JPH09294335A - 系統連系発電機 - Google Patents

系統連系発電機

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JPH09294335A
JPH09294335A JP8183571A JP18357196A JPH09294335A JP H09294335 A JPH09294335 A JP H09294335A JP 8183571 A JP8183571 A JP 8183571A JP 18357196 A JP18357196 A JP 18357196A JP H09294335 A JPH09294335 A JP H09294335A
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JP
Japan
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power
value
current
grid
voltage
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Application number
JP8183571A
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English (en)
Inventor
Keigo Onizuka
圭吾 鬼塚
Masaki Madenokoji
正樹 萬里小路
Hisashi Tokisaki
久 時崎
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019960076803A priority patent/KR100259128B1/ko
Priority to US08/780,324 priority patent/US5973491A/en
Priority to SG1997000099A priority patent/SG52904A1/en
Priority to EP97300555A priority patent/EP0792002A3/en
Priority to CN97102499A priority patent/CN1078761C/zh
Publication of JPH09294335A publication Critical patent/JPH09294335A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J3/00Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks
    • H02J3/04Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks for connecting networks of the same frequency but supplied from different sources
    • H02J3/06Controlling transfer of power between connected networks; Controlling sharing of load between connected networks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】系統連系発電機を構成する個々の構成部品の特
性に基づく出力波形のひずみを抑制するものを提供す
る。 【解決手段】太陽エネルギーをONデューティーの調節
されたところの電圧チョッピング波形を用いて交流電力
に変換する電力変換部を有し、前記変換された交流電力
を商用交流電源の系統に連系させる系統連系発電機にお
いて、系統連系発電機から系統へ供給される交流電力の
電流波形のひずみを検出し、ひずみの検出されたチョッ
ピング区間の360度後のチョッピング区間のONデュ
ーティーを前記ひずみに合わせて補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は太陽エネルギーを交流電
力に変換して商用交流電力の系統に連系させる系統連系
発電装置に関するものであり、特にこの系統に供給する
交流電力の波形ひずみを抑制する系統連系発電機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の太陽エネルギーを利用した発電装
置としては、特開平7−203469号に記載されたよ
うなものがあった。
【0003】このものは、系統連系発電機から出力され
る交流電力と系統の交流電力とをゼロクロス点を同じ同
位相にさせるものであり、位相のずれから来る波形のひ
ずみを防止したものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の系統連系発電機では、それぞれの位相が同位相に
なることによって波形のひずみを抑制することができた
が、系統連系発電機を構成する個々の構成部品の特性に
基づくひずみは抑制できないものであった。
【0005】本発明は、これら波形自体のひずみを直接
補正する系統連系発電機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の系統連系発電機
は、太陽エネルギーをONデューティーの調節されたと
ころの電圧チョッピング波形を用いて交流電力に変換す
る電力変換部を有し、前記変換された交流電力を商用交
流電源の系統に連系させる系統連系発電機において、系
統連系発電機から系統へ供給される交流電力の電流波形
のひずみを検出し、ひずみの検出されたチョッピング区
間の360度後のチョッピング区間のONデューティー
を前記ひずみに合わせて補正する補正部を備えたもので
あり、電流波形のひずみに応じてONデューティーを補
正することができるものである。
【0007】また、本発明の系統連系発電機は太陽エネ
ルギーをONデューティーの調節されたところの電圧チ
ョッピング波形を用いて交流電力に変換する電力変換部
を有し、前記変換された交流電力を商用交流電源の系統
に連系させる系統連系発電機において、電圧チョッピン
グ波形は1周期を等間隔で順に複数の区間に分割され、
それぞれの区間には疑似正弦波が得られるようなONデ
ューティーが設定され、系統の所定の位相時にその位相
に対応する区間から連続して出力されると共に、それぞ
れの区間の実電流値が理論上の電流値に至るように36
0度後に対応する同区間のONデューティを補正するこ
とによって、電流位相のずれから来るひずみと個々の電
機部品の特性から来るひずみとの両方をONデューティ
ーを変えて補正できるものである。
【0008】さらに電流位相合わせに系統のゼロクロス
点を用いることによって位相合わせが容易に行えるもの
である。
【0009】
【発明の実施形態】以下本発明の実施例を図面に基づい
て説明する。図1は本発明の系統連系発電機(太陽電池
と系統連系発電機とから構成)と空気調和機(利用側ユ
ニットと熱源側ユニットとから構成)との関係を示す概
略図である。
【0010】この図において、1は太陽電池であり、系
統連系発電機2がこの太陽電池1から得られる太陽エネ
ルギーを所定の交流電力(単相3線式200V)に変換
