JPH09298549A - 非同期式ネットワーク上における一定、可変、最大努力速度のデータのセル多重変換方法及びシステム - Google Patents
非同期式ネットワーク上における一定、可変、最大努力速度のデータのセル多重変換方法及びシステムInfo
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Abstract
ク上の各装置に書き込み、出力ビット・ストリーム上に
配置する。 【解決手段】 ビット・ストリーム上のタイム・スロッ
トの各周期は長さの異なる時間単位に分割されており、
ラウンドと呼ばれる。各タイム・スロットの時間内であ
るセル・ソースの部分集合が選択されると、各部分集合
は1個のラウンドに対応する。部分集合の選択は各セル
・ソースSiの優先状態に基づいて決定される(待行列
120から端末Bi又は110,140,150)。各
タイム・スロットの時間内において、各セル・ソースは
自身がすでにセルをこのラウンドに送っているか、待機
しているかで優先状態の高低が決定される。優先状態が
最も高いセル・ソースが選択されると、部分集合を形成
し、優先状態の高い各セル・ソースからセルが選択さ
れ、順番に対応するラウンドに書き込まれる。
Description
セルを、非同期式通信ネットワーク上の各装置に書き込
み、データを伝送する出力ビット・ストリーム上に配置
する方法及びシステムに係る。ビット・ストリーム上の
タイム・スロットは固定長の周期を構成しており、その
長さはN個のタイム・スロットであり、Nは1より大き
い整数であり、また各周期は1個または複数の長さの異
なる時間単位に分割されており、これはラウンドと呼ば
れる。各ラウンドは異なった数量の連続したタイム・ス
ロットを含んでいる。各タイム・スロットの時間内にお
いて、あるセル・ソースの部分集合が選択されると、各
部分集合は1個のラウンドに対応する。つまり部分集合
の選択は各セル・ソースの優先状態に基づいて決定され
るのである。各タイム・スロットの時間内において、各
セル・ソースは自身がすでに幾つかのセルをこのラウン
ドに送っているか、及び現在セルが伝送を待って待機し
ているかに基づいてその優先状態の高低が決定される。
優先状態が最も高いセル・ソースが選択されると、いわ
ゆる部分集合を形成し、優先状態の高い各セル・ソース
からセルが選択され、順番に対応するラウンドに書き込
まれる。
が示されている。この通信ネットワークは電話網、有線
テレビ網またはコンピュータネットワークなどとするこ
とができる。ここでは記述に便利なように通信ネットワ
ーク10は電話網とする。この中には数個の顧客端末装
置CPE11,13,15,17及び19が含まれてい
る。例えば、電話機、構内交換機、選局器、ファイル伝
送経路器、データ処理装置を備えたコンピュータなどが
そうである。各CPE11〜19はそれぞれ多重変換装
置21及び23に接続されている。多重変換装置21ま
たは23は集線装置中、中央管理室、ケーブルの先端、
経路器または衛星受信機中に設置される。通信ネットワ
ーク10中で、多重変換装置21及び23は複数の交換
機31,32,33に接続することができる。これらの
交換機は経路器または中央管理室でよく、またハブ交換
機41を通して相互に接続することも可能である。
ド(ATM)を基本としている。M.Deprycker,“Asynch
ronous Transfer Mode Solution for Broadband ISD
N”, 2nd ed., ch.3 (1995)を見ると、ATMに基づ
き、ビット・ストリームは光ファイバ、複より線、同軸
ケーブルなどの連結線で接続されている。これらの連結
線は顧客の端末装置11〜19、多重変換装置21,2
3、交換機31〜33、ハブ交換機41などを一つに接
続し、ビット・ストリームは固定長のタイム・スロット
に組織され、顧客の端末装置11〜19、多重変換装置
21,23、交換機31〜33、ハブ交換機41中で、
パケット・ヘッダ及びデータを含むセルはこれらのタイ
ム・スロットに書き込まれまたは読み出される。図2は
このようなパケット60を示している。このパケットは
固定長のパケット・ヘッダ62及び固定長のデータ・カ
ラム64を有しており、パケット・ヘッダ62には各種
のトラフィック制御の情報、例えば、経路が含まれてい
る。そしてデータ・カラム64にはデータ、例えば、交
換するメッセージが保存されている。
点、例えば、11及び19間の仮想経路をセルが伝達さ
れることにより完成する。仮想経路は一連の結節点の組
合わせを含んでおり、これらの結節点には11〜19、
21、23、31〜33及び41が含まれている。そし
てこれら一連の結節点は通信成立時の設定プログラムに
より決定される。例えば、顧客の端末装置CPE11及
びCPE19が通信する必要がある場合、これらの間に
は次のような仮想通話路: CPE11→多重変換装置21→交換機31→交換機3
2→ハブ交換機41→交換機33→多重変換装置23→
CPE19 が成立する: 同様に反対方向の仮想通話路: CPE19→多重変換装置23→交換機33→ハブ交換
機41→交換機31→多重変換装置21→CPE11 もCPE19からCPE11に向けて成立する。
ルを伝送しようとする際に、動態的に配置される通信チ
ャネルのことであり、仮想経路上の仮想通話路の集合は
仮想通話路接続線(VCC)と呼ばれる。仮想経路を確
立させる際、各通信は仮想通話路接続線の識別子を受取
り、この識別子に基づき、仮想経路上の各結節点はこの
セルを伝送する次の結節点の位置を弁別できる。結節点
上を多くの仮想通話路が経由している場合には、経路表
を作成し、各仮想通話路接続線の次の結節点の位置を弁
別しなければならない。顧客の端末装置CPE11及び
CPE19間の通信を例にとると、CPE11は多くの
セル60を生成し、CPE11はVCC識別子をセルの
パケット・ヘッダ62に書込み、併せてデータをデータ
・カラム64に書込む。その後CPE11はセル60を
多重変換装置21に伝送し、多重変換装置21中で、セ
ル60のVCC識別子を検査し、経路表もチェックし、
次の結節点の位置を決定する。この作業は繰返され、当
該セル60がCPE19に到達するまで続くことにな
る。
及び41上を伝わるビット・ストリームは異なった通信
ソースからのセルを含むことができ、固定された時間内
に、ビット・ストリーム上を伝送される最大セル数は固
定的である。また各接続線上のビット・ストリームは異
なったチャネル・サイズを持つことができる。例えば、
多重変換装置21及び交換機31の間は155Mbps
のOC−3SONET光ファイバとし、交換機31及び
ハブ交換機41の間は622MbpsのOC−12SO
NET光ファイバとするなどである。
けることができる。物理層多重化及びセル層多重化であ
る。物理層多重化では、数個の速度の遅いビット・スト
リームが組合わされ、高速のビット・ストリームを構成
されており、セルのなんらかの流失やデータフロー中へ
の流入も見られず、ただ数個の低速のチャネル・サイズ
が集まって高速のチャネル・サイズを構成しているだけ
である。従ってこの多重化は簡単なラウンド・ロビン配
列法で実現することが可能である。
ト・ストリーム中から選択的に読取り、書込みまたは放
棄される。通信ネットワーク10中において、セル層の
多重化は結節点11〜19,21,23,31〜33及
び41中で実行される。例えば、結節点の出力ビット・
ストリーム中のタイム・スロットは、固定的にある仮想
通話路のセルのために配置されているのではなく、動態
的に、選択性を持って配置されている。ある時、ある種
の仮想通話路のセル到達率が非常に高いとすると、他の
セルには比較的大きな多重遅延を受容できるものもある
が、中にはできないものもある。従って異なった場所か
らきたセルを配分し、出力ビット・ストリームに書き込
む際には、各結節点は明瞭にセルの配置を行い、各通信
のサービスの質を確保しなければならない。
ド・ロビン処理法(WRR)と呼ばれる先行発明を示し
ている。説明が便利なように、セルを生成し結節点11
〜19,21,23,34,31〜33及び41に送る
ハードウェアまたは装置をセル・ソースと呼ぶことにす
るが、注意しなければならないのは、任意の装置がセル
を受信し、次の結節点に伝送する場合にもセル・ソース
と呼ばれると言う点である。加重ラウンド・ロビン処理
