JPH09292012A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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Publication number
JPH09292012A
JPH09292012A JP12923396A JP12923396A JPH09292012A JP H09292012 A JPH09292012 A JP H09292012A JP 12923396 A JP12923396 A JP 12923396A JP 12923396 A JP12923396 A JP 12923396A JP H09292012 A JPH09292012 A JP H09292012A
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JP
Japan
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range
shift
clutch
speed
transmission
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Application number
JP12923396A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Fukaya
直幸 深谷
Koji Noda
耕司 野田
Takahiro Yamashita
貴弘 山下
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速機入力回転数によるクラッチ圧の制御を
行い、D→R、R→Dガレージシフトショックを防止す
る。 【解決手段】 自動変速機の制御装置は、D、Rレンジ
検出手段71と、D、Rレンジへのシフト時に、D→
R、R→DシフトかN→D、N→Rシフトかを判断する
切換判断手段(ECU内プログラム)と、変速機の入力
回転数を検出する入力回転検出手段72と、切換判断手
段が、D→R、R→Dシフトと判断したときに、予め設
定された変速機入力回転数に応じてクラッチC1,C2
圧を設定するクラッチ圧設定手段(ECU内プログラ
ム)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機の制御
装置に関し、特に、ガレージシフトショックを防ぐ制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に搭載される自動変速機は、
エンジンからトルクコンバータを介してその入力軸に伝
達される入力トルクを変速機構で変速しトルク増幅して
出力ギヤに伝達し、更に差動装置等を介してホイールに
出力して駆動力とする構成とされているが、車両の停止
時に動力の伝達を遮断する手段として、入力軸と変速機
構との間に、油圧作動のクラッチを備えている。こうし
た自動変速機において、クラッチを係合させるために、
その油圧サーボに供給するクラッチ圧は、クラッチの急
係合によるシフトショックを軽減すべく、クラッチ係合
時点での入力軸への入力トルクに応じて調圧される。
【0003】ところで、一般に車両のエンジンは、始動
直後には暖機とアイドル回転安定のためにエンジン回転
を本来の回転数より所定量上昇させた、いわゆるアイド
ルアップ状態とされるが、こうした状態では、自動変速
機の入力トルクも入力回転数の上昇に伴って上昇してい
る。こうした状態で、車両の道路走行に先立つ車庫だし
等のために、非走行時のパーキング(P)レンジから走
行のためのリバース(R)レンジあるいはニュートラル
(N)レンジから走行のためのドライブ(D)レンジ又
はリバース(R)レンジへのシフトを頻繁に繰り返す、
いわゆるガレージシフトが行われると、通常走行時より
クラッチ圧が高い状態でクラッチの係合が生じるため、
アキュムレータピストンストローク終了後の急係合によ
るシフトショックが生じる。そこで、特開平7−428
23号公報に開示の技術では、シフト時の変速機入力ト
ルクを反映する入力回転数に応じてクラッチ圧を設定
し、ガレージシフトショックを低減している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術のようにガレージシフト時に変速機入力回転数に応
じてDレンジやRレンジで係合するクラッチへのクラッ
チ圧を設定すると、ブレーキを踏んでいる状態でNレン
ジ通過時間の短い状態でDレンジからRレンジ又はRレ