した後、商用電源の系統に連系させるものである。
【0011】3は利用側ユニットであって被調和室側に
設置され、熱源側ユニット4と共に分離型の空気調和機
を構成している。利用側ユニット3から熱源側ユニット
4へは交流電力が供給され、また利用側ユニット3と熱
源側ユニット4との間では信号線を介してお互いに制御
データの授受が行われている。尚、この信号線には系統
連系発電機2の信号線が割り込まれており、その結果、
系統連系発電機2、利用側ユニット3、熱源側ユニット
4の間でお互いのデータの授受が可能に構成されてい
る。
【0012】買電メータ5及び売電メータ6は商用交流
電源の系統(例えば、電信柱に取り付けられたトラン
ス)に対して引き込み線を介して直列に接続されてお
り、買電メータ5は系統から利用者が買う電力量を示
し、売電メータ6は利用者側から系統へ売る電力量を示
すものである。
【0013】住宅用分電盤7は買電メータ5、売電メー
タ6に次いで直列に接続され、利用者の住宅内のそれぞ
れの電気機器へ電力を分配する。尚、この住宅用分電盤
7は単相3線式200Vの交流電力を単相100Vの交
流電力に変換するものである。系統連系発電機2の出力
は住宅用分電盤7(実質的には買電メータ5と住宅用分
電盤7との間)に出力され、住宅内で使用されない余剰
発電電力を売電メータ6、買電メータ5を介して系統へ
供給するものである。尚、系統への売電は系統連系発電
機から出力される交流電力の電圧を系統の電圧より高く
することのよって可能になるものである。
【0014】図2は利用側ユニット3の制御回路ブロッ
ク図であり、この図において11はプラグであり、住宅
用分電盤7に接続され単相100Vの交流電力の供給を
受ける。
【0015】13aはコネクタであり、利用側ユニット
3から熱源側ユニット4への交流電力の供給、及び系統
連系発電機2、利用側ユニット3、熱源側ユニット4間
の制御データの授受を可能にする。すなわちコネクタ1
3a、コネクタ13b(熱源側ユニット4に搭載)はい
ずれも同じ端子番号どうしが電気的に接続されるもので
ある。コネクタ13c(系統連系発電機から延出)の端
子、端子はコネクタ13a、コネクタ13bの端子
間に割り込むように接続される。
【0016】14はパワーリレー15の常開接片であ
り、この接片14が閉じることによってコネクタ13a
の端子と端子間にプラグ11から得られる交流電力
が出力される。
【0017】16はマイコン17(複数のアナログ/デ
ジタル変換入力端子及び入出力端子等を有する汎用のマ
イクロプロセッサなど)からの出力で動作する駆動回路
(汎用のバッファ回路、またはドライブ回路など)であ
り、マイコン17の出力に応答してパワーリレー15を
通電する。尚、この通電はマイコンが、空気調和機が正
常に運転を行えると判断した際に行われるものである。
【0018】18は上下のフラップモータ(ステップモ
ータなど)であり、利用側ユニット3から室内に向け吐
き出される調和空気の吐出方向を変えるための上下用の
フラップの角度をステップ数に合わせて変えるものであ
る。すなわち、このフラップモータはマイコン17から
出力される正回転用パルス/逆回転用パルスに応答して
1ステップづづ正回転/逆回転するものであり、マイコ
ン17が記憶するパルスの出力数に応じた回転角(フラ
ップの角度)が得られるものである。
【0019】マイコン17はまずフラップモータ18が
初期位置の設計角度に至るまでに必要なパルスを出力し
てフラップを全開/全閉させそのフラップの位置を基準
にして以後のフラップの角度とパルス数との関係を設定
する。
【0020】フラップの角度を希望の角度に設定する際
には、フラップの角度がリモートコントローラで操作設
定された角度に至るまでマイコン17がパルスを出力す
る。また、自動に設定されている場合は、マイコン17
がステップ数を自動的に増減させ、その結果フラップが
スイングする。尚、冷房運転と暖房運転とではスイング
範囲が異なるように設定されている。
【0021】19は左右のフラップモータ(ステップモ
ータなど)であり、利用側ユニット3から室内に向け吐
き出される調和空気の吐出方向を変えるための左右用の
フラップの角度をステップ数に合わせて変えるものであ
る。フラップモータ19の動作はフラップモータ18の
動作と同様である。
【0022】従って、フラップモータ18、フラップモ
ータ19を制御することによって利用側ユニット3から
吐き出される調和空気の吐出方向を上下左右任意に制御
できるものである。
【0023】20はモータ電源、21は制御回路電源、
22は電流ヒューズでありプラグ11を介して接続され
る商用交流電源に対して直列に接続されている。22は
温度ヒューズであり、利用側ユニット3内の温度、マイ
コン17等の電子部品の雰囲気温度が高くなったときに
溶断して、制御回路電源21からマイコン17への動作
電力の供給を遮断する。
【0024】モータ電源20は例えば直流48V、直流
12Vの定電圧が出力する。直流48Vは駆動回路24
へ供給され、直流12Vは制御回路用電源21に出力さ
れると共にパワーリレー15やステップモータ18、1
9の駆動電源になる。制御回路電源21は電子部品用の
直流5Vの定電圧を出力するものである。
【0025】駆動回路24はファンモータ25(調和空
気を室内側に向けて吐出するためのファンを駆動するブ
ラシレス直流モータ)を駆動するものであり、6個のス
イッチング素子(パワートランジスタ、パワーFETな
ど)を3相ブリッジ状に接続して、それぞれのスイッチ
ング素子をON/OFFさせることによって120度通
電、60度非通電を繰り返す三相交流が出力できるよう
に構成されている。
【0026】この三相交流は1周期が60度毎6種の通
電パターンに分割され、回転子が60度回転する毎に対
応する通電するパターンが順に切り換わり、回転子の1
回転で1周期分の三相交流が出力される。すなわち回転
子の回転位置に合わせて対応する通電パターンを順に切
り換えることによって回転子が回転し続けるものであ
る。
【0027】このファンモータ25の回転数は、このモ
ータ25が直流モータなのでその直流印加電圧の変更に
よって変えることができる。印加電圧を上げれば回転数
が高くなり、印加電圧を下げれば回転数が下がる。具体
的には、モータ電源20から得られる直流48Vの電圧
をチョッピングして印加電圧を変えるか、ファンモータ
25に供給する三相交流の120度の通電を所定のON
デューティでチョッピングし、このONデューティを変
えることによって実質的な印加電圧を変えてもよい。こ
のときONデューティを大きくすると印加電圧が大きく
なり、ONデューティを小さくする印加電圧が低くな
る。
【0028】尚、回転子の位置検出は磁気検出素子の出
力から判断するもの、または回転子の回転によって生じ
る誘起電圧の変化から判断するものなどを用いることが
できる。
【0029】マイコン17はこの検出された回転子の回
転位置に基づいて前記対応する通電パターンが得られる
ように駆動回路24のスイッチング素子のON/OFF
を制御し、同時に所定の回転数を得るために必要な電圧
がファンモータ25に印加されるように印加電圧を調節
する。
【0030】尚、このファンモータ25の制御としては
室温と設定温度(希望温度)との差に基づいて予め決め
