JPH09297445A - 電子写真感光体と現像器とカラー電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体と現像器とカラー電子写真装置

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JPH09297445A
JPH09297445A JP8112455A JP11245596A JPH09297445A JP H09297445 A JPH09297445 A JP H09297445A JP 8112455 A JP8112455 A JP 8112455A JP 11245596 A JP11245596 A JP 11245596A JP H09297445 A JPH09297445 A JP H09297445A
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JP
Japan
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toner
image forming
image
forming unit
photoconductor
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JP8112455A
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English (en)
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Hajime Yamamoto
肇 山本
Hiroshi Terada
浩 寺田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体の径が大きいとトナー転写時に飛散
し、文字がにじむ。また、現像ローラの回転むらや、ゴ
ムブレードの押し当て痕により、合成色の色相むらが強
調される。さらに、高温高湿下では、現像器内部のゴム
ブレードが変形し、画像むらが発生する。また、1成分
現像器を上下逆方向に回転移動させると、像形成ユニッ
トから非磁性のトナーがこぼれ落ちて、装置内を著しく
汚染する。 【解決手段】 カラー電子写真装置で、感光体径を転写
ドラム径の1/5以下の整数比例関係にする。感光体と
同速同進行方向に回転させる現像ローラの外周長を感光
体の外周長の整数分の1にして、かつ像合成転写部の外
周長の整数分の1にした。また、現像器の構成が、トナ
ーホッパ中のトナーが弾性ブレードを重力方向下方向に
圧迫する事を防ぐ保護部材を有する。さらに、像形成ユ
ニット群の重力方向下方に現像器から落下したトナーを
受け取る部材を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタ、
カラー複写機やカラーファクシミリ等に応用できるカラ
ー電子写真装置とそれに用いる電子写真感光体と現像器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカラー電子写真装置の例として、
特開平7−36246号公報を用いてその構成を説明す
る。図12はその従来例のカラー電子写真装置の全体構
成図であり、最大プリントサイズはA4サイズの装置で
ある。この従来例では、像合成転写部として中間転写ベ
ルト102を用いている。中間転写ベルトユニット10
1は、中間転写ベルト102、第1転写ローラ103、
第2転写ローラ104、クリーナローラ105、廃トナ
ー溜め106、などを内包し、ベルト102上でカラー
像を重ね合わせる。プリンタ中央には黒、イエロ、マゼ
ンタ、シアンの各色同じ大きさのの4組の扇型をした像
形成ユニット107Bk、107Y、107M、107
Cが像形成ユニット群108を構成し、図のように円環
状に配置されている。
【0003】像形成ユニット107はプリンタ内に正規
に装着されることにより、像形成ユニット側とプリンタ
本体側の両者側の機械的駆動系統・電気回路系統が相互
カップリング部材を介して結合して機械的・電気的に一
体化する。円環状に配置されている像形成ユニット10
7Bk、107Y、107M、107Cは支持体に支持
されており、全体として移動モータに駆動され、固定さ
れて回転しない円筒状の軸109の周りに回転移動可能
に構成されている。像形成時には、各像形成ユニットは
回転移動によって順次前述の中間転写ベルト102を支
持する第1転写ローラ103に対向した像形成位置11
0に位置することができる。像形成位置110はレーザ
光111による露光位置でもある。
【0004】112はプリンタ内の下側に配設したレー
ザ露光装置である。113は光路窓口、114はミラ
ー、115は像形成ユニット107Bkの露光窓、11
6は像形成ユニット内上側に配設されている現像器、1
17は下側に配設されているクリーナ、118は直径3
0mmの感光体ドラムである。119は第3転写ロー
ラ、120は定着機である。これが、特開平7−362
46号公報の構成である。
【0005】この従来例のカラー電子写真装置を改造
し、現像器にはトナーを飛翔させ現像する1成分現像
器、いわゆるジャンピング現像器を、像合成転写部に
は、中間転写ベルトの代わりに紙を巻き付ける転写ドラ
ムを用いた装置を構成した。図13にその構成を示す。
1は直径120mmの転写ドラムである。転写ドラム1
は表面に紙を静電的に吸着させ巻き付けた後、感光体2
上のトナー像をバイアス電圧を印加することによって紙
に直接転写し、カラートナー像を合成する。
【0006】転写ドラム1は表面弾性層3、クリーナ