法に基づくと、出力ビット・ストリームのタイム・スロ
ットは一連の周期に構成され、各周期には一定数のタイ
ム・スロットNが含まれており、N>1である。各周期
内はまた幾つかの連続したラウンドに細分され、各ラウ
ンドには固定的ではない数量のタイム・スロットが含ま
れている。ラウンド内では、セル・ソースのセルはすべ
て1回走査され、各セル・ソースの加重指数に基づい
て、一部のセルはこのラウンド内において出力ビット・
ストリームに投入される。
ロットに投入するか否かは固定した加重指数に基づいて
決定される。例えば、5個のセル・ソースa,b,c,
d及びeがそれぞれ加重指数5,3,2,1及び1を持
っているとする。加重指数は各セル・ソースが1周期内
において占めることができるタイム・スロットの数量ま
たは相対的比率を表示している。先ず第一のラウンド内
において各セル・ソースはすべて走査され、5個のセル
が第一のラウンドを形成する。
である。第二次の走査の際には、セル・ソースd及びe
の加重指数はわずか1であるため、a,b,c 3個の
セル・ソースだけがセルa2 , b2 , c2 を第二のラウ
ンド内に放出する。このようにして第三のラウンドは2
個のセルa3 及びb3 を持ち、第四及び第五ラウンド内
にはセル・ソースaからの僅か1個のセル、それぞれa
4 及びa5 があるだけである。
て考慮してみる。例えば、最大努力セル・ソースである
が、最もよく見受けられる例はコンピュータデータの生
成であるが、そこでは固定的な生成率は持たず、ビット
・ストリーム上に空格子点があればできるだけこれを使
用しようとする。従って最大努力セル・ソースに対し、
我々は最大限可能なサービスを提供しなければならな
い。
とすることもできる。例えば、相互稼働式の音声データ
では、これらのセル・ソースは固定的な平均速度でセル
を生成するが、同時にこれらのセルは同一の速度で周期
内のタイム・スロットに書き込まれなければならない。
もし当該セル・ソースが生成するセルが遅延して伝送さ
れ、この遅延が音声通信の要求を超過したならば、この
接続線通話の利用者は回線が中断し対話を継続できない
と感じてしまうであろう。
とすることもできる。例えば、圧縮した映像の伝送であ
る。速度可変的なセル・ソースは固定的ではない速度で
セルを生成するが、長時間の統計をとれば平均速度を得
ることはできる。しかし1周期内において、一連のセル
は最高速度に到達することはできる。映像伝送の品質を
維持しようとすれば、これらの速度可変的なセルは同一
の速度で周期のタイム・スロットに書き込まれなければ
ならない。
欠点は、固定した加重指数、つまり各周期中で各セル・
ソースが書き込むことができるセルの数量が固定してい
ると言う点である。言い換えれば、セル・ソースはすべ
て一定速度方式でビット・ストリーム中に加わるが、す
べてのセル・ソースが一定速度と言うわけではなく、非
即時的なコンピュータデータでは、結節点11〜19,
21,23,31〜32,41及び受信端末で大量の緩
衝メモリを増加することができるのに対し、即時的な通
信では比較的大きなチャネル・サイズを浪費してサービ
スの質を確保しなければならない。
先行技術の種々の欠点を克服し、より良い処理能力を達
成することにある。
クの環境のために提供するものである。当該ネットワー
ク中の通信方法はビット・ストリーム中で伝送される固
定長のタイム・スロット次第であり、通信データの固定
長のセルがこれらのタイム・スロットに書き込まれるか
または読み出されることにより、通信の目的を達成する
ものである。ネットワーク上の各装置、例えば、ファイ
ル・サーボ、多重変換装置、交換機及びハブ交換機はす
べてセル層多重化を実行している。つまりセルが異なっ
たビット・ストリームに加わるか、または異なったビッ
ト・ストリームから取り出されることにより通信の目的
を達成するのである。本発明に基づけば、動態的加重ラ
ウンド・ロビン処理法より、各セル・ソースのセルがビ
ット・ストリームに書込まれる順序を配分できるのであ
る。
は、ビット・ストリーム中のタイム・スロットは固定し
た個数のタイム・スロットを含む時間単位に組織され、
これが周期と呼ばれている。また各周期は数個の異なっ
た個数のタイム・スロットを含む単位に区分され、これ
がラウンドと呼ばれている。各タイム・スロットの時間
内においては、少なくとも一部分のセル・ソースが選択
され、これらの選択されたセル・ソースが一つのラウン
ドを構成し、出力される周期内に投入される。
理法と異なる点は、セル・ソースのセルを選択しラウン
ドを構成する方式が固定的でないと言う点である。本発
明では、各セル・ソースはすべて1個の優先状態を有し
ており、この状態の高低は同一周期内においてこのセル
・ソースからすでに幾つのセルが選択されたかに基づい
て設定される。ある周期内において、先ず優先状態が最
高のセル・ソースが選択され、それらのセルがラウンド
内に投入され、順次実行されて行くのである。
予め定められた最高速度及び平均速度を有し、これが1
周期内に於ける最多及び平均で幾つのセルが到達するの
かを表わしている。最大のセル数は1周期内において当
該セル・ソースが生成できるセルの個数を表示してお
り、平均セル数は1周期内において当該セル・ソースが
平均的に生成できるセルの個数を表示している。仮にあ
るセル・ソースがある時セルの到達をみ、その上同一周
期内において当該セル・ソースがすでに占めているタイ
ム・スロットの個数が平均セル数を下回るならば、その
時、このセル・ソースは最高の優先状態を有しているこ
とになる。もしすでに占めているタイム・スロットの個
数が平均セル数を上回っているが、最大セル数は下回っ
ているならば、そのセル・ソースは2番目に高い優先状
態にあることになる。そうでなければ(その他の場合、
例えば、セルが到達しない、またはすでに占めているタ
イム・スロットの数が最大セル数を上回るまたはそれに
等しい)、このセルソースは優先状態が最低である。我
々の方法に基づけば、1周期内において毎回優先状態が
最高のセル・ソースのセルが選ばれ、ラウンドが形成さ
れる。優先状態が最高のセルソースがなければ優先状態
が次に位置するセル・ソースが選択される。そして優先
状態が最低のセル・ソースはどのようなセルであっても
この周期内に投入されることは認められない。
期内の平均的なセル到達数のみを定義するため、このセ
ル・ソースは2種類の状態を有するのみである。一つは
このセル・ソースがこの周期内において占めるタイム・
スロットの数が平均的なセル到達数を下回る場合であ
り、この場合セルが到達したばかりの時、優先状態は最
高に設定され、そうでなければ、優先状態は最低に設定
される。
セルの到達をみないか、またはタイム・スロットを占め
ることが認められない場合は、その中の最大努力セル・
ソースのセルが選択され、長さ1のラウンドを形成す
る。多くの最大努力セル・ソースが選択を待って待機し
ている場合には、選択規則は公平に順番に選択と言うこ
とになる。
ョン中に設計することができ、非同期式(ATM)ネッ
トワーク上では、処理装置によりこれらのセルの伝送を
配置することができる。この処理装置は通信ネットワー
ク中のファイル・サーボ、多重変換装置及び交換機中に
設置することができ、それは各タイム・スロットの時間
内で、各セル・ソースの類型(一定速度、可変速度また
は最大努力)、すでに占めているタイム・スロットの数
及び待機しているセルの有無に基づき、セル・ソースに
対し一つ一つ優先状態を指定する。そして処理装置は優
先状態が最高のセル・ソースの中からセルを選択するこ
とができ、各セル・ソースはセルを1個選択し、当該周
期中にラウンドを形成する。もし優先状態が最高のセル
・ソースがない場合には、同様の手順で優先状態が次に
高いセル・ソースに対し処理を繰返す。優先状態が次に
高いセル・ソースもない場合には、最大努力セル・ソー
スのセルを選択し、1ラウンドとして出力するビット・
ストリーム上に投入する。
の構造については以下の通りである。各処理装置はすべ
て1個以上のセル入力ユニットCIUを含んでいる。各
セル入力ユニットには第一の先入れ先出し緩衝エリアが
あり、第一緩衝エリアと略称されているが、ここにセル
・ソースが生成したセルを一時保存し、第一トークン生
成装置により第一緩衝エリアにセルがあるかどうかを判
断することになる。第一緩衝エリアにセルが到達し、同
一周期内において当該セル・ソースが占めるタイム・ス