られた特性に従って回転数を自動的に変える自動運転、
所望の回転数に固定する手動運転などが行われる。
【0031】図3はシリアル電源28、シリアル回路2
9とマイコン17との関係を示す電気回路図である。
尚、この図では熱源側ユニット4のシリアル回路40と
マイコン41、及び系統連系発電機2のシリアル回路7
0とマイコン71との関係もそれぞれのコネクタ13a
〜13cの接続で示している。
【0032】シリアル電源回路28は電流ヒューズ22
を介して100Vの商用交流電源に接続された直流5V
を出力する定電圧回路28を備えている。この定電圧回
路28は汎用の定電圧用ICなどを用いて構成すること
ができる。
【0033】この定電圧回路28の出力は順方向に接続
されたダイオード29、抵抗30、信号出力用のフォト
カプラ31の受光素子、信号受信用のフォトカプラ32
の発光素子を介して直列にコネクタ13aの端子に接
続されている。尚、コネクタ13bの端子は電力線の
一方であり、コネクタ13aの端子に接続され定電圧
回路28の接地側の出力と共通に用いられている。
【0034】このシリアル回路27は系統連系発電機の
シリアル回路70、熱源側ユニット4のシリアル回路4
0と同じ構成を有するので、これら3つのシリアル回路
は定電圧回路28に対して直列に接続されることにな
る。
【0035】シリアル回路28の信号出力用のフォトカ
プラ31の発光素子はマイコン17の出力でON/OF
Fし、通常(信号の受信に備えた待機時)はONであ
る。また信号受信用のフォトカプラ32の受光素子はそ
のON/OFF出力を出力用抵抗で電圧の変化に変えた
後マイコン17へ出力する。通常(信号を受信していな
いとき)はONであり、マイコン17への出力はH電圧
(本実施例では+5V)である。
【0036】従って、マイコン17は信号を出力すると
きは、フォトカプラ31の発光素子を共通のプロトコル
とデータフォーマットに基づくON/OFF信号でON
/OFFさせる。このON/OFF信号は定電圧回路2
8の出力のON/OFFに変換され、それぞれのシリア
ル回路29、40、70の信号受信用のフォトカプラの
受光素子のON/OFFを介してそれぞれのマイコンに
伝えられる。
【0037】信号を受信する際には、いずれかのシリア
ル回路の信号出力用のフォトカプラがON/OFFする
ことによって得られる定電圧回路28の出力のON/O
FFをすべてのシリアル回路の信号受信用のフォトカプ
ラが受信しそれぞれのマイコンへ信号を出力するが、こ
の信号には受信先を指定するコードが設定されているの
で、そのコードに対応するマイコンのみが受信した信号
を有効と判断してその制御に用いるものである。
【0038】尚、シリアル回路27にはノイズ吸収用の
コンデンサ、フォトカプラ保護用のツェーナーダイオー
ドおよび抵抗が設けられている。
【0039】さらに図2において、33は受信回路であ
りワイヤレスリモートコントローラ(赤外線信号や電
波、音波などの無線信号を用いたもの)からの信号(空
気調和機の運転/停止信号、ファンモータ25による調
和空気の送風量の制御信号、送風方向を変えるフラップ
モータ18、19の制御信号、設定温度を示す信号、検
出した室温を示す信号、デマンドを有効にする信号、そ
の他の信号などがスイッチの操作に応じて送信される信
号)を受信し、その受信信号を所定のシリアルコードに
変換してマイコン17に与えるものである。マイコン1
7はこのシリアルコードが有効な際にその信号に基づく
制御を行うものである。
【0040】34は表示用のLED郡であり、受講回路
33の受光部の近くに配置され、運転/停止やタイマー
運転などの空気調和機の運転状態を表示するものであ
る。
【0041】35、36は温度センサであり、空調用の
冷凍サイクルを構成する熱交換機の温度、及び及び利用
側ユニット3の取り付けられた周囲の室温を検出するも
のである。これらの温度センサとしては負特性サーミス
タなどが用いられ、マイコン17は温度の変化によって
変わる抵抗値に対応する電圧をA/D変換(アナログ/
デジタル変換)して取り込み制御に用いるものである。
37はサービス表示用のLED郡であり、空気調和機に
異常が生じた際の異常の記録を復元表示するためのもの
である。
【0042】38はスイッチ郡であり、試運転/通常運
転/停止の運転モード切換や異常記録の表示用のスイッ
チなどである。
【0043】図4は熱源側ユニット4の制御回路であ
り、コネクタ13bの端子、端子を介して得られる
単相100Vの交流電力は電流ヒューズ42、ノイズフ
ィルター43、チョークコイル44を介して、4つの整
流ダイオードと2つの平滑用コンデンサとから構成され
る倍電圧整流回路45を介して280Vの直流電力に変
化される。この直流電力はノイズフィルター46、平滑
コンデンサ47、電流ヒューズ48を介して6個のスイ
ッチング素子(パワートランジスタ、パワーFETなど
のパワー制御用スイッチング素子)で構成される3相イ
ンバータブリッジ49へ供給される。
【0044】50は冷媒圧縮機であり、前記空調用の冷
凍サイクルの一部を構成する。この圧縮機は例えば、そ
の駆動源に3相誘導電動機を備えるものであり、または
3相直流ブラシレス電動機などを備えるものである。
【0045】3相誘導電動機が用いられている場合は、
マイコン41が予め圧縮機50の運転効率が良くなるよ
うに設定された周波数毎の電圧/周波数の値が得られる
ような3相の疑似正弦波を圧縮機50へ供給する。すな
わち、このような疑似正弦波は3相インバータブリッジ
の49の6個のスイッチング素子を、所望の周波数の変
調波と搬送波との大小に基づいてON/OFFさせて得
られるものであり、このON/OFFはマイコン41の
理論上の計算によって得るものである。また、圧縮機5
0へ供給される3相交流電力の周波数は変調波の周波数
で決まる。
【0046】尚、51は駆動回路であり、3相インバー
タブリッジ49の6個のスイッチング素子をマイコン4
1の出力でON/OFFさせるための電力増幅回路であ
る。52はスイッチング電源であり、ノイズフィルター
53、電流ヒューズ54を介して得た直流電力から行動
部51用の電源、マイコン41用の電源、その他の機器
用の定電圧電力を出力するのものである。汎用の定電圧
ICなどを用いることができる。
【0047】また、圧縮機50の駆動源に3相直流ブラ
シレス電動機が用いられている場合(図4に示す実施
例)は、位置転出回路55が圧縮機50の回転子の位置
を検出し、マイコン41がこの回転子の回転位置に適し
た通電パターンが得られるように3相インバータ回路4
9のそれぞれのスイッチング素子のON/OFFの組み
合わせを設定するものである。
【0048】位置検出回路55は、回転子の回転によっ
て固定子巻線に生じる誘起電圧の変化が3相交流の中性
点電圧に相当する電圧より大きいか小さいかによって変
化する出力をマイコン41へ与えるものである。マイコ
ン41はこの位置検出器55の出力の変化時刻に基づい
て圧縮機50の回転子の回転位置を算出する。
【0049】次いで、回転子の回転位置が1回転(36
0度)を6分割(60度毎等間隔に分割)したいずれの
区間に有るかを判断し、その区間に対応する3相の通電
パターン(例えば、それぞれの相が120度通電、60
度非通電を繰り返す様な3相交流の通電パターン)が圧
