JPH09298718A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH09298718A
JPH09298718A JP8110857A JP11085796A JPH09298718A JP H09298718 A JPH09298718 A JP H09298718A JP 8110857 A JP8110857 A JP 8110857A JP 11085796 A JP11085796 A JP 11085796A JP H09298718 A JPH09298718 A JP H09298718A
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recording
video
data
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audio
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JP8110857A
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Shinichi Suenaga
信一 末永
Kosuke Yoshimura
幸祐 吉村
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同時記録再生を行う場合でも、良好な再生画
を得ることができる記録再生装置を提供する。 【解決手段】 蓄積手段123は、書換型のディスク状
媒体102から得られた映像信号を一旦蓄積する。信号
処理手段122は、蓄積手段123に蓄積された映像信
号を復号化する。保持手段124は、信号処理手段12
2により復号化された映像信号を保持する。制御手段1
01は、装置が記録動作を継続しながら再生動作を行う
処理モードに設定された場合に、蓄積手段123によ
り、複数のフィールドの映像信号を蓄積し、保持手段1
24により、映像信号の補間を行うように、ディスク状
記録媒体102のアドレス管理及びデータ転送の制御を
行うと共に装置全体の動作制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書換型のディスク
状記録媒体である光ディスクや磁気ディスク等に対し
て、映像信号と音声信号の記録処理及び再生処理を行う
記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、書換型のディスク状記録媒体(以
下、単にディスクと言う。)に対して映像信号や音声信
号の記録処理及び再生処理を行う記録再生装置では、例
えば、テレビ番組等のライブ放送を常に記録しておき、
見落としてしまったワンシーンや再度確認したいワンシ
ーンを遡って見ることができる技術が圧縮技術の発達と
共に試みられている。
【0003】例えば、図10に示すように、上記記録再
生装置300は、入力端子I3aを介して入力された映像
信号をディジタル化するアナログ/ディジタル(A/
D)変換器311と、入力端子I3aを介して入力された
映像信号の垂直同期信号を抽出する同期分離回路310
と、同期分離回路310からの垂直同期信号に同期して
A/D変換器311からの映像データを符号化する圧縮
処理回路312と、圧縮処理回路312からの映像デー
タを蓄積するFIFO(First in First out)バッファ
(以下、映像記録用バッファと言う。)313と、入力
端子I3cを介して入力された音声信号をディジタル化す
るA/D変換器331と、同期分離回路310からの垂
直同期信号に同期してA/D変換器331からの音声デ
ータを符号化する圧縮処理回路332と、圧縮処理回路
332からの音声データを蓄積するFIFOバッファ
(以下、音声記録用バッファと言う。)333と、映像
記録用バッファ313からの映像データ及び音声記録用
バッファ333からの音声データを所定フォーマットに
従って書換型のディスク302に記録すると共にディス
ク302に記録された音声データ及び映像データを再生
するディスクドライブ303とを備えている。
【0004】そして、入力端子I3a及び入力端子I
3cは、例えば、ライブ放送を受信する図示していないチ
ューナと接続されている。
【0005】また、記録再生装置300は、ディスクド
ライブ303により得られた音声データを蓄積するFI
FOバッファ(以下、音声再生用バッファと言う。)3
43と、同期分離回路310からの垂直同期信号に同期
して音声再生用バッファ343からの音声データを復号
化する伸張処理回路342と、伸張処理回路342から
の音声データをアナログ化して出力端子I3dを介して出
力するディジタル/アナログ(D/A)変換器341
と、ディスクドライブ303により得られた映像データ
を蓄積するFIFOバッファ(以下、映像再生用バッフ
ァと言う。)323と、同期分離回路310からの垂直
同期信号に同期して映像再生用バッファ323からの映
像データを復号化する伸張処理回路322と、伸張処理
回路322からの映像データをアナログ化して出力端子
3bを介して出力するD/A変換器321とを備えてお
り、音声再生用バッファ343に蓄積された音声データ
は、ディスクドライブ303にも供給されるようになさ
れている。
【0006】そして、出力端子I3b及び出力端子I
3dは、図示していないモニタに接続されており、上記モ
ニタは、出力端子I3bを介して供給される映像信号に基
いた映像を表示出力すると共に、図示していないスピー
カにより、出力端子I3dを介して供給される音声信号に
基いた音声を出力するようになされている。
【0007】さらに、記録再生装置300は、映像記録
用バッファ313のディスクドライブ303に対する出
力、音声記録用バッファ333のディスクドライブ30
3に対する出力、音声再生用バッファ343のディスク
ドライブ303に対する出力、及びディスクドライブ3
03の音声再生用バッファ343及び映像再生用バッフ
ァ323に対する出力を制御するシステムコントローラ
301を備えており、システムコントローラ301は、
同期分離回路310からの垂直同期信号、映像記録用バ
ッファ313からのフルフラグFfu、映像再生用バッフ
ァ323からのエンプティフラグFem、及びディスクド
ライブ303からの転送許可フラグFOKに基いて制御処
理を行うようになされている。
【0008】さらにまた、D/A変換器321の出力側
には、スイッチ320が設けられており、スイッチ32
0には、入力端子I3aを介して入力された映像信号、及
びD/A変換器321からの映像信号が供給されるよう
になされている。また、D/A変換器341の出力側に
はスイッチ340が設けられている。このスイッチ34
0には、入力端子I3aを介して入力された音声信号、及
びD/A変換器341からの音声信号が供給されるよう
になっている。スイッチ320及びスイッチ340は、
図示していなが、システムコントローラ301の切替制
御により、記録動作時には、入力端子I3a側及び入力端
子I3c側に切り替えられ、再生動作時には、D/A変換
器321側及びD/A変換器341側に切り替えられ
る。
【0009】また、音声再生用バッファ343の入力側
にも、スイッチ344が設けられており、スイッチ34
4には、圧縮処理回路332からの音声データ、及びデ
ィスクドライブ303により得られた音声データが供給
されるようになされている。このスイッチ343も、図
示していないが、システムコントローラ301の切替制
御により、記録動作時には、圧縮処理回路332側に切
り替えられ、再生動作時には、ディスクドライブ303
側に切り替えられる。
【0010】ここで、上述のような記録再生装置300
は、使用者が今見たシーンを瞬間的に遡って再度見るこ
とができるように、記録動作を一旦中断して再生動作を
行うワンショット再生方式、及び記録動作を継続しなが
ら再生動作を行う同時記録再生方式を採用している。
【0011】例えば、図11に示すように、記録再生装
置300に対して、ライブ放送を受信するチューナによ
り得られた映像信号及び音声信号(以下、入力信号と言
う。)VA0,VA1,VA2,・・・が入力され、使
用者のキー操作等により、ワンショット再生方式による
再生モード(以下、ワンショット再生モードと言う。)
が入力信号VA5の入力終了直後に設定された場合、記
録再生装置300は、ワンショット再生モードが設定さ
れたと同時に、一旦記録動作を中断する。このとき、デ
ィスク302には、入力信号VA0〜VA5が記録され
ている。そこで、記録再生装置300は、既に記録され
ている入力信号VA2〜VA5をディスク302から再
生する。その後、記録再生装置300は、現在入力され
ている入力信号VA10,VA11,・・・に対する記
録動作を開始する。
【0012】したがって、記録再生装置300がワンシ
ョット再生モードに設定されるまでは、ライブ放送を受
信する図示していないチューナにより得られた入力信号
VA0〜VA5に基いたライブ画が図示していないモニ
タ上に表示出力され、記録再生装置300がワンショッ
ト再生モードが設定されると、入力信号VA2〜VA5
に基いた再生画が上記モニタ上に表示出力される。この
とき、記録再生装置300では、上記モニタ上に再生画
が表示出力されている期間に入力された入力信号VA6
〜VA9に対する記録動作は行われない。そして、入力
信号VA2〜VA5に基いた再生画の表示出力後、上記
モニタ上には、現在入力されている入力信号VA10,
VA11,・・・に基いたライブ画が表示出力される。
【0013】一方、記録再生装置300に対して、使用
者のキー操作等により、同時記録再生方式による再生モ
ード(以下、同時記録再生モードと言う。)が入力信号
VA5の入力終了直後に設定された場合、図12に示す
ように、記録再生装置300は、記録動作を継続した状
態で、既に記録されている入力信号VA2,VA3,V
A4,・・・をディスク302から再生する。
【0014】したがって、記録再生装置300が同時記
録再生モードに設定されるまでは、ライブ放送を受信す
る図示していないチューナにより得られた入力信号VA
0〜VA5に基いたライブ画が図示していないモニタ上
に表示出力される。そして、記録再生装置300が同時
記録再生モードが設定されると、入力信号VA2,VA
3,VA4,・・・に基いた再生画が上記モニタ上に表
示出力され、この状態で、記録再生装置300では、現
在入力されている入力信号VA6,VA7,VA8,・
・・に対する記録動作も行われる。
【0015】上述のようなワンショット再生モード及び
同時記録再生モード時の動作を行うために、記録再生装
置300は、時間軸に間引いていない音声と映像で構成
される複数フィールド分のブロックからなる第1のフォ
ーマットと、時間軸に間引いていない音声と時間軸に間
引いた映像で構成される複数分のブロックからなる第2
のフォーマットとの2つのフォーマットを用いて、ワン
ショット再生モード時には、フルフィールドの再生処理
を行い、同時記録再生モード時には、コマ落としの再生
処理を行うようになされている。
【0016】例えば、記録再生装置300で8垂直同期
期間(V)分の映像データ及び音声データを管理する場
合、図13に示すように、上記第1のフォーマットの1
ブロック分のフォーマット300aは、8V分の音声デ
ータAに続いて、1V分の音声データA1,1V分の映
像データV1,1V分の音声データA2,1V分の映像
データV2,・・・,1V分の音声データA8,1V分
の映像データV8が記録されてなる。また、上記第2の
フォーマットの1ブロック分のフォーマット300b
は、8V分の音声データAに続いて、1V分の映像デー
タV1が記録されてなる。
【0017】そこで、例えば、記録再生装置300がワ
ンショット再生モード、同時記録再生モード、及び通常
の再生モードの何れのモードにも設定されていない場合
(以下、通常モードと言う。)、記録再生装置300で
は、フォーマット300aに従って、ライブ放送を受信
する図示していないチューナにより得られた映像データ
及び音声データが常にディスク302に記録される。
【0018】ここで、図14及び図15は、各バッファ
313,323,333,343に対する入出力データ
のタイムチャートである。上記図14及び図15では、
V−6,V−5,V−4,・・・の映像データ、及びA
−6,A−5,A−4,・・・の音声データの各マスに
おいて、1マスは、映像信号の1フィールド時間を示し
ている。以下、上記図10、及び図13〜図15を用い
て、記録再生装置300の各モード設定時における動作
について具体的に説明する。
【0019】まず、記録再生装置300が通常モードで
あった場合、スイッチ344は、図示していないが、シ
ステムコントローラ301の切替制御により、圧縮処理
回路332側に切り替えられる。
【0020】そして、例えば、V1の期間に入力端子I
3aを介して入力されたV1の映像信号は、同じV1の期
間内に、A/D変換器311によりディジタル化され、
圧縮処理回路312により符号化される。
【0021】これと同時に、入力端子I3cを介して入力
されたA1の音声信号は、A/D変換器331によりデ
ィジタル化され、圧縮処理回路332により符号化され
る。
【0022】圧縮処理回路312により符号化して得ら
れたV1の映像データは、映像記録用バッファ313に
蓄積される。映像記録用バッファ313は、1V分の映
像データ、すなわちV1の映像データを蓄積すると、フ
ルフラグFfuを「1」に設定してシステムコントローラ
301に供給する。
【0023】また、圧縮処理回路342により符号化し
て得られたA1の音声データは、音声記録用バッファ3
43に蓄積される。