ロットの個数が最大のセル数を下回っている場合には、
第一トークン生成装置がトークンを生成し、第一緩衝エ
リア内の第一のセルを第一交換機を通して第二の先入れ
先出し緩衝エリアに進出させる。このエリアは第二緩衝
エリアと略称されるが、第二緩衝エリアの後には第二ト
ークン生成装置があり、第二緩衝エリアにセルが到達
し、同一周期内で当該セル・ソースが占めるタイム・ス
ロットの個数が依然として平均セル数より小さい場合、
第二トークン生成装置が信号を生成し、当該セルが第二
交換機を経由して第一出力端末から出力される。その時
第二トークン生成装置が第二交換機にトークンを生成し
ないならば、セルは第二出力端末に出力され、最大努力
セル・ソースのセルに対しては、開始時一律に第三出力
端末に出力される。
の処理に責任を負っている。1個の処理装置はJ個のセ
ル入力ユニットを持つことができ、遅延回路を利用し、
このJ個のセル入力ユニットは順番にセルを3個の出力
緩衝エリアに出力している。各セル入力ユニットの第一
の出力端末はすべて共用母線を経由し、第一の先入れ先
出し緩衝エリア、つまり第一緩衝エリアに接続してい
る。同様に第二出力端末は別の母線を経由して第二出力
緩衝エリアに接続し、第三の緩衝エリアも別の母線を経
由して第三出力緩衝エリアに接続している。3個の緩衝
エリアの後は、優先権回路を利用し第一出力緩衝エリア
内のセルを選択する。もし緩衝エリアが空ならば第二出
力緩衝エリアを選択し、これも空ならば、第三出力緩衝
エリアを選択する。
り、情報を伝達する通信システムに関するものである。
当該ビット・ストリームは一連の固定長のタイム・スロ
ットに組織され、これがセルと呼ばれる。異なったデー
タ送信装置から送られたセルは1個のビット・ストリー
ム中に集められる。この動作は多重化と呼ばれる。そし
てこれらのセルは固定的にビット・ストリーム上のタイ
ム・スロットを占めるわけではなく、セルの到達時間に
基づき、動態的にタイム・スロットを占めるのである。
一部のデータ送信装置のセルは時間が固定的であり、こ
れはビット速度が一定のデータ・ソースである。一部の
データ送信装置はビット速度が可変的なデータ・ソース
であり、中にはビット速度の定義がなく、可能な限り最
大のビット速度で伝達する最大努力データ・ソースもあ
る。本発明は、異なったセル生成速度下のタイム・スロ
ットの配置付け、各データフローの処理能力及びサービ
スの品質を保証する方法及びシステムを提供するもので
ある。
する場合、非同期式ネットワーク上の装置はセルを配置
し、適宜出力ビット・ストリームのタイム・スロット中
に書き込まなければならない。非同期式ネットワーク上
の装置は3種類の異なった通信形態の通信ソースを受信
できる。つまり可変速度、一定速度及び最大努力通信ソ
ースである。
タイム・スロットはN個の連続タイム・スロットを含む
一連の時間単位、つまり周期に構成される。この内のN
は1より大きい定数である。各周期はまた幾つかのより
小さな単位、ラウンドに分割され、各ラウンドには一定
ではない個数のタイム・スロットが含まれている。以下
の説明では次の定義を使用する: ・nはセル・ソースの個数を表わす。 ・iはセル・ソースの第1から第nまでの指標を表わ
す。 ・Si は第i番目のセル・ソースを表わす。 ・bm(Si )は与えられた各周期の平均セル到達数を
表わす。 ・bp(Si )は与えられた各周期の最高セル到達数を
表わす。 ・bm(Si )はSi の平均セル生成率の略称である。 ・bp(Si )はSi の最高セル生成率の略称である。
速度bm(Si )でセルを生成すると仮定できるが、可
変速度のセル・ソースは最高速度bp(Si )でもセル
を生成できる。一定速度(CBR)のセル・ソースは平
均速度bm(Si )でセルを生成する。可変速度及び一
定速度のセルは伝送の際、すべてサービス品質の要求、
つまり各周期内において生成したセルはすべて伝送され
なければならないと言う要求を持っている。しかし最大
努力セル・ソースはサービス品質の要求は持っておら
ず、生成したセルが極力伝送されるよう希望するだけで
ある。
である。各セル・ソースは各自のサービスの品質要求に
基づきランダムにセルを生成する。セルが生成された
後、即座に伝送されない場合には、緩衝装置内に一時保
存されるか廃棄される。サービス品質の要求(可変速度
または一定速度)を持っている第i番目のセル・ソース
(Si )はすべて一対の計数器、つまり平均セル計数器
Mi 及び最高セル計数器Pi を持っている。1周期の開
始時、Si の計数器Mi はbm(Si )に設定され、計
数器Pi はbp(Si )に設定される。もし一定速度の
セル・ソースがP i =Mi と設定されるならば、長さN
の周期内においては、次の数式が得られる:
以下でなければならないのである。しかしNはすべての
最大速度の総和を越えなければならないとは限らない。
事実上、Nがすべての最大速度の総和を下回る場合に
は、ある程度の統計的多重化ゲインGに到達することが
できるのであり、Gは次の通り定義される:
ビット・ストリームのタイム・スロットを同期基準とす
る)において、部分的可変速度または一定速度のセル・
ソースはセルの出力を指定され、連続的ラウンドがビッ
ト・ストリームのタイム・スロット上に形成される。つ
まり各ラウンド中で、指定された各セル・ソースが「訪
問」され、順番に指定されたセル・ソースのセルが出力
ビット・ストリームのタイム・スロット中に投入され
る。そしてこれらの指定されたセル・ソースのセルがビ
ット・ストリーム上にラウンドを形成する。可変速度ま
たは一定速度の各セル・ソースは「訪問」されると、計
数器Mi 及びPi はそれぞれ1マイナスとなる。
間内において、少なくとも可変速度または一定速度のセ
ル・ソースの部分集合は訪問され、訪問された各セル・
ソースはすべてセルを出力し、ビット・ストリーム上に
ラウンドを形成する。そして当該セル・ソース部分集合
の選択基準は次の通りである:周期開始時、各セル・ソ
ースはすべて1個の優先状態を指定されるが、一定速度
及び可変速度のセル・ソースの優先状態には下記の3種
類がある: 状態1:Pi >0,Mi >0、かつ第i番目のセル・ソ
ースSi ではセルが待機し、伝送を待っている。 状態2:Pi >0,Mi ≦0、かつ第i番目のセル・ソ
ースSi ではセルが待機し、伝送を待っている。 状態3:Pi ≦0,Mi ≦0、または第i番目のセル・
ソースSi には待機し、伝送を待っているセルがない。
基づき指定されたセル・ソースの部分集合を選択する。
もし優先状態の最高が状態1ならば、当該部分集合には
状態1のセル・ソースがすべて含まれる。優先状態の最
高が状態2ならば、当該部分集合には状態2のセル・ソ
ースがすべて含まれる。優先状態の最高が状態3なら
ば、セル・ソースの部分集合は形成されず、すべての最
大努力セル・ソースの中からセル・ソースが選択され、
そのセルが出力ビット・ストリームのタイム・スロット
中に伝送される。そして最大努力セル・ソースはすべて
公平に選択され、機会がありさえすれば、単一セルのラ
ウンドを形成する。
のセル・ソースが状態1にあり、別のセル・ソースは状
態2にある場合を考えてみると、このような状態では、
状態1のセル・ソースはすべてセルが伝送され、ラウン
ドを形成する。そして次のタイム・スロットが到達する
前に、各セル・ソースは再度自己の状態を検査し、次の
タイム・スロット中で、上記のタイム・スロット形成手
順を繰り返す。
に、すでに伝送したセルの個数が依然として平均セル数
より下回ることを指定し、状態2はあるセル・ソース
に、すでに伝送したセルの個数が平均セル数を上回るが
最大セル数より下回ることを指定し、状態3は最大努力
セル・ソースを指定するのである。以下はセル・スケジ
ューリング演算法に基づき書き上げた疑似コードであ
る。この内S0 は最大努力セル・ソースの部分集合を表
わし、S1 は状態1のセル・ソース部分集合、S2 は状
態2のセル・ソース部分集合を表わし、S3 は状態3の
セル・ソース部分集合を表わしている。そしてS'及び
S’0 は暫定的集合変数である。 ステップ1:Pi =bp(Si )とする。かつMi =b
m(Si )、すべてに対し≦i≦n。 ステップ2:S0 ={最大努力セル・ソース} S1 ={S1 ,S2 ,S3 ,…Sn }−S0 S2 =Φ,S3 =Φ,S’0 =Φ ステップ3:i=0,S’0 :=S0 ; S1中で現在処理待ちのセルがないセル・ソースSk をS
