のスイッチを操作することにより選択する。
以上、イ〜ニの手順による放映方法である。
【0018】なお、コンテンツというのは、撮像手段か
らの撮像(映像)信号または何らかの記録媒体から出力
される映像信号のことであり、動画でも静止画でもよ
く、音声信号を含んでいてもいなくてもよい。つまり、
ケーブルを介して送出する内容一切のことである。
【0019】請求項2の発明は、前記個々のコンテンツ
は、複数の撮像手段がそれぞれ所定のアングルで所定の
撮影対象を撮影した画像情報もしくは音声情報を含む該
画像情報である請求項1のケーブルテレビにおける放映
方式である。
【0020】請求項3の発明は、前記表示装置の表示画
面の周辺部の分割された所定数の小画面毎に、透明なキ
ートップを有し、該小画面を該キートップから視認でき
る押しボタンスイッチを設けたケーブルテレビにおける
端末表示装置である。
【0021】請求項4の発明は、前記押しボタンスイッ
チに正立等倍の結像手段を、該正立等倍の結像手段によ
り前記小画面が前記キートップへ写像されるように設置
した請求項3のケーブルテレビにおける端末表示装置で
ある。
【0022】
【作用】本発明に係わるケーブルテレビにおける放映方
式及びその端末表示装置を競技場において適用したもの
として、その作用を説明する。
【0023】通常、テレビで競技(野球、サッカーな
ど)を放送する場合、複数台の撮像手段例えばビデオカ
メラを所定の位置に設置し、各ビデオカメラが撮影した
映像は、一旦、編集室(スタジオ)に集められ、編集担
当者例えばディレクターの指示により、複数のビデオカ
メラの撮影したコンテンツ(撮影内容)のうち、1台の
ビデオカメラが撮影したコンテンツを放送している。
【0024】本発明の放映方式においては、複数のビデ
オカメラ(撮像手段)がそれぞれ撮影したコンテンツに
は、それぞれ一つのチャンネル(周波数帯)が与えら
れ、各コンテンツは、同時にケーブルを介して各端末装
置へ一斉に送出される。つまり、一つの番組(プログラ
ム)を複数のチャンネルに割り付けるということであ
る。
【0025】競技場の座席には表示装置が設けられ、各
ビデオカメラが撮影したコンテンツもしくは該コンテン
ツを意味する文字(アイコンでもよい)が表示装置の表
示画面の周辺部(内縁すなわち内周部)に表示される。
つまり、表示装置の表示画面の周辺部に所定領域の小画
面毎に各コンテンツもしくは該各コンテンツを意味する
文字が表示される。
【0026】観客は、自分の席に設けられた表示装置を
視て、所望のカメラアングルを選択する。すると、チャ
ンネルが切り替えられ、該観客が所望したコンテンツ、
すなわち、該観客が選択したビデオカメラが撮影した映
像が表示装置の表示画面の中央部に表示される。
【0027】座席端末におけるチャンネルの選択は、請
求項3に記載した表示装置の表示画面の周辺部の小画面
毎に設けられた押しボタンスイッチを押すことによって
行うようにすることができる。この押しボタンスイッチ
は、透明なキートップを有しており、該キートップから
該小画面を視ることができる。よって、画面を視なが
ら、押すという人間工学的に優れた操作により、誰でも
容易に所望のチャンネルへの切り替えの操作ができる。
【0028】各ビデオカメラが撮影したコンテンツもし
くは該コンテンツを意味する標示を表示装置の表示画面
の周辺部の各小画面に強調して示したい場合は、前記押
しボタンスイッチに正立等倍の結像手段を設け、キート
ップ上に前記小画面を伝送すなわち写像してもよい。キ
ートップ越しではなく、キートップそのものにコンテン
ツもしくはコンテンツを意味する標示が表示されるの
で、各小画面の視認性が向上し、入力操作(つまりチャ
ンネルまたは画面の切り替え)がより一層行い易くな
る。
【0029】
【実施例】図1は、本発明に係わるケーブルテレビにお
ける放映方式の一実施例を説明するための模式図であ
る。図1は、サッカーの競技を中継する場合を示してい
るが、他の競技の中継、競技以外の中継(例えば劇場か
らの中継)または報道の中継(例えば選挙報道)などで
あっても、本発明に係わるケーブルテレビにおける放映
方式が適用可能であることは言うまでもない。本実施例
の項目の説明では、便宜上サッカー中継を例として記述
していくこととする。
【0030】撮像手段たるビデオカメラ(1a〜1m)
は、サッカー競技場に適宜配置される。なお、図1にお