縮機50に得られるように3相インバータ回路49のそ
れぞれのスイッチング素子をON/OFFさせる。
【0050】尚、この圧縮機50の回転数は120度の
通電を連続通電ではなく所定の周期でチョッピングし、
同時にこのチョッピングのONデューティを変えること
によって固定子巻線への実質的な印加電圧を変えて行わ
れるものである。
【0051】56、57、58はそれぞれ負特性サーミ
スタから成る温度センサであり、温度によって変化する
抵抗値に対応する電圧がマイコン41のA/D入力ポー
トに供給されるように構成されている。温度センサ56
は外気温度、温度センサ57は圧縮機50の温度、温度
センサ58は冷凍サイクルを構成する熱源側熱交換器の
温度を検出する温度センサであり、マイコン41はこれ
らの温度センサが検出した温度を制御に用いるものあ
る。
【0052】59はステップモータであり、約500ス
テップの回転ステップを有し所定のストロークを500
段階に制御できるものである。このストロークによって
冷凍サイクルを構成する減圧装置(膨張弁)の減圧量
(膨張量)が調節されるものである。またこのステップ
モータ59の回転ステップは駆動回路60を介したマイ
コン41の出力で行われる。その制御としては、圧縮機
の回転数に対応して予め定めた特性で回転ステップを制
御する方法、冷凍サイクル中での冷媒の蒸発温度又は凝
縮温度が常に一定成るように回転ステップを増減制御す
る方法などがある。
【0053】61はファンモータであり、熱源側熱交換
器に送風をする位置に設けられたプロペラファンを駆動
するものである。このファンモータ61にはファンモー
タ25と同様に直流ブラシレスモータが用いられてお
り、同様に駆動回路62を介してマイコン41でその回
転数が制御される。
【0054】63は冷媒流路切換弁であり、冷凍サイク
ル中の利用側熱交換器が蒸発器として作用する冷房モー
ドと利用側熱交換器が凝縮器として作用する暖房モード
とが可能になるように冷媒の流れを切り換えるものであ
る。通称4方弁などが用いられる。
【0055】64a、64bは切換切片であり、それぞ
れマイコン41の出力でパワーリレーを介してその切換
切片が切り換えられる。図4に示した状態はパワーリレ
ーが通電されていない状態である。
【0056】切換切片64aがダイオードブリッジ65
a側へ切り替わったときには切換切片64a側から切換
切片64b側へ向かって電流が流れ冷媒流量路切換弁6
3が一方の側へ切り換えられる。反対に切換切片64b
はダイオードブリッジ65b側へ切り替わったときには
切換切片64b側から切換切片64a側へ電流が流れ冷
媒流路切換弁63は他方の側へ切り替わるものである。
この冷媒流路切換弁63はいったん切り替わるとその状
態を保持する自己保持機構を備えているので、冷媒流路
の切り換えは必要なときに所定時間所定方向へ通電すれ
ばよい。尚、所定間隔で通電を繰り返して流路の自己保
持外れに対処している。
【0057】66はカレントトランスであり熱源側ユニ
ット4で消費される電流が計測できる位置に取り付けら
れいる。このカレントトランスから出力される電流波形
は直接所定周期毎に瞬時値がA/D変換されてマイコン
41に取り込まれる。マイコン41は所定周期毎にデジ
タル値化された値の羅列による電流波形から実効値を算
出して電流制御に用いる。
【0058】電流制御はこの熱源側ユニットで消費され
る電流が設定値を超えないように圧縮機50の回転数、
すなわち空気調和機の冷凍能力を制御するものである。
圧縮機50の回転数は、利用側ユニット2で、室温と設
定温度との差及びこの差の変化分を入力として室温が設
定温度に至るようにチューニングされたファジー演算で
得られる現在の冷凍能力に対する冷凍能力の増減値を基
にして決められる。この増減値はシリアル回路40を介
して利用側ユニット2から送信されるものである。
【0059】圧縮機50の回転数の設定は、現在の回転
数にこの増減値を加え、さらに補正を行った後の回転数
で更新される。マイコン41は圧縮機50がこの回転数
になるように3相インバータ回路49のそれぞれのスイ
ッチング素子をON/OFFさせるものである。尚、圧
縮機50の起動時は所定の回転数が初期値として設定さ
れているものである。
【0060】ここで前記補正は、消費電力が設定値に近
づくにつれて、順に補正のない範囲、回転数の上昇が起
きないように補正する範囲、次いで回転数が下がるよう
に補正する範囲毎に設定されて、圧縮機50の消費電流
すなわち熱源側ユニットの消費電流が設定値を超えない
ようにしている。尚、この消費電流が設定値を大きく超
えたときは空気調和機が異常状態に至ったとして空気調
和機の運転停止と異常表示とを行うものである。
【0061】従って、この設定値を変えることによって
ほぼ空気調和機の消費電流を制限することができるもの
である。この設定値は利用側ユニットからの信号で設定
され、例えば一般家庭用の空気調和機では20A、17
A、15A、10Aなどの値である。
【0062】尚、この設定値は、リモートコントローラ
から送信された信号が利用側ユニット3を介して送信さ
れデマンドの機能が有効になっている時に、後記する系
統連系発電機2からの増減信号によって1A刻みで変更
することもできるものである。
【0063】図5は系統連系発電機2の制御回路であ
り、シリアル回路70を介してマイコン71がマイコン
17、マイコン41と信号の授受が行えるように構成さ
れている。この回路において、72は太陽エネルギーを
電力に変換する太陽電池であり、保護用のダイオード7
3を介してその発電出力がコンデンサ74に蓄えられ
る。
【0064】75は単相インバータ回路であり、4個の
スイッチング素子(IGBTなどのパワースイッチング
素子)がブリッジ状に接続され、それぞれのスイッチン
グ素子が所定のパターンでON/OFFすることによっ
て50Hz(または60Hz)の単相100Vの疑似正
弦波が得られるものである。この疑似正弦波はコイル7
6、77、コンデンサ78で構成されたローパスフィル
ターを経て昇圧トランス79で50Hz単相200V+
α(但し、αは系統へ潮流させるに必要な電圧)の交流
電力に昇圧される。この交流電力は図1に示した住宅用
分電盤7を介して系統の電力線に供給される。
【0065】80a、80bは連動する常開接片であ
り、パワーリレー81が通電されることによって閉じら
れる。このパワーリレー81は駆動回路(電力増幅回
路)82を介してマイコン71(インテル社製U83C
196MH)によってその通電/非通電が制御され、マ
イコン71は太陽電池72が発電していないと判断した
ときや何らかの異常を検出した際に常開接片80a、8
0bを開いて系統連系発電機を系統から切り離すもので
ある。
【0066】83はトランス1次電流検出回路であり、
昇圧トランス79の1次側すなわち太陽電池72側に流
れる電流を検出するものである。この電流はC.T.で
交流波形として出力されそのままマイコン71のA/D
変換ポートに供給される。マイコン71はこの波形を所
定周期毎(例えば200usec毎)にA/D変換し、
時間の経過毎の電流瞬時値として入力し制御に用いる。
【0067】この制御はマイコン71で、まずA/D変
換された後の電流値を記憶部(ROM)にテーブルデー
