JPH0929246A - 液体浄化殺菌装置 - Google Patents
液体浄化殺菌装置Info
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- JPH0929246A JPH0929246A JP7189033A JP18903395A JPH0929246A JP H0929246 A JPH0929246 A JP H0929246A JP 7189033 A JP7189033 A JP 7189033A JP 18903395 A JP18903395 A JP 18903395A JP H0929246 A JPH0929246 A JP H0929246A
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- tank
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 微生物を収容した微生物濾過槽及び光触媒槽
の浄化、殺菌効果を高めることができる液体浄化殺菌装
置を提供すること。 【構成】 循環ポンプ64によって浴槽54に貯蔵され
た浴用水を第一の電解槽14内に供給し、その第一の電
解槽14内で浴用水を電気分解し、同電解槽14の陽極
14b側で生成された酸化剤として働く酸素ガスを含む
酸性の浴用水を光触媒槽18に供給し、同電解槽14の
陰極14c側で生成された浴用水を第二の電解槽12に
供給し、その第二の電解槽12内でその浴用水を電気分
解し、同電解槽12の陽極12b側で生成された弱アル
カリ性の浴用水を微生物濾過槽16に供給する。
の浄化、殺菌効果を高めることができる液体浄化殺菌装
置を提供すること。 【構成】 循環ポンプ64によって浴槽54に貯蔵され
た浴用水を第一の電解槽14内に供給し、その第一の電
解槽14内で浴用水を電気分解し、同電解槽14の陽極
14b側で生成された酸化剤として働く酸素ガスを含む
酸性の浴用水を光触媒槽18に供給し、同電解槽14の
陰極14c側で生成された浴用水を第二の電解槽12に
供給し、その第二の電解槽12内でその浴用水を電気分
解し、同電解槽12の陽極12b側で生成された弱アル
カリ性の浴用水を微生物濾過槽16に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プールや浴槽内の
水を浄化、殺菌する家庭用あるいは業務用の液体浄化殺
菌装置に関するものである。
水を浄化、殺菌する家庭用あるいは業務用の液体浄化殺
菌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、プールや浴槽において、使用時
毎に使用する水や湯を交換すれば、不快な臭いや汚れ、
ぬめり等が無い清浄な状態で利用することができて好ま
しいが、コストが高くなる点で問題があった。
毎に使用する水や湯を交換すれば、不快な臭いや汚れ、
ぬめり等が無い清浄な状態で利用することができて好ま
しいが、コストが高くなる点で問題があった。
【0003】その問題に対して、例えば、特開平2−6
8190号公報に記載されている水殺菌浄化装置では、
光触媒と浄化材とを組み合わせることで、その光触媒に
おいて流水中の雑菌の殺菌を行い、前記浄化材において
溜った有機性の汚れの分解を行なうことによって、有機
物汚染や菌汚染の無い清浄な水がメンテナンスフリーで
得られていた。この水殺菌浄化装置は、1〜200μm
の孔径を有する光触媒を担持した濾過フィルターと紫外
線光源とを備えて構成されている。前記水殺菌浄化装置
は、これらの構成要素を濾過フィルターから光源の方向
に水が流れるように配設し、濾過フィルターで水中に分
散している粒子や浮遊する湯垢のような有機性汚濁物を
濾過し、紫外線が照射された光触媒により雑菌の殺菌及
び濾過フィルターに付着した有機物の分解を行なうこと
で、濁りや臭いの無い清浄な水を生成していた。
8190号公報に記載されている水殺菌浄化装置では、
光触媒と浄化材とを組み合わせることで、その光触媒に
おいて流水中の雑菌の殺菌を行い、前記浄化材において
溜った有機性の汚れの分解を行なうことによって、有機
物汚染や菌汚染の無い清浄な水がメンテナンスフリーで
得られていた。この水殺菌浄化装置は、1〜200μm
の孔径を有する光触媒を担持した濾過フィルターと紫外
線光源とを備えて構成されている。前記水殺菌浄化装置
は、これらの構成要素を濾過フィルターから光源の方向
に水が流れるように配設し、濾過フィルターで水中に分
散している粒子や浮遊する湯垢のような有機性汚濁物を
濾過し、紫外線が照射された光触媒により雑菌の殺菌及
び濾過フィルターに付着した有機物の分解を行なうこと
で、濁りや臭いの無い清浄な水を生成していた。
【0004】また、特開平5−123699号公報に記
載されている循環濾過装置では、光触媒と微生物濾過材
とを組み合わせることによって、流水中の雑菌の殺菌や
有機性の汚れの分解を行なっていた。この循環濾過装置
は、砕石や砂利等の表面に微生物を繁殖させた濾過材を
充填した微生物濾過槽と粒状光触媒を充填した殺菌槽と
を流れの方向にこの記載の順序で備えて構成されてい
る。微生物濾過槽では、水中の有機物を微生物の繁殖し
た濾過材に付着させて分解し、この後に、光触媒の充填
された殺菌槽で、ランプの光を受けて励起された光触媒
の光化学反応効果により水中の雑菌の死滅処理を行なう
ことで、水中の汚れを許容値以下にするようにしてい
た。
載されている循環濾過装置では、光触媒と微生物濾過材
とを組み合わせることによって、流水中の雑菌の殺菌や
有機性の汚れの分解を行なっていた。この循環濾過装置
は、砕石や砂利等の表面に微生物を繁殖させた濾過材を
充填した微生物濾過槽と粒状光触媒を充填した殺菌槽と
を流れの方向にこの記載の順序で備えて構成されてい
る。微生物濾過槽では、水中の有機物を微生物の繁殖し
た濾過材に付着させて分解し、この後に、光触媒の充填
された殺菌槽で、ランプの光を受けて励起された光触媒
の光化学反応効果により水中の雑菌の死滅処理を行なう
ことで、水中の汚れを許容値以下にするようにしてい
た。
【0005】上述したような、微生物濾過槽内の濾過材
である砕石や砂利等の表面に繁殖する微生物は、pH値
が7から8のアルカリ性の環境を好み、その環境下にお
いて繁殖や活動が活発になることが知られていた。ま
た、光触媒槽内の光触媒は、これを励起する光の照射以
外にも、オゾンや酸素のような酸化剤の共存する環境下
において溶液に含まれている有機物の酸化分解、雑菌の
殺菌、有機性有害物質の分解等が効率よく行なわれるこ
とも知られていた。
である砕石や砂利等の表面に繁殖する微生物は、pH値
が7から8のアルカリ性の環境を好み、その環境下にお
いて繁殖や活動が活発になることが知られていた。ま
た、光触媒槽内の光触媒は、これを励起する光の照射以
外にも、オゾンや酸素のような酸化剤の共存する環境下
において溶液に含まれている有機物の酸化分解、雑菌の
殺菌、有機性有害物質の分解等が効率よく行なわれるこ
とも知られていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
水殺菌浄化装置及び循環濾過装置では、微生物濾過槽及
び光触媒層を循環流路中に配置し、各槽に液体を通過さ
せるだけのものであって、前記液体の性質を配慮するも
のではなかった。従って、各槽が持つ殺菌、浄化能力を
十分発揮することができなかった。
水殺菌浄化装置及び循環濾過装置では、微生物濾過槽及
び光触媒層を循環流路中に配置し、各槽に液体を通過さ
せるだけのものであって、前記液体の性質を配慮するも
のではなかった。従って、各槽が持つ殺菌、浄化能力を
十分発揮することができなかった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、微生物を収容した微生物濾過槽
及び光触媒槽の浄化、殺菌効果を高めることができる液
体浄化殺菌装置を提供することを目的とする。
になされたものであり、微生物を収容した微生物濾過槽
及び光触媒槽の浄化、殺菌効果を高めることができる液
体浄化殺菌装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の液体浄化殺菌装置は、貯蔵
手段に貯蔵された液体を循環ポンプによって汲み上げ、
その後、微生物を収容した微生物濾過槽に前記汲み上げ
られた液体を通過させてその液体の浄化、殺菌を行い、
その浄化、殺菌された前記液体を前記貯蔵手段に戻すも
のを対象として、それぞれ一対の電極を備え、かつその
一対の電極に通電することによって前記液体を電気分解
する異なる二つの電解槽と、光源と光触媒とを収納した
光触媒槽とを備え、前記二つの電解槽の内、上流側に配
設された第一の電解槽の陽極側で生成された液体を前記
光触媒槽に供給し、同電解槽の陰極側で生成された液体
を下流側に配設された第二の電解槽に供給し、その第二
の電解槽の陽極側で生成された液体を前記微生物濾過槽
に供給するように構成される。従って、循環ポンプによ
って貯蔵手段に貯蔵された液体を第一の電解槽内に供給
し、その第一の電解槽内で前記液体を電気分解し、同電
解槽の陽極側で生成された液体を前記光触媒槽に供給
し、同電解槽の陰極側で生成された液体を前記第二電解
槽に供給し、その第二の電解槽内でその液体を電気分解
し、同電解槽の陽極側で生成された液体を微生物濾過槽
に供給することによって、前記微生物の活動が活発とな
る弱アルカリ性の液体を前記微生物濾過槽に供給すると
