JPH09295851A - 抗菌性コンクリート組成物 - Google Patents

抗菌性コンクリート組成物

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JPH09295851A
JPH09295851A JP13257896A JP13257896A JPH09295851A JP H09295851 A JPH09295851 A JP H09295851A JP 13257896 A JP13257896 A JP 13257896A JP 13257896 A JP13257896 A JP 13257896A JP H09295851 A JPH09295851 A JP H09295851A
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JP
Japan
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concrete
trihalide
antibacterial
phenol
concrete composition
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JP13257896A
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Koichi Nishimoto
孝一 西本
Kiyoyuki Fushiki
清行 伏木
Takanobu Saito
隆信 斎藤
Yoshinaga Katsusawa
善永 勝沢
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KEMIHORUTSU KK
OOSHIKA SHINKO KK
OSHIKA SHINKO CO
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KEMIHORUTSU KK
OOSHIKA SHINKO KK
OSHIKA SHINKO CO
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B24/00Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
    • C04B24/005Halogen-containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/60Agents for protection against chemical, physical or biological attack
    • C04B2103/67Biocides

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベタ基礎、布基礎、浴室、便所の基礎部分、
湿潤状態におかれ易い玄関のポーチ部分、湿潤な北側の
外壁等のコンクリート構造物に、カビが生えコンクリー
ト表面を汚染し、シロアリによる食害を受ける。 【構成】4−ブロモ−2,5ージクロロフェノールナト
リウム等のフェノール類のトリハロゲン化物特にフェノ
ール類のトリハロゲン化物のアルカリ金属塩の水溶液を
コンクリート材料に添加し練込みする。 【効果】 コンクリート材料中のCaイオンと反応し、
溶脱し難い沈殿生成物がコンクリート中に沈着し、コン
クリート構造物に抗菌性を付与し、建築物をカビシロア
リによる害から防護し、効果も優れ効果の持続性も高い
ものになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌性コンクリー
ト組成物に関し、特に、建築物の基礎部分や湿潤な北側
の外壁の防カビまたは防蟻に有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建築材料や建築工法の変化によ
り、建築物の密閉性は、以前と比較して益々高くなって
いる。その為に、より高湿状態に保たれ易く、基礎部分
等が施工された床下には水分(湿気)が停滞し易く、当
該密閉された床下の基礎部分に、カビが生え、また、シ
ロアリによる被害を受け、建築物の根幹をも揺るがす大
きな問題となっている。こうした害は、木材部分に止ま
らず、コンクリートの施工により構築された建築構造物
にも及んでおり、当該コンクリートによる基礎部分例え
ばベタ基礎、布基礎あるいは浴室、便所の基礎部分等に
おいて、その防カビまたは防蟻対策の必要性が叫ばれて
いる。また、当該カビによるコンクリート表面の汚染や
シロアリによるコンクリートの食害等の害は、湿潤状態
におかれ易い玄関のポーチ部分や湿潤な北側の外壁等に
おいても顕著に起り易い。木材による建築構造物を、微
生物による劣化から守り、また、シロアリによる被害か
ら守る等木材保存の為に、木材表面に薬剤を塗布するあ
るいは木材中に薬剤を浸透させる等により、防腐、防
虫、防蟻処理を施すことが行なわれているが、コンクリ
ートに対する、例えば、カビによる表面汚染(特に、青
