JP6977547B2 - ソーナー装置および物体検知方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ソーナー装置および物体検知方法に関する。
水中を走る航走体は、通常は前方探索を実施する。特に前方遠距離の探索を行うためには、探知距離に有利となるよう、伝搬損失の小さい低周波ソーナーが用いられる。一方で、目的の物体が近付いてきた場合には、航走体横方向の検知もする必要がある。このような横方向の検知は、横方向に指向性を持つビームを形成することで行うことができる。このような近接探知では、探知距離が短くても良く、また分解能や指向性利得を高くした方が有利であるため、一般的に、前方探索ソーナーに比して高い周波数の音波が用いられることが多い。
上記の前方遠距離と横方向近距離の両方の物体検知を効率よく行う技術が、例えば特許文献1に開示されている。この技術では、ソーナーの送受波器を構成する振動子アレイを、近距離用センサ群と遠距離用センサ群の両方を用いて構成している。
特開2009−264965号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、1種類のセンサ群を設ける場合よりも、装置が大型化するという問題点があった。これは、2種類のセンサ群を別々に設けているため、それぞれのセンサ群に、専用のスペースが必要なためである。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、装置を大型化することなく、前方の物体検知と横方向の物体検知の両方を可能とするソーナー装置を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため、ソーナー装置は、広帯域振動子アレイと、低周波ビーム送受波制御手段と、高周波円環状ビーム送受波制御手段と、物体検知手段とを有している。広帯域振動子アレイは、低周波振動と高周波振動とを発生させる広帯域振動子を複数配列したものである。低周波ビーム送受波制御手段は、広帯域振動子アレイが低周波狭角ビームを送受波するように広帯域振動子アレイを制御する。高周波円環状ビーム送受波制御手段は、広帯域振動子アレイが、中空円錐状の高周波円環状ビームを送受波するように、広帯域振動子アレイを制御する。物体検知手段は、広帯域振動子アレイが受波した音響信号を解析して物体を検知する。
本発明の効果は、装置を大型化することなく、前方の物体検知と横方向の物体検知の両方を可能とするソーナー装置を提供できることである。
第1の実施形態のソーナー装置を示すブロック図である。 第2の実施形態のソーナー装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態のソーナー装置で用いる複合型振動子の一例を示す斜視図である。 第2の実施形態の広帯域振動子アレイの一例を示す平面図である。 第2の実施形態の前方探索時のビーム形状を示す模式図である。 第2の実施形態で複数周波数を使用する時のタイミングチャートである。 第2の実施形態の横方向探索時の広帯域振動子駆動方法の一例を示す平面図である。 第2の実施形態の横方向探索時のビーム形状を示す模式図である。 第2の実施形態の横方向探索時の指向性の一例を示すグラフである。 第3の実施形態の横方向探索時の広帯域振動子駆動方法の一例を示す平面図である。 第3の実施形態の横方向探索時の広帯域振動子駆動方法の別の一例を示す平面図である。 第3の実施形態の横方向探索時の指向性の一例を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。なお各図面の同様の構成要素には同じ番号を付し、説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態のソーナー装置を示すブロック図である。ソーナー装置は、広帯域振動子アレイ1と、低周波ビーム送受波制御手段2と、高周波円環状ビーム送受波制御手段3と、物体検知手段4とを有している。
広帯域振動子アレイ1は、低周波振動と、この低周波振動よりも周波数の高い高周波振動とを発生させることが可能な広帯域振動子を複数配列したものである。
低周波ビーム送受波制御手段2は、広帯域振動子アレイ1が低周波ビームを送受波するように広帯域振動子アレイ1を制御する。
