JPH09289708A - 移動体運行システムの通信方法 - Google Patents

移動体運行システムの通信方法

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JPH09289708A
JPH09289708A JP8098398A JP9839896A JPH09289708A JP H09289708 A JPH09289708 A JP H09289708A JP 8098398 A JP8098398 A JP 8098398A JP 9839896 A JP9839896 A JP 9839896A JP H09289708 A JPH09289708 A JP H09289708A
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JP
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trolley wire
guide rail
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communication signal
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JP8098398A
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Masami Takasabu
正己 高三
Taiji Oodate
泰治 大立
Mitsuhiro Mabuchi
光浩 馬渕
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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    • Y02T90/16Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】通信線の配線作業及摩耗等による交換作業を不
要にすることができる移動体運行システムの通信方法を
提供すること。 【解決手段】搬送台車4A〜4Cは集電子13A〜13
Cを介して該トロリー線11A〜11Cからの電力を受
けて案内レール3上を走行する。案内レール3と離間し
た位置には搬送台車4A〜4Cとの間で通信を行う運行
制御装置6が設置されている。運行制御装置6は地上側
送信アンテナ22を介してトロリー線11Bに流れる電
力の波形に通信信号を重畳させる。その運行制御装置6
からの通信信号を重畳した信号は、搬送台車の受信アン
テナ15にて受信される。一方、搬送台車4A〜4C
は、送信アンテナ17を介してトロリー線11Bに流れ
る電力の波形に通信信号を重畳させる。その搬送台車4
A〜4Cからの通信信号を重畳した信号は、地上側受信
アンテナ23にて受信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、案内レールに沿っ
て敷設された給電線に集電子を接触させて該集電子を介
して電力を給電し、その給電した電力にて走行用モータ
を駆動させて該案内レールに沿って移動体を走行させる
移動体運行システムに係り、詳しくは該移動体と地上局
との間で行われる移動体運行システムの通信方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、天井に案内レールを架設し、その
案内レールに沿って複数台又は一台の移動体を走行させ
る移動体運行システムが提案されている。この移動体に
荷を搬送させることによって例えば工場内、倉庫内の物
流の効率化が図られている。一般に、移動体の走行に
は、走行モータが使用されている。そして、この走行モ
ータの駆動電力は、案内レールの側面に敷設した200
ボルト(又は、100ボルト)、60ヘルツ(又は50
ヘルツ)の3相交流が流れる給電線(電力用トロリー
線)を介して給電する。詳しくは、移動体側に設けた集
電子を給電線に接触させて電力を給電する。給電した交
流電源は、整流回路にて整流され、インバータを介して
交流変換されて走行用の誘導モータに供給される。ま
た、走行用の誘導モータを駆動制御するための移動体に
設けられた制御装置の駆動電源についても、前記集電子
を介して給電した交流電源を直流変換して生成してい
る。
【0003】ところで、案内レールに沿って走行する移
動体の運行制御は、地上に設置された運行制御装置(い
わゆる地上局)からの指令信号に基づいて行われる。即
ち、地上局と移動体は通信器を備え、地上局と移動体と
の間で運行に必要な通信を行っている。この通信方法
は、有線方式であって前記給電線と平行に案内レールに
通信線(通信用トロリー線)を敷設し、その通信線の一
端を地上局に接続する。一方、移動体は、同移動体側に
