JPH0929425A - ワーク接合装置 - Google Patents

ワーク接合装置

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JPH0929425A
JPH0929425A JP18377795A JP18377795A JPH0929425A JP H0929425 A JPH0929425 A JP H0929425A JP 18377795 A JP18377795 A JP 18377795A JP 18377795 A JP18377795 A JP 18377795A JP H0929425 A JPH0929425 A JP H0929425A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ワーク投入ステーションと半田付
けステーションの間に中間ステーションを設けても生産
能力を低下させず、且つ半田付け品質の向上を図ること
を目的とする。 【構成】 複数のワークセット治具3、…を所定間隔置
きに載置せしめた回転治具盤2を間欠回転させるように
し、この回転治具盤2の外周部に沿ってワークをセット
するセットステーション4と、ワークを予熱する第1、
第2予熱ステーション5、6と、ワークを半田付けする
接合ステーション7と、ワークを冷却する冷却ステーシ
ョン8と、ワークのセットを解除するセット解除ステー
ション9を設ける。また、ワークセット治具3、…に、
位置決めされたワークを押込み方向に押込んでセットす
るワーク挿入部材21を設け、このワーク挿入部材21
によって半田付け部j、‥以外のワーク表面を覆ってカ
バーする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半田付け等の接
合装置において、作業効率を良くするための改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークを半田付けする装置とし
て、例えばワーク投入ステーションと半田付けステーシ
ョンを結ぶ直線軌道に往復動自在な治具を設けたような
装置が知られており、この装置ではワーク投入ステーシ
ョンで治具上にワークをセットした後、治具を半田付け
ステーションに送り込んで接合作業を行い、作業が終え
ると再び治具をワーク投入ステーションに戻してワーク
を取出し、これを繰り返すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記装置の
ような場合、治具をワーク投入ステーションと半田付け
ステーション間を直線軌道に沿って往復動させるため、
例えば中間ステーションで中間工程を行おうとすると治
具を複雑に移動させなければならず、生産設備の能率が
低下するという問題があった。また、生産効率を高める
ため軌道数を増やしたりすると、ワーク投入位置とか半
田付け位置が複数となったり位置が変化したりして作業
の複雑化を招き、しかも半田付け装置等の設備が増えて
コストがかかるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、請求項1において、複数のワークセット治具
を所定間隔置きに載置せしめインデックス回転装置によ
り間欠回転される回転治具盤と、この回転治具盤の外周
部に沿って所定間隔置きに設置され前記ワークセット治
具が順次臨む複数のステーションからなるワーク接合装
置を構成し、複数のステーションには少なくともワーク
をセットするセットステーションと、ワークを接合する
接合ステーションと、ワークのセットを解除するセット
解除ステーションを含ませるようにした。そして請求項
2では、請求項1記載のワーク接合装置において、ワー
ク接合装置を半田付け装置とし、回転治具盤の回転面は
水平面内とした。
【0005】また、請求項3では、請求項2記載のワー
ク接合装置において、前記ワークセット治具に、ワーク
載置部に位置決めされたワークを圧入方向に押込んでセ
ットするワーク挿入部材を設け、このワーク挿入部材
に、半田付け部以外のワーク表面をカバーするフラック
スカバー部材を設けた。そして請求項4では、請求項3
記載のワーク接合装置において、フラックスカバー部材
が、圧入方向に交差する方向にスライド自在になるよう
にした。
【0006】また、請求項5では、請求項2乃至請求項
4のいずれか1項に記載のワーク接合装置において、接
合ステーションの前工程にワークを予熱する予熱ステー
ションを設け、請求項6では、予熱ステーションに、ワ
ークの斜め上方から温風を吹出す温風装置を設けた。そ
して、請求項7では、請求項6記載のワーク接合装置に
おいて、予熱ステーションを複数のステーションから構