ンジからDレンジへの急速なシフト(以下、こうしたシ
フトをD→Rシフト又はR→Dシフトという)が行われ
ると、解放される側のクラッチが係合又は解放過程にあ
るため、変速機入力回転数は0又は解放時の本来の回転
数より低い過渡状態にあり、実際の入力トルクを反映し
た変速機入力回転数を検出できず、したがって検出され
る変速機入力回転数に応じてクラッチ圧を設定できな
い。
【0005】本発明は上記のような事情に鑑み案出され
たものであり、変速機入力回転数によるクラッチ圧の制
御を行いながら、特に前・後進の急な切換えが行われた
ときのガレージシフトショックを防止することのできる
自動変速機の制御装置を提供することを第1の目的とす
る。
【0006】次に、本発明は、上記クラッチ圧制御のた
めの前・後進の急な切換えの判断に有効な一手法を提供
することを第2の目的とする。
【0007】次に、本発明は、上記クラッチ圧制御のた
めの前・後進の急な切換えの判断に有効な他の手法を提
供することを第3の目的とする。
【0008】更に、本発明は、上記クラッチ圧制御のた
めの両手法の組合せにより前・後進の急な切換えの判断
をより的確に行うことを第4の目的とする。
【0009】次に、本発明は、上記の判断に実際のアイ
ドルアップの有無の判断をも加えてガレージシフトショ
ックの軽減を更に的確に行うことを第5の目的とする。
【0010】また、本発明は、上記変速機入力回転数に
よるクラッチ圧制御のために、予め設定しておく変速機
入力回転数を実際の走行レンジへのシフト時の変速機入
力回転数により的確に近似させることを第6の目的とす
る。
【0011】そして、本発明は、変速機入力回転数が高
いときにもクラッチ圧の設定をそれに対応させて高くす
る制御をコンパクトな油圧回路構成で実現することを第
7の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明は、入力要素と、出力要素に連なる変速
機構と、前記入力要素と変速機構との間で前進及び後進
走行レンジへのシフトにより係合して動力を伝達する油
圧作動のクラッチとを備える自動変速機の制御装置にお
いて、前記制御装置は、シフトされたレンジを検出する
レンジ検出手段と、走行レンジへのシフト時に、該シフ
トが他の走行レンジからのシフトか非走行レンジからの
シフトかを判断する切換判断手段と、変速機の入力回転
数を検出する入力回転検出手段と、前記切換判断手段
が、他の走行レンジからのシフトと判断したときに、予
め設定された変速機入力回転数に応じてクラッチ圧を設
定するクラッチ圧設定手段とを有することを特徴とす
る。
【0013】上記第2の目的を達成するため、前記切換
判断手段は、走行レンジへのシフトに至る非走行レンジ
での保持時間が所定時間以内のときは、他の走行レンジ
からのシフトと判断し、前記保持時間が所定時間以上の
ときには、非走行レンジからのシフトと判断する構成と
される。
【0014】上記第3の目的を達成するため、前記切換
判断手段は、走行レンジへのシフト時の変速機入力回転
数が所定回転数以内のときは、他の走行レンジからのシ
フトと判断し、所定回転数以上のときには、非走行レン
ジからのシフトと判断する構成とされる。
【0015】上記第4の目的を達成するため、前記切換
判断手段は、走行レンジへのシフト時の変速機入力回転
数が所定回転数以内のとき、又は走行レンジへのシフト
に至る非走行レンジでの保持時間が所定時間以内のとき
は、他の走行レンジからのシフトと判断し、走行レンジ
へのシフト時の変速機入力回転数が所定回転数以上で、
走行レンジへのシフトに至る非走行レンジでの保持時間
が所定時間以上のときには、非走行レンジからのシフト
と判断する構成とされる。
【0016】上記第5の目的を達成するため、前記クラ
ッチ圧設定手段は、所定車速以上で所定時間以上走行し
たときは、通常のアイドリングでの変速機入力回転数に
応じてクラッチ圧を設定し、所定時間以内の場合は、予
め設定された変速機入力回転数に応じてクラッチ圧を設
定する構成とされる。
【0017】上記第6の目的を達成するため、前記予め
設定された変速機入力回転数は、非走行レンジからのシ
フト時に検出した変速機入力回転数が随時更新されて記
憶される構成とされる。
【0018】上記第7の目的を達成するため、油圧サー
ボと、該油圧サーボに連結され、背圧室を有し、該背圧
室に供給される背圧に応じて前記油圧サーボへの供給油
圧を制御するアキュムレータと、前記背圧室に供給する
アキュムレータ背圧を制御するアキュムレータ制御弁と
を有し、前記クラッチ圧は、前記アキュムレータ制御弁