4、紙吸着ローラ5、紙分離帯電器6等よりなる。プリ
ンタ中央にはイエロ、マゼンタ、シアン、黒の各4組の
扇型をした像形成ユニット7Y、7M、7C、7Bkが
像形成ユニット群8を構成し、図のように円環状に配置
されている。9はプリンタ内の上側に配設したレーザ露
光装置である。レーザ光10は像形成ユニット7Yと7
Mとの間に構成された光路窓口11を通って、軸12の
一部に開けられた窓を通して軸12内の固定されたミラ
ー13に入射し、反射されて像形成位置14にある像形
成ユニット7Yの露光窓15から像形成ユニット7Y内
に進入し、像形成ユニット内上下に配設されているクリ
ーナ16と現像器17との間の光路を通って感光体ドラ
ム2の左側面の露光部に入射し母線方向に走査露光され
る。感光体2に形成されたトナー像は転写ドラム1上の
紙に転写される。次に、像形成ユニット群8は矢印Q方
向に80゜回転移動し、マゼンタの像形成ユニット7M
が像形成位置14に入れ替わる。先のイエロ工程と同じ
動作を行い、転写ドラム1上の紙の上にイエロトナー像
に重ねてマゼンタトナー像が転写される。同様の動作を
さらにシアン、黒の像形成ユニットを用いて行う。紙の
上にフルカラー像が完成した後、紙を転写ドラム1から
分離帯電器6により分離し、最後に定着機18で定着す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この図13に示す従来
装置では感光体の径は30mmで、像合成転写部である
転写ドラムの径は感光体の4倍の120mmであった。
また、現像器の現像ローラの径は16mmであった。こ
の装置では、次の4つの大きな問題点が発生した。
【0008】(第1の課題) 感光体から像合成転写部
へのトナーの転写時にトナーが飛散し、文字の周辺部な
どがにじむ現象が現れ、画像品質が低下した。
【0009】(第2の課題) 現像器の現像ローラの回
転むら、いわゆるジッタや、現像ローラ上にできたゴム
ブレードの押し当て痕がそのまま感光体を経由して転写
ドラム上の紙の上の画像に現れ、各色の像を重ね合わせ
たときに合成色の色相むらが強調され低品位の画像にな
った。
【0010】(第3の課題) さらに、この図13に示
す従来装置を高温高湿下に長期間放置後プリントする
と、現像ローラ上にゴムブレードの押し当て痕が発生
し、さらにひどいときには、ゴムブレードが変形し、ト
ナー薄層を均一に形成できなくなったり、トナーの摩擦
帯電不良が発生し画像むらが発生した。
【0011】(第4の課題) さらに、この図13に示
す装置では像形成ユニット群の回転とともに1成分現像
器を上下逆方向に振り回す構成のために、像形成ユニッ
ト内部に溜まった非磁性のトナーがこぼれ落ちやすく、
装置内を著しく汚染した。
【0012】本発明の目的は、転写時のトナーの飛びち
りによる文字のにじみのない高画質のカラープリントが
得られるカラー電子写真装置用電子写真感光体を提供す
ることにある。
【0013】また、本発明の別の目的は、現像ローラの
回転むらやブレードの押し当て痕が画像に現れず、均質
な色相の合成色の得られるカラー電子写真用現像器を提
供するものである。
【0014】さらに、本発明の別の目的は、このような
ブレードの押し当て痕や、トナーの帯電不良を引き起こ
す、ブレードの変形を抜本的に解決する現像器を提供す
るものである。
【0015】さらにまた、本発明の別の目的は、1成分
非磁性トナーを用いた現像器を像形成ユニットとして構
成し、像形成ユニット群全体をプリンタ装置内部で回転
移動させるカラー電子写真装置において、トナーこぼれ
による装置内の汚染を防止することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、イエロ・シアン・マゼンタ・黒の各色ご
とに現像器と帯電器と円筒状感光体とを備えた4つの像
形成ユニットと、前記4つの像形成ユニットを円環状に
並べ配置し回転移動可能な像形成ユニット群と、前記感
光体上に形成したトナー像を単一転写位置にて転写しカ
ラー像を形成する円筒状の像合成転写部と、前記像形成
ユニット群の外側に配置されたレーザ露光装置と、前記
像形成ユニット群の略中央部に配置されたミラーと、前
記レーザ露光装置から発したレーザ光が前記ミラーに反
射された後に到達する感光体表面上の単一露光位置と、
前記単一露光位置と前記単一転写位置より構成された像
形成位置と、より構成されるカラー電子写真装置に用い
る電子写真感光体であって、前記感光体の直径が前記円
筒状像合成転写部の直径の1/5以下でかつ整数比率関
係であることを特徴とする電子写真感光体である。
【0017】また、本発明は、イエロ・シアン・マゼン
タ・黒の各色ごとに現像器と帯電器と感光体とを備えた
4つの像形成ユニットと、前記4つの像形成ユニットを
円環状に並べ配置し回転移動可能な像形成ユニット群
と、前記感光体上に形成したトナー像を単一転写位置に
て転写しカラー像を形成する像合成転写部と、前記像形
成ユニット群の外側に配置されたレーザ露光装置と、前
記像形成ユニット群の略中央部に配置されたミラーと、
前記レーザ露光装置から発したレーザ光が前記ミラーに
反射された後に到達する感光体表面上の単一露光位置
と、前記単一露光位置と前記単一転写位置より構成され
た像形成位置と、を有するカラー電子写真装置に用いる
現像器であって、トナー担持体上に非磁性トナーの薄層
を形成し感光体と略同速同進行方向に回転させ現像する
構成の現像器であって、前記トナー担持体の外周長が前
記感光体の外周長の整数分の1であって、かつ前記トナ
ー担持体の外周長が前記像合成転写部の外周長の整数分
の1であることを特徴とする現像器である。