成した。
【0007】また請求項8では、請求項2乃至請求項7
のいずれか1項に記載のワーク接合装置において、接合
ステーションにおける半田付け方式はレンズで光を集光
して加熱する非接触方式とし、前記レンズとワークの間
に透明なカバー部材を配設するようにした。
【0008】
【作用】請求項1のように、複数のワークセット治具を
備えた回転治具盤を間欠回転させて各ワークセット治具
を各ステーションに順次臨ませ、セットステーションで
ワークセット治具上にワークをセットした後、接合ステ
ーションで接合加工する。そして、セット解除ステーシ
ョンでワークセット治具上のワークのセットを解除し、
再びセットステーションに戻った時点でワークを払い出
す。そしてこのように接合作業を回転治具盤の一連の間
欠回転中に行うことで作業が効率的となる。また、接合
ステーションに順次送り込まれるワークを1つの接合装
置で接合出来る。そして、請求項2のように、この装置
を半田付け装置として構成し、回転治具盤を水平面内で
回転させれば、ワークの姿勢が安定して半田付け品質が
均質化する。
【0009】また請求項3のように、ワークセット治具
に設けたワーク挿入部材でワークを押込んでセットする
と同時にフラックスカバー部材で半田付け部以外のワー
ク表面をカバーし、半田付け実施時に飛散するフラック
スの付着を防止する。そして、請求項4のように、フラ
ックスカバー部材が、ワークの圧入方向に対して交差方
向にスライド自在にすれば、例えば圧入方向の延長線上
でワークを位置決めする際、フラックスカバー部材を干
渉しない位置に逃がしておくことが可能となり、また、
圧入方向の交差方向に逃がすことで装置が一方向に長く
なるのを防止出来る。
【0010】また、請求項5のように接合ステーション
の前工程にワークを予熱する予熱ステーションを設けれ
ば、接合ステーションにおける急激な加熱によるワーク
の損傷を防止出来、請求項6のように予熱ステーション
における予熱を温風装置で行えば、半田付け部のワーク
のみならず周辺治具も予熱され、半田付け条件を安定さ
せることが出来る。また、温風を斜め上方から吹き付け
ることで、例えば真上から吹き付ける場合に較べて、ワ
ーク表面に付着する埃等の除去作用が強まる。また、請
求項7のように予熱ステーションを複数のステーション
とすれば、サイクルタイムに応じた段階的な加熱が可能
となり、急加熱によるワークへの悪影響を一層抑制出来
る。
【0011】そして、請求項8のようにレンズとワーク
の間に透明なカバー部材を配設することで、飛散したフ
ラックスがレンズに付着して出力が弱まったり光が分散
されるような不具合を防止出来る。また、このカバー部
材をワークに近づければ、半田付け部周辺の空間が囲ま
れた状態になりいわゆる温室効果が生じて半田付けの効
率化が図られ、しかも半田付け品質が均質化される。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について添付した図面に基づ
き説明する。ここで図1は本装置の平面図、図2は同正
面図、図3はワークを載置したワークセット治具の斜視
図である。本発明のワーク接合装置は、例えば自動車の
ガソリンタンクの燃料ゲージの燃料測定部分の電子部品
を半田付けする装置として構成され、図3に示すよう
に、樹脂製のハウジングHの圧入溝に、配線パターンが
印刷されたセラミックス基板Sを圧入し、セラミックス
基板Sに印刷された配線パターンの端子f、‥とハウジ
ングHの溝内に突出する配線Dのコネクタ端子c、‥と
を半田付けするようにしている。
【0013】このため本装置は、図1、図2に示すよう
に、基台1に対して回転自在に設けられた回転治具盤2
と、この回転治具盤2の周縁部に所定間隔置きに設けら
れた複数のワークセット治具3、…(実施例では6キッ
ト)と、回転治具盤2の外周部に沿って配置されたセッ
トステーション4、第1予熱ステーション5、第2予熱
ステーション6、接合ステーション7、冷却ステーショ
ン8、セット解除ステーション9からなる6ヵ所のステ
ーションを備えている。
【0014】そして、この装置を自動或いは手動で操作
するため、回転治具盤2の側方前面及び前方には、各種
操作ボタン、表示部等を備えた操作盤11及びシステム
立上げ操作部12が設けられ、また、基台2の側方に
は、回転治具盤2、予熱装置、接合装置等を駆動するた
めの電源装置13(図1)が配設されている。そして、
この操作盤11とシステム立上げ操作部12の操作によ
って前記回転治具盤2を時計回りに間欠回転させて各ワ
ークセット治具3、…を順次各ステーション4〜9に臨
ませ、前記セットステーション4でワーク(ハウジング
Hとセラミックス基板S)をセットした後、第1、第2