【0024】システムコントローラ301は、映像記録
用バッファ313からのフルフラグFfu(=「1」)に
より、V−6〜V0の期間に圧縮処理回路332で符号
化され音声記録用バッファ333に蓄積されたA−6〜
A0の音声データを音声記録用バッファ333から読み
出す。そして、システムコントローラ301は、ディス
ク302のデータを記録すべきアドレス及びコマンド
と、音声記録用バッファ333から読み出したA−6〜
A0の音声データをディスクドライブ303に供給す
る。
【0025】ディスクドライブ303は、システムコン
トローラ301からのアドレス及びコマンドにより、シ
ステムコントローラ301からのA−6〜A0の音声デ
ータをディスク302に記録する。
【0026】ディスクドライブ303により、A−6〜
A0の音声データがディスク302に記録されると、シ
ステムコントローラ301は、音声記録用バッファ34
3に蓄積されたA1の音声データを読み出してディスク
ドライブ303に供給する。
【0027】ディスクドライブ303は、システムコン
トローラ301からのA1の音声データを、ディスク3
02のA0の音声データに続くアドレスに記録する。
【0028】続いて、システムコントローラ301は、
映像記録用バッファ313に蓄積されたV1の映像デー
タを読み出してディスクドライブ303に供給する。
【0029】ディスクドライブ303は、システムコン
トローラ301からのV1の映像データを、ディスク3
02のA1の音声データに続くアドレスに記録する。
【0030】ここで、映像記録用バッファ313は、シ
ステムコントローラ301によりV1の映像データが読
み出されると、フルフラグFfuを「0」に設定してシス
テムコントローラ301に供給し、続くV2の期間で1
V分の映像データ、すなわちV2の映像データを蓄積す
ると、再度フルフラグFfuを「1」に設定してシステム
コントローラ301に供給する。
【0031】これにより、システムコントローラ301
は、V2の期間に圧縮処理回路332で符号化され音声
記録用バッファ343に蓄積されたA2の音声データを
音声記録用バッファ343から読み出してディスクドラ
イブ303に供給し、続いて、映像記録用バッファ31
3に蓄積されたV2の映像データを映像記録用バッファ
313から読み出してディスクドライブ303に供給す
る。
【0032】ディスクドライブ303は、システムコン
トローラ301からのA2の音声データをディスク30
2のV1の映像データに続くアドレスに記録し、続い
て、システムコントローラ301からのV2の映像デー
タをディスク302のA2の音声データに続くアドレス
に記録する。
【0033】したがって、上述のような記録動作を繰り
返し行うことにより、ディスク302には、フォーマッ
ト300aに従って、A−6〜A0の音声データ,A1
の音声データ,V1の映像データ,・・・,A8の音声
データ,V8の映像データからなるブロックデータが記
録され、結果的には、複数のブロックデータが連続して
記録される。
【0034】そして、例えば、使用者のキー操作によ
り、記録再生装置300が同時記録再生モードに設定さ
れると、スイッチ344は、図示していないが、システ
ムコントローラ301の切替制御により、ディスクドラ
イブ303側に切り替えられる。
【0035】システムコントローラ301は、上述のよ
うにしてディスク302にフォーマット300aに従っ
て連続して記録されているブロックデータ中から選択し
た任意のブロックデータが記録されているアドレス及び
コマンドをディスクドライブ303に供給する。
【0036】ディスクドライブ303は、システムコン
トローラ301からのアドレス及びコマンドにより、デ
ィスク302から任意のブロックデータ内の音声データ
及び映像データを再生する。
【0037】すなわち、上記図14では、システムコン
トローラ301は、A−6〜A1の音声データが記録さ
れているディスク302のアドレスと再生のコマンドを
ディスクドライブ303に供給する。これにより、ディ
スクドライブ303は、ディスク302からA−6〜A
1の音声データを再生する。
【0038】システムコントローラ301は、同期分離
回路310からの垂直同期信号に同期して、ディスクド
ライブ303により得られたA−6〜A1の音声データ
をスイッチ344を介して音声再生用バッファ343に
書き込む。
【0039】続いて、ディスクドライブ303は、ディ
スク302のA1の音声データに続くアドレスからV1
の映像データを再生する。
【0040】システムコントローラ301は、映像再生
用バッファ323のライトアドレスをリセットした後、
ディスクドライブ303により得られたV1の映像デー
タを映像再生用バッファ323に書き込む。
【0041】そして、伸張処理回路322は、同期分離
回路310からの垂直同期信号に同期して映像再生用バ
ッファ323のリードリセットをして、映像再生用バッ
ファ323に蓄積されたV1の映像データを繰り返し8
回読み出し、順次復号化してD/A変換器321を介し
てスイッチ320に供給する。
【0042】このとき、スイッチ320は、図示してい
ないが、システムコントローラ301の切替制御によ
り、D/A変換器321側に切り替えられている。これ
により、スイッチ320は、D/A変換器321により
アナログ化して得られたV1の映像信号を出力端子I3b
を介して図示していないモニタに対して出力する。
【0043】また、伸張処理回路342は、同期分離回
路310からの垂直同期信号に同期して、音声再生用バ
ッファ343に蓄積されたA−6〜A1の音声データを
復号化してD/A変換器341,スイッチ340及び出
力端子I3dを順次介して上記スピーカに対して出力す
る。
【0044】したがって、上記モニタでは、8フィール
ドの間、V1の映像信号に基いた再生画が表示出力さ
れ、図示していないスピーカにより、A−6〜A1の音
声信号に基いた音声が出力されることとなる。
【0045】上述のようにして、8V分の音声データ及
び映像データが再生されると、記録再生装置300は、
フォーマット300bに従った記録動作を行う。
【0046】すなわち、システムコントローラ301
は、V2〜V9の期間に圧縮処理回路332で符号化さ
れ音声記録用バッファ333に蓄積されているA2〜A
9の音声データを読み出す。そして、システムコントロ
ーラ301は、ディスク302のV8の映像データに続
くアドレス及びコマンドと、映像記録用バッファ333
から読み出したA2〜A9の音声データとをディスクド
ライブ303に供給する。
【0047】ディスクドライブ303は、システムコン
トローラ301からのアドレス及びコマンドにより、シ
ステムコントローラ301からのA2〜A9の音声デー
タをディスク302のV8の映像データに続くアドレス
から記録する。
【0048】続いて、システムコントローラ301は、
V9の期間に圧縮処理回路312で符号化され映像記録
用バッファ313に蓄積されたV9の映像データを映像
記録用バッファ313から読み出してディスクドライブ
303に供給する。
【0049】ディスクドライブ303は、ディスク30
2のA9の音声データに続くアドレスにシステムコント
ローラ301からのV9の映像データを記録する。
【0050】したがって、ディスク302には、フォー
マット300bに従って、A2〜A9の音声データ、及
びV9の映像データが記録される。
【0051】そして、システムコントローラ301は、
同期分離回路310からの垂直同期信号に同期して、V
1の映像データの8回目の再生開始のタイミングで、デ
ィスク302にA2〜A9の8V分の音声データが記録
されているアドレスをディスクドライブ303に供給す
る。これにより、ディスクドライブ303は、ディスク
302からA2〜A9の音声データを再生する。
【0052】システムコントローラ303は、ディスク
ドライブ303により得られたA2〜A9の音声データ
をスイッチ344を介して音声再生用バッファ343に
書き込む。
【0053】続いて、ディスクドライブ303は、ディ
スク302のA9の音声データに続くアドレスからV9
の映像データを再生する。
【0054】システムコントローラ301は、映像再生
用バッファ323のライトアドレスをリセットした後、
ディスクドライブ303により再生されたV9の映像デ
ータを映像再生用バッファ323に書き込む。
【0055】そして、伸張処理回路322は、同期分離
回路310からの垂直同期信号に同期して映像再生用バ
ッファ323のリードセットをして、映像再生用バッフ
ァ323に蓄積されたV9の映像データを繰り返し8回
読み出し、順次復号化してD/A変換器321、スイッ
チ320、及び出力端子I3bを介して図示していないモ
ニタに対して出力する。
【0056】また、伸張処理回路342は、同期分離回
路310からの垂直同期信号に同期して、音声再生用バ
ッファ343に蓄積されたA2〜A9の音声データを順
次復号化してD/A変換器341,スイッチ340及び
出力端子I3dを介して上記スピーカに対して出力する。
【0057】したがって、上記モニタでは、8フィール
ドの間、V9の映像信号に基いた再生が表示出力され、
図示していないスピーカにより、A2〜A9の音声信号
に基いた音声が出力されることとなる。
【0058】上述のような再生動作は、使用者のキー操
作により、同時記録再生モードの「停止」が指示される
まで、繰り返し行われる。
【0059】尚、記録再生装置300では、フォーマッ
ト300a又はフォーマット300bに従ったブロック
データが連続してディスク302に記録され、ディスク
302に連続して記録された複数ブロックデータのうち
フォーマット300aに従った特定のブロックデータか
ら再生処理が行われるため、再生するブロックがフォー
マット300aとフォーマット300bの何れのフォー
マットに従って記録されたものであるかは、システムコ
ントローラ303により管理されるようになされてい
る。
【0060】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した記録
再生装置300のような従来の記録再生装置では、上記
図13に示したように、フォーマット300bの映像デ
ータのフィールド枚数が1枚であったため、すなわち同
時記録再生モード時における再生コマ数がフォーマット
300aのブロック内のフィールド数に対して1枚であ
ったため、例えば、8V分の映像データ及び音声データ
を管理する場合、同時記録再生モード時には、1/8の
コマ落としの再生処理となってしまっていた。このた
め、上記記録再生装置で得られる再生画は、不自然な画
像になってしまっていた。
【0061】そこで、この問題を解決するために、単純
に再生コマ数を増して同時記録再生モードを実行しよう
とすると、上記記録再生装置は、再生コマ数を増やした
分、ディスクの記録ポイントと再生ポイントを交互にア
クセスする必要がある。これは、ディスクに対するシー
ク動作に多くの時間を要してしまい、所定の時間内に記
録と再生を完了しない問題が生じる。
【0062】また、上記記録再生装置では、同時記録再
生モード時において、映像信号に対する圧縮処理及び伸
張処理を常に行う必要があったため、圧縮処理用の回路
及び伸張処理用の回路を各々設ける必要があった。これ
らの回路は、非常な高価なものである。したがって、上
記記録再生装置のコストダウンを図ることができなかっ
た。
【0063】そこで、本発明は、上述の如き従来の実情
に鑑みてなされたものであり、次のような目的を有する
ものである。
【0064】即ち、本発明の目的は、同時記録再生を行
う場合でも、良好な再生画を得ることができる記録再生
装置を提供することにある。
【0065】また、本発明の目的は、コストダウンを図
った記録再生装置を提供することにある。
【0066】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る記録再生装置は、設定された処理モ
ードに基いて、映像信号と音声信号を同期させて書換型
のディスク状記録媒体に記録すると共に、映像信号と音
声信号が記録された書換型のディスク状記録媒体から映
像と音声を同期させて再生する記録再生装置であって、
上記ディスク状媒体から得られた映像信号を一旦蓄積す
る蓄積手段と、上記蓄積手段に蓄積された映像信号を復
号化する信号処理手段と、上記信号処理手段により復号
化された映像信号を保持する保持手段と、上記ディスク
状記録媒体のアドレス管理及びデータ転送の制御を行う
と共に装置全体の動作制御を行う制御手段とを備える。
そして、装置が記録と再生を交互に行うことによって記
録動作を継続しながら再生動作を行う処理モードにおい
て、上記蓄積手段により、複数のフィールドの映像信号
を蓄積し、上記保持手段により、映像信号の補間を行う
ことを特徴とする。
【0067】また、本発明に係る記録再生装置は、上記
信号処理手段は、上記蓄積手段に蓄積された映像信号を
復号化する伸張機能と上記ディスク状記録媒体に記録す
る映像信号を符号化する圧縮機能を有する。そして、装
置が記録と再生を交互に行うことによって記録動作を継
続しながら再生動作を行う処理モードにおいて、上記制
御手段により、記録動作と再生動作が交互に行われるよ
うに装置全体の動作タイミングの切り替えを行うと共
に、上記信号処理手段の伸張機能と圧縮機能を切り替え
ることを特徴とする。
【0068】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0069】本発明に係る記録再生装置は、例えば、図
1に示すような記録再生装置100に適用される。
【0070】この記録再生装置100は、書換型のディ
スク102に対して映像信号と音声信号の記録処理及び
