JPH09296948A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH09296948A
JPH09296948A JP8112487A JP11248796A JPH09296948A JP H09296948 A JPH09296948 A JP H09296948A JP 8112487 A JP8112487 A JP 8112487A JP 11248796 A JP11248796 A JP 11248796A JP H09296948 A JPH09296948 A JP H09296948A
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JP
Japan
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air
flow path
exhaust
passage
air supply
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Application number
JP8112487A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Inoue
雄二 井上
Ikuo Akamine
育雄 赤嶺
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8112487A priority Critical patent/JPH09296948A/ja
Publication of JPH09296948A publication Critical patent/JPH09296948A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
    • F24F3/14Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
    • F24F3/1411Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気清浄および省エネルギー効果の高い換気
機能と、除加湿効率の高い無給排水の除加湿機能とを同
時に有する空気調和装置を提供するものである。 【解決手段】 室内と室外を連通する給気流路1と排気
流路4と、その交差部に設けた熱交換器27と、給気流
路1と排気流路4からそれぞれ分岐し、合流路9を形成
する各分岐路と、室外循環および室内循環を形成する各
循環路と、全熱交換器27をバイパスする各バイパス路
と、各分岐部の各流路の開度を調整する流路切替手段
と、合流路9内に設けた加熱手段11と湿分を脱着する
吸着材10と、給排気用の各送風機と、加熱手段11、
各流路切替手段および各送風機の動作を連動制御する制
御手段23とを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、換気機能と除加湿
機能とを同時に有する空気調和装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の空気調和装置は、例えば、
特開平7−27400号公報に示すものが上げられ、図
3に示すように、この装置の構成としては、室内吸込口
5と室外吸込口3とを切り替える第1ダンパー33と、
室内吹出口3と室外吹出口6とを切り替える第2ダンパ
ー34と、吸込口と吹出口の間の送風流路35と、送風
機36と、送風量を調整する風量調整板37と、吸着材
への流入空気を加熱する加熱手段11と、湿分を吸着す
る吸着材10を設け、動作条件に応じて第1ダンパー3
3、第2ダンパー34の室外と室内の切り替えと、風量
調整板37の開度と、送風機の送風量と、加熱手段11
のON−OFFとを連動して制御し、吸着材10の湿分
吸着、脱着動作に合わせて換気の給排気動作を交互に行
い、無給排水の除加湿と換気を同時に行わせるようにな
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、除加湿と換気を同時に行う場合におい
て、下記の課題があった。
【0004】(1)吸着材の湿分吸着、脱着の各動作に
合わせて換気の給排気動作が交互に行われるため、常時
室内の汚染空気を室外の新鮮空気に入れ替えることがで
きず、室内空気を清浄に保つことができない。
【0005】(2)設定された換気量以上の空気を吸着
材に供給できないため、十分な除加湿量が得られない。
【0006】(3)吸着材の湿分吸着、脱着時の各設定
送風量に応じて換気量が制限されるため、必要十分な換
気が得られない。
【0007】(4)外気がそのままの温湿度で導入され
るため、冷暖房装置の冷暖房負荷や吸着材の除加湿負荷
が増大し、エネルギーの消費が大きくなってしまう。
【0008】よって、無給排水の除加湿と換気を同時に
行う場合において、室内空気を清浄に保ちながら同時に
十分な除加湿量が得られ、さらに装置運転時の消費エネ