いては、m台のビデオカメラのうち、4台を図示し、他
のm−4台のカメラは、煩雑になるので、図示していな
い。
【0031】メイン画面カメラ1aが撮影したコンテン
ツは、メイン画面(例えばch1で配信する)として、
視聴者からのチャンネルの選択が特になされない限り、
端末表示装置の画面中央に表示され続けるようにしてお
くことが推奨される。また、実況は、このメイン画面に
基づいて行えばよいが、何れにしても、これらのこと
は、当業者の設計上の選択事項である。
【0032】グランド画面カメラ1bは、フィールド上
方に据え付けられ、俯瞰ショットを撮影し、グランド画
面(ch2)として送出する。ゴール前A画面カメラ1
c及びゴール前B画面カメラ1dは、それぞれゴールシ
ーンまたはシュートシーンを主に撮影する。
【0033】図2は、本発明に係わるケーブルテレビに
おける放映方式の一実施例を説明するためのブロック図
である。コンテンツの配信元であるセンター、すなわち
スタジオ15の編集装置2には、競技場に設置されたビ
デオカメラ(1a〜1m)が撮影している各コンテンツ
及びケーブルテレビ局6から配信されるコンテンツが入
力してくる。
【0034】ケーブルテレビ局6が配信するコンテンツ
は、地上波受信施設8で受信するVHF/UHFテレビ
放送番組、衛星波受信施設9で受信する衛星放送番組ま
たは何らかの記録媒体10(ビデオテープなど)に記録
されたプログラムである。なお、本発明を適用する対象
によっては、スタジオ15とケーブルテレビ局6は、同
一施設であってもよいことはもちろんである。
【0035】編集装置2は、ヘッドエンド3へのインタ
フェース部であり、ヘッドエンド3に含めても良い。ヘ
ッドエンド3は、編集装置2から出力されてきた各々の
コンテンツにチャンネルの割り付けを行い、ケーブル1
2に各々のコンテンツを一斉に送出する。
【0036】ケーブル12は、同軸ケーブルでも光ファ
イバケーブルでもどちらでもよい。なお、ケーブル12
の途中には、分岐・分配器、増幅器及びタップオッフな
どが必要となるが、煩雑になるので、図示していない。
これらは、従来のケーブルテレビに係わる技術に従っ
て、当業者が適宜、設計・設置すれば、充分である。
【0037】競技場の所定の座席には、座席端末(4a
〜4n)が設置され、座席端末(4a〜4n)には、そ
れぞれ(端末)表示装置(5a〜5n)が設置される。
【0038】座席端末(4a〜5n)とケータリングセ
ンタ7との間はデジタル回線13で接続してもよい。但
し、ケータリングを行うかどうかは、当業者の設計上の
選択事項である。
【0039】(端末)表示装置(5a〜5n)には、L
CD等の電子ディスプレイデバイスを使用する。
【0040】図3は、本発明に係わるケーブルテレビに
おける放映方式の一実施例を説明するためのブロック図
である。本発明に係わるケーブルテレビにおける放映方
式を実施するには、例えば図3のような構成の座席端末
4aを用いる。
【0041】座席端末4aの制御中枢たるCPU20の
周辺装置、すなわち、画面表示制御部17、I/O1
8、チャンネルセレクタ16、通信コントローラ19及
び表示装置5aの構成及び配線は、従来からケーブルテ
レビのセットトップボックスで使用されている技術を用
いることができる。なお、リプレイ用メモリ装置14を
設けるかどうかは、当業者の設計上の選択事項である。
【0042】表示装置5aは、その表示画面の周辺部を
所定数の小画面に分割して表示できるようにする。各小
画面には、チャンネル毎のコンテンツの一部の映像もし
くは該コンテンツを意味する文字(アイコン)を表示で
きるようにしておく。
【0043】表示装置5aの表示画面の周辺部の分割さ
れた各小画面にスイッチを設けて、視聴者が所定の小画
面を選択すると、CPU20の制御のもと、チャンネル
セレクタ16は、選択されたチャンネルのコンテンツを
表示装置5aの表示画面中央に表示する。ケータリング
は、通信コントローラ19経由で、ケータリングセンタ
7との間で行う。なお、ケータリングもケーブル12の
所定周波数帯を確保しておいて、ケーブル12を介して
行っても良いことはもちろんである。
【0044】次に、ヘッドエンド3及びケーブル12を
介して座席端末(4a〜4n)へ入力してきた各コンテ
ンツの各々の表示装置(5a〜5n)の各々の表示画面
への表示のさせかたを説明する。
【0045】前記各コンテンツは、メイン画面、グラン