再生処理を行う装置であり、ワンショット再生方式及び
同時記録再生方式を採用している。
【0071】また、記録再生装置100には、例えば、
図2に示すように、ライブ放送を受信するチューナ15
0と、記録再生装置100により得られた映像信号及び
音声信号に基いた映像及び音声を出力するモニタ160
とが接続されている。すなわち、記録再生装置100の
上記図1に示す入力端子I1a,I1cは、チューナ150
と接続されており、記録再生装置100の上記図1に示
す出力端子I1b,I1dは、モニタ160に接続されてい
る。そして、入力端子I1aには、チューナ150からの
映像信号が入力され、入力端子I1cには、チューナ15
0からの音声信号が入力されるようになされている。ま
た、出力端子I1bからは、モニタ160に対して映像信
号が出力され、出力端子I1dからは、モニタ160に対
して音声信号が出力されるようになされている。
【0072】以下、記録再生装置100について具体的
に説明する。
【0073】記録再生装置100は、上記図1に示すよ
うに、入力端子I1aを介して入力された映像信号が供給
されるA/D変換器111及び同期分離回路110と、
A/D変換器111及び同期分離回路110の各出力が
供給される圧縮処理回路112と、圧縮処理回路112
の出力が供給されるFIFOバッファ(以下、映像記録
用バッファと言う。)113と、入力端子I1cを介して
入力された音声信号が供給されるA/D変換器131
と、A/D変換器131及び同期分離回路110の各出
力が供給される圧縮処理回路132と、圧縮処理回路1
32の出力が供給されるFIFOバッファ(以下、音声
記録用バッファと言う。)133と、映像記録用バッフ
ァ113及び音声記録用バッファ133の各出力が供給
されるディスクドライブ103とを備えている。
【0074】また、記録再生装置100は、圧縮処理回
路132及びディスクドライブ103の各出力が供給さ
れるスイッチ144と、スイッチ144の出力が供給さ
れるFIFOバッファ(以下、音声再生用バッファと言
う。)143と、音声再生用バッファ143及び同期分
離回路110の各出力が供給される伸張処理回路142
と、伸張処理回路142の出力が供給されるD/A変換
器141と、D/A変換器141の出力及び入力端子I
1cを介して入力された音声信号が供給され留ことにより
出力端子I1dから上記図2に示したモニタ160に対し
て出力するスイッチ140と、ディスクドライブ103
の出力が供給されるFIFOバッファ(以下、映像再生
用バッファと言う。)123と、映像再生用バッファ1
23及び同期分離回路110の各出力が供給される伸張
処理回路122と、伸張処理回路122の出力が供給さ
れるフィールドメモリ124と、フィールドメモリ12
4の出力が供給されるD/A変換器121と、D/A変
換器121の出力及び入力端子I1aを介して入力された
映像信号が供給され出力端子I1bを介して上記図2に示
したモニタ160に対して出力するスイッチ120とを
備えており、音声再生用バッファ143の出力は、ディ
スクドライブ103にも供給されるようになされてい
る。
【0075】また、記録再生装置100は、映像記録用
バッファ113のディスクドライブ103に対する出
力、音声記録用バッファ133のディスクドライブ10
3に対する出力、音声再生用バッファ143のディスク
ドライブ103に対する出力、及びディスクドライブ1
03の音声再生用バッファ143及び映像再生用バッフ
ァ123に対する出力を制御するシステムコントローラ
101を備えており、システムコントローラ101は、
同期分離回路110の出力、映像記録用バッファ113
からのフルフラグFfu、映像再生用バッファ123から
のエンプティフラグFem、及びディスクドライブ103
からの転送許可フラグFOKに基いて制御処理を行うよう
になされている。
【0076】そして、スイッチ120及びスイッチ14
0は、図示していないが、システムコントローラ101
の切替制御により、記録動作時には、入力端子I1a側及
び入力端子I1c側に切り替えられ、再生動作時には、D
/A変換器121側及びD/A変換器141側に切り替
えられるようになされている。また、スイッチ144
も、図示していないが、システムコントローラ101の
切替制御により、記録動作時には、圧縮処理回路132
側に切り替えられ、再生動作時には、ディスクドライブ
103側に切り替えられるようになされている。
【0077】ここで、記録再生装置100では、伸張処
理回路122の出力側にフィールドメモリ124が設け
られている。このフィールドメモリ124は、伸張処理
回路122の出力が供給されると共に、同期分離回路1
10の出力も供給され、D/D変換器121に対して出
力するようになされている。したがって、伸張処理回路
122の出力は、フィールドメモリ124を介してD/
A変換器121に供給されることとなる。
【0078】また、フィールドメモリ124におけるデ
ータの入出力は、図示していないが、システムコントロ
ーラ101により制御されるようになされている。
【0079】上述のような記録再生装置100は、時間
軸に間引いていない音声と映像で構成される複数フィー
ルド分のブロックからなる第1のフォーマットと、時間
軸に間引いていない音声と時間軸に間引いた映像で構成
される複数分のブロックからなる第2のフォーマットと
の2つのフォーマットに従って、ディスク302に映像
データ及び音声データを記録するようになされている。
【0080】例えば、記録再生装置100は、8V分の
映像データ及び音声データを管理するようになされてお
り、図3に示すように、上記第1のフォーマットの1ブ
ロック分のフォーマット100aは、8V分の音声デー
タAに続いて、1V分の音声データA1,1V分の映像
データV1,1V分の音声データA2,1V分の映像デ
ータV2,・・・,1V分の音声データA8,1V分の
映像データが記録されてなる。また、上記第2のフォー
マットの1ブロック分のフォーマット100bは、8V
分の音声データAに続いて、8V中から選択したフィー
ルドの2V分の映像データV1,V5が記録されてな
る。
【0081】そこで、まず、使用者のキー操作により、
ワンショット再生方式による再生モード(以下、ワンシ
ョット再生モードと言う。)、及び同時記録再生方式に
よる再生モード(以下、同時記録再生モードと言う。)
の何れのモードにも設定されていない場合(以下、通常
モードと言う。)、記録再生装置100では、フォーマ
ット100aに従った記録動作が行われる。
【0082】以下、上記図1及び図2を用いて、記録再
生装置100の通常モード時の一連の動作について説明
する。
【0083】A/D変換器111は、入力端子I1aを介
して入力された映像信号をディジタル化し、ディジタル
化した映像信号を映像データとして圧縮処理回路112
に供給する。
【0084】また、A/D変換器131は、入力端子I
1bを介して入力された音声信号をディジタル化し、ディ
ジタル化した音声信号を音声データとして圧縮処理回路
132に供給する。
【0085】このとき、同期分離回路110は、入力端
子I1aを介して入力された映像信号から垂直同期信号を
抽出して圧縮処理回路112、伸張処理回路122、圧
縮処理回路132、伸張処理回路142、及びシステム
コントローラ101に各々供給する。
【0086】圧縮処理回路112は、同期分離回路11
0からの垂直同期信号に同期して、A/D変換器111
からの映像データを符号化して映像記録用バッファ11
3に書き込む。
【0087】また、圧縮処理回路132は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、A/D変換器
131からの音声データを符号化して音声記録用バッフ
ァ133に書き込むと共に、スイッチ144に供給す
る。
【0088】このとき、スイッチ144は、図示してい
ないが、システムコントローラ101の切替制御によ
り、圧縮処理回路132側に切り替えられているため、
圧縮処理回路132により符号化された音声データは、
スイッチ144を介して音声再生用バッファ143にも
書き込まれる。
【0089】映像記録用バッファ113は、1V分の映
像データを蓄積すると、フルフラグFfuを「1」に設定
してシステムコントローラ101に対して出力する。
【0090】システムコントローラ101は、映像記録
用バッファ113からのフルフラグFfu(=「1」)に
より、映像記録用バッファ113に映像データが1V分
蓄積されたことを認識すると、ディスクドライブ103
に対して、ディスク102にデータを記録すべきアドレ
ス及びコマンド等を発行し、ディスクドライブ103か
らの転送許可フラグFOKの待ち状態となる。
【0091】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、転
送許可フラグFOKをシステムコントローラ103に対し
て出力する。
【0092】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103から転送許可フラグFOKが出力されたこ
とを認識すると、音声記録用バッファ133及び音声再
生用バッファ143に蓄積されている音声データを読み
出してディスクドライブ103に供給する。
【0093】また、システムコントローラ101は、映
像記録用バッファ113に蓄積されている映像データを
読み出してディスクドライブ103に供給する。
【0094】このとき、映像記録用バッファ113は、
蓄積した映像データがシステムコントローラ101によ
り読み出されると、フルフラグFfuを「0」に設定す
る。
【0095】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドに基いて、
システムコントローラ101からの音声データ及び映像
データをフォーマット100aに従ってディスク102
に記録する。
【0096】したがって、上述のような記録動作が繰り
返し行われることにより、ディスク102には、フォー
マット100aに従って、チューナ150により受信さ
れたライブ放送に対応した映像データ及び音声データが
記録される。
【0097】尚、記録再生装置100のフォーマット1
00aに従った記録動作についての詳細な説明は後述す
る。
【0098】上述のようにして、ディスク102に記録
された映像データ及び音声データを再生する場合、先
ず、システムコントローラ101は、ディスク102の
再生すべきデータが記録されているアドレス及びコマン
ドをディスクドライブ103に対して発行し、ディスク
ドライブ103からの転送許可フラグFOKの待ち状態と
なる。
【0099】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、転
送許可フラグFOKをシステムコントローラ101に供給
した後、ディスク102から音声データ及び映像データ
を再生する。
【0100】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103から転送許可フラグFOKが供給されたこ
とを認識すると、ディスクドライブ103により再生さ
れた音声データをスイッチ144に供給すると共に、デ
ィスクドライブ103により再生された映像データを映
像再生用バッファ123に書き込む。
【0101】このとき、スイッチ144は、図示してい
ないが、システムコントローラ101の切替制御によ
り、システムコントローラ103側に切り替えられてい
るため、システムコントローラ101からスイッチ14
4に供給された音声データは、音声再生用バッファ14
3に書き込まれる。
【0102】映像再生用バッファ123は、1V分の映
像データを蓄積するまで、エンプティフラグFem
「1」に設定してシステムコントローラ101に対して
出力することにより、システムコントローラ101に対
してデータ転送を要求する。
【0103】そして、映像再生用バッファ123は、1
V分の映像データを蓄積すると、エンプティフラグem
「0」に設定してシステムコントローラ101に対して
出力することにより、システムコントローラ101に対
するデータ転送の要求を一旦終了する。
【0104】これと同時に、伸張処理回路122は、同
期分離回路110からの垂直同期信号に同期して、映像
再生用バッファ123に蓄積された映像データを読み出
して復号化する。
【0105】また、伸張処理回路142は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、音声再生用バ
ッファ143に蓄積された音声データを読み出して復号
化する。
【0106】そして、伸張処理回路122は、復号化し
た映像データをフィールドメモリ124を介してD/A
変換器121に供給する。
【0107】このとき、フィールドメモリ124は、図
示していないが、システムコントローラ101の制御に
より、伸張処理回路122からの映像データをスルーパ
スするようになされている。
【0108】また、伸張処理回路142は、復号化した
音声データをD/A変換器141に供給する。
【0109】D/A変換器121は、伸張処理回路12
2からフィールドメモリ124を介して供給された映像
データをアナログ化して映像信号としてスイッチ120
に供給する。
【0110】このとき、スイッチ120は、図示してい
ないが、システムコントローラ101の切替制御によ
り、D/A変換器121側に切り替えられているため、
D/A変換器121からスイッチ120に供給された映
像信号は、出力端子I1bを介してモニタ160に供給さ
れる。
【0111】また、D/A変換器141は、伸張処理回