によりアキュムレータ背圧を制御することにより制御さ
れ、変速機入力回転数が高いときに該アキュムレータ背
圧を高く設定する構成とされる。
【0019】
【発明の作用及び効果】上記請求項1記載の構成では、
他の走行レンジからのシフトの場合は、クラッチが係合
状態又は解放途中の状態にあるため、入力回転検出手段
で検出される実際の変速機入力回転数が入力トルクに対
応しない状態となるが、このときは、クラッチ圧設定手
段により、予め設定された変速機入力回転数でクラッチ
圧を設定することで、過渡状態の影響を避けたクラッチ
圧の設定を行うことができ、それによりガレージシフト
ショックを低減できる。
【0020】また、請求項2記載の構成では、非走行レ
ンジでの保持時間が所定時間以内のときは、シフト時の
状態でクラッチが完全に解放していないと判断し、ま
た、所定時間以上のときは、シフト時の状態でクラッチ
が完全に解放していると判断することで、他の走行レン
ジからのシフトと非走行レンジからのシフトとを判別す
ることができ、レンジ切換えの時間経過のみで適正な切
換判断を行うことができる。
【0021】また、請求項3記載の構成では、シフト時
の変速機入力回転数が所定回転数以内のときは、シフト
前の状態でクラッチが係合していたと判断し、また、所
定の回転数以上のときは、シフト前の状態でクラッチが
解放していると判断することで、他の走行レンジからの
シフトと非走行レンジからのシフトとを判別することが
でき、変速機入力回転数の高低のみで適正な切換判断を
行うことができる。
【0022】また、請求項4記載の構成では、シフト時
の変速機入力回転数が所定回転数以内、又は非走行レン
ジでの保持時間が所定時間以内のときは、シフト前の状
態でクラッチが係合していたか、クラッチが解放してい
ないと判断し、また、変速機入力回転数が所定回転数以
上で、非走行レンジ保持時間が所定時間以上のときは、
シフト前の状態でクラッチが完全に解放して入力回転数
も安定していると判断することで、他の走行レンジから
のシフトと非走行レンジからのシフトとを判別すること
ができるので、切換判断を一層適正なものとすることが
できる。
【0023】また、請求項5記載の構成では、所定車速
以上で所定時間走行した場合、走行レンジでの十分な車
両走行によりエンジンのアイドルアップ運転が終了して
いると判断し、エンジンの温間時のアイドリングでの変
速機入力回転数によりクラッチ圧を設定する。一方、所
定回転数以内の場合は、アイドルアップ運転が終了して
いないと判断し、予め設定された変速機入力回転数に応
じてクラッチ圧を設定する。このようにして、アイドル
アップ運転終了時のガレージシフトショックを低減でき
る。
【0024】また、請求項6記載の構成では、予め設定
された変速機入力回転数は、前回の非走行レンジからの
シフト時の回転数に更新されているため、実際の回転数
に近似した変速機入力回転数によりクラッチ圧を設定で
きるので、アイドルアップ等でエンジン回転が高く、変
速機の入力トルクが大きな場合でも、ガレージシフトシ
ョックを低減できる。
【0025】また、請求項7記載の構成では、クラッチ
圧は、アキュムレータ背圧を制御することにより制御さ
れるので、変速機入力回転数の高低に応じたアキュムレ
ータ背圧の設定で、アキュムレータの作動ストロークを
大きく変化させずにクラッチ圧を入力トルクに応じて適
正に制御することができるため、コンパクトな油圧回路
構成でガレージシフトショックを低減できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿い、本発明の実施
形態を説明する。図1〜図6は本発明の第1実施形態を
示す。図2に示すように、自動変速機は、従来のものと
同様、入力要素を構成する入力軸15と、出力要素を構
成する出力ギヤ17に連なる変速機構11と、入力軸1
5と変速機構11との間で前進走行レンジであるDレン
ジ及び後進走行レンジであるRレンジへのシフトにより
係合して動力を伝達する油圧作動のクラッチC1,C2
とを備える。
【0027】図1に示すように、本発明の主題に係る制
御装置は、シフトされたレンジを検出するレンジ検出手
段(本形態において、自動変速機に既設のニュートラル
スタートスイッチ)71と、走行レンジ(Dレンジ又は
Rレンジ)へのシフト時に、該シフトが他の走行レンジ
(Rレンジ又はDレンジ)からのシフトか非走行レンジ
(Nレンジ又はPレンジ)からのシフトかを判断する切
換判断手段(同じく、変速制御コンピュータ(ECU)
70内のプログラム)と、変速機の入力回転数を検出す