黴により表面が緑青色になる。)という問題の解決に
は、別異の観点からの対策が必要であり、例えば、コン
クリートではその表面への薬剤塗布では充分な対策には
ならないし、さらに、木材成分は、コンクリート材料と
は異なり主としてリグニンからなるのに対し、コンクリ
ート構造物は、セメントを含むコンクリート材料から構
築され、当該材料がアルカリ性が高く、木材に対する防
腐、防虫、防蟻処理をそのまま当てはめることは難し
い。木材保存自体においても、それを食害するシロアリ
は木材中の貯蔵デンプンを主な栄養源にしており、ま
た、木材には、その材種として、広葉樹や針葉樹があ
り、これら広葉樹や針葉樹の相違によりその腐朽の強弱
を左右することがあり、それ故、木材に対する防腐、防
虫、防蟻処理が、直ちに、コンクリートに対しても効果
があるとはいえず、仮に、木材に対する防腐、防虫、防
蟻処理が、コンクリートに対しても効果があるとして
も、特に、コンクリートの場合、かなりの期間経過後
に、害が出てくるので、その持続性が問題であり、高い
アルカリ性の状態に置かれていても、その効力の持続性
を保持し得るようなものでなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の有する欠点を解消することが出来る技術を提供す
ることを目的としたものである。本発明の前記ならびに
そのほかの目的と新規な特徴は、本明細書全体の記述か
らもあきらかになるであろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、セメントを含
むコンクリート材料とフェノール類のハロゲン化物とか
らなることを特徴とする抗菌性コンクリート組成物に係
るものである。また、本発明は、フェノール類のトリハ
ロゲン化物のアルカリ金属塩をコンクリート材料に添加
し、当該フェノール類のトリハロゲン化物のアルカリ金
属塩と当該コンクリート材料中のCaイオンとの反応に
より、コンクリート中に埋着し容易に離脱し難い生成物
を生成させることを特徴とするコンクリート構造物の抗
菌方法に係るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明における具体的な施工方法
は、レデーミクストコンクリート(生コン)製造時に、
セメントを含むコンクリート材料中に、水で溶解させた
上記フェノール類のハロゲン化物の水溶液を練り込みす
る。当該フェノール類のハロゲン化物に水を加え、撹拌
混合し、セメントを含むコンクリート材料中に、充分に
練り込みさせる。その際に、乳化剤を用いると水への混
合を促進する。
【0006】当該フェノール類のハロゲン化物として
は、フェノール類のトリハロゲン化物を用いることが好
ましく、当該フェノール類のトリハロゲン化物が、フェ
ノール類のトリハロゲン化物のアルカリ金属塩であるこ
と、さらには、当該フェノール類のトリハロゲン化物の
アルカリ金属塩が、4−ブロモ−2,5ージクロロフェ
ノールナトリウムであることが特に好ましい。
【0007】このように、4−ブロモ−2,5ージクロ
ロフェノールナトリウムを水に溶解させ、当該水溶液を
コンクリート材料に添加して当該コンクリート材料中に
練り込みすることにより、優れた防カビ、防蟻効果を奏
し、また、その効果の持続性も高いものになる。当該4
−ブロモ−2,5ージクロロフェノールナトリウムは、
次の式1で表される。
【0008】
【式1】
【0009】上記式で表される4−ブロモ−2,5ージ
クロロフェノールナトリウムよりなるナトリウム塩は、
アルカリ性に強く、例えば、ポルトランドセメントはそ
の中にアルカリ成分が含まれており、当該アルカリ成分
が骨材中のシリカ成分と化学反応するとその生成物質に
より過度の膨張が起り、コンクリートにひびわれ等を起
こすが、こうしたアルカリ条件下でも、優れた防カビ、
防蟻効果を奏し、また、その効果の持続性も高いものに
なる。
【0010】また、上記式で表される4−ブロモ−2,
5ージクロロフェノールナトリウム(BDCP−Na)
は、次式2に従い、コンクリート材料中のCaイオン
(Ca2+)と反応し、BDCP−Caよりなる沈殿生成
物を生成し、コンクリート中に沈着する。したがって、
容易に離脱し難いものになり、当該防カビ、防蟻効果に
優れ、効果を持続させる。
【0011】
【式2】
【0012】本発明で使用されるセメントを含むコンク
リート材料としては、セメント、細骨材および粗骨材か
らなるコンクリート材料、粗骨材を用いないモルタル、
骨材を全く用いないセメントペーストが挙げられる。セ
メント、細骨材および粗骨材からなるコンクリート材料
は、セメント、細骨材、粗骨材および水を練り混ぜるこ
とにより形成される。当該骨材には、例えば、砂、砕
砂、砂利、砕石その他これらに類したものが挙げられ
る。当該骨材は、一般に、コンクリート体積の60〜8
0%を占める。当該コンクリート材料には、適宜必要に
応じて、AE(entrainedair)剤、減水
剤、促進剤(水和反応促進剤)等の各種混和剤を添加す
ることができる。
【0013】本発明においては、生コン製造時に、水と