路142からの音声データをアナログ化して音声信号を
スイッチ140に供給する。このとき、スイッチ140
は、システムコントローラ101の切換制御によりD/
A変換器141側に切り換えられている。従って、D/
A変換器141からスイッチ140に供給された音声信
号は、出力端子I1dを介してモニタ160に供給され
る。
【0112】映像再生用バッファ123は、蓄積した映
像データが伸張処理回路122により読み出され、モニ
タ160に供給されると、再度エンプティフラグFem
「1」に設定してシステムコントローラ101に対して
出力することにより、システムコントローラ101に対
して再度データ転送を要求する。
【0113】これにより、システムコントローラ101
は、次の再生すべきデータが記録されているアドレス及
びコマンドをディスクドライブ103に対して発行す
る。
【0114】したがって、上述のような再生動作が繰り
返し行われることにより、ディスク102に記録されて
いる映像データ及び音声データが再生される。そして、
モニタ160では、ディスク102に記録されている映
像データに基いた再生画の表示出力が行われると共に、
図示していないスピーカにより、ディスク102に記録
されている音声データに基いた音声、すなわち上記再生
画に対応した音声が出力される。
【0115】つぎに、使用者のキー操作等により、記録
再生装置100が通常モード時にワンショット再生モー
ド又は同時記録再生モードに設定された場合について説
明する。
【0116】ここで、図4は、記録再生装置100がワ
ンショット再生モードに設定された場合の各バッファ1
13,123,133,143に対する入出力データの
タイムチャートであり、図5及び図6は、記録再生装置
100が同時記録再生モードに設定された場合の各バッ
ファ113,123,133,143に対する入出力デ
ータのタイムチャートである。
【0117】また、上記図4〜図6では、V−6,V−
5,V−4,・・・の映像データ、及びA−6,A−
5,A−4,・・・の音声データの各マスにおいて、1
マスは、映像信号の1フィールド時間を示している。
【0118】そこで、まず、記録再生装置100が通常
モードであった場合、上述したように、ディスク102
には、フォーマット100aに従って映像データ及び音
声データが記録される。
【0119】具体的に説明すると、上記図4に示すよう
に、例えば、V1の期間に入力された映像信号は、圧縮
処理回路112により、同じV1の期間内に符号化され
て映像記録用バッファ113書き込まれる。
【0120】映像記録用バッファ113は、1V分の映
像データ、すなわちV1の映像データを蓄積すると、フ
ルフラグFfuを「1」に設定してシステムコントローラ
101に対して出力する。
【0121】システムコントローラ101は、映像記録
用バッファ113からのフルフラグFfu(=「1」)に
より、ディスク102のデータを記録すべきアドレス及
びコマンドをディスクドライブ103に供給する。そし
て、システムコントローラ101は、V−6〜V0の期
間に圧縮処理回路132で符号化され音声記録用バッフ
ァ133に蓄積されたA−6〜A0の音声データを音声
記録用バッファ133から読み出してディスクドライブ
103に供給する。
【0122】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、フ
ォーマット100aに従って、システムコントローラ1
01からのA−6〜A0の音声データをディスク102
に記録する。
【0123】続いて、システムコントローラ101は、
V1の期間に圧縮処理回路132で符号化され音声再生
用バッファ143に蓄積されたA1の音声データを音声
再生用バッファ143から読み出してディスクドライブ
103に供給する。
【0124】ディスクドライブ103は、フォーマット
100aに従って、システムコントローラ101からの
A1の音声データをディスク102のA0の音声データ
に続くアドレスに記録する。
【0125】続いて、システムコントローラ101は、
映像記録用バッファ113に蓄積されたV1の映像デー
タを映像記録用バッファ113から読み出してディスク
ドライブ103に供給する。
【0126】ディスクドライブ103は、フォーマット
100aに従って、システムコントローラ101からの
V1の映像データをディスク102のA1の音声データ
に続くアドレスに記録する。
【0127】ここで、映像記録用バッファ113は、シ
ステムコントローラ101により1V分の映像データ、
すなわちV1の映像データが読み出されると、フルフラ
グFfuを「0」に設定してシステムコントローラ101
に対して出力する。
【0128】そして、映像記録用バッファ113は、次
のV2の期間で1V分の映像データ、すなわちV2の映
像データを蓄積すると、再度フルフラグFfuを「1」に
設定してシステムコントローラ101に対して出力す
る。
【0129】システムコントローラ101は、映像記録
用バッファ113からのフルフラグFfu(=「1」)に
より、V2の期間に圧縮処理回路132で符号化され音
声再生用バッファ143に蓄積されたA2の音声データ
を音声再生用バッファ143から読み出してディスクド
ライブ103に供給する。
【0130】ディスクドライブ103は、フォーマット
100aに従って、システムコントローラ101からの
A2の音声データをディスク102のV1の映像データ
に続くアドレスに記録する。
【0131】続いて、システムコントローラ101は、
映像記録用バッファ113に蓄積されたV2の映像デー
タを映像記録用バッファ113から読み出してディスク
ドライブ103に供給する。
【0132】ディスクドライブ103は、フォーマット
100aに従って、システムコントローラ101からの
V2の映像データをディスク102のA2の音声データ
に続くアドレスに記録する。
【0133】したがって、上述のような記録動作を繰り
返し行うことにより、ディスク102には、フォーマッ
ト100aに従って、A−6〜A0の音声データと、1
V分の音声データA1,1V分の映像データV1,1V
分の音声データA2,1V分の映像データV2,・・
・,1V分の音声データA8,1V分の映像データV8
とからなるブロックデータが記録され、結果的には、複
数のブロックデータが連続して記録される。
【0134】そこで、使用者のキー操作等により、記録
再生装置100がワンショット再生モードに設定される
と、先ず、図示していないが、システムコントローラ1
01は、D/A変換器121側及びD/A変換器141
側に切り替えるようにスイッチ120及びスイッチ14
0を制御すると共に、ディスクドライブ103側に切り
替えるようにスイッチ144を制御する。
【0135】そして、システムコントローラ101は、
ディスク102にフォーマット100aに従って連続し
て記録されているブロックデータのうち特定のブロック
データを選択し、選択したブロックデータ、すなわちA
−6〜A0の音声データと、1V分の音声データA1,
1V分の映像データV1,1V分の音声データA2,1
V分の映像データV2,・・・,1V分の音声データA
8,1V分の映像データV8とからなるブロックデータ
内の最初に再生すべきA1の音声データが記録されてい
るアドレス及びコマンドをディスクドライブ103に供
給する。
【0136】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、デ
ィスク102からA1の音声データを再生する。
【0137】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により得られたA1の音声データをスイ
ッチ144を介して音声再生用バッファ143に書き込
む。
【0138】続いて、ディスクドライブ103は、ディ
スク102のA1の音声データに続くアドレスからV1
の映像データを再生する。
【0139】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により再生されたV1の映像データを映
像再生用バッファ123に書き込む。
【0140】このとき、映像再生用バッファ123は、
1V分の映像データ、すなわちV1の映像データを蓄積
するまで、エンプティフラグFemを「1」に設定してシ
ステムコントローラ101に対して出力することによ
り、システムコントローラ101に対してデータ転送を
要求する。
【0141】そして、映像再生用バッファ123は、V
1の映像データを蓄積すると、エンプティフラグFem
一旦「0」に設定してシステムコントローラ101に対
して出力することにより、システムコントローラ101
に対してデータ転送の要求を一旦終了する。
【0142】これと同時に、伸張処理回路122は、同
期分離回路110からの垂直同期信号に同期して、映像
再生用バッファ123に蓄積されたV1の映像データを
読み出して復号化する。伸張処理回路122で復号化さ
れたV1の映像データは、図示していないが、システム
コントローラ101の制御により、フィールドメモリ1
24をスルーパスして、D/A変換器121、スイッチ
120、及び出力端子I1bを順次介して、モニタ160
に対して出力される。
【0143】また、伸張処理回路142は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、音声再生用バ
ッファに蓄積されたA1の音声データを読み出して復号
化する。伸張処理回路142で復号化されたA1の音声
データは、D/A変換器141、スイッチ140及び出
力端子I1dを順次介して、モニタ160に対して出力さ
れる。
【0144】映像再生用バッファ123は、蓄積したV
1の映像データが伸張処理回路122により読み出さ
れ、モニタ160に対して出力されると、再度エンプテ
ィフラグFemを「1」に設定してシステムコントローラ
101に対して出力することにより、システムコントロ
ーラ101に対してデータ転送の要求を開始する。
【0145】これにより、システムコントローラ101
は、次に再生すべきA2の音声データが記録されている
アドレス及びコマンドをディスクドライブ103に供給
する。
【0146】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、デ
ィスク102からA2の音声データを再生する。
【0147】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により得られたA2の音声データをスイ
ッチ144を介して音声再生用バッファ143に書き込
む。
【0148】続いて、ディスクドライブ103は、ディ
スク102のA2の音声データに続くアドレスからV2
の映像データを再生する。
【0149】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により得られたV2の映像データを映像
再生用バッファ123に書き込む。
【0150】そして、映像再生用バッファ123は、V
2の映像データを蓄積すると、エンプティフラグFem
一旦「0」に設定してシステムコントローラ101に対
して出力することにより、システムコントローラ101
に対してデータ転送の要求を一旦終了する。
【0151】これと同時に、伸張処理回路122は、同
期分離回路110からの垂直同期信号に同期して、映像
再生用バッファ123に蓄積されたV2の映像データを
読み出して復号化する。伸張処理回路122で復号化さ
れたV2の映像データは、図示していないが、システム
コントローラ101の制御により、フィールドメモリ1
24をスルーパスして、D/A変換器121、スイッチ
120、及び出力端子I1bを順次介して、モニタ160
に対して出力される。
【0152】また、伸張処理回路142は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、音声再生用バ
ッファに蓄積されたA2の音声データを読み出して復号
化する。伸張処理回路142で復号化されたA2の音声
データは、D/A変換器141、スイッチ140及び出
力端子I1dを順次介して、モニタ160に対して出力さ
れる。
【0153】映像再生用バッファ123は、蓄積したV
2の映像データが伸張処理回路122により読み出さ
れ、モニタ160に対して出力されると、再度エンプテ
ィフラグFemを「1」に設定してシステムコントローラ
101に対して出力することにより、システムコントロ
ーラ101に対してデータ転送の要求を開始する。
【0154】したがって、ワンショット再生モードに設
定された場合には、上述のような再生動作を繰り返し行
うことにより、ディスク102に記録されているA1〜
A8の音声データ、及びV1〜V8の映像データが再生
され、モニタ160では、V1〜V8の映像データに基
いた再生画の表示出力が行われると共に、図示していな
いスピーカにより、A1〜A8の音声データに基いた音
声、すなわち上記再生画に対応した音声が出力される。
【0155】一方、使用者のキー操作等により、記録再
生装置100が同時記録再生モードに設定されると、先
ず、図示していないが、システムコントローラ101
は、D/A変換器121側及びD/A変換器141側に
切り替えるようにスイッチ120及びスイッチ140を
制御すると共に、ディスクドライブ103側に切り替え
るようにスイッチ144を制御する。
【0156】そして、上記図5に示すように、システム
コントローラ101は、ディスク102にフォーマット
100aに従って連続して記録されているブロックデー
タのうち特定のブロックデータを選択し、選択したブロ
ックデータ、すなわちA−6〜A0の音声データ,A1
の音声データ,V1の映像データ,・・・,A8の音声
