JPH09292458A - 超音波送波器 - Google Patents

超音波送波器

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JPH09292458A
JPH09292458A JP8109268A JP10926896A JPH09292458A JP H09292458 A JPH09292458 A JP H09292458A JP 8109268 A JP8109268 A JP 8109268A JP 10926896 A JP10926896 A JP 10926896A JP H09292458 A JPH09292458 A JP H09292458A
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JP
Japan
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signal
ultrasonic
ultrasonic wave
piezoelectric
wave transmitter
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JP8109268A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Ozawa
義幸 小澤
Mitsuhiko Nanri
光彦 南利
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビテーションの発生限界と、送波器発生
限界を緩和させて、かつ、広いビーム幅を実現できる超
音波送波器を提供する。 【解決手段】 直線上に配列された複数の圧電振動子1
a〜1cと、送信電気信号を発生させる信号発生器5
と、送信電気信号の位相を調整する位相制御部4と、複
数の送信電気信号を加算するための信号加算器3a〜3
cと、送信電気信号を増幅するパワーアンプ2a〜2c
から構成され、整相方位の異なる複数のビームを形成す
る電気信号を合成し、この合成信号を前記圧電振動子に
供給して、単純な直線アレイにおいて送波ビーム幅の拡
大・縮小等、ビームパターンを自由に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響媒質中に超音
波を送波する超音波送波器に係り、特にキャビテーショ
ンの発生限界を緩和させるとともに、−3dB幅であら
わされるビーム幅を任意に変化させることのできる超音
波送波器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、超音波ソナーや超音波診断装
置等のように、目標物の形状、方向、距離等の情報を取
得する装置は、目標物の大きさや必要とする分解能等に
基づいてビーム幅を決定している。具体的には、一度に
広範囲に超音波を送波したり、目標物が大きく高分解能
を必要としない場合にはビーム幅を広く設定し、逆に目
標物が小さく高分解能を必要とする場合にはビーム幅を
狭く設定している。このようにビーム幅を制御する方法
として、例えば特開昭62−277574号公報に示さ
れる「超音波センサ」がある。これは、図9に示すよう
に複数の超音波振動子1が同一平面上に配列された送受
波手段10の超音波振動子1の内の任意の振動子を選択
して送受波する振動子選択手段15および送波信号を発
生させるとともに受波信号を信号処理する信号処理手段
20を設け、一送受波周期に動作する超音波振動子の組
合せが複数組形成されるように振動子選択手段を形成
し、各組の送受波動作を異なったタイミングで行うとと
もに各組の受波信号出力を論理演算した合成受波信号を
出力するように信号処理手段を形成したビーム幅制御方
法であり、選択する超音波振動子1の個数および位置を
制御することによって種々の指向性をもつビームパター
ンを実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭62−27
7574号公報に記載された超音波送受波器は、動作さ
せる圧電振動子1の個数および位置を選択変更すること
によって、種々の指向性を制御することができる。例え
ば、周波数を変えずにビーム幅を広げようとした場合に
は、選択動作させる圧電振動子1の選択範囲を小さく、
すなわち、アレイ長を短くすればよい。しかしながら、
周波数が数十kHz以上にもなると、アレイ長を短くす
るにしても構造上限界があり、特に送波器として使用す
る場合には、キャビテーションの発生や圧電振動子の機
械的強度の限界等によって、要求される放射パワーを得
ることが困難になり、また放射面積が小さくなることか
ら音響実負荷が小さくなって電気音響変換効率が低下す
るという問題がある。
【0004】一方、圧電振動子を円弧状に配置した円弧
アレイの場合、ビーム幅は円弧アレイの開口角とほぼ等
しくなるので、ビーム幅の拡大もしくは縮小等の制御は
しやすいが、低周波域で使用し、かつビーム幅を広くし
