JPH09289548A - メール内容確認装置 - Google Patents

メール内容確認装置

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JPH09289548A
JPH09289548A JP10210596A JP10210596A JPH09289548A JP H09289548 A JPH09289548 A JP H09289548A JP 10210596 A JP10210596 A JP 10210596A JP 10210596 A JP10210596 A JP 10210596A JP H09289548 A JPH09289548 A JP H09289548A
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Atsushi Yaginuma
淳 柳沼
Toshiaki Koyama
俊明 小山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のメールサーバに任意の電話機からアク
セスできる装置を提供する。 【解決手段】 本装置10は、利用者毎に、メールサー
バ40で当該利用者にアサインされているメールアドレ
スとパスワードに対応づけて、電話機から入力可能な数
字等の組合せからなるセカンドダイアルとセカンドパス
ワードを登録した変換テーブル17を具備する。利用者
は電話機30から本装置10を発呼し、該電話機を用い
てセカンドダイアル、セカンドパスワードを入力する。
本装置10は、該入力されたセカンドダイアルとセカン
ドパスワードに対応するメールアドレスとパスワードを
変換テーブル17から獲得して、サーバ40にログイン
し、該当メールボックスに着信しているメールを入手
し、音声に変換・再生して電話機30へ送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールのリモ
ートアクセスに係り、電子メールシステムのサーバに届
いている電子メールの内容を、利用者が任意の電話機か
ら音声として聞くことを支援するメール内容確認装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子メールサーバのメールボック
スに着信したメールの内容確認は、一般に電子メールシ
ステムのクライアントアプリケーションが動作する情報
処理端末からアクセスすることで行っていた。
【0003】一方、例えば特開平5−327762号公
報には、分散型の電子メールシステムにおいて、利用者
の転送先電話番号をメール局に登録しておき、該利用者
宛の電子メールが到着すると、メール局はメール中に該
転送先電話番号を付加して他のメール局に転送し、転送
先メール局はメール中の電話番号を読み取り、該当電話
機を発呼してメール内容を音声で送出する技術が記載さ
れている。
【0004】更に、例えば特開平5−300253号公
報には、電子メールサーバが、該サーバに対してログイ
ン可能な利用者のログインデータ(ログインID)対応
に電子メールを管理し、利用者が電話機からログインI
Dを入力すると、電子メールサーバが該ログインIDに
対応する利用者宛の電子メールを読み出し、音声で電話
機へ送出する技術が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術におい
て、電子メールに転送先電話番号を付加してメール局間
で伝送する方式は、伝送の途中等でメール中の電話番号
にエラーが発生した場合、利用者の指定した転送先電話
機に到着しない問題があり、また、メール到着時刻に利
用者が離席したような場合には、わざわざ転送先を指定
していてもメールを入手できない問題もある。
【0006】これに対し、利用者が電話機からログイン
IDを入力する方式は、利用者が任意の時刻、任意の場
所から、電話機を利用して、自分宛のメールを入手する
ことが可能である。しかしながら、上述の従来方式は、
電子メールサーバが、該サーバに対してログイン可能な
利用者のログインID対応に電子メールを管理し、該メ
ールサーバ自体が電話機から入力されたログインIDを
受け取る構成であるため、既存の電子メールシステムに