共に、前記光触媒に酸化剤として働く酸素ガスを含む酸
性の液体を供給し、前記微生物濾過槽及び前記光触媒槽
の浄化、殺菌能力を高めることができる。
に本発明の請求項1に記載の液体浄化殺菌装置は、貯蔵
手段に貯蔵された液体を循環ポンプによって汲み上げ、
その後、微生物を収容した微生物濾過槽に前記汲み上げ
られた液体を通過させてその液体の浄化、殺菌を行い、
その浄化、殺菌された前記液体を前記貯蔵手段に戻すも
のを対象として、それぞれ一対の電極を備え、かつその
一対の電極に通電することによって前記液体を電気分解
する異なる二つの電解槽と、光源と光触媒とを収納した
光触媒槽とを備え、前記二つの電解槽の内、上流側に配
設された第一の電解槽の陽極側で生成された液体を前記
光触媒槽に供給し、同電解槽の陰極側で生成された液体
を下流側に配設された第二の電解槽に供給し、その第二
の電解槽の陽極側で生成された液体を前記微生物濾過槽
に供給するように構成される。従って、循環ポンプによ
って貯蔵手段に貯蔵された液体を第一の電解槽内に供給
し、その第一の電解槽内で前記液体を電気分解し、同電
解槽の陽極側で生成された液体を前記光触媒槽に供給
し、同電解槽の陰極側で生成された液体を前記第二電解
槽に供給し、その第二の電解槽内でその液体を電気分解
し、同電解槽の陽極側で生成された液体を微生物濾過槽
に供給することによって、前記微生物の活動が活発とな
る弱アルカリ性の液体を前記微生物濾過槽に供給すると
共に、前記光触媒に酸化剤として働く酸素ガスを含む酸
性の液体を供給し、前記微生物濾過槽及び前記光触媒槽
の浄化、殺菌能力を高めることができる。
【0009】また、請求項2記載の液体浄化殺菌装置
は、前記第二の電解槽の陽極側と前記微生物濾過槽とを
連通する流路に配置され、かつその流路を流れる液体の
水質を測定する水質測定手段と、前記水質測定手段によ
って測定された水質の情報に基づいて、前記二つの電解
槽の内、少なくとも一つの電解槽に設けられた一対の電
極に対する通電を制御する通電制御手段とを備えてい
る。従って、前記微生物濾過槽に流入する液体の水質を
水質測定手段によって測定し、その測定した水質の情報
に基づいて、前記二つの電解槽の内、少なくとも一つの
電解槽に設けられた一対の電極に対する通電を通電制御
手段が制御し、微生物にとって好適な水質の液体を微生
物濾過槽に供給する。
は、前記第二の電解槽の陽極側と前記微生物濾過槽とを
連通する流路に配置され、かつその流路を流れる液体の
水質を測定する水質測定手段と、前記水質測定手段によ
って測定された水質の情報に基づいて、前記二つの電解
槽の内、少なくとも一つの電解槽に設けられた一対の電
極に対する通電を制御する通電制御手段とを備えてい
る。従って、前記微生物濾過槽に流入する液体の水質を
水質測定手段によって測定し、その測定した水質の情報
に基づいて、前記二つの電解槽の内、少なくとも一つの
電解槽に設けられた一対の電極に対する通電を通電制御
手段が制御し、微生物にとって好適な水質の液体を微生
物濾過槽に供給する。
【0010】また、請求項3に記載の液体浄化殺菌装置
は、前記水質測定手段を、前記液体のpH値を検出する
ことができるpHセンサで構成している。従って、前記
微生物濾過槽に流入する液体のpH値をpHセンサによ
って測定し、その測定したpH値に基づいて、前記二つ
の電解槽の内、少なくとも一つの電解槽に設けられた一
対の電極に対する通電を通電制御手段が制御し、微生物
にとって好適な水質の液体を微生物濾過槽に供給する。
は、前記水質測定手段を、前記液体のpH値を検出する
ことができるpHセンサで構成している。従って、前記
微生物濾過槽に流入する液体のpH値をpHセンサによ
って測定し、その測定したpH値に基づいて、前記二つ
の電解槽の内、少なくとも一つの電解槽に設けられた一
対の電極に対する通電を通電制御手段が制御し、微生物
にとって好適な水質の液体を微生物濾過槽に供給する。
【0011】更に、請求項4に記載の液体浄化殺菌装置
は、前記第一の電解槽の陽極側から排出される液体の量
を、同電解槽の前記陰極側から排出される液体の量より
も少なくし、かつ前記第二の電解槽の陽極側から排出さ
れる液体の量を、同電解槽の陰極側から排出される液体
の量よりも多くするように構成される。従って、前記第
二の電解槽の陽極側から前記微生物濾過槽に多量の液体
が供給されると共に、前記第一の電解槽の陽極側から前
記光触媒槽に少量の液体が供給されるため、前記微生物
濾過槽及び前記光触媒槽の殺菌、浄化能力に見合った液
体の量を前記各槽に供給することができる。
は、前記第一の電解槽の陽極側から排出される液体の量
を、同電解槽の前記陰極側から排出される液体の量より
も少なくし、かつ前記第二の電解槽の陽極側から排出さ
れる液体の量を、同電解槽の陰極側から排出される液体
の量よりも多くするように構成される。従って、前記第
二の電解槽の陽極側から前記微生物濾過槽に多量の液体
が供給されると共に、前記第一の電解槽の陽極側から前
記光触媒槽に少量の液体が供給されるため、前記微生物
濾過槽及び前記光触媒槽の殺菌、浄化能力に見合った液
体の量を前記各槽に供給することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の液体浄化殺菌装置を風呂に用
いられる循環温浴装置に具体化した一実施例を図面を参
照して説明する。
いられる循環温浴装置に具体化した一実施例を図面を参
照して説明する。
【0013】まず始めに、本実施例の循環温浴装置の構
成について図1乃至図8を用いて説明する。
成について図1乃至図8を用いて説明する。
【0014】本実施例の循環温浴装置は、図1に示すよ
うに、装置本体50と、給水ホース52aを介してその
装置本体50へ浴用水を供給したり、出水ホース52b
を介して装置本体50から浄化された浴用水を再び貯蔵
手段としての浴槽54へ戻す給排水ユニット56とから
構成されている。
うに、装置本体50と、給水ホース52aを介してその
装置本体50へ浴用水を供給したり、出水ホース52b
を介して装置本体50から浄化された浴用水を再び貯蔵
手段としての浴槽54へ戻す給排水ユニット56とから
構成されている。
【0015】また、装置本体50に対する電力は、漏電
ブレーカ58と、これに接続された電源ケーブル60と
を介して供給される。更に、装置本体50には、アース
ケーブル62aが接続されている。従って、装置本体5
0とアース62とが電気的に接続された構成となり、漏
電や感電に対する保護が施されている。更に、装置本体
50は、浴槽54の縁の部分に設置され、給排水ユニッ
ト56が浴用水中に浸漬するようにして、浴槽54の側
壁部に接着盤56d(図2に示す)を用いて取り付けら
れている。
ブレーカ58と、これに接続された電源ケーブル60と
を介して供給される。更に、装置本体50には、アース
ケーブル62aが接続されている。従って、装置本体5
0とアース62とが電気的に接続された構成となり、漏
電や感電に対する保護が施されている。更に、装置本体
50は、浴槽54の縁の部分に設置され、給排水ユニッ
ト56が浴用水中に浸漬するようにして、浴槽54の側
壁部に接着盤56d(図2に示す)を用いて取り付けら
れている。
【0016】尚、この給排水ユニット56は、図2に示
すように、全体としてほぼ矩形状をなすユニットケース
56aと、そのユニットケース56aに接続され、浴用
水を汲み出すための吸い込み口56bと、浄化された浴
用水を排出し再び浴槽54に戻すための吹き出し口56
cと、前記ユニットケース56aを浴槽54の側壁に接
着固定するための接着盤56dとから構成されている。
前記ユニットケース56a内部では、浴用水を装置本体
50へ供給する給水ホース52aが吸い込み口56b
に、また、装置本体50から浄化された浴用水を還流さ
せるための出水ホース52bが吹き出し口56cにそれ
ぞれ接続されるように構成されており、浴槽54中の浴
用水が吸い込まれて装置本体50に供給され、再び浴槽
54に戻って循環するようになっている。
すように、全体としてほぼ矩形状をなすユニットケース
56aと、そのユニットケース56aに接続され、浴用
水を汲み出すための吸い込み口56bと、浄化された浴
用水を排出し再び浴槽54に戻すための吹き出し口56
cと、前記ユニットケース56aを浴槽54の側壁に接
着固定するための接着盤56dとから構成されている。
前記ユニットケース56a内部では、浴用水を装置本体
50へ供給する給水ホース52aが吸い込み口56b
に、また、装置本体50から浄化された浴用水を還流さ
せるための出水ホース52bが吹き出し口56cにそれ
ぞれ接続されるように構成されており、浴槽54中の浴
用水が吸い込まれて装置本体50に供給され、再び浴槽
54に戻って循環するようになっている。
【0017】装置本体50は、図3に示すように、浴用
水を汲み上げ循環させる循環ポンプ64と、汲み上げら
れた浴用水を加熱、保温する加熱槽66と、一対の電極
により電気分解し、浴用水を微生物や光触媒により浄化
と殺菌処理をする液体浄化殺菌装置10と、前記各構成
要素を連通するための流路とで構成されている。
水を汲み上げ循環させる循環ポンプ64と、汲み上げら
れた浴用水を加熱、保温する加熱槽66と、一対の電極
により電気分解し、浴用水を微生物や光触媒により浄化
と殺菌処理をする液体浄化殺菌装置10と、前記各構成
要素を連通するための流路とで構成されている。
【0018】前記液体浄化殺菌装置10は、循環ポンプ