タとして格納された理想電流波形データ(正弦波電流波
形)の同位相のところの電流値と比較して、次周期にお
ける同位相の電圧を上げるか下げるかの補正を行い出力
電流の波形を理想電流波形に近づけ出力電流の波形ひず
みを抑制するものである。
【0068】尚、理想電流波形のテーブルデーターは5
0HZの場合、200usecサンプリングであるか
ら、20msec/200usec=100データ分で
あり、60HZの場合は84データ分となる。
【0069】また、理想電流波形データは予め設定され
た基準のデータに基づいて必要とする電流の実効値毎に
それぞれ、基準データに所定の比率をかけて算出するこ
とができるものである。
【0070】84はトランス2次電流検出回路であり、
昇圧トランス79の2次側すなわち系統側に流れる電流
を検出するものである。この回路はC.T.で検出され
た電流の波形を全波整流回路(三洋電機株式会社製LA
6324などの汎用ICを用いた回路)を介して実効値
演算用IC(例えば新日本無線株式会社製NJM420
0)に与える。このICはC.T.の検出した電流の実
効値を電圧の変化に変換してマイコン71のA/D入力
ポートへ供給するものである。マイコン71はこの電圧
から電流の実効値を求め系統連系発電機の出力電力値を
求め表示部に表示するものである。
【0071】85、86はそれぞれU相系統電圧検出回
路、V相系統電圧検出回路であり、系統へ出力される電
圧に所定値以上の変動が生じた際に系統への電力供給を
停止するものである。この回路は、系統連系発電機から
出力される単相3線式200Vの交流電力から中性点と
U相間の電圧、中性点とV相間の電圧を検出する。これ
らの検出回路は同じであり、図6に示す電気回路が共通
して用いられるものである。
【0072】図6において、系統側から得られる端子間
電圧の変化は、全波整流回路を構成するIC(LA63
24)を経て実効値計算用のICNJM4200へ与え
られ、実効値に対応する直流電圧がマイコン71のA/
D変換入力ポートへ供給される。マイコン71はA/D
変換した後の電圧の実効値を制御に用いるものである。
【0073】87は系統電圧ゼロクロス入力回路であ
り、系統(交流電力)のゼロクロス信号を判断した際に
その信号をマイコン71へ出力するものである。
【0074】図7は系統電圧ゼロクロス入力回路であ
り、系統の電圧が比較器88に供給されこの比較88の
入力端子に印加されている電圧の正負が反転したときに
その出力も反転する。比較器88の出力はフォトカプラ
89へ与えられ、ノイズ除去と電圧変換、及び電気的絶
縁が行われた後、マイコン71へ供給される。マイコン
71はこの出力の変化で系統のゼロクロスを判断し、単
相インバータ回路75から出力される交流電力のゼロク
ロスが系統のゼロクロスに一致するようにスイッチング
素子のON/0FF信号の出力タイミングを制御し、ま
た前記した理想電流波形得るための電圧補正の位相合わ
せの基準時とするものである。
【0075】88はパソコン用I/F(インターフェー
ス)で有り、外部にパソコン接続する際に信号線を接続
するためのインターフェース回路である。この回路は所
定の規格(例えばRS−232C)での通信を可能とす
るための回路であり、MAX232などのRS−232
Cの通信を可能とする汎用のICを用いて構成されてい
る。このパソコン用I/F88を用いることによって系
統連系発電機のパソコンによる外部からの制御が可能に
なる。
【0076】89、90は表示部であり、それぞれ8セ
グメントの表示を3桁組み合わせたものであり太陽電池
72の発電電力の表示、異常発生時の異常の種類を示す
コードの表示、初期設定時のガイドライン整定値の表示
などが行われるものである。
【0077】この表示部89、90にはマイコン71か
らの出力信号が表示駆動回路(汎用のドライバ用IC)
91で電力増幅されて与えられ、表示部89、90はこ
の信号によってダイナッミク点灯される。
【0078】92は表示用のLEDであり、表示駆動回
路91を介してマイコン71の出力信号でダイナミック
点灯される。この表示としては、系統連系発電機の運転
を示す緑色の運転表示、異常時に開く常開接片80a、
80bの開閉状態を示す緑色の表示、異常発生時に点灯
する赤色の表示、太陽電池の発電電力が充分でないとき
の状態を示す黄色の表示などがある。
【0079】93はスイッチ部であり、マイコン71の
入出力にポートに対してマトリックス状に接続されたプ
ッシュスイッチまたはロック式のプッシュスイッチであ
り、これらスイッチの状態はマイコン71のキースキャ
ンによってマイコン71に取り込まれ制御に用いられ
る。スイッチの機能としては、整定値を変更モードを有
効にするスイッチ、格納した異常の経歴を示すデータの
消去するスイッチ、系統連系電を運転/停止させるスイ
ッチなどである。
【0080】94はEEPROMであり、整定値や異常
の略歴を記憶するメモリーである。整定値としては、系
統毎に異なる異常判断のための基準値を個々に設定する
ための値である。
【0081】95は太陽電池電流検出回路であり、太陽
電池72から出力された電流量を検出してマイコン71
へ出力するものである。
【0082】図8は太陽電池電流検出回路95の電気回
路図であり、96はDCCT(直流電流用電流検出トラ
ンスであり)太陽電池72から出力される電流に応じた
電圧を出力するものである。この出力は実効値演算用の
IC(NJM4200)に供給され、このICで電流の
実効値に対応する電圧が得られる。尚、太陽電池72の
出力電流は完全な直流ではなく脈流成分も含まれている
ので実効値演算を行い正確な電流値を得ているものであ
る。マイコン71はこの電圧をA/D入力ポートから取
り込み電圧に対応する電流値を所定のメモリー位置に格
納して制御に用いる。
【0083】97は太陽電池電圧検出回路であり、太陽
電池72の端子間電圧を検出し、その電圧をマイコン7
1に出力するものである。図9は太陽電池電圧検出回路
の電気回路であり、図中98はV/F(電圧/周波数)
変換用のIC(例えば新日本無線株式会社製NJM41
51)である。
【0084】太陽電池72の端子間電圧は抵抗で分圧さ
れ、所定分かさ上げされた後、コンデンサ99で安定化
されV/F変換用のIC98の電圧入力端子に印加され
る。このICは印可された電圧に対応する周波数で発信
し、その発信出力を出力抵抗100を用いてフォトカプ
ラ101の発光素子に与える。フォトカプラ101の出
力はマイコン71に与えられ、マイコン71はこの出力
の周波数を計測して対応する電圧を求めるものである。
【0085】102はIGBT駆動回路であり、単相イ
ンバータ75を構成するスイッチング素子(本実施例で
はIGBT、尚、パワートランジスタまたはパワーFE
Tを用いた場合はそれぞれトランジスタ駆動回路、FE
T駆動回路になる)を駆動するための駆動回路である。
具体的にはマイコン71から出力されるON/OFFの
信号をIGBTをドライブできるレベルまで電力増幅す
る回路であり、フォトカプラ、増幅回路等から構成さ
れ、これらは汎用の駆動回路を用いることができるもの
である。
【0086】103は第3高調波検出回路であり、系統
の停電、断線等の異常を第3高調波の増加で検出して系
統連系発電機のへの接続を遮断するものである。バンド
