JPH09288931A - コードスイッチ - Google Patents

コードスイッチ

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JPH09288931A
JPH09288931A JP8100400A JP10040096A JPH09288931A JP H09288931 A JPH09288931 A JP H09288931A JP 8100400 A JP8100400 A JP 8100400A JP 10040096 A JP10040096 A JP 10040096A JP H09288931 A JPH09288931 A JP H09288931A
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conductive
conductive member
insulating
cord switch
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JP8100400A
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English (en)
Inventor
Noboru Tsuge
昇 柘植
Takeshi Tanaka
猛 田中
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/812,312 priority patent/US5801347A/en
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    • H01H3/142Cushion or mat switches of the elongated strip type
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  • Push-Button Switches (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コードスイッチにおいて、窓枠の屈曲部等の
曲がった部位にコードスイッチを組付けた際の誤作動を
防止する。 【解決手段】 被覆チューブ41内に円形断面を有する
3本の第1〜3導電部材42〜44を三角形状に配置す
る。そして、絶縁部材47、48を互いに摺動可能にす
るるとともに、一方の絶縁部材が、他方の絶縁部材のう
ち隣り合う絶縁部材間に位置する。これにより、各導電
部材42〜44が各々略等しい曲率で屈曲するので、各
導電部材42〜44間に形成された絶縁空隙45、46
を押し潰す方向の圧縮応力が小さくなるので、窓枠の屈
曲部にコードスイッチを配置した場合でも各導電部材4
2〜44が接触することを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長手方向と交差す
る方向から所定の外力が作用したとき、通電可能状態と
なるコードスイッチに関するもので、車両窓の窓枠に装
着されて窓枠に作用する外力を検出する窓枠用外力セン
サに用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】コードスイッチの構造は、例えば特開平
7−96740号公報に記載のように、対向する一対の
導電部材をゴム製の弾性部材を介在させて両導電部材間
に空隙を形成するとともに、両導電部材を前記弾性部材
に固着したものである。そして、導電部材に対して外力
が作用すると、前記弾性部材が弾性変形することによ
り、両導電部材が接触して通電可能状態となる。
【0003】なお、導電部材も弾性変形可能であるが、
弾性部材の剛性が導電部材に比べて小さいので、外力が
作用すると、上述のように主に弾性部材が変形する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発明者等
は、上記公報記載のコードスイッチを試作し、車両窓の
窓枠に実際に装着してコードスイッチの作動確認を試み
たところ、コードスイッチに外力が作用していないのに
通電可能状態となるといった誤作動が発生した。そこ
で、この誤作動の原因を究明すべく、さらに試験研究し
たところ、窓枠の屈曲部で(図1のB部参照)、両導電
部材が接触してしまい誤作動が発生していた。
【0005】すなわち、屈曲部に位置するコードスイッ
チには、窓枠形状に沿うように導電部材と弾性部材とを
一体的に曲げる曲げモーメントが作用している。このた
め、曲げRが小さく(微小撓み範囲を越える程度に大き
く)なると、コードスイッチには曲げ応力に加えて、コ