そのまま適用できず、適用するためには既存の電子メー
ルシステムのアーキテクチュアを変更しなければならな
い問題がある。例えば、電子メールシステムでは、メー
ルアドレスは数字とアルファベット、更には特株の記号
の組み合せからなっているのが一般的であり、電子メー
ルサーバは、このようなメールアドレスと対応づけて電
子メールを管理している。これは、パスワードについて
も同様である。しかるに、電話機から入力できるのは数
字と「#」、「*」等の記号だけであり、電子メールサ
ーバにて電話機から入力可能なログインID対応に電子
メールを管理するためには、既存のアーキテクチュアを
変更する必要が生じる。
【0007】本発明の目的は、一般に情報処理端末から
しかアクセスできない既存の電子メールサーバに対して
も、利用者が外出先等から任意の電話機を利用してアク
セスを可能とするメール内容確認装置を提供することに
ある。
【0008】本発明の他の目的は、更に、上記電話機を
利用した電子メールサーバへの不法侵入・不法アクセス
を防止し、また、利用者があらかじめ指定した連絡先の
電話機等にメールの着信通知、メール内容の送付、ある
いは緊急連絡等を可能にするメール内容確認装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、利用者毎に、
電子メールサーバで当該利用者にアサインされているメ
ールアドレスとパスワードに対応づけて、電話機から入
力可能な数字や二、三の記号の組合せからなるセカンド
ダイアルとセカンドパスワードを登録した変換テーブル
を備えるメール内容確認装置を提供する。本メール内容
確認装置は既存の電子メールサーバと電話回線網の間に
設置して用いられる。
【0010】利用者は出先等の任意の電話機から本メー
ル内容確認装置を発呼し、該電話機を用いて当該利用者
のセカンドダイアルとセカンドパスワードを入力する。
本メール内容確認装置は、利用者が入力したセカンドパ
スワードと変換テーブルに登録されている当該利用者の
セカンドパスワードを照合し、照合がとれると、当該利
用者のセカンドダイアルとセカンドパスワードに対応す
る本来のメールアドレスとパスワードを変換テーブルか
ら獲得し、該メールアドレスとパスワードを用いて、情
報処理端末とまったく同様のプロトコルにて電子メール
サーバにログインし、該当メールボックスに着信してい
るメールを入手する。そして、本メール内容確認装置
は、この電子メールサーバから入手したメールが、音声
メールの場合はそのまま再生し、また、テキストメール
の場合は音声に変換して、電話回線網を介して該当電話
機へ送出する。
【0011】これにより、一般に情報処理端末からしか
アクセスできない既存の電子メールサーバに対しても、
該サーバのアーキテクチャ等を何ら変更することなく、
利用者が任意の電話機からアクセスして、自分宛のメー
ル内容を確認できる。また、本メール内容確認装置が具
備する変換テーブルに、更に、連絡先番号、連絡先機器
の種別、連絡を受けるべき内容を録音した音声ファイル
名、連絡日時等を登録しておけば、該変換テーブルを定
期的にサーチするなどして、指定された連絡先のポケッ
トベル等のテレメッセージ端末へのメール着信通知、連
絡先電話機へのメール内容の送付、さらには緊急連絡等
も可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を用いて詳述する。図1は本発明の一実施例の
ブロック図である。図において、10は本発明にかかる
メール内容確認装置、20は電話回線網、30は該電話
回線網20に接続される一般電話機、40は電子メール
サーバ、50は該電子メールサーバ40に直接アクセス
可能なパソコン等の情報処理端末である。
【0013】本メール内容確認装置10は、全体の処理
・制御を司る制御部(CPU)11、電話回線網20を
介して電話機30等との送受制御を司る電話回線インタ
フェース部12、情報処理端末50と同様のプロトコル
で電子メールサーバ40とのアクセス制御を司る電子メ
ールサーバインタフェース部13、電子メールサーバ4
0から読み出されるメールを記憶するメール記憶部1
4、テキストメールを音声に変換し、音声メールを音声
に再生する音声変換・再生部15、後述の変換テーブル