パスフィルター、V/F(電圧/周波数)変換回路等か
ら構成されている。(特願平7−146599号参照) このように構成された系統連系発電機は、太陽電池電圧
検出回路97の検出した電圧が所定電圧以上(発電電力
が取り出せる値以上)ならば太陽電池72の発電出力を
単相インバータ回路75で50Hzまたは60Hzの疑
似正弦波による100Vの単相交流電力に変換する。こ
の単相交流電力は昇圧トランス79で200Vの単相交
流電力に変換され、常開接片80a、80bが閉じてい
れば系統へ供給されるものである。実際には系統へ電力
を潮流させるための200Vよりわずか高くなるように
設定されているが、以下の説明では200Vとする。
【0087】このとき、前記した太陽電池の発電電力は
マイコン71によって表示部89にダイナッミク表示さ
れるものである。
【0088】図10は、単相インバータ回路75から出
力される疑似正弦波(正弦波は電流波形である)を示す
説明図である。この図では説明を容易にするための1周
期を16分割(区間1〜区間16とする)している。実
際には、50HZの場合、1周期が20msec、サン
プリング周期が200usecで20msec/200
usec=100分割であり、60HZの場合は同様に
84分割である。
【0089】1周期の始まりは系統電圧ゼロクロス入力
回路87から出力されたゼロクロス信号に同期して始ま
るものであり、ゼロクロス信号が得られた時点から順に
16分割分の波形が出力される。尚、Vccは平滑用コ
ンデンサ74の端子間電圧である。
【0090】また、ゼロクロス信号は1周期中で180
毎に2回出力されるので、半周期の8分割分(区間1〜
区間8)を1サイクルとしても良い。このとき次の半周
期は前記8分割分(区間1〜区間8)の出力を反転した
ものである。
【0091】この波形の3つの電位位置(+Vcc、
0、−Vcc)は単相インバータ回路75のスイッチン
グ素子のON/OFFの組み合わせを選択することによ
ってえられるものである。従ってON/OFFの組み合
わせを順に変えていくことによってこの疑似正弦波が得
られるものである。
【0092】16分割の内の1つの区間(例えばゼロク
ロス位置から4番目の区間4参照)はいずれもTA、T
B、TCの3期間から構成され期間TAと期間TCとは
同じ時間になっている。
【0093】従って、各区間(1〜16)に対して周波
数F(50Hz、60Hz)、TBの値(時間)が対応
するデータテーブルを記憶部に格納して、設定された区
間毎にこの値(時間)の間選択されたON/OFFの組
み合わせを維持すればよいものである。TA、TCの値
は(200usec−TB)/2である。
【0094】図11は疑似正弦波の波形を発生させるた
めのフローチャートである。このフローチャートにおい
て、ステップs1で種々の初期設定を行った後、マイコ
ン71が動作を開始する。次いでステップs2でROM
94に格納されたデータテーブルから必要な周波数に対
するデータを読み出して新しいデータテーブルを作成す
る。
【0095】次いで、ステップs3で系統電圧ゼロクロ
ス入力回路87からの出力があったか否かの判断をこな
い、ゼロクロス信号の入力があったときはステップs4
で「N=1」とした後、ステップs5へ進む。ステップ
s3でゼロクロス信号が検出されなかったときはそのま
まステップs5へ進むものである。尚このゼロクロス信
号の判断はマイコン71の割り込みで処理されるので、
いずれの時点でもゼロクロス信号が発生すればステップ
s3が処理される。
【0096】ステップs5では変数Nで指定された区間
のTBのデータを新しいテーブルから読み出す。次い
で、ステップs6でこのTBのデータを、太陽電池が最
適動作点で発電するように設定された疑似正弦波の電流
値が得られるように太陽電池の発電電圧に対して予め定
められた書式に従って補正を行うものである。
【0097】ステップs7では、この補正されたTBの
値からTA、TCの値を算出し、次いでステップs8、
s9、s10でこの値の間、ON/OFF信号の所定の
組み合わせを維持するものである。これによって図10
に示しような1区間分の波形が生成される。
【0098】尚、ステップs8〜s10では所定のON
/OFFの組み合わせを維持する時間の計時にタイムア
ップで割り込み信号が生じるタイマーを用いるので、タ
イマーの計時中、すなわち割り込み信号が生じるまでは
マイコン71が他の制御を行うことも可能である。
【0099】次いで、ステップs11で「N=N+1」
として次の区間にカウンタを進め、「N>16」がステ
ップs12で判断されるとステップs13で「N=1」
として生成される区間を先頭に戻すものであえる。
【0100】次いで、ステップs3に戻り、連続した疑
似正弦波が生成されるものである。
【0101】図12はこのようにして生成された疑似正
弦波の2周期分の波形を示している。この図において、
110は電流波形のひずみ部であり、理論上の疑似正弦
波に対して電気部品の持つ誘導負荷によって生じるもの
である。このひずみはトランス1次側電流検出回路83
を介して得られる電流の瞬時値と理論上の電流値とを比
較することによって判断される。
【0102】このひずみは次の周期の同じ区間(符号1
11で示す区間)を構成するTBの値を補正すること
で、次の周期で補正される。すなわち、実測された電流
波形のひずみ部110は理論上の電流値に対して小さく
なっているので、区間111ではTBの値を「TB=T
B+α」(αは正の値)に補正している。尚、実測され
た電流波形のひずみ部110が理論上の電流値に対して
大きいときは、αの値を負にすればよい。また、この補
正は、実測された電流値が理論値と異なる区間に対いし
てすべて行われるものであり、1周期毎に常に次の周期
の値を順次補正していくものである。
【0103】この繰り返しは、補正された後のTBの値
を、図11に示したフローチャートのステップs2の
「データテーブルの読込」で読み込まれたデータの値を
更新することによって可能になる。
【0104】図13はこの動作を示すフローチャートで
あり、図11に示したフローチャートのステップS8、
S9、S10を実行している間に平行して行われるもの
である。尚、マイコン71の処理速度に余裕があれば区
間の切換わり時に行われるように構成しても良いもので
ある。
【0105】まずステップs20でトランス1次電流検
出回路83の検出した電流IGを読み込む、この電流は
既に読み込んである対象となる区間の電流値であっても
良いものである。
【0106】ステップs21、ステップs23ではこの
電流値IGと太陽電池が最適動作点で発電するように設
定されている疑似正弦波の理論電流値との大小を比較
し、「理論電流値>IG」の時はステップs22で対応
する区間のデータテーブルのTBの値を「TB=TB+
β」に補正した後更新し、「理論電流値<IG」の時は
ステップs24で対応する区間のデータテーブルのTB
の値を「TB=TB−γ」に補正した後更新する。これ
らβ、γの値は太陽電池72の最大出力に応じて適に設
定するものであり、β=γであっても良く、さらにこの
β、γの値は、電流の変動幅を小さくするために、数回
の補正後に電流IGが理論電流値に至るような値であ
る。
【0107】疑似正弦波のそれぞれの区間に対してこの
ような補正を行うことによって、太陽電池を常に最適な