ードスイッチの断面を押し潰す方向の圧縮応力が顕著に
発生する。しかも、導電部材より弾性部材の方が剛性が
小さいので、略曲げの中立面上に位置している弾性部材
が押し潰されてしまう。このために、両導電部材が接触
して誤作動が発生していた。
【0006】本発明は、上記点に鑑み、コードスイッチ
において、窓枠の屈曲部等の曲がった部位にコードスイ
ッチを組付けた際の誤作動を防止することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1〜
3に記載の発明では、被覆チューブ(41)の長手方向
に所定間隔(L)を有して配置さた複数個の第1絶縁部
材(47)は、第1、2導電部材(42、43)のうち
少なくとも一方の導電部材に対して摺動可能に接触して
いる。そして、導電部材に外力が作用したときに、その
外力が作用した導電部材が弾性変形して第1、2導電部
材(42、43)が接触することにより通電可能状態と
なることを特徴とする。
【0008】これにより、コードスイッチの両導電部材
(42、43)は互いに摺動可能状態となり、コードス
イッチに曲げモーメントが作用した場合、両導電部材
(42、43)は略等しい曲率で、それぞれ独立に曲が
る。したがって、両導電部材(42、43)間に形成さ
れた絶縁空隙(45)を押し潰す方向の圧縮応力が小さ
くなるので、窓枠の屈曲部にコードスイッチを配置した
場合でも両導電部材(42、43)が接触することを防
止することができる。
【0009】請求項2に記載の発明では、被覆チューブ
(41)の長手方向に所定間隔(L)を有して配置され
て少なくとも前記第1および第3導電部材(42、4
4)のいずれか一方に対して摺動可能な複数個の第2絶
縁部材(48)を有している。また、第1、2、3導電
部材(42〜44)の断面形状は略等しく、かつ、一の
導電部材が他の2つの導電部材に面するようにして三角
形状をなして配置されている。そして、各導電部材に外
力が作用したときに、少なくとも第2および第3導電部
材(43、44)のいずれか一方と、第1導電部材
(2)とが接触することにより通電可能状態となること
を特徴とする。
【0010】ところで、通電可能状態となり得る範囲
(以下、感知範囲と呼ぶ。)は、第1導電部材(42)
と第2導電部材(43)とが接触し得る範囲(以下、第
1感知範囲と呼ぶ。)と、第1導電部材(42)と第3
導電部材(44)とが接触し得る範囲(以下、第2感知
範囲と呼ぶ。)との和となる。そこで、例えば各導電部
材(42〜44)の中心が直線上に並んで位置するよう
に各導電部材(42〜44)が配置されたとすると、第
1感知範囲と第2感知範囲とが重なり合う範囲が大きく
なるので、コードスイッチの感知範囲は両感知範囲の和
より小さくなる。
【0011】これに対して、本発明では、各導電部材
(42〜44)は、上述のごとく三角形状をなして配置
されているので、第1感知範囲と第2感知範囲とが重な
り合う範囲が小さくなる。したがって、コードスイッチ
の感知範囲が大きくなる。請求項3に記載の発明では、
第2絶縁部材(48)それぞれは、複数個の第1絶縁部
材(47)のうち隣り合う第1絶縁部材(47)間に位
置するように配置されていることを特徴とする。
【0012】ところで、コードスイッチに外力が両絶縁
部材(47、48)上にて作用すると、各導電部材(4
2〜44)は撓まないので、コードスイッチは外力を感
知することができない。これに対して、本発明では、第
2絶縁部材(8)それぞれは、複数個の第1絶縁部材
(7)のうち隣り合う第1絶縁部材(7)間に位置する
ように配置されているので、両絶縁部材(47、48)
は、互いに一方の絶縁部材が、他方の絶縁部材のうち隣
り合う絶縁部材間に位置することとなる。
【0013】したがって、例えば第1導電部材(42)
が第2導電部材(43)に接触することができない場合
でも、第3導電部材(44)と接触することができる
(その逆の場合も可能)。延いては、外力が作用しても
外力を感知することができない不感帯域の発生を抑制す
ることができるので、コードスイッチによる挟み込みの
検出をより確実に行うことができる。
【0014】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施の形
態について説明する。 (第1実施形態)図1は、動力付窓開閉装置(パワーウ
インドウ機構)において、窓枠と窓ガラスとの間に異物
が挟み込まれた場合に窓ガラスの閉作動を停止する挟み
込み防止機構を有する車両ドアを示しており、1は窓開
口3aを開閉する窓ガラス(窓体)2を昇降駆動させる
駆動モータであり、3は窓開口3aを区画する窓枠であ