データ,V8の映像データとからなるブロックデータ内
の最初に再生すべきA−6〜A1の音声データが記録さ
れているアドレス及びコマンドをディスクドライブ10
3に供給する。
【0157】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、デ
ィスク102からA−6〜A1の音声データを再生す
る。
【0158】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により得られたA−6〜A1の音声デー
タをスイッチ144を介して音声再生用バッファ143
に書き込む。
【0159】続いて、システムコントローラ101は、
V1の映像データが記録されているアドレス及びコマン
ドをディスクドライブ103に供給する。
【0160】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、デ
ィスク102のA1の音声データに続くアドレスからV
1の映像データを再生する。
【0161】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により得られたV1の映像データを映像
再生用バッファ123に書き込む。
【0162】映像再生用バッファ123は、1V分の映
像データ、すなわちV1の映像データを蓄積するまで、
エンプティフラグFemを「1」に設定してシステムコン
トローラ101に対して出力することにより、システム
コントローラ101に対してデータ転送を要求する。
【0163】そして、映像再生用バッファ123は、V
1の映像データを蓄積すると、エンプティフラグFem
一旦「0」に設定してシステムコントローラ101に対
して出力することにより、システムコントローラ101
に対してデータ転送の要求を一旦終了する。
【0164】これと同時に、伸張処理回路122は、映
像再生用バッファ123に蓄積されたV1の映像データ
を読み出して復号化する。
【0165】ここで、同時記録再生モードの場合、伸張
処理回路122で復号化されたV1の映像データは、図
示していないが、システムコントローラ101の制御に
より、同期分離回路110からの垂直同期信号に同期し
て、フィールドメモリ124に書き込まれると共に、フ
ィールドメモリ124をスルーパスして、D/A変換器
121、スイッチ120、及び出力端子I1bを順次介し
て、モニタ160に対して出力される。
【0166】また、伸張処理回路142は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、音声再生用バ
ッファ143に蓄積されたA−6の音声データを読み出
して復号化する。伸張処理回路142で復号化されたA
−6の音声データは、D/A変換器141、スイッチ1
40及び出力端子I1dを順次介して、モニタ160に対
して出力される。
【0167】映像再生用バッファ123は、V1の映像
データが伸張処理回路122により読み出され、モニタ
160に対して出力されると、再度エンプティフラグF
emを「1」に設定してシステムコントローラ101に対
して出力することにより、システムコントローラ101
に対してデータ転送の要求を開始する。
【0168】これにより、システムコントローラ101
は、V5の映像データが記録されているアドレス及びコ
マンドをディスクドライブ103に供給する。
【0169】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、デ
ィスク102からV5の映像データを再生する。
【0170】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により得られたV5の映像データを映像
再生用バッファ123に書き込む。
【0171】そして、映像再生用バッファ123は、V
5の映像データを蓄積すると、エンプティフラグFem
一旦「0」に設定してシステムコントローラ101に対
して出力することにより、システムコントローラ101
に対してデータ転送の要求を一旦終了する。
【0172】ここで、同時記録再生モードの場合、フィ
ールドメモリ124にV1の映像データが書き込まれる
と、A−6〜A−3の4V分の音声データのモニタ16
0に対する出力が終了するまで、すなわち4フィールド
の間、映像再生用バッファ123におけるデータの読み
出し、及びフィールドメモリ124におけるデータの書
き込みは行われない。
【0173】すなわち、次の1Vでは、図示していない
が、システムコントローラ101の制御により、同期分
離回路110からの垂直同期信号に同期して、フィール
ドメモリ124に書き込まれたV1の映像データが、D
/A変換器121、スイッチ120、及び出力端子I1b
を順次介して、モニタ160に対して出力される。
【0174】これと同時に、伸張処理回路142は、同
期分離回路110からの垂直同期信号に同期して、音声
再生用バッファに蓄積されたA−5の音声データを読み
出して復号化する。伸張処理回路142で復号化された
A−5の音声データは、D/A変換器141、スイッチ
140、及び出力端子I1dを順次介して、モニタ160
に対して出力される。
【0175】また、次の1Vにおいても、図示していな
いが、システムコントローラ101の制御により、同期
分離回路110からの垂直同期信号に同期して、フィー
ルドメモリ124に書き込まれたV1の映像データが、
D/A変換器121、スイッチ120、及び出力端子I
1bを順次介して、モニタ160に対して出力される。
【0176】これと同時に、伸張処理回路142は、同
期分離回路110からの垂直同期信号に同期して、音声
再生用バッファに蓄積されたA−4の音声データを読み
出して復号化する。伸張処理回路142で復号化された
A−4の音声データは、D/A変換器141、スイッチ
140、及び出力端子I1dを順次介して、モニタ160
に対して出力される。
【0177】また、次の1Vにおいても、図示していな
いが、システムコントローラ101の制御により、同期
分離回路110からの垂直同期信号に同期して、フィー
ルドメモリ124に書き込まれたV1の映像データが、
D/A変換器121、スイッチ120、及び出力端子I
1bを順次介して、モニタ160に対して出力される。
【0178】これと同時に、伸張処理回路142は、同
期分離回路110からの垂直同期信号に同期して、音声
再生用バッファに蓄積されたA−3の音声データを読み
出して復号化する。伸張処理回路142で復号化された
A−3の音声データは、D/A変換器141、スイッチ
140、及び出力端子I1dを順次介して、モニタ160
に対して出力される。
【0179】そして、次の1Vで、伸張処理回路122
は、映像再生用バッファに蓄積されたV5の映像データ
を読み出して複合化する。
【0180】伸張処理回路122で復号化されたV5の
映像データは、図示していないが、システムコントロー
ラ101の制御により、同期分離回路110からの垂直
同期信号に同期して、フィールドメモリ124に書き込
まれると共に、フィールドメモリ124をスルーパスし
て、D/A変換器121、スイッチ120、及び出力端
子I1bを順次介して、モニタ160に対して出力され
る。
【0181】また、伸張処理回路142は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、音声再生用バ
ッファに蓄積されたA−2の音声データを読み出して復
号化する。伸張処理回路142で復号化されたA−2の
音声データは、D/A変換器141、スイッチ140、
及び出力端子I1dを順次介して、モニタ160に対して
出力される。
【0182】ここで、フィールドメモリ124にV5の
映像データが書き込まれると、A−2〜A1の音声デー
タのモニタ160に対する出力が終了するまで、すなわ
ち4フィールド分の間、映像再生用バッファ123にお
けるデータの読み出し、及びフィールドメモリ124に
おけるデータの書き込みは行われない。
【0183】そして、次の1Vから3フィールド分の
間、同期分離回路110からの垂直同期信号に同期し
て、V5の映像データが3フィールド分モニタ160に
対して出力されると共に、A−1,A0,A1の音声デ
ータがモニタ160に対して出力される。
【0184】上述のようにして、V1,V5の映像デー
タ、及びA−6〜A1の音声データが再生される。
【0185】このとき、V5の映像データが映像再生用
バッファ123に蓄積されると、記録再生装置100で
は、フォーマット100bに従った記録動作が行われ
る。同時再生モードになると、映像の圧縮処理を4フィ
ールド毎に行う。図5においては、V9,V13,V1
7,V21・・・の映像データは、圧縮処理されて映像
記録用バッファ113に蓄積される。
【0186】システムコントローラ101は、ディスク
102のデータを記録すべきアドレス及びコマンドをデ
ィスクドライブ103に供給して、ディスクドライブ1
03からの転送許可フラグFOKの待ち状態となる。
【0187】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、転
送許可フラグFOKをシステムコントローラ101に対し
て出力する。
【0188】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103から転送許可フラグFOKが出力されたこ
とを認識すると、音声記録用バッファ133に蓄積され
ているA2〜A9の8V分の音声データを読み出してデ
ィスクドライブ103に供給する。
【0189】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、フ
ォーマット100bに従って、システムコントローラ1
01からのA2〜A9の8V分の音声データを、ディス
ク102のV8の映像データに続くアドレスに記録す
る。
【0190】また、システムコントローラ101は、映
像記録用バッファ113に蓄積されているV9の映像デ
ータ、及びV13の映像データを順次読み出してディス
クドライブ103に供給する。
【0191】ディスクドライブ103は、フォーマット
100bに従って、システムコントローラ101からの
V9の映像データ、及びV13の映像データを、ディス
ク102のA9の音声データに続くアドレスに順次記録
する。
【0192】したがって、ディスク102には、フォー
マット100aに従って記録されたブロックデータに続
いて、フォーマット100bに従って、A2〜A9の音
声データ、及びV9,V13の映像データが記録され
る。
【0193】そして、記録再生装置100では、上述の
ようにしてフォーマット100bに従ってディスク10
2に記録されたA2〜A9の8V分の音声データ、及び
V9,V13の2V分の映像データに対する再生動作が
行われる。
【0194】すなわち、上述したV1,V5の映像デー
タ、及びA−6〜A1の音声データに対する再生動作と
同様に、上記図6に示すように、システムコントローラ
101は、A2〜A9の8V分の音声データが記録され
ているアドレス及びコマンドをディスクドライブ103
に供給する。
【0195】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、デ
ィスク102からA2〜A9の8V分の音声データを再
生する。
【0196】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により再生されたA2〜A9の8V分の
音声データをスイッチ144を介して音声再生用バッフ
ァ143に書き込む。
【0197】続いて、システムコントローラ101は、
V9の映像データが記録されているアドレス及びコマン
ドをディスクドライブ103に供給する。
【0198】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、デ
ィスク102のA9の音声データに続くアドレスからV
9の映像データを再生する。
【0199】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により再生されたV9の映像データを映
像再生用バッファ123に書き込む。
【0200】映像再生用バッファ123は、V9の映像
データを蓄積するまで、エンプティフラグFemを「1」
に設定してシステムコントローラ101に対して出力す
ることにより、システムコントローラ101に対してデ
ータ転送を要求する。
【0201】そして、映像再生用バッファ123は、V
9の映像データを蓄積すると、エンプティフラグFem
一旦「0」に設定してシステムコントローラ101に対
して出力することにより、システムコントローラ101
に対してデータ転送の要求を一旦終了する。
【0202】これと同時に、伸張処理回路122は、映
像再生用バッファ123に蓄積されたV9の映像データ
を読み出して復号化する。
【0203】伸張処理回路122で復号化されたV9の
映像データは、図示していないが、システムコントロー
ラ101の制御により、同期分離回路110からの垂直
同期信号に同期して、フィールドメモリ124に書き込
まれると共に、フィールドメモリ124をスルーパスし
て、D/A変換器121、スイッチ120、及び出力端
子I1bを順次介して、モニタ160に対して出力され
る。
【0204】また、伸張処理回路142は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、音声再生用バ
ッファに蓄積されたA2の音声データを読み出して復号
化する。伸張処理回路142で復号化されたA2の音声
データは、D/A変換器141,スイッチ140,及び
