JPH09296806A - シリンダとピストンとを有する圧力媒体駆動装置 - Google Patents
シリンダとピストンとを有する圧力媒体駆動装置Info
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- JPH09296806A JPH09296806A JP9008585A JP858597A JPH09296806A JP H09296806 A JPH09296806 A JP H09296806A JP 9008585 A JP9008585 A JP 9008585A JP 858597 A JP858597 A JP 858597A JP H09296806 A JPH09296806 A JP H09296806A
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- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/08—Characterised by the construction of the motor unit
- F15B15/14—Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
- F15B15/1423—Component parts; Constructional details
- F15B15/1438—Cylinder to end cap assemblies
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- F15B15/1423—Component parts; Constructional details
- F15B15/1433—End caps
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- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
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- F15B15/1423—Component parts; Constructional details
- F15B15/1457—Piston rods
- F15B15/1461—Piston rod sealings
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧力媒体駆動装置を簡単にわずかな部品で製
作し得るようにし，受け部材が正確な座を有し，シール
リングが簡単に交換可能であるようにする。 【解決手段】 ピストン（３）はプランジャピストンと
して構成されており，受け部材（１２）を取り外すこと
なしに貫通孔（１３）及びシールリング（８）から引き
出し可能である。受け部材（１２）はしゅう動部材とし
て構成されていて，シリンダ（１）の端部に係合して，
半径方向のあり溝結合部を形成している。受け部材（１
２）は，シリンダ（１）内に押し込まれた状態で，ピス
トン（３）によってシリンダ（１）に対して係止されて
いる。
作し得るようにし，受け部材が正確な座を有し，シール
リングが簡単に交換可能であるようにする。 【解決手段】 ピストン（３）はプランジャピストンと
して構成されており，受け部材（１２）を取り外すこと
なしに貫通孔（１３）及びシールリング（８）から引き
出し可能である。受け部材（１２）はしゅう動部材とし
て構成されていて，シリンダ（１）の端部に係合して，
半径方向のあり溝結合部を形成している。受け部材（１
２）は，シリンダ（１）内に押し込まれた状態で，ピス
トン（３）によってシリンダ（１）に対して係止されて
いる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，シリンダ室を有す
るシリンダと，半径方向で案内されているピストンと，
シールリングと，ピストンのための貫通孔とシールリン
グのための接触面とを有する交換可能な受け部材とを備
えている形式の圧力媒体駆動装置に関する。
るシリンダと，半径方向で案内されているピストンと，
シールリングと，ピストンのための貫通孔とシールリン
グのための接触面とを有する交換可能な受け部材とを備
えている形式の圧力媒体駆動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に油圧駆動装置として構成されてい
るこのような形式の圧力媒体駆動装置は，例えばフォー
クリフトなどのような床上荷役装置のために多数使用さ
れている。この場合，シリンダの端部に受け部材があ
り，これは少なくとも部分的にプランジャピストンのた
めの案内としても役立つ。この受け部材はシールリング
の軸方向力も受け止める。
るこのような形式の圧力媒体駆動装置は，例えばフォー
クリフトなどのような床上荷役装置のために多数使用さ