ルギーのロスを少なくすることが要求されていた。
【0009】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、空気清浄および省エネルギー効果の高い換
気機能と、給排水の設備、人作業を要さずかつ除加湿効
率の高い除加湿機能とを同時に有する空気調和装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、室内から空気を吸い込む室内吸込口と、室
内へ空気を吹き出す室内吹出口と、室外から空気を吸い
込む室外吸込口と、室外へ空気を吹き出す室外吹出口
と、前記室外吸込口と前記室内吹出口とを連通する給気
流路と、前記室内吸込気口と前記室外吹出口とを連通す
る排気流路と、前記給気流路から分岐する第1給気分岐
路と、前記排気流路から分岐する第1排気分岐路と、前
記第1給気分岐路と前記第1排気分岐路とが合流する合
流路と、前記合流路の下流側で分岐し、その一方は前記
第1給気分岐路との分岐部より下流側の前記給気流路と
合流する第2給気分岐路と、他方は前記第1排気分岐路
との分岐部より下流側の前記排気流路と合流する第2排
気分岐路と、前記合流路内に設け前記合流路に流入する
空気中の湿分を吸着する吸着材と、前記吸着材の上流側
の前記合流路内に設け前記吸着材に流入する空気を加熱
する加熱手段と、前記給気流路と前記第1給気分岐路と
を流路切替する第1流路切替手段と、前記排気流路と前
記第1排気分岐路とを流路切替する第2流路切替手段
と、前記第2給気分岐路と前記第2排気分岐路とを流路
切替する第3流路切替手段と、前記給気流路に空気を供
給する第1送風機と、前記排気流路に空気を供給する第
2送風機と、前記各送風機、前記各流路切換手段および
前記加熱手段の動作を連動制御する制御手段とを備えた
ものである。
【0011】上記構成によって、同時給排気で換気する
と同時に、換気の給排気を利用して吸着材の湿分吸着、
脱着動作を交互に行い、室内空気を常に清浄に保ちなが
ら無給排水の除加湿を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、室内と室
外を連通する給気流路および排気流路から分岐する各分
岐路と、それら分岐路が合流する合流路と、合流路内に
は流入する空気を加熱する加熱手段とその下流側に非加
熱の空気の湿分を吸着するまたは加熱された空気で湿分
が脱着される吸着材と、合流路の下流側で分岐してそれ
ぞれ給気流路と排気流路に合流する各分岐路と、前記各
分岐部に流路切替手段と、給気および排気用各送風機
と、除湿、加湿の各吸着、脱着動作に応じて加熱手段、
各流路切替手段、各送風機の動作を連動制御する制御手
段とを設けたものである。
【0013】この構成によれば、同時給排気で換気する
と同時に、吸着材の湿分の吸着、脱着動作を交互に行っ
て無給排水の除加湿を行うことができる。
【0014】請求項2記載の発明は、給気流路から分岐
して排気流路へ合流する室外循環流路を形成する室外循
環路と、排気流路から分岐して給気流路へ合流する室内
循環流路を形成する室内循環路とを設けたものである。
【0015】そしてこの構成によれば、吸着、脱着時の
吸着材への送風量として換気量以外に室内循環量または
室外循環量が付加され、吸着、脱着効率をより高めるこ
とができる。
【0016】請求項3記載の発明は、給気流路および排
気流路から分岐して吸着材へ連通する各分岐路の分岐部
に流路切替手段を設け、その各流路切替手段は吸着、脱
着の各動作に応じて開度調整をするものである。
【0017】そしてこの構成によれば、必要十分な換気
の給気量、排気量を設定した上で、吸着材の吸着、脱着
効率がより高くなるような吸着、脱着時の吸着材への各
送風量を調整することができる。
【0018】請求項4記載の発明は、室外および室内循
環路の給気および排気流路からの分岐部にそれぞれ流路
切替手段を設け、前記各流路切替手段は換気量の設定に
応じて開度調整をするものである。
【0019】そしてこの構成によれば、換気量をより少
なく設定した場合でも、吸着、脱着時の吸着材への送風
量を一定に保ち、吸着、脱着効率の低下を防ぐことがで
きる。
【0020】請求項5記載の発明は、吸着材の上流側の
給気流路と排気流路との交差部に熱交換器を設けたもの
である。
【0021】そしてこの構成によれば、吸着材による除
加湿と同時に、同時給排気の熱交換換気で顕熱回収と湿
分回収を行いながら換気が行え、冷暖房負荷、除加湿負
荷除を低減することができる。
【0022】請求項6記載の発明は、給気流路および排
気流路から分岐して熱交換器をバイパスする各バイパス
路と、その分岐部に流路切替する流路切替手段とを設け
たものである。
【0023】そしてこの構成によれば、吸着材による除
加湿と同時に、室外空気と室内空気の温湿度に応じて熱
交換換気または非熱交換換気が選択して行え、冷暖房負
荷、除加湿負荷除を低減することができる。
【0024】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0025】(実施例1)図1において、1は室外から
