JPH09296873A - 水 栓 - Google Patents

水 栓

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JPH09296873A
JPH09296873A JP11234196A JP11234196A JPH09296873A JP H09296873 A JPH09296873 A JP H09296873A JP 11234196 A JP11234196 A JP 11234196A JP 11234196 A JP11234196 A JP 11234196A JP H09296873 A JPH09296873 A JP H09296873A
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JP
Japan
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cam
water
tube
spindle
hot water
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JP11234196A
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English (en)
Inventor
Kinya Arita
欽也 有田
Ryoichi Tsukada
良一 塚田
Shoichiro Himuro
正一郎 氷室
Minoru Sato
稔 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性チューブを流路に組み込んでその変形を
利用して流量等を調節可能とする水栓において、より一
層簡単な構造でしかも弾性チューブの寿命も長く且つ操
作も良好に保てるようにすること。 【解決手段】 給水及び給湯の流路の中途に弾性変形可
能な水用及び湯用チューブを設けると共にこれらのチュ
ーブに対してほぼ直交する向きに突き当たるカムを備
え、操作用のレバーの旋回及び昇降動作に連動するスピ
ンドルにもチューブ側のカムに連接してその位置をさま
ざまに変更可能とするカムを形成し、レバー操作によっ
て水用及び湯用チューブの開閉や開度の変更を行わせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば水と湯と
を混合して吐出する湯水混合水栓に係り、特に流路の開
閉機構をチューブの弾性変形を利用して操作可能とした
水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】湯水混合水栓の中でシングルレバー式と
したものは、たとえばセラミックを素材とする2枚の弁
板を重ね合わせ、一方の弁板をレバーに連接して動かす
ことによって流量及び温度を調節するという構成が従来
の一般的なものである。
【0003】ところが、このようなセラミック製の弁板
を備えるものでは、これらの弁板による摺動弁機構であ
ることから、弁板の加工精度が厳しく設定されると共に
鏡面仕上げが必要なので、コスト面での障害が大きい。
また、弁板を組み込むためのハウジング等の部材を含む
ため、部品点数も多くなり構造も比較的複雑になる傾向
にある。
【0004】これ対し、特開平4−157267号公報
に記載されているように、水側及び湯側の流路のそれぞ
れに弾性チューブを組み込み、レバーに連結されカム面
を形成した弁体の回転動作によって水側及び湯側の弾性
チューブを圧潰する構成としたシングルレバー式の湯水
混合水栓が既に知られている。
【0005】このような弾性チューブを弁体によって圧
潰させるものでは、セラミック製の2枚の弁板等が不要
となるため、コスト面で好ましくまた構造も簡単になる
という利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先の公
報に記載の湯水混合水栓では、弾性チューブに被さるよ
うに弁体が位置していて、レバーのよる旋回動作の時に
は弁体が弾性チューブを圧下しながら摺動する。そし
て、弾性チューブの中には水及び湯が充満していてそれ
ぞれの供給圧によって弾性チューブ自身も弁体に対して
反作用力を及ぼしている。したがって、弾性チューブの
表面は弁体の摺動によって摩耗しやすく、その耐久性が
低くなり寿命も短いという問題がある 特に、弁体の下面の広い範囲が弾性チューブの表面を摺