高周波円環状ビーム送受波制御手段3は、広帯域振動子アレイ1が高周波円環状ビームを送受波するように広帯域振動子アレイ1を制御する。ここで円環状ビームとは、広帯域振動子アレイ1を頂点とする中空円錐状のビームである。
物体検知手段4は、広帯域振動子アレイ1が受波した音響信号を解析して物体を検知する。
上記の構成によれば、1種類の広帯域振動子をアレイ状に配列した広帯域振動子アレイを用いて、前方探索に適した低周波ビームと、近接探知に適した高周波円環状ビームの両方を送受波することが可能である。このため、装置を大型化することなく、前方遠距離の物体検知と横方向近距離の物体検知の両方を行うことができる。
(第2の実施形態)
図2は、本実施形態のソーナー装置を示すブロック図である。ソーナー装置は、広帯域振動子アレイ100と、送受信回路200と、プロセッサ300とを有している。そして、プロセッサ300は、低周波振動制御部310と、高周波振動制御部320と、音響解析部330とを有している。
広帯域振動子アレイ100は、複数の広帯域振動子110_1、110_2、・・・110_nを2次元的に配列したものである。
送受信回路200は、低周波振動制御部310と高周波振動制御部320の制御により、広帯域振動子アレイ100を構成する広帯域振動子101を駆動して音響波の送波および受波を行わせる。
低周波振動制御310は、送受信回路200を制御して、それぞれの広帯域振動子101を駆動させ、低周波振動波を送受波させる。この時、後述する方法により、広帯域振動子アレイ100が、低周波ビームを送受波するように制御する。
高周波振動制御320は、送受信回路200を制御して、それぞれの広帯域振動子101を駆動させ、高周波振動波を送受波させる。この時、後述する方法により、広帯域振動子アレイ100が、高周波ビームを送受波するように制御する。
音響解析部330は、広帯域振動子アレイ100が送受波し、送受信回路で電気信号に変換された音響信号を解析し、物体を検知する。
図3は、広帯域振動子アレイ100を構成する広帯域振動子110の一例である複合型振動子110aを示す斜視図である。複合型振動子110aは、低周波振動子111aと、高周波振動子112aと、フロントマス113aと、リアマス114aと、音響整合層115aとを有している。
低周波振動子111aは、低周波数の音響信号の送受波を行うための低周波振動を発生または受信する。低周波振動子111aは、フロントマス113aとリアマス114aに挾持され、低周波振動の共振系を形成する。いわゆるランジバン型振動子となっている。
高周波振動子112aは、高周波数の音響信号の送受波を行う高周波振動を発生または受信する。本例では、高周波振動子112aは、1つの低周波振動子111aに対して複数設けられ、それぞれの高周波振動子の一端面はフロントマス113aに固着され、他端には音響整合層115aが配設されている。そして、それぞれの高周波振動子112aは、相互に隙間をもって配列されている。なお高周波振動子には、例えば積層型圧電振動子を用いることができる。
複合型振動子110aが低周波振動を発生する場合には、低周波振動子111aが自発振動し、高周波振動子112aは自発振動せずに音響整合層115aと同じ音響インピーダンスで動作する。
複合型振動子110aが高周波振動を発生する場合には、高周波振動子112aが自発振動し、フロントマス113aが、高周波振動子112aのパッキング板となるように動作する。バッキング板は、音響インピーダンスをミスマッチングさせることで、フロントマス113aからリアマス114a方向への振動伝達を抑圧する。こうして、高周波数の振動に対して低周波数用振動子111aやリアマス114aが高周波振動に関与しないようにしている。高周波振動子112a同士の間隔は、例えば使用する高周波音波の1/2波長程度にすることができる。
上記の複合型振動子110aの具体的な構成と動作は、特許第2972741号公報に開示されている。そして、同公報に開示されている他の複合型振動子110aの具体的構成のバリエーションも同様に本実施形態に適用できる。