64により供給された浴用水を一対の電極に通電するこ
とによって電気分解する第一の電解槽14及び第二の電
解槽12と、浴用水を濾過、浄化する微生物濾過槽16
と、この微生物濾過槽16に供給される浴用水のpH値
を検出する水質測定手段としてのpHセンサー22と、
光源と光触媒とを収納した光触媒槽18と、この光触媒
槽18に供給される浴用水にオゾンを添加するオゾナイ
ザー20と、前記各構成要素を連通するための流路と、
循環する浴用水の流路を切り替える三つの三方弁68
a、68b、68cとで構成されている。
64により供給された浴用水を一対の電極に通電するこ
とによって電気分解する第一の電解槽14及び第二の電
解槽12と、浴用水を濾過、浄化する微生物濾過槽16
と、この微生物濾過槽16に供給される浴用水のpH値
を検出する水質測定手段としてのpHセンサー22と、
光源と光触媒とを収納した光触媒槽18と、この光触媒
槽18に供給される浴用水にオゾンを添加するオゾナイ
ザー20と、前記各構成要素を連通するための流路と、
循環する浴用水の流路を切り替える三つの三方弁68
a、68b、68cとで構成されている。
【0019】前記第一の三方弁68aは、前記液体浄化
殺菌装置10内における浴用水の流れる方向を切り換え
る流路を形成するためのものである。前記第二の三方弁
68bは、前記第一の三方弁68aと連動して前記第一
の電解槽14と前記第二の電解槽12とを介して前記微
生物濾過槽16に連通する流路を形成したり、その微生
物濾過槽16から流出した浴用水を浴槽54に戻すこと
なく排出ホース70を介して装置本体50外に排出する
流路を形成したりするものである。前記第三の三方弁6
8cは、前記第一の三方弁68aと連動して前記微生物
濾過槽16から流出する浴用水を、前記光触媒槽18か
ら流出する浴用水と、流路30を介して前記第二の電解
槽12の陰極12c側から流出する浴用水とを合流部3
4に合流させ、光触媒槽18や第二の電解槽12の陰極
12c側から排出された浴用水と共に、前記微生物濾過
槽16から排出された浴用水を浴槽54に戻す通常の流
通状態の流路を形成したり、前記第一の三方弁68aを
前記微生物濾過槽16に連通させる流路を形成したりす
るものである。
殺菌装置10内における浴用水の流れる方向を切り換え
る流路を形成するためのものである。前記第二の三方弁
68bは、前記第一の三方弁68aと連動して前記第一
の電解槽14と前記第二の電解槽12とを介して前記微
生物濾過槽16に連通する流路を形成したり、その微生
物濾過槽16から流出した浴用水を浴槽54に戻すこと
なく排出ホース70を介して装置本体50外に排出する
流路を形成したりするものである。前記第三の三方弁6
8cは、前記第一の三方弁68aと連動して前記微生物
濾過槽16から流出する浴用水を、前記光触媒槽18か
ら流出する浴用水と、流路30を介して前記第二の電解
槽12の陰極12c側から流出する浴用水とを合流部3
4に合流させ、光触媒槽18や第二の電解槽12の陰極
12c側から排出された浴用水と共に、前記微生物濾過
槽16から排出された浴用水を浴槽54に戻す通常の流
通状態の流路を形成したり、前記第一の三方弁68aを
前記微生物濾過槽16に連通させる流路を形成したりす
るものである。
【0020】尚、加熱槽66の中には、ヒーター66a
が設置されており、循環ポンプ64により汲み上げられ
た浴用水は、ヒーター66aに給電することで加熱され
るようになっている。
が設置されており、循環ポンプ64により汲み上げられ
た浴用水は、ヒーター66aに給電することで加熱され
るようになっている。
【0021】前記第一の電解槽14は、図4に示すよう
に、基本的には陽極14b及び陰極14cと、この両電
極を仕切るようにして設置された電解用分離部材14d
とから構成されており、全体として偏平な箱型の容器1
4a内に格納されている。この電解槽14の導入口14
eは、前記第一の三方弁68aに接続する流路30(図
3に示す)に連通している。前記陽極14bの材料とし
てはステンレス、フェライト、白金、白金が被覆された
Ti等が好適に用いられ、陰極14cには白金、白金が
被覆されたTi等が好適に用いられる。本実施例では、
陽極14bの材料としてはステンレスを用い、陰極14
cの材料としては白金が被覆されたTiを用いた。これ
ら陽極14bと陰極14cとは、電極間距離が一定とな
るように設置されている。また、電解用分離部材14d
は、浴用水を透過できる材料であればよく、目の粗い布
や不織布、多数の穴の開いた薄い樹脂板やセラミック板
あるいは電気的に隔離された多数の穴を有する薄い金属
板等が好適に用いられる。更に、この電解槽14の排出
側には、陽極14b側と陰極14c側とで生成された浴
用水をそれぞれ分離して流す流路が設置されており、供
給される浴用水の圧力により第一陰極側排出路14fと
第一陽極側排出路14gとから別々に排出されるように
構成されている。尚、前記第一陽極側排出路14gの開
口断面積の方が、前記第一陰極側排出路14fの開口断
面積よりも小さくしている。また、前記第一陽極側排出
路14gは、前記光触媒槽18に接続し、前記第一陰極
側排出路14fは、前記第二の電解槽12の導入口12
eに接続している。
に、基本的には陽極14b及び陰極14cと、この両電
極を仕切るようにして設置された電解用分離部材14d
とから構成されており、全体として偏平な箱型の容器1
4a内に格納されている。この電解槽14の導入口14
eは、前記第一の三方弁68aに接続する流路30(図
3に示す)に連通している。前記陽極14bの材料とし
てはステンレス、フェライト、白金、白金が被覆された
Ti等が好適に用いられ、陰極14cには白金、白金が
被覆されたTi等が好適に用いられる。本実施例では、
陽極14bの材料としてはステンレスを用い、陰極14
cの材料としては白金が被覆されたTiを用いた。これ
ら陽極14bと陰極14cとは、電極間距離が一定とな
るように設置されている。また、電解用分離部材14d
は、浴用水を透過できる材料であればよく、目の粗い布
や不織布、多数の穴の開いた薄い樹脂板やセラミック板
あるいは電気的に隔離された多数の穴を有する薄い金属
板等が好適に用いられる。更に、この電解槽14の排出
側には、陽極14b側と陰極14c側とで生成された浴
用水をそれぞれ分離して流す流路が設置されており、供
給される浴用水の圧力により第一陰極側排出路14fと
第一陽極側排出路14gとから別々に排出されるように
構成されている。尚、前記第一陽極側排出路14gの開
口断面積の方が、前記第一陰極側排出路14fの開口断
面積よりも小さくしている。また、前記第一陽極側排出
路14gは、前記光触媒槽18に接続し、前記第一陰極
側排出路14fは、前記第二の電解槽12の導入口12
eに接続している。
【0022】前記第二の電解槽12は、図5に示すよう
に、陽極12b及び陰極12cと、この両電極を仕切る
ようにして設置された電解用分離部材12dとから構成
されており、全体として偏平な箱型の容器12a内に格
納されている。この第二の電解槽12は、前記第一陰極
側排出路14fに対応する第二陰極側排出路12f及び
前記第一陽極側排出路14gに対応する第二陽極側排出
路12gのみが前記第一の電解槽14と異なるため、そ
の他の説明を省略する。
に、陽極12b及び陰極12cと、この両電極を仕切る
ようにして設置された電解用分離部材12dとから構成
されており、全体として偏平な箱型の容器12a内に格
納されている。この第二の電解槽12は、前記第一陰極
側排出路14fに対応する第二陰極側排出路12f及び
前記第一陽極側排出路14gに対応する第二陽極側排出
路12gのみが前記第一の電解槽14と異なるため、そ
の他の説明を省略する。
【0023】前記第二陽極側排出路12gの開口断面積
の方が、前記第二陰極側排出路12fの開口断面積より
も大きくしている。また、前記第二陽極側排出路12g
は、前記第二の三方弁68bに接続し、前記第二陰極側
排出路12fは、前記微生物濾過槽16で浄化された浴
用水と、前記光触媒槽18で浄化、殺菌された浴用水と
が合流する合流部34に導く流路33に接続している。
の方が、前記第二陰極側排出路12fの開口断面積より
も大きくしている。また、前記第二陽極側排出路12g
は、前記第二の三方弁68bに接続し、前記第二陰極側
排出路12fは、前記微生物濾過槽16で浄化された浴
用水と、前記光触媒槽18で浄化、殺菌された浴用水と
が合流する合流部34に導く流路33に接続している。
【0024】前記微生物濾過槽16は、図6に示すよう
に、略円筒状に形成され、第二の電解槽12の第二陽極
側排出路12gから供給された浴用水を水平方向に流通
させるように横置きに配設されている。この微生物濾過
槽16は、排水口16dが側面頂部近傍に設置された筒
状壁部16aと、導入口16eが側面下部近傍に設置さ
れた蓋部16cとにより構成されている。また、微生物
濾過槽16の内部には、好気性の細菌を繁殖させた粒状
の多孔質セラミックが層状に収容され、多孔質セラミッ
ク層16bを形成している。尚、蓋部16cは、筒状壁
部16aの導入口16e側の外周部に螺合して締め付け
固定される構成となっており、微生物濾過槽16の内部
に収容される多孔質セラミック層16bを取り出し可能
になっている。これにより、通水中に微生物濾過槽16
内で浴用水の流れに淀みが生じることがなく、微生物濾
過槽16内の頂部付近に残留した空気も排水口16dか