ようとする場合には、圧電振動子の配列ピッチ(λ/2
ピッチ)が大きくなり、超音波送波器の大型化や重量増
等の問題が発生する。
【0005】さらに、圧電振動子を直線上に配列した長
さLのリニアアレイの場合、ビーム幅θ(−3dB)
は、θ(−3dB)≒50.6(λ/L)の式で与えら
れる。したがって、同一のアレイ長さの場合は駆動周波
数を下げることによってビーム幅を広げることができ、
同一の駆動周波数の場合はアレイ長さを短くすればビー
ム幅を広げることができる。しかし、ビーム幅θが10
0°以下で、駆動周波数が数十KHz以上になると、ア
レイ長さを短くするにしても構造上限度があり、特に送
波器の場合には、音圧放射レベルの大きさによっては、
キャビテーションの発生や圧電素子の機械的強度限界に
起因して、所望の放射パワーを得ることが困難になり、
また、放射面積が小さくなることから音響実負荷が小さ
くなって、電気音響変換効率が低下する問題がある。
【0006】上記のような従来技術の問題点を解決する
ために、本発明は、キャビテーションの発生限界を緩和
させるとともに、圧電素子の機械的強度限界から生じる
送波器発生限界を緩和させて、かつ、広いビーム幅を実
現できる超音波送波器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の目的を
達成するために、複数の圧電振動子を同一直線上に配列
し、各圧電振動子に位相および振幅の異なる複数の電気
信号を加算した合成電気信号を供給することによって、
任意のビーム幅を実現する。さらに、本発明に係る超音
波送波器は、超音波送波器に使用する圧電振動子を、音
響中心軸上の圧電振動子を中心として同一直線上に複数
個配列し、整相方位の異なる複数の超音波ビームを形成
する位相および振幅のことなる複数の電気信号を全て加
算した合成電気信号を、前記各圧電振動子に供給するよ
う構成される。例えば、前記圧電振動子をn個配列した
場合には、整相方位0°の超音波ビームを形成するため
の電気信号群をBとし、整相方位θの超音波ビームを形
成するための電気信号群をAとし、整相方位−θの超音
波ビームを形成するための電気信号群をCとした場合
に、前記各圧電振動子に入力される電気信号を全て加算
した合成電気信号(Am+Bm+Cm,m:圧電振動子
番号)を、前記各圧電振動子に供給することによって、
3種類の超音波ビームが合成されたようなビーム幅の広
い超音波送波器を実現することができる。ここで、送信
回路には位相制御された複数の電気信号を加算するため
の信号加算器を備える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る超音波送波器
の実施の形態を図面を用いて説明する。まず、本発明に
よる多重信号を用いたビーム合成法について、超音波送
波器のビーム合成法の原理を示す図1を用いて説明す
る。直線上に配列された例えば3個の圧電振動子1a〜
1cは、それぞれ、整相方位φの超音波ビームA,整相
方位0°の超音波ビームB,整相方位−φの超音波ビー
ムCを形成し、これらの超音波ビームが合成されてビー
ム幅の広い超音波ビームDが得られる。すなわち、整相
方位φの超音波ビームAを形成する信号群Aは、音響中
心軸上の圧電振動子1bを中心に、信号の位相をそれぞ
れφづつ異ならせたAa,Ab,Acの信号から構成さ
れる。整相方位0°の超音波ビームBを形成する信号群
Bは、信号の位相が揃ったBa,Bb,Bcの信号から
構成される。整相方位−φの超音波ビームCは、音響中
心軸上の圧電振動子1bを中心に、信号の位相をそれぞ
れ−φづつ異ならせたCa,Cb,Ccの信号から構成
される。圧電振動子1aには信号Aa,信号Ba,信号
Caが加算された合成信号が、圧電振動子1bには信号
Ab,信号Bb,信号Cbが加算された合成信号が、圧
電振動子1cには信号Ac,信号Bc,信号Ccが加算
された合成信号が、それぞれ供給される。
【0009】この原理は、次のように計算式を用いて表
現することができる。圧電振動子番号をa=1,2,
3,・・・,mとし、各圧電振動子の信号番号をb=
1,2,3,・・・,nとし、音響信号の放射方向をθ
とし、整相方位をφ(a,b)、アレイ中心を原点とし
たときの原点からの距離をx、周波数k(=2π/
λ)、各信号のシェーディング係数をAs(a,b)、
そして圧電振動子の指向特性をAd(θ)とすると、全
圧電振動子の音圧振幅の和のデシベル値Pは、下記式
(1)により表される。
【0010】
【数1】 上記、式(1)を用いて計算した、幅λ/2の圧電振動
子3個を配列ピッチλ/2に配列して直線アレイに構成
した超音波送波器の整相方位0°,35°,80°にお
けるビームパターン計算結果を図2〜図4に実線で、上
記整相方位の超音波ビームを形成する電気信号を全て加
算した場合のビームパターン計算結果を図5に実線で示
す。なお、本計算に使用した計算条件を、図10の図表
に示す。図10の番号3整相方向および番号4シェーデ
