JPH09295726A - 無芯ロール状アルミニウム箔 - Google Patents

無芯ロール状アルミニウム箔

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JPH09295726A
JPH09295726A JP11097496A JP11097496A JPH09295726A JP H09295726 A JPH09295726 A JP H09295726A JP 11097496 A JP11097496 A JP 11097496A JP 11097496 A JP11097496 A JP 11097496A JP H09295726 A JPH09295726 A JP H09295726A
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JP
Japan
Prior art keywords
aluminum foil
winding
tension
core
high tension
Prior art date
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Pending
Application number
JP11097496A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazufumi Kachi
一史 加地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaji Seisakusho KK
Original Assignee
Kaji Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kaji Seisakusho KK filed Critical Kaji Seisakusho KK
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Publication of JPH09295726A publication Critical patent/JPH09295726A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/18Form of handled article or web
    • B65H2701/184Wound packages
    • B65H2701/1846Parts concerned

Landscapes

  • Winding Of Webs (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール状アルミニウム箔を芯のないものとす
る。 【解決手段】 アルミニウム箔1の巻き付け層2の巻き
始め部分を、芯に巻き付けることなく、適当層数に亙
り、比較的に大きな張力を加えた高張力部3とすること
により、剛性ある円筒状に形成し、かつこの高張力部3
に続く部分を、比較的に小さな張力をもって巻き付けた
低張力部4とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、料理用もしくは包
装用等に使用されるアルミニウム箔をロール状に巻回し
たものに関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、料理用もしくは包装
用として使用されるアルミニウム箔(01)は、従来は、円
筒形の硬質の紙芯(02)に巻回することにより、その巻き
付け層(03)全体の円筒形状を保持させている。そのた
め、製造コスト面で不利であるとともに、アルミニウム
箔を使い終れば、紙芯(02)は、カッター付き収納紙箱(0
4)とともに廃棄物となり、その廃棄と処理のための手間
とコストも、無視し難いものとなっている。
【0003】しかし、紙芯(02)を廃止すると、アルミニ
ウム箔の巻き付け層(03)の形状が崩れ易くて、最後まで
無駄なく円滑に使いきることは困難となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、円筒形を維
持させるための芯を不要として、コストの低減を図っ
た、無芯ロール状アルミニウム箔を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明においては、アルミニウム箔を、芯に巻き
付けることなく、その巻き始め部分を、適当層に亙って
比較的に大きな張力を加えた高張力部とすることによ
り、剛性ある円筒状に形成し、かつこの高張力部に続く
部分を、比較的に小さな張力をもって巻き付けた低張力
部としたことを特徴としている。
【0006】この際、アルミニウム箔の巻き終り部分
に、適宜の長さ、例えばアルミニウム箔の巻き付け層を
ほぼ一周する長さのリーダーを、巻き方向に沿って複数
箇所で接着することもある。
【0007】また、アルミニウム箔の巻き終り部分を、
その内側のアルミニウム箔に、熱溶融性接着剤をもって
接着することもある。
【0008】アルミニウム箔に、1回の使用にあたって
費される平均的長さ毎に、幅方向の切断案内線を入れて
おくのがよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
したがって説明する。図1に明示するように、本発明の
無芯ロール状アルミニウム箔(1)においては、その巻き
付け層(2)は、内周側の巻き始め部分である高張力部
(3)と、それに続く低張力部(4)との連続する2部分か
ら構成されている。図1においては、両部分の特徴を際
立たせるために、誇張して模式的に描いてある。
【0010】具体的な例をあげて詳言すると、厚さ15ミ
クロン程度、幅約1.5m、長さ約10mの帯状のアルミニウ
ム箔(1)の始端を、例えば実開平4−31753号公報