動することから、このような摩耗が弾性チューブが弁体
側に臨む表面の全体に及ぶことになり、寿命の点から実
用に耐え得ないことに陥ることにもなる。そして、この
ように摺動面積が広いと、その摺動抵抗も大きくなって
しまうので、レバーの操作も重くなり操作性及び使い勝
手にも影響を及ぼすことになる。
【0007】このように、従来の弾性チューブをの変形
を利用した湯水混合水栓等においては、弾性チューブの
耐久性に乏しいほか軽快なレバー操作にも支障を来たす
という問題がある。
【0008】本発明において解決すべき課題は、弾性チ
ューブを流路に組み込んでその変形を利用して流量等を
調節可能とする水栓において、より一層簡単な構造でし
かも弾性チューブの寿命も長く且つ操作も良好に保てる
ようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも給
水用の流路を備えると共にレバーの操作によって前記流
路の開閉及び流路面積の変更を可能とする水栓におい
て、前記流路の中途に配置され上流から下流側を連通さ
せる弾性変形可能な水用チューブと、前記水用チューブ
の周面にほぼ直交して突き当たるカムと、前記レバーに
連接されると共に前記カムを前記水用チューブに対して
進退動作させるスピンドルとを備えてなることを特徴と
する。
【0010】また、給水用の流路とは別系統として備え
た給湯用の流路と、水用チューブと対峙して配置される
弾性変形可能な湯用チューブと、湯用チューブの周面に
ほぼ直交して突き当たるカムとを備え、スピンドルによ
ってカムを湯用チューブに対して進退動作可能とした構
成とすることもできる。
【0011】このような構成において、スピンドルに
は、その軸線から偏心し且つその外径を小さくした小径
カムを備えると共に、小径カムに連なって軸線方向へ向
けて外径を拡大させるテーパカムを設け、スピンドルの
軸線周りの回転によって小径カムのチューブに対する相
対位置を変更可能とすると共に、スピンドルの軸線方向
の移動によってカムのチューブ側への移動量を変更可能
としたものとすることができる。
【0012】また、チューブは、周方向の少なくとも2
ヵ所に角部または他の周面形状よりも屈曲度が大きい部
分を形成した横断面形状としたものとしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】レバー操作によってスピンドルを
動かしてカムをチューブに対して進退動作させれば、こ
のカムはチューブとほぼ直交する向きに移動するので、
移動量を大きくするほどチューブを押し潰して流路を遮
断し、離れる向きにカムを動かせば給水量を増やす操作
が可能となる。
【0014】また、湯用チューブを備えるものでも同様
にレバーによって流路の開閉及び開度の設定が可能であ
り、水用のチューブに対してもスピンドルによてカムを
同時に移動させる構成とすることで、水と湯とを供給し
てこれを混合する湯水混合水栓にも適用できる。
【0015】更に、スピンドルに偏心した小径カムを持
つものでは、スピンドルの軸線周りの回転によって小径
カムの位置をチューブに対して変えることができるの
で、湯水混合水栓として場合には水側と湯側のチューブ
に対する位置を変更して押し潰し度を設定でき、これに
よって混合水の温度を調節することができる。また、テ
ーパカムを備えたものでは、スピンドルを軸線方向に動
かすことによって、水側と湯側のカムを同時にチューブ
側及びこれから離れる向きに移動させることができ、水
側と湯側の流量の調節が行われる。
【0016】更に、チューブの横断面形状を菱形や楕円
等のように少なくとも周方向の2か所に角部を持つもの
や屈曲度がその他の周面部分よりも大きいものとしたも
のでは、これらの角部及び屈曲部分をチューブの折れ曲
がり部分に対応させるようにすれば、流路を閉じるとき
にチューブの折れ曲がり部も含めて内周をきっちりと接
合して塞ぐことができる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の水栓に関する構成を適用した
湯水混合水栓の側面縦断面図、図2は図1のA−A線矢
視による縦断面図である。
【0018】図において、湯水混合水栓の水栓本体1の
下端には給水管2a及び給湯管2bをソケット2cを介
して接続し、上端側には混合室1aを形成すると共にこ
れに連通する吐水管3を旋回可能に取り付けている。そ
して、ソケット2c上端にはその内部の給水及び給湯路