【0018】さらに、本発明は、イエロ・シアン・マゼ
ンタ・黒の各色ごとに現像器と帯電器と感光体とを備え
た4つの像形成ユニットと、前記4つの像形成ユニット
を円環状に並べ配置し回転移動可能な像形成ユニット群
と、前記感光体上に形成したトナー像を単一転写位置に
て転写しカラー像を形成する像合成転写部と、前記像形
成ユニット群の外側に配置されたレーザ露光装置と、前
記像形成ユニット群の略中央部に配置されたミラーと、
前記レーザ露光装置から発したレーザ光が前記ミラーに
反射された後に到達する感光体表面上の単一露光位置
と、前記単一露光位置と前記単一転写位置より構成され
た像形成位置と、を有するカラー電子写真装置に用いる
現像器において、前記現像器の構成が、非磁性トナーを
収納したトナーホッパと、トナー担持体上にトナーの薄
層を形成するゴム製の弾性ブレードと、ブレード保護部
材とより構成され、前記ブレード保護部材は、前記像形
成ユニットの像形成時には前記トナーホッパ中からのト
ナーの前記現像ローラへの重力方向横方向の供給圧力を
低減して前記弾性ブレードを圧迫することを防ぎ、か
つ、前記像形成ユニットの非像形成時には前記トナーホ
ッパ中からのトナーの前記現像ローラへの重力方向下方
への圧力を低減し前記弾性ブレードを圧迫することを防
ぐことを特徴とする現像器である。
【0019】さらにまた、本発明は、トナー担持体上に
非磁性トナーの薄層を形成する構成の現像器を用いイエ
ロ・シアン・マゼンタ・黒の各色ごとに前記現像器と帯
電器と感光体とを備えた4つの像形成ユニットと、前記
4つの像形成ユニットを円環状に並べ配置し回転移動可
能な像形成ユニット群と、前記感光体上に形成したトナ
ー像を単一転写位置にて転写しカラー像を形成する像合
成転写部と、前記像形成ユニット群の外側に配置された
レーザ露光装置と、前記像形成ユニット群の略中央部に
配置されたミラーと、前記レーザ露光装置から発したレ
ーザ光が前記ミラーに反射された後に到達する感光体表
面上の単一露光位置と、前記単一露光位置と前記単一転
写位置より構成された像形成位置と、を有するカラー電
子写真装置において、前記像形成ユニット群の重力方向
下方に前記前記トナーの落下したものを受け取るこぼれ
トナー受け部材を有することを特徴とするカラー電子写
真装置である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例のカラー電
子写真装置の構成と動作について、図面を参照しながら
説明する。
【0021】本発明のカラー電子写真装置の構成につい
て図1を用いて詳細に説明する。図13とは転写ドラム
や現像器の構成が異なる。2は感光体、3は転写ドラム
34の表面弾性層、4はクリーナ、5は紙吸着ローラ、
6は分離帯電器、7は像形成ユニット、8は像形成ユニ
ット群、9はレーザ露光装置、10はレーザ光、11は
光路窓口、12は軸、13はミラー、14は像形成位
置、15は露光窓、16はクリーナ、17は現像器、1
8は定着機、19は紙である。ここで本発明では、前述
の従来例の問題点を解決するために、感光体2、転写ド
ラム34の直径が異なり、それぞれ、24mm、144
mm、であり、感光体2の径は転写ドラムの径の1/6
であり、1:6の整数比率関係にある。
【0022】ここで、像形成位置14とは、レーザ光1
0が感光体2に当たる露光位置と感光体2と転写ドラム
34とが接触する転写位置とを含む位置を示し、像形成
ユニットが時像形成動作を行う位置のことである。すな
わち、図1ではイエロ像形成ユニット7Yが存在する位
置である。
【0023】円環状に配置されている像形成ユニット7
Y、7M、7C、7Bkは支持体(図示せず)に支持さ
れており、像形成ユニット群8全体として移動手段によ
り駆動され、固定されて回転しない円筒状の軸12の周
りに矢印方向Qに回転移動可能に構成されている。
【0024】図2(ア)に黒用像形成ユニット7Bk、
(イ)にイエロ・マゼンタ・シアン用像形成ユニット7
Y、7M、7Cを示す。各像形成ユニットは、中に入れ
た現像剤と現像器の大きさだけが異なる。その他は同じ
構成部材よりなるので、説明を簡略化するため黒用の像
形成ユニット7Bkについて説明し、他色については省
略する。なお、各色用について同じ部分には同じ符号を
付し、各色の構成の区別をつける必要がある場合は符号
に各色を示す文字を付す。
【0025】図2では、各現像器は像形成位置にある状
態の配置を示しており、図面上方が重力方向上方として
図示している。図2(ア)において、10は図1にも示
したレーザ光、2はフタロシアニンを感光材料に用いポ
リカーボネート系バインダ樹脂を主体に構成した直径2
4mmの有機感光体、20は感光体をマイナスに帯電す
るコロナ帯電器、21は感光体の帯電電位を一定に制御
するグリッド、15はレーザ光が像形成ユニットに進入
する像形成ユニットの開口部である露光窓、17Bkは
黒現像器である。現像器17は、トナーホッパ22、ト
ナー担持体としての直径12mmの現像ローラ23、ト
ナーを摩擦帯電し現像ローラ23に供給する供給ローラ
24、ウレタンゴム製のブレード25等より構成され
る。従ってトナー担持体である現像ローラ23の径は感
光体2の径の1/2である。トナーホッパ22内には、
ポリエステル樹脂に黒顔料を分散したマイナス帯電性の
黒トナー26Bkが入っている。
【0026】この黒トナーは、供給ローラ24により摩
擦帯電し、ブレード25により約30μmの薄層に形成
された後、現像ローラ23表面に担持され感光体2と2
00μmのギャップを開け現像される。このとき現像バ
イアスとして、高圧電源27により−300Vの直流電
圧を重畳した750V0-p(ピーク・ツー・ピーク1.