状態で発電させることができると共に、疑似正弦波の電
流波形のひずみをほぼなくすることができ、系統側へ安
定した波形の交流電力を供給することができるものであ
る。
【0108】以上の実施例では、まず電流波形のひずみ
に合わせデータテーブルの値を補正し、次いで太陽電池
の最適動作を得るための補正を行ったが、先に太陽電池
の最適動作を得るための補正を行い、次いで電流波形の
ひずみに対する補正を行うようにしても良い。このとき
は、電流波形のひずみに対する補正用のデータテーブル
を別個に設け、このテーブルを1周期毎に更新し、この
補正値を太陽電池の最適動作に対する補正の次ぎ加える
ようにすればよい。
【0109】さらにマイコン71は太陽電池電電流検出
回路95の検出した電流値と太陽電池電圧検出回路97
の検出した電圧値とから太陽電池72の発電電力を求
め、その積算電力と対応する負荷の消費電力とから負荷
の運転を制御する信号(デマンド信号)を出力すること
ができるものである。
【0110】まず、太陽電池72の発電電力の積算値を
記憶部に格納する。次ぎにシリアル回路70介して空気
調和機(特性の負荷)の熱源側ユニット4で消費されて
いる消費電力値を得る。この消費電力値は、熱源側ユニ
ット4が電流制御に用いている電流値の積分値であり、
ほぼ負荷(空気調和機)の消費電力に相当する。
【0111】次ぎに、前記した積算電力の値からこの消
費電力値を減算した後の積算電力の値に応じてシリアル
回路70を介してデマンド信号を熱源側ユニット4に送
信し、空気調和機の運転能力を規制するものである。
尚、積算電力値が充分に回復するとこのデマンド信号は
解除されるものである。
【0112】図14はこの関係を示す説明図である。こ
の図において、Pは太陽電池72の発電電力の積算値を
表し、P3は負荷(空気調和機)の3日分の消費電力に
相当する値であり、P2は負荷(空気調和機)の2日分
の消費電力に相当する値であり、P1は負荷(空気調和
機)の1日分の消費電力に相当する値であり、この値は
空気調和機の運転能力、太陽電池の最大発電電力、など
に応じて適選設定されるものである。
【0113】ゾーンA〜ゾーンCはP3、P2、P1を
用いて図14に示すように設定されている。さらに積算
値Pの下降と上昇とで適にディファレンシャルを設定し
ている。
【0114】ゾーンAでは熱源側ユニット4に運転最大
電流を設定値の2/3に変更するデマンド信号を送り、
ゾーンBでは熱源側ユニット4に運転最大電流を設定値
の1/2に変更するデマンド信号を送り、ゾーンCでは
熱源側ユニット4に運転最大電流を設定値の1/3に変
更するデマンド信号を送るものである。尚、積算値がい
ずれのゾーンにも属さないときにはデマンドが解除され
るものである。これらの信号は空気調和機のデマンド機
能が有効に設定されているときに有効に作用するもので
ある。
【0115】このように制御することによって、年間で
平均した場合に太陽電池の発電電力内に空気調和機の消
費電力を押さえ込むことができるものである。すなわ
ち、空気調和機の運転を必要としない日の発電電力や、
小電力で運転しているときの余剰電力を積算し、この累
積分を空調を必要とするときに使うことのよって空気調
和機の消費電力を太陽電池の発電電力内にすることがで
きるものである。
【0116】すなわち、これら電力の積算値は系統へ売
電された分であり、この売電された電力内で空気調和機
を運転することのよって実質的に空調費がかからなくな
る。言い換えると売電することによって、系統を電力の
蓄積機として利用することができるものであり、太陽電
池の利用率をほぼ100%活用できるものである。
【0117】図15はこの動作(デマンド制御)を行う
ためのフローチャートであり、まずステップs30で系
統連系発電機が運転を開始すると、ステップs31で積
算値Pに初期値が設定される。この初期値はスイッチに
より選択できるものであり、その選択肢は空気調和機1
0日分の消費電力に相当する値、空気調和機7日分の消
費電力に相当する値、空気調和機5日分の消費電力に相
当する値、空気調和機3日分の消費電力に相当する値な
どであり、系統連系発電機の設置(運転を開始)する季
節によって適に選択する。夏や冬などの消費電力の多い
ときは初期値が大きくなるように、また春や秋などの中
間期には初期値が小さくなるように設定するのが好まし
いが、一律に設定しても良い。
【0118】ステップs32では積算値Pに太陽電池で
発電されて電力を加算し、ステップs33では積算値P
から空気調和機で消費された電力を減算して制御に用い
る積算値を求める。
【0119】ステップs34〜ステップs36で積算値
PがゾーンA〜ゾーンCのいずれのゾーンにあるかを判
断し、積算値PがゾーンAにある時はステップs37へ
進み空気調和機の熱側熱ユニット4へ電流制御の設定値
をその2/3に変えるためのデマンド信号を出力し、積
算値PがゾーンBにある時はステップs38へ進み空気
調和機の熱側熱ユニット4へ電流制御の設定値をその1
/2に変えるためのデマンド信号を出力し、積算値Pが
ゾーンCにある時はステップs39へ進み空気調和機の
熱側熱ユニット4へ電流制御の設定値をその1/3に変
えるためのデマンド信号を出力し、積算値PがゾーンA
〜ゾーンCのいずれのゾーンにないときにはステップs
40へ進み空気調和機の熱側熱ユニット4へ電流制御の
設定値を元に戻す信号を出力するものである。
【0120】図16は他の実施例を示すフローチャート
であり、この実施例では積算値PがP1を越えるか否か
によって電流制御の設定値を変更するものである。
【0121】図15に示したフローチャートと同一の動
作は同一のステップを付して説明は省略する。まず、ス
テップs41で積算値PがP1を越えているか否かの判
断を行い、「P<P1」の時はステップs42で熱源側
ユニット4から得た電流制御用の電流設定値から1A分
引いた値を新たな電流設定値とする。このときステップ
S43で「電流制御値<5」が判断されたときはステッ
プs44で「電流制御値=5A」として電流制御値が5
Aを下回らないようにする。尚、この下限値は任意に適
した値を設定するものである。
【0122】ステップs41で「P<P1」を満たさな
いときはステップs45で熱源側ユニット4から得た電
流制御用の電流設定値に1A分を加えた値を新たな電流
設定値とする。このときステップS46で「電流制御値
>設定値」(設定値は熱源側ユニットに初期に設定され
ていた電流制御値すなわち、利用側ユニット3で設定さ
れていた値)が判断されたときはステップs47で「電
流制御値=設定値」として電流制御値が設定値を超えな
いようにするものである。
【0123】ステップs48ではこのようにして設定さ
れた電流制御値を熱源側ユニット4に送信して熱源側ユ
ニット4の運転能力を制御するものである。
【0124】また、ステップs41の判断結果のみを熱
源側ユニット4へ送信し、ステップs42〜ステップs
47に相当する機能を熱源側ユニット4にゆだねるよう
に構成してもよい。このときは熱源側ユニット4がこの
機能に対応する必要がある。
【0125】以上の説明では、系統連系発電機と空気調
和機との接続について説明したが、これに限るものでは
なく、デマンド機能を有する種々の機器に対応が可能で
ある。