ド画面、ゴール前A画面、もう一方のゴール前の画面で
あるゴール前B画面、ベンチA画面、ベンチB画面、選
手紹介A画面、もう一方のチームの選手紹介画面である
選手紹介B画面を含んでいるものとする。
【0046】これらのコンテンツを意味する文字を、図
4のごとく、表示装置5aの画面の周辺部の小画面に割
り付けて表示させる。小画面のサイズと数、各コンテン
ツを意味する文字の割り振り方は、当業者が適宜、設計
する。また、図4に示すごとく、リプレイ、他画面、全
体表示、ケータリングなどの小画面を設けても良い。
【0047】図4では、メイン画面が表示装置5aの画
面中央部に表示されているが、表示装置5aの画面周辺
部の各コンテンツを意味する文字を視て、該コンテンツ
を選択(スイッチング)することにより、該コンテンツ
を画面中央部に表示させることができる。
【0048】つまり、視聴者が画面の選択権を持ってお
り、番組提供者の撮影したコンテンツの範囲内におい
て、コンテンツを選択(いわば編集)して自分の座席端
末表示装置に表示させることができる。
【0049】図4において、チャンネルの切り替えは、
次のように行う。例えば、ゴール前Aの画面を画面中央
に表示させたいときは、ゴール前Aという文字が表示さ
れた小画面を指で押す。各小画面には、それぞれキート
ップを設けておき、キートップが押されると該スイッチ
接点が入力するようにしておく。
【0050】このように各小画面毎に透明なキートップ
を有する押しボタンスイッチを設けておけば、タッチパ
ネルやリモコンに因らずとも、押すという操作感に優れ
た動作により直観的に自分の所望するコンテンツを選択
できる。
【0051】図4において、ゴール前Aの小画面を選択
する(押す)と、図5のゴール前Aの画面に切り替わ
る。さらに、図5において、全体表示の小画面を選択す
ると、図6のごとく、ゴール前Aカメラ1cで撮影して
いるコンテンツが表示装置5aの画面全体に表示され
る。
【0052】図6の画面から他のチャンネルに切り替え
たいときは、任意の小画面のキートップを押すことによ
り、直前の画面もしくは初期(メイン)の画面に戻るよ
うに設計しておけばよい。
【0053】図7は、表示装置の表示画面の周辺部の小
画面に押しボタンスイッチを設けたことを示す略体平面
図である。透明なキートップ21を各小画面毎に設け、
スイッチ接点22をキートップ21の下方、表示装置の
表示画面11の外周部に設置している。各キートップ2
1は、キートップはめ込み用パネル26に勘合されてお
り、バネ(図示せず)によりストローク動をすることが
できるようになっている。
【0054】視聴者が所望のキートップ21を押すと、
キートップ21が下方にストローク動し、スイッチ接点
22が入る。チャンネルが切り替わり、表示装置の表示
画面11の中央部が選択されたコンテンツに切り替わ
る。キートップ21から指を離すと、キートップ21が
元の位置に復帰する。
【0055】図8は、正立等倍の結像手段を具備する押
しボタンスイッチの略体縦断面図である。請求項4で記
載したように、正立等倍の結像手段24により、表示装
置の表示画面11の周辺部の小画面をキートップ21へ
伝送している。
【0056】なお、キートップ21の上面もしくは下面
(裏面)は、シボ処理を施しておくと、結像した像がは
っきり見える。各チャンネルのコンテンツを意味する文
字が各キートップ21に浮かんで見えるので、チャンネ
ル切り替えの小画面を強調して示すことができる。
【0057】また、本発明に係わるケーブルテレビにお
ける放映方式は、座席端末を具備する特定の施設だけに
とどまらず、一般の家庭を対象としたケーブルテレビに
も適用できる。
【0058】一般のケーブルテレビは、少なくともチャ
ンネル数が30チャンネル程度あるので、そのうち、1
0チャンネル程度を一つの番組において、異なるコンテ
ンツを放映することは容易である。
【0059】選挙報道において、本発明に係わるケーブ
ルテレビの放映方式を適用すれば、自分の支持する候補
の選挙事務所や自分の関心のある選挙区の報道を視続け
ることができる。また、劇場中継に本発明に係わるケー
ブルテレビの放映方式を適用すれば、自分の贔屓の俳優
の映像を視続けるようなことも可能である。
【0060】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。視
聴者は、一つの番組の中で、自分の好む映像を選択して