空気を吸い込み室外吸込口2から室内へ空気を吹き出す
室内吹出口3に連通する給気流路、4は室内から空気を
吸い込む室内吸込気口5から室外へ空気を吹き出す室外
吹出口6に連通する排気流路である。
【0026】給気流路1は、給気流路1a、給気流路1
b、給気流路1c、給気流路1d、給気流路1eが連結
して構成されている。排気流路4は、排気流路4a、排
気流路4b、排気流路4c、排気流路4d、排気流路4
eが連結して構成されている。
【0027】7は給気流路1cから分岐する第1給気分
岐路、8は排気流路4cから分岐する第1排気分岐路で
あり、第1給気分岐路7と第1排気分岐路8は合流して
合流路9を形成している。
【0028】合流路9内には、吸湿剤を添着したハニカ
ム形状の吸着材10と、吸着材10の上流側に配置し吸
着材10に流入する空気を通電により加熱昇温するヒー
タで構成した加熱手段11を設けている。
【0029】この吸着材10は、通常は流入する空気の
湿分を吸着し、加熱手段11により所定温度に加熱され
た空気が流入すると湿分を脱着する特性をもつ。合流路
9は吸着材10の下流で分岐し、その一方の第2給気分
岐路12は給気流路1eに連通し、他方の第2排気分岐
路13は排気流路4eに連通する。
【0030】給気流路1dと第1給気分岐路7の分岐部
には、ステッピングモータで動作するダンパーで構成し
て動作条件により流路の開度調整を行い分岐する各流路
への送風量の割合を調整する第1流路切替手段14を設
け、排気流路4dと第1給気分岐路8の分岐部には、ス
テッピングモータ動作するダンパーで構成して動作条件
により流路の開度調整を行い分岐する各流路への送風量
の割合を調整する第2流路切替手段15を設けている。
【0031】第2給気分岐路12と第2排気分岐路13
の分岐部には、ステッピングモータで動作するダンパー
で構成し動作条件により流路の切替を行い分岐する一方
の流路にのみ送風を通す第3流路切替手段16を設けて
いる。
【0032】給気流路1の上流側には、給気流路1とそ
こから分岐する各流路に送風する第1送風機17を設
け、排気流路4の上流側には、排気流路4とそこから分
岐する各流路に送風する第2送風機18を設けている。
【0033】19は、第1送風機17の下流側の給気流
路1aから分岐して第2流路切替手段15の上流側の排
気流路4cに連通し室外循環する流路を形成する室外循
環路であり、20は、第2送風機18の下流側の排気流
路4aから分岐して第1流路切替手段14の上流側の給
気流路1cに連通し室内循環する流路を形成する室内循
環路である。
【0034】給気流路1bと室外循環路19の分岐部に
は、ステッピングモータ内蔵のダンパーで構成して動作
条件により流路の開度調整を行い分岐する各流路への送
風量の割合を調整する第4流路切替手段21を設け、排
気流路4bと室内循環路20の分岐部には、ステッピン
グモータ内蔵のダンパーで構成して動作条件により流路
の開度調整を行い分岐する各流路への送風量の割合を調
整する第5流路切替手段22を設けている。
【0035】制御手段23は、動作条件を設定する動作
条件設定部24と、換気量を設定する換気量設定部25
を設け、設定された動作条件と換気量に応じて加熱手段
11のON−OFF制御、各流路切替手段の開度制御お
よび各送風機の回転数制御を連動して行う。以上の各構
成要素は空気調和装置本体32に配設されている。
【0036】上記構成において除湿換気動作について説
明する。送風機の最大送風量をVmax、吸着材への送
風量をXa、換気量をVとする。まず、動作条件設定部
24により動作条件を除湿換気動作に設定し、換気量設
定部25により換気量V=Vmaxに設定した場合につ
いて説明する。
【0037】まず、吸着材に吸着した湿分を脱着して室
外に排出する脱着工程では、制御手段23は、各送風機
の送風量をVmax、加熱手段11の通電ON、第1流
路切替手段14のダンパー位置をB1、第2流路切替手
段15のダンパー位置をC2、第3流路切替手段16の
ダンパー位置をA3、第4流路切替手段21のダンパー
位置をA4、第5流路切替手段22のダンパー位置をA
5となるように動作させる。
【0038】この状態において、第1送風機17により
室外吸込口2から流入した送風量Vmaxの清浄な室外
空気は、給気流路1a→給気流路1b→給気流路1c→
給気流路1d→給気流路1eと通過し室内吹出口3より
室内へ放出される。
【0039】同時に、第2送風機18により室内吸込口
5から流入した送風量Vmaxの汚染された室内空気
は、排気流路4a→排気流路4bを通過後排気流路4c
に流入し、ダンパー開度がC2に調整された第2流路切
替手段15により第1排気分岐路8へXaと排気流路4
dへ残りVmax−Xaに分流される。
【0040】第1排気分岐路8を通過した送風量Xa
は、合流路9に流入し、通電した加熱手段11により温
度Tに昇温されて吸着材10を通過し吸着材10の湿分
を脱着する。
【0041】その後、ダンパー開度がA3に調整された