れている。この場合，シリンダの端部に受け部材があ
り，これは少なくとも部分的にプランジャピストンのた
めの案内としても役立つ。この受け部材はシールリング
の軸方向力も受け止める。
【０００３】ドイツ連邦共和国特許出願公開第 36 35 0
10 号明細書に記載されている前述の形式の圧力媒体駆
動装置においては，ピストンと結合されているラックが
受け部材を通して，すなわちそれぞれ１つの内側シール
及び１つの外側シールを有する作業室閉鎖片を通して，
導かれており，受け部材は半径方向の予ばね力を有する
丸線材から成る止めリングによってシリンダ内に固定さ
れている。ピストンはラックよりも大きな直径を有して
いるので，ラックは受け部材から引き出すことができな
い。止めリングは工具によってラックとシリンダとの間
の狭い環状すきま内に挿入され，修理を行う場合には再
びこの環状すきまから取り外される。したがって製作費
及び修理作業費が高価であり，丸線材は多数の使用分野
において作業圧力が極端に大きい場合には，固定機能を
行い得なくなる。
10 号明細書に記載されている前述の形式の圧力媒体駆
動装置においては，ピストンと結合されているラックが
受け部材を通して，すなわちそれぞれ１つの内側シール
及び１つの外側シールを有する作業室閉鎖片を通して，
導かれており，受け部材は半径方向の予ばね力を有する
丸線材から成る止めリングによってシリンダ内に固定さ
れている。ピストンはラックよりも大きな直径を有して
いるので，ラックは受け部材から引き出すことができな
い。止めリングは工具によってラックとシリンダとの間
の狭い環状すきま内に挿入され，修理を行う場合には再
びこの環状すきまから取り外される。したがって製作費
及び修理作業費が高価であり，丸線材は多数の使用分野
において作業圧力が極端に大きい場合には，固定機能を
行い得なくなる。
【０００４】米国特許第 33 91 612 号明細書に記載さ
れている油圧モータにおいては，横断面の大きいピスト
ンシールが，あり溝結合部によってピストンと結合され
ている。この結合を生ぜしめ，かつ再び解離し得るよう
にするために，シリンダ壁に半径方向の孔が形成されて
おり，この半径方向の孔は，ねじを有するカバーによっ
て閉じられている。このカバーは工具を使用しないと取
り外すことができない。ピストン自体はピストンシール
を取り外すまではシリンダ内にとどまっている。この米
国特許明細書には，受け部材の孔からピストンを引き出
すことについては何も記載されていない。シリンダの端
部にある閉鎖壁すなわち受け部材については，同じよう
な半径方向の孔によってシリンダ壁に取り付けられ，取
り外されると記載されている。シール交換作業費ひいて
はシールのための構造経費は高価である。それはシリン
ダの製作のために連続成形材を使用することができない
からである。更にシールのための半径方向の取り付け孔
及びそのカバーは大きな圧力に対して弱い箇所となる。
れている油圧モータにおいては，横断面の大きいピスト
ンシールが，あり溝結合部によってピストンと結合され
ている。この結合を生ぜしめ，かつ再び解離し得るよう
にするために，シリンダ壁に半径方向の孔が形成されて
おり，この半径方向の孔は，ねじを有するカバーによっ
て閉じられている。このカバーは工具を使用しないと取
り外すことができない。ピストン自体はピストンシール
を取り外すまではシリンダ内にとどまっている。この米
国特許明細書には，受け部材の孔からピストンを引き出
すことについては何も記載されていない。シリンダの端
部にある閉鎖壁すなわち受け部材については，同じよう
な半径方向の孔によってシリンダ壁に取り付けられ，取
り外されると記載されている。シール交換作業費ひいて
はシールのための構造経費は高価である。それはシリン
ダの製作のために連続成形材を使用することができない
からである。更にシールのための半径方向の取り付け孔
及びそのカバーは大きな圧力に対して弱い箇所となる。
【０００５】すべての公知のシール固定形式は不確実で
あるか，高価であり，大量に使用される圧力媒体駆動装
置に適していない。
あるか，高価であり，大量に使用される圧力媒体駆動装
置に適していない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明が解決し
ようとする課題は，圧力媒体駆動装置を簡単にわずかな
部品で製作し得るようにし，受け部材が正確な座を有
し，かつシールリングが簡単に交換可能であるようにす
ることである。
ようとする課題は，圧力媒体駆動装置を簡単にわずかな
部品で製作し得るようにし，受け部材が正確な座を有
し，かつシールリングが簡単に交換可能であるようにす
ることである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では，最初に述べた形式の圧力媒体駆動
装置において，ピストンがプランジャピストンとして構
成されていて，受け部材を取り外すことなしに貫通孔及
びシールリングから引き出し可能であり，受け部材がし