【0126】従って、系統連系発電機は空気調和機とは
別体に構成されたものであるが、空気調和機専用とする
場合は一体に構成しても良い。
【0127】また、デマンド機能を有さない機器に適用
する場合は、電源の供給をON/OFFできるアダプタ
に機器を接続し、アダプタを介して機器のON/OFF
を制御しても良い。このときデマンド機能が直接機器の
ON/OFFに対応し、機器の消費電流はアダプタが検
出しても良く、またアダプタに設定された選択値から近
いものを選択するようにすればよい。
【0128】図17は他の実施例であり、図1と同一構
成要素は同一符号を付す。この図において200はアダ
プタ装置、201は機器、202はタイマー装置、20
3はアダプタで開閉が制御される常閉接片、204は機
器に流れる電流を検出するための電流検出器である。
【0129】機器201は、例えば屋根裏や床下さらに
は長期間利用しない家屋または空間に設けられた換気扇
であり、その駆動電源は常閉接片203を介して住宅用
分電盤7から供給される。
【0130】タイマー装置202は、所定周期または所
定の時刻毎に一定時間換気扇201を運転させるため換
気扇201に運転信号を出力するものである。
【0131】アダプタ200は電流検出器204で換気
扇201の運転/停止を判断し、同時に換気扇201の
消費電流を検出し、その状態を系統連系発電機2へ送信
するものである。アダプタ200は系統連系発電機2か
らのデマンド信号に応答して常開接片203の開閉を制
御するものである。
【0132】このように構成された機器では、太陽電池
の発電による電力の積算がある限り所定間隔で換気扇2
01が一定時間運転されるものである。
【0133】すなわち、実質的に換気扇の運転が太陽電
池ののみで行われ系統からの買電が不要になるものであ
る。
【0134】尚、この機器としては換気扇に限るもので
はなく、このようなアダプタに対応する機器であれば、
いずれの機器でも利用することができるものである。
【0135】図18は、このアダプタ200及び系統連
系発電機2の主な動作を示すフローチャートである。こ
のフローチャートにおいて、ステップs50で太陽電池
の発電量を積算し積算値Pを求める。次いでステップs
51で換気扇201が運転しているか否かの判断を行
う、この判断はアダプタ200が換気扇201へ流れる
電流を検出したか否か(所定値以上の電流が流れたか否
か)によって判断される。換気扇201が運転していな
いときはステップs50に戻り発電電力の積算を行う。
【0136】換気扇201が運転しているときは、ステ
ップs52へ進み、アダプタ200から送られてくる換
気扇201の消費電流から換気扇201の消費電力を求
め積算値Pからこの消費電力を減算する。
【0137】次いでステップs53で、積算値Pが「P
>0」の判断を行い、「P>0」の時はステップs54
へ進み補助リレーを作動させず常閉接片203を閉じた
ままとして換気扇201の運転を可能とする。「P>
0」を満たさないときにはステップs55へ進み補助リ
レーを作動させ常閉接片203を開き換気扇201の運
転を停止させる。
【0138】この後ステップs50へ戻り発電電力の積
算を繰り返すものである。
【0139】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明で
は、電流波形のひずみに応じて次の同位相の出力時にひ
ずみの補正が行われ、理論上の理想的な電流波形が得ら
れるものである。
【0140】また、請求項2に記載の発明では、系統へ
出力する電力の位相を合わせ、位相のずれから来る波形
のひずみを防止し、さらに個々の電機部品の特性から来
る波形のひずみも抑制し、より理想的な電流波形が得ら
れるものである。
【0141】また、系統連系発電機から系統へ出力され
る交流電力の位相を系統のゼロクロス点に合わせること
のよって位相合わせの基準が容易に得られるようになる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の系統連系発電機と空気調和機との関係
を示す概略図である。
【図2】空気調和機の利用側ユニットの制御回路ブロッ
ク図である。
【図3】シリアル電源、シリアル回路とマイコンとの関
係を示す電気回路図である。
【図4】空気調和機の熱源側ユニット4の制御回路図で
ある。
【図5】系統連系発電機の制御回路図である。
【図6】U相系統電圧検出回路、V相系統電圧検出回路
の電気回路図である。
【図7】系統電圧ゼロクロス入力回路の電気回路図であ
る。
【図8】太陽電池電流検出回路の電気回路図である。
【図9】太陽電池電圧検出回路の電気回路図である。
【図10】単相インバータ回路から出力される疑似正弦
波を示す説明図である。
【図11】疑似正弦波の波形を発生させるためのフロー
チャートである。
【図12】疑似正弦波の2周期分の波形を示す説明図で
ある。
【図13】電流波形の補正を行うための動作を示すフロ
ーチャートである。
【図14】太陽電池の発電電力の積算値の変化とデマン
ドの関係を示す説明図である。
【図15】デマンド制御を行うためのフローチャートで
ある。
【図16】他の実施例を示すフローチャートである。
【図17】本発明の系統連系発電機と他の機器との関係
を示す概略図である。
【図18】アダプタ及び系統連系発電機の主な動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 太陽電池 2 系統連系発電機 3 利用側ユニット 4 熱源側ユニット 5 買電メータ 6 売電メータ 7 住宅用分電盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽エネルギーをONデューティーの調
    節されたところの電圧チョッピング波形を用いて交流電
    力に変換する電力変換部を有し、前記変換された交流電
    力を商用交流電源の系統に連系させる系統連系発電機に
    おいて、系統連系発電機から系統へ供給される交流電力
    の電流波形のひずみを検出し、ひずみの検出されたチョ
    ッピング区間の360度後のチョッピング区間のONデ
    ューティーを前記ひずみに合わせて補正する補正部を備
    えたことを特徴とする系統連系発電機。
  2. 【請求項2】 太陽エネルギーをONデューティーの調
    節されたところの電圧チョッピング波形を用いて交流電
    力に変換する電力変換部を有し、前記変換された交流電
    力を商用交流電源の系統に連系させる系統連系発電機に
    おいて、電圧チョッピング波形は1周期を等間隔で順に
    複数の区間に分割され、それぞれの区間には疑似正弦波
    が得られるようなONデューティーが設定され、系統の
    所定の位相時にその位相に対応する区間から連続して出
    力されると共に、それぞれの区間の実電流値が理論上の
    電流値に至るように360度後に対応する同区間のON
    デューティを補正することを特徴とする系統連系発電装
    置。
  3. 【請求項3】 前記所定の位相時は系統のゼロクロス点
    であることを特徴とする請求項2に記載の系統連系発電
    機。
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