る入力回転検出手段(同じく、クラッチC1回転セン
サ)72と、切換判断手段が他の走行レンジからのシフ
トと判断したときに、予め設定された変速機入力回転数
に応じてクラッチ圧を設定するクラッチ圧設定手段(同
じく、制御コンピュータ70内のプログラム)とを有す
る。なお、符号73は、アクセルオン・オフを判断する
スイッチを示す。
【0028】以下、これら各部について関連部分をも含
めて逐次説明する。図2は上記制御装置の制御対象たる
自動変速機の一例をスケルトンで示す。この自動変速機
は、FF(フロントエンジンフロントドライブ)車用の
横置きエンジン(E)と組み合わされるもので、ロック
アップクラッチL/Cを有するトルクコンバータ21、
前進4速後進1速の変速段を達成せしめる変速機構1
1、減速機構31及びディファレンシャル装置41を有
する。
【0029】変速機構11は、シングルプラネタリギヤ
12とデュアルプラネタリギヤ13を結合させたギヤユ
ニット14を有し、その両サンギヤS1,S2は一体化
されてサンギヤSを構成する。両サンギヤS1,S2に
噛合する各ピニオンP1,P1’は、それらのキャリア
CRを共通とし、デュアルプラネタリギヤ13のピニオ
ンP1’と大リングギヤR2に噛合するピニオンP2の
キャリアもキャリアCRと一体化されている。
【0030】トルクコンバータ21の出力部材から延び
る変速機構11の入力軸15は、一方でクラッチC1を
介して連結部材16に連結し、他方でクラッチC2を介
してサンギヤSに連結している。そして、連結部材16
とシングルプラネタリギヤ12の小リングギヤR1との
間にクラッチC3とワンウェイクラッチF0が並列に介
在し、連結部材16と大リングギヤR2との間にクラッ
チC0が介在している。
【0031】サンギヤSは、ブレーキB1により変速機
ケース10に係止可能とされ、大リングギヤR2とケー
ス10との間にはブレーキB2とワンウェイクラッチF
1が並列に介在している。キャリアCRは、変速機構1
1の略中央に位置する出力ギヤ17に連結している。
【0032】かく構成された変速機構は、動力伝達を遮
断したNレンジ及びPレンジにおいて、クラッチC3が
係合状態にあり、この状態からDレンジへシフト操作さ
れると、クラッチC1の係合で第1速、これに加えてブ
レーキB1の係合で第2速、更にクラッチC0の係合と
ブレーキB1の解放で第3速、ブレーキB1の係合とク
ラッチC3の解放で第4速を達成する。また、Rレンジ
へシフト操作されると、クラッチC2とブレーキB2の
係合で後進を達成する。
【0033】なお、減速機構31は、ケース10に回転
自在に支持されたカウンタシャフト32、それに固定さ
れた大ギヤ33及び小ギヤ34から構成され、大ギヤ3
3は出力ギヤ17に、小ギヤ34はディファレンシャル
装置41のデフキャリア40に固定されたリングギヤ4
2にそれぞれ常時噛合している。また、ディファレンシ
ャル装置41は、デフピニオン43とそれに噛合する左
右サイドピニオン44a,44bからなり、両サイドピ
ニオンはそれぞれ左右フロントアクスル45a,45b
に固定され、デフピニオン43はデフキャリア40に、
デフキャリア40はケース10にそれぞれ回転自在に支
持されている。
【0034】図1に戻って、クラッチC1及びクラッチ
C2の油圧サーボ51,52への油圧供給回路には、そ
れぞれアキュムレータ53,54が配設されており、両
アキュムレータ53,54は、蓄圧室532,542側
にリターンスプリングを有する小ストロークのピストン
シリンダで構成され、ピストン受圧面は、蓄圧室53
2,542側、背圧室531,541側共に同面積とさ
れている。
【0035】アキュムレータ制御弁55は、ライン圧P
L (図に実線で示す)のインポート551、アキュムレ
ータ背圧PB (図に点線で示す)のアウトポート552
及びドレーンポートEX並びにスロットル圧Pt h (図
に一点鎖線で示す)の信号ポート553を有するスリー
ブ550内に、スプール554とプランジャ555とを
摺動自在に嵌挿し、両者の間にスプリング556を介装
した3方切換弁形の調圧弁とされており、プランジャ5
55端面に印加されるスロットル圧Pt h によるプラン
ジャ555の変位でスプール554に対するバネ負荷を
調整して、スプール554端面に印加されるライン圧P
L との対向で、インポート551から供給されるライン
圧PL のドレーンポートEXからのドレーン量を変えて
アウトポート552から出力されるアキュムレータ背圧
B を調圧する。
【0036】スロットル弁56は、モデュレータ圧PM