第3流路切替手段16により全て第2排気分岐路13へ
流入し、排気流路4dへ分流した空気と再び排気流路4
eで合流し、脱着された湿分を含む高湿な汚染空気とし
て室外吹出口6から室外へ放出される。
【0042】ここで、吸着材10の湿分を脱着するため
に必要な空気温度をTaとすると、吸着材10の湿分の
脱着速度は吸着材10への送風量がT≧Taとなる最大
の送風量(Xmax)の時最も速くなる。
【0043】よって、0<Xmax<Vmaxとする
と、第2流路切替手段15のダンパー動作が開閉のみ場
合、排気流路4dが閉じられ第1排気分岐路8に送風量
Vmaxが全て流入しXa(=Vmax)>Xmaxと
なるため、T<Taとなり吸着材の湿分が十分脱着でき
ず脱着効率が低下する。しかし、第2流路切替手段15
は、Xa=Xmaxとなるように第1排気分岐路8と排
気流路4eの開度割合が調整されることにより、最も効
率よく吸着材10の湿分を脱着することができる。
【0044】上記脱着工程を所定時間終了した後、吸着
材10に湿分を吸着させて除湿した空気を室内に供給す
る吸着工程を所定時間行う。
【0045】吸着工程では、制御手段23は、各送風機
の送風量をVmax、加熱手段11の通電OFF、第1
流路切替手段14のダンパー位置をA1、第2流路切替
手段15のダンパー位置をB2、第3流路切替手段16
のダンパー位置をB3、第4流路切替手段21のダンパ
ー位置をA4、第5流路切替手段22のダンパー位置を
A5となるように動作させる。
【0046】この状態において、第2送風機18により
室内吸込口5から流入した送風量Vmaxの汚染した室
内空気は、排気流路4a→排気流路4b→排気流路4c
→排気流路4d→排気流路4eを通過し室外吹出口6よ
り室外へ放出される。
【0047】同時に、第1送風機17により室外吸込口
2から流入した送風量Vmaxの清浄な室外空気は、給
気流路1a→給気流路1bを通過後給気流路1cに流入
し、ダンパー開度がA1に調整された第1流路切替手段
14により給気流路1dが閉じられているため全て第1
給気分岐路7に流入する。
【0048】第1給気分岐路7を通過した送風量Vma
xは、合流路9に流入し、吸着材で湿分が吸着され低湿
になった後、ダンパー開度がB3に調整された第3流路
切替手段16により全て第2給気分岐路12へ流入し、
第2給気分岐路12→給気流路1eと通過し、清浄かつ
低湿な空気として室内吹出口3から室内へ放出される。
【0049】ここで、吸着材10への湿分の吸着速度は
吸着材への送風量が大きい程速くなるため、第1流路切
替手段14は、吸着材10への送風量が最大(Xa=V
max)となるように第1給気分岐路と給気流路1cの
開閉設定し、最も効率よく吸着材に湿分を吸着させるこ
とができる。
【0050】上記脱着工程と吸着工程を繰り返すことに
より、脱着、吸着工程に関係なく設定換気量を保って同
時給排気の換気が行われ室内空気が清浄に維持されると
同時に、吸着材の吸着、脱着効率がより高くなるように
吸着、脱着時の吸着材への各送風量が調整され効率よく
除湿が行われる。
【0051】次に、同じ除湿換気動作において、換気量
設定部25により換気量Vを0<V<Vmaxに変更設
定した場合について説明する。
【0052】脱着工程、吸着工程ともに、第1送風機1
7により室外吸込口2から流入した送風量Vmaxの室
外空気は、給気流路1aを通過後、ダンパー開度がC4
に調整された第4流路切替手段21により給気流路1b
へ換気の送風量Vと、室外循環路19へ残り送風量Vm
ax−Vに分流される。
【0053】また、第2送風機18により室内吸込口5
から流入した送風量Vmaxの室内空気は、排気流路4
aを通過後、ダンパー開度がC5に調整された第5流路
切替手段22により排気流路4bへ換気の送風量Vと、
室内循環路20へ残り送風量Vmax−Vに分流され
る。
【0054】給気流路1cでは給気流路1bからの換気
の送風量Vと室内循環路20からの室内循環の送風量V
max−Vが合流して送風量Vmaxとなり、排気流路
4cでは排気流路4bからの換気の送風量Vと室外循環
路19からの室外循環の送風量Vmax−Vが合流して
送風量Vmaxとなる。
【0055】以降は脱着工程および吸着工程ともに前述
の換気量V=Vmaxの場合と同様に動作し、よって、
換気量をVmaxより少ない0<V<Vmaxに設定変
更した場合でも、脱着工程での吸着材への送風量Xaは
Xmaxに、吸着工程での吸着材10への送風量Xaは
Vmaxに保たれ、常に最も効率よく吸着材の湿分の脱
着、吸着が行われ除湿効率が低下せずに維持される。
【0056】次に、換気量設定部25により換気量V=
0に設定した場合の除湿循環動作について説明する。
【0057】脱着工程、吸着工程ともに、第1送風機1
7により室外吸込口2から流入した送風量Vmaxの室
外空気は、給気流路1aを通過後、ダンパー開度がB4
に調整された第4流路切替手段21により給気流路1b
は閉じられているため全て室外循環の送風量として室外
循環路19→排気流路4cへ流入する。