17及び拒否番号テーブル18を保持する記憶部16、
種々の音声ガイダンスを保持する音声ガイダンスファイ
ル19などで構成される。
【0014】図2は変換テーブル17の構成例であり、
本実施例では、利用者毎に、当該利用者のセカンドダイ
アルとセカンドパスワード、電子メールアドレスとパス
ワード、連絡先番号、連絡先機器の種別(電話機とか、
ポケットベル等のテレメッセージ端末とか)、連絡音声
ファイル名、メールや音声ファイル等の連絡日時、受付
拒否のアカウントロックステータス等が設定可能であ
る。
【0015】ここで、メールアドレスとパスワードは、
電子メールサーバで利用者にもともとアサインされてい
るもので、一般に数字とアルファベット、更には記号の
組み合わせで構成されているものである。これに対し、
セカンドダイアルとセカンドパスワードは、本メール内
容確認装置にて利用者にあらたに割り当てるもので、利
用者が電話機から入力可能なように、数字と「#」、
「*」等の記号だけを用いて構成する。変換テーブル1
7には、少なくとも、このメールアドレスとパスワー
ド、セカンドアドレスとセカンドパスワードを対応づけ
て登録しておく。それ以外の連絡先番号、機器の種別、
連絡音声ファイル名、連絡日時等は、利用者からの要望
により必要に応じて登録しておく。アカントロックステ
ータスについては後述する。
【0016】初めに、図3により、利用者が電話機30
を利用して本メール内容確認装置10を発呼して、当該
利用者宛の本メール内容を確認する場合の動作を説明す
る。
【0017】利用者が遠隔地や外出先等の電話機30か
ら本メール内容確認装置10を発呼すると、電話回線イ
ンタフェース部12にて呼接続を行い(ステップ10
1)、利用者からの着呼を制御部11に通知する。な
お、交換機のサービス機能等により、電話回線網20か
ら発信電話番号も送られてくる場合には、電話回線イン
タフェース部12は該発信電話番号も制御部11に通知
する。
【0018】制御部11は、着呼通知を受け取ると、発
信電話番号が付加されているかチェックする(ステップ
102)。ここでは、発信電話番号が付加されていない
とする。
【0019】制御部11は、まず、音声ガイダンスファ
イル19よりセカンドダイアルの入力を促す音声ガイダ
ンスを読み出し、これを電話回線インタフェース部12
を介して電話回線網20へ送出する(ステップ10
3)。利用者が電話機30よりセカンドダイアルを入力
すると、これを電話回線インタフェース部12が受信
し、制御部11へ送る(ステップ104)。制御部11
は、該セカンドダイアルをキーに変換テーブル17を検
索して、当該セカンドダイアルに対応するアカウントロ
ックステータスが設定されているかチエツクする(ステ
ップ105)。ここでは、アカウントロックされていな
いとする。
【0020】次に、制御部11は、音声ガイダンスファ
イル19よりセカンドパスワードの入力を促す音声ガイ
ダンスを読み出し、電話回線インタフェース部12を介
して電話回線網20へ送出する(ステップ106)。利
用者が電話機30よりセカンドパスワードを入力する
と、これを電話回線インタフェース部12が受信し、制
御部11へ送る(ステップ107)。制御部11は、先
に入力されたセカンドダイアルをキーに変換テーブル1
7を検索して、当該セカンドダイアルに対応するセカン
ドパスワードを読み出し、これと利用者が入力したセカ
ンドパスワードとが一致するか照合する(ステップ10
8)。ここでは、照合がとれたとする。
【0021】利用者の入力したセカンドパスワードが正
しい場合、制御部11は、変換テーブル17から当該利
用者のセカンドダイアルとセカンドパスワードに対応す
るメールアドレスとパスワードを読み出し、電子メール
サーバインタフェース部13へ渡す(ステップ10
9)。
【0022】電子メールサーバインタフェース部13
は、制御部11から渡されたメールアドレスとパスワー
ドにより、情報処理端末50と同様のプロトコルで電子
メールサーバ40にログインする(ステップ110)。
電子メールサーバ40は、登録されているパスワードと
の照合がとれると、要求のあったメールアドレスに対応
するメールボックスに着信している未読メールがあれ
ば、該メールを読み出して本メール内容確認装置10へ