予熱ステーション5、6でワークを段階的に加熱し、接
合ステーション7で半田付け作業を行う。そして、冷却
ステーション8で冷却させた後、セット解除ステーショ
ン9でワークセットを解除し、セットステーション4に
戻った時点で接合完了のワークを取り出し新たなワーク
をセットする。
【0015】前記ワークセット治具3は、図3に示すよ
うに、回転治具盤2に取り付けられる取付台14と、こ
の取付台14上に固定されるハウジング前部受台15及
びハウジング後部受台16と、ハウジング前部受台15
に隣接して取付台14に固定されるワーク載置部として
の基板受台17を備え、前記ハウジング前部受台15と
ハウジング後部受台16によって、夫々ハウジングHの
前部H1下面と後部H3下面を支持し、ハウジング前部受
台15に設けた位置決め部材18でハウジング前部H1
の上面を押圧保持するとともに、ハウジングH中間の円
形フランジ部H2を、ハウジング前部受台15とハウジ
ング後部受台16で挟み込むよう位置決めするようにし
ている。また、前記基板受台17は、上面にセラミック
ス基板Sを載置せしめるための位置決め溝17aを備え
ており、この位置決め溝17aの幅は、セラミックス基
板Sの横幅と略同一にされている。因みに、ハウジング
Hの前部H1には、セラミックス基板Sを圧入するする
ことの出来る圧入溝m(図10)が形成されている。
【0016】また、前記ハウジング前部受台15の前面
には、基板受台17を左右に挟んで手前に延出する一対
のガイドバー20、20が取り付けられ、このガイドバ
ー20、20にはスライド自在なワーク挿入部材21が
設けられている。そしてこのワーク挿入部材21は、各
ガイドバー20、20を挿通せしめるスライド部材22
と、このスライド部材22の上面に固着され、ガイドバ
ー20軸と直交方向に延出するレール部材23と、この
レール部材23にスライド自在に係合するカバー部材2
4と、レール部材23の中央部に固着され、前記基板受
台17側に向けて突出する押込み部材25を備えてい
る。
【0017】そして、この押込み部材25は、前記基板
受台17の位置決め溝17a内に載置位置決めされるセ
ラミックス基板Sの端面を押圧出来るような高さにさ
れ、また、前記カバー部材24は、レール部材23に沿
ってスライドした時、押込み部材25の上部に被さって
先端側がセラミックス基板Sの上面の一部を覆うことが
出来るようにされている。そして、このカバー部材24
の先端側は、幅方向の左右両端部が立壁部24a、24
aとなり、この立壁部24a、24a間の先端側の一部
は切り欠かれて露出部Eとされている。
【0018】そして、このようなワークセット治具3に
おいて、セットステーション4で、図3の平面図である
図4にも示すように、カバー部材24をレール部材23
の片側端部までスライドさせて基板受台17の位置決め
溝17aの上方を開放させておき、この位置決め溝17
a内にセラミックス基板Sを載置するとともに、ハウジ
ング前部受台15とハウジング後部受台16上にハウジ
ングHを載置して、位置決め部材18にてハウジング前
部H1を押え付けて固定する。その後、前記カバー部材
24をレール部材23に沿って中央に向けてスライドさ
せ、図5及び図5のA−A線断面図である図8に示すよ
うに、カバー部材24を押込み部材25の上部に移動さ
せる。
【0019】次いで、図6に示すように、ワーク挿入部
材21をガイドバー20、20に沿って前方に移動さ
せ、押込み部材25の先端でセラミックス基板Sの端面
を押圧して、ハウジング前部H1の圧入溝mに圧入す
る。この際、カバー部材24は、露出部Eを除いてセラ
ミックス基板Sの殆んどの部分の上面を覆い、露出部E
の表面部分だけを露出させる。そしてセラミックス基板
Sに印刷された配線パターンの端子f、‥はこの露出部
Eから露出し、この配線パターン端子fと前記ハウジン
グHのコネクタ端子cが重合するようにしている。そし
てこの状態でセットステーション4におけるワークセッ
トが完了する。
【0020】ところで、前記第1、第2予熱ステーショ
ン5、6には、斜め下方に向けて温風を吹出すことの出
来る温風ノズル26、27(図1)が設けられている。
そしてこの温風ノズル26、27は、ワークセット治具
3にセットされたハウジングHとセラミックス基板Sの
うち、前記露出部Eに向けて温風を吹出すことが出来る
ようにされ、例えば各予熱ステーション5、6で夫々約
100℃程度づつ半田付け部j、‥の温度を高めてゆ
き、最終的に接合ステーション7で300〜400℃程
度の半田の溶け出す温度に加温する際、昇温しやすくし
ている。
【0021】そして、このように段階的に予熱すること