5kV)の交流電圧(周波数3kHz)を印加した。1
6は転写後の感光体2表面に残ったトナーを清掃するク
リーナで、ゴム製のクリーニングブレード28と廃トナ
ー29を溜おく廃トナー溜30とよりなる。感光体2は
周速100mm/sで矢印方向に回転し、現像ローラ2
3は同じく周速100mm/sで感光体2と同進行方向
に回転する。点線円31は図1の像形成ユニット群8が
回転移動する際の最大外周円を示しており、これは感光
体2の最外周部の移動軌跡でもある。32は、後述する
本発明のブレード保護部材である。33はトナーホッパ
22からトナー26を供給ローラ24へと供給するアジ
テータである。
【0027】図2の(イ)図は、イエロ・マゼンタ・シ
アンの像形成ユニットであり、現像器17の大きさが、
前述の黒用現像器17Bkと異なる。図2(ア)の黒像
形成ユニット7Bkは略扇型の形状を有し、扇形の広が
り角度θは120゜である。その内訳は、クリーナ部1
6が約30゜で現像器17Bkが約90゜である。一
方、図2(イ)図に示すイエロ・マゼンタ・シアン像形
成ユニットの扇形広がり角度θは80゜であり、クリー
ナ部16は同じく約30゜であるが、現像器17は約5
0゜である。従って、黒のトナーホッパの容量は他3色
のホッパ容量に比べて1.8倍の容積を有する。一般に
黒のトナー使用量は他3色に比べ多いが、このように構
成すると、黒の像形成ユニットの交換頻度を低減でき
る。
【0028】図1に戻る。図1のプリンタは、像形成ユ
ニット群8が回転移動し像形成位置14にイエロの像形
成ユニット7Yが位置決めされ固定された状態にある。
予め、給紙カセットから送られる用紙19は、紙吸着ロ
ーラ5により転写ドラム34に巻き付けられている。
【0029】本発明に用いる像合成転写部である転写ド
ラム34の構成を図3(ア)を用い説明する。転写ドラ
ム34は、直径139mmの転写バイアス電圧を印加す
るアルミニウム製のドラム基体35上に厚さ約5mmの
導電性発泡弾性層36を形成し、さらに最表面に厚さ6
0μmのポリフッ化ビニリデンフィルム37を被覆し、
最大径を144mmにした構成である。従って、現像ロ
ーラと、感光体と、転写ドラムとは1:2:6の整数比
に設定されている。この転写ドラム34には、長さ10
0mm、深さ4mmの凹部38が形成されている。
【0030】本発明では、円筒状の像合成転写部の一部
に凹部38が形成されており、像形成ユニット群が回転
移動するときには、凹部が像形成位置に対向し、前記凹
部の外周長が、すくなくとも回転移動する感光体と像合
成転写部の最外周部とが接触し始める位置から像形成位
置の感光体の位置までの距離より長い構成であるため、
感光体表面の傷の発生を防止できる。
【0031】この転写ドラム34には紙19を表面に巻
き付けて、この紙19上にカラートナー像を順次転写重
ね合わせてフルカラー像を形成し、そののち紙19を転
写ドラム34から分離し定着する。図3(イ)は、トナ
ー像を直接転写する中間転写ドラム39を示したもの
で、本発明にはこのような中間転写ドラムを適用するこ
とも可能である。この中間転写ドラム39は転写バイア
スを印加することによって表面の高抵抗層にトナー像を
転写し、一旦この中間転写ドラム表面39上にフルカラ
ートナー像を形成した後、紙19に転写器40によりト
ナー像を転写する構成である。
【0032】再び図1に戻り、フルカラー像形成工程を
説明する。図1のプリンタは、最初にイエロの像形成工
程を行う。像形成ユニット7Yの動作を図2(イ)を用
いて説明する。グリッド21に−450Vの電圧を印加
した帯電器20により感光体2を−450Vに帯電させ
た。この感光体2にレーザ光10を照射し静電潜像を形
成した。このとき感光体の露光電位は−50Vであっ
た。この感光体2を、1成分イエロトナー26Yを担持
した現像ローラ23により現像した。このとき−450
Vに帯電し静電潜像が書き込まれた感光体2表面の通過
時には、現像ローラ23には高圧電源により、−300
Vの直流電圧を重畳した750V0-p(ピーク・ツー・
ピーク1.5kV)の交流電圧(周波数3kHz)を印
加した。すると、感光体2上には画像部にのみネガポジ
反転したイエロトナー像が形成された。このとき像形成
ユニット群8は図1に示す位置にあり、イエロの像形成
ユニット7Yが図のように像形成位置14にある。この
像形成工程の間は感光体2と転写ドラム34上の紙19
とは接触している。先に説明した像形成ユニットの像形
成工程により、イエロトナーによる像形成が行われた。
【0033】イエロのトナー像がすべて転写し終わった
直後に、像形成ユニット群8全体が移動モータに駆動さ
れて図1の矢印Q方向にちょうど80゜回転して像形成
ユニット7Mが像形成位置14に達した位置で止まっ
た。像形成ユニット群8の回転が終了し像形成ユニット
7Mが像形成位置14に到達し、感光体2の回転が一定
速度に到達すると、前と同様に今度はマゼンタの信号で
レーザ露光装置9が像形成ユニット7Mに信号光を照射
し、マゼンタのトナー像の形成と転写が行われた。この
ときまでに転写ドラム34は1回転し、マゼンタの信号