設けた集電子を通信線に接触させる。そして、移動体
は、走行しながら地上局との間で通信を行い、同地上局
により運行制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記通
信方法では、案内レールの側面に通信線を配設しなけれ
ばならない。従って、通信線の配線作業は労力及時間を
要していた。しかも、通信線に対して集電子を接触させ
るため、通信線及び集電子は摩耗する。その結果、通信
不良が頻発し、交換作業を定期的に行わなければならな
い。又、案内レールは、通信線を敷設された分だけ大型
化する。さらに、通信線を配線する分その構造が複雑な
形状になりその成形が非常に面倒であった。
【0005】本発明の目的は、通信線の配線作業及摩耗
等による交換作業をなくし、しかも、案内レールを小型
化できるとともにその構造を簡略化し成形をより容易に
することができる移動体運行システムの通信方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、案内
レールに沿って配線されたトロリー線に集電子を摺接さ
せて該トロリー線からの電力を受けて案内レール上を走
行する移動体と、案内レールと離間した位置に設けられ
前記移動体との間で通信を行い該移動体の運行を制御す
る運行制御装置とを備えた移動体運行システムにおい
て、案内レールに配線されたトロリー線に流れる電力波
形に通信信号を重畳させ、前記移動体と運行制御装置と
の間の通信を行わせるようにした移動体運行システムの
通信方法をその要旨とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記案内レールに沿って走行する移動体に、前記ト
ロリー線に対して離間する位置に受信アンテナ及び送信
アンテナを備え、前記受信アンテナを介して前記トロリ
ー線に流れる電力波形に重畳している運行制御装置から
の通信信号を受信するとともに、前記送信アンテナを介
して前記移動体からの通信信号を前記トロリー線に流れ
る電力波形に重畳させる移動体運行システムの通信方法
をその要旨とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記トロリー線が60又は50ヘルツの商用
3相交流電源に対応した3相配線であって、少なくとも
そのうち1相のトロリー線に流れる電力波形に200〜
300メガヘルツの前記通信信号が重畳される移動体運
行システムの通信方法をその要旨とする。
【0009】(作用)請求項1の発明によれば、トロリ
ー線に流れる電力波形を搬送波として通信信号を重畳さ
せると、その重畳された通信信号は、案内レールに配線
されたトロリー線を伝搬する。そして、この重畳された
通信信号を抽出することにより移動体と運行制御装置と
の間の通信が可能となる。その結果、通信のための通信
用トロリー線は不要となる。
【0010】請求項2の発明によれば、受信アンテナ及
び送信アンテナはトロリー線に対して非接触である。そ
の結果、トロリー線及びアンテナの磨耗はない。請求項
3の発明によれば、重畳する通信信号が200〜300
メガヘルツであるのに対して搬送波となる交流電源の周
波数は60又は50ヘルツと低い周波数であるため、搬
送波に通信信号を重畳したり、搬送波から通信信号を抽
出することは比較的容易に行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を搬送台車が天井に
架設された案内レール上を走行する無人搬送システムに
具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。図4
は、この搬送システムのレイアウトを示す。搬送システ
ム1の走行経路2は、天井2aに架設された案内レール
3(図1参照)により、閉ループ状に形成され、該案内
レール3上を複数台の移動体としての搬送台車4A〜4
Cが周回走行する。案内レール3に沿って複数のステー
ション5A〜5Cが設置されている。各ステーション5
A〜5Cには、図示しないコンベアが設けられ搬送台車
4A〜4Cは、各ステーション5A〜5Cにて荷の受け
渡しを行うようになっている。この各搬送台車4A〜4
Cの走行及び荷受け渡し制御は、図1に示すように地上
に設置した運行制御装置6によって一括制御されてい
る。
【0012】搬送台車4A〜4Cは、案内レール3上を
転動する駆動輪7及び従動輪8と案内レール3のフラン
ジ部側面を挟持するガイド輪9とを備え、懸垂状態で案
内レール3に支持されている。搬送台車4A〜4Cに
は、3相誘導モータよりなる走行用モータ10が搭載さ
れ、該走行用モータ10の駆動により駆動輪7が駆動さ
れて搬送台車4A〜4Cは案内レール3を走行する。案
内レール3の側面には、3本のトロリー線11A〜11
Cが配線されている。この3本のトロリー線11A〜1
1Cには、地上に設置した電源装置12から200ボル