3 に移す; while(i<N)do { if(S1 ≠Φ) { S':S1; while(S'≠Φ)do { S'中からセル・ソースSk を選択する; Sk の最前列のセルを周期内の次ぎの空のタイム・ス ロットに移す; S':=S'−Sk ;i++; Pk --; Mk --; 検査し、Sk の優先状態を再設定する; if(Sk の状態が“状態2”に変わっている)then Sk をS1 からS2 に移す; if(Sk の状態が“状態3”に変わっている)then Sk をS1 からS3 に移す; } goto round; } else if (S2 ≠Φ) { S':=S2 ; while (S' ≠Φ) { S'中からセル・ソースSk を選択する; Sk の最前列のセルを周期内の次ぎの空のタイム・ス ロットに移す; S':=S'−Sk ;i++; Pk --; 検査し、Sk の優先状態を再設定する; if(Sk の状態が“状態2”に変わっている)then Sk をS1 からS2 に移す; if(Sk の状態が“状態3”に変わっている)then Sk をS1 からS3 に移す; } goto round: } else { S'中から最大努力セル・ソースSk を選択する; Sk の最前列のセルを周期内の次ぎの空のタイム・ス ロットに移す; S'0 :=S'0 −Sk ;i++; } round: if(S'0==ф)then S'0 :S0 ; 検査し、S3 中の各セル・ソースの優先状態を再設定 する; } 図4はセル配列の第1の例であり、s1 及びs2 は可変
速度のセル・ソース、s3 は最大努力セル・ソースであ
り、周期の長さはN=15である。s1 及びs 2 の平均
速度はそれぞれbm(s1 )=3及びbm(s2 )=
5、最高速度はそれぞれbp(s1 )=10及びbp
(s2 )=7である。従ってs1 及びs2 の計数器Pi
及びMi は各周期の開始時、それぞれP1 =10,M1
=3,P2 =7及びM2 =5と設定される。図4で、小
さな長方形はセルの生成を表わしており、併せてセル生
成のタイム・スロットの位置を指示している。小さな長
方形内の数字は配列後の当該セル所属のラウンドを示し
ている。
c1 ,c2 及びc3 をそれぞれs1 ,s 2 及びs3 が生
成する。可変速度のセル・ソースs1 及びs2 はT=1
の時、セルが伝送を待って待機しており、計数器P1 ,
M1 ,P2 及びM2 は0を上回っている。従ってs1 及
びs2 はT=1の時、すべて状態1にあるため、c1 及
びc2 が第一のラウンドを形成し、併せてそれぞれ周期
内の第1及び第2のタイム・スロットを占める。そして
計数器P1 ,M1 ,P2 及びM2 はすべて1マイナスさ
れ、P1 =9,M1 =2,P2 =6及びM2 =4とな
る。
らのセルも生成せず、可変速度のセル・ソースs1 及び
s2 ではセルが伝送を待って待機していない。従ってs
1 及びs2 は状態3に移行し、第2のラウンドは単一セ
ルc3 を内に含み、周期内の第3のタイム・スロットを
占める。タイム・スロットT=3の場合、s3 はセルc
4 を生成し、T=2の場合と同様、s1 , s2 は依然と
して状態3にあるため、第3のラウンドは最大努力セル
・ソースs3 のセルc4 により形成され、周期内の第4
のタイム・スロットを占める。
らのセルも生成せず、なんらのラウンドも形成しない。
タイム・スロットT=5の場合には、s2 がセルc
5 を、s3 がセルc6 を生成する。この時s1 は待機セ
ルがないため依然として状態3にある。s2 はセルc5
が待機中であり、計数器P2 及びM2 は共に0を上回っ
ている。従ってs2は状態1に移行する。併せてセルc
5 が選択されて第4のラウンドを形成し、周期内の第5
のタイム・スロットを占める。同時にs2 の計数器はP
2 =5及びM 2 =3となる。
がセルc7 を生成する。この時s1は待機セルがないた
め依然として状態3にある。s2 はセルc7 が待機中で
あり、計数器P2 及びM2 は共に0を上回っており、s
2 は状態1のままであるため、セルc7 が第5のラウン
ドを形成し、併せて周期内の第6のタイム・スロットを
占める。同時にs2 の計数器はP2 =4及びM2 =2と
なる。
がセルc8 を生成する。この時s1は待機セルがないた
め依然として状態3のままである。s2 はセルc8 が待
機中であり、計数器P2 及びM2 は共に0を上回ってお
り、s2 は状態1のままであるため、セルc8 が第6の
ラウンドを形成し、併せて周期内の第7のタイム・スロ
ットを占める。同時にs2 の計数器はP2 =3及びM2
=1となる。
がセルc9 を、s3 がセルc10を生成する。この時s2
はセルを生成しないため、s2 は状態3に移行する。s
1 はセルc9 が待機中であり、s1 の計数器P1 及びM
1 は共に0を上回っている。従ってs1 は状態1に移行
し、s1 のセルc9 が第7のラウンドを形成、併せて周
期内の第8のタイム・スロットを占める。同時にs1 の
計数器は1だけマイナスされ、P1 =8及びM1 =1と
なる。
がセルc11を、s3 がセルc12を生成し、s3 はセルc
13も生成する。s1 及びs2 は共にセルが待機中であ
り、これらの計数器P1 , M1 , P2 及びM2 は共に0
を上回っている。従ってs1 及びs2 は共に状態1に移
行し、セルc11及びc12が第8のラウンドを形成、併せ
て周期内の第9及び第10のタイム・スロットを占め
る。同時に計数器P1 , M 1 , P2 及びM2 はすべて1
だけマイナスされ、P1 =7,M1 =0,P2 =2及び
M2 =0となる。
2 がセルc14を生成し、s1 はセルを生成しないため状
態3に移行する。s2 はセルが待機中であり、計数器P
2 は0を上回っているがM2 は0を上回っていないた
め、s2 は状態2に移行する。しかしs2 が目下の所最
高の状態を保持しているため、第9のラウンドはセルc
14が形成し、併せて周期内の第11のタイム・スロット
を占める。同時に計数器P2 は1だけマイナスされ、P
2 =1となる。
2 がセルc15を生成し、s1 はセルを生成しないため依
然として状態3のままである。s2 はセルが待機中であ
り、計数器P2 は0を上回っているがM2 は0を上回っ
ていないため、s2 も状態2のままである。s2 が目下
の所最高の状態を保持しているため、第10のラウンド
はセルc15が形成し、併せて周期内の第12のタイム・
スロットを占める。同時に計数器P2 は1だけマイナス
され、P2 =0となる。
1 がセルc16を、s3 がセルc17を生成し、この時s2
はセルを生成せず、伝送を待って待機しているセルもな
く、その上s2 の計数器P2 , M2 も共に0であるた
め、s2 は状態3に移行する。s1 はセルが待機してお
り、計数器P1 は0を上回っているが、M1 は0を上回
っていないため、s1 は状態2に移行する。s1 が最高
の状態を保持しているため、第11のラウンドはセルc
16が形成し、併せて周期内の第13のタイム・スロット
を占める。同時に計数器P1 は1だけマイナスされ、P
1 =6となる。
1 ,s2 及びs3 は共にセルを生成せず、s1 及びs2
は伝送を待って待機しているセルもないため、s1 及び
s2は共に状態3に移行する。しかしこの時s3 はセル
c6 が待機しているため、セルc6 が第12のラウンド
を形成し、併せて周期内の第14のタイム・スロットを
占める。
1 がセルc18を、s2 がセルc19を生成する。この時s
1 の計数器P1 は0より大きく、M1 は0であるため、
s1は状態2に移行する。s2 の計数器P2 及びM2 は
共に0であるため、s2 は状態3に移行する。s1 が最
高の状態2を保持しているため、セルc18が第13のラ
ウンドを形成し、併せて周期内の第15のタイム・スロ
ットを占める。計数器P1 も1だけマイナスされ、P1
=5となる。
セルはすべてが周期中に出力されるわけではない、例え
ば、c10,c13及びc17である。これらのセルは一時的
に緩衝エリア内に保存され、次の周期を待っている。最
大努力セル・ソースにはリアルタイムの制限がないた
め、次の周期で出力されたとしても受信可能なのであ
る。当該周期内において、可変速度または一定速度のセ
ル・ソースが生成したセル、例えば、c19は出力されな