転送し、また、未読メールがなければ、その旨をメール
内容確認装置10へ通知してくる。電子メールサーバイ
ンタフェース部13は、電子メールサーバ40から転送
されたメールをメール記憶部14に格納し、それが終了
すると、その旨を制御部11へ通知する。また、電子メ
ールサーバ40から未読メールなしが通知されると、電
子メールサーバインタフェース部13は、その旨を制御
部11へ伝える。
【0023】制御部11は、電子メールサーバインタフ
ェース部13からの通知により、電子メールサーバ40
から未読メールの転送があったか判定し(ステップ11
1)、あった場合、メール記憶部14から該未読メール
を読み込んで音声変換・再生部15へ渡す(ステップ1
12)。音声再生変換部15は、当該メールが音声メー
ルかテキストメールか判定して(ステップ113)、テ
キストメールの場合は、該テキストメールを音声に変換
して再生し(ステップ114,115)、音声メールの
場合はそのまま再生し(ステップ115)、電話回線イ
ンタフェース部12を介して電話回線網20へ音声にて
メール内容を送出する(ステップ116)。一方、電子
メールサーバ40から未読メールの転送がなかった場
合、制御部11は、音声ガイダンスファイル19より未
読メールなしの音声ガイダンスを読み出し、電話回線イ
ンタフェース部12を介して電話回線網20へ送出する
(ステップ117)。メール内容あるいは所定ガイダン
スの送出後、電話回線インタフェース部12が回線断を
実行することで(ステップ118)、処理が終了とな
る。
【0024】ここで、電子メールサーバ40によって
は、既読メール、未読メールに関係なく、アクセス要求
時、当該メールボックスに存在するすべてのメールを読
み出して、アクセス要求元へ送付する方式も考えられ
る。この場合には、本メール内容確認装置10の制御部
11において、メール記憶部14に格納されたメールに
ついて、未読メールがあるか否かチェックし、未読メー
ルのみを読み出すようにすればよい。これにより、既読
メールの内容が利用者に送出されるのを防止できる。
【0025】また、電子メールサーバ40によっては、
着信した各メールの優先レベルを設定できる機能をサポ
ートしているものもある。この場合、制御部11は、メ
ール記憶部14に格納されたメールについて、優先度の
高いメールから順に取り込み、音声再生変換部15、電
話回線インタフェース部12を介して電話回線網20へ
送出することも可能である。これにより、送付されるメ
ールが多いような場合、利用者は重要なメールを優先的
に聴くことができ、場合によっては途中で打ち切ること
も可能になる。
【0026】次に、変換テーブル17のアカウントロッ
クステータスの登録、拒否番号テーブル18への受付拒
否電話番号の登録について説明する。
【0027】図3において、ステップ108にて、変換
テーブル17のパスワードと利用者の入力したセカンド
パスワードが一致しなかった場合、制御部11は、該制
御部11に内蔵の所定カウンタをカウントアップして
(ステップ121)、そのカウント値があらかじめ定め
た制限値を超えたか判定する(ステップ122)。そし
て、制限値を超えない場合、ステップ106に戻り、再
度、セカンドパスワードの入力を利用者に促す。その
後、正しいパスワードが入力されるまで、ステップ10
6→107→108→121→122→106をループ
する。こうして、不正なセカンドパスワードが繰り返し
入力され、その回数が所定の制限値を超えた場合、制御
部11は、呼接続の際に発信電話番号が電話回線網20
から送付されていたかチェックする(ステップ12
3)。ここで、発信電話番号が送付されていれば、該発
信電話番号を拒否電話テーブル18へ登録し(ステップ
124)、さらに、ステップ104で受信済みのセカン
ドダイアルをキーに、変換テーブル17内の該当利用者
に対応するアカントロックステータスをオンとする(ス
テップ125)。また、発信電話番号が送付されない場
合は、変換テーブル17内の該当アカウントロックステ
ータスのオンのみを行う。いずれの場合も、制御部11
は、音声ガイダンスファイル19より受付けを拒否する
音声ガイダンスを読み出して、電話回線インタフェース
部12から電話回線網20へ送出し(ステップ12
