JPH09294549A - 食品成形機における米飯定量供給装置 - Google Patents

食品成形機における米飯定量供給装置

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Publication number
JPH09294549A
JPH09294549A JP8134238A JP13423896A JPH09294549A JP H09294549 A JPH09294549 A JP H09294549A JP 8134238 A JP8134238 A JP 8134238A JP 13423896 A JP13423896 A JP 13423896A JP H09294549 A JPH09294549 A JP H09294549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooked rice
density
roller conveyors
vertical
molding machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP8134238A
Other languages
English (en)
Inventor
Kisaku Suzuki
喜作 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUZUMO KIKO KK
Original Assignee
SUZUMO KIKO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SUZUMO KIKO KK filed Critical SUZUMO KIKO KK
Priority to JP8134238A priority Critical patent/JPH09294549A/ja
Publication of JPH09294549A publication Critical patent/JPH09294549A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品成形機の成形機構に対する米飯の定密
度、定量供給を可能にし、定重量で均質な製品が容易か
つ確実に得られるようにする。 【解決手段】 供給された米飯イを、その密度を高めて
移送してこれを成形機構14、15に所定量ずつ分給す
るように設けた食品成形機の米飯定量供給装置で、米飯
イを徐々に密度を高めつゝ移送可能に対称に傾斜して軸
支した、対向回転する左右一対の傾斜縦ローラコンベア
9、9と、米飯イを定密度に圧縮して下方へ移送可能に
対向回転する左右一対の垂直縦ローラコンベア10、1
0を、上下に連設配置し、かつ前記ローラコンベアの各
ローラの1部若しくは全部の外周に、軸方向に沿って複
数個の米飯送り用の突条部12を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば寿司、海苔
巻等の食品成形機における米飯定量供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の食品成形機の米飯供給装置には、
図4に示した如く、対称に傾斜して対向回転可能に、一
対の縦ローラコンベアa、aを軸支して構成されたもの
が知られている。
【0003】上記装置によるときは、図示しない間欠搬
出コンベアベルトから一対の縦ローラコンベアa、a間
の上部に供給される米飯を、当該縦ローラコンベアa、
aの対向回転によって徐々に密度を高めて下方へ移送
し、これを所定の大きさに切断後図示しない成形機構に
供給させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の米
飯供給装置によれば、米飯が下方へ移送されていき、一
対の縦ローラコンベアa、a間の下端bから下方へ押し
出される位置で米飯密度が最も高められることになる
が、間欠移送される米飯の密度は縦ローラコンベアaa
間を移送中、絶えず異なるうえに、表面が平滑にテフロ
ン(登録商標)処理された縦ローラコンベアa、aとの
接触時にスリップを起すことが多く、為に、米飯の定量
(定密度、定重量)供給が不可能であり、これが成形機
構により均質な製品が得られない原因であった。
【0005】本発明は、上記従来の技術の有するこのよ
うな問題点に鑑みてなされたもので、傾斜縦ローラコン
ベアと垂直縦ローラコンベアとを上下に連設配置し、且
つ前記ローラの1部若しくは全部の外周に複数個の突条
部を設けることにより、常時、米飯の定量(定密度、定
重量)供給を可能として、均質な製品の成形を可能とし
た食品成形機における米飯定量供給装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の食品成形機における米飯定量供給装置は、
供給される米飯を、その密度を高めて移送してこれを成
形機構に所定量ずつ分給するように設けた食品成形機に
おいて、米飯を徐々に密度を高めつゝ移送可能に対称に
傾斜して軸支した、対向回転する左右一対の傾斜縦ロー
ラコンベアと、米飯を定密度に圧縮して下方へ移送可能
に、対向回転する左右一対の垂直縦ローラコンベアとを
上下に連設配置し、かつ前記ローラコンベアの各ローラ
の1部若しくは全部の外周に、軸方向に沿って複数個の
米飯送り用の突条部を設けたことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。食品成形機は、図1に示し
たように、米飯供給機構1と、米飯定量供給装置2と、
成形機構3とを主要素として構成されている。
【0008】上記米飯供給機構1は、米飯ホッパ4と、
このホッパ4内の米飯イを下方へ送り出すための撹拌バ