で、急激な加熱によるハウジングHの樹脂の溶け出し、
又はセラミックス基板Sのクラック、割れ等の不具合を
防止することが出来る。また、温風を使用していること
から、半田付け部j、‥周辺の治具等も加熱され、半田
の品質が高まり半田付け条件を安定させることが出来
る。更に、斜め上方から温風を吹き付けるため、例えば
真上等から吹き付けることに較べてワーク表面の埃等を
除去するのに効果がある。
【0022】前記接合ステーション7には、光ビーム式
半田付け装置が設けられており、例えば図9に示すよう
に、レンズを用いて光ビームiを集光する光源レンズ部
28と、この光源レンズ部28と半田付け部j、‥との
間に配設される透明なガラスカバー30を備えている。
そして、このガラスカバー30を通して半田付け部j、
‥の半田付けを行う。
【0023】この際、ガラスカバー30によってフラッ
クスが上方に向けて飛散するのを遮断し、例えば光源レ
ンズ部28のレンズ等にフラックスが付着することによ
る出力の低下、光の分散等の不具合を防止する。因み
に、このガラスカバー30は透明フィルム等であても良
く、フラックスが付着したガラスカバー30、或いは透
明フィルム等は別機構の表面清掃手段で定期的に拭取る
ようにする。また、例えば前記ガラスカバー30をワー
クに近接させると、いわゆる温室効果が生まれて半田付
け効率の向上と品質の均一化が図れる。尚、フラックス
の飛散による不具合防止のためには、露出部E以外のワ
ーク表面を覆う前記カバー部材24も有効であり、飛散
したフラックスがセラミックス基板Sの配線パターンに
付着するような不具合を防止する。
【0024】前記セット解除ステーション9には、図1
に示すような解除機構32を設けており、この解除機構
32によってワーク挿入部材21を後退させ、ワークの
上面を開放するようにしている(図7)。そして、ワー
ク挿入部材21が後退すると、レール部材23に沿って
カバー部材24を側方にスライドさせ、基台受板17の
位置決め溝17a上を開放する。
【0025】以上のような装置構成によって、システム
立上げ操作部12、操作盤11の操作によって回転治具
盤2を間欠回転させ、各ワークセット治具3、…を順次
各ステーション4〜9に臨ませる。そして、セットステ
ーション4でハウジングHとセラミックス基板Sを所定
位置に位置決め載置した後、ワーク挿入部材21を前進
させてセラミックス基板Sを圧入溝mに圧入し、次い
で、第1、第2予熱ステーション5、6において半田付
け部j、‥を予熱する。
【0026】その後、接合ステーション7で半田付け部
j、‥に対して半田付けを行い、冷却ステーション8で
冷却する。尚、本実施例では冷却方式を自然冷却として
いるが、必要に応じて強制冷却させるようにしても良
い。そして、セット解除ステーション9でワーク挿入部
材21を元位置に戻し、セットステーション4に戻った
時点で接合ワークを取出し、新たなワークをセットす
る。そしてこれを繰り返す。因みに、本装置では接合ス
テーション7は操作員から一番遠い位置にあり、不慮の
事態に対しても安全である。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明のワーク接合装置
は、複数のワークセット治具を備えた回転治具盤を間欠
回転させ、ワークセット治具を回転治具盤の外周部に設
けた複数のステーションに順次臨ませるようにしたた
め、セット工程と接合工程との間に中間工程を設けても
回転治具盤の一連の間欠回転で行うことが出来、作業を
効率的に行える。そして、請求項2のように半田付け装
置として構成した場合、回転治具盤を水平面内で回転さ
せれば、半田付けの品質が向上する。また、請求項3の
ようにワーク挿入部材にフラクスカバー部材を設け、ワ
ークを押込んでセットすると同時に半田付け部以外のワ
ーク表面をカバーするようにすれば、フラックス付着防
止機構を簡素に構成出来る。そして、請求項4のよう
に、フラックスカバー部材を、ワークの圧入方向に対し
て交差方向にスライド自在にすれば、ワークを位置決め
する際、フラックスカバー部材を干渉しない位置に逃が
しておくことが可能となり、しかも圧入方向に対して交
差方向であるため装置が一方向に長くなるのを防止する
ことが出来る。
【0028】また、請求項5のように接合ステーション
の前工程にワークを予熱する予熱ステーションを設けれ
ば、急激な加熱によるワークの熱的損傷を防止出来、ま
た請求項6のように予熱ステーションにおける予熱を温
風装置で行えば、半田付け部のワークのみならず周辺治
具も予熱され、半田付け条件を安定させることが出来
る。また、温風を斜め上方から吹き付けることで、例え
ば真上から吹き付ける方式に較べて、ワーク表面に付着