ゅう動部材として構成されていて，シリンダの端部に係
合して，半径方向のあり溝結合部を形成しており，受け
部材がシリンダ内に押し込まれた状態でピストンによっ
てシリンダに対して係止されているようにした。
に本発明の構成では，最初に述べた形式の圧力媒体駆動
装置において，ピストンがプランジャピストンとして構
成されていて，受け部材を取り外すことなしに貫通孔及
びシールリングから引き出し可能であり，受け部材がし
ゅう動部材として構成されていて，シリンダの端部に係
合して，半径方向のあり溝結合部を形成しており，受け
部材がシリンダ内に押し込まれた状態でピストンによっ
てシリンダに対して係止されているようにした。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の有利な実施の形態は請求
項２以下に記載したとおりである。
項２以下に記載したとおりである。
【０００９】あり溝結合部が直径方向で向き合った２つ
のしゅう動条片を有しており，これらのしゅう動条片が
シリンダに形成されている対応横溝内に押し込まれてい
るようにすると，特に有利である。
のしゅう動条片を有しており，これらのしゅう動条片が
シリンダに形成されている対応横溝内に押し込まれてい
るようにすると，特に有利である。
【００１０】更にこの場合，ピストンがシリンダ室内に
挿入された案内リング内で案内されており，シールリン
グが案内リングとしゅう動部材との間に配置されている
ようにすると有利であり，特に，案内リングが滑り性質
を有するプラスチックから成っていて，シールリングが
シリンダ室の段孔内に配置されているようにすると有利
である。
挿入された案内リング内で案内されており，シールリン
グが案内リングとしゅう動部材との間に配置されている
ようにすると有利であり，特に，案内リングが滑り性質
を有するプラスチックから成っていて，シールリングが
シリンダ室の段孔内に配置されているようにすると有利
である。
【００１１】しゅう動部材が軸方向で見て方形の輪郭を
有しており，しゅう動条片が方形の互いに向き合った２
つの辺に配置されているようにすると，特に有利であ
る。
有しており，しゅう動条片が方形の互いに向き合った２
つの辺に配置されているようにすると，特に有利であ
る。
【００１２】また，しゅう動部材がプランジャピストン
のための貫通孔よりも大きな直径の環状溝を有してお
り，この環状溝内にかきとりリングが挿入されているよ
うにすると，有利である。
のための貫通孔よりも大きな直径の環状溝を有してお
り，この環状溝内にかきとりリングが挿入されているよ
うにすると，有利である。
【００１３】このかきとりリングはシールリングと同じ
ように，環状溝から簡単に取り外して，新しいかきとり
リングと交換することができる。かきとりリングが引き
続き使用可能である場合には，しゅう動部材に取り付け
たままにして，シールリングの交換後に，再びしゅう動
部材と一緒に取り付け，プランジャピストンによって改
めて係止することができる。
ように，環状溝から簡単に取り外して，新しいかきとり
リングと交換することができる。かきとりリングが引き
続き使用可能である場合には，しゅう動部材に取り付け
たままにして，シールリングの交換後に，再びしゅう動
部材と一緒に取り付け，プランジャピストンによって改
めて係止することができる。
【００１４】
【実施例】以下においては，本発明の構成を図面に示し
た実施例に基づいて具体的に説明する。
た実施例に基づいて具体的に説明する。
【００１５】図１において，シリンダ１のシリンダ室２
内にプランジャピストン若しくはプランジャ３が配置さ
れている。シリンダ室２とプランジャピストン３との直
径差によって環状すきま４が形成されており，この環状
すきま４内には，図示していない油圧導管のための接続
孔５が開口している。
内にプランジャピストン若しくはプランジャ３が配置さ
れている。シリンダ室２とプランジャピストン３との直
径差によって環状すきま４が形成されており，この環状
すきま４内には，図示していない油圧導管のための接続
孔５が開口している。
【００１６】シリンダ室２の端部は直径をわずかに拡大
されており，この直径拡大部内に案内リング６が挿入さ
れている。案内リング６は例えばポリアミドのような良
好な滑り性質を有するプラスチックから成っている。こ
の直径拡大部に段孔７が続いており，この段孔７内には
シールリング８が挿入されている。シールリング８は図
示のように溝付きリング若しくはリップリングとして構
成されている。
されており，この直径拡大部内に案内リング６が挿入さ
れている。案内リング６は例えばポリアミドのような良
好な滑り性質を有するプラスチックから成っている。こ
の直径拡大部に段孔７が続いており，この段孔７内には
シールリング８が挿入されている。シールリング８は図
示のように溝付きリング若しくはリップリングとして構
成されている。
【００１７】更に段孔７に２つの互いに平行な横溝９及
び１０が続いており，これらの横溝９・１０は方形の横