ィング係数の欄において、a欄は素子番号を表してお
り、1は図1の圧電振動子1bを、2は図1の圧電振動
子1aを、3は図1の圧電振動子1cをそれぞれ示して
いる。b欄は、整相方向の角度を示しており、1は整相
方向0°の、2は整相方向35°の、3は整相方向80
°の、4は整相方向−35°の、5は整相方向−80°
の場合を表している。図10の番号4シェーディング係
数の欄において、a欄は上と同じ素子番号を表し、b欄
はそれぞれのシェーディング係数を示している。また、
図2〜図5に示したグラフ上の破線は、下記式(2)を
用いて計算した圧電振動子幅λ/2のビームパターンで
ある。
【0011】
【数2】 図5から分かるように、圧電振動子幅λ/2のビームパ
ターンは左右35°で約3dB低下しており、ビーム幅
は約70°であるのに対し、信号を加算した場合のビー
ムパターンは左右それぞれ約60°で3dB低下してお
り、ビーム幅は約120°となり、ビーム幅が約50°
広くなったことが判かる。
【0012】
【実施例】図6に本発明に係る超音波送波器の実施の形
態の全体構成図を示す。この実施例の超音波送波器は、
3個の圧電振動子1a,1b,1cと、送信電気信号を
増幅するパワーアンプ2a,2b,2cと、複数の送信
電気信号を加算する信号加算器3a,3b,3cと、送
信電気信号の位相遅延量を制御するとともに位相制御さ
れた送信電気信号を所定の圧電振動子へ分配する位相制
御部4と、所定の周波数の信号を発生する信号発生器5
とから構成される。それぞれ、材質および形状が等しく
λ/2の幅を有して構成された圧電振動子1a〜1c
は、音響中心軸上の圧電振動子1bを中心に、同一直線
上に等間隔に配列される。
【0013】図7に、本実施の形態による圧電振動子の
配列構造の一例を示す。図7に示すように、圧電振動子
1は、λ/2の幅を有した圧電振動子素子1a〜1cが
剛体からなるバッキング部材12の上に直線状にλ/2
ピッチで配列され、その両端には、圧電振動子素子の側
面からの放射を全反射させる剛体のバッフル11が配置
されている。圧電振動子素子1a〜1cは、それぞれ上
面と下面に電極が構成された柱状の形状を有しており、
各電極から信号線9a〜9cがそれぞれ引き出されてい
る。この実施例の超音波送波器に使用される圧電振動子
は、数Hz〜数MHzの超音波を送受波するものであ
り、ジルコン酸チタン酸鉛(PZT)やポリ弗化ビリニ
デン(PVDF)等の圧電材料が用いられる。
【0014】圧電振動子1a〜1cは、信号線9a〜9
cおよびパワーアンプ2a〜2cを介して信号加算器3
a〜3cへ接続される。信号発生器5で発生された数H
z〜数MHzの送信電気信号は、位相制御部4で時間遅
延されて位相が調整された複数の送信電気信号とされ、
所定の圧電振動子へ分配する信号伝送ケーブル6a〜6
c,7a〜7c,8a〜8cを介して、前記信号加算器
3a〜3cに供給され、信号加算器3a〜3cで加算さ
れて合成電気信号とされた後、パワーアンプ2a〜2c
で増幅されてそれぞれの圧電振動子1a〜1cへ供給さ
れる。
【0015】次に、このように接続された超音波送波器
の動作原理を説明する。まず、信号発生器5で、周波数
変調(FM)またはパルスコード変調(PCM)に変調
された送信電気信号を発生させる。この送信電気信号
は、位相制御部4に送られ、複数の超音波ビームを形成
するのに必要な数の送信電気信号として生成され、複数
の整相方位にビームを形成するために、送信電気信号の
位相遅延が行われ、位相調整された送信電気信号がそれ
ぞれ所定の信号加算器3a〜3cへと分配される。
【0016】図6の実線で示される信号伝送ケーブル6
a〜6cを通る信号は、超音波ビームAを形成するため
に位相制御部4において図1に示した信号群Aのように
整相方位θに位相調整されており、信号伝送ケーブル6
aには信号Aaが、伝送ケーブル6bには信号Abが、
伝送ケーブル6cには信号Acがそれぞれ送られる。点
線で示される信号伝送ケーブル7a〜7cを通る信号
は、超音波ビームBを形成するために図1に示した信号
群Bのように整相方位0°に位相調整されており、信号
伝送ケーブル7aには信号Baが、伝送ケーブル7bに
は信号Bbが、伝送ケーブル7cには信号Bcがそれぞ
れ送られる。1点鎖線で示される信号伝送ケーブル8a
〜8cを通る信号は超音波ビームCを形成するために図
1に示した信号群Cのように整相方位−θに位相調整さ
れており、信号伝送ケーブル8aには信号Caが、伝送
ケーブル8bには信号Cbが、伝送ケーブル8cには信
号Ccがそれぞれ送られる。そして、信号加算器3a〜
3cにおいて位相調整された各送信電気信号が1つに加
算され、加算された送信電気信号はパワーアンプ2a〜
2cで増幅され、圧電振動子1a〜1cにはそれぞれ信
号加算された電気信号が供給される。
【0017】図6および図7によって構成される超音波
送波器は、アレイ長を長くしてもビーム幅を広くするこ
とが可能であり、アレイ長を長くすることによってエネ