らより円滑に、かつ容易に、しかも確実に微生物濾過槽
16外に排出することができる構成となっている。
に、略円筒状に形成され、第二の電解槽12の第二陽極
側排出路12gから供給された浴用水を水平方向に流通
させるように横置きに配設されている。この微生物濾過
槽16は、排水口16dが側面頂部近傍に設置された筒
状壁部16aと、導入口16eが側面下部近傍に設置さ
れた蓋部16cとにより構成されている。また、微生物
濾過槽16の内部には、好気性の細菌を繁殖させた粒状
の多孔質セラミックが層状に収容され、多孔質セラミッ
ク層16bを形成している。尚、蓋部16cは、筒状壁
部16aの導入口16e側の外周部に螺合して締め付け
固定される構成となっており、微生物濾過槽16の内部
に収容される多孔質セラミック層16bを取り出し可能
になっている。これにより、通水中に微生物濾過槽16
内で浴用水の流れに淀みが生じることがなく、微生物濾
過槽16内の頂部付近に残留した空気も排水口16dか
らより円滑に、かつ容易に、しかも確実に微生物濾過槽
16外に排出することができる構成となっている。
【0025】また、前記光触媒槽18は、図7に示すよ
うに、略円筒状をなすケース18aと蓋18bとから構
成され、ケース18aの開口部は蓋18bにより閉塞さ
れるようになっている。前記ケース18aの内部には、
その中心軸位置に光源としてのランプ18cが配置さ
れ、その外周部に円筒状の光触媒18dが配置されてい
る。
うに、略円筒状をなすケース18aと蓋18bとから構
成され、ケース18aの開口部は蓋18bにより閉塞さ
れるようになっている。前記ケース18aの内部には、
その中心軸位置に光源としてのランプ18cが配置さ
れ、その外周部に円筒状の光触媒18dが配置されてい
る。
【0026】前記ランプ18cは、軸方向に延び、その
外周部が有底円筒状の透光性容器18eで覆われてい
る。前記ランプ18cは、前記ケース18a上面の中央
部開口からケース18a内に挿入されるように、ランプ
基部13が前記ケース18aの上面にネジ19で締め付
け固定される構成となっている。この場合、前記ランプ
基部13は、オーリング17を介して前記ケース18a
の円状側面と接触する前記透光性容器18eを、前記ケ
ース18aの円状上面との間に挟んで固定され、前記ケ
ース18aと前記透光性容器18eとの間で水密状態が
保たれる構成となっている。すなわち、前記透光性容器
18e内に収容される前記ランプ18cは、その透光性
容器18eにより前記光触媒槽18内を流れる浴用水か
ら隔離され、前記ランプ18cから放射された光が前記
透光性容器18eを透過して前記光触媒18dに照射さ
れる構成となっている。
外周部が有底円筒状の透光性容器18eで覆われてい
る。前記ランプ18cは、前記ケース18a上面の中央
部開口からケース18a内に挿入されるように、ランプ
基部13が前記ケース18aの上面にネジ19で締め付
け固定される構成となっている。この場合、前記ランプ
基部13は、オーリング17を介して前記ケース18a
の円状側面と接触する前記透光性容器18eを、前記ケ
ース18aの円状上面との間に挟んで固定され、前記ケ
ース18aと前記透光性容器18eとの間で水密状態が
保たれる構成となっている。すなわち、前記透光性容器
18e内に収容される前記ランプ18cは、その透光性
容器18eにより前記光触媒槽18内を流れる浴用水か
ら隔離され、前記ランプ18cから放射された光が前記
透光性容器18eを透過して前記光触媒18dに照射さ
れる構成となっている。
【0027】また、前記ランプ18cは、発光主波長を
185nm、254nm及び365nmに有する中圧ラ
ンプを用いているが、この他に、発光主波長を254n
mに有する低圧ランプや、発光主波長を185nmや2
54nmに有する低圧オゾンランプであってもよい。す
なわち、光触媒を励起できる発光波長を有した光源であ
ればよく、白熱灯等のフィラメントランプ、水銀灯、キ
セノン灯等の高輝度放電灯、蛍光灯、ブラックライト、
殺菌灯等の蛍光灯類等の人工光源や太陽光等の自然光源
を用いることができる。また、これらを組み合わせた構
成であってもよい。
185nm、254nm及び365nmに有する中圧ラ
ンプを用いているが、この他に、発光主波長を254n
mに有する低圧ランプや、発光主波長を185nmや2
54nmに有する低圧オゾンランプであってもよい。す
なわち、光触媒を励起できる発光波長を有した光源であ
ればよく、白熱灯等のフィラメントランプ、水銀灯、キ
セノン灯等の高輝度放電灯、蛍光灯、ブラックライト、
殺菌灯等の蛍光灯類等の人工光源や太陽光等の自然光源
を用いることができる。また、これらを組み合わせた構
成であってもよい。
【0028】前記透光性容器18eは、例えば、石英
管、樹脂管からなり、内部は空洞となっている。
管、樹脂管からなり、内部は空洞となっている。
【0029】前記光触媒18dは、浴用水との接触面積
が広く、かつ浴用水が通過し易く圧力損失の小さい網状
の担体に石英ガラスや硬質ガラスを被覆し、これに触媒
層を形成して構成されている。担体としては、金属、ま
たはプラスチックのような樹脂を用い、触媒層として
は、おもにアナタース型の酸化チタン(TiO2)を塗
布している。
が広く、かつ浴用水が通過し易く圧力損失の小さい網状
の担体に石英ガラスや硬質ガラスを被覆し、これに触媒
層を形成して構成されている。担体としては、金属、ま
たはプラスチックのような樹脂を用い、触媒層として
は、おもにアナタース型の酸化チタン(TiO2)を塗
布している。
【0030】尚、光触媒18dの触媒層を形成する担体
としては、浴用水との接触面積が広く、かつ浴用水を通
過し易い形状であれば、どのような形状であってもよ
く、網状の金属や樹脂の他に、粒状の石英ガラス、硬質
ガラス、セラミック等が好適に用いられる。また、触媒
材料としては、アナタース型酸化チタン(TiO2)の
他に、ルチル型やブルカイト型の酸化チタン(Ti
O2)も好適に用いられる。更に、酸化チタン(Ti
O2)の他に、酸化第二鉄(Fe2O3)、酸化亜鉛(Z
nO)、酸化ジルコニウム(ZrO)、酸化タングステ
ン(WO3)、あるいは、これらの材料上に白金(P
t)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、金(A
u)等の貴金属を小量担持した構成の触媒材料も好適に
用いられる。もちろん、これらの貴金属や酸化チタン
(TiO2)が担体として働き、その上に1〜10nm
程度の特定粒径を有した他の酸化物が担持されていても
よい。
としては、浴用水との接触面積が広く、かつ浴用水を通
過し易い形状であれば、どのような形状であってもよ
く、網状の金属や樹脂の他に、粒状の石英ガラス、硬質
ガラス、セラミック等が好適に用いられる。また、触媒
材料としては、アナタース型酸化チタン(TiO2)の
他に、ルチル型やブルカイト型の酸化チタン(Ti
O2)も好適に用いられる。更に、酸化チタン(Ti
O2)の他に、酸化第二鉄(Fe2O3)、酸化亜鉛(Z
nO)、酸化ジルコニウム(ZrO)、酸化タングステ
ン(WO3)、あるいは、これらの材料上に白金(P
t)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、金(A
u)等の貴金属を小量担持した構成の触媒材料も好適に
用いられる。もちろん、これらの貴金属や酸化チタン
(TiO2)が担体として働き、その上に1〜10nm
程度の特定粒径を有した他の酸化物が担持されていても
よい。
【0031】ところで、通常の循環状態においては、第
一の電解槽14の導入口14eは、第一の三方弁68
a、加熱槽66及び循環ポンプ64を介して、給水ホー
ス52aに連通される。一方、第一の電解槽14の第一
陽極側排出路14gは、光触媒槽18を介して、合流部
34に連通される。また、第一の電解槽14の第一陰極
側排出路14fは、第二の電解槽12の導入口12eに
連通される。更に、第二の電解槽12の第二陽極側排出
路12gは、第二の三方弁68bと、微生物濾過槽16
と、第三の三方弁68cとを介して合流部34に連通さ
れる。一方、第二の電化槽12の第二陰極側排出路12
fは、流路33を介して合流部34に連通される。その
合流部34は、出水ホース52bに連通している。これ
により、循環ポンプ64により浴槽54から吸い上げら
れた浴用水は、装置本体50を通って再び浴槽54に戻
るという一連の連続した流路が形成されることになる。
一の電解槽14の導入口14eは、第一の三方弁68
a、加熱槽66及び循環ポンプ64を介して、給水ホー
ス52aに連通される。一方、第一の電解槽14の第一
陽極側排出路14gは、光触媒槽18を介して、合流部
34に連通される。また、第一の電解槽14の第一陰極
側排出路14fは、第二の電解槽12の導入口12eに
連通される。更に、第二の電解槽12の第二陽極側排出
路12gは、第二の三方弁68bと、微生物濾過槽16
と、第三の三方弁68cとを介して合流部34に連通さ
れる。一方、第二の電化槽12の第二陰極側排出路12
fは、流路33を介して合流部34に連通される。その
合流部34は、出水ホース52bに連通している。これ
により、循環ポンプ64により浴槽54から吸い上げら
れた浴用水は、装置本体50を通って再び浴槽54に戻
るという一連の連続した流路が形成されることになる。
【0032】一方、前記微生物濾過槽16の再生を行な
う場合、微生物濾過槽16の排水口16dは、前記第三