と同軸となるようにゴム等を素材とした水用チューブ4
及び湯用チューブ5をそれぞれ配置し、これらのチュー
ブ4,5の上端を混合室1aに臨ませて連通させる。
【0019】水用及び湯用チューブ4,5の周りには、
図2に示すように、円弧状の平面断面形状を持つ受けブ
ロック4a,5aを配置すると共に、これらの受けブロ
ック4a,5aの間に介装したガイドブロック6a,6
bを設ける。ガイドブロック6a,6bは水栓本体1の
中心側を直線状として互いに平行な関係として配置さ
れ、これらのガイドブロック6a,6bの直線部を摺動
面として移動可能な一対のカム7,8を組み込む。
【0020】カム7,8はそれぞれが対向する面の中央
に円弧状の切欠7a,8aを形成すると共に、反対側の
面には水用及び湯用チューブ4,5を押し潰す位置まで
移動したときに受けブロック4a,5aの内周面とほぼ
同心円を形成するような円弧状の膨出部7b,8bを設
けたものである。
【0021】更に、水栓本体1にはその上端から貫通し
てカム7,8を突き抜ける長さのスピンドル9を軸線に
移動可能かつ軸線周りに回転可能に設け、このスピンド
ル9の上端にはピン10aを介してレバー10を連接す
る。レバー10は水栓本体1の上端に水9と同軸上で回
転自在キャップ11の前面に設けた開口11aを突き抜
けて外まで伸び、開口11aの高さ方向に相当して上下
に操作可能であり、またレバー10を旋回操作するとき
には開口11aの開口縁に当たってキャップ11も一体
として回転する。そして、図1に示すようにスピンドル
9の長さのほぼ中間位置にストッパリング9aを一体に
取り付けることによって、図示の上限位置が規制される
ようにする。
【0022】図3はスピンドル9の下端部を示す斜視図
であり、下端には上端側と同じ外径としたストッパ9b
を備え、その直ぐ上側には外径を半分とすると共にその
半径分だけスピンドル9自身の中心に対して偏心させた
小径カム9cを形成したものである。そして、この小径
カム9cから上側には上端側に向けて半径が一様に拡大
する円弧面のテーパカム9dを設け、スピンドル9の昇
降ストロークの中に小径カム9cからテーパカム9dよ
りも少し上までの距離が含まれるようにする。
【0023】スピンドル9は、その下端のストッパ9b
がカム7,8を突き抜けるように組み込まれ、図1及び
図2の状態ではレバー10は水栓本体1の正面側に突き
出てスピンドル9はその上限位置まで上昇している。こ
のとき、図2に示すようにスピンドル9の小径カム9c
が偏心していて湯用チューブ5側に偏っているので、こ
の湯用チューブ5は押し潰されて流路が遮断され、水用
チューブ4は自身の弾性復元及び通過する給水の圧力に
よってカム7を図において左側に押してその切欠7aを
小径カム9cに突き当てている。
【0024】以上の構成において、レバー10を図1の
位置から押し下げるとこれに伴ってスピンドル9も加工
し、カム7,8の間に位置していた小径カム9cは下に
変位すると共に図4に示すようにテーパカム9dよりも
上側のスピンドル9の外周面が切欠7a,8aに対峙す
るようになる。このため、カム7,8はそれぞれ外側に
押しやられて膨出部7b,8bを水用及び湯用チューブ
4,5に突き当ててこれらを同時に押し潰す。したがっ
て、水用及び湯用チューブ4,5によって形成される水
側及び湯側の流路が遮断された止水状態に保たれる。
【0025】この止水時では、カム7,8の膨出部7
a,8aの外郭形状が受けブロック4a,5aの内周形
状と同心円を形成するようになっているので、水用及び
湯用チューブ4,5はこれらの膨出部7a,8a及び受
けブロック4a,5aに倣うようにして収縮変形する。
したがって、水用及び湯用チューブ4,5が折れ曲がる
部分についてもその内周面どうしを圧着させた変形が可
能であり、止水不良を生じることはない。
【0026】図4の止水状態からスピンドル9を回転さ
せないでそのまま真っ直ぐ引き上げると、図2に示す状
態となり、先に説明したように湯側の流路が遮断され
る。このとき、水用チューブ4に対してはカム7は外圧
を与えない位置に留まって水用チューブ4を収縮させ
ず、給水量を最大に設定した供給が可能となる。そし
て、レバー10を押し下げると、テーパカム9d部分が
次第にカム7の切欠7aに突き当たるようになるので、
このテーパカム9dの傾斜形状に相当してカム7は図2
において右側に移動する。このため、水用チューブ4は