図4は、広帯域振動子アレイ10における広帯域振動子110の配列の一例を示す平面図である。ここでは、広帯域振動子110の平面形状が矩形で、1つの低周波振動子111aに対し4つの高周波振動子112aが設けられている例を示している。そして複数の複合型振動子110aが全体として略円形となるような配列としている。複合型振動子110aのピッチは、例えば使用する低周波音波の1/2波長程度にすることができる。
ソーナー装置が前方遠距離探索を実施する場合には、広帯域振動子アレイ100を構成する複数の複合型振動子110aの低周波振動子111aを同位相で振動させる。図4の例では、低周波振動子111aの位相設定を0°としている。
航走体1000に搭載したソーナー装置1100が上記の動作を行った時に送受波される送受波ビーム2000の模式図を図5に示す。図5に示すように、送信ビームは中実円錐状に放射され、その断面2000aは略円形となる。なお、全ての高周波振動子112aを同位相で動作させた時も同様のビーム形状となる。ここで、中実とは、中身が詰まっていること指している。すなわち中空の反対である。
アクティブソーナーの原理から明らかなように、複合型振動子110aは、送信ビームをパルス送信してから目標物体からの反響音を受信するまでの、次のパルス送信を行うことができない。このため、一周波数で送受波を行った場合には、往復音波伝搬時間により定まるデータサンプリングレート以上のデータレートを得ることができない。しかしながら、複数の周波数の音波を用いることにより、データレートを高めることが可能である。この技術は、例えば特開平1−170885に開示されている。
図6に、3つの周波数fa、fb、fcを用いて送受波を行う場合のタイミングチャートの一例を示す。図6では、まず時刻t1に周波数faのパルスを送信し、主に音波の往復伝搬時間で定まる時間Ra後の時刻t4に反響音信号を受信する。そして、t1から周期Ta後の時刻t7に次のパルスを送信する。
周波数fbの送信パルスは、時刻t1から時間D後の時刻t2に送信する。そして、周波数faのパルスと同様に、主に音波の往復伝搬時間で定まる時間Rb後の時刻t5に反響音信号を受信する。
周波数fcの送信パルスは、時刻t2から時間D後の時刻t3に送信する。そして、周波数fbのパルスと同様に、主に音波の往復伝搬時間で定まる時間Rc後の時刻t6に反響音信号を受信する。上記では、周波数faの2回目のパルスを送信する時刻t7より時刻t6が前になるように、それぞれの周波数のパルスの送信周期を設定する。
上記のような動作とすることにより、3つの周波数の音波を用いて探索を行うことで、データレートを約3倍に高めることができる。
次に横方向の探索を行うためにビームに横方向の指向性を持たせ、円環状ビームを形成する方法について説明する。ビームの横方向の指向性は、複数の高周波振動子112aの中に、同位相のものと逆位相のものとの対を作ることによって付与することができる。なお、低周波振動子111aを用いて横方向の指向性を付与することも不可能ではないが、低周波振動では波長が長いため、振動子配列のピッチを1/2波長以上とするために、広帯域振動子アレイ全体が大型化するという問題がある。また、低周波ビームは、分解能や指向性利得が高周波ビームに劣るという問題もある。
図7に、高周波円環状ビームを送受波する動作の一例を示す。図7において、ドット模様の高周波振動子の位相設定を0°、斜線模様の高周波振動子の位相設定を180°としている。図7に示すように、位相設定0°の高周波振動子と、位相設定180°の高周波振動子とが、広帯域振動子アレイの中心から外側に向かって交互に並ぶような配列としている。この例では、位相設定0°の高周波振動子が形成する略円周状の配列と、位相設定180°の高周波振動子が形成する略円周状の配列とが、交互に並ぶ略同心円状の配列が形成されている。
航走体1000に搭載したソーナー装置1100が図7の動作を行った時に形成される円環状送受波ビーム2100の形状の模式図を図8に示す。図8に示すように、指向性が広帯域振動子アレイの回りに360°に渡って形成され、送受波ビームはコーン(中空円錐)状になる。こうして形成された円環状送受波ビーム2100の断面2100aは、円周に近い楕円周状の形状となる。