出力端子I1dを順次介して、モニタ160に対して出力
される。
【0205】映像再生用バッファ123は、V9の映像
データが伸張処理回路122により読み出され、上記図
2に示したモニタ160に対して出力されると、再度エ
ンプティフラグFemを「1」に設定してシステムコント
ローラ101に対して出力することにより、システムコ
ントローラ101に対してデータ転送の要求を開始す
る。
【0206】これにより、システムコントローラ101
は、V13の映像データが記録されているアドレス及び
コマンドをディスクドライブ103に供給する。
【0207】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、デ
ィスク102のV9の映像データに続くアドレスからV
13の映像データを再生する。
【0208】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により再生されたV13の映像データを
映像再生用バッファ123に書き込む。
【0209】そして、映像再生用バッファ123は、V
13の映像データを蓄積すると、エンプティフラグFem
を一旦「0」に設定してシステムコントローラ101に
対して出力することにより、システムコントローラ10
1に対してデータ転送の要求を一旦終了する。
【0210】ここで、フィールドメモリ124にV9の
映像データが書き込まれると、A2〜A5の音声データ
のモニタ160に対する出力が終了するまで、すなわち
4フィールド分の間、映像再生用バッファ123におけ
るデータの読み出し、及びフィールドメモリ124にお
けるデータの書き込みは行われない。
【0211】したがって、次の1Vから3フィールド分
の間、同期分離回路110からの垂直同期信号に同期し
て、V9の映像データが3フィールド分モニタ160に
対して出力されると共に、A3,A4,A5の音声デー
タがモニタ160に対して出力される。
【0212】そして、次の1Vで、伸張処理回路122
は、映像再生用バッファに蓄積されたV13の映像デー
タを読み出して複合化する。
【0213】伸張処理回路122で復号化されたV13
の映像データは、図示していないが、システムコントロ
ーラ101の制御により、同期分離回路110からの垂
直同期信号に同期して、フィールドメモリ124に書き
込まれると共に、フィールドメモリ124をスルーパス
して、D/A変換器121、スイッチ120、及び出力
端子I1bを順次介して、モニタ160に対して出力され
る。
【0214】また、伸張処理回路142は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、音声再生用バ
ッファに蓄積されたA6の音声データを読み出して復号
化する。伸張処理回路142で復号化されたA6の音声
データは、D/A変換器141,スイッチ140,及び
出力端子I1dを順次介して、モニタ160に対して出力
される。
【0215】ここで、フィールドメモリ124にV13
の映像データが書き込まれると、A6〜A9の音声デー
タのモニタ160に対する出力が終了するまで、すなわ
ち4フィールド分の間、映像再生用バッファ123にお
けるデータの読み出し、及びフィールドメモリ124に
おけるデータの書き込みは行われない。
【0216】したがって、次の1Vから3フィールド分
の間、同期分離回路110からの垂直同期信号に同期し
て、V13の映像データが3フィールド分モニタ160
に対して出力されると共に、A7,A8,A9の音声デ
ータがモニタ160に対して出力される。
【0217】上述のようにして、フォーマット100b
に従ってディスク102に記録されたV9,V13の映
像データ、及びA2〜A9の音声データに対する再生動
作が行われる。
【0218】そして、V9の映像データが映像再生用バ
ッファ123に蓄積されると、記録再生装置100で
は、上述したV9,V13の映像データ、及びA2〜A
9の音声データに対する記録動作と同様に、V17,V
21の映像データ、及びA10〜A17の音声データに
対するフォーマット100bに従った記録動作が行われ
る。
【0219】以後、記録再生装置100は、使用者のキ
ー操作等により、同時記録再生モードの「停止」が指示
されるまで、上述のような記録動作及び再生動作を行
う。
【0220】上述のように、記録再生装置100では、
時間軸に間引いていない音声と時間軸に間引いた映像で
構成される複数分のブロックからなる第2のフォーマッ
トとして、8V分の音声データに続いて、2フィールド
分の映像データが記録されてなるフォーマット100b
を用い、伸張処理回路122の出力側に伸張処理回路1
22で復号化された映像データをフリーズするフィール
ドメモリ124を設けているため、同時記録再生モード
時には、ディスク102に対するアクセス回数を増すこ
となく、容易に再生コマ数を増すことができる。したが
って、記録再生装置100は、同時記録再生モードが設
定された場合でも、良好な再生画を得ることができる。
【0221】尚、記録再生装置100では、フォーマッ
ト100a又はフォーマット100bに従ったブロック
データが連続してディスク102に記録され、既にディ
スク102に連続して記録された複数ブロックデータ内
のフォーマット100aに従った特定ブロックデータか
ら再生動作が行われるため、再生するブロックデータが
フォーマット100aとフォーマット100bの何れの
フォーマットに従って記録されたものであるかは、シス
テムコントローラ101により管理されるようになされ
ている。
【0222】また、本発明に係る記録再生装置は、図7
に示すような記録再生装置200に適用される。
【0223】この記録再生装置200は、上記図1に示
した記録再生装置100の圧縮処理回路112及び伸張
処理回路122を共用化した構成としており、圧縮処理
回路112の処理機能、及び伸張処理回路122の処理
機能を有する圧縮/伸張処理回路201と、圧縮/伸張
処理回路201の入力側に設けられたスイッチ202
と、圧縮/伸張処理回路201の出力側に設けられたス
イッチ203とを備えている。
【0224】スイッチ202は、A/D変換器111の
圧縮/伸張処理回路201に対する出力、及び圧縮/伸
張処理回路201のフィールドメモリ124に対する出
力を切り替えるようになされており、この切替動作は、
システムコントローラ101により制御されるようにな
されている。
【0225】また、スイッチ203は、圧縮/伸張処理
回路201の映像記録用バッファ113に対する出力、
及び映像再生用バッファ123の圧縮/伸張処理回路2
01に対する出力を切り替えるようになされており、こ
の切替動作も、システムコントローラ101により制御
されるようになされている。
【0226】さらに、圧縮/伸張処理回路201が有す
る圧縮処理回路112の処理機能(以下、圧縮モードと
言う。)、及び伸張処理回路122の処理機能(以下、
伸張モードと言う。)の切り替えも、システムコントロ
ーラ101により制御されるようになされている。
【0227】すなわち、システムコントローラ101
は、記録動作時には、A/D変換器111側に切り替え
るようにスイッチ202を制御すると共に、映像記録用
バッファ113側に切り替えるようにスイッチ203を
制御し、圧縮モードで機能するように圧縮/伸張処理回
路201を制御する。また、システムコントローラ10
1は、再生動作時には、フィールドメモリ124側に切
り替えるようにスイッチ202を制御すると共に、映像
再生用バッファ123側に切り替えるようにスイッチ2
03を制御し、伸張モードで機能するように圧縮/伸張
処理回路201を制御する。
【0228】ここで、例えば、図8及び図9は、記録再
生装置200が同時記録再生モードに設定された場合の
各バッファ113,123,133,143に対する入
出力データのタイムチャートである。
【0229】また、上記図8及び図9では、V−6,V
−5,V−4,・・・の映像データ、及びA−6,A−
5,A−4,・・・の音声データの各マスにおいて、1
マスは、映像信号の1フィールド時間を示している。
【0230】以下、上記図8及び図9を用いて、記録再
生装置200における同時記録再生モード設定時の動作
について説明する。
【0231】尚、記録再生装置200において、上記図
1に示した記録再生装置100と同じ動作を示す箇所に
は同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。ま
た、記録再生装置200における通常モード時の動作、
及びワンショット再生モード設定時の動作については、
記録再生装置100における通常モード時の動作、及び
ワンショット再生モード設定時の動作と同様であるた
め、その詳細な説明は省略する。
【0232】まず、記録再生装置200が通常モードで
あった場合、上述したように、ディスク102には、フ
ォーマット100aに従って映像データ及び音声データ
が記録される。
【0233】そこで、使用者のキー操作により、記録再
生装置200が同時記録再生モードに設定されると、上
述した記録再生装置100では、ディスク102にフォ
ーマット100aに従って連続して記録されているブロ
ックデータから特定のブロックデータを選択し、選択し
たブロックデータの映像データ及び音声データに対する
再生動作を行うのに対して、この記録再生装置200で
は、フォーマット100bに従った映像データ及び音声
データに対する記録動作を行う。
【0234】すなわち、システムコントローラ101
は、先ず、V9の期間に映像信号が装置に入力されるタ
イミングで、A/D変換器111側に切り替えるように
スイッチ202を制御すると共に、映像記録用バッファ
113側に切り替えるようにスイッチ203を制御し、
圧縮モードで機能するように圧縮/伸張処理回路201
を制御する。
【0235】圧縮/伸張処理回路201は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、A/D変換器
111からスイッチ202を介して供給されたV9の映
像データを符号化してスイッチ203を介して映像記録
用バッファ113に書き込む。
【0236】また、システムコントローラ101は、V
13の期間に映像信号が装置に入力されるタイミング
で、A/D変換器111側に切り替えるようにスイッチ
202を制御すると共に、映像記録用バッファ113側
に切り替えるようにスイッチ203を制御し、圧縮モー
ドで機能するように圧縮/伸張処理回路201を制御す
る。
【0237】圧縮/伸張処理回路201は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、A/D変換器
111からスイッチ202を介して供給されたV13の
映像データを符号化してスイッチ203を介して映像記
録用バッファ113に書き込む。
【0238】映像記録用バッファ113にV9及びV1
3の各映像データが蓄積されると、システムコントロー
ラ101は、ディスク102のデータを記録すべきアド
レス及びコマンドをディスクドライブ103に供給し
て、ディスクドライブ103からの転送許可フラグFOK
の待ち状態となる。
【0239】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、転
送許可フラグFOKをシステムコントローラ101に対し
て出力する。
【0240】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103から転送許可フラグFOKが出力されたこ
とを認識すると、V2〜V9の期間に圧縮処理回路13
2で符号化され音声記録用バッファ133に蓄積された
A2〜A9の音声データを音声記録用バッファ133か
ら読み出してディスクドライブ103に供給する。
【0241】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、フ
ォーマット100bに従って、システムコントローラ1
01からの8V分のA2〜A9の音声データをディスク
102に記録する。
【0242】続いて、システムコントローラ101は、
映像記録用バッファ113に蓄積されたV9及びV13
の映像データを順次読み出してディスクドライブ103
に供給する。
【0243】ディスクドライブ103は、フォーマット
100bに従って、システムコントローラ101からの
V9及びV13の映像データをディスク102のA9の
音声データに続くアドレスに記録する。
【0244】また、システムコントローラ101は、V
17の期間に映像信号が装置に入力されるタイミングで
も、A/D変換器111側に切り替えるようにスイッチ
202を制御すると共に、映像記録用バッファ113側
に切り替えるようにスイッチ203を制御し、圧縮モー
ドで機能するように圧縮/伸張処理回路201を制御す
る。
【0245】そして、圧縮/伸張処理回路201は、同
期分離回路110からの垂直同期信号に同期して、A/
D変換器111からスイッチ202を介して供給された
V17の映像データを符号化してスイッチ203を介し
て映像記録用バッファ113に書き込む。
【0246】上述のようにして、フォーマット100b
に従った8V分のA2〜A9の音声データ、及び2V分
のV9,V13の映像データに対する記録動作が終了す
ると、記録再生装置200は、再生動作を行う。
【0247】すなわち、先ず、スイッチ144は、図示
していないが、システムコントローラ101の切替制御
により、ディスクドライブ103側に切り替えられる。
【0248】システムコントローラ101は、ディスク
102のA−6〜A1の音声データが記録されているア
ドレス及びコマンドをディスクドライブ103に供給す
る。