混合した上記フェノール類のハロゲン化物よりなる抗菌
剤を、セメントを含むコンクリート材料中に、練り込み
すると、その作用が顕著となる。当該生コンには、セン
トラル・ミクスト・コンクリート(予め所定の場所でミ
キサにて練り混ぜを完了させておき、トラックアジテー
タあるいはトラックミキサで、撹拌配送するシステ
ム)、あるいは、トランシット・ミクスト・コンクリー
ト(トラックミキサで運搬中に練り混ぜを完了して、荷
卸し地点にはいそうされるシステム)などが適用でき
る。もっとも、施工現場にて、コンクリート打ち込みの
際に、添加することもできる。
【0014】配合に際しての上記抗菌剤の添加量は、コ
ンクリート材料の種類、施工部位等により異なり一様で
はないが、例えば、生コン製造時に、当該抗菌剤1重量
部に対して水20重量部内外を加え、撹拌混合して得た
液で、コンクリート材料中に練り込みする。施工現場
で、セメントと砂からなるモルタルを練り合わせるよう
な場合、当該抗菌剤の20倍希釈水溶液で練り合わす使
用する事もできる。当該抗菌剤は、例えば、40%濃度
で提供される。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例を示す。
【0016】参考例1.4−ブロモ−2,5ージクロロ
フェノールナトリウムの急性毒性を調査した。ラットま
たはマウスを用いた経口毒性または吸入毒性のLD50
よびLG50値により急性毒性を調査した。当該LD
50は、その動物の50%が致死するに要する体重1kg
当りの薬剤量(mg/kg)で示される値であり、LG
50も同様に定められている。その結果は、次の表1に示
す通りある。
【0017】
【表1】 尚、皮膚刺激性、目刺激性、亜急性毒性、魚毒性を、毒
物及び劇物取締法(法律第112号)に準拠して調べた
結果は、次の通りであった。 皮膚刺激性; 1.6(1〜10段階) 目刺激性; 1.8(1〜50段階) 亜急性毒性;最高10000ppmの割合で飼料に混入
し、90日間白ラッテに継続投与した結果何ら異常は認
められなかった。 魚毒性; コイ LG50 3.67ppm(96H) 金魚 LG50 1.87ppm(96H)
【0018】参考例2.40%濃度BDCP−Naの1
0倍希釈10%溶液を用い、コンクリート中のCa+
存在を前提として、当該BDCP−Naのコンクリート
に対する挙動を次の条件下に観察した。 (1) カルシウム塩として次の化合物を使用した。 (イ)Ca(OH)2 74.09モル (ロ)CaO 56.08モル (2)蒸留水 PH=7.0を使用。 (3)BDCP−Naとカルシウム塩の配合比は等モル
とした。 (4)両者の混合による沈降物を測定する。その試験方
法は、次の通りである。 試験方法;40% BDCP−NaとCa(OH)
2(またはCaO)の共存溶液中で、沈殿残留物を10
日間放置後に測定する。 その結果は、次の表2に示す通りである。
【0019】
【表2】
【0020】上記試験結果の考察;高温での乾燥には、
BDCPの昇華減少が予測されるので気乾重量測定を行
なった。BDCP−Na塩は透明溶液で沈殿物を生じな
いが、Ca塩の存在下では多量の沈殿物が生成する。こ
のことは、前記式2の反応があることが想定される。結
果をまとめると次の通り。 Ca(OH)2 混在液の場合 CaO混在液の場合 Ca塩の重量 3.30g 2.50g BDCPの重量 11.82g 11.82g 固形物重量 15.12g 14.32g 沈殿物重量 11.2951g 12.0060g BDCP−Ca量 12.5892% 12.5892% Ca塩化% 91.86% 95.37% BDCPのNa塩が全量Ca塩に置換したと仮定すれ
ば、上記沈殿物は次のようになる。 Ca(OH)混在液の場合は、91.86% CaO混在液の場合は、 95.37% Ca(OH)およびCaOの不溶解分が存在していたと
しても、Na塩がCa塩に大部分が置換されていると想
定される。
【0021】実施例1 4−ブロモ−2,5ージクロロフェノールナトリウムに
ついて、そのコンクリートに対する防カビまたは防蟻効
力を見る為に、次の表3に示す各菌種に関し、その生育
阻止濃度(%)を調べた。その結果を表3に示す。尚、
生育阻止濃度は、最低発育阻止濃度で示してある。
【0022】
【表3】
【0023】実施例2 4−ブロモ−2,5ージクロロフェノールナトリウムに
ついて、そのコンクリートに対する防カビまたは防蟻効
力を見る為に、コンクリート片を4−ブロモ−2,5ー
ジクロロフェノールナトリウム水溶液にて処理したもの
に対して、耐候操作(揮散と流脱試験)を行ない、ヒラ
タキクイムシ、およびPenicillium cit
rinumの菌そう上に3か月放置し、効力値を、次の
式3に従い算出した。 その結果を表4に示す。
【0024】
【式3】
【0025】
【表4】
【0026】実施例3乳化剤を用い40%濃度に調製し
た4−ブロモ−2,5ージクロロフェノールナトリウム
1重量部に水19重量部を加え、撹拌混合して得た水溶
液を、セメント:細骨材(非造粒型膨張けつ岩、F.
m.=2.70):粗骨材(非造粒型膨張けつ岩、F.