ト、60ヘルツ(又は50ヘルツ)の3相交流電源が供
給されている。
【0013】搬送台車4A〜4Cには、前記トロリー線
11A〜11Cに摺接し、該トロリー線11A〜11C
から電力を給電する集電子13A〜13Cがブラケット
14を介して支持されている。集電子13A〜13Cを
介して給電される3相交流電源は、整流回路にて整流さ
れた後、DC・DCコンバータにて電圧変換され、イン
バータ32(図7参照)にて交流に変換して前記走行用
モータ10の駆動電源として供給される。
【0014】前記集電子13A〜13Cの一側には、図
3に示すように、前記トロリー線11Bと相対向する位
置に受信アンテナ15がブラケット16を介して支持さ
れている。又、送信アンテナ(図5参照)17が、受信
アンテナ15と併設するようにブラケットを介して支持
されている。従って、送信アンテナ17も受信アンテナ
15と同様に前記トロリー線11Bと相対向するように
配置される。
【0015】各搬送台車4A〜4Cは、この受信アンテ
ナ15を介して前記地上側に設置された運行制御装置6
からの運行を指示する信号を受信するようになってい
る。又、各搬送台車4A〜4Cは、送信アンテナ17か
ら自身の運行状況を示す信号を前記運行制御装置6に送
信するようになっている。
【0016】次に、上記のように構成した無人搬送シス
テムにおける運行制御装置6と各搬送台車4A〜4Cと
の間で行われる通信について説明する。図5において、
運行制御装置6は、各搬送台車4A〜4Cの走行及び荷
受け渡しのための制御指令を作成し、それを指令信号と
して出力する。指令信号は、運行制御装置6に備えたモ
デム(以下、地上側モデムという)21に出力される。
地上側モデム21は、デジタルの指令信号を200〜3
00メガヘルツのアナログ信号に変換し通信信号SGと
して地上側送信アンテナ22に出力する。又、モデム2
1には地上側受信アンテナ23が接続され、搬送台車4
A〜4Cからの通信信号SGを受信するようになってい
る。
【0017】地上側送信及び受信アンテナ22,23
は、コイル状のアンテナであって、前記電源装置12か
ら前記トロリー線11A〜11Cにそれぞれ接続された
電源線24A〜24Cに絶縁部材を介してそれぞれ巻回
されている。従って、地上側モデム21から通信信号S
Gが地上側送信アンテナ22に出力されると、電源線2
4A〜24Cに流れる60ヘルツの電力の波形PSに2
00〜300メガヘルツの通信信号SGが重畳されるこ
とになる。図6は、その重畳を説明するための説明図で
ある。そして、通信信号SGが重畳された電力波形PS
mix は、前記トロリー線11A〜11Cに伝搬される。
【0018】前記トロリー線11Bに相対向して配置さ
れた搬送台車4A〜4Cの受信アンテナ15は、その通
信信号SGが重畳された電力波形PSmix と相対した誘
導起電力を発生する。この微弱な誘導起電力は、搬送台
車4A〜4Cに設けたモデム30に出力されるようにな
っている。モデム30は、通信信号SGが重畳された誘
導起電力から、通信信号SGを取り出し、その取り出し
た通信信号SGをデジタル信号に変換して運行制御装置
6からの指令信号として運行コントローラ31に出力す
る。運行コントローラ31は、モデム30からの指令信
号に基づいて該指令信号が自身のための指令信号かを判
断し、自身の指令信号の場合にはその指令信号に基づい
て例えば走行用モータ10を駆動制御する。即ち、運行
コントローラ31は、走行用モータ10を制御する場合
にはモータ駆動回路を構成するインバータ32に制御信
号を出力して該モータ10の回転を制御する。
【0019】又、各搬送台車4A〜4cに搭載された運
行コントローラ31は、それぞれ自身の搬送台車4A〜
4Cの運行状況を示す信号を前記モデム30に出力す
る。モデム30は、該信号をデジタル信号から200〜
300メガヘルツのアナログ信号に変換し通信信号SG
として前記送信アンテナ17に出力する。従って、モデ
ム30から通信信号SGが送信アンテナ17に出力され
ると、トロリー線11Bに流れる60ヘルツの電力の波
形PSに200〜300メガヘルツの該通信信号SGが
重畳されることになる。そして、前記と同様に通信信号
SGが重畳された電力波形PSmix は、前記電源線24
Bに伝搬される。
【0020】前記電源線24A〜24Cに巻回された地
上側受信アンテナ23は、その通信信号SGが重畳され
た電源線24Bの電力波形PSmix と相対した誘導起電
力を発生する。この微弱な誘導起電力は、地上側モデム
21に出力されるようになっている。地上側モデム21
は、通信信号SGが重畳された誘導起電力から、通信信
号SGを取り出し、その取り出した通信信号SGをデジ
タル信号に変換して搬送台車4A〜4Cからの信号とし
て運行制御装置6に出力する。運行制御装置6は、搬送
台車4A〜4Cからの信号に基づいて各搬送台車4A〜