6)、電話回線インタフェース部12にて回線の接続断
を行い(ステップ118)、処理終了とする。
【0028】その後、拒否番号テーブル18に登録され
た電話番号から着信があった場合、本メール内容確認装
置10では、呼接続の階段でその受付けを拒否する(ス
テップ130,126,118)。これにより、特定の
電話機から不正なアクセスが何度も繰り返されることを
防止できる。また、変換テーブル17中の、利用者が入
力したセカンドダイアルに対応するアカントロックステ
ータスがオンになっている場合、本メール内容確認装置
10では、その階段で受付けを拒否する(ステップ10
5,126,118)。これにより、不正なセカンドパ
スワードが繰り返し使用されることを防止できる。
【0029】次に、図4により、本メール内容確認装置
が定期的に電子メールサーバにログインして連絡先にメ
ール着信通知やメール内容の送出を行う場合の動作を説
明する。
【0030】制御部11は定期的に検索イベントを発行
して(ステップ201)、変換テーブル17をサーチし
(ステップ202)、利用者毎に順次、変換テーブル1
7に格納されている各エントリの情報(ここでは、セカ
ンドパスワード、メールアドレスとパスワード、連絡先
電話番号、機器の種別とする)を読み出す(ステップ2
03)。
【0031】まず、制御部11は、変換テーブル17か
ら先頭のエントリのセカンドパスワードP1、メールア
ドレスMA1とパスワードMP1、連絡先番号TN1、
機器の種別K1を読み出すと、そのメールアドレスMA
1とパスワードMP1を電子メールサーバインタフェー
ス部13へ渡す(ステップ204)。電子メールサーバ
インタフェース部13は該メールアドレスMA1とパス
ワードMP1を用いて電子メールサーバ40にログイン
し(ステップ205)、電子メールサーバ40から未読
メールが転送されてくると、それをメール記憶部14に
格納する。そして、未読メールのメール記憶部14への
格納が終了すると、電子メールサーバインタフェース部
13は、その旨を制御部11へ通知する。また、電子メ
ールサーバ40から未読メールの転送がなかった場合
は、電子メールサーバインタフェース部13は、その旨
を制御部11へ通知する。
【0032】制御部11は、電子メールサーバインタフ
ェース部13からの通知により、電子メールサーバ40
から未読メールの転送があったか判定し(ステップ20
6)、未読メールの転送がなかった場合は、変換テーブ
ル17から次のエントリのP2,MA2,MP2,TN
2,K2の読み出しに移る(ステップ202,20
3)。
【0033】一方、電子メールサーバ40から未読メー
ルの転送があった場合、制御部11は、連絡先機器の種
別K1が電話機かどうか判定する(ステップ207)。
ここで、連絡先機器の種別K1がポケットベル等のテレ
メッセージ端末の場合は、連絡先番号T1を電話回線イ
ンタフェース部12に渡し、該電話回線インタフェース
部12によりテレメッセージ端末を発呼し(ステップ2
08)、あらかじめ決めてあるメッセージ(例えば、特
定の数字の組合せ)を送信することによってメール着信
を知らせる(ステップ209)。その後、制御部11は
ステップ202に戻る。
【0034】また、連絡先機器の種別K1が電話機の場
合は、制御部11は、同様に連絡先番号TN1を電話回
線インタフェース部12に渡し、該電話回線インタフェ
ース部12により連絡先電話機を発呼する(ステップ2
10)。電話回線インタフェース部12は、所定時間内
に相手が出るか監視し(ステップ211)、相手が出な
れけば、その旨を制御部11へ通知する。この場合、制
御部11はステップ202に戻る。所定時間内に相手が
出ると、電話回線インタフェース部12は呼接続完を制
御部11へ通知する。呼接続完の通知を受けると、制御
部11は、音声ガイダンスファイル19よりセカンドパ
スワードの入力を促す音声ガイダンスを読み出し、電話
回線インタフェース部12を介して電話回線網20へ送
出する(ステップ212)。相手(連絡者)が電話機よ
りセカンドパスワードを入力すると、これを電話回線イ
ンタフェース部12が受信し、制御部11へ送付する
(ステップ213)。制御部11は、送付されたセカン
ドパスワードと変換テーブル17から読み出したセカン