円環状ビームを用いた近接物体の検知には、次の3通りの方法がある。1)全部の振動子を同位相で駆動して中実円錐状の送信ビームを形成し、円環状の受信ビームで反響音を受波する。2)円環状の送信ビームを送波し、中実円錐状の受信ビームで受波する。3)円環状の送信ビームを送信し、円環状の受信ビームで反響音を受波する。上記1)、2)、3)いずれの方法を用いるかは、装置の性能や検出対象などに応じて適宜選択すれば良い。なお、当然のことながら、全部の高周波振動子を同位相として駆動して送信ビームを送波する方が、円環状ビームを送波するよりも音響パワーを大きくすることができる。以上説明したように、円環状の送受波ビームを用いることで、近接検知に有用な、横方向の物体検知が可能となる。
(実施例1)
図7の動作を行った場合の指向性の理論計算を行った。周波数は100kHz、高周波振動子のピッチは7.6mmである。図9は、その計算結果を示すグラフである。図9(a)、(b)、(c)は、それぞれが、ビームの進行方向を軸とした水平面、45°面、垂直面についての結果である。メインローブの方向は、それぞれ、30°、38°、30°であった。グラフ中の数字(dB)は、音響パワーを示しており、サイドローブの音響パワーは、メインローブの音響パワーより約2ケタ小さくなった。
以上説明したように、本実施形態によれば、1種類の振動子を平面的に配列した振動子アレイを用いて、前方に加えて、横方向の物体探索が可能になる。すなわち、装置を大型化することなく、遠方、近接両方の物体探索に対応することができる。
(第3の実施形態)
第2の実施形態の図7に示した位相設定0°の高周波振動子と、位相設定180°の高周波振動子の配置は、あくまで一例であり、他の配置とすることもできる。図10は複合型振動子110aが、千鳥状には配列した例を示す平面図である。この場合も、広帯域振動子アレイ100の中心から外側に向かって、位相設定0°の高周波振動子と、位相設定180°の高周波振動子とが交互に並ぶようにすることで、円環状ビームを形成することができる。
図11は、広帯域振動子アレイの別のレイアウトを示す平面図である。この例では、1つの低周波振動子に対して3×3=9個の高周波振動子が設置された複合型振動子を用いている。そして、図面の水平方向と垂直方向に、位相設定0°の高周波振動子と、位相設定180°の高周波振動子とが交互に並ぶように位相を設定している。このように、簡素な動作設定としても、円環状の送受波ビームを展開することができる。位相を反転する高周波振動子の配列をシンプルにすると、送受信回路が簡単になり、使用する電子部品も少なくできるためコストが低く抑えることができる。なお、上記の例のように、逆位相の
高周波振動子が配列する方向は、直行する2方向を含む方が、円形に近い断面の円環状ビームを形成することができるが、直行していなくても楕円状の断面を持つ円環状ビームを形成することが可能である。
(実施例2)
図11の動作を行った場合の指向性の理論計算を行った。周波数は100kHz、高周波振動子のピッチは7.6mmである。図12は、その計算結果を示すグラフである。図12(a)、(b)、(c)は、それぞれが、ビームの進行方向を軸とした水平面、45°面、垂直面についての結果である。メインローブの方向は、それぞれ、21°、31°、21°であった。実施例1に比べて、方位ごとの指向幅やサイドローブの差が大きくなってはいるが、円環状の指向性を付与できていることが確認できた。
上述した第1乃至第3の実施形態の処理を、コンピュータに実行させるプログラムおよび該プログラムを格納した記録媒体も本発明の範囲に含む。記録媒体としては、例えば、磁気ディスク、磁気テープ、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ、などを用いることができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上記実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
1、100 広帯域振動子アレイ
2 低周波ビーム送受波制御手段
3 高周波円環状ビーム送受波制御手段
4 物体検知手段
110 広帯域振動子
110a 複合型振動子
200 送受信回路
300 プロセッサ
310 低周波振動制御部
320 高周波振動制御部
330 音響解析部
1000 航走体
2000 送受波ビーム
2100 円環状送受波ビーム