の三方弁68cと第一の三方弁68aとを介して前記循
環ポンプ64に連通され、微生物濾過槽16の導入口1
6eは、前記第二の三方弁68bを介して前記排出ホー
ス70に連通される。従って、循環ポンプ64により浴
槽54から吸い上げられた浴用水は、前記液体浄化殺菌
装置10を構成する微生物濾過槽16内を通常の循環状
態とは反対方向に流れる逆流状態となり、浴槽54に戻
ることなく前記排出ホース70から前記装置本体50の
外に排出されるように流路が形成される。
う場合、微生物濾過槽16の排水口16dは、前記第三
の三方弁68cと第一の三方弁68aとを介して前記循
環ポンプ64に連通され、微生物濾過槽16の導入口1
6eは、前記第二の三方弁68bを介して前記排出ホー
ス70に連通される。従って、循環ポンプ64により浴
槽54から吸い上げられた浴用水は、前記液体浄化殺菌
装置10を構成する微生物濾過槽16内を通常の循環状
態とは反対方向に流れる逆流状態となり、浴槽54に戻
ることなく前記排出ホース70から前記装置本体50の
外に排出されるように流路が形成される。
【0033】更に、循環する浴用水の温度を検出する水
温計72が、前記浴槽54から加熱槽66に至る流路中
に設けられており、この水温計72による測定結果に基
づいて、加熱槽66のヒーター66aに給電を行なうか
否かの判定が後述する制御回路76で行なわれる。本実
施例の場合、この水温計72は、加熱槽66の入口近傍
に設置されている。また、循環する浴用水の濁度を検出
する濁度計21が、前記微生物濾過槽16の排水口16
d近傍に設けられており、浴用水の循環の有無や流量を
検出する流量計74が、前記装置本体50内に配設され
た出水ホース52bに設置されている。これにより、微
生物濾過槽16の再生処理や各電解槽12及び14の各
電極の再生処理を行なうか否かの判断が制御回路76で
行なわれる。更に、微生物濾過槽16に供給される浴用
水のpH値を検出するpHセンサー22が、第二の電解
槽12の第二陽極側排出路12gから第二の三方弁68
bに至るまでの流路に設置されている。このpHセンサ
ー22の検出結果に基づいて制御回路76が、前記微生
物濾過槽16に供給される浴用水のpH値が7から8の
弱アルカリ性を示すように各電解槽12及び14の各電
極に対する通電を制御する。
温計72が、前記浴槽54から加熱槽66に至る流路中
に設けられており、この水温計72による測定結果に基
づいて、加熱槽66のヒーター66aに給電を行なうか
否かの判定が後述する制御回路76で行なわれる。本実
施例の場合、この水温計72は、加熱槽66の入口近傍
に設置されている。また、循環する浴用水の濁度を検出
する濁度計21が、前記微生物濾過槽16の排水口16
d近傍に設けられており、浴用水の循環の有無や流量を
検出する流量計74が、前記装置本体50内に配設され
た出水ホース52bに設置されている。これにより、微
生物濾過槽16の再生処理や各電解槽12及び14の各
電極の再生処理を行なうか否かの判断が制御回路76で
行なわれる。更に、微生物濾過槽16に供給される浴用
水のpH値を検出するpHセンサー22が、第二の電解
槽12の第二陽極側排出路12gから第二の三方弁68
bに至るまでの流路に設置されている。このpHセンサ
ー22の検出結果に基づいて制御回路76が、前記微生
物濾過槽16に供給される浴用水のpH値が7から8の
弱アルカリ性を示すように各電解槽12及び14の各電
極に対する通電を制御する。
【0034】次に、本実施例の電気的回路構成について
図8を用いて説明する。
図8を用いて説明する。
【0035】本実施例の電気回路は、漏電事故を防止す
るための漏電ブレーカ58と、図示しない主スイッチ
と、家庭用交流電圧を所望の電圧に変換する図示しない
トランスと、そのトランスの出力電圧を整流し直流電圧
を発生する整流回路等とから構成される電源回路78
と、循環ポンプ64を駆動するポンプ駆動回路(P駆動
回路)80と、各三方弁68a、68b及び68cの弁
位置を変える弁駆動回路82と、光触媒18dの励起光
を発生するランプ18cを点灯するランプ駆動回路(L
駆動回路)84と、オゾンを発生すオゾナイザー20を
駆動するオゾナイザー駆動回路(O駆動回路)86と、
循環する浴用水の加熱を行なうヒーター66aを駆動す
るヒーター駆動回路(H駆動回路)88と、浴用水の電
気分解を行なう第一の電解槽14及び第二の電解槽12
内の各々の一対の電極14b、14c及び12b、12
cに所定の電圧を印加する電解槽回路90と、これらの
各駆動回路80、82、84、86、88及び90を制
御可能な制御回路76とから構成されている。このう
ち、電源回路78は、ポンプ駆動回路80、弁駆動回路
82、ランプ駆動回路84、オゾナイザー駆動回路8
6、ヒーター駆動回路88、電解槽回路90及び制御回
路76に対して、適切な給電ができるように接続されて
いる。また、制御回路76には、各駆動回路80、8
2、84、86、88及び90の駆動状態を制御する制
御信号を伝達するための信号線が接続されていると共
に、濁度計21と、pHセンサー22と、流量計74
と、水温計72とが接続されている。更に、制御回路7
6には、基準となる浴用水の濁度、水温、流量、pH値
や通水時間等の値を記憶するRAM92が接続されてい
る。
るための漏電ブレーカ58と、図示しない主スイッチ
と、家庭用交流電圧を所望の電圧に変換する図示しない
トランスと、そのトランスの出力電圧を整流し直流電圧
を発生する整流回路等とから構成される電源回路78
と、循環ポンプ64を駆動するポンプ駆動回路(P駆動
回路)80と、各三方弁68a、68b及び68cの弁
位置を変える弁駆動回路82と、光触媒18dの励起光
を発生するランプ18cを点灯するランプ駆動回路(L
駆動回路)84と、オゾンを発生すオゾナイザー20を
駆動するオゾナイザー駆動回路(O駆動回路)86と、
循環する浴用水の加熱を行なうヒーター66aを駆動す
るヒーター駆動回路(H駆動回路)88と、浴用水の電
気分解を行なう第一の電解槽14及び第二の電解槽12
内の各々の一対の電極14b、14c及び12b、12
cに所定の電圧を印加する電解槽回路90と、これらの
各駆動回路80、82、84、86、88及び90を制
御可能な制御回路76とから構成されている。このう
ち、電源回路78は、ポンプ駆動回路80、弁駆動回路
82、ランプ駆動回路84、オゾナイザー駆動回路8
6、ヒーター駆動回路88、電解槽回路90及び制御回
路76に対して、適切な給電ができるように接続されて
いる。また、制御回路76には、各駆動回路80、8
2、84、86、88及び90の駆動状態を制御する制
御信号を伝達するための信号線が接続されていると共
に、濁度計21と、pHセンサー22と、流量計74
と、水温計72とが接続されている。更に、制御回路7
6には、基準となる浴用水の濁度、水温、流量、pH値
や通水時間等の値を記憶するRAM92が接続されてい
る。
【0036】次に、本実施例の循環温浴装置の作用につ
いて説明する。
いて説明する。
【0037】まず、電源が投入されると、浴槽54中の
浴用水は、循環ポンプ64により汲み上げられ、浴用水
中に浸漬固定された給排水ユニット56の吸い込み口5
6bから給水ホース52aを介して、装置本体50内に
供給される。同時に、装置本体50内に配設された流路
に設置されているpHセンサー22、水温計72、流量
計74及び濁度計21により浴用水のpH値や水温の測
定、循環の有無の検出や循環する浴用水の濁度の測定が
行なわれ、これらに基づく情報信号が制御回路76に対
して出力される。それぞれの時点におけるpH値や水
温、流量や濁度がRAM92に記憶されているpH値や
水温や流量や濁度等の基準値と比較される。また、この
制御回路76は、電源投入時に、各三方弁68a、68
b及び68cを駆動して通常の循環流路を形成するため
の命令信号を弁駆動回路82に対して出力する。これに
より、給水ホース52aを通った浴用水は、通常の循環
流路を通って液体浄化殺菌装置10内で浄化された後、
出水ホース52bが接続された給排水ユニット56の吹
き出し口52cから再び浴槽54に戻る。
浴用水は、循環ポンプ64により汲み上げられ、浴用水
中に浸漬固定された給排水ユニット56の吸い込み口5
6bから給水ホース52aを介して、装置本体50内に
供給される。同時に、装置本体50内に配設された流路
に設置されているpHセンサー22、水温計72、流量
計74及び濁度計21により浴用水のpH値や水温の測
定、循環の有無の検出や循環する浴用水の濁度の測定が
行なわれ、これらに基づく情報信号が制御回路76に対
して出力される。それぞれの時点におけるpH値や水
温、流量や濁度がRAM92に記憶されているpH値や
水温や流量や濁度等の基準値と比較される。また、この
制御回路76は、電源投入時に、各三方弁68a、68
b及び68cを駆動して通常の循環流路を形成するため
の命令信号を弁駆動回路82に対して出力する。これに
より、給水ホース52aを通った浴用水は、通常の循環
流路を通って液体浄化殺菌装置10内で浄化された後、
出水ホース52bが接続された給排水ユニット56の吹
き出し口52cから再び浴槽54に戻る。
【0038】ここで、装置本体50内に供給された浴用
水は、水温計72による水温の測定値とRAM92に記
憶された水温の基準値とに基づいて加熱槽66で適温に
加熱、保温された後、液体浄化殺菌装置10に供給され
る。