【0058】また、第2送風機18により室内吸込口5
から流入した送風量Vmaxの室内空気は、排気流路4
aを通過後、ダンパー開度がB5に調整された第5流路
切替手段22により排気流路4bは閉じられているため
全て室内循環の送風量として室内循環路20→給気流路
1cへ流入する。
【0059】以降は脱着工程および吸着工程ともに前述
の換気量V=Vmaxの場合と同様に動作し、よって、
換気量0の循環動作においても、脱着工程での吸着材へ
の送風量XaはXmaxに、吸着工程での吸着材への送
風量XaはVmaxに保たれ、除湿効率が低下せず維持
される。
【0060】一方、加湿換気動作について説明する。送
風機の最大送風量をVmax、吸着材への送風量をX
a、換気量をVとする。まず、動作条件設定部24によ
り動作条件を加湿換気動作に設定し、換気量設定部25
により換気量V=Vmaxに設定した場合について説明
する。
【0061】まず、吸着材に湿分を吸着させ蓄積する吸
着工程では、制御手段23は、各送風機の送風量をVm
ax、加熱手段11の通電OFF、第1流路切替手段1
4のダンパー位置をB1、第2流路切替手段15のダン
パー位置をA2、第3流路切替手段16のダンパー位置
をA3、第4流路切替手段21のダンパー位置をA4、
第5流路切替手段22のダンパー位置をA5となるよう
に動作させる。
【0062】この状態において、第1送風機17により
室外吸込口5から流入した送風量Vmaxの清浄な室外
空気は、給気流路1a→給気流路1b→給気流路1c→
給気流路1d→給気流路1eを通過し室内吹出口6より
室内へ放出される。同時に、第2送風機18により室内
吸込口2から流入した送風量Vmaxの汚染された室内
空気は、排気流路4a→排気流路4bを通過後排気流路
4cに流入し、ダンパー開度がA2に調整された第2流
路切替手段15により排気流路4dが閉じられているた
め全て第1排気分岐路8に流入する。
【0063】第1排気分岐路8を通過した送風量Vma
xは、合流路9に流入し、吸着材に湿分が吸着され低湿
になった後、ダンパー開度がA3に調整された第3流路
切替手段16により全て第2排気分岐路13へ流入し、
第2排気分岐路13→排気流路4eと通過し、汚染され
かつ低湿な空気として室外吹出口6から室外へ放出され
る。
【0064】ここで、吸着材10への湿分の吸着速度は
吸着材への送風量が大きい程速くなるため、第2流路切
替手段15は、吸着材10への送風量が最大(Xa=V
max)となるように第1排気分岐路8と排気流路4d
を開閉設定し、最も効率よく吸着材に湿分を吸着させ蓄
積することができる。
【0065】上記吸着工程を所定時間終了した後、吸着
材10に蓄積された湿分を脱着して加湿した空気を室内
に供給する脱着工程を所定時間行う。
【0066】脱着工程では、制御手段23は、各送風機
の送風量をVmax、加熱手段11の通電ON、第1流
路切替手段14のダンパー位置をC1、第2流路切替手
段15のダンパー位置をB2、第3流路切替手段16の
ダンパー位置をB3、第4流路切替手段21のダンパー
位置をA4、第5流路切替手段22のダンパー位置をA
5となるように動作させる。
【0067】この状態において、第1送風機18により
室内吸込口5から流入した送風量Vmaxの汚染された
室内空気は、排気流路1a→排気流路1b→排気流路1
c→排気流路1d→排気流路1eと通過し室外吹出口6
より室外へ放出される。
【0068】同時に、第2送風機17により室外吸込口
2から流入した送風量Vmaxの清浄な室外空気は、給
気流路4a→給気流路4bを通過後給気流路4cに流入
し、ダンパー開度がC2に調整された第1流路切替手段
14により第1給気分岐路7へXaと給気流路4dへ残
りVmax−Xaに分流される。
【0069】第1給気分岐路7を通過した送風量Xa
は、合流路9に流入し、通電した加熱手段11により温
度Tに昇温されて吸着材10を通過し吸着材10の湿分
を脱着する。
【0070】その後、ダンパー開度がB3に調整された
第3流路切替手段16により全て第2給気分岐路へ流入
し、給気流路1dへ分流した空気と再び給気流路1eで
合流し、脱着された湿分を含む高湿な清浄空気として室
内吹出口3から室内へ放出される。
【0071】ここで、吸着材10の湿分を脱着するため
に必要な空気温度をTaとすると、吸着材10の湿分の
脱着速度は吸着材10への送風量がT≧Taとなる最大
の送風量(Xmax)の時最も速くなる。
【0072】よって、前述の除湿換気動作の脱着工程同
様に、0<Xmax<Vmaxの場合、第1流路切替手
段14は、Xa=Xmaxとなるように第1給気分岐路
7と給気流路1dの開度割合を調整することにより、最
も効率よく吸着材10の湿分を脱着し室内に供給するこ
とができる。
【0073】上記脱着工程と吸着工程を繰り返すことに
より、脱着、吸着工程に関係なく設定換気量を保って同
時給排気の換気が行われ室内空気が清浄に維持されると
同時に、吸着材の吸着、脱着効率がより高くなるように
吸着、脱着時の吸着材への各送風量が調整され効率よく