光と書き込みのタイミングが制御され、前に転写された
イエロのトナー像に次のマゼンタのトナー像が位置的に
合致するように重ね合わされた。
【0034】再び、像形成ユニット群8全体が移動モー
タに駆動されて矢印Q方向に80゜回転して像形成ユニ
ット7Cが像形成位置14に達した位置で止まった。イ
エロ・マゼンタと同様の動作を、シアンについても行っ
た。
【0035】最後に像形成ユニット群8全体が矢印Q方
向に120゜回転して像形成ユニット7Bkを像形成位
置14に入れ替え、黒トナーによる像形成を行った。転
写ドラム34上の紙には4色のトナー像が位置的に合致
して重ね合わされ、フルカラー像が形成された。用紙に
転写されたトナー像は定着機18により定着した。
【0036】以上が本発明の代表的な実施例の構成と動
作の説明である。次に図4から図11を用いて本発明の
作用効果を説明する。
【0037】図4は本発明の、感光体2の直径を円筒状
像合成転写部34の直径の1/5以下の整数比倍率にす
ることの効果を説明する図である。前記実施例では、感
光体2に直径24mmのドラムを用い、このとき転写ド
ラム34には直径が6倍の144mmのドラムを用い
た。本発明で用いた現像法は、トナーを非接触で感光体
に対向させて、空間を飛翔させて現像する、いわゆるジ
ャンピング現像法である。この現像法では、トナーを空
間飛翔し易くするために、トナーの電荷量を−3〜5μ
C/gと、従来の2成分現像剤用トナーの−10〜30
μC/gに比べて非常に低く調整している。このような
トナーを感光体から転写ドラムへと転写するときに、ト
ナー像が飛び散りやすく、不鮮明な画像になるという現
象が発生した。この現象に対して、発明者らは感光体の
径を小さくすればするほど、このトナーの飛び散りを低
減できることを見いだした。
【0038】この理由を図5を用いて考察する。図5
(ア)は直径40mm以上の大径感光体2と144mm
の転写ドラム34を用いたときの感光体2と転写ドラム
34との接触状態をしめしたものである。図5(イ)は
直径24mmの小径感光体を用いた場合である。両図と
も感光体上のトナー像26が転写ドラム34上の紙19
に転写される様子を示している。転写ドラムには+1k
Vの電圧が印加されており、マイナスに帯電したトナー
26は紙19の表面に転写される。このとき、本発明で
使用した低帯電量のトナーは飛翔現像の目的のために静
電的に非常に飛翔しやすく、この電界条件下では0.7
mmのギャップ(図中番号41の距離)から飛翔を開始
し、転写される。このとき感光体上では鮮鋭な画像であ
っても、紙19上ではトナーの飛びちりが現れ、ぼけ
る。
【0039】このようなトナーの飛びちりは、ギャップ
41が0.7mm以下になる領域、すなわち図(ア)中
42の範囲が、狭ければ狭いほど少なくなる。図(ア)
の42に比べて図(イ)の43が狭くなることはいうま
でもない。実験ではこのような低電荷量のトナーを用い
る転写プロセスでは、感光体径を転写ドラム径の1/5
以下にすれば400dpiの解像度で飛びちりを視認で
きないレベルにできると判断された。さらに、600d
pi以上の高解像度の画像を得るには、1/6以下の整
数比率にする事がさらに望ましいと判断された。本発明
の効果を得る構成には、例えば以下のような転写ドラム
と感光体の径の組み合わせがある。
【0040】 転写ドラム径:280mm、 感光体径:40mm、(1/7) 転写ドラム径:240mm、 感光体径:40mm、(1/6) 転写ドラム径:210mm、 感光体径:30mm、(1/7) 転写ドラム径:180mm、 感光体径:30mm、(1/6) 転写ドラム径:150mm、 感光体径:30mm、(1/5) 転写ドラム径:168mm、 感光体径:24mm、(1/7) 転写ドラム径:144mm、 感光体径:24mm、(1/6) 逆にトナーの飛び散り防止効果があまり認められなかっ
た組み合わせは、以下の通りである。
【0041】 転写ドラム径:180mm、 感光体径:60mm、(1/3) 転写ドラム径:160mm、 感光体径:40mm、(1/4) 転写ドラム径:120mm、 感光体径:30mm、(1/4) 次に、本発明の第2の構成の作用を図6を用いて説明す
る。本発明では、トナー担持体、すなわち現像ローラ2
3上に非磁性トナーの薄層を形成し感光体2と略同速同
進行方向に回転させ現像する構成の現像器を用いてい
る。この構成で、本発明の特徴は、現像ローラ23の外
周長が感光体2の外周長の整数分の1であって、かつ現
像ローラ23の外周長を転写ドラム31の外周長の整数
分の1に構成したことにある。
【0042】本発明では、外周長で定義したが、中間転
写ベルトを用いた場合には外周長という表現が適切であ
り、感光体ドラムや転写ドラムを用いた場合には直径と
同義である。
【0043】本発明の構成要件は、以下の4条件であ
る。 (1)現像ローラが感光体とが略同速で同進行方向に回
転すること (2)現像ローラと感光体との外周長が整数比関係にあ
ること (3)感光体と転写ドラムとが略同速で同進行方向に回
転すること (4)感光体と転写ドラムの外周長が整数比関係にある