水は、水温計72による水温の測定値とRAM92に記
憶された水温の基準値とに基づいて加熱槽66で適温に
加熱、保温された後、液体浄化殺菌装置10に供給され
る。
【0039】液体浄化殺菌装置10の内部に流入した浴
用水は、第一の三方弁68aを介して第一の電解槽14
内に供給される。第一の電解槽14内では、流入した浴
用水が陰極14c及び陽極14bによって電気分解さ
れ、陰極14cの近傍に水素ガスと共にアルカリ性浴用
水が、また陽極14bの近傍には酸素ガスと共に酸性浴
用水がそれぞれ生成される。陽極14b側では、水の電
気分解と共に浴用水中に含まれる有機性物質の一部も酸
化分解される。それぞれの電極の近傍に生成された水素
ガス及びアルカリ性浴用水と、酸素ガス及び酸性浴用水
とは分離部材14dにより分離されており、供給される
水の圧力により第一陰極側排出路14fと第一陽極側排
出路14gとから別々に排出される。この第一陽極側排
出路14gの開口断面積が第一陰極側排出路14fの開
口断面積より小さくなっているため、第一陽極側排出路
14gを通って排出される酸素ガスを含んだ酸性浴用水
の量が第一陰極側排出路14fを通って排出される水素
ガスを含んだアルカリ性浴用水の量よりも少なくなる。
従って、第一の電解槽14を通過した浴用水の大部分
は、第二の電解槽12に供給されることになる。更に、
この第二の電解槽12の第二陽極側排出路12gの方が
第二陰極側排出路より広い流路の開口断面積を有して構
成しておけば、結果的に液体浄化殺菌装置10に供給さ
れた浴用水の大部分は、第二の電解槽の第二陽極側排出
路12gに接続された微生物濾過槽16に供給されるこ
とになる。これにより、主に浴用水の浄化、殺菌に寄与
する微生物濾過槽16と光触媒槽18との処理能力に見
合った浴用水を供給することになるので、無理の無い安
定した浄化殺菌が可能となり、全体として高い水準での
浄化ができることになる。
用水は、第一の三方弁68aを介して第一の電解槽14
内に供給される。第一の電解槽14内では、流入した浴
用水が陰極14c及び陽極14bによって電気分解さ
れ、陰極14cの近傍に水素ガスと共にアルカリ性浴用
水が、また陽極14bの近傍には酸素ガスと共に酸性浴
用水がそれぞれ生成される。陽極14b側では、水の電
気分解と共に浴用水中に含まれる有機性物質の一部も酸
化分解される。それぞれの電極の近傍に生成された水素
ガス及びアルカリ性浴用水と、酸素ガス及び酸性浴用水
とは分離部材14dにより分離されており、供給される
水の圧力により第一陰極側排出路14fと第一陽極側排
出路14gとから別々に排出される。この第一陽極側排
出路14gの開口断面積が第一陰極側排出路14fの開
口断面積より小さくなっているため、第一陽極側排出路
14gを通って排出される酸素ガスを含んだ酸性浴用水
の量が第一陰極側排出路14fを通って排出される水素
ガスを含んだアルカリ性浴用水の量よりも少なくなる。
従って、第一の電解槽14を通過した浴用水の大部分
は、第二の電解槽12に供給されることになる。更に、
この第二の電解槽12の第二陽極側排出路12gの方が
第二陰極側排出路より広い流路の開口断面積を有して構
成しておけば、結果的に液体浄化殺菌装置10に供給さ
れた浴用水の大部分は、第二の電解槽の第二陽極側排出
路12gに接続された微生物濾過槽16に供給されるこ
とになる。これにより、主に浴用水の浄化、殺菌に寄与
する微生物濾過槽16と光触媒槽18との処理能力に見
合った浴用水を供給することになるので、無理の無い安
定した浄化殺菌が可能となり、全体として高い水準での
浄化ができることになる。
【0040】尚、電気分解によるアルカリ性浴用水の生
成に伴って陰極12c及び14cの近傍ではpH値が上
昇するため、水中に含まれるカルシウムイオンやマグネ
シウムイオンは陰極12c及び14cの表面に化合物と
して析出付着するが、本実施例では、電気分解開始後の
通水量が、例えば、予め設定された400リットルに達
すると、付着物を除去するために、陰極12c、14c
及び陽極12b、14bには通常の電気分解時とは逆の
極性の電圧が所定の時間印加される。従って、プラスの
電位を加えられた陰極12c及び14cでは、付着した
カルシウムやマグネシウム等の化合物の溶解が生じ電極
表面が清浄になる。これ以後、上述した電極の清浄化処
理が400リットル毎に繰り返される。
成に伴って陰極12c及び14cの近傍ではpH値が上
昇するため、水中に含まれるカルシウムイオンやマグネ
シウムイオンは陰極12c及び14cの表面に化合物と
して析出付着するが、本実施例では、電気分解開始後の
通水量が、例えば、予め設定された400リットルに達
すると、付着物を除去するために、陰極12c、14c
及び陽極12b、14bには通常の電気分解時とは逆の
極性の電圧が所定の時間印加される。従って、プラスの
電位を加えられた陰極12c及び14cでは、付着した
カルシウムやマグネシウム等の化合物の溶解が生じ電極
表面が清浄になる。これ以後、上述した電極の清浄化処
理が400リットル毎に繰り返される。
【0041】さて、通常の電気分解時には、第一の電解
槽14の陽極14b側で生成された酸素ガスを含んだ酸
性浴用水は、光触媒槽18に供給される。この光触媒槽
18では、ランプ18cから放射される紫外線によって
殺菌力が生じる。更に、紫外線により励起された光触媒
18dの光化学反応効果により、浴用水中に含まれてい
る有機物の酸化分解、雑菌の殺菌、有機性有害物質の分
解等が行なわれる。このとき、浴用水に含まれる酸素ガ
スは、酸化剤として働き光触媒18dの光化学反応を促
進する。更に、光触媒槽18に流入する浴用水には、光
触媒槽18の入口近傍に設置されているオゾナイザー2
0により生成されたオゾンが添加されるので、光触媒1
8dの光化学反応を、更に促進する。
槽14の陽極14b側で生成された酸素ガスを含んだ酸
性浴用水は、光触媒槽18に供給される。この光触媒槽
18では、ランプ18cから放射される紫外線によって
殺菌力が生じる。更に、紫外線により励起された光触媒
18dの光化学反応効果により、浴用水中に含まれてい
る有機物の酸化分解、雑菌の殺菌、有機性有害物質の分
解等が行なわれる。このとき、浴用水に含まれる酸素ガ
スは、酸化剤として働き光触媒18dの光化学反応を促
進する。更に、光触媒槽18に流入する浴用水には、光
触媒槽18の入口近傍に設置されているオゾナイザー2
0により生成されたオゾンが添加されるので、光触媒1
8dの光化学反応を、更に促進する。
【0042】一方、第一の電解槽14の陰極14c側で
生成されたアルカリ性浴用水は、第二の電解槽12に供
給され、更に電気分解される。陽極12b側で生成され
る浴用水は弱アルカリ性となり、陰極12c側で生成さ
れる浴用水はアルカリ度が増すことになる。このとき、
pHセンサー22によって、微生物濾過槽16に供給さ
れる浴用水のpH値に関する情報信号が制御回路76に
出力され、その情報信号に基づいて制御回路76は、検
出されるpH値が7から8の弱アルカリ性を示すように
各電解槽12及び14の各電極12b、12c、14
b、14cに対する通電を制御する。
生成されたアルカリ性浴用水は、第二の電解槽12に供
給され、更に電気分解される。陽極12b側で生成され
る浴用水は弱アルカリ性となり、陰極12c側で生成さ
れる浴用水はアルカリ度が増すことになる。このとき、
pHセンサー22によって、微生物濾過槽16に供給さ
れる浴用水のpH値に関する情報信号が制御回路76に
出力され、その情報信号に基づいて制御回路76は、検
出されるpH値が7から8の弱アルカリ性を示すように
各電解槽12及び14の各電極12b、12c、14
b、14cに対する通電を制御する。
【0043】具体的には、RAM92に記憶された基準
pH値未満であると判断された場合、制御回路76は、
まず第二の電解槽12に印加する電圧を低くし、電気分
解を抑えるようにする。これでも基準値にpH値が達し
ない場合には、第一の電解槽14に印加する電圧を高く
するように電解槽回路90を制御する。
pH値未満であると判断された場合、制御回路76は、
まず第二の電解槽12に印加する電圧を低くし、電気分
解を抑えるようにする。これでも基準値にpH値が達し
ない場合には、第一の電解槽14に印加する電圧を高く
するように電解槽回路90を制御する。
【0044】一方、pHセンサー22により検出された
浴用水のpH値が基準値以上であると判断された場合、
制御回路76は、まず第二の電解槽12に印加する電圧
を高くし、浴用水の電気分解を促進させる。これでも基
準値にpH値が下がらない場合は、第一の電解槽14に
印加する電圧を低くするように電解槽回路90を制御す
る。
浴用水のpH値が基準値以上であると判断された場合、
制御回路76は、まず第二の電解槽12に印加する電圧
を高くし、浴用水の電気分解を促進させる。これでも基
準値にpH値が下がらない場合は、第一の電解槽14に
印加する電圧を低くするように電解槽回路90を制御す
る。
【0045】このようにして、第二の電解層12の陽極
12b側で生成された弱アルカリ性の浴用水は、第二の
三方弁68bを介して微生物濾過槽16に供給される。
ここでは、多孔質セラミック16bにより有機性の汚れ
や無機性の固形粒子が濾過される。このとき、多孔質セ
ラミック16bに繁殖している好気性の細菌は、付着し
た有機性の汚れを分解する働きをする。このようにし
て、濾過、浄化された浴用水は、微生物濾過槽16から