m.=6.60:水:混和材(陰イオン界面活性剤)=
2:3:3:1:2からなるコンクリート材料に添加
し、バッチミキサにて練り込み後、養生させて得たコン
クリート片について、(社)日本木材保存協会規格第1
7号「防蟻剤処理非木材系製品の室内防蟻効力試験方法
及び性能基準」に準拠して、白蟻忌避性能試験を行っ
た。また、前記と同様にして、当該試験片をPenic
illium citrinumの菌そう上に3か月放
置し、防カビ汚染の程度を見た。その結果を表5に示
す。尚、表中のカビ汚染程度は、次の通りである。
【0027】比較例1 クレオソート油を用いた他は、実施例3と同様にした。
その結果を表5に示す。
【0028】比較例2 4−クロルフェニル−3−ヨードプロパギルホルマール
を用いた他は、実施例3と同様にした。その結果を表5
に示す。
【0029】
【表5】
【0030】以上本発明者によってなされた発明を実施
例にもとずき具体的に説明したが、本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。すなわち、本発明によれば、本発明
は、コンクリートに抗菌性を付与することができ、特
に、建築物の基礎部分や湿潤な北側の外壁の防カビまた
は防蟻に有効な技術を提供することができ、床下等湿潤
な部位にカビが生育することを防止し白蟻等の有害昆虫
等の侵入および繁殖を阻止し、その環境を好適に保全す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 隆信 京都府久世郡久御山町大字佐山小字新開地 194−1 ケミホルツ株式会社内 (72)発明者 勝沢 善永 東京都板橋区板橋4丁目13番1号 大鹿振 興株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメントを含むコンクリート材料とフェ
    ノール類のハロゲン化物とからなることを特徴とする抗
    菌性コンクリート組成物。
  2. 【請求項2】 フェノール類のハロゲン化物が、フェノ
    ール類のトリハロゲン化物である、請求項1に記載の抗
    菌性コンクリート組成物。
  3. 【請求項3】 フェノール類のトリハロゲン化物が、フ
    ェノール類のトリハロゲン化物のアルカリ金属塩であ
    る、請求項2に記載の抗菌性コンクリート組成物。
  4. 【請求項4】 フェノール類のトリハロゲン化物のアル
    カリ金属塩が、4−ブロモ−2,5ージクロロフェノー
    ルナトリウムである、請求項3に記載の抗菌性コンクリ
    ート組成物。
  5. 【請求項5】 抗菌性コンクリート組成物が、4−ブロ
    モ−2,5ージクロロフェノールナトリウムを水に溶解
    させ、当該水溶液を、セメント、細骨材および粗骨材か
    らなるコンクリート材料に添加して、当該4−ブロモ−
    2,5ージクロロフェノールナトリウムを当該コンクリ
    ート材料に練り込みしてなる、請求項4に記載の抗菌性
    コンクリート組成物。
  6. 【請求項6】 抗菌性コンクリート組成物が、建築物の
    構造部分の防カビまたは防蟻に用いられる、請求項1〜
    5いずれか1項に記載の抗菌性コンクリート組成物。
  7. 【請求項7】 フェノール類のトリハロゲン化物のアル
    カリ金属塩をコンクリート材料に添加し、当該フェノー
    ル類のトリハロゲン化物のアルカリ金属塩と当該コンク
    リート材料中のCaイオンとの反応により、コンクリー
    ト中に埋着し容易に離脱し難い生成物を生成させること
    を特徴とするコンクリート構造物の抗菌方法。
  8. 【請求項8】 フェノール類のトリハロゲン化物のアル
    カリ金属塩が、4−ブロモ−2,5ージクロロフェノー
    ルナトリウムである、請求項7に記載のコンクリート構
    造物の抗菌方法。
JP13257896A 1996-05-01 1996-05-01 抗菌性コンクリート組成物 Pending JPH09295851A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000023667A1 (en) * 1998-10-16 2000-04-27 Brien Vincent William O Method of treating concrete foundations for the prevention of termite intrusion
FR2892718A1 (fr) * 2005-11-02 2007-05-04 Daniel Sanz Termibeton : barriere physico-chimique anti-termite constituee par du beton dans lequel a ete incorpore dans toute la masse un insecticide et/ou un repulsif efficace contre les termites.
WO2008147411A1 (en) * 2007-05-29 2008-12-04 Microban Products Company Antimicrobial cementitious composition, method and article
JP2009523685A (ja) * 2005-11-02 2009-06-25 エスイーピー イノヴァテルム 殺生物剤による構造的バリヤー(bsb)
AU2005269257B2 (en) * 2004-08-02 2011-03-10 Termortar Pty Ltd Termite proof mortar and method of termite proofing a structure

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