断面を有していて，シリンダ１全体を通って横方向に延
びており，両端部が開いている。これらの横溝９・１０
はシリンダ１の端部に向かう方向でそれぞれ１つの突条
１１によって仕切られている。突条１１は所属の横溝９
若しくは１０に対して平行に延びており，突条１１と横
溝９・１０とはそれぞれ１つのしゅう動座を形成してい
る。
び１０が続いており，これらの横溝９・１０は方形の横
断面を有していて，シリンダ１全体を通って横方向に延
びており，両端部が開いている。これらの横溝９・１０
はシリンダ１の端部に向かう方向でそれぞれ１つの突条
１１によって仕切られている。突条１１は所属の横溝９
若しくは１０に対して平行に延びており，突条１１と横
溝９・１０とはそれぞれ１つのしゅう動座を形成してい
る。
【００１８】横溝９及び１０内にはしゅう動部材１２が
直径方向に押し込まれる。しゅう動部材１２はプランジ
ャピストン３のための貫通孔１３を有している。図１か
ら分かるように，しゅう動部材１２はシールリング８の
ための受け部材を形成している。シールリング８はシリ
ンダ開口の方向に油圧の作用を受けている。この油圧は
３００ｂａｒにまで達する。しかしそれ以上の値になる
こともある。
直径方向に押し込まれる。しゅう動部材１２はプランジ
ャピストン３のための貫通孔１３を有している。図１か
ら分かるように，しゅう動部材１２はシールリング８の
ための受け部材を形成している。シールリング８はシリ
ンダ開口の方向に油圧の作用を受けている。この油圧は
３００ｂａｒにまで達する。しかしそれ以上の値になる
こともある。
【００１９】図２に示したように，しゅう動部材１２は
複矢印１４で示すように軸線Ａに対して垂直な両方の方
向で引き出すことができる。しかしながら軸方向ではし
ゅう動部材１２は横溝９及び１０によって，若しくは突
条１１によって，確実に保持されている。
複矢印１４で示すように軸線Ａに対して垂直な両方の方
向で引き出すことができる。しかしながら軸方向ではし
ゅう動部材１２は横溝９及び１０によって，若しくは突
条１１によって，確実に保持されている。
【００２０】図３から分かるように，しゅう動部材１２
はシールリング８のための接触面１５を有し，更にこの
接触面１５とは逆の側で貫通孔１３よりも大きな直径の
環状溝１６（図４）を有していて，この環状溝１６内に
かきとりリング１７を収容している。このかきとりリン
グ１７は任意の期間にわたって使用することができ，金
属枠を必要としない。それはしゅう動部材１２が金属枠
の機能を行うからである。特に図３から分かるように，
かきとりリング１７はすべての方向で環状溝１６の壁と
プランジャピストン３とによって保持されている。しか
しながら，プランジャピストン３を引き出すと，かきと
りリング１７は簡単に取り外すことができる。
はシールリング８のための接触面１５を有し，更にこの
接触面１５とは逆の側で貫通孔１３よりも大きな直径の
環状溝１６（図４）を有していて，この環状溝１６内に
かきとりリング１７を収容している。このかきとりリン
グ１７は任意の期間にわたって使用することができ，金
属枠を必要としない。それはしゅう動部材１２が金属枠
の機能を行うからである。特に図３から分かるように，
かきとりリング１７はすべての方向で環状溝１６の壁と
プランジャピストン３とによって保持されている。しか
しながら，プランジャピストン３を引き出すと，かきと
りリング１７は簡単に取り外すことができる。
【００２１】図４及び図５から分かるように，しゅう動
部材１２は矢印Ｖの軸方向で見て方形の輪郭を有してい
る。この方形Ｒの２つの互いに向き合った辺に互いに平
行な２つのしゅう動条片１８及び１９が配置されてお
り，これらのしゅう動条片１８・１９もやはり方形の横
断面を有していて，横溝９及び１０に対応するように配
置・構成されている。これによって，しゅう動部材１２
とシリンダ１との間に１種のあり溝結合部が生じ，しゅ
う動部材１２の極めて正確な座が形成される。
部材１２は矢印Ｖの軸方向で見て方形の輪郭を有してい
る。この方形Ｒの２つの互いに向き合った辺に互いに平
行な２つのしゅう動条片１８及び１９が配置されてお
り，これらのしゅう動条片１８・１９もやはり方形の横
断面を有していて，横溝９及び１０に対応するように配
置・構成されている。これによって，しゅう動部材１２
とシリンダ１との間に１種のあり溝結合部が生じ，しゅ
う動部材１２の極めて正確な座が形成される。
【００２２】図６は，隔壁２１によって隔てられている
２つのシリンダ室２ａ及び２ｂを有する複シリンダ２０
を示す。２つの接続孔５ａ及び５ｂによって両方のシリ
ンダ室２ａ及び２ｂは互いに無関係に圧力媒体を供給す
ることができる。このようなプランジャピストンにおい
ては，行程を制限するために外部のストッパが必要であ
るので，このような圧力媒体駆動装置は有利には，横し
ゅう動枠２２を有するいわゆる横しゅう動装置において
使用される。図６においては横しゅう動枠２２の上方部
分並びにプランジャピストン３ａ及び３ｂは破線で示さ