(図に二点鎖線で示す)のインポート561、スロット
ル圧Pt h のアウトポート562及びドレーンポートE
Xを有するスリーブ560内に、リニアソレノイドと一
体化され、上記各ポートとほぼ整合する各ポートを有す
るスリーブ内にスプール563を摺動自在に組込んだ3
方切換弁形の調圧弁とされており、アウトポート562
から出力されるスロットル圧Pt h がスリーブ内の溝を
介してスプール563の段差部にフィードバックされて
おり、自動変速機(A/T)制御コンピュータ(EC
U)70から出力されるデューティ信号をリニアソレノ
イドに印加されてスロットル圧Pt h を調圧する。
【0037】周知のように、これら各弁は、オイルポン
プ57を油圧源とし、それをプライマリレギュレータバ
ルブ58でエンジン負荷に応じたライン圧PL に調圧さ
れた油圧の供給を受ける。このライン圧PL は、スロッ
トルモデュレータ弁59で減圧されてモデュレータ圧P
M としてスロットル弁56に供給され、スロットル圧P
t h の元圧とされるほか、アキュムレータ制御弁55に
供給されて、アキュムレータ背圧PB の元圧とされ、更
にマニュアルバルブ60に供給されて、Dレンジ圧及び
Rレンジ圧としてオリフィス533,543を介してア
キュムレータ53,54及び油圧サーボ51,52への
供給圧とされる。
【0038】このように構成された制御装置の動作をフ
ローチャートに基づいて説明する。図3は、制御の全体
概念を示し、この制御は、ステップS1のD、Rシフト
検出、すなわちニュートラルスタートスイッチ71の検
出信号に基づく制御コンピュータ70によるD、Rシフ
トの検出で開始され、ステップS2のスロットル圧デー
タ設定処理が制御コンピュータ70で行われ、設定値に
応じて制御コンピュータ70が出力するデューティ信号
の印加によりスロットル弁(SLT)56からスロット
ル圧Pt h を出力させるステップS3の処理で終了す
る。すなわち、本形態では、クラッチ圧をスロットル圧
t h で設定している。
【0039】図4は上記スロットル圧データ設定処理の
詳細を示しており、先ず、ステップS20では、変速機
入力回転数検出としてのクラッチC1回転数の検出処理
が行われる。次に、ステップS21及びステップS22
で、ステップS1で検出されたシフトがDレンジ又はR
レンジからのシフトか、Nレンジ又はPレンジからのシ
フトかの切換判断が行われる。先ずステップS21で
は、クラッチC1回転数が所定回転数以上か未満かの判
断が成される。ここに、所定回転数とは、クラッチC1
の最低アイドル回転数(例えば500rpm)とされ
る。そして、この判断がノー(N)となった場合は、次
のステップS22の判断を待たずに、D→Rシフト又は
R→Dシフトと判断して、ステップS24のアイドルス
イッチオン(ON)判定に進む。
【0040】これに対して、ステップS21での判定が
イエス(Y)の場合、ステップS22で、NPタイマが
所定時間を経過しているか否かによるもう1つの切換判
断が成される。ここに、NPタイマとは、アイドルスイ
ッチオン(ON)のときのNレンジ又はPレンジでの保
持時間を表し、これと比較される所定時間とは、クラッ
チC1が解放されるまでの時間及びアイドルアップによ
るアイドル回転数が安定するまでの時間(例えば1.0
sec)とされる。そして、この判断がイエス(Y)の
場合に次のステップに進み、ノー(N)の場合は、D→
Rシフト又はR→Dシフトと判定して、次のステップを
パスしてステップ24に進む。
【0041】ステップS23では、クラッチC1回転数
の値NC 1 の更新が行われる。ここに、回転数値NC 1
は、初期設定値として、エンジンの低温時の回転数(例
えば1500rpm)を設定している。そして、回転数
値NC 1 の更新は、ステップS21及びS22での判断
がいずれもイエス(Y)のとき、すなわちクラッチ解放
状態と判断されるときのクラッチC1回転数を記憶する
ことで行われる。
【0042】次のステップS24では、アイドルスイッ
チ(ON)が否かの判断が成され、アイドルスイッチO
Nがノー(N)のアクセルオンのときは、ステップS2
8によりスロットル開度に応じたスロットル圧を設定す
る。アイドルスイッチONがイエス(Y)のときは次の
ステップS25へ進む。
【0043】次のステップS25では、車両の走行によ
りエンジン水温が上昇し、暖機運転が終了しているか否
かを判断するための、車速V以上で所定時間経過の判断
が成される。かくして、この判断がノー(N)となった
場合、ステップS26によるクラッチC1回転数NC 1