に記載されているような拡縮径しうる巻芯に止着し、ア
ルミニウム箔(1)に長手方向の強い張力(例えば30kg)を
掛けながら、これを巻芯に巻き付ける。
【0011】帯状のアルミニウム箔(1)には、巻き付け
に先立って、または巻き付けと同時に、1回の使用にあ
たって費される平均的長さ、例えば30cm毎に、幅方向の
ミシン目もしくは凹溝等の切断案内線を入れておくのが
望ましい。
【0012】アルミニウム箔(1)の巻き付け厚さが約0.
5mmとなったら、徐々に張力を下げ、アルミニウム箔
(1)の巻き終り時において、張力が約15kgとなるように
する。
【0013】巻き終えると、張力を除去するとともに、
巻芯を縮径させて、これを抜き外し、かつアルミニウム
箔(1)の巻き付け層(2)を、約25cm幅毎に切断する。
【0014】その結果、個々に分離されたロール状アル
ミニウム箔(1)において、剛性が比較的に大きな高張力
部(3)は、巻芯から抜いた後も、あたかも紙芯が存在す
るかのように、各層間が密着して疑似的に固形化するの
で、後続してその上に巻かれている低張力部(4)も、安
定して保持される。
【0015】図2は、図1に示す本発明の無芯ロール状
アルミニウム箔(1)の巻き終り部分(5)の外面に、紙製
あるいは合成樹脂製のテープ状リーダー(6)を、巻き方
向に沿って数か所において軽く接着(7)した状態を示す
展開図である。
【0016】リーダー(6)の長さは適宜であるが、アル
ミニウム箔(1)の巻き終り部分(5)から突出している
部分も加えて、少なくとも、巻き付け層(2)を一周す
る程度とするのが望ましい。
【0017】なお、リーダー(6)に代えて、またはこれ
に加えて、アルミニウム箔(1)の巻き終り部分(5)の適
所を、適宜の熱溶融性接着剤(8)をもって、その内側の
アルミニウム箔(1)に接着することもある。
【0018】図3は、本発明の無芯ロール状アルミニウ
ム箔(1)の未使用の状態を示す斜視図である。未使用の
状態にあっては、前記リーダー(6)はアルミニウム箔
(1)の巻き付け層(2)全体を極く軽く緊縛しており、こ
の状態のまま、カッター付き収納紙箱(9)に収納されて
いる。
【0019】使用に当たっては、カッター付き収納紙箱
(9)の蓋を開けたまま、リーダー(6)の任意の箇所に指
を引掛けてリーダー(6)を引っ張れば、アルミニウム箔
(1)の巻き終り部分(5)は引き出される。
【0020】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果が奏せ
られる。 (a) 巻き始め部分を、適宜の層数に亘り、高張力の剛
性ある円筒状に形成してあるため、従来のような紙芯を
省いてあるにも拘らず、形状が崩れたり、折り曲がった
りすることはない。従って紙芯を廃止した分、コストの
低減は可能となり、また不要となった紙芯の処理に伴う
手間や費用は不要となる。
【0021】(b) 高張力部から巻き終り部に至るまで
は、低張力部としてあるので、使い始めから、容易に引
き剥すことができる。
【0022】(c) アルミニウム箔を容易にその巻き付
け層から引き剥がすことができるように、アルミニウム
箔の巻き終り部分に、適宜の長さのリーダーを、巻き方
向に沿って複数個所で接着しておくことにより、ロール
状アルミニウム箔がどのような向きで紙箱に収納されて
いても、これを入れ直すことなく、蓋を開ければ、直ち
にリーダーを指によって容易に引っ張って、アルミニウ
ム箔を楽に引き出すことができる(請求項2の発明)。
【0023】(d) 一定の長さ毎に、幅方向の切断案内
線を入れておくと、使用に便利であるとともに、従来の
ように、収納紙箱にカッターを設けておく必要はなくな
るので、コストと廃棄処理に関する手間と費用を低減さ
せることができる(請求項4の発明)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無芯ロール状アルミニウム箔の一実施
例を示す端面図である。
【図2】本発明の無芯ロール状アルミニウム箔におい
て、リーダーを付けた例を示す斜視図である。
【図3】図2に示した実施例の未使用状態における斜視
図である。
【図4】従来のロール状アルミニウム箔の斜視図であ
る。
【符号の説明】
(1)アルミニウム箔 (2)巻き付け層 (3)高張力部 (4)低張力部 (5)巻き終り部分 (6)リーダー (7)接着(箇所) (8)熱溶融性接着剤 (9)カッター付き収納紙箱

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム箔を、芯に巻き付けること
    なく、その巻き始め部分を、適当層に亙って比較的に大
    きな張力を加えた高張力部とすることにより、剛性ある
    円筒状に形成し、かつこの高張力部に続く部分を、比較
    的に小さな張力をもって巻き付けた低張力部としたこと
    を特徴とする無芯ロール状アルミニウム箔。
  2. 【請求項2】 アルミニウム箔の巻き終り部分に、適宜
    の長さのリーダーを、巻き方向に沿って複数箇所で接着
    してなる請求項1記載の無芯ロール状アルミニウム箔。
  3. 【請求項3】 アルミニウム箔の巻き終り部分を、その
    内側のアルミニウム箔に、熱溶融性接着剤をもって接着
    してなる請求項1記載の無芯ロール状アルミニウム箔。
  4. 【請求項4】 アルミニウム箔に、1回の使用にあたっ
    て費される平均的長さ毎に、幅方向の切断案内線を入れ
    てあることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の無芯ロール状アルミニウム箔。
JP11097496A 1996-05-01 1996-05-01 無芯ロール状アルミニウム箔 Pending JPH09295726A (ja)

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