ければ、当該セル・ソースのサービスの品質要求に基づ
き廃棄、または待ち行列となる。c19は最大セル生成個
数を達成した後、改めて生成されたため、システムの状
況に基づき、廃棄または待ち行列と決定することが可能
である。セルの過剰生成(サービスの品質要求を超過す
る)を避けるため、セル・ソースの側にトラフィック管
理または流量制御処理を施すことも可能である。 参照文献:C.Rosenberg&B.Lague,
“A Heuristic Search for S
ource Policing in ATMNetw
orks”,IEEE/ACM Trans.on N
etworking,vol.2,no.4,Aug
1994,p.387−397;X.Wu,I.Lam
badaris,H.Lee&A.Kaye,“A C
omparative Study of Some
Leaky Bucket Network Acce
ss Schemes”,Proc of the I
EEE ICC 1994,May 1994,p.1
586−1591。
2 は可変速度のセル・ソースであり、s3 は一定速度の
セル・ソースである。各セル・ソースの速度はそれぞ
れ:bm(s1 )=3,bp(s1 )=10,bm(s
2 )=5,bp(s2 )=7及びbm(s3 )=4と仮
定する。従って計数器は周期の開始時、それぞれP1 =
10,M1 =3,P2 =7,M2 =5及びP3 =M3 =
4と設定される。そして周期の長さNは依然として15
である。
2 及びs3 がそれぞれセルc1 ,c 2 及びc3 を生成す
る。各セル・ソースはすべてセルが待機中であり、計数
器P 1 >0,M1 >0,P2 >0,M2 >0,P3 >0
及びM3 >0であるため、s 1 ,s2 及びs3 はすべて
状態1に移行する。従って第一のラウンドはc1 ,c 2
及びc3 が形成し、併せて周期内の第1、第2及び第3
のタイム・スロットを占める。同時に計数器はすべて1
マイナスされ、P1 =9,M1 =2,P2 =6,M2 =
4及びM3 =P3 =4となる。
には、セル・ソースはなんらのセルも生成せず、伝送を
待って待機しているセルもないため、どのようなラウン
ドも形成されない。タイム・スロットT=4の場合、s
2 はセルc4 を生成し、計数器P2 及びM 2 は共に0を
上回っているため、s2 は状態1に移行する。s1 及び
s3 はセルが待機していないため、依然として状態3に
ある。この時状態1が最高の状態であるため、第2のラ
ウンドはセルc4 が形成し、併せて周期内の第4のタイ
ム・スロットを占める。同時に計数器P2 及びM2 は1
マイナスされ、P2 =5及びM2 =3となる。
がセルc5 を、s3 がセルc6 を生成し、計数器P2 >
0,M2 >0,P3 >0及びM3 >0であるため、s2
は状態1を維持し、s3 は状態1に移行する。s1 は待
機セルがないため依然として状態3にある。この時最高
の状態は状態1である。従って第3のラウンドはc5及
びc6 が形成し、併せて周期内の第5及び第6のタイム
・スロットを占める。同時に計数器P2 ,M2 ,P3 及
びM3 は1マイナスされ、P2 =4,M2 =2,P3 =
2及びM3 =2となる。
・ソースはなんらのセルも生成しないため、s1 ,s2
及びs3 は共に状態3に移行し、ラウンドも形成されな
い。タイム・スロットT=7の場合には、s2 がセルc
7 を生成し、計数器P2 及びM2 は共に0を上回ってい
るため、s2 は状態1に移行し、この時s1 及びs 3 は
待機セルがないため、依然として状態3のままである。
最高の状態は状態1であるため、第4のラウンドはc7
が形成し、併せて周期内の第7のタイム・スロットを占
める。同時に計数器P2 及びM2 は1マイナスされ、P
2 =3及びM 2 =1となる。
がセルc8 を生成し、計数器P1 及びM1 は共に0を上
回っているため、s1 は状態1に移行する。この時s2
及びs3 はセルを生成しないため、状態3に移行する。
従って第5のラウンドはセルc8 が形成し、併せて周期
内の第8のタイム・スロットを占める。同時に計数器P
1 及びM1 は1マイナスされ、P1 =8及びM1 =1と
なる。
s1 , s2 及びs3 がそれぞれセルc9, c10及びc11
を生成し、各セル・ソースはすべてセルが待機中であ
り、計数器は0を上回っている、つまりP1 >0,M1
>0,P2 >0,M2 >0,P3 >0及びM3 >0であ
る。従って各セル・ソースはすべて状態1に移行し、セ
ルc 9 ,c10及びc11が第6のラウンドを形成、併せて
周期内の第9、第10及び第11のタイム・スロットを
占める。同時に計数器はすべて1だけマイナスされ、P
1 =7,M1 =0,P2 =2,M2 =0及びP3 =M3
=1となる。
2 がセルc12を生成し、計数器M2は0に等しくP2 は
0を上回っているため、s2 は状態2に移行する。この
時s 1 及びs3 はセルを生成しないため状態3に移行す
る。最高の状態はs2 の状態2であるため、第7のラウ
ンドはセルc12が形成し、併せて周期内の第12のタイ
ム・スロットを占める。同時に計数器P2 は1だけマイ
ナスされ、P2 =1となる。
2 がセルc13を生成、s3 はセルc14を生成するが、s
2 は依然として状態2(P2 が依然として0より大きい
ため)のままである。s3 の計数器P3 及びM3 は共に
0を上回っているため、s3は状態1に移行する。s1
は待機中のセルがないため状態3のままである。この時
s3 が最高の状態1を保持しているため、第8のラウン
ドはセルc14が形成し、併せて周期内の第13のタイム
・スロットを占める。同時に計数器P3 , M3は1だけ
マイナスされ、P3 =M3 =0となる。
1 がセルc15を生成するため、s1は状態2(P1 >
0,M1 =0のため)に移行し、s2 は依然として状態
2(セルc13がまだ待機中であるため)のままである。
s3 はセルを生成せず、計数器P3 及びM3 も共に0に
等しいため、s3 は状態3に移行する。この時s2 及び
s3 は共に最高の状態2を保持しているため、第9のラ
ウンドはセルc13及びc 15が形成し、併せて周期内の第
14及び15のタイム・スロットを占める。同時に計数
器P1 及びP2 は1だけマイナスされ、P1 =6及びP
2 =0となる。
1 及びs2 がセルc16及びc17を生成する。しかしこの
周期にはすでにセルを伝送するためのタイム・スロット
がないため、残ったセルは必要な配置計画に基づき、廃
棄または待ち行列とされる。以上の処理は一般の処理装
置で実行することができる。例えば、ネットワーク10
の結節点内に、IntelTMP5TM処理装置を設置すれ
ば、本発明を実行することは可能である。しかし特別に
本発明に対応して設計された処理装置では、より良好な
成果が得られる。特別な処理装置とは伝統的なバケット
あふれ回路を基礎としたものである。図6は伝統的なバ
ケットあふれ回路である。基本的にはセル・ソースから
送られてきたセルは先ず先入れ先出緩衝エリア、または
待ち行列装置52に投入される。待ち行列装置の最先端
には交換機54があり、待ち行列エリアの第一のセルの
受入れに責任を負っている。交換機54はトークン制御
信号も受取り、トークン制御信号を受取るごとに、交換
機54は待ち行列装置52の最先端のセルを送り出して
いる。
ある。セル入力ユニット100は二重バケットあふれ回
路として設計されている。この回路の目的はセル・ソー
スのセルに対し優先状態を設定することにある。各セル
・ソースSi に対してはすべて1個のセル入力ユニット
が配置されている。セル入力ユニットの出力は3個に分
かれ、それぞれ出力Bi (最大努力セル)、出力P
i (最大セル)及び出力M i (平均セル)である。この
3個の出力はそれぞれ異なった優先状態を表示してい
る。その順序は出力Mi (最高)>出力Pi (2番)>
出力Bi (最低)である。セルがセル入力ユニットに進
入後、我々が設計した回路では当該セルの優先状態を判
断し、適当な出力端末に出力する。セル入力ユニットか
ら出力されたセルは別の優先状態の回路を経由して、周
期上に適切なラウンドを形成する。
のタイプに基づき、待ち行列装置110または待ち行列
装置120に投入される。もし当該セルが最大努力セル
・ソースに属するものである場合には、待ち行列装置1