に応じたスロットル圧の設定がなされる。なお、この場
合のクラッチC1回転数NC 1 に対するスロットル圧の
設定は、回転数に比例する設定としてもよいが、段階分
けして制御の簡略化を図ってもよく、その場合、例え
ば、850rpm未満を第1段階、それ以上1100r
pm未満を第2段階、1100rpm以上を第3段階と
することができる。
【0044】ステップS25の判断がイエス(Y)とな
って、暖機運転完了と判断された場合は、ステップS2
7により、エンジンの暖まった温間時でのクラッチC1
回転数NC 1 t に応じたスロットル圧設定が成される。
【0045】上記の制御形態を場合分けして整理すると
以下のようになる。すなわち、この制御は、エンジンが
アイドル状態でのD、Rシフト検出を作動の条件として
開始される。そして、制御内容としては、 (1)D、Rシフト時のクラッチC1回転数NC 1 が所
定の回転数(例えば500rpm)以上の場合、通常の
N→Dシフト又はN(P)→Rシフトとして、図5のタ
イムチャートの(1)に示すように、 (a)N(P)レンジ保持時間T1 が所定時間(例えば
1.0sec)以上の場合には、D、Rシフト時のクラ
ッチC1回転数Naに対応したスロットル圧Paを所定
時間T2 (例えば3.0sec)出力する。 (b)N(P)レンジ保持時間T1 が上記所定時間より
短い場合には、前回のD、Rシフト時のクラッチC1回
転数NC 1 に対応したスロットル圧を所定時間T2 出力
する。 (2)D、Rシフト時のクラッチC1回転数NC 1 が上
記所定の回転数より低い場合、R→Dシフト又はD→R
シフトとして、図5のタイムチャートの(2)に示すよ
うに、 (a)前回のD、Rシフトから車速V≠0の累積時間が
所定時間(例えば10min)より短い場合は、通常の
D→Rシフト又はR→Dシフトとして、前回のD、Rシ
フト時のクラッチC1回転数NC 1 に対応したスロット
ル圧を所定時間T2 出力する。 (b)前回のD、Rシフトから車速V≠0の累積時間が
所定時間以上の場合は、エンジンのアイドルアップ運転
が終了しているものと判断し、(例えば、Na≦850
rpm)スロットル圧Paを所定時間T2 出力する。
【0046】こうして設定されたスロットル圧が、前記
ステップS3により出力されると、この形態において、
具体的には、図1に示すように、その出力は、自動変速
機(A/T)制御コンピュータ(ECU)70の出力と
して、スロットル弁56のリニアソレノイドにデューテ
ィ信号として印加され、ライン圧PL をスロットルモジ
ュレータ弁59で減圧したモジュレータ圧PM を元圧と
する調圧されたスロットル圧Pt h がスロットル弁56
からプライマリレギュレータ弁58とアキュムレータ制
御弁55に信号圧として印加される。この結果、プライ
マリレギュレータ弁58では、スロットル圧Pt h に応
じたライン圧PL の調圧が行われ、アキュムレータ制御
弁55では、そのように調圧されたライン圧PL を元圧
として減圧したアキュムレータ背圧PB の調圧が行わ
れ、ライン圧PL はマニュアルバルブ60経由で、その
切換え位置に応じてDレンジ圧として、アキュムレータ
53を経てクラッチC1の油圧サーボへ供給され、ある
いはRレンジ圧として、アキュムレータ54を経てクラ
ッチC2の油圧サーボへ供給され、アキュムレータ背圧
B は、それぞれのアキュムレータ53,54の背圧室
531,541に供給される。
【0047】上記のスロットル圧制御時のクラッチ係合
圧と変速機入力トルクの変化が図6に実線と点線の比較
で示されている。図の変速機入力トルクの変化から、ク
ラッチC1回転の高低にかかわらず略一定の時期、すな
わち、アキュムレータ53,54のピストンストローク
に対してほぼ一定位置でクラッチ係合が成されることが
分かる。
【0048】かくして、上記第1実施形態の制御装置に
よれば、N→D、N→RシフトとD→R、R→Dシフト
とを判別し、シフト前の状態でクラッチC1,C2が完
全に解放して入力回転数も安定している状態では、検出
される変速機入力回転数に基づくスロットル圧の設定で
クラッチC1,C2の係合を制御し、シフト前の状態で
クラッチC1,C2が完全に解放していない過渡状態で
は、予め設定された変速機入力回転数でスロットル圧を
設定してクラッチC1,C2の係合を制御することで、
常に適正なクラッチ係合によりガレージシフトショック
を低減することができる。
【0049】更に、エンジンEのアイドルアップ運転中
の状況を変速機入力回転数で判断してスロットル圧を設
定しているので、クラッチ係合時のイナーシャにも対応
