JPH09292943A - 座標入力パネル - Google Patents
座標入力パネルInfo
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- JPH09292943A JPH09292943A JP10787196A JP10787196A JPH09292943A JP H09292943 A JPH09292943 A JP H09292943A JP 10787196 A JP10787196 A JP 10787196A JP 10787196 A JP10787196 A JP 10787196A JP H09292943 A JPH09292943 A JP H09292943A
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Abstract
て手軽に座標情報を入力するための座標入力装置に関
し、外部から印加される力に対する抵抗膜の耐久性向上
を可能にしてなる座標入力パネルの提供を目的とする。 【解決手段】 上記課題は入力領域2の周囲を取り囲
む非入力領域3を有し、非入力領域3において2枚の抵
抗膜12が、絶縁層6を介し対抗してなる座標入力パネル
であって、絶縁層6が、少なくとも入力領域2に隣接し
た非入力領域3に、予め設定されたピッチに基づいて配
列された、円形または多角形からなるドット状絶縁層61
または62を具えてなる本発明の座標入力パネルにより達
成される。
Description
等の情報処理装置に対して手軽に座標情報を入力するた
めの座標入力装置に係り、特に外部から印加される力に
対する抵抗膜または導電膜の耐久性向上を図った座標入
力パネルの構造に関する。
たスペーサを介し対向する2枚の抵抗膜または導電膜
(以下抵抗膜と略称する)を有し、入力領域の周囲を取
り囲む非入力領域では間に設けられた絶縁層によって2
枚の抵抗膜が絶縁されている。
が保護されているが極めて薄いため外力が印加されると
損傷を受けやすく、例えば絶縁層に沿って入力ペンが摺
動したり外力が印加されると絶縁層のエッジに押し付け
られて抵抗膜が切断される。
置がずれる等、座標入力パネルとしての基本特性を満足
できないこともある。そこで外部から印加される力に対
する抵抗膜の耐久性向上を可能にしてなる座標入力パネ
ルの開発が要望されている。
面図である。図7(a) において従来の座標入力パネル1
はそれぞれ可撓性を有するフィルム11上に生成された2
枚の抵抗膜12を有し、2枚の抵抗膜12は所定の間隔で入
力領域2内に配置された絶縁材料からなるドットスペー
サ13を介して相対している。
領域3では層間に設けられた絶縁層14によって2枚の抵
抗膜12が絶縁され、座標入力パネル1の入力領域2およ
び非入力領域3の一部は装置上面に設けられた化粧パネ
ル4の枠内に露出している。
す如く入力ペン5を用いて座標入力パネル1の入力領域
2を押下すると、上部のフィルム11が撓み常時隙間を介
して相対している2枚の抵抗膜12が接触し押下された入
力点の座標値が出力される。
力パネルは非入力領域に設けられた絶縁層のエッジ部が
入力領域と非入力領域との境界にあり、例えば絶縁層に
沿って入力ペンが摺動したり外力が印加されると絶縁層
のエッジに押し付けられて抵抗膜が切断される。
られると絶縁層のエッジ部が入力領域と非入力領域との
境界に介在するため、可撓性を有するフィルム上に生成
された極めて薄い抵抗膜は外力が印加されると切断され
るという問題があった。
する抵抗膜の耐久性向上を可能にしてなる座標入力パネ
ルを提供することにある。
パネルの第1の実施例を示す斜視図である。なお全図を
通し同じ対象物は同一記号で表している。
入力領域3を有し、非入力領域3において2枚の抵抗膜
12が、絶縁層6を介し対抗してなる座標入力パネルであ
って、絶縁層6が、少なくとも入力領域2に隣接した非
入力領域3に、予め設定されたピッチに基づいて配列さ
れた、円形または多角形からなるドット状絶縁層61、ま
たは62を具えてなる本発明の座標入力パネルによって達
成される。
隣接した非入力領域に、予め設定されたピッチに基づい
て配列された、円形または多角形からなるドット状絶縁
層を具えてなる本発明の座標入力パネルは、入力領域と
非入力領域との境界に沿って延伸されていた絶縁層のエ
ッジ部がなくなり、例えば絶縁層に沿って入力ペンが摺
動したり外力が印加される等の事態が生じても、印加さ
れた外力によって抵抗膜が切断されるという事故を大幅
に減少させることができる。
膜の耐久性向上を可能にしてなる座標入力パネルを実現
することができる。
について説明する。図2は本発明の第2の実施例を示す
斜視図、図3は本発明の第3の実施例を示す斜視図、図
4は本発明の第4の実施例を示す斜視図、図5は本発明
の第5の実施例を示す斜視図、図6は本発明の変形例を
示す斜視図である。
例は図1に示す如く入力領域2の周囲の非入力領域3に
おいて抵抗膜12間が、厚さ1〜8μm の透明なアクリル
樹脂からなる4角形のドット状絶縁層61を具えた絶縁層
6によって絶縁されている。
ォトリソ法を利用してドットスペーサ13を形成する際に