れている。両方のプランジャピストン３ａ及び３ｂを圧
力負荷することによって，プランジャピストン３ａ及び
３ｂを横しゅう動枠２２に向かって寸法ｓだけ複シリン
ダ２０から突出させることができる。この状態で例えば
プランジャピストン３ａを更に引き出すと，プランジャ
ピストン３ｂは同じ距離だけ押し込まれる。いずれにせ
よ，必要なストッパを形成している横しゅう動枠２２は
プランジャピストン３ａ及び又は３ｂが複シリンダ２０
から抜け出ることを阻止する。横しゅう動枠２２を取り
除くと，シールリング８及び場合によってはかきとりリ
ング１７を次のようにして交換することができる： １ プランジャピストン３ａ・３ｂを引き出す； ２ しゅう動部材１２を横溝９及び１０から側方に引き
出す； ３ シールリング８及び場合によりかきとりリング１７
を交換する； ４ しゅう動部材１２を側方から再び押し込む； ５ プランジャピストン３ａ・３ｂを軸方向に押し込
む。
２つのシリンダ室２ａ及び２ｂを有する複シリンダ２０
を示す。２つの接続孔５ａ及び５ｂによって両方のシリ
ンダ室２ａ及び２ｂは互いに無関係に圧力媒体を供給す
ることができる。このようなプランジャピストンにおい
ては，行程を制限するために外部のストッパが必要であ
るので，このような圧力媒体駆動装置は有利には，横し
ゅう動枠２２を有するいわゆる横しゅう動装置において
使用される。図６においては横しゅう動枠２２の上方部
分並びにプランジャピストン３ａ及び３ｂは破線で示さ
れている。両方のプランジャピストン３ａ及び３ｂを圧
力負荷することによって，プランジャピストン３ａ及び
３ｂを横しゅう動枠２２に向かって寸法ｓだけ複シリン
ダ２０から突出させることができる。この状態で例えば
プランジャピストン３ａを更に引き出すと，プランジャ
ピストン３ｂは同じ距離だけ押し込まれる。いずれにせ
よ，必要なストッパを形成している横しゅう動枠２２は
プランジャピストン３ａ及び又は３ｂが複シリンダ２０
から抜け出ることを阻止する。横しゅう動枠２２を取り
除くと，シールリング８及び場合によってはかきとりリ
ング１７を次のようにして交換することができる： １ プランジャピストン３ａ・３ｂを引き出す； ２ しゅう動部材１２を横溝９及び１０から側方に引き
出す； ３ シールリング８及び場合によりかきとりリング１７
を交換する； ４ しゅう動部材１２を側方から再び押し込む； ５ プランジャピストン３ａ・３ｂを軸方向に押し込
む。
【００２３】本発明の技術思想は長方形若しくは正方形
の外部輪郭を有するシリンダ２０（図７）にも，あるい
は円形の外部輪郭を有するシリンダ２３（図８）にも適
用することができる。図７及び図８においては同一の部
分には同一の符号が付けられている。図８においては図
１のシリンダ１の代わりに円筒形の外面を有するシリン
ダ２３が使用されており，このシリンダ２３は充分な長
さの横溝９及び１０並びにしゅう動条片１８及び１９を
可能にするような壁厚を有している。
の外部輪郭を有するシリンダ２０（図７）にも，あるい
は円形の外部輪郭を有するシリンダ２３（図８）にも適
用することができる。図７及び図８においては同一の部
分には同一の符号が付けられている。図８においては図
１のシリンダ１の代わりに円筒形の外面を有するシリン
ダ２３が使用されており，このシリンダ２３は充分な長
さの横溝９及び１０並びにしゅう動条片１８及び１９を
可能にするような壁厚を有している。
【００２４】
【発明の効果】本発明による圧力媒体駆動装置において
は，わずかな数の部品しか必要でなく，受け部材はシリ
ンダの開放端部において正確な座を占め，ピストン案内
の少なくとも一部を引き受け，シールリングを正確に支
え，シールリングを簡単に交換することを可能にする。
シリンダ端部に特別なスリーブ及びねじ孔を設ける必要
はない。また付加的なシールプレート及び付加的なシー
ルリングも必要でない。この場合，プランジャピストン
自体は極めて簡単な形式でしゅう動部材のための係止装
置として役立つ。それ以上の固定手段は必要でない。プ
ランジャピストンがシリンダ室内に押し込まれている限
り，しゅう動部材はシリンダの横溝から引き出すことは
できない。プランジャピストンがシリンダから引き出さ
れると，しゅう動部材はシリンダ軸線に対して垂直の方
向で横溝から引き出すことができ，次いで，特別な工具
を使用することなしに，シールリングも段孔から引き出
して，新しいシールリングと交換することができる。し
ゅう動部材は任意の期間にわたって何回でも再使用する
ことができる。
は，わずかな数の部品しか必要でなく，受け部材はシリ
ンダの開放端部において正確な座を占め，ピストン案内
の少なくとも一部を引き受け，シールリングを正確に支
え，シールリングを簡単に交換することを可能にする。
シリンダ端部に特別なスリーブ及びねじ孔を設ける必要
はない。また付加的なシールプレート及び付加的なシー
ルリングも必要でない。この場合，プランジャピストン
自体は極めて簡単な形式でしゅう動部材のための係止装