【0249】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、デ
ィスク102からA−6〜A1の音声データを再生す
る。
【0250】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により得られたA−6〜A1の音声デー
タをスイッチ144を介して音声再生用バッファ143
に書き込む。
【0251】続いて、システムコントローラ101は、
ディスク102のV1の映像データが記録されているア
ドレス及びコマンドをディスクドライブ103に供給す
る。
【0252】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、デ
ィスク102からV1の映像データを再生する。
【0253】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により得られたV1の映像データを映像
再生用バッファ123に書き込む。
【0254】映像再生用バッファ123は、V1の映像
データを蓄積するまで、エンプティフラグFemを「1」
に設定してシステムコントローラ101に対して出力す
ることにより、システムコントローラ101に対してデ
ータ転送を要求する。
【0255】そして、映像再生用バッファ123は、V
1の映像データを蓄積すると、エンプティフラグFem
一旦「0」に設定してシステムコントローラ101に対
して出力することにより、システムコントローラ101
に対してデータ転送の要求を一旦終了する。
【0256】このとき、システムコントローラ101
は、フィールドメモリ124側に切り替えるようにスイ
ッチ202を制御すると共に、映像再生用バッファ12
3側に切り替えるようにスイッチ203を制御し、伸張
モードで機能するように圧縮/伸張処理回路201を制
御する。
【0257】圧縮/伸張処理回路201は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、映像再生用バ
ッファ123に蓄積されたV1の映像データを読み出し
て復号化する。
【0258】伸張処理回路122で復号化されたV1の
映像データは、図示していないが、システムコントロー
ラ101の制御により、同期分離回路110からの垂直
同期信号に同期して、フィールドメモリ124に書き込
まれると共に、フィールドメモリ124をスルーパスし
て、D/A変換器121、スイッチ120、及び出力端
子I1bを順次介して、モニタ160に対して出力され
る。
【0259】また、伸張処理回路142は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、音声再生用バ
ッファ143に蓄積されたA−6の音声データを読み出
して復号化する。伸張処理回路142で復号化されたA
−6の音声データは、D/A変換器141及び出力端子
1dを順次介して、モニタ160に対して出力される。
【0260】映像再生用バッファ123は、V1の映像
データが伸張処理回路122により読み出され、モニタ
160に対して出力されると、再度エンプティフラグF
emを「1」に設定してシステムコントローラ101に対
して出力することにより、システムコントローラ101
に対してデータ転送の要求を開始する。
【0261】これにより、システムコントローラ101
は、ディスク102のV5の映像データが記録されてい
るアドレス及びコマンドをディスクドライブ103に供
給する。
【0262】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、デ
ィスク102からV5の映像データを再生する。
【0263】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により得られたV5の映像データを映像
再生用バッファ123に書き込む。
【0264】そして、映像再生用バッファ123は、V
5の映像データを蓄積すると、エンプティフラグFem
一旦「0」に設定してシステムコントローラ101に対
して出力することにより、システムコントローラ101
に対してデータ転送の要求を一旦終了する。
【0265】ここで、上述した記録再生装置100にお
ける同時記録再生モード時の動作と同様に、フィールド
メモリ124にV1の映像データが書き込まれると、A
−6〜A−3の音声データのモニタ160に対する出力
が終了するまで、すなわち4フィールド分の間、映像再
生用バッファ123におけるデータの読み出し、及びフ
ィールドメモリ124におけるデータの書き込みは行わ
れない。
【0266】したがって、次の1Vから3フィールド分
の間、同期分離回路110からの垂直同期信号に同期し
て、V1の映像データが3フィールド分モニタ160に
対して出力されると共に、A−5,A−4,A−3の音
声データがモニタ160に対して出力される。
【0267】また、上述のようにして、V1の映像デー
タがモニタ160に対して出力される4フィールド分の
間において、システムコントローラ101は、V21の
期間に映像信号が装置に入力されるタイミングで、A/
D変換器111側に切り替えるようにスイッチ202を
制御すると共に、映像記録用バッファ113側に切り替
えるようにスイッチ203を制御し、圧縮モードで機能
するように圧縮/伸張処理回路201を制御する。
【0268】そして、圧縮/伸張処理回路201は、同
期分離回路110からの垂直同期信号に同期して、A/
D変換器111からスイッチ202を介して供給された
V21の映像データを符号化してスイッチ203を介し
て映像記録用バッファ113に書き込む。
【0269】V1の映像データが4フィールド分の間モ
ニタ160に対して出力されると、次の1Vで、システ
ムコントローラ101は、フィールドメモリ124側に
切り替えるようにスイッチ202を制御すると共に、映
像再生用バッファ123側に切り替えるようにスイッチ
203を制御し、伸張モードで機能するように圧縮/伸
張処理回路201を制御する。
【0270】そして、圧縮/伸張処理回路201は、同
期分離回路110からの垂直同期信号に同期して、映像
再生用バッファ123に蓄積されたV5の映像データを
読み出して復号化する。
【0271】伸張処理回路122で復号化されたV5の
映像データは、図示していないが、システムコントロー
ラ101の制御により、同期分離回路110からの垂直
同期信号に同期して、フィールドメモリ124に書き込
まれると共に、フィールドメモリ124をスルーパスし
て、D/A変換器121、スイッチ120、及び出力端
子I1bを順次介して、モニタ160に対して出力され
る。
【0272】また、伸張処理回路142は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、音声再生用バ
ッファ143に蓄積されたA−2の音声データを読み出
して復号化する。伸張処理回路142で復号化されたA
−2の音声データは、D/A変換器141,スイッチ1
40,及び出力端子I1dを順次介して、モニタ160に
対して出力される。
【0273】ここで、上述した記録再生装置100にお
ける同時記録再生モード時の動作と同様に、フィールド
メモリ124にV5の映像データが書き込まれると、A
−2〜A1の音声データのモニタ160に対する出力が
終了するまで、すなわち4フィールド分の間、映像再生
用バッファ123におけるデータの読み出し、及びフィ
ールドメモリ124におけるデータの書き込みは行われ
ない。
【0274】したがって、次の1Vから3フィールド分
の間、同期分離回路110からの垂直同期信号に同期し
て、V5の映像データが3フィールド分モニタ160に
対して出力されると共に、A−1,A0,A1の音声デ
ータがモニタ160に対して出力される。
【0275】また、上述のようにして、V5の映像デー
タがモニタ160に対して出力される4フィールド分の
間において、システムコントローラ101は、V25の
期間に映像信号が装置に入力されるタイミングで、A/
D変換器111側に切り替えるようにスイッチ202を
制御すると共に、映像記録用バッファ113側に切り替
えるようにスイッチ203を制御し、圧縮モードで機能
するように圧縮/伸張処理回路201を制御する。
【0276】そして、圧縮/伸張処理回路201は、同
期分離回路110からの垂直同期信号に同期して、A/
D変換器111からスイッチ202を介して供給された
V25の映像データを符号化してスイッチ203を介し
て映像記録用バッファ113に書き込む。
【0277】上述のようにして、A−6〜A1の音声デ
ータ、及びV1,V5の映像データに対する再生動作が
終了すると、記録再生装置200は、記録動作を行う。
【0278】すなわち、システムコントローラ101
は、先ず、A/D変換器111側に切り替えるようにス
イッチ202を制御すると共に、映像記録用バッファ1
13側に切り替えるようにスイッチ203を制御し、圧
縮モードで機能するように圧縮/伸張処理回路201を
制御する。
【0279】そして、システムコントローラ101は、
ディスク102のデータを記録すべきアドレス及びコマ
ンドをディスクドライブ103に供給して、ディスクド
ライブ103からの転送許可フラグFOKの待ち状態とな
る。
【0280】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、転
送許可フラグFOKをシステムコントローラ101に対し
て出力する。
【0281】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103から転送許可フラグFOKが出力されたこ
とを認識すると、V10〜V17の期間に圧縮処理回路
132で符号化され音声記録用バッファ133に蓄積さ
れたA10〜A17の音声データを音声記録用バッファ
133から読み出してディスクドライブ103に供給す
る。
【0282】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、フ
ォーマット100bに従って、システムコントローラ1
01からの8V分のA10〜A17の音声データを、デ
ィスク102のV13の映像データに続くアドレスに記
録する。
【0283】続いて、システムコントローラ101は、
上述のようにして映像記録用バッファ113に蓄積され
たV17及びV21の映像データを順次読み出してディ
スクドライブ103に供給する。
【0284】ディスクドライブ103は、フォーマット
100bに従って、システムコントローラ101からの
V17及びV21の映像データをディスク102のA1
7の音声データに続くアドレスに記録する。
【0285】上述のようにして、フォーマット100b
に従ったA10〜A17の音声データ、及びV17,V
21の映像データに対する記録動作が終了すると、記録
再生装置200は、再生動作を行う。
【0286】システムコントローラ101は、A2〜A
9の音声データが記録されているアドレス及びコマンド
をディスクドライブ103に供給する。
【0287】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、デ
ィスク102からA2〜A9の音声データを再生する。
【0288】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により再生されたA2〜A9の音声デー
タをスイッチ144を介して音声再生用バッファ143
に書き込む。
【0289】続いて、ディスクドライブ103は、シス
テムコントローラ101からのアドレス及びコマンドに
より、ディスク102のA9の音声データに続くアドレ
スからV9の映像データを再生する。
【0290】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により再生されたV9の映像データを映
像再生用バッファ123に書き込む。
【0291】映像再生用バッファ123は、V9の映像
データを蓄積するまで、エンプティフラグFemを「1」
に設定してシステムコントローラ101に対して出力す
ることにより、システムコントローラ101に対してデ
ータ転送を要求する。
【0292】そして、映像再生用バッファ123は、V
9の映像データを蓄積すると、エンプティフラグFem
一旦「0」に設定してシステムコントローラ101に対
して出力することにより、システムコントローラ101
に対してデータ転送の要求を一旦終了する。
【0293】このとき、システムコントローラ101
は、フィールドメモリ124側に切り替えるようにスイ
ッチ202を制御すると共に、映像再生用バッファ12
3側に切り替えるようにスイッチ203を制御し、伸張
モードで機能するように圧縮/伸張処理回路201を制
御する。
【0294】圧縮/伸張処理回路201は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、映像再生用バ
ッファ123に蓄積されたV9の映像データを読み出し
て復号化する。
【0295】伸張処理回路122で復号化されたV9の
映像データは、図示していないが、システムコントロー
ラ101の制御により、同期分離回路110からの垂直
同期信号に同期して、フィールドメモリ124に書き込
まれると共に、フィールドメモリ124をスルーパスし
て、D/A変換器121、スイッチ120、及び出力端
子I1bを順次介して、上記図2に示したモニタ160に
対して出力される。
【0296】また、伸張処理回路142は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、音声再生用バ