こと ここで、現像ローラの回転むら周期が各色ごとにずれる
と、異なった色を重ね合わせたときに、合成色の色相差
が大きくなる。一方、各色の現像ローラの回転むら周期
を一致させ重ね合わせると、色相差ではなく色濃度変化
として画像に現れる。色相の差異に表示の意味を持たせ
ることの多いビジネス用のカラープリントでは、色相差
は色濃度むらよりも好ましくない。本発明の現像器は、
現像ローラ上にゴムブレードを押し当て留構成のため、
ときとして現像ローラ23上にブレード25の押し当て
痕が現れる。また高温高湿下で長期間放置すると、使用
したゴムブレード25が変形することがある。このよう
なときには現像ローラの回転周期で現像むらが発生す
る。しかし、このようなときでも、生じた横筋の周期が
各色ごとに感光体回転周期と転写ドラム回転周期と同期
するために、複数枚プリンとしても各々のプリントごと
に色相が異なることがなく、色分けしたデータに異なっ
た印象を与えることはなく、また目視上不快感を与えな
い。本発明では、このような色相むらが現れることがな
い。
【0044】このような現像ローラ、感光体、転写ドラ
ムの外周長の整数比関係は、図1に示すような扇形の像
形成ユニットのカラー電子写真装置だけでなく、図7に
示すような円筒形の像形成ユニット7Y・M・C・Bk
を用いたカラー電子写真装置にも用いることができるこ
とはいうまでもない。
【0045】さらに、本発明の別の効果として、このよ
うな高温高湿下でのゴムブレードの変形を防止して、画
像むらの発生を未然に防ぐことがある。この作用を図8
〜図10を用いて説明する。本発明は、現像器17の構
成がトナー担持体上にゴム製の弾性ブレード25により
非磁性トナーの薄層を形成する構成である。このとき、
ブレード保護部材は、像形成ユニットの像形成時にはト
ナーホッパ中からのトナーの現像ローラへの重力方向横
方向の供給圧力を低減して弾性ブレードを圧迫すること
を防ぐ。同時に、この部材は、像形成ユニットの非像形
成時にはトナーホッパ中のトナーの現像ローラへの重力
方向下方への圧力を低減し前記弾性ブレードを圧迫する
ことを防ぐものである。
【0046】本発明では図8に示すようにプリンタ装置
内で現像器17の上下関係を一定にした状態では動作せ
ず、(ア)〜(エ)の状態を繰り返してフルカラー像を
形成する。ここでシアン像形成ユニット7Cの位置に注
目する。フルカラー像形成開始はイエロ像形成ユニット
7Yから始まり、図8(ア)の状態である。その後
(イ)、(ウ)へと進み、最後に黒像形成ユニット7B
kの像形成状態、(エ)の位置で終了する。一般には、
フルカラープリンタであっても黒の単色プリントの使用
が多く、この(エ)状態での停止が多い。このまま装置
が長期間高温高湿下に放置されると、シアン像形成ユニ
ット7Cは、現像器内部でトラブルが発生しやすい。こ
の図8(エ)の課題を図9を用いて説明する。図9は図
8(エ)のシアン像形成ユニット7Cの状態を拡大した
ものである。この状態ではトナーホッパ内のトナー26
Cの全重量が現像ローラ23近傍にかかり、このため、
(A)ゴムブレード25が変形しやすく画像むらの発生
原因となる、(B)現像ローラ近傍のトナーが凝集しや
すい、などの問題が生じる。
【0047】(A)の問題に関しては、トナーホッパ内
部のトナー26がゴム製のブレード25を重力方向下方
向(矢印G方向)に押しつけ、高湿下ではウレタンゴム
の変質を伴う永久変形が起こりやすい。特に、トナーに
ポリエステル樹脂を用いると、スチレンアクリル樹脂の
比重1.05に比べ1.2と重く、またトナーを8μm
以下に微粒子化して流動性が低下した場合には、このブ
レード圧迫現象が課題となる。白黒単色のプリンタで
は、このようなトナーがブレードを圧迫するような配置
をさけて設計するが、本発明では4つの像形成ユニット
のどれか1つは必ず図9(ア)の状態で長期保存され
る。
【0048】(B)の現像ローラ近傍のトナー凝集現象
を図9(イ)に示す。トナーの弱い凝集体44が発生す
ると、像形成ユニットの像形成状態において、トナーホ
ッパから供給ローラ24へのトナーの供給が阻害され、
トナーの現像ローラ23への供給不足現象が起こり、ひ
どいときには画像抜けが発生することもあった。
【0049】この(A)(B)の課題解決のために、本
発明では、トナーの重量が重力方向下方向(矢印G方
向)に直接ゴムブレードにかからないような構成部材を
付け加えることによりこの問題を解決した。図10に示
すように、ブレード保護部材32をブレード25の重力
方向上方向に設けたため、トナーホッパからのトナー2
6の重量が直接ブレード25にかからなくなる。従っ
て、このようなトナーの圧縮に伴う、ブレードの変形や
トナー凝集体の発生が防止できる。
【0050】さらに本発明のブレード保護部材32は、
像形成ユニットの像形成状態での動作においても別の効
果がある。図10(イ)に示すように、トナー供給用ア
ジテータ33の回転に伴うトナーの供給圧力(矢印P方
向)が直接ゴムブレード32にかからないように構成さ
れている。これにより、ブレード25によるトナー層厚
の規制が安定化し、均一な画像が得られる。