加湿が行われる。
【0074】また、換気量設定部25により換気量Vを
0<V<Vmaxで変更設定した場合の加湿換気動作、
V=0に設定した場合の加湿循環動作については、除湿
動作同様に、第4流路切替手段、第5流路切替手段のダ
ンパー開度調整により、換気量が0≦V<Vmaxに設
定変更されても、脱着工程での吸着材への送風量Xaは
Xmaxに、吸着工程での吸着材への送風量XaはVm
axに保たれ、常に最も効率よく吸着材の湿分の脱着、
吸着が行われ加湿効率が低下せず維持される。
【0075】(実施例2)図2において、上記実施例1
と同じ部分には同一の記号を付記して説明は省略し、異
なる部分のみ説明すると、給気流路1bと排気流路4b
の交差部に顕熱と潜熱を同時に交換する全熱交換器27
を設けている。
【0076】さらに、給気流路1bから分岐して全熱交
換器27をバイパスし再び給気流路1bに合流する熱交
給気バイパス路28と、排気流路4bから分岐して全熱
交換器27をバイパスし再び排気流路4bに合流する熱
交排気バイパス路29と、それぞれの分岐部に流路切替
する第6流路切替手段30と、第7流路切替手段31を
設けている。
【0077】上記構成において除湿換気動作について説
明する。まず、室外が室内よりも高温高湿でかつ冷房さ
れた室内を除湿する場合では、制御手段23は、第6流
路切替手段30のダンパー位置をB6に、第7流路切替
手段31のダンパー位置をB7に制御し、よって、熱交
給気バイパス路28と熱交排気バイパス路29が閉じら
れ、室外吸込口2から給気流路1bへ流入した送風量は
全てそのまま給気流路1bを通過し、室内吸込口5から
排気流路4bへ流入した送風量は全てそのまま排気流路
4bを通過する。
【0078】この際、給気流路1bと排気流路4bの交
差部の全熱交換器27において、室外吸込口2から流入
した高温高湿の室外空気は室内吸込口5から流入した低
温低湿の室内空気によって一部の顕熱と潜熱が回収され
温度、湿分が低められる。
【0079】その後は前述の実施例1の除湿換気動作と
同様に、室内空気から一部の顕熱と潜熱が回収された室
外空気は、脱着工程ではそのまま給気流路1を通過して
室内吹出口3から放出され、吸着工程では吸着材10を
通過してさらに除湿されて室内吹出口3から放出され
る。
【0080】一方、室外空気から一部の顕熱と潜熱を回
収した室内空気は、吸着工程ではそのまま排気流路を通
過して室外吹出口6から放出され、脱着工程では一部加
熱されて吸着材10を通過し湿分を脱着して室外吹出口
6から放出される。
【0081】よって、全熱交換器を設けずに室外の高温
高湿の空気を直接室内に供給する場合と比べて、冷房負
荷および除湿負荷が低減され、目標の室内温度、湿度を
得るための冷房および除湿に要する消費エネルギーを節
約することができる。
【0082】次に、室外が室内よりも低温低湿でかつ冷
房された室内を除湿する場合では、制御手段23は、第
6流路切替手段30のダンパー位置をA6に、第7流路
切替手段31のダンパー位置をA7に制御し、よって、
第6流路切替手段3と第7流路切替手段31により給気
流路1bと排気流路4bとが閉じられ、室外吸込口2か
ら給気流路1bへ流入した送風量は全て熱交給気バイパ
ス路28を通過し、室内吸込口5から排気流路4bへ流
入した送風量は全て熱交排気バイパス路29を通過す
る。この際、給気と排気間の全熱交換は行われない。
【0083】その後は前述の実施例1の除湿換気動作と
同様に、低温低湿の室外空気は、脱着工程ではそのまま
給気流路1を通過して室内吹出口3から放出され、吸着
工程では吸着材10を通過してさらに除湿されて室内吹
出口3から放出される。
【0084】一方、高温高湿の室内空気は、吸着工程で
はそのまま排気流路を通過して室外吹出口6から放出さ
れ、脱着工程では一部加熱されて吸着材10を通過し湿
分を脱着して室外吹出口6から放出される。
【0085】よって、室外の低温低湿の空気が直接室内
に供給されるため、冷房負荷および除湿負荷が低減さ
れ、目標の室内温度、湿度を得るための冷房および除湿
に要する消費エネルギーを節約することができる。
【0086】一方、加湿換気動作について説明する。ま
ず、室外が室内よりも低温低湿でかつ暖房された室内を
加湿する場合では、制御手段23は、第6流路切替手段
30のダンパー位置をB6に、第7流路切替手段31の
ダンパー位置をB7に制御し、よって、熱交給気バイパ
ス路28と熱交排気バイパス路29が閉じられ、室外吸
込口2から給気流路1bへ流入した送風量は全てそのま
ま給気流路1bを通過し、室内吸込口5から排気流路4
bへ流入した送風量は全てそのまま排気流路4bを通過
する。
【0087】この際、給気流路1bと排気流路4bの交
差部の全熱交換器27において、室外吸込口2から流入
した低温低湿の室外空気は室内吸込口5から流入した高
温高湿の室内空気の一部の顕熱と潜熱を回収し温度、湿
分が高められる。
【0088】その後は前述の実施例1の加湿換気動作と
同様に、室内空気から一部の顕熱と潜熱を回収した室外