収縮変形しての流路断面が絞られることになり、これに
よって給水量が小さく設定される。
【0027】このようにスピンドル9を上下に動かすこ
とによって、給水流量を調節することができる。そし
て、図5の状態から更にスピンドル9を時計方向に90
度回転させることができる構成としておけば、図2の状
態とは逆に水用チューブ4が押し潰されて湯用チューブ
5が全開の状態に設定されることになる。
【0028】図2の状態からレバー10を水栓本体1の
正面側(図1において右側)から見たときに左に90度
回転させると、小径カム9cは切欠7a,8aに沿って
移動しながら図5に示す位置に設定することができる。
図示の状態では小径カム9cが水用及び湯用チューブ
4,5に対して中立の位置にあり、これらの水用及び湯
用チューブ4,5に対するカム7,8の移動量は等し
い。このため、水用及び湯用チューブ4,5は同じ流路
面積となるように設定され、給水及び給湯の供給圧力が
等しければ同じ流量の水及び湯を混合室1aに供給する
ことができる。
【0029】また、図2から図5の位置に小径カム9c
を移動させる期間では、水側のカム7を次第に右側に押
していくと同時に小径カム9c自身も右へ移動するの
で、全開であった水用チューブ4はその流路面積が縮小
していき、遮断されていた湯用チューブ5は次第に流路
面積を大きくしていく。したがって、このような過程で
は給水量を減らして給湯量を増やす操作が可能であり、
水と湯との量比を調節することができる。このため、レ
バー10の旋回角度によって水と湯との混合比を調節す
ることができ、混合水の温度調節が可能である。
【0030】以上のように、スピンドル9を上下に動か
すことで給水及び給湯の総量を調節することができるの
で、混合水の流量調整が可能であり、またスピンドル9
を旋回させることで調節した混合水の流量は一定とした
ままでその温度を変更することができ、従来のシングル
レバー式の湯水混合水栓と同様に流量及び温度の調節を
自在に行うことができる。
【0031】また、水用及び湯用チューブ4,5に対し
ては、カム7,8これらを押し潰す向きとこれを解除す
る向きへの動作だけであり、水用及び湯用チューブ4,
5に対するカム7,8の摺動は殆ど無視できる。すなわ
ち、従来例ではカムがチューブの表面を広い範囲で摺動
しているものであったが、本発明ではカム7,8は水用
及び湯用チューブ4,5に対して圧縮力を作用させるだ
けであり、カム7,8による繰り返し負荷を受けても表
面の摩耗が抑えられる。
【0032】図6は水用及び湯用チューブを楕円形の断
面形状とした例である。
【0033】先の例では図2に示したように水用チュー
ブ4は円形の断面形状であって、湯用チューブ5も同様
である。これに対し、図6の(a)に示すように水用及
び湯用チューブ4,5を楕円の断面形状とし、同図の
(b)の水用チューブ4によって示すようにその長軸が
カム7の移動方向と直交する姿勢として組み込み、湯用
チューブ5についても同様とする。
【0034】このような楕円形の断面の水用及び湯用チ
ューブ4,5とすることによって、カム7,8によって
押し潰されるときには、同図(a)の一点鎖線の円で囲
んだ部分を折り曲げやすくすることができる。そして、
水用及び湯用チューブ4,5を押し潰すときにはその折
り曲がった部分に隙間が残ったままとなりやすい傾向に
あるが、楕円形状の断面とすることによって、折り曲げ
部分の内周どうしを強く密着させることができ、確実な
止水が可能となる。
【0035】また、楕円形状の他にも、たとえば半円状
や三日月状及び菱形状等の外郭を持つ中空体のものであ
ってもよく、半円状のものであればその半径方向の線分
がカム7,8の移動方向と直交する向きに配置すればよ
く、三日月状のものでもその両端の尖った部分を結ぶ線
分を同様の配置し姿勢とすればよい。要するに、水用及
び湯用チューブー4,5は、楕円形状の場合のように先
細りするものや角部が形成されたものとし、この部分を
折り曲げることで内周面どうしの接合がしやすい形状の
ものとすればよい。
【0036】
【発明の効果】本発明では、チューブに対してカムをほ
ぼ直交する向きのみに動作させてこのチューブの開閉や
開度の設定を行うので、従来のように広い摺動面で弁体
と接触させるような構成に比べるとチューブの摩耗が無
視できるほど小さくなり、その耐久性が向上すると共に
実用上にも十分耐え得る製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の水栓構造を適用した湯水混合水栓の