【0051】本発明のさらに別の作用効果を説明する。
本発明のカラー電子写真装置では、非磁性の1成分トナ
ーを用いている。そのため、現像ローラへのトナーの担
持力に磁力を用いることはできない。低電荷量のトナー
が弱い静電力で現像ローラに付着している。例えば、図
11に示すようにイエロ像形成ユニット7Yを像形成に
用いると、現像ローラ23の回転とともに次第に現像ロ
ーラ23の下方向にトナー45が溜まる。この状態で
は、像形成ユニット7Yの外装によって、このこぼれト
ナー45が外にこぼれ落ちることはない。しかし、像形
成ユニット群8が回転移動すると、像形成ユニット7Y
に溜まったこぼれトナー45は外にこぼれ出す。特に本
発明では、大きな像形成ユニット群が回転移動するため
に、振動が多く発生するばかりか、像形成ユニットは上
下位置が逆転しながら回転移動する。このため本発明で
は、重力方向下方に落下トナー47を受け取るこぼれト
ナー受け46を用いて、落下トナー47を受け取り、電
子写真装置内部に飛び散らないように構成した。
【0052】このとき落下トナー47は、像形成ユニッ
ト群8の回転移動に伴う空気の流れによって、必ずしも
重力方向下方には落下しない。この像形成ユニット群8
の回転移動によるトナーの舞い散りを防止するために、
本発明のこぼれトナー受け46の側壁48と像形成ユニ
ット群8との間隙49を、2mm以下にするとトナーに
よる機内汚染を防止できることが分かった。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、カラーの像形成ユニッ
トを4つ組み合わせて円筒形の像形成ユニット群を形成
しカラー像を形成するカラー電子写真装置で、感光体の
径を像合成転写部の径の1/5以下にしたため、転写時
のトナーの飛びちりによる文字のにじみのない高画質の
カラープリントが得られるカラー電子写真装置用電子写
真感光体が得られる。
【0054】また、本発明によれば、現像ローラと感光
体と像合成転写部の外周長を整数比例関係にしたため
に、現像ローラの回転むらやブレードの押し当て痕が画
像に現れず、均質な色相の合成色の得られるカラー電子
写真用現像器が得られる。
【0055】さらに、本発明によれば、現像器のブレー
ド保護部材を設けたために、像形成ユニットの高温高湿
下において待機中に、トナーの圧迫によるブレードの変
形による押し当て痕や、トナーの供給不良を引き起こす
ことのない現像器が得られる。
【0056】さらにまた、本発明によれば、1成分非磁
性トナーを用いた現像器全体をプリンタ装置内部で上下
逆方向に移動させるカラー電子写真装置において、こぼ
れトナー受けを像形成ユニット群下方に設けたために装
置内の汚染を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー電子写真装置の1実施例を示す
構成図
【図2】本発明の像形成ユニットの構成を説明する構成
【図3】本発明の像合成転写部である転写ドラムと中間
転写ドラムの構成を示す構成図
【図4】本発明の構成を説明する説明図
【図5】本発明の効果を詳細に説明する説明図
【図6】本発明の構成を説明する説明図
【図7】本発明の他の実施例の構成図
【図8】従来例の問題点を説明する説明図
【図9】従来例の問題点をさらに詳細に説明する説明図
【図10】本発明の別の効果を詳細に説明する説明図
【図11】本発明のさらに別の効果を詳細に説明する説
明図
【図12】従来のカラー電子写真装置の構成図
【図13】第2の従来例のカラー電子写真装置の構成図
【符号の説明】
2 感光体 7Bk 黒用像形成ユニット 7Y・M・C イエロ・マゼンタ・シアン用像形成ユニ
ット 8 像形成ユニット群 9 レーザ露光装置 12 軸 13 ミラー 16 クリーナ 17 現像器 32 ブレード保護部材 34 転写ドラム 46 こぼれトナー受け

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イエロ・シアン・マゼンタ・黒の各色ご
    とに現像器と帯電器と円筒状感光体とを備えた4つの像
    形成ユニットと、 前記4つの像形成ユニットを円環状に並べ配置し回転移
    動可能な像形成ユニット群と、 前記感光体上に形成したトナー像を単一転写位置にて転
    写しカラー像を形成する円筒状の像合成転写部と、 前記像形成ユニット群の外側に配置されたレーザ露光装
    置と、 前記像形成ユニット群の略中央部に配置されたミラー
    と、 前記レーザ露光装置から発したレーザ光が前記ミラーに
    反射された後に到達する感光体表面上の単一露光位置
    と、 前記単一露光位置と前記単一転写位置より構成された像
    形成位置と、より構成されるカラー電子写真装置に用い
    る電子写真感光体であって、 前記感光体の直径が前記円筒状像合成転写部の直径の1
    /5以下でかつ整数比率関係であることを特徴とする電
    子写真感光体。
  2. 【請求項2】 用いる現像器が感光体と現像器上のトナ
    ー層とを非接触に対向させ、交番電界でトナーを飛翔さ