Claims (8)

  1. 低周波振動および高周波振動の発生が可能な広帯域振動子を2次元的に複数配列した広帯域振動子アレイと、
    前記広帯域振動子アレイが低周波ビームを送受波するように前記広帯域振動子アレイを制御する低周波ビーム送受波制御手段と、
    前記広帯域振動子アレイが高周波円環状ビームを送受波するように前記広帯域振動子アレイを制御する高周波円環状ビーム送受波制御手段と、
    前記広帯域振動子アレイが受波した音響信号に基づいて物体を検知する物体検知手段と、を有し
    前記広帯域振動子アレイが、
    第1の位相で高周波振動する第1の広帯域振動子と、
    前記第1の位相と逆位相で高周波振動する第2の広帯域振動子と
    を有し、
    前記広帯域振動子アレイが、前記広帯域振動子アレイが2次元的に配列した面の法線に対して垂直な方向に指向性を持つ前記高周波円環状ビームを送受波するように、前記第1の広帯域振動子と前記第2の広帯域振動子とを配列している
    ことを特徴とするソーナー装置。
  2. それぞれの前記広帯域振動子が、
    前記低周波振動を発生する低周波振動子と、前記高周波振動を発生する高周波振動子とを含む複合型振動子である
    ことを特徴とする請求項1に記載のソーナー装置。
  3. 前記広帯域振動子アレイが、
    前記第1の広帯域振動子が連続する第1の広帯域振動子群と、前記第2の広帯域振動子が連続する第2の広帯域振動子群とが、前記広帯域振動子アレイの中心から外側に向かって交互に並ぶ配列を含む
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のソーナー装置。
  4. 前記第1の広帯域振動子群と前記第2の広帯域振動子群とが交互に並ぶ配列が、
    前記広帯域振動子アレイのアレイ面内の少なくとも異なる2方向に形成されている
    ことを特徴とする請求項に記載のソーナー装置。
  5. 前記2方向が、互いに直交する
    ことを特徴とする請求項に記載のソーナー装置。
  6. 前記第1の広帯域振動子群と前記第2の広帯域振動子群とが、略同心円状に交互に配列していることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載のソーナー装置。
  7. 低周波振動と高周波振動とを発生させる広帯域振動子を2次元的に複数配列した広帯域振動子アレイを形成し、
    前記広帯域振動子アレイが低周波ビームを送受波するように前記広帯域振動子アレイを制御し、
    前記広帯域振動子アレイが高周波円環状ビームを送受波するように前記広帯域振動子アレイを制御し、
    前記広帯域振動子アレイが受波した音響信号に基づいて物体を検知し、
    複数の前記広帯域振動子の中から
    第1の位相で高周波振動する第1の広帯域振動子を選択し、
    前記第1の位相と逆位相で振動する第2の広帯域振動子を選択し、
    前記第1の広帯域振動子が連続する第1の広帯域振動子群と、前記第2の広帯域振動子が連続する第2の広帯域振動子群とが、前記広帯域振動子アレイの中心から外側に向かって交互に並ぶ配列を形成する
    ことを特徴とする物体検知方法。
  8. 低周波振動と高周波振動とを発生させる広帯域振動子を2次元的に複数配列した広帯域振動子アレイを形成し、
    前記広帯域振動子アレイが低周波ビームを送受波するように前記広帯域振動子アレイを制御し、
    前記広帯域振動子アレイが高周波円環状ビームを送波または受波するように前記広帯域振動子アレイを制御し、
    前記広帯域振動子アレイが受波した音響信号に基づいて物体を検知し、
    複数の前記広帯域振動子の中から
    第1の位相で高周波振動する第1の広帯域振動子を選択し、
    前記第1の位相と逆位相で振動する第2の広帯域振動子を選択し、
    前記第1の広帯域振動子が連続する第1の広帯域振動子群と、前記第2の広帯域振動子が連続する第2の広帯域振動子群とが、前記広帯域振動子アレイの中心から外側に向かって交互に並ぶ配列を形成する
    ことを特徴とする物体検知方法。
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