する埃等の除去作用が強まる。また、請求項7のように
予熱ステーションを複数のステーションとすることで、
サイクルタイムに応じた段階的な予熱が可能となり、急
加熱によるワークへの悪影響を一層抑制出来る。
【0029】そして、請求項8のようにレンズとワーク
の間に透明なカバー部材を配設することで、飛散したフ
ラックスがレンズに付着して光が分散されるような不具
合を防止出来る。また、このカバー部材をワークに近づ
ければ、いわゆる温室効果が生じて半田付けの効率化が
図られ、半田付け品質が均一化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置の平面図
【図2】同正面図
【図3】ワークを載置したワークセット治具の斜視図
【図4】図3の平面図
【図5】図4の状態からカバー部材を中央にスライドさ
せた状態の平面図
【図6】図5の状態からワーク挿入部材を押込んだ状態
の平面図
【図7】図6の状態から半田付けが終えてワーク挿入部
材が後退した状態の平面図
【図8】図5のA−A線断面図
【図9】図6のB−B線断面図
【図10】図7のC−C線断面図
【符号の説明】
1…基台、2…回転治具盤、3…ワークセット治具、4
…セットステーション、5…第1予熱ステーション、6
…第2予熱ステーション、7…接合ステーション、8…
冷却ステーション、9…セット解除ステーション、21
…ワーク挿入部材、24…カバー部材、25…押込み部
材、26、27…温風ノズル、28…光源レンズ部、3
0…ガラスカバー、j…半田付け部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワークセット治具を所定間隔置き
    に載置せしめインデックス回転装置により間欠回転され
    る回転治具盤と、この回転治具盤の外周部に沿って所定
    間隔置きに設置され前記ワークセット治具が順次臨む複
    数のステーションからなり、前記複数のステーションは
    少なくともワークをセットするセットステーションと、
    ワークを接合する接合ステーションと、ワークのセット
    を解除するセット解除ステーションを含むことを特徴と
    するワーク接合装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のワーク接合装置におい
    て、前記ワーク接合装置は半田付け装置であり、前記回
    転治具盤の回転面は水平面内であることを特徴とするワ
    ーク接合装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のワーク接合装置におい
    て、前記ワークセット治具はワーク載置部に位置決めさ
    れたワークを圧入方向に押込んでセットするワーク挿入
    部材を備え、このワーク挿入部材は半田付け部以外のワ
    ーク表面をカバーするフラックスカバー部材を備えたこ
    とを特徴とするワーク接合装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のワーク接合装置におい
    て、前記フラックスカバー部材は、圧入方向に交差する
    方向にスライド自在であることを特徴とするワーク接合
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至請求項4のいずれか1項に
    記載のワーク接合装置において、前記接合ステーション
    の前工程にワークを予熱する予熱ステーションを設けた
    ことを特徴とするワーク接合装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のワーク接合装置におい
    て、前記予熱ステーションはワークの斜め上方から温風
    を吹出す温風装置を備えたことを特徴とするワーク接合
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のワーク接合装置におい
    て、前記予熱ステーションは複数のステーションからな
    ることを特徴とするワーク接合装置。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至請求項7のいずれか1項に
    記載のワーク接合装置において、前記接合ステーション
    における半田付け方式はレンズで光を集光して加熱する
    非接触方式であり、前記レンズとワークの間には透明な
    カバー部材を配設することを特徴とするワーク接合装
    置。
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