同時に形成され、一辺が50μm のドット状絶縁層61は入
力領域2と非入力領域3との境界線に対し垂直に 100μ
m ピッチで配置されている。
列ピッチは 1.0〜 1.5mmでそのときの入力荷重が10〜30
g であることから、ドット状絶縁層61が 100μm ピッチ
で配置されてなる非入力領域3の入力荷重は十分に大き
く誤入力されることはない。
たり外力が印加される等の事態が生じても直線状エッジ
部の長さは僅かで、印加された外力によって絶縁層のエ
ッジ部に押し付けられて抵抗膜が切断されるという事故
を減少させることができる。
例は図2に示す如く入力領域2の周囲の非入力領域3に
おいて抵抗膜12間が、厚さが1〜8μm の透明なアクリ
ル樹脂からなる円形のドット状絶縁層62を具えた絶縁層
6によって絶縁されている。
ォトリソ法を利用してドットスペーサ13を形成する際に
同時に形成され、外径が50μm のドット状絶縁層62は入
力領域2と非入力領域3との境界線に対し垂直に 100μ
m ピッチで配置されている。
列ピッチは 1.0〜 1.5mmでそのときの入力荷重が10〜30
g であることから、ドット状絶縁層62が 100μm ピッチ
で配置されてなる非入力領域3の入力荷重は十分に大き
く誤入力されることはない。
力領域3との境界にドット状絶縁層61が有する直線状の
エッジ部が残るが、第2の実施例は入力領域2と非入力
領域3との境界に介在するのは円弧状エッジ部で耐久性
の一層の向上が可能になる。
例は図3に示す如く第1の実施例におけるドット状絶縁
層61の配列を変え、4角形のドット状絶縁層61の配列方
向が入力領域2と非入力領域3との境界線に対し垂直な
方向から30度傾斜している。
から傾斜させることにより、入力領域2と非入力領域3
との境界線に対し垂直な方向のピッチが縮小され、化粧
パネルのエッジ部等が非入力領域3に強く押し付けられ
ても誤動作することはない。
例は図4に示す如く、第1の実施例と同一形状のドット
状絶縁層61を用い、ドット状絶縁層61の配列ピッチが入
力領域2と非入力領域3との境界から離れるに伴って密
になるよう構成されている。
域3との境界線に沿って50μm のドット状絶縁層61が粗
く配列されており、境界線から離れるに伴い境界線と平
行な方向および境界線に対し垂直な方向における配列ピ
ッチを徐々に密にしている。
絶縁層61の配列ピッチを粗くすることにより直線状エッ
ジ部が益々縮小され、印加された外力により絶縁層のエ
ッジ部に押し付けられて抵抗膜が切断されるという事故
を減少させることができる。
が密になるようドット状絶縁層61が配列されているため
外力に対して強く、入力ペンや化粧パネルのエッジ部等
が非入力領域3に強く押し付けられた場合も抵抗膜12が
撓み誤動作することはない。
絶縁層61の配列ピッチが粗いため境界部分での入力パネ
ルの透明度が高く、ディスプレイ装置の上に座標入力パ
ネルを重置した際に入力領域と非入力領域との境界が目
立たないという効果がある。
例は図5に示す如くドット状絶縁層61の形状と配列ピッ
チを共に変化させ、入力領域2と非入力領域3との境界
から離れるに伴ってドット状絶縁層61の形状と配列ピッ
チとを共に増大させている。
領域3との境界線に沿って微小なドット状絶縁層61が密
に配列されており、境界線から離れるに伴いドット状絶
縁層61の形状を徐々に大きくすると同時にその配列ピッ
チも徐々に大きくしている。
絶縁層61の配列ピッチを粗くすることにより直線状エッ
ジ部が益々縮小され、印加された外力により絶縁層のエ
ッジ部に押し付けられて抵抗膜が切断されるという事故
を減少させることができる。
絶縁層61は小さく配列ピッチが密であっても直線状エッ
ジ部が益々縮小され、印加された外力により絶縁層のエ
ッジ部に押し付けられて抵抗膜が切断されるという事故
を減少させることができる。
が密になるようドット状絶縁層61が配列されているため
外力に対して強く、入力ペンや化粧パネルのエッジ部等
が非入力領域3に強く押し付けられた場合も抵抗膜12が
撓み誤動作することはない。
が大きくなってもドット状絶縁層61の形状が大きくなり
外力に対して強く、入力ペンや化粧パネルのエッジ部等
が非入力領域3に強く押し付けられた場合も抵抗膜12が
撓み誤動作することはない。
あってもドット状絶縁層が小さいため入力パネルの境界
部分は透明度が高く、ディスプレイ装置上に座標入力パ
ネルを重置した際に入力領域と非入力領域との境界が目
立たないという効果がある。
6に示す如くドット状絶縁層61に代えて直線状絶縁層63
が形成されており、入力領域2と非入力領域3との境界
線から外側に延伸された直線状絶縁層63は境界線に沿っ
て等間隔に配列されている。
と平行なエッジ部が短く印加された外力に起因する抵抗
膜の切断が減少する。また、境界線に対し垂直な方向に
隙間がなく化粧パネルのエッジ部等が強く押し付けられ
ても誤動作することはない。
隣接した非入力領域に、予め設定されたピッチに基づい
て配列された、円形または多角形からなるドット状絶縁
層を具えてなる本発明の座標入力パネルは、入力領域と