20に投入され、出力端末B i から出力される。最大努
力セル・ソースに属するものでない場合には、セルは待
ち行列装置110に投入される。交換機130は待ち行
列装置110の最先端に置かれ、待ち行列装置110の
最前列のセルを第一の出力0に投入するかまたは第二の
出力1に投入するかを決定する。第一の出力0に投入さ
れたセルは廃棄または再度待ち行列装置110に戻され
る。第二の出力1に投入されたセルは待ち行列装置14
0に受け入れられる。待ち行列装置140の先端には交
換機150があり、セルの出力端末Pi または出力端末
Mi までの伝送に責任を負っている。
はそれぞれ交換機130及び150に向けてトークンを
生成する。トークン生成回路160には2個のAND論
理ゲート162及び164、及びシフトレジスタ166
が1個ある。リセット信号が到達すると、シフトレジス
タ166は一連の“1”ビットを書取るが、これらの
“1”ビットの個数は当該セル・ソースの最大セル数b
p(Si )にちょうど等しくなる。処理装置のクロック
パルスはタイム・スロットと同期であり、タイム・スロ
ットのクロックパルスが到達すると、一時記憶装置16
6はビット1個をAND論理ゲート162及び164に
送り出す。
O)を出力し、待ち行列装置が空であるか否かを指示す
る。もし信号が“1”ならば、待ち行列装置にはセルが
待機していることを表示し、信号が“0”ならば、待ち
行列装置は空であることを表示している。この列先頭信
号はAND論理ゲート162に入力され、当該信号の補
数がAND論理ゲート164に入力される。そしてAN
D論理ゲート162の出力端末からはトークン信号が交
換機130に出力される。トークン信号が論理“0”な
らば、待ち行列装置110の最前列のセルは出力0(廃
棄またはフィードバック)と出力される。トークン信号
が論理“1”ならば、待ち行列装置110の最前列のセ
ルは出力1(待ち行列装置140)と出力される。論理
ゲート164の出力端末もシフトレジスタ166にフィ
ードバックする。この目的は待ち行列装置110が空の
際に、一時記憶装置が送り出したビットを補填すること
にある。つまり待ち行列装置110にセルがある場合
に、やっと一時記憶装置166はビットを送り出す。
論理ゲート172及び174、及びシフトレジスタ17
6が1個ある。リセット信号が到達すると、シフトレジ
スタ176は一連の“1”ビットを書取り、これらの
“1”ビットの個数は当該セル・ソースの平均セル数b
m(Si )にちょうど等しくなる。タイム・スロットの
クロックパルスが到達すると、一時記憶装置176はビ
ット1個をAND論理ゲート172及び174に送り出
す。
O)を出力し、待ち行列装置が空であるか否かを指示す
る。もし信号が“1”ならば、待ち行列装置にはセルが
待機していることを表示し、信号が“0”ならば、待ち
行列装置は空であることを表示している。この列先頭信
号はAND論理ゲート172に入力され、当該信号の補
数がAND論理ゲート174に入力される。そしてAN
D論理ゲート172の出力端末からはトークン信号が交
換機150に出力される。トークン信号が論理“0”な
らば、待ち行列装置140の最前列のセルは出力端末P
i に出力され、トークン信号が論理“1”ならば、待ち
行列装置140の最前列のセルは出力端末Mi に出力さ
れる。論理ゲート174の出力端末もシフトレジスタ1
76にフィードバックする。この目的は待ち行列装置1
40が空の場合、一時記憶装置が送り出したビットを補
填する点にある。つまり待ち行列装置140にセルがあ
る場合に、やっと一時記憶装置176はビットを送り出
すのである。
70の真理値表である。この表は、いつトークンが生成
され、いつシフトレジスタ166及び176送り出すビ
ットを補充するか否かを表わしている。
は一定速度ならば、シフトレジスタ166は開始時に、
bp(Si )個のビットを含むようリセットされ、シフ
トレジスタ176はbm(Si )個のビットを含むよう
リセットされる。そしてSiのセルは待ち行列装置11
0に投入される。Si が最大努力セル・ソースならば、
そのセルは待ち行列装置120に投入され、待ち行列装
置120に投入されたセルは出力端末Bi から出力待ち
行列装置に出力される。その出力周波数はクロックパル
スCLK2と同期である。
・ソースならば、そのセルは待ち行列装置110に投入
され、同時に列先頭信号(HOLO)は“1”に変わ
る。もしこの周期ですでに伝送したセル数がbp
(Si )を下回るならば、トークン生成回路160はト
ークン信号を出力し、交換機130に待ち行列装置11
0の最前列のセルを待ち行列装置140に投入させる。
また待ち行列装置110,140は共にタイムスロット
・クロックパルスの同期回路の制御を受けているため、
待ち行列装置110が出力するセルとタイムスロット・
クロックパルスは同期である。同時にシフトレジスタ1
66はビット“1”を送り出し、この周期内においては
当該ビットは改めては補充されない。
ビットを送り出すと、待ち行列装置110のセルは「出
力0」に出力され、「出力0」のセルは廃棄または待ち
行列装置110の列先頭にフィードバックされる。この
状況は正常である。シフトレジスタ166内のビットの
使用が完了する、つまりすでに伝送されたセル数がbp
(Si )に到達すると、後から来たセルの出力は制限さ
れる。
に交換機150に出力される。もしシフトレジスタ17
6がまだ“1”ビットを有しているならば、出力されて
いないセルの個数がbm(Si )を下回っていることを
表わしている。この状況下では、論理“1”のトークン
信号は交換機150に出力され、待ち行列装置140の
第一のセルは出力端末Mi から出力される。反対にシフ
トレジスタ176のビット“1”がすべて使い終わった
ならば、出力されたセルの個数がbm(Si )を上回っ
ていることを表わしている。但し、このセルはすでに待
ち行列装置140中にあり、出力されたセルの個数はb
p(Si )を下回っていることを表わしているため、待
ち行列装置140の第一のセルはPi に出力される。
の中にはJ個のセル入力ユニット100(CIU)が含
まれており、J>0である。各セル・ソースSi はすべ
て1個のセル入力ユニットCIUに対応しているため、
i=1〜Jである。それぞれNT離れた時間は1個のリ
セット信号を有しており、この内Nは周期中のタイム・
スロットの個数、Tは各タイム・スロットの時間長であ
る。リセット信号が到達すると、各セル入力ユニット1
00は対応する最大及び平均セル数、bp(S i )及び
bm(Si )を受取り、シフトレジスタ166及び17
6(図7)のためにトークン信号を生成する。処理装置
200には2個のデージー連鎖遅延回路210及び22
0も含まれている。遅延回路210及び220上の2個
の遅延素子は長さT/Jの遅延時間を生成し、遅延回路
210はタイム・スロットのクロックパルスを遅延さ
せ、遅延回路220はクロックパルスCLK2を遅延さ
せる。第i番目のセル入力ユニット100はi個のT/
J時間経過後、タイム・スロットのクロックパルス及び
CLK2クロックパルスを受取る。この種の遅延回路は
各セル入力ユニットから順番にセルを出力させる。
セルは、セル母線222を経由して待ち行列装置230
に出力される。同様にセル入力ユニット100中の最高
優先セルは、最大セル母線224から待ち行列装置24
0に出力される。またセル入力ユニット100中の平均
優先セルは、セル母線226を経由して待ち行列装置2
50に出力される。但し、注意しなければならないの
は、すべてのセル入力ユニット100は平行または同等
の方式でこれらのセルを出力する訳ではなく、順番方式
で作動すると言う点である。従って同一時間内において
は、各母線中で只1個のセルだけが出力される。
列装置230,240及び250中のセルを最後の出力
端末に出力する。この優先回路には2個のAND論理ゲ
ート262及び264が含まれている。論理ゲート26
2は待ち行列装置250の列先頭信号(HOLO)の補
数、待ち行列装置240の列先頭信号及び周期Tのクロ
ックパルスを受取る。論理ゲート264は待ち行列装置
250及び待ち行列装置240の列先頭信号の補数、待
ち行列装置230の列先頭信号及び周期Tのクロックパ
ルスを受取る。そして論理ゲート262は待ち行列装置
250の列先頭信号により閉鎖または作用を停止され、