ドパスワードP1と照合する(ステップ214)。ここ
で、照合がとれると、制御部11は、メール記憶部14
から未読メールを読み込んで音声変換・再生部15へ渡
す(ステップ215)。音声変換・再生部15は、当該
メールが音声メールかテキストメールか判定して(ステ
ップ215)、テキストメールの場合は、該テキストメ
ールを音声に変換して再生し(ステップ217,21
8)、音声メールの場合はそのまま再生し(ステップ2
18)、電話回線インタフェース部12を介して電話回
線網20へ音声にてメール内容を送出する(ステップ2
19)。メール内容の送出が終了すると、電話回線イン
タフェース部12は回線断を実行して(ステップ22
0)、これを制御部11へ通知する。この結果、制御部
11はステップ202へ戻る。また、ステップ214で
照合がとれない場合、制御部11は、この時点で電話回
線インタフェース部12へ回線断を指示し、ステップ2
02へ戻る。
【0035】以下、変換テーブル17の各エントリの内
容についてステップ203以降の処理を繰り返し、最後
のエントリの処理が終了すると、該検索イベントの発行
に対する処理を終了とし、制御部11は、次の検索イベ
ントの発行を待つことになる。
【0036】次に、変換テーブル17に連絡音声ファイ
ル名、連絡日時が登録されている場合について説明す
る。ここで、連絡音声ファイル名に対応する連絡内容は
音声ガイダンスファイル19に用意されているとする。
【0037】制御部11は、変換テーブル17をサーチ
して、当該サーチ日時に一致する連絡日時が変換テーブ
ルにあれば、当該エントリの連絡先番号、連絡機器の種
別、連絡音声ファイル名を読み出す。そして、連絡先番
号により、電話回線インタフェース部12を介して連絡
先電話記等を発呼し、連絡音声ファイル名に対応する連
絡内容を音声ガイダンスファイル19から読み出し、連
絡先電話機等に送付する。この機能により、例えば、連
絡音声ファイルにその時の行動予定を入れておけば、手
帳に記述する方式と比較し見忘れ等がなくなるのでスケ
ジューリングを効率的に行える。また、複数の連絡先に
同じ連絡音声ファイル名を登録しておくことにより、緊
急連絡等のブロードキャストも簡単に行える。
【0038】以上、図3および図4により本発明のメー
ル内容確認装置の種々の機能について説明したが、これ
以外にも例えば以下のような変更、拡張が可能である。
【0039】(1) 音声認識機構を付加すれば、利用者
は電話機から音声にてセカンドダイアル、セカンドパス
ワードを入力することが可能になる。この場合、電話発
信者はセカンドダイアル、セカンドパスワードの入力を
促す音声ガイダンスがあったなら、音声によってセカン
ドダイアル、セカンドパスワードを入力することを示す
特定のボタンを押下した後、セカンドダイアル、セカン
ドパスワードを音声で入力する。音声認識機構は、特定
のボタン押下後に入力される音声を認識し、数字デー
タ、記号データに置き換えて制御部11へ渡す。
【0040】(2) 電話発信者や連絡先等の電話機へメ
ールの再生・送出途中で、相手が事前に取り決められて
ある特定のボタンを押下した場合、本メール内容確認装
置は該特定ボタンの押下を認識することで、再生中のメ
ールのみをスキップしたり、再生の中断、呼を切断する
等の処理が可能になる。また、メール中のタイトルや先
頭から数行のみを再生して送付することもできる。
【0041】(3) 図3、図4では、電子メールサーバ
から未読メールを一度に読み込む方式となっているが、
一通ずつ読み込み方式でもよい。また、未読メールを取
り込む際、メールサイズを監視して、所定のサイズ分読
み込んだところでその部分の音声への変換あるいは再生
を開始する所謂パイプライン制御機能を設ければ、一通
もしくは全未読メールを読み込まなくても、メール読込
みと音声の変換・再生を並行して行うことが可能にな
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメール内
容確認装置を電子メールサーバと電話回線網の間に設置
して用いることにより、一般に情報処理端末からしかア
クセスできない既存の電子メールサーバに対して、該サ
ーバのアーキテクチャ等を何ら変更することなく利用者