る。この窓枠3の室内側の周縁には、外力を感知する1
本のコードスイッチ4が窓枠3の前辺部3bから上辺部
3cに渡って配設されており、このコードスイッチ4
は、窓ガラス2と窓枠3との隙間を密閉するウエザスト
リップ5に挿入されている。
【0016】次に、コードスイッチ4について述べる。
図2の(a)は本実施形態に係るコードスイッチ4の断
面を示しており、図2の(b)は(a)のC−O1 −C
断面を示している。図2中、41は樹脂等の絶縁材料か
らなる弾性変形可能な被覆チューブであり、この被覆チ
ューブ41内には、その長手方向に延びる弾性変形可能
な3本の第1〜3導電部材42〜44が配置されてい
る。これらの導電部材42〜44の断面形状は円形とし
て互いに略等しく、本実施形態では、各導電部材42〜
44の線径は約0.5〜1.0mm程度である。そし
て、一の導電部材が他の2つの導電部材に面するように
して各導電部材42〜44は三角形状をなして配置され
ている。
【0017】因みに、各導電部材42〜44の材質は、
ステンレスやリン青銅等の疲労限界の高い金属にて形成
されている。また、第2、3導電部材43、44には、
各導電部材42〜44間に絶縁空隙45、46を形成す
る複数個の絶縁部材47、48が、両導電部材43、4
4の円周側面の一部を覆うようにして固着されている。
さらに、これらの第1、2絶縁部材47、48は、図2
(c)に示すように、被覆チューブ1の長手方向に所定
間隔Lを有するとともに、互いに一方の絶縁部材が、他
方の絶縁部材のうち隣り合う絶縁部材間に位置するよう
に配置されている。
【0018】また、絶縁部材47、48は樹脂にて形成
されており、絶縁部材47、48の反固着面(絶縁部材
47では第1、3導電部材42、44と面する面、絶縁
部材48では第1、2導電部材42、43と面する面)
47a、48aは、これと面する導電部材と摺動可能に
接触している。つまり、各導電部材42〜44は互いに
摺動可能状態となっている。
【0019】さらに、各導電部材42〜44の長手方向
端部それぞれには、配線42a〜44aが各々接続され
ており、これらの配線42a〜44aは、図1に示すよ
うに制御装置6接続されるとともに、第1導電部材42
と第2導電部材43との間、および第1導電部材42と
第3導電部材44との間には所定の電圧が印加されてい
る。
【0020】次に、本実施形態の作動を述べる。例えば
図1(b)に示すように、外力が第1導電部材42に作
用すると、第1導電部材42が撓んで第2導電部材43
もしくは第3導電部材44、または第2、3導電部材4
3、44の両者に接触する(図2の(b)の破線部を参
照)ので、第1導電部材42と第2導電部材43との
間、もしくは第1導電部材42と第3導電部材44との
間が通電状態となる。これにより、制御装置6は、窓枠
3と窓ガラス2との間に異物が挟み込まれたものと判定
し、駆動モータ1に向けて窓ガラス2の開閉作動を停止
する信号6aを発する。
【0021】次に、本実施形態の特徴を述べる。本実施
形態によれば、コードスイッチ4の各導電部材42〜4
4は互いに摺動可能状態となっているので、コードスイ
ッチ4に曲げモーメントが作用した場合、各導電部材4
2〜44は略等しい曲率で、それぞれ独立に曲がる。し
たがって、各導電部材42〜44間に形成された絶縁空
隙45、46を押し潰す方向の圧縮応力が小さくなるの
で、窓枠3の屈曲部にコードスイッチを配置した場合で
も各導電部材42〜44が接触することを防止すること
ができる。
【0022】ところで、「従来の技術」の欄で述べたよ
うな両導電部材間に介在した弾性部材の弾性変形を利用
して両導電部材を接触させるコードスイッチでは、両導
電部材が接触するに必要な外力(以下、感知レベルとよ
ぶ。)は、前記弾性部材に大きく影響する。このため、
ゴム製弾性体を使用していると、温度変化とともに弾性
体の剛性(温度−歪み変化特性)が変化するので、所定
の感知レベルを維持することができない。また、一般的
に、シリコーンゴム等の温度変化に対する剛性変化が小
さい弾性体は高価でなので、このような弾性体を使用す
るとコードスイッチの製造原価上昇を招く。
【0023】これに対して、本実施形態では、上述のご
とく、絶縁空隙45、46を押し潰す方向の圧縮応力が
小さくなるので、絶縁部材47、48は殆ど変形しな
い。つまり、感知レベルは各導電部材42〜44の曲げ
剛性に依存し、絶縁部材47、48の影響を殆ど受けな
い。さらに、金属はゴム製の弾性体に比べて温度変化に
対する剛性変化が小さいので、温度変化に依らず所定の
感知レベルを容易、かつ、安価に維持することができ
る。
【0024】また、金属は、ゴム製の弾性体に比べて繰