非入力領域との境界に沿って延伸されていた絶縁層のエ
ッジ部がなくなり、例えば絶縁層に沿って入力ペンが摺
動したり外力が印加される等の事態が生じても、印加さ
れた外力によって抵抗膜が切断されるという事故を大幅
に減少させることができる。
膜の耐久性向上を可能にしてなる座標入力パネルを実現
することができる。
される力に対する抵抗膜の耐久性向上を可能にしてなる
座標入力パネルを提供することができる。
す斜視図である。
る。
サ 61、62 ドット状絶縁層 63 直線状絶縁層
Claims (5)
- 【請求項1】 入力領域の周囲を取り囲む非入力領域を
有し、該非入力領域において2枚の抵抗膜が、絶縁層を
介し対抗してなる座標入力パネルであって、 前記絶縁層が、少なくとも該入力領域に隣接した該非入
力領域に、予め設定されたピッチに基づいて配列され
た、円形または多角形からなるドット状絶縁層を具えて
なることを特徴とする座標入力パネル。 - 【請求項2】 同等の大きさを有する前記ドット状絶縁
層が、入力領域と非入力領域との境界線に対して垂直ま
たは斜めに配置され、かつ、配列ピッチがほぼ等間隔で
ある請求項1記載の座標入力パネル。 - 【請求項3】 同等の大きさを有する前記ドット状絶縁
層の配列ピッチが、入力領域に隣接した領域では粗く、
入力領域から離れるに伴い密になる請求項1記載の座標
入力パネル。 - 【請求項4】 前記ドット状絶縁層の外径と配列ピッチ
とが、入力領域と隣接した領域では小さく、該入力領域
から離れるに伴い増大する請求項1記載の座標入力パネ
ル。 - 【請求項5】 入力領域の周囲を取り囲む非入力領域を
有し、該非入力領域において2枚の抵抗膜が、絶縁層を
介し対抗してなる座標入力パネルであって、 前記絶縁層が、入力領域と非入力領域との境界から外側
に延伸され、かつ、該境界に沿って等間隔に配列され
た、直線状絶縁層を具えてなることを特徴とする座標入
力パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10787196A JP3842838B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 座標入力パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10787196A JP3842838B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 座標入力パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09292943A true JPH09292943A (ja) | 1997-11-11 |
JP3842838B2 JP3842838B2 (ja) | 2006-11-08 |
Family
ID=14470209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10787196A Expired - Lifetime JP3842838B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 座標入力パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3842838B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002351613A (ja) * | 2001-05-24 | 2002-12-06 | Fanuc Ltd | 数値制御装置用表示装置 |
US20130050095A1 (en) * | 2011-08-31 | 2013-02-28 | Fujitsu Component Limited | Keyboard |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP10787196A patent/JP3842838B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002351613A (ja) * | 2001-05-24 | 2002-12-06 | Fanuc Ltd | 数値制御装置用表示装置 |
US20130050095A1 (en) * | 2011-08-31 | 2013-02-28 | Fujitsu Component Limited | Keyboard |
US9349551B2 (en) * | 2011-08-31 | 2016-05-24 | Fujitsu Component Limited | Keyboard with elastic member disposed on touch panel |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3842838B2 (ja) | 2006-11-08 |
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