は遠隔地や外出先等の任意の電話機からメールの内容確
認が可能となる。
【0043】また、定期的に電子メールサーバにログイ
ンして未読メールを自動的に取り込み、検出して携帯電
話やポケットベル等のテレメッセージ端末に連絡する機
能を持ち、さらにメールの優先度を認識し優先度の高い
メールから再生する機能を持つため、これらを組み合わ
せて連絡相手の居場所が分からない時にも急な用件を伝
える事が可能である。
【0044】また、不正なパスワードをあらかじめ設定
してある所定回数を超えて使用すると、これを認識し、
アクセスされたセカンドダイアルのアカウントをロック
する機能を持つため、本メール内容認識装置への不法侵
入・不法アクセスを防止することが可能である。また、
着信と同時に発信者電話番号を知らせるサービスを利用
し、不正なパスワードを所定回数を超えて使用すると発
信者電話番号を認識し登録機能があるため、該登録した
電話番号からの着信を拒否でき、さらに不正侵入者の摘
出も可能となる。
【0045】また、指定の日時に指定の連絡先に発信
し、指定の音声ファイルを再生する機能により、音声フ
ァイルにその時の行動予定を入れておけば、手帳等に記
述する方式と比較し見忘れ等がなくなるのでスケジュー
リングを効率的に行える。また複数の連絡先に同じ音声
ファイルを登録しておくことにより、緊急連絡等のブロ
ードキャストも簡単に行える。
【0046】また、テキストデータを音声データに変換
する機能と音声メールを電話機で内容確認する機能を組
み合わせることにより、テキストデータも電話機から内
容確認することが可能となる。また、これによりメール
本文を読み込む前にテキストで記述してあるメール送信
者とタイトルを音声データ化して電話機から聞かせるこ
とにより、送信者や用件を的確に伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメール内容確認装置の構成例及びこれ
を設置したシステム例を示す図である。
【図2】本発明のメール内容認識装置が具備する変換テ
ーブルの構成例を示す図である。
【図3】利用者が電話機から本メール内容認識装置にア
クセスしてメール内容を確認する場合のフローチャート
例である。
【図4】本メール内容認識装置が定期的に電子メールの
存在有無を調べて電話機やテレメッセージ端末等に知ら
せる場合のフローチャート例である。
【符号の説明】
10 メール内容確認装置 11 制御部 12 電話回線インタフェース部 13 電子メールサーバインタフェース部 14 メール記憶部 15 音声変換・再生部 17 変換テーブル 18 拒否番号テーブル 19 音声ガイダンスファイル 20 電話回線網 30 電話機 40 電子メールサーバ 50 情報処理端末

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールサーバと電話回線網の間に設
    置し、前記電子メールサーバに着信したメールの内容確
    認を、利用者が任意の電話機から行うことを支援するメ
    ール内容確認装置であって、 利用者毎に、当該利用者のセカンドダイアルとセカンド
    パスワードと、前記電子メールサーバで当該利用者にア
    サインされているメールアドレスとパスワードとを対応
    付けて格納した変換テーブルと、 利用者が任意の電話機を利用して入力するセカンドダイ
    アルとセカンドパスワードを認識する機能と、 前記利用者が電話機から入力したセカンドダイアルとセ
    カンドパスワードに対応するメールアドレスとパスワー
    ドを前記変換テーブルから獲得し、該メールアドレスと
    パスワードにより前記電子メールサーバにログインして
    該当メールボックスに着信しているメールを読み出す機
    能と、 前記電子メールサーバから読み出されたメールを音声に
    変換または再生して前記利用者の電話機に送出する機能
    と、を有することを特徴とするメール内容確認装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメール内容確認装置にお
    いて、利用者が電話機から入力したセカンドパスワード
    と変換テーブルに格納されているセカンドパスワードを