ルギー密度を下げることができるのでキャビテーション
の発生限界を抑制することができ、所望の放射パワーを
得ることが容易となる。ここで、合成された超音波ビー
ムのビーム幅は、合成される前の超音波ビームの数が同
じである場合には、アレイを構成する圧電振動子数に依
存し、圧電振動子数が少なければ広く、圧電振動子数が
多ければ狭くなる。また、合成された超音波ビームのビ
ーム幅は、圧電振動子数が同じである場合には、合成さ
れる超音波ビームの数に依存し、合成される超音波ビー
ム数が少なければ狭く、逆に多ければ広くなる。しかし
ながら、いずれの場合も単に超音波ビームを合成するだ
けでは、リップルの発生(ビームパターンの乱れ)等の
問題が生じることから、特に合成する超音波ビームの整
相方位等について十分検討する必要がある。本実施例に
よれば、圧電振動子の数を少なくするとともに合成され
る超音波ビームの数を多くすることによって、円弧アレ
イで形成されるビーム幅の広い超音波ビームを直線アレ
イでも簡単に形成することができ、かつアレイを構成す
る圧電振動子数を円弧アレイに比べかなり軽減すること
ができるので、円弧アレイの超音波送波器に比べ、装置
全体の小型,軽量化を図ることができる。
【0018】図8に、本発明の他の実施例に係る超音波
送波器の全体構成図を示す。圧電振動子1a〜1cから
信号加算器3a〜3cまでの接続は上記実施例と同じで
あるが、送信電気信号の位相を制御するための位相制御
部4を位相制御部4a〜4cに分割して圧電振動子数と
同数だけ設ける点で先の実施例と異なる。このように接
続された超音波送波器の動作原理は、上記動作原理とほ
ぼ同じであるが、信号発生器5から直接送信電気信号を
分配しているので、位相制御部4は、位相調整された送
信電気信号を、所定の信号加算器4a〜4cへ分配する
機能を持っていない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波送
波器によれば、整相方位の異なる複数のビームを形成す
る電気信号を信号加算器において合成し、この合成信号
を圧電振動子に供給することで、単純な直線アレイにお
いて、送波ビームパターンのビーム幅を自由に制御する
ことができる。また広いビーム幅をアレイ長を長くして
も実現できるのでキャビテーションの発生限界を抑制す
ることができ、所望の放射パワーを容易に得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる超音波送波器のビーム合成原
理。
【図2】計算によって得た整相方位0°のビームパター
ン。
【図3】計算によって得た整相方位30°のビームパタ
ーン。
【図4】計算によって得た整相方位80°のビームパタ
ーン。
【図5】図2〜図4の整相方位の異なる信号を全て加算
した場合のビームパターン。
【図6】本発明にかかる超音波送波器の全体構成図。
【図7】本発明に用いる超音波送波器の構造図。
【図8】本発明にかかる超音波送波器の他の実施例の全
体構成図。
【図9】従来構造による超音波送受波器の構成図。
【図10】計算条件を示す図表。
【符号の説明】
1a〜1c 圧電振動子 2a〜2c パワーアンプ 3a〜3c 信号加算器 4a〜4c 位相制御部 5 信号発生器 6a〜8c 信号伝送ケーブル 9a〜9c 信号線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号源と、該電気信号が駆動信号と
    して入力される複数の圧電振動子とからなり、該圧電振
    動子が電気−音響変換して超音波を発生させる超音波送
    波器において、それぞれの圧電振動子に電気信号を供給
    する送信回路を有し、前記圧電振動子を、材質および形
    状の等しい圧電振動子が、音響中心軸上の圧電振動子を
    中心に同一直線上に複数個配列して構成し、 位相および振幅の異なる複数の電気信号を合成し、前記
    配列された各圧電振動子に該合成信号を供給することを
    特徴とした超音波送波器。
  2. 【請求項2】 送信回路を複数個備え、前記圧電振動子
    が個々別々に送信できるようにした請求項1記載の超音
    波送波器。
  3. 【請求項3】 送信回路が、電気信号の位相を制御する
    とともに、位相制御された電気信号を前記圧電振動子に
    分配する位相制御部を備える請求項1または請求項2記
    載の超音波送波器。
  4. 【請求項4】 送信回路が、複数の電気信号を加算し前
    記圧電振動子に供給するための信号加算器を備える請求
    項1ないし請求項3のいずれか記載の超音波送波器。
  5. 【請求項5】 圧電振動子が柱状圧電振動子である請求
    項1ないし請求項4のいずれか記載の超音波送波器。
JP8109268A 1996-04-30 1996-04-30 超音波送波器 Pending JPH09292458A (ja)

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