置として役立つ。それ以上の固定手段は必要でない。プ
ランジャピストンがシリンダ室内に押し込まれている限
り，しゅう動部材はシリンダの横溝から引き出すことは
できない。プランジャピストンがシリンダから引き出さ
れると，しゅう動部材はシリンダ軸線に対して垂直の方
向で横溝から引き出すことができ，次いで，特別な工具
を使用することなしに，シールリングも段孔から引き出
して，新しいシールリングと交換することができる。し
ゅう動部材は任意の期間にわたって何回でも再使用する
ことができる。
【図１】圧力媒体駆動装置の部分的軸方向断面図であ
る。
る。
【図２】図１の矢印 II の方向で見た端面図である。
【図３】図１の左端区分の拡大図である。
【図４】図５の IV−IV 線に沿ったしゅう動部材の軸方
向断面図である。
向断面図である。
【図５】図４の矢印 V の方向で見たしゅう動部材の正
面図である。
面図である。
【図６】例えばフォークリフトのフォークのための横し
ゅう動装置に使用することのできる図１に示した構成の
バイラテラル圧力媒体駆動装置の軸方向断面図である。
ゅう動装置に使用することのできる図１に示した構成の
バイラテラル圧力媒体駆動装置の軸方向断面図である。
【図７】図６の複シリンダ装置の分解斜視図である。
【図８】図１の圧力媒体駆動装置の変化実施例の分解斜
視図である。
視図である。
１ シリンダ， ２・２ａ・２ｂ シリンダ室， ３・
３ ａ・３ｂ プランジャピストン（プランジャ），
４ 環状すきま， ５・５ａ・５ｂ 接続孔，６ 案内
リング， ７ 段孔， ８ シールリング， ９及び１
０ 横溝，１１ 突条， １２ しゅう動部材（受け部
材）， １３ 貫通孔， １４ 複矢印， １５ 接触
面， １６ 環状溝， １７ かきとりリング， １８
・１９ しゅう動条片， ２０ 複シリンダ， ２１
隔壁， ２２ 横しゅう動枠， ２３ シリンダ， Ａ
軸線， Ｒ 方形， ｓ 寸法， Ｖ 矢印
３ ａ・３ｂ プランジャピストン（プランジャ），
４ 環状すきま， ５・５ａ・５ｂ 接続孔，６ 案内
リング， ７ 段孔， ８ シールリング， ９及び１
０ 横溝，１１ 突条， １２ しゅう動部材（受け部
材）， １３ 貫通孔， １４ 複矢印， １５ 接触
面， １６ 環状溝， １７ かきとりリング， １８
・１９ しゅう動条片， ２０ 複シリンダ， ２１
隔壁， ２２ 横しゅう動枠， ２３ シリンダ， Ａ
軸線， Ｒ 方形， ｓ 寸法， Ｖ 矢印
Claims (7)
- 【請求項１】 シリンダ室（２・２ａ・２ｂ）を有する
シリンダ（１・２３）と，半径方向で案内されているピ
ストン（３・３ａ・３ｂ）と，シールリング（８）と，
ピストン（３・３ａ・３ｂ）のための貫通孔（１３）と
シールリング（８）のための接触面（１５）とを有する
交換可能な受け部材（１２）とを備えている形式の圧力
媒体駆動装置において，ピストン（３・３ａ・３ｂ）が
プランジャピストンとして構成されていて，受け部材
（１２）を取り外すことなしに貫通孔（１３）及びシー
ルリング（８）から引き出し可能であり，受け部材（１
２）がしゅう動部材として構成されていて，シリンダ
（１・２３）の端部に係合して，半径方向のあり溝結合
部（９/１８及び１０/１９）を形成しており，受け部材
（１２）がシリンダ（１・２３）内に押し込まれた状態
でピストン（３・３ａ・３ｂ）によってシリンダ（１・
２３）に対して係止されていることを特徴とする，シリ
ンダとピストンとを有する圧力媒体駆動装置。 - 【請求項２】 あり溝結合部（９/１８及び１０/１９）
が直径方向で向き合った２つのしゅう動条片（１８・１
９）を有しており，これらのしゅう動条片（１８・１
９）はシリンダ（１・２３）に形成されている対応横溝
（９・１０）内に押し込まれていることを特徴とする，
請求項１記載の圧力媒体駆動装置。 - 【請求項３】 しゅう動部材（１２）が軸方向で見て方
形の輪郭を有しており，しゅう動条片（１８・１９）が
方形（Ｒ）の互いに向き合った２つの辺に配置されてい
ることを特徴とする，請求項１記載の圧力媒体駆動装
置。 - 【請求項４】 しゅう動部材（１２）が貫通孔（１３）
よりも大きな直径の環状溝（１６）を有しており，この
環状溝（１６）内にかきとりリング（１７）が挿入され
ていることを特徴とする，請求項１記載の圧力媒体駆動
装置。 - 【請求項５】 ピストン（３・３ａ・３ｂ）がシリンダ
室（２・２ａ・２ｂ）内に挿入された案内リング（６）
内で案内されており，シールリング（８）が案内リング
（６）としゅう動部材（１２）との間に配置されている
ことを特徴とする，請求項１記載の圧力媒体駆動装置。 - 【請求項６】 案内リング（６）が滑り性質を有するプ
ラスチックから成っていることを特徴とする，請求項５
記載の圧力媒体駆動装置。 - 【請求項７】 シールリング（８）がシリンダ室（２・
２ａ・２ｂ）の段孔（７）内に配置されていることを特
徴とする，請求項１記載の圧力媒体駆動装置。
Applications Claiming Priority (2)