    照合する機能を有し、照合がとれた場合にのみ電子メー
    ルサーバにログインすることを特徴とするメール内容確
    認装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、2記載のメール内容確認装置
    において、電子メールサーバから読み出されたメールに
    未読メールがあるか否か判定する機能を有し、未読メー
    ルがあれば、当該メールを音声に変換・再生して送出す
    ることを特徴とするメール内容確認装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、3記載のメール内容確認
    装置において、電子メールサーバから読み出されたメー
    ルの優先度を判定する機能を有し、優先度の高いメール
    から順に、当該メールを音声に変換・再生して送出する
    ことを特徴とするメール内容確認装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3、4記載のメール内容
    確認装置において、 受付けを拒否する発信者番号を格納する拒否テーブル
    と、 電話機から入力されたセカンドパスワードが正しいか否
    か判定し、不正なセカンドパスワードがあらかじめ定め
    た回数繰り返して入力されると、当該発信者番号を前記
    拒否テーブルに登録する機能と、 呼接続の際に電話回線網から送られてくる発信者番号が
    前記拒否テーブルに登録されているか否か判定し、登録
    されていれば当該受付けを拒否する機能と、を有するこ
    とを特徴とするメール内容確認装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4、5記載のメール
    内容確認装置において、 変換テーブルに、利用者毎に、セカンドダイアル、セカ
    ンドパスワード、メールアドレス及びパスワードに加え
    て、連絡先番号と連絡先機器の種別を格納しておくとと
    もに、 前記変換テーブルを定期的にサーチして、利用者毎に順
    次、前記変換テーブルに格納されている利用者の情報を
    読み出す機能と、 前記変換テーブルから読み出された当該利用者のメール
    アドレスとパスワードにより電子メールサーバにログイ
    ンして該当メールボックスに着信しているメールを読み
    出し、当該利用者の連絡先番号に発呼し、当該連絡先機
    器の種別に基づいて、メールの着信通知あるいは前記電
    子メールサーバから読み出したメールを送出する機能
    と、を設けたことを特徴とするメール内容確認装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のメール内容確認装置にお
    いて、連絡先機器の種類が電話機の場合には、利用者か
    らセカンドパスワードの入力を要求し、該利用者が入力
    したセカンドパスワードと変換テーブルから読み出され
    たセカンドパスワードを照合し、照合がとれた場合にの
    み電子メールサーバから読み出したメールを当該電話機
    へ送出することを特徴とするメール内容確認装置。
  8. 【請求項8】 請求項6、7記載のメール内容確認装置
    において、 変換テーブルに、利用者毎に、更に連絡日時、連絡音声
    ファイル名を格納しておくとともに、 連絡事項を録音した複数の連絡音声ファイルと、 前記変換テーブルをサーチして、利用者毎に順次、指定
    された日時に指定された連絡音声ファイルの内容を再生
    して、指定された連絡先番号の電話機へ送出する機能
    と、 を設けたことを特徴とするメール内容確認装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007334634A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Sanyo Electric Co Ltd 携帯端末、メール通知方法、及びメール通知プログラム

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