した細かなスロットル圧の設定が可能となり、アイドル
アップ時のガレージシフトショックの更なる低減が可能
となる。また、従来のエンジン水温のオン・オフ信号に
よるエンジンの暖機運転のアイドルアップへの対応より
細かなスロットル圧の設定が可能となる。
【0050】また、予め設定された変速機入力回転数
は、前回のN→D、N→Rシフト時の回転数に逐次更新
されるため、D→R、R→Dシフト時も常に実際の回転
数に近似した変速機入力回転数によりスロットル圧を設
定することができる。
【0051】また、クラッチ圧は、アキュムレータ背圧
を制御することにより制御されるので、変速機入力回転
数の高低に応じたアキュムレータ背圧の設定で、アキュ
ムレータ53,54の作動ストロークを大きく変化させ
ずにクラッチ圧を入力トルクに応じて適正に制御するこ
とができるため、コンパクトな油圧回路構成でガレージ
シフトショックを低減した制御を行うことができる。
【0052】なお、上記実施形態では、制御のための切
換判断の正確さを期すため、ステップS21及びステッ
プS22の両切換判断に基づきステップS23による解
放時のクラッチC1回転数更新の処理を行っているが、
制御の簡略化が要求される場合には、これら何れか一方
の切換判断によるクラッチC1回転数更新処理とし、そ
の後の制御もより簡略化したものとすることもできる。
【0053】こうした制御を行う場合のフローを図7及
び図8に示す。図7に示す第2実施形態の制御では、ス
テップS21の切換判断に基づきステップS23による
クラッチC1回転数更新の処理が行われ、その結果のク
ラッチC1回転数NC 1 に応じたスロットル圧設定がス
テップS26で行われる制御となる。したがって、この
簡略化された形態では、前記第1実施形態のステップS
25の暖機状態の確認処理も省略されている。
【0054】この構成では、シフト時の変速機入力回転
数が所定回転数以内のときは、シフト前の状態でクラッ
チC1,C2が係合していたと判断し、また、所定の回
転数以上のときは、シフト前の状態でクラッチC1,C
2が解放していると判断することで、D→R、R→Dシ
フトとN→D、N→Rシフトとを判別することができ、
変速機入力回転数の高低のみで適正な切換判断を行うこ
とができる。
【0055】一方、図8に示す第3実施形態の制御で
は、ステップS22の切換判断に基づきステップS23
によるクラッチC1回転数更新の処理が行われ、その結
果のクラッチC1回転数NC 1 に応じたスロットル圧設
定がステップS26で行われる制御となる。したがっ
て、この形態でも、前記第1実施形態のステップS25
による暖機状態の確認処理は省略されている。
【0056】この構成では、Nレンジでの保持時間が所
定時間以内のときは、シフト時の状態でクラッチC1,
C2が完全に解放していないと判断し、また、所定時間
以上のときは、シフト時の状態でクラッチC1,C2が
完全に解放していると判断することで、D→R、R→D
シフトとN→D、N→Rシフトとを判別することがで
き、レンジ切換えの時間経過のみで適正な切換判断を行
うことができる。
【0057】以上、本発明をFF車用の4速自動変速機
の制御に適用した実施形態に基づき詳説したが、本発明
の適用対象はこれに限るものではなく、また、クラッチ
圧の設定についても、例示した各実施形態の場合、従来
の自動変速機に既設のスロットル弁を用いることを前提
として、スロットル圧の設定により間接的にクラッチ圧
を設定しているが、クラッチ圧の調圧に専用の弁を用い
るのであれば、クラッチ圧を直接設定する構成も採りう
ることは明らかであり、要するに本発明は、各部の具体
的構成については上記実施形態のものに限らず、特許請
求の範囲に個々に記載の事項の範囲内で種々変更するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る制御装置を油圧回
路と模式化したブロックで示す概念図である。
【図2】上記制御装置により制御される自動変速機のス
ケルトン図である。
【図3】上記制御装置による制御を概念的に示すフロー
チャートである。
【図4】上記制御中におけるスロットル圧データ処理を
示すフローチャートである。
【図5】上記制御による変速機入力回転数とスロットル
圧の変化を示すタイムチャートである。
【図6】第1実施形態におけるクラッチ圧と変速機入力
トルクの時間変化を示す特性図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る制御装置のスロッ