流出した後、第三の三方弁68cを介して合流部34に
供給される。また、光触媒槽18で殺菌された浴用水及
び第二の電解槽12の陰極12c側から排出された浴用
水も合流部34に供給される。その合流部34において
合流した浴用水は、液体浄化殺菌装置10外に流出する
と共に、再び、浴槽54に戻る。
12b側で生成された弱アルカリ性の浴用水は、第二の
三方弁68bを介して微生物濾過槽16に供給される。
ここでは、多孔質セラミック16bにより有機性の汚れ
や無機性の固形粒子が濾過される。このとき、多孔質セ
ラミック16bに繁殖している好気性の細菌は、付着し
た有機性の汚れを分解する働きをする。このようにし
て、濾過、浄化された浴用水は、微生物濾過槽16から
流出した後、第三の三方弁68cを介して合流部34に
供給される。また、光触媒槽18で殺菌された浴用水及
び第二の電解槽12の陰極12c側から排出された浴用
水も合流部34に供給される。その合流部34において
合流した浴用水は、液体浄化殺菌装置10外に流出する
と共に、再び、浴槽54に戻る。
【0046】微生物濾過槽16の排出側の流路には、濁
度計21が設置されており、この濁度計21により浴用
水の濁度が検出される。その情報信号が制御回路76に
対して出力されると共に、RAM92に格納されている
濁度に関する基準値と比較演算され、各三方弁68a、
68b及び68cを切り換えて微生物濾過槽16の再生
処理を行なうか否かの判断がされる。
度計21が設置されており、この濁度計21により浴用
水の濁度が検出される。その情報信号が制御回路76に
対して出力されると共に、RAM92に格納されている
濁度に関する基準値と比較演算され、各三方弁68a、
68b及び68cを切り換えて微生物濾過槽16の再生
処理を行なうか否かの判断がされる。
【0047】また、装置本体50内に配設された出水ホ
ース52bに流量計74が設置されており、浴用水の循
環の有無やその流量が検出される。その情報信号が制御
回路76に対して出力されると共に、RAM92に格納
されている流量に関する基準値と比較演算され、一対の
電極14b、14c及び12b、12cに印加する電圧
の極性を切り換えて各電解槽14、12の再生処理を行
なうか否かの判断がされる。また、流量が基準値より少
ないか全く流れていないと判断された場合、制御回路7
6はエラー信号を表示装置(図示せず)に対して出力す
ると共に装置全体の停止処理を行なうための命令信号を
出力する。
ース52bに流量計74が設置されており、浴用水の循
環の有無やその流量が検出される。その情報信号が制御
回路76に対して出力されると共に、RAM92に格納
されている流量に関する基準値と比較演算され、一対の
電極14b、14c及び12b、12cに印加する電圧
の極性を切り換えて各電解槽14、12の再生処理を行
なうか否かの判断がされる。また、流量が基準値より少
ないか全く流れていないと判断された場合、制御回路7
6はエラー信号を表示装置(図示せず)に対して出力す
ると共に装置全体の停止処理を行なうための命令信号を
出力する。
【0048】また、各電解槽12、14内の電極の清浄
化のために、通常の電気分解時とは逆の極性の電圧が印
加されて電気分解が行なわれているときには、光触媒槽
18に設置されているランプ18cは点灯せず、オゾナ
イザー20によるオゾンの浴用水への添加もない。その
ため、光触媒槽18に流入した浴用水は、光触媒や紫外
線により清浄化されることなく浴槽54に再び戻ること
になる。
化のために、通常の電気分解時とは逆の極性の電圧が印
加されて電気分解が行なわれているときには、光触媒槽
18に設置されているランプ18cは点灯せず、オゾナ
イザー20によるオゾンの浴用水への添加もない。その
ため、光触媒槽18に流入した浴用水は、光触媒や紫外
線により清浄化されることなく浴槽54に再び戻ること
になる。
【0049】尚、前記制御回路76は、pHセンサー2
2によって測定された水質の情報に基づいて、各電解槽
12、14に設けられた一対の電極12b、12c及び
14b、14cに対する通電を制御する通電制御手段と
して機能する。
2によって測定された水質の情報に基づいて、各電解槽
12、14に設けられた一対の電極12b、12c及び
14b、14cに対する通電を制御する通電制御手段と
して機能する。
【0050】以上説明したことから明かなように、本実
施例の循環温浴装置50に用いた液体浄化殺菌装置によ
れば、循環ポンプ64によって浴槽54に貯蔵された浴
用水を第一の電解槽14内に供給し、その第一の電解槽
14内で浴用水を電気分解し、同電解槽14の陽極14
b側で生成された酸化剤として働く酸素ガスを含む酸性
の浴用水を光触媒槽18に供給し、同電解槽14の陰極
14c側で生成された浴用水を第二の電解槽12に供給
し、その第二の電解槽12内でその浴用水を電気分解
し、同電解槽12の陽極12b側で生成された弱アルカ
リ性の浴用水を微生物濾過槽16に供給するため、微生
物濾過槽16内の微生物の活動が活発となると共に、光
触媒18dの光化学反応効果を高めることができ、微生
物濾過槽16及び光触媒槽18の浄化、殺菌能力を高め
ることができる。
施例の循環温浴装置50に用いた液体浄化殺菌装置によ
れば、循環ポンプ64によって浴槽54に貯蔵された浴
用水を第一の電解槽14内に供給し、その第一の電解槽
14内で浴用水を電気分解し、同電解槽14の陽極14
b側で生成された酸化剤として働く酸素ガスを含む酸性
の浴用水を光触媒槽18に供給し、同電解槽14の陰極
14c側で生成された浴用水を第二の電解槽12に供給
し、その第二の電解槽12内でその浴用水を電気分解
し、同電解槽12の陽極12b側で生成された弱アルカ
リ性の浴用水を微生物濾過槽16に供給するため、微生
物濾過槽16内の微生物の活動が活発となると共に、光
触媒18dの光化学反応効果を高めることができ、微生
物濾過槽16及び光触媒槽18の浄化、殺菌能力を高め
ることができる。
【0051】尚、本発明は以上詳述した実施例に限定さ
れるものではなくその要旨を逸脱しない範囲において、
種々の変更を加えることができる。例えば、本実施例で
は電解槽14の陽極14b側から排出される液体の量
を、同電解槽14の陰極14c側から排出される液体の
量よりも少なくするために、第一陽極側排出路14gの
開口断面積を第一陰極側排出路14fの開口断面積より
も小さくなるように構成しているが、第一陽極側排出路
14g及び第一陰極側排出路14fの開口断面積を同じ
大きさにし、第一陽極側排出路14gに通水量を調節す
るバルブを設けるように構成してもよい。同様に、第二
陽極側排出路12g及び第二陰極側排出路12fの開口
断面積を同じ大きさにし、第二陰極側排出路12fに通
水量を調節するバルブを設けるように構成してもよい。
れるものではなくその要旨を逸脱しない範囲において、
種々の変更を加えることができる。例えば、本実施例で
は電解槽14の陽極14b側から排出される液体の量
を、同電解槽14の陰極14c側から排出される液体の
量よりも少なくするために、第一陽極側排出路14gの
開口断面積を第一陰極側排出路14fの開口断面積より
も小さくなるように構成しているが、第一陽極側排出路
14g及び第一陰極側排出路14fの開口断面積を同じ
大きさにし、第一陽極側排出路14gに通水量を調節す
るバルブを設けるように構成してもよい。同様に、第二
陽極側排出路12g及び第二陰極側排出路12fの開口
断面積を同じ大きさにし、第二陰極側排出路12fに通
水量を調節するバルブを設けるように構成してもよい。
【0052】また、本実施例では、水質測定手段として
pHセンサー22を用いているが、浴用水のアルカリ度
合いが測定できるものであれば何れでもよく、例えば、
浴用水の伝導率が測定できる一対の電極を用いてもよ
い。
pHセンサー22を用いているが、浴用水のアルカリ度
合いが測定できるものであれば何れでもよく、例えば、
浴用水の伝導率が測定できる一対の電極を用いてもよ
い。
【0053】また、本実施例では、添加手段としてのオ
ゾナイザー20から酸化剤としてオゾン(O3)を添加
するように構成しているが、BrO3、H2O2、O2等の
酸化剤の一成分、もしくは複数の成分を添加するように
構成してもよい。
ゾナイザー20から酸化剤としてオゾン(O3)を添加
するように構成しているが、BrO3、H2O2、O2等の
酸化剤の一成分、もしくは複数の成分を添加するように
構成してもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載の液体浄化殺菌装置は、循環ポン
プによって貯蔵手段に貯蔵された液体を第一の電解槽内
に供給し、その第一の電解槽内で前記液体を電気分解
し、同電解槽の陽極側で生成された酸化剤として働く酸
素ガスを含む酸性の液体を前記光触媒槽に供給し、同電
解槽の陰極側で生成された液体を前記第二電解槽に供給
し、その第二の電解槽内でその液体を電気分解し、同電
解槽の陽極側で生成された弱アルカリ性の液体を微生物
濾過槽に供給するため、前記微生物濾過槽内の前記微生
物の活動が活発となると共に、前記光触媒の光化学反応
効果を高めることができ、前記微生物濾過槽及び前記光
触媒槽の浄化、殺菌能力を高めることができる。
発明の請求項1に記載の液体浄化殺菌装置は、循環ポン
プによって貯蔵手段に貯蔵された液体を第一の電解槽内
に供給し、その第一の電解槽内で前記液体を電気分解
し、同電解槽の陽極側で生成された酸化剤として働く酸