空気は、吸着工程ではそのまま給気流路1を通過して室
内吹出口3から放出され、脱着工程では一部加熱されて
吸着材10を通過し湿分を脱着してさらに加湿されて室
内吹出口3から放出される。
【0089】一方、室外空気によって一部の顕熱と潜熱
が回収された室内空気は、脱着工程ではそのまま排気流
路を通過して室外吹出口6から放出され、吸着工程では
吸着材10を通過して湿分が吸着されて室外吹出口6か
ら放出される。
【0090】よって、全熱交換器を設けずに室外の低温
低湿の空気を直接室内に供給する場合と比べて、暖房負
荷および加湿負荷が低減され、目標の室内温度、湿度を
得るための暖房および加湿に要する消費エネルギーを節
約することができる。
【0091】次に、室外が室内よりも高温高湿でかつ暖
房された室内を加湿する場合では、制御手段23は、第
6流路切替手段30のダンパー位置をA6に、第7流路
切替手段31のダンパー位置をA7に制御し、給気流路
1bと排気流路4bが閉じられ、室外吸込口2から給気
流路1bへ流入した送風量は全て熱交給気バイパス路2
8を通過し、室内吸込口5から排気流路4bへ流入した
送風量は全て熱交排気バイパス路29を通過する。この
際、給気と排気間の全熱交換は行われない。
【0092】その後は前述の実施例1の加湿換気動作と
同様に、高温高湿の室外空気は、吸着工程ではそのまま
給気流路1を通過して室内吹出口3から放出され、脱着
工程では一部加熱されて吸着材10を通過し湿分を脱着
して室内吹出口3から放出される。
【0093】一方、低温低湿の室内空気は、脱着工程で
はそのまま排気流路を通過して室外吹出口6から放出さ
れ、吸着工程では吸着材10を通過して湿分が吸着され
て室外吹出口6から放出される。
【0094】よって、室外の高温高湿の空気が直接室内
に供給されるため、暖房負荷および加湿負荷が低減さ
れ、目標の室内温度、湿度を得るための暖房および加湿
に要する消費エネルギーを節約することができる。
【0095】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1記載の発明は、室内と室外を連通する給気流路および
排気流路から分岐する各分岐路と、それら分岐路が合流
する合流路と、合流路内には流入する空気を加熱する加
熱手段とその下流側に非加熱の空気の湿分を吸着するま
たは加熱された空気で湿分が脱着される吸着材と、合流
路の下流側で分岐してそれぞれ給気流路と排気流路に連
通する各分岐路と、各分岐部に流路切替手段と、給気お
よび排気用各送風機と、除湿、加湿の各吸着、脱着動作
に応じて加熱手段、各流路切替手段、各送風機の動作を
連動制御する制御手段とを設けたものである。
【0096】この構成によれば、同時給排気で換気する
と同時に、吸着材の湿分の吸着、脱着動作を交互に行
い、常時室内の汚染空気を室外の新鮮空気に入れ替えて
室内空気を常に清浄に保ちつつ、給排水の設備、人作業
が不要な除加湿を行うことができる。
【0097】請求項2記載の発明は、給気流路から分岐
して排気流路へ連通する室外循環流路を形成する分岐路
と、排気流路から分岐して給気流路へ連通する室内循環
流路を形成する分岐路とを設けたものである。
【0098】そしてこの構成によれば、吸着、脱着時の
吸着材への送風量として換気量以外に室内循環量または
室外循環量が付加され、吸着、脱着効率が増し、除加湿
効率をより高めることができる。
【0099】請求項3記載の発明は、給気流路および排
気流路から分岐して吸着材へ連通する各分岐路の分岐部
に流路切替手段を設け、その各流路切替手段は吸着、脱
着の各動作に応じて開度調整をするものである。
【0100】そしてこの構成によれば、必要十分な換気
量を設定した上で、吸着、脱着効率がより高くなるよう
な吸着、脱着時の吸着材への各送風量が調整され、室内
空気を清浄に保ちつつより高い除加湿効率が得られる。
【0101】請求項4記載の発明は、給気流路および排
気流路から分岐して室外および室内循環流路を形成する
各分岐路の分岐部にそれぞれ流路切替手段を設け、これ
ら流路切替手段は換気量の設定に応じて開度調整をする
ものである。
【0102】そしてこの構成によれば、換気量をより少
なく設定した場合でも、吸着、脱着時の吸着材への送風
量を一定に保って吸着、脱着効率の低下を防ぎ、常に高
い除加湿効率を維持できる。
【0103】請求項5記載の発明は、吸着材の上流側の
給気流路と排気流路との交差部に熱交換器を設けたもの
である。
【0104】そしてこの構成によれば、吸着材による除
加湿と同時に、同時給排気間の熱交換により顕熱回収と
湿分回収を行いながら換気することができ、除加湿と換
気を同時に行う場合における冷暖房負荷と除加湿負荷が
低減され省エネルギー効果を得ることができる。
【0105】請求項6記載の発明は、給気流路および排
気流路から分岐し熱交換器をバイパスする各バイパス路
と、その各分岐部に流路切替する流路切替手段とを設け
たものである。
【0106】そしてこの構成によれば、吸着材による除