ッファ143に蓄積されたA2の音声データを読み出し
て復号化する。伸張処理回路142で復号化されたA2
の音声データは、D/A変換器141,スイッチ14
0,及び出力端子I1dを順次介して、モニタ160に対
して出力される。
【0297】映像再生用バッファ123は、V9の映像
データが伸張処理回路122により読み出され、上記図
2に示したモニタ160に対して出力されると、再度エ
ンプティフラグFemを「1」に設定してシステムコント
ローラ101に対して出力することにより、システムコ
ントローラ101に対してデータ転送の要求を開始す
る。
【0298】これにより、システムコントローラ101
は、V13の映像データが記録されているアドレス及び
コマンドをディスクドライブ103に供給する。
【0299】ディスクドライブ103は、システムコン
トローラ101からのアドレス及びコマンドにより、デ
ィスク102のV9の映像データに続くアドレスからV
13の映像データを再生する。
【0300】システムコントローラ101は、ディスク
ドライブ103により再生されたV13の映像データを
映像再生用バッファ123に書き込む。
【0301】そして、映像再生用バッファ123は、V
13の映像データを蓄積すると、エンプティフラグFem
を一旦「0」に設定してシステムコントローラ101に
対して出力することにより、システムコントローラ10
1に対してデータ転送の要求を一旦終了する。
【0302】ここで、上述した記録再生装置100にお
ける同時記録再生モード時の動作と同様に、フィールド
メモリ124にV9の映像データが書き込まれると、A
2〜A5の音声データのモニタ160に対する出力が終
了するまで、すなわち4フィールド分の間、映像再生用
バッファ123におけるデータの読み出し、及びフィー
ルドメモリ124におけるデータの書き込みは行われな
い。
【0303】したがって、次の1Vから3フィールド分
の間、同期分離回路110からの垂直同期信号に同期し
て、V9の映像データが3フィールド分モニタ160に
対して出力されると共に、A3,A4,A5の音声デー
タがモニタ160に対して出力される。
【0304】また、上述のようにして、V9の映像デー
タが上記図2に示したモニタ160に対して出力される
4V期間において、システムコントローラ101は、V
29の期間に映像信号が装置に入力されるタイミング
で、A/D変換器111側に切り替えるようにスイッチ
202を制御すると共に、映像記録用バッファ113側
に切り替えるようにスイッチ203を制御し、圧縮モー
ドで機能するように圧縮/伸張処理回路201を制御す
る。
【0305】そして、圧縮/伸張処理回路201は、同
期分離回路110からの垂直同期信号に同期して、A/
D変換器111からスイッチ202を介して供給された
V29の映像データを符号化してスイッチ203を介し
て映像記録用バッファ113に書き込む。
【0306】V9の映像データが4フィールド分の間モ
ニタ160に対して出力されると、次の1Vで、システ
ムコントローラ101は、フィールドメモリ124側に
切り替えるようにスイッチ202を制御すると共に、映
像再生用バッファ123側に切り替えるようにスイッチ
203を制御し、伸張モードで機能するように圧縮/伸
張処理回路201を制御する。
【0307】そして、圧縮/伸張処理回路201は、同
期分離回路110からの垂直同期信号に同期して、映像
再生用バッファ123に蓄積されたV13の映像データ
を読み出して復号化する。
【0308】伸張処理回路122で復号化されたV13
の映像データは、図示していないが、システムコントロ
ーラ101の制御により、同期分離回路110からの垂
直同期信号に同期して、フィールドメモリ124に書き
込まれると共に、フィールドメモリ124をスルーパス
して、D/A変換器121、スイッチ120、及び出力
端子I1bを順次介して、モニタ160に対して出力され
る。
【0309】また、伸張処理回路142は、同期分離回
路110からの垂直同期信号に同期して、音声再生用バ
ッファ143に蓄積されたA6の音声データを読み出し
て復号化する。伸張処理回路142で復号化されたA6
の音声データは、D/A変換器141,スイッチ14
0,及び出力端子I1dを順次介して、モニタ160に対
して出力される。
【0310】そして、上述した記録再生装置100にお
ける同時記録再生モード時の動作と同様に、フィールド
メモリ124にV13の映像データが書き込まれると、
A6〜A9の音声データのモニタ160に対する出力が
終了するまで、すなわち4フィールド分の間、映像再生
用バッファ123におけるデータの読み出し、及びフィ
ールドメモリ124におけるデータの書き込みは行われ
ない。
【0311】したがって、次の1Vから3フィールド分
の間、同期分離回路110からの垂直同期信号に同期し
て、V13の映像データが3フィールド分モニタ160
に対して出力されると共に、A7,A8,A9の音声デ
ータがモニタ160に対して出力される。
【0312】また、上述のようにして、V13の映像デ
ータがモニタ160に対して出力される4フィールド分
の間において、システムコントローラ101は、V33
の期間に映像信号が装置に入力されるタイミングで、A
/D変換器111側に切り替えるようにスイッチ202
を制御すると共に、映像記録用バッファ113側に切り
替えるようにスイッチ203を制御し、圧縮モードで機
能するように圧縮/伸張処理回路201を制御する。
【0313】そして、圧縮/伸張処理回路201は、同
期分離回路110からの垂直同期信号に同期して、A/
D変換器111からスイッチ202を介して供給された
V33の映像データを符号化してスイッチ203を介し
て映像記録用バッファ113に書き込む。
【0314】上述のようにして、A2〜A9の音声デー
タ、及びV9,V13の映像データに対する再生動作が
終了すると、記録再生装置200は、記録動作を行う。
【0315】以後、記録再生装置200は、使用者のキ
ー操作等により、同時記録再生モードの「停止」が指示
されるまで、上述のような記録動作及び再生動作を行
う。
【0316】上述のように、記録再生装置200では、
映像信号に対する符号化処理と復号化伸張処理の実行タ
イミングを交互にすることにより、圧縮/伸張処理回路
201の1つの回路を用いて、映像信号に対する符号化
処理と復号化処理を行うようになされているため、従来
の記録再生装置のように、圧縮処理用の回路及び伸張処
理用の回路を各々設ける必要がない。したがって、記録
再生装置200は、装置のコストダウンを図ることがで
きる。
【0317】また、記録再生装置200は、上述した記
録再生装置100と同様に、時間軸に間引いていない音
声と時間軸に間引いた映像で構成される複数分のブロッ
クからなる第2のフォーマットとして、上記図3に示し
た8V分の音声データに続いて、2V分の映像データが
記録されてなるフォーマット100bを用い、伸張処理
回路122の出力側に伸張処理回路122で復号化され
た映像データをフリーズするフィールドメモリ124を
設けているため、同時記録再生モード時には、ディスク
102に対するアクセス回数を増すことなく、容易に再
生コマ数を増すことができる。したがって、記録再生装
置200は、同時記録再生モードが設定された場合で
も、良好な再生画を得ることができる。
【0318】なお、本実施の形態における図3に示した
フォーマットは一例であり、本発明はこれに限定される
ものではない。すなわち、8Vを区切りとした動作、及
び第2のフォーマットであるフォーマット100bの映
像が2フィールド分であることは、本発明に特定される
数ではない。
【0319】
【発明の効果】本発明に係る記録再生装置では、蓄積手
段は、書換型のディスク状媒体から得られた映像信号を
一旦蓄積する。信号処理手段は、上記蓄積手段に蓄積さ
れた映像信号を復号化する。保持手段は、上記信号処理
手段により復号化された映像信号を保持する。制御手段
は、装置が記録動作を継続しながら再生動作を行う処理
モードに設定された場合に、上記蓄積手段により、複数
のフィールドの映像信号を蓄積し、上記保持手段によ
り、映像信号の補間を行うように、上記ディスク状記録
媒体のアドレス管理及びデータ転送の制御を行うと共に
装置全体の動作制御を行う。これにより、上記記録再生
装置は、装置が記録動作を継続しながら再生動作を行う
処理モードに設定された場合に、上記ディスク状記録媒
体に対するアクセス回数を増すことなく、容易に再生コ
マ数を増すことができる。したがって、上記記録再生装
置は、装置が記録動作を継続しながら再生動作を行う処
理モードに設定された場合でも、良好な再生画を得るこ
とができる。
【0320】また、本発明に係る記録再生装置では、上
記制御手段は、装置が記録動作を継続しながら再生動作
を行う処理モードに設定された場合に、記録動作と再生
動作が交互に行われるように装置全体の動作タイミング
の切り替えを行うと共に、上記信号処理手段の上記蓄積
手段に蓄積された映像信号を復号化する伸張機能と、上
記信号処理手段の上記ディスク状記録媒体に記録する映
像信号を符号化する圧縮機能とを切り替える。これによ
り、上記記録再生装置は、圧縮処理用の回路及び伸張処
理用の回路を各々設ける必要がない。したがって、上記
記録再生装置は、装置のコストダウンを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録再生装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】上記記録再生装置にチューナ及びモニタが接続
されたシステムを示すブロック図である。
【図3】上記記録再生装置で用いるディスクフォーマッ
トを説明するための図である。
【図4】上記記録再生装置がワンショット再生モードに
設定された場合のタイムチャートを示す図である。
【図5】上記記録再生装置が同時記録再生モードに設定
された場合のタイムチャート(入力映像信号V−6〜V
20)を示す図である。
【図6】上記記録再生装置が同時記録再生モードに設定
された場合のタイムチャート(入力映像信号V20〜)
を示す図である。
【図7】圧縮処理回路と伸張処理回路を共用化した記録
再生装置を示すブロック図である。
【図8】上記記録再生装置が同時記録再生モードに設定
された場合のタイムチャート(入力映像信号V−6〜V
20)を示す図である。
【図9】上記記録再生装置が同時記録再生モードに設定
された場合のタイムチャート(入力映像信号V20〜)
を示す図である。
【図10】従来の記録再生装置を示すブロック図であ
る。
【図11】ワンショット再生方式を説明するための図で
ある。
【図12】同時記録再生方式を説明するための図であ
る。
【図13】上記記録再生装置で用いるディスクフォーマ
ットを説明するための図である。
【図14】上記記録再生装置が同時記録再生モードに設
定された場合のタイムチャート(入力映像信号V−6〜
V21)を示す図である。
【図15】上記記録再生装置が同時記録再生モードに設
定された場合のタイムチャート(入力映像信号V21
〜)を示す図である。
【符号の説明】
100 記録再生装置、101 システムコントロー
ラ、102 ディスク、103 ディスクドライブ、1
10 同期分離回路、111 A/D変換器、112
圧縮処理回路、113 映像記録用バッファ、120
スイッチ、121D/A変換器、122 伸張処理回
路、123 映像再生用バッファ、131A/D変換
器、132 圧縮処理回路、133 音声記録用バッフ
ァ、141D/A変換器、142 伸張処理回路、14
3 音声再生用バッファ、144スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定された処理モードに基いて、映像信
    号と音声信号を同期させて書換型のディスク状記録媒体
    に記録すると共に、映像信号と音声信号が記録された書
    換型のディスク状記録媒体から映像と音声を同期させて
    再生する記録再生装置であって、 上記ディスク状媒体から得られた映像信号を一旦蓄積す
    る蓄積手段と、 上記蓄積手段に蓄積された映像信号を復号化する信号処
    理手段と、 上記信号処理手段により復号化された映像信号を保持す
    る保持手段と、 上記ディスク状記録媒体のアドレス管理及びデータ転送
    の制御を行うと共に装置全体の動作制御を行う制御手段
    とを備え、 装置が記録と再生を交互に行うことによって記録動作を
    継続しながら再生動作を行う処理モードにおいて、上記
    蓄積手段により、複数のフィールドの映像信号を蓄積
    し、上記保持手段により、映像信号の補間を行うことを
    特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記信号処理手段は、上記蓄積手段に蓄
    積された映像信号を復号化する伸張機能と上記ディスク
    状記録媒体に記録する映像信号を符号化する圧縮機能を
    有し、 装置が記録と再生を交互に行うことによって記録動作を
    継続しながら再生動作を行う処理モードにおいて、上記
    制御手段により、記録動作と再生動作が交互に行われる
    ように装置全体の動作タイミングの切り替えを行うと共
    に、上記信号処理手段の伸張機能と圧縮機能を切り替え
    ることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
JP8110857A 1996-05-01 1996-05-01 記録再生装置 Withdrawn JPH09298718A (ja)

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