論理ゲート264は待ち行列装置250または240の
列先頭信号により閉鎖される。従って待ち行列装置25
0中にセルが待機していると、待ち行列装置240及び
250中のセルはすべて出力されず、待ち行列装置25
0中にセルがなく待ち行列装置240及び230には共
にセルがある場合にも、待ち行列装置230のセルは出
力されない。待ち行列装置250及び240に共にセル
がなくなって、やっと待ち行列装置230は出力の権利
を得るのである。論理ゲート264及び262に加わる
クロックパルスは、優先指数の比較的高いセルが到達し
た場合に、出力の機会を獲得することを保証するもので
あり、優先状態が比較的低いセルが予め出力周期のタイ
ム・スロットを占めることを避けるためである。
0はわずかT/J秒の時間でセルに優先状態を割当て
る。セルの入力速度が155Mbit/sec、各セル
の長さが64bytesで、セル母線222,224,
226のサイズが32ビットならば、各セル入力ユニッ
ト100はセルの出力に64×8/32=16個のクロ
ックパルスが必要である。各クロックパルスの周期がC
秒であれば、Jこの数値は以下の数式から推算すること
ができる: 16・C・J≦8・64/155・106 クロックパルスが100MHzの場合、数値Jは21で
あり、これは可変速度及び一定速度のセル・ソースにつ
いて計算したものである。セル入力ユニット100のセ
ルの到達速度が低く、例えば、25.6Mbit/se
cならば、数値Jは120となる。しかし最大努力セル
その個数は無制限である。なぜならセル入力ユニット1
00中で、そのクロックパルスと可変速度または一定速
度のセルとは別のものだからである。
ースが不均一な方式でセルを生成するモデルを仮定して
みると、この種の不均一なセル・ソースは帯状の連続し
た時間ton内にセルを生成し、2個の帯状のセル生成時
間の間はセルを生成しない時間toff で隔てられてい
る。tonE[ton]及びE[toff ]となり、併せてt
onの時、セルの到達率をポアソン・ランダム変数Xと
し、E[X]=λとすると、可変速度のセル・ソースの
出力チャネル・サイズに対する使用率ρは次の通りとな
る:
・ソースの最高速度Bp 及び平均速度BM は次の通りと
なる:
ム・スロットのセル到達率はポアソン・ランダム変数X
c と表示することができ、E[Xc ]=λc とするとB
p =BM =λcNとなる。最大努力セル・ソースについて
は、メッセージを基礎とするセル・ソースを仮定してみ
ると、各タイム・スロットにおいて、メッセージ到達の
確率はある種の確率分布に基づいており、各メッセージ
に含まれているセルの個数は別のランダム変数とするこ
とができる。メッセージの到達率をポアソン分布、その
変数をλ bcとすると、メッセージの長さは指数分布とな
り、平均値はωとなる。
Rと伝統的な加重ラウンド・ロビン配列法WRRを比較
するため、5個のセル・ソースを配列し例示してみる。
その詳細データは以下の通りである: セル・ソース1:可変速度,Bp =10,BM =3,E[ton]=15,E[t off ]=35, λ=0.6667 セル・ソース2:可変速度,Bp =7,BM =5,E[ton]=15,E[tof f ]=6,λ=0.47 セル・ソース3:最大努力,λbc=0.001 ,0.002 ,...,0.009 ,ω=30 セル・ソース4:最大努力,λbc=0.001 ,0.002 ,...,0.009 ,ω=30 セル・ソース5:最大努力,λbc=0.001 ,0.002 ,...,0.009 ,ω=30 より正確に比較するため、三組の加重指数を伝統的な加
重ラウンド・ロビン配列法に使用した。加重指数の組は
(W1 ,W2 ,W3 ,W4 ,W5 )と表示している。こ
の内W1 はセル・ソース1の加重指数、W2 はセル・ソ
ース2の加重指数、W3 はセル・ソース3の加重指数、
W4 はセル・ソース4の加重指数、W5はセル・ソース
5の加重指数である。第一組の加重指数は可変速度のセ
ルその最大速度を基礎としており、最高速度加重指数組
と呼ぶ。その数値は(10,7,1,1,1)である。
第二組はセルその平均速度を基礎としており、平均加速
度加重指数組と呼ぶ。その数値は(3,5,1,1,
1)である。第三組は各セルに平均的に分配される加重
指数であり、均等加重指数組と呼ぶ。その数値は(1,
1,1,1,1)である。
ア長について行った比較である。本発明(DWRR)の
方法を使用したほか、伝統的なWRR法も使用し、数値
は最高速度加重指数組(10,7,1,1,1)を選択
している。図10は伝統的なWRR法及びDWRR法を
使用し、セル・ソース3の最大緩衝エリア長について行
った比較である。ここでもその数値は(10,7,1,
1,1)を使用している。図9中で、2種類の方法の結
果は共に良好である。しかしDWRR法が必要とする緩
衝エリアのスペースはより小さくなっている。図10中
では、WRRはDWRRより劣っている。最大努力セル
の総到達率が20%に達した時、WRR法を使用した場
合の緩衝エリア長は急激に増加し始める。しかしDWR
R法を使用した場合には、緩衝エリア長は最大努力セル
の総到達率が50%に達した時にやっと増加する。
により、セル・ソース1,2の最大緩衝エリア長に対し
て行った比較である。ここでは加重指数組(3,5,
1,1,1)を選択している。図12は同様の環境下で
セル・ソース3の最大緩衝エリア長に対して行った比較
である。図11中では、WRRを使用したセル・ソース
1及び2の最大緩衝エリア長は図9の結果より若干高く
なっている。図12中では、最大努力セル・ソースの緩
衝エリア長は依然として最大努力セルの総到達率が20
%に達した時に増加し始めており、増加の程度が図10
より緩やかなだけである。
衝エリア長を比較したものである。この内WRR法には
加重指数組(1,1,1,1,1)を使用している。図
14中では、最大努力セル・ソース3にWRR法を使用
した結果はDWRRに非常に接近している。しかし図1
3中ではセル・ソース1,2にWRR法を使用した後、
その最大緩衝エリア長は非常に大きくなっており、DW
RR法がやはりWRR法より優れている。
重ラウンド・ロビン配列法及び構造は、非同期式通信ネ
ットワーク上で、セルを適当なタイム・スロットに配置
するのに適しているのである。各タイム・スロットの時
間内において、各セル・ソースは複数の優先状態の内の
いずれかに属しているが、その優先状態は以下の状況に
基づいて指定される: (1) セルが伝送を待って待機しているか否か;及び(2)
この時以前に同一周期内ですでにどれだけのセルを送り
出したか。
のセルが選択され、当該セル・ソースがセルを出力し、
周期内にラウンドを形成する。
ワーク上に動態的加重ラウンド・ロビン処理法及び装置
を提供し、複数の通信装置からのセルの伝送及び配置を
処理しようとするものである。各セル・ソースは各タイ
ム・スロットの時間内においてすべて優先状態を持って
おり、この優先状態は各種の異なった要因に付随し変化
するのである。本発明は各セル・ソースの多重化及びス
ケジューリングを準備する際、より一層の公平性を達成
し、同時に各セル・ソースのサービスの品質要求、例え
ば、可変速度、一定速度または最適セル・ソースを満足
するものである。この公平性の改善は各通信装置上の緩
衝メモリの面積減少の要求にも明らかに答えるものであ
る。
明する図である。
である。
である。
ル入力ユニットの実施例を示す図である。
されている、本発明に基づき設計したスケジューラの実
施例を示す図である。
度を表わすグラフである。
程度を表わすグラフである。
程度を表わすグラフである。
程度を表わすグラフである。
程度を表わすグラフである。
程度を表わすグラフである。
Claims (11)
- 【請求項1】 複数個のセル・ソースからセルを指定
し、ビット・ストリーム中のタイム・スロットに出力す
る配列方法であって、ここでビット・ストリームは複数
個の周期に分割され、各周期には固定した個数のタイム
・スロットが含まれており、その個数はNであり、Nは
整数であり、 (a) 各セル・ソースが現在の周期中ですでに占めて
いるタイム・スロットの個数及び当該セル・ソースが処
理待ちで待機しているセルを有しているか否かに基づ
き、複数個の優先状態中からそのうち1個の優先状態を
当該セル・ソースに指定し、 (b) 優先状態が最高の各セル・ソースからセルを選