ー5と、この撹拌バー5によって送られてきた米飯イを
米飯定量供給装置2へ送り出すための水平な間欠搬出コ
ンベア6と、この間欠搬出コンベア6の前後部上方に位
置する米飯ほぐし用の撹拌バー7、8と、これらの図示
しない駆動機構とで構成されている。
【0009】本発明の米飯定量供給装置2は、対称に傾
斜して軸支され、各々内向きに対向回転される左右一対
の傾斜縦ローラコンベア9、9と、該傾斜縦ローラコン
ベア9、9の下部に垂直に、かつ一定の間隔Cをおいて
対向して軸支され、各々内向きに対向回転される一対の
垂直縦ローラコンベア10、10とを連設して構成され
る。
【0010】すなわち、当該装置2は、上記一対の傾斜
縦ローラコンベア9、9によって米飯イの密度を徐々に
三段階A1 、A2 、A3 に高くなるよう調節するための
傾斜部Aを上部に形成させてあると共に、上記一対の垂
直縦ローラコンベア10、10によって、上記傾斜部A
で漸次所定の密度に調節された米飯イを、最終的に一定
密度にするための垂直部Bを下部に形成させてある。
【0011】上記傾斜部Aでは、一対の傾斜縦ローラコ
ンベア9、9の間隔が上端より下端へ徐々に狭くなって
いることで、米飯イは徐々に密度が高められ、一方、上
記垂直部Bでは、一対の垂直縦ローラコンベア10、1
0の間隔Cが上端から下端まで一定であると共に、上下
方向及び軸方向の寸法が定められていることで米飯イは
一定の容積及び密度に形成されるのである。
【0012】尚、上記各ローラコンベア9、10は、複
数のローラ9a・・・、10a・・・にて形成されると
共に、各ローラ9a・・・、10a・・・の外周面は、
図1及び図2では全て平坦に形成されているが、図3に
示したように、周方向に沿って円弧状の凹溝11に形成
することもできる。
【0013】また、前記米飯定量供給装置2における傾
斜縦ローラコンベア9、9及び垂直縦ローラコンベア1
0、10の各ローラ9a・・・、10a・・・の外周に
は、所定の間隔を置いて複数個の米飯送り用の突条部1
2を各ローラの軸方向に沿って突設させてある。
【0014】これら突条部12は、図示例では傾斜縦ロ
ーラコンベア9、9と垂直縦ローラコンベア10、10
の全てのローラ外周に設けてあるが、ローラの一部、例
えば、傾斜縦ローラコンベア9、9若しくは垂直縦ロー
ラコンベア10、10の片方だけに形成させるようにし
てもよい。
【0015】上記した突条部12の数、断面形状は、図
示例では4個及び四角形状に各形成されるが、これらに
限定されるものではなく、更には、ローラの外周が平坦
なものだけではなく、図3に示したように凹溝11に形
成することもできる。
【0016】いずれにしても、これら突条部12をロー
ラ外周に設けることによって、米飯イの移送中における
スリップを防ぐことができ、米飯イの定密度化をいっそ
う確実なものとすることができる。
【0017】尚、図面において、13は垂直縦ローラコ
ンベア10、10の直下に配置されたカッタであって、
水平方向に交合することによって米飯イを所定の大きさ
にカットする。
【0018】14はカッタ13によって所定の大きさに
カットされた米飯を成形する第1次成形機、15は第2
次成形機、16は搬送コンベアを各々示す。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、供給された米飯は左右一対の傾斜縦ローラ
コンベアによって形成された傾斜部によって徐々に密度
が高くなるように調節された後、左右一対な垂直縦ロー
ラコンベアによって形成された垂直部によって一定の容
積及び密度、すなわち定量に成形されることによって成
形機構に対する米飯の定量(定重量)供給を可能にする
ことができる。しかも、前記両ローラコンベアの各ロー
ラの1部若しくは全部の外周に、複数個の米飯送り用の
突条部を設けてあるので、米飯との接触回転時にスリッ
プを起すことなく、米飯の定密度供給をいっそう確実な
ものとすることができる。従って、成形機構において、
重量、密度ともにバラツキのない定重量、定密度で均質
な商品価値の高い製品を容易にかつ確実に成形すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る食品成形機における米飯定量供給
装置を断面して示した成形機全体の正面図である。
【図2】上記米飯定量供給装置のローラコンベアを構成
するローラ部分の実施形態を示し、Aはその斜視図、B
は断面図である。
【図3】上記ローラ部分の他の実施形態を示し、Aはそ
の斜視図、Bは断面図である。
【図4】従来の食品成形機における米飯供給装置の略示
正面図である。
【符号の説明】
2 米飯定量供給装置 9 傾斜縦ローラコンベア 9a ローラ 10 垂直縦ローラコンベア 10a ローラ 12 突条部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される米飯を、その密度を高めて移
    送してこれを成形機構に所定量ずつ分給するように設け
    た食品成形機において、 米飯を徐々に密度を高めつゝ移送可能に対称に傾斜して
    軸支した、対向回転する左右一対の傾斜縦ローラコンベ
    アと、米飯を定密度に圧縮して下方へ移送可能に、対向
    回転する左右一対の垂直縦ローラコンベアとを上下に連
    設配置し、かつ前記ローラコンベアの各ローラの1部若
    しくは全部の外周に、軸方向に沿って複数個の米飯送り
    用突条部を設けたことを特徴とする食品成形機における
    米飯定量供給装置。
JP8134238A 1996-05-01 1996-05-01 食品成形機における米飯定量供給装置 Pending JPH09294549A (ja)

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