    せる構成の1成分現像器であることを特徴とする請求項
    1記載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 イエロ・シアン・マゼンタ・黒の各色ご
    とに現像器と帯電器と感光体とを備えた4つの像形成ユ
    ニットと、 前記4つの像形成ユニットを円環状に並べ配置し回転移
    動可能な像形成ユニット群と、 前記感光体上に形成したトナー像を単一転写位置にて転
    写しカラー像を形成する像合成転写部と、 前記像形成ユニット群の外側に配置されたレーザ露光装
    置と、 前記像形成ユニット群の略中央部に配置されたミラー
    と、 前記レーザ露光装置から発したレーザ光が前記ミラーに
    反射された後に到達する感光体表面上の単一露光位置
    と、 前記単一露光位置と前記単一転写位置より構成された像
    形成位置と、を有するカラー電子写真装置に用いる現像
    器であって、 トナー担持体上に非磁性トナーの薄層を形成し感光体と
    略同速同進行方向に回転させ現像する構成の現像器であ
    って、 前記トナー担持体の外周長が前記感光体の外周長の整数
    分の1であって、かつ前記トナー担持体の外周長が前記
    像合成転写部の外周長の整数分の1であることを特徴と
    する現像器。
  4. 【請求項4】 イエロ・シアン・マゼンタ・黒の各色ご
    とに現像器と帯電器と感光体とを備えた4つの像形成ユ
    ニットと、 前記4つの像形成ユニットを円環状に並べ配置し回転移
    動可能な像形成ユニット群と、 前記感光体上に形成したトナー像を単一転写位置にて転
    写しカラー像を形成する像合成転写部と、 前記像形成ユニット群の外側に配置されたレーザ露光装
    置と、 前記像形成ユニット群の略中央部に配置されたミラー
    と、 前記レーザ露光装置から発したレーザ光が前記ミラーに
    反射された後に到達する感光体表面上の単一露光位置
    と、 前記単一露光位置と前記単一転写位置より構成された像
    形成位置と、を有するカラー電子写真装置に用いる現像
    器において、 前記現像器の構成が、非磁性トナーを収納したトナーホ
    ッパと、トナー担持体上にトナーの薄層を形成するゴム
    製の弾性ブレードと、ブレード保護部材とより構成さ
    れ、 前記ブレード保護部材は、前記像形成ユニットの像形成
    時には前記トナーホッパ中からのトナーの前記現像ロー
    ラへの重力方向横方向の供給圧力を低減して前記弾性ブ
    レードを圧迫することを防ぎ、かつ、前記像形成ユニッ
    トの非像形成時には前記トナーホッパからのトナーの前
    記現像ローラへの重力方向下方向への圧力を低減し前記
    弾性ブレードを圧迫することを防ぐことを特徴とする現
    像器。
  5. 【請求項5】 現像器が感光体と現像ローラ上のトナー
    層とを非接触に対向させ、トナーを交番電界で飛翔させ
    る構成の1成分現像器であることを特徴とする請求項4
    記載の現像器。
  6. 【請求項6】 トナーがポリエステル樹脂を主体に配合
    したトナーであることを特徴とする請求項4記載の現像
    器。
  7. 【請求項7】 トナー担持体上に非磁性トナーの薄層を
    形成する構成の現像器を用いイエロ・シアン・マゼンタ
    ・黒の各色ごとに前記現像器と帯電器と感光体とを備え
    た4つの像形成ユニットと、 前記4つの像形成ユニットを円環状に並べ配置し回転移
    動可能な像形成ユニット群と、 前記感光体上に形成したトナー像を単一転写位置にて転
    写しカラー像を形成する像合成転写部と、 前記像形成ユニット群の外側に配置されたレーザ露光装
    置と、 前記像形成ユニット群の略中央部に配置されたミラー
    と、 前記レーザ露光装置から発したレーザ光が前記ミラーに
    反射された後に到達する感光体表面上の単一露光位置
    と、 前記単一露光位置と前記単一転写位置より構成された像
    形成位置と、を有するカラー電子写真装置において、 前記像形成ユニット群の重力方向下方に前記前記トナー
    の落下したものを受け取るこぼれトナー受け部材を有す
    ることを特徴とするカラー電子写真装置。
  8. 【請求項8】 トナーが非磁性の1成分トナーであるこ
    とを特徴とする請求項7記載のカラー電子写真装置。
  9. 【請求項9】 こぼれトナー受け部材の側壁と像形成ユ
    ニット群の回転外周円とのギャップが2mm以下である
    ことを特徴とする請求項7記載のカラー電子写真装置。
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JP2007065433A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Kyocera Mita Corp ロータリー型現像装置

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