択し、その後、 (c) これらのセルに現在の周期上のタイム・スロッ
トを指定する段階よりなる方法。 - 【請求項2】 少なくとも1個のセル・ソースは可変速
度とすることができ、またこの内の優先状態は与えられ
た周期平均セル数及び周期最大セル数に基づき指定され
ることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 可変速度のセル・ソースに対応し、上記
段階(a)には、 (1) 当該可変速度セル・ソースに処理を待つセルが
待機しており、この周期中にすでに送り出されたセルの
個数が周期の平均セル数を下回っているならば、当該可
変速度セル・ソースが最高の第一優先状態を持つよう指
定し、 (2) 当該可変速度セル・ソースに処理を待つセルが
待機しており、この周期中にすでに送り出されたセルの
個数が周期の平均セル数を上回るが、周期の最大セル数
は下回っているならば、当該可変速度セル・ソースが2
番手の第二優先状態を持つよう指定する。この第二優先
状態は優先状態が第一優先状態よりは低くなっており、 (3) 上記のいずれにも該当しない場合には、第二優
先状態よりも低い優先状態、つまり第三の優先状態を当
該可変速度セル・ソースに指定する段階が含まれている
ことを特徴とする請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 少なくとも1個のセル・ソースは速度一
定のセル・ソースとすることができ、またこの内の優先
状態は与えられた周期平均セル数に基づき指定されるこ
とを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 可変速度のセル・ソースに対応し、上記
段階(a)には、 (1) 当該一定速度セル・ソースに処理を待つセルが
待機しており、この周期中にすでに送り出されたセルの
個数が周期の平均セル数を下回っているならば、当該一
定速度セル・ソースが優先状態が最高の第一優先状態を
持つよう指定し、 (2) これに該当しない場合には、一定速度セル・ソ
ースを優先状態が第一、第二優先状態よりも低い第三優
先状態に指定する段階が含まれていることを特徴とする
請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 少なくとも1個のセル・ソースは最大努
力セル・ソースとすることができ、上記段階(b)に
は、 すべてのセル・ソースが第三優先状態にあるならば、最
大努力セル・ソースを選択しセルを伝送する段階が含ま
れていることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 複数個のセル・ソースからセルを指定
し、出力ビット・ストリームに伝送する装置であって、
この内ビット・ストリームは複数個の周期に分割され、
各周期には固定した個数のセルが含まれており、その個
数はNであり、Nは整数であり、複数個の優先状態中か
ら1個の優先状態を各セル・ソースに指定する処理装置
が含まれており、その指定方法は当該セル・ソースが処
理待ちで待機しているセルを有しているか及び当該セル
・ソースがこの周期内においてすでに幾つのセルを伝送
しているかに基づいて決定され、当該処理装置は各セル
・ソースの優先状態を比較し、優先状態が最高のセル・
ソースからセルを選択し、これを現在の周期中のタイム
・スロットに出力することを特徴とする装置。 - 【請求項8】 複数個のセル・ソースから1個または数
個のセルを受取るセル多重変換装置であって、上記のセ
ルを配置し、出力ビット・ストリームに伝送し、この内
ビット・ストリームは複数個の周期に分割され、各周期
には固定した個数のセルが含まれており、その個数はN
であり、Nは整数であり、複数個の優先状態中から1個
の優先状態を各セル・ソースに指定する処理装置が含ま
れており、その指定方法は当該セル・ソースが処理待ち
で待機しているセルを有しているか及び当該セル・ソー
スがこの周期内においてすでに幾つのセルを伝送してい
るかに基づいて決定され、当該処理装置は各セル・ソー
スの優先状態を比較し、優先状態が最高のセル・ソース
のセルを選択し、これを現在の周期中のタイム・スロッ
トに出力することを特徴とする装置。 - 【請求項9】 通信ネットワーク中において、複数個の
セル・ソースから1個または数個のセルを受取るセル交
換機であって、上記のセル・ソースは一部の仮想経路を
経由し、セル交換機を通って、セルを他の仮想経路に伝
送し、当該セル交換機も受取ったセルを配置し、ビット
・ストリームに伝送し、この内ビット・ストリームは複
数個の周期に分割され、各周期には固定した個数のセル
が含まれており、その個数はNであり、Nは整数であ
り、上記のセル交換機には、複数個の優先状態中から1
個の優先状態を各セル・ソースに指定する処理装置が含
まれており、その指定方法は当該セル・ソースが処理待
ちで待機しているセルを有しているか否か及び当該セル
・ソースがこの周期内においてすでに幾つのセルを伝送
しているかに基づいて決定され、当該処理装置は各セル
・ソースの優先状態を比較し、優先状態が最高のセル・
ソースのセルを選択し、これを現在の周期中のタイム・
スロットに出力することを特徴とするセル交換機。 - 【請求項10】 セルをビット・ストリームに伝送する
際、セルの優先状態を指定するセル入力ユニットであっ
て、 セル・ソースからのセルを受取る第一待ち行列装置(F
IFO)と、 第一待ち行列装置にセルがあるかどうかを検査し、セル
があり、当該セル・ソースがこの周期中にすでに送り出
したセルの個数が周期の最大セル数を下回っているなら
ば、第一トークンを生成する第一トークン生成器と、 第一トークン及びタイム・スロットのクロックパルスを
受取り、これらの信号に基づきセルを出力する第一交換
機と、 第一交換機から伝送されたセルを受取る第二待ち行列装
置と、 第二待ち行列装置にセルがあるかどうかを検査し、セル
があり、当該セル・ソースがこの周期中にすでに送り出
したセルの個数が周期の平均セル数を下回っているなら
ば、第二トークンを生成する第二トークン生成器と、 第二トークン及びタイム・スロットのクロックパルスを
受取った場合、第二待ち行列装置中の1個のセルを第一
の出力端末に伝送し、タイム・スロットのクロックパル
スだけを受取った場合には、第二待ち行列装置中の1個
のセルを第二の出力端末に伝送する第二交換機とよりな
ることを特徴とするセル入力ユニット。 - 【請求項11】 複数個のセル・ソースからセルを受取
り、これらのセルを配置する処理装置であって、 J個のセル入力ユニットについて:J>1であり、各セ
ル入力ユニットjは1個のセル・ソースセルを受取る責
任を負っており、そしてj=1…Jであり、第j番のセ
ル処理ユニットもj−1のタイム・スロット時間が遅延
したクロックパルスを受取り、上記の各セル入力ユニッ
トは、 セル・ソースからのセルを受取る第一待ち行列装置(F
IFO)と、 第一待ち行列装置にセルがあるかどうかを検査し、セル
があり、当該セル・ソースがこの周期中にすでに送り出
したセルの個数が周期の最大セル数を下回っているなら
ば、第一トークンを生成する第一トークン生成器と、 第一トークン及びタイム・スロットのクロックパルスを
受取り、これらの信号に基づきセルを出力する第一交換
機と、 第一交換機から伝送されたセルを受取る第二待ち行列装
置と、 第二待ち行列装置にセルがあるかどうかを検査し、セル
があり、当該セル・ソースがこの周期中にすでに送り出
したセルの個数が周期の平均セル数を下回っているなら
ば、第二トークンを生成する第二トークン生成器と、 第二トークン及びタイム・スロットのクロックパルスを
受取った場合、第二待ち行列装置中の1個のセルを第一
の出力端末に伝送し、タイム・スロットのクロックパル
スだけを受取った場合には、第二待ち行列装置中の1個
のセルを第二の出力端末に伝送する第二交換機と、 J個のセル入力ユニットの第一出力端末に接続する第一
出力待ち行列装置と、 J個のセル入力ユニットの第二出力端末に接続する第二
出力待ち行列装置と、 第一出力待ち行列装置にセルが存在する場合、当該待ち
行列装置内のセルを選択し、第一出力待ち行列装置が空
の場合には、第二出力待ち行列装置内のセルを選択する
優先回路とよりなることを特徴とする処理装置。
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