チャンネルを切り替えて、視聴することができる。つま
り、VOD方式によらず、実質的にVODとほぼ同等の
効果を得ることができる。
【0061】従って、視聴者に必要なときに必要な番組
を提供するという要求にVOD方式によって応えるより
も、はるかに安価に視聴者の情報ニーズに応えることが
できるケーブルテレビにおける放映方式を実施できる。
【0062】また、(端末)表示装置の表示画面の周囲
に他のチャンネルのコンテンツまたはコンテンツを意味
する標示を表示するので、チャンネルの切り替えの選考
の際に便利である。
【0063】また、リモコンやタッチパネルではなく、
操作感に優れる押しボタンスイッチをチャンネルの切り
替えや画面の表示方式の切り替えに使用するので、ヒュ
ーマンインタフェースに優れたケーブルテレビにおける
放映方式に好適な端末表示装置を提供することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるケーブルテレビにおける放映方
式の一実施例を説明するための模式図
【図2】本発明に係わるケーブルテレビにおける放映方
式の一実施例を説明するためのブロック図
【図3】本発明に係わるケーブルテレビにおける放映方
式の一実施例を説明するためのブロック図
【図4】端末表示装置の表示画面の表示例を示す模式図
【図5】端末表示装置の表示画面の表示例を示す模式図
【図6】端末表示装置の表示画面の表示例を示す模式図
【図7】表示装置の表示画面の周辺部の小画面に押しボ
タンスイッチを設けたことを示す略体平面図
【図8】正立等倍の結像手段を具備する押しボタンスイ
ッチの略体縦断面図
【符号の説明】
1a メイン画面カメラ 1b グランド画面カメラ 1c ゴール前A画面カメラ 1d ゴール前B画面カメラ 1m ビデオカメラ 2 編集装置 3 ヘッドエンド 4a〜4n 座席端末 5a〜5n (端末)表示装置 6 ケーブルテレビ局 7 ケータリングセンタ 8 地上波受信施設 9 衛星波受信施設 10 記録媒体 11 (端末)表示装置の表示画面 12 ケーブル 13 ディジタル回線 14 リプレイ用メモリ装置 15 スタジオ 16 チャンネルセレクタ 17 画面表示制御部 18 I/O 19 通信コントローラ 20 CPU 21 キートップ 22 スイッチ接点 23 バネ 24 正立等倍の結像手段 25 押しボタンスイッチベース 26 キートップはめ込み用パネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センターから各々の端末装置へ複数のコ
    ンテンツを放映する方法において、 センターから個々のコンテンツをそれぞれ別個のチャン
    ネルで一斉に送出し、各々の端末側の表示装置は、表示
    画面の周辺部を所定の領域の小画面に分割して表示でき
    るようにしておくとともに、 前記センターから送出されてきたチャンネル毎の該個々
    のコンテンツもしくは該個々のコンテンツを意味する標
    示を、該表示画面の周辺部の分割された所定数の小画面
    にそれぞれ割り付けて表示し、 各々の端末側におけるチャンネルの選択は、該表示装置
    の表示画面の周辺部の所定数の小画面に表示されたチャ
    ンネル毎の個々のコンテンツもしくは該個々のコンテン
    ツを意味する標示を視て、所定のスイッチを操作するこ
    とにより行う、ことを特徴とするケーブルテレビにおけ
    る放映方式。
  2. 【請求項2】 前記個々のコンテンツは、複数の撮像手
    段がそれぞれ所定のアングルで所定の撮影対象を撮影し
    た画像情報もしくは音声情報を含む該画像情報である請
    求項1のケーブルテレビにおける放映方式。
  3. 【請求項3】 前記表示装置の表示画面の周辺部の分割
    された所定数の小画面毎に、透明なキートップを有し、
    該小画面を該キートップから視認できる押しボタンスイ
    ッチを設けたケーブルテレビにおける端末表示装置。
  4. 【請求項4】 前記押しボタンスイッチに正立等倍の結
    像手段を、該正立等倍の結像手段により前記小画面が前
    記キートップヘ写像されるように設置した請求項3のケ
    ーブルテレビにおける端末表示装置。
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