概略縦断面図である。
【図2】 図1のA−A線矢視による横断面図である。
【図3】 スピンドルの下端部を示す斜視図である。
【図4】 図2と同じ断面位置であって止水時を示す横
断面図である。
【図5】 図2と同じ断面位置であって水側と湯側の開
度を同じとした中立状態を示す横断面図である。
【図6】 チューブを楕円形状の断面とした例であっ
て、同図の(a)はその横断面図、同図の(b)はカム
等に対する配置を示す要部の横断面図である。
【符号の説明】
1 :水栓本体 1a:混合室 2a:給水管 2b:給湯管 3 :吐水管 4 :水用チューブ 4a:受けブロック 5 :湯用チューブ 5a:受けブロック 6a,6b:ガイドブロック 7 :カム 8 :カム 9 :スピンドル 9b:ストッパ 9c:小径カム 9d:テーパカム 10 :レバー 11 :キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 氷室 正一郎 北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 東 陶機器株式会社内 (72)発明者 佐藤 稔 北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 東 陶機器株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも給水用の流路を備えると共に
    レバーの操作によって前記流路の開閉及び流路面積の変
    更を可能とする水栓において、前記流路の中途に配置さ
    れ上流から下流側を連通させる弾性変形可能な水用チュ
    ーブと、前記水用チューブの周面にほぼ直交して突き当
    たるカムと、前記レバーに連接されると共に前記カムを
    前記水用チューブに対して進退動作させるスピンドルと
    を備えてなる水栓。
  2. 【請求項2】 前記給水用の流路とは別系統として備え
    た給湯用の流路と、前記水用チューブと対峙して配置さ
    れる弾性変形可能な湯用チューブと、前記湯用チューブ
    の周面にほぼ直交して突き当たるカムとを備え、前記ス
    ピンドルによって前記カムを前記湯用チューブに対して
    進退動作可能としてなる請求項1記載の水栓。
  3. 【請求項3】 前記スピンドルには、その軸線から偏心
    し且つその外径を小さくした小径カムを備えると共に、
    前記小径カムに連なって軸線方向へ向けて外径を拡大さ
    せるテーパカムを設け、前記スピンドルの軸線周りの回
    転によって前記小径カムの前記チューブに対する相対位
    置を変更可能とすると共に、前記スピンドルの軸線方向
    の移動によって前記カムのチューブ側への移動量を変更
    可能としてなる請求項1または2記載の水栓。
  4. 【請求項4】 前記チューブは、周方向の少なくとも2
    ヵ所に角部または他の周面形状よりも屈曲度が大きい部
    分を形成した横断面形状としてなる請求項1から3記載
    の水栓。
JP11234196A 1996-05-07 1996-05-07 水 栓 Pending JPH09296873A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010526966A (ja) * 2007-05-16 2010-08-05 ネステク ソシエテ アノニム 飲料生成機のための蠕動バルブを有する制御装置
JP2013097246A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Ricoh Co Ltd チューブ開閉装置、及び、画像形成装置
JP2017122490A (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 大木工業株式会社 ピンチバルブ装置
CN107355566A (zh) * 2017-08-29 2017-11-17 哈尔滨工业大学 一种可编程控制的四通道阀门装置及其使用方法
WO2019187375A1 (ja) * 2018-03-29 2019-10-03 株式会社Lixil 弁装置

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