素ガスを含む酸性の液体を前記光触媒槽に供給し、同電
解槽の陰極側で生成された液体を前記第二電解槽に供給
し、その第二の電解槽内でその液体を電気分解し、同電
解槽の陽極側で生成された弱アルカリ性の液体を微生物
濾過槽に供給するため、前記微生物濾過槽内の前記微生
物の活動が活発となると共に、前記光触媒の光化学反応
効果を高めることができ、前記微生物濾過槽及び前記光
触媒槽の浄化、殺菌能力を高めることができる。
【0055】また、請求項2記載の液体浄化殺菌装置
は、前記微生物濾過槽に流入する液体の水質を水質測定
手段によって測定し、その測定した水質の情報に基づい
て、前記二つの電解槽の内、少なくとも一つの電解槽に
設けられた一対の電極に対する通電を通電制御手段が制
御するため、微生物にとって好適な水質の液体を微生物
濾過槽に供給することができる。
は、前記微生物濾過槽に流入する液体の水質を水質測定
手段によって測定し、その測定した水質の情報に基づい
て、前記二つの電解槽の内、少なくとも一つの電解槽に
設けられた一対の電極に対する通電を通電制御手段が制
御するため、微生物にとって好適な水質の液体を微生物
濾過槽に供給することができる。
【0056】また、請求項3に記載の液体浄化殺菌装置
は、前記微生物濾過槽に流入する液体のpH値をpHセ
ンサによって測定し、その測定したpH値に基づいて、
前記二つの電解槽の内、少なくとも一つの電解槽に設け
られた一対の電極に対する通電を通電制御手段が制御す
るため、簡単な構成で、かつ確実に微生物にとって好適
な水質の液体を微生物濾過槽に供給することができる。
は、前記微生物濾過槽に流入する液体のpH値をpHセ
ンサによって測定し、その測定したpH値に基づいて、
前記二つの電解槽の内、少なくとも一つの電解槽に設け
られた一対の電極に対する通電を通電制御手段が制御す
るため、簡単な構成で、かつ確実に微生物にとって好適
な水質の液体を微生物濾過槽に供給することができる。
【0057】更に、請求項4に記載の液体浄化殺菌装置
は、前記第二の電解槽の陽極側から前記微生物濾過槽に
多量の液体が供給されると共に、前記第一の電解槽の陽
極側から前記光触媒槽に少量の液体が供給されるため、
前記微生物濾過槽及び前記光触媒槽の殺菌、浄化能力に
見合った液体の量を前記各槽に供給することができる等
の効果を得ることができる。
は、前記第二の電解槽の陽極側から前記微生物濾過槽に
多量の液体が供給されると共に、前記第一の電解槽の陽
極側から前記光触媒槽に少量の液体が供給されるため、
前記微生物濾過槽及び前記光触媒槽の殺菌、浄化能力に
見合った液体の量を前記各槽に供給することができる等
の効果を得ることができる。
【図1】浴室に本実施例の液体浄化殺菌装置を応用した
循環温浴装置を設置した状態を示す斜視図である。
循環温浴装置を設置した状態を示す斜視図である。
【図2】循環温浴装置の給排水ユニットの断面図であ
る。
る。
【図3】循環温浴装置の要部の構成図である。
【図4】液体浄化殺菌装置を構成する第一の電解槽の断
面図である。
面図である。
【図5】液体浄化殺菌装置を構成する第二の電解槽の断
面図である。
面図である。
【図6】液体浄化殺菌装置を構成する濾過槽の断面図で
ある。
ある。
【図7】液体浄化殺菌装置を構成する光触媒槽の断面図
である。
である。
【図8】循環温浴装置の電気的回路構成を示すブロック
図である。
図である。
10 液体浄化殺菌装置 12 第二の電解槽 12b 陽極 12c 陰極 14 第一の電解槽 14b 陽極 14c 陰極 16 微生物濾過槽 18 光触媒槽 20 オゾナイザー 22 pHセンサー 64 循環ポンプ 66 加熱槽
Claims (4)
- 【請求項1】 貯蔵手段に貯蔵された液体を循環ポンプ
によって汲み上げ、その後、微生物を収容した微生物濾
過槽に前記汲み上げられた液体を通過させてその液体の
浄化、殺菌を行い、その浄化、殺菌された前記液体を前
記貯蔵手段に戻す液体浄化殺菌装置において、 それぞれ一対の電極を備え、かつその一対の電極に通電
することによって前記液体を電気分解する異なる二つの
電解槽と、 光源と光触媒とを収納した光触媒槽とを備え、 前記二つの電解槽の内、上流側に配設された第一の電解
槽の陽極側で生成された液体を前記光触媒槽に供給し、
同電解槽の陰極側で生成された液体を下流側に配設され
た第二の電解槽に供給し、その第二の電解槽の陽極側で
生成された液体を前記微生物濾過槽に供給するようにし
たことを特徴とする液体浄化殺菌装置。 - 【請求項2】 前記第二の電解槽の陽極側と前記微生物
濾過槽とを連通する流路に配置され、かつその流路を流
れる液体の水質を測定する水質測定手段と、 前記水質測定手段によって測定された水質の情報に基づ
いて、前記二つの電解槽の内、少なくとも一つの電解槽
に設けられた一対の電極に対する通電を制御する通電制
御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の液
体浄化殺菌装置。 - 【請求項3】 前記水質測定手段を、前記液体のpH値
を検出することができるpHセンサで構成したことを特
徴とする請求項2に記載の液体浄化殺菌装置。 - 【請求項4】 前記第一の電解槽の陽極側から排出され
る液体の量を、同電解槽の前記陰極側から排出される液
体の量よりも少なくし、かつ前記第二の電解槽の陽極側
から排出される液体の量を、同電解槽の陰極側から排出
される液体の量よりも多くしたことを特徴とする請求項
1に記載の液体浄化殺菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7189033A JPH0929246A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 液体浄化殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7189033A JPH0929246A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 液体浄化殺菌装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0929246A true JPH0929246A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16234179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7189033A Pending JPH0929246A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 液体浄化殺菌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0929246A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011055795A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Toyo Valve Co Ltd | 水質調整システム |
KR101240509B1 (ko) * | 2010-10-01 | 2013-03-11 | 한국광기술원 | 고정식 광원을 이용한 센서 네트워크 시스템 |
JP2019010644A (ja) * | 2012-03-21 | 2019-01-24 | ソウル バイオシス カンパニー リミテッドSeoul Viosys Co.,Ltd. | 紫外線ledを用いた浄水システム |
CN110454982A (zh) * | 2019-07-17 | 2019-11-15 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 用于控制热水器的方法、装置及热水器 |
-
1995
- 1995-07-25 JP JP7189033A patent/JPH0929246A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011055795A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Toyo Valve Co Ltd | 水質調整システム |
KR101240509B1 (ko) * | 2010-10-01 | 2013-03-11 | 한국광기술원 | 고정식 광원을 이용한 센서 네트워크 시스템 |
JP2019010644A (ja) * | 2012-03-21 | 2019-01-24 | ソウル バイオシス カンパニー リミテッドSeoul Viosys Co.,Ltd. | 紫外線ledを用いた浄水システム |
CN110454982A (zh) * | 2019-07-17 | 2019-11-15 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 用于控制热水器的方法、装置及热水器 |
CN110454982B (zh) * | 2019-07-17 | 2024-05-17 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 用于控制热水器的方法、装置及热水器 |
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