4Cの運行状況を把握し新たな該指令信号を作成し各搬
送台車4A〜4Cに出力する。
【0021】次に、上記のように構成した無人搬送シス
テムの特徴を以下に述べる。 (1)本実施の形態では、案内レール3上を走行する搬
送台車4A〜4Cと、各搬送台車4A〜4Cを運行制御
する運行制御装置6との間の通信について、トロリー線
11Bに流れる電力の波形PSを搬送波として利用し通
信信号SGをその電力の波形PSに重畳させた。そし
て、通信信号SGを重畳した電力の波形PSmix を受信
アンテナ14,23で受信し、モデム21,30にて通
信信号SGを抽出し、デジタル信号に変換してそれぞれ
運行コントローラ31及び運行制御装置6に出力するよ
うにした。従って、通信のための通信線は不要となり、
案内レール3の側面に通信専用の通信用トロリー線を配
設する作業はなくなる。
【0022】(2)搬送台車4A〜4Cに設けた受信及
び送信アンテナ15,17は、トロリー線11Bに非接
触であるため、通信のためにトロリー線11Bが摩耗す
ることはない。その結果、磨耗による交換作業は、低減
される。
【0023】(3)又、通信用トロリー線が不要になる
ことから、その通信用トロリー線がなくなった分だけ、
案内レール3及び搬送台車4A〜4Cは小型化すること
ができるとともに構造が簡単になる。
【0024】(4)通信信号SGは、走行用モータ10
の駆動源となる3相交流の電力に重畳させたので、搬送
台車4A〜4Cが走行経路のどの位置に走行していて
も、搬送台車4A〜4Cと運行制御装置6との間の通信
が確実に行われる。
【0025】(5)200〜300メガヘルツの通信信
号SGを重畳する搬送波は、200〜300メガヘルツ
に対して60ヘルツ(又は50ヘルツ)の3相交流であ
って周波数が低いため、搬送波に通信信号SGを重畳し
たり、搬送波から通信信号SGを抽出することは比較的
容易に行われる。
【0026】尚、本発明は、前記実施の形態に限定され
るものではなく、以下の態様で実施してもよい。 (1)前記実施の形態では、天井2aに架設した案内レ
ール3上を走行する無人搬送システムに具体化したが、
地上に配設した案内レール上を走行する無人搬送システ
ムや自動倉庫システムに具体化してもよい。
【0027】(2)搬送台車の数を適宜変更して実施し
てもよい。 (3)前記実施の形態では、地上側送信及び受信アンテ
ナ22,23を3本の電源線24A〜24Cを1つに束
ねるように巻回した。これを搬送台車の受信及び送信ア
ンテナ15,17が相対向するトロリー線11Bに電力
を供給する電源線24Bに対してのみ地上側送信及び受
信アンテナ22,23を巻回してもよい。
【0028】(4)前記実施の形態では、トロリー線1
1Bとそのトロリー線11Bに接続された電源線24B
に通信信号SGを重畳したが、これを運行制御装置6か
らの通信信号SGと、搬送台車4A〜4Cからの通信信
号SGとをそれぞれ相違するトロリー線に流れる電力の
波形に重畳させるようにしてもよい。
【0029】(5)前記実施の形態では、各アンテナ1
5,17,22,23の形状は、コイル状であったが、
これに限定されるものではなく、取付スペース等に合わ
せて棒状、板状のものに変更して実施してもよい。
【0030】(6)前記実施の形態では、受信アンテナ
15と送信アンテナ17をそれぞれ別々に設けたが、い
ずれか一方を受信及び送信アンテナとして共用するよう
にしてもよい。また、地上側においても同様に、送信ア
ンテナ22と受信アンテナ23をそれぞれ別々に設けた
が、いずれか一方を受信及び送信アンテナとして共用す
るようにしてもよい。
【0031】(7)前記実施の形態では、搬送台車4A
〜4Cへの給電方式を3相交流電源に対応した3相配線
(3相3線)としたが、これに限定されるものではな
く、グランド線を含む3相4線や、単相2線、単相3
線、DC等の方式を用いて実施してもよい。
【0032】次に、前記実施の形態から把握できる請求
項以外の技術的思想について、それらの効果とともに以
下に記載する。 (1)案内レールに沿って配線されたトロリー線に集電
子を摺接させて該トロリー線からの電力を受けて案内レ
ール上を走行する移動体と、案内レールと離間した位置
に設けられ前記移動体との間で通信を行い該移動体の運
行を制御する運行制御装置とを備えた移動体運行システ
ムにおいて、前記運行制御装置に設けられその運行制御
装置からのデジタル指令信号をアナログの通信信号に変
換する地上側モデムと、地上側モデムからの通信信号を
トロリー線の電力波形に重畳させる地上側送信アンテナ
と、前記移動体に設けられ前記トロリー線に相対向する
ように配置され運行制御装置からの通信信号を重畳した
電力波形を受信する受信アンテナと、前記受信アンテナ
が受信した電力波形から前記通信信号を抽出しデジタル
指令信号に変換する移動体側モデムと、前記移動体側モ