加湿と同時に熱交換換気または非熱交換換気を選択して
行うことができ、室外空気と室内空気の温湿度に関わら
ず除加湿と換気を同時に行う場合における冷暖房負荷、
除加湿負荷除が低減され省エネルギー効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気調和装置の断面図
【図2】本発明の他の実施例を示す空気調和装置の断面
【図3】同従来例の実施例を示す空気調和装置の断面図
【符号の説明】
1 給気流路 4 排気流路 7 第1給気分岐路 8 第1排気分岐路 9 合流路 10 吸着材 11 加熱手段 12 第2給気分岐路 13 第2排気分岐路 14 第1流路切替手段 15 第2流路切替手段 16 第3流路切替手段 17 第1送風機 18 第2送風機 19 室外循環路 20 室内循環路 21 第4流路切替手段 22 第5流路切替手段 23 制御手段 27 全熱交換器 28 熱交給気バイパス路 29 熱交排気バイパス路 30 第6流路切替手段 31 第7流路切替手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内から空気を吸い込む室内吸込口と、
    室内へ空気を吹き出す室内吹出口と、室外から空気を吸
    い込む室外吸込口と、室外へ空気を吹き出す室外吹出口
    と、前記室外吸込口と前記室内吹出口とを連通する給気
    流路と、前記室内吸込気口と前記室外吹出口とを連通す
    る排気流路と、前記給気流路から分岐する第1給気分岐
    路と、前記排気流路から分岐する第1排気分岐路と、前
    記第1給気分岐路と前記第1排気分岐路とが合流する合
    流路と、前記合流路の下流側で分岐し、その一方は前記
    第1給気分岐路との分岐部より下流側の前記給気流路と
    合流する第2給気分岐路と、他方は前記第1排気分岐路
    との分岐部より下流側の前記排気流路と合流する第2排
    気分岐路と、前記合流路内に設け前記合流路に流入する
    空気中の湿分を吸着する吸着材と、前記吸着材の上流側
    の前記合流路内に設け前記吸着材に流入する空気を加熱
    する加熱手段と、前記給気流路と前記第1給気分岐路と
    を流路切替する第1流路切替手段と、前記排気流路と前
    記第1排気分岐路とを流路切替する第2流路切替手段
    と、前記第2給気分岐路と前記第2排気分岐路とを流路
    切替する第3流路切替手段と、前記給気流路に空気を供
    給する第1送風機と、前記排気流路に空気を供給する第
    2送風機と、前記各送風機、前記各流路切換手段および
    前記加熱手段の動作を連動制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 第1給気分岐路との分岐部の上流側の給
    気流路から分岐し、第1排気分岐路との分流部の上流側
    の排気流路に合流する室外循環路と、前記第1排気分岐
    路との分岐部の上流側の前記排気流路から分岐し、前記
    第1給気分岐路との分岐部の上流側の前記給気流路に合
    流する室内循環路とを設けた請求項1記載の空気調和装
    置。
  3. 【請求項3】 第1流路切替手段と第2流路切替手段は
    流路切替およびその開度調整をする構成とし、制御手段
    は吸着材の湿分吸着、脱着の各動作に応じて前記第1流
    路切替手段と前記第2流路切替手段の各開度を制御する
    ようにした請求項1記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 給気流路と室外循環路との流路切替およ
    びその開度調整をする第4流路切替手段と、排気流路と
    室内循環路との流路切替とその開度調整をする第5流路
    切替手段とを設け、制御手段に、換気量を変更し設定す
    る換気量設定部を設け、前記換気量設定部で設定された
    換気量に応じて前記第4流路切替手段と前記第5流路切
    替手段の各開度を制御するようにした請求項2記載の空
    気調和装置。
  5. 【請求項5】 第1給気分岐路との分岐部の上流側の給
    気流路と第1排気分岐路との分岐部の上流側の前記排気
    流路とを交差し、この交差部に熱交換器を設けた請求項
    1記載の空気調和装置。
  6. 【請求項6】 熱交換器の上流側の給気流路から分岐し
    熱交換器と第1給気分岐路の分岐部との間の前記給気流
    路に合流する熱交給気バイパス路と、前記熱交換器の上
    流側の排気流路から分岐し前記熱交換器と第1排気分岐
    路の分岐部との間の前記排気流路に合流する熱交排気バ
    イパス路と、前記給気流路と前記熱交給気バイパス路と
    を流路切替する第6流路切替手段と、前記排気流路と前
    記熱交排気バイパス路とを流路切替する第7流路切替手
    段とを設けた請求項5記載の空気調和装置。
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