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| DE19602553A DE19602553C2 (de) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | Druckmittelantrieb mit einem Zylinder und einem Tauchkolben |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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| RU2594098C1 (ru) * | 2015-05-28 | 2016-08-10 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Сибирский государственный индустриальный университет" | Плунжерный гидроцилиндр |
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Family Cites Families (8)
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|---|---|---|---|---|
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| GB1340064A (en) * | 1970-07-03 | 1973-12-05 | Girling Ltd | Brake actuators |
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| AT363746B (de) * | 1976-12-30 | 1981-08-25 | Vmw Ranshofen Berndorf Ag | Druckluft- und/oder hydraulikzylinder |
| DE3635020C2 (de) * | 1985-10-26 | 1994-08-04 | Volkswagen Ag | Formschlüssige Befestigung einer axialkraftbeaufschlagten kreiszylindrischen Anschlagscheibe in einem Zylinder |
| DE3635010A1 (de) | 1986-10-10 | 1988-04-14 | Gock Eberhard Priv Doz Prof Dr | Erzeugung von synthetischem anatas aus ilmeniten mit duennsaeure |
| FR2615914A1 (fr) * | 1987-06-01 | 1988-12-02 | Moselle Ateliers Chantiers | Verin hydraulique ou pneumatique equipe d'un coussinet d'etancheite a demontage rapide |
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-
1996
- 1996-01-25 DE DE19602553A patent/DE19602553C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-01-09 ES ES97100230T patent/ES2168527T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-01-09 AT AT97100230T patent/ATE209756T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-01-09 EP EP97100230A patent/EP0786599B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-01-09 DE DE59705481T patent/DE59705481D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-01-17 US US08/786,097 patent/US5701800A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-01-21 JP JP00858597A patent/JP3871757B2/ja not_active Expired - Fee Related
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