デムからの指令信号に基づいて走行用モータを駆動制御
する運行コントローラとからなる移動体運行システム。
従って、運行制御装置から移動体に送信する指令信号
は、通信用トロリー線を使用することなく送信すること
ができる。その結果、通信線の配線作業はなくなる。
【0033】(2)前記(1)の移動体運行システムに
おいて、前記移動体には前記移動体側モデムにて前記運
行コントローラからの移動体の運行状況を示す信号から
変換された通信信号をトロリー線の電力波形に重畳させ
る送信アンテナを備え、前記運行制御装置には、前記移
動体からの通信信号を重畳した電力波形を受信し、前記
地上側モデムにて運行状況を示す信号を抽出させる地上
側受信アンテナを備えた移動体運行システム。従って、
前記(1)の移動体運行システムの効果に加えて、移動
体から運行制御装置に送信する運行状況を示す信号は、
通信用トロリー線を使用することなく送信することがで
きる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、通信のための
通信用トロリー線を不要にすることができる。
【0035】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に加えて、電力用トロリー線及びアンテナの磨耗を防止
することができる。請求項3の発明によれば、電力の波
形に通信信号を重畳したり、電力の波形から通信信号を
抽出することが比較的容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 搬送台車の配設状態を示す側面図。
【図2】 集電子とトロリー線を説明する搬送台車の正
面図。
【図3】 受信アンテナとトロリー線を説明する搬送台
車の正面図。
【図4】 無人搬送システムのレイアウトを説明する説
明図。
【図5】 トロリー線と電源線との関係を示す説明図
【図6】 電力の波形と通信信号との重畳を説明する説
明図。
【図7】 搬送台車と運行制御装置との間の通信方法を
説明するブロツク回路図。
【符号の説明】
3…案内レール、4A〜4C…搬送台車、6…運行制御
装置、10…走行用モータ、11A〜11C…トロリー
線、12…電源装置、13A〜13C…集電子、15…
受信アンテナ、17…送信アンテナ、21…モデム、2
2…地上側送信アンテナ、23…地上側受信アンテナ、
30…モデム、31…運行コントローラ、32…インバ
ータ、SG…通信信号、PS…波形、PSmix …波形。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内レールに沿って配線されたトロリー
    線に集電子を摺接させて該トロリー線からの電力を受け
    て案内レール上を走行する移動体と、案内レールと離間
    した位置に設けられ前記移動体との間で通信を行い該移
    動体の運行を制御する運行制御装置とを備えた移動体運
    行システムにおいて、 前記案内レールに配線されたトロリー線に流れる電力波
    形に通信信号を重畳させ、前記移動体と運行制御装置と
    の間の通信を行わせるようにした移動体運行システムの
    通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動体運行システムの
    通信方法において、 前記案内レールに沿って走行する移動体に、前記トロリ
    ー線に対して離間する位置に受信アンテナ及び送信アン
    テナを備え、前記受信アンテナを介して前記トロリー線
    に流れる電力波形に重畳している運行制御装置からの通
    信信号を受信するとともに、前記送信アンテナを介して
    前記移動体からの通信信号を前記トロリー線に流れる電
    力波形に重畳させる移動体運行システムの通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の移動体運行シス
    テムの通信方法において、 前記トロリー線は60又は50ヘルツの商用3相交流電
    源に対応した3相配線であって、少なくとそのうち1相
    のトロリー線に流れる電力波形に200〜300メガヘ
    ルツの前記通信信号が重畳される移動体運行システムの
    通信方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114126988A (zh) * 2019-06-20 2022-03-01 村田机械株式会社 搬送车

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CN114126988A (zh) * 2019-06-20 2022-03-01 村田机械株式会社 搬送车
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