トル圧データ処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3実施形態に係る制御装置のスロッ
トル圧データ処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 変速機構 15 入力軸(入力要素) 17 出力ギヤ(出力要素) 51,52 油圧サーボ 53,54 アキュムレータ 55 アキュムレータ制御弁 56 スロットル弁 70 自動変速機制御コンピュータ(切換判断手段、ク
ラッチ圧設定手段) 71 ニュートラルスタートスイッチ(レンジ検出手
段) 72 入力回転センサ(入力回転検出手段) 531,541 背圧室

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力要素と、出力要素に連なる変速機構
    と、前記入力要素と変速機構との間で前進及び後進走行
    レンジへのシフトにより係合して動力を伝達する油圧作
    動のクラッチとを備える自動変速機の制御装置におい
    て、 前記制御装置は、 シフトされたレンジを検出するレンジ検出手段と、 走行レンジへのシフト時に、該シフトが他の走行レンジ
    からのシフトか非走行レンジからのシフトかを判断する
    切換判断手段と、 変速機の入力回転数を検出する入力回転検出手段と、 前記切換判断手段が、他の走行レンジからのシフトと判
    断したときに、予め設定された変速機入力回転数に応じ
    てクラッチ圧を設定するクラッチ圧設定手段とを有する
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記切換判断手段は、走行レンジへのシ
    フトに至る非走行レンジでの保持時間が所定時間以内の
    ときは、他の走行レンジからのシフトと判断し、前記保
    持時間が所定時間以上のときには、非走行レンジからの
    シフトと判断する請求項1記載の自動変速機の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記切換判断手段は、走行レンジへのシ
    フト時の変速機入力回転数が所定回転数以内のときは、
    他の走行レンジからのシフトと判断し、所定回転数以上
    のときには、非走行レンジからのシフトと判断する請求
    項1記載の自動変速機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記切換判断手段は、走行レンジへのシ
    フト時の変速機入力回転数が所定回転数以内のとき、又
    は走行レンジへのシフトに至る非走行レンジでの保持時
    間が所定時間以内のときは、他の走行レンジからのシフ
    トと判断し、走行レンジへのシフト時の変速機入力回転
    数が所定回転数以上で、走行レンジへのシフトに至る非
    走行レンジでの保持時間が所定時間以上のときには、非
    走行レンジからのシフトと判断する請求項1記載の自動
    変速機の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記クラッチ圧設定手段は、所定車速以
    上で所定時間以上走行したときは、通常のアイドリング
    での変速機入力回転数に応じてクラッチ圧を設定し、所
    定時間以内の場合は、予め設定された変速機入力回転数
    に応じてクラッチ圧を設定する請求項1〜4のいずれか
    1項記載の自動変速機の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記予め設定された変速機入力回転数
    は、非走行レンジからのシフト時に検出した変速機入力
    回転数が随時更新されて記憶される請求項1〜5のいず
    れか1項記載の自動変速機の制御装置。
  7. 【請求項7】 油圧サーボと、 該油圧サーボに連結され、背圧室を有し、該背圧室に供
    給される背圧に応じて前記油圧サーボへの供給油圧を制
    御するアキュムレータと、 前記背圧室に供給するアキュムレータ背圧を制御するア
    キュムレータ制御弁とを有し、 前記クラッチ圧は、前記アキュムレータ制御弁によりア
    キュムレータ背圧を制御することにより制御され、変速
    機入力回転数が高いときに該アキュムレータ背圧を高く
    設定する請求項1〜6のいずれか1項記載の自動変速機
    の制御装置。
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