り返し荷重に対する疲労限度が高いので、本実施形態に
係るコードスイッチ4は、「従来の技術」の欄で述べた
コードスイッチに比べて耐久性が向上する。また、本実
施形態によれば、第1導電部材42が撓んで第2導電部
材43もしくは第3導電部材44、または第2、3導電
部材43、44の両者に接触することによって外力を感
知するので、第1導電部材42が撓んで第2導電部材4
3もしくは第3導電部材44、または第2、3導電部材
43、44の両者に接触し得る範囲(以下、感知範囲と
呼ぶ。)は、第1導電部材42と第2導電部材43とが
接触し得る範囲(以下、第1感知範囲と呼ぶ。)と、第
1導電部材42と第3導電部材44とが接触し得る範囲
(以下、第2感知範囲と呼ぶ。)との和となる。
【0025】ところで、例えば各導電部材42〜44の
中心O1 〜O3 が直線上に並んで位置するように各導電
部材42〜44が配置されたとすると、第1感知範囲と
第2感知範囲とが重なり合う範囲が大きくなるので、コ
ードスイッチ4の感知範囲は両感知範囲の和より小さく
なる。これに対して、本実施形態に係るコードスイッチ
4によれば、各導電部材42〜44は、上述のごとく三
角形状をなして配置されているので、第1感知範囲と第
2感知範囲とが重なり合う範囲が小さくなる。したがっ
て、コードスイッチ4の感知範囲が大きくなる。
【0026】ところで、外力が両絶縁部材47、48上
にてコードスイッチ4に作用すると、各導電部材42〜
44は撓まないので、コードスイッチ4は外力を感知す
ることができない。これに対して、本実施形態に係るコ
ードスイッチ4によれば、両絶縁部材47、48は、互
いに一方の絶縁部材が、他方の絶縁部材のうち隣り合う
絶縁部材間に位置するように配置されているので、例え
ば第1導電部材42が第2導電部材43に接触すること
ができない場合でも、第3導電部材44と接触すること
ができる(その逆の場合も可能)。したがって、外力が
作用しても外力を感知することができない不感帯域の発
生を抑制することができるので、コードスイッチ4によ
る挟み込みの検出をより確実に行うことができる。
【0027】なお、本実施形態では、第1導電部材42
と第2導電部材43との間、および第1導電部材42と
第3導電部材44との間の電圧は等しいが、各導電部材
42〜44の電位が異なるようにしても本発明を実施す
ることができる。これにより、第2導電部材43と第3
導電部材44とが接触した状態でも通電状態となるの
で、第2、3導電部材43、44の中心O2 、O3 を結
ぶ直線方向から外力が作用しても外力を感知することが
できる。つまり、感知範囲を大きくすることができる。
【0028】(第2実施形態)本実施形態から第6実施
形態までは、コードスイッチ4の製造工程における両絶
縁部材47、48の組付け性を考慮したものである。図
3は、両絶縁部材47、48を一体化し、この一体化さ
れたはしご状の絶縁部材50が第1導電部材42および
第2導電部材43の両者に接触する部位と、絶縁部材5
0が第1導電部材42および第3導電部材44の両者に
接触する部位とが、第1導電部材42の長手方向に交互
に位置するようにしたものである。
【0029】(第3実施形態)本実施形態は、コードス
イッチ4の製造工程における両絶縁部材47、48の組
付け性を考慮したものである。図4は、絶縁部材51を
第1導電部材42に螺旋状に巻き付けて配置したもので
ある。
【0030】(第4実施形態)図5は、第1導電部材4
2の長手方向に延びる幹部52aに、この幹部52aか
ら第2導電部材43方向に延びる枝部52bと、第3導
電部材44方向に延びる枝部52cとを交互に形成した
絶縁部材52を第1導電部材42と第2、3導電部材4
3、44との間に配置したものである。
【0031】(第5実施形態)図6は、第1導電部材4
2の長手方向に延びる幹部53aに、この幹部53aか
ら第2導電部材43方向に屈曲した枝部53bと、第3
導電部材44方向に屈曲した枝部53cとを交互に形成
した絶縁部材53を第1導電部材42と第2、3導電部
材43、44との間に配置したものである。
【0032】(第6実施形態)図7は、第1導電部材4
2の長手方向中心線にて折り曲げることにより絶縁部材
53と同様な形状を構成した絶縁部材54である。 (第7実施形態)本実施形態は、図8、9に示すよう
に、第1導電部材42を平板状の導電部材55としたも
のである。因み、図9においては、絶縁部材52と同様
な形状を有する絶縁部材56を平板状の第1導電部材5
5と第2、3導電部材43、44との間に配置したもの
である。
【0033】なお、本実施形態に係るコードスイッチ4
を窓枠3に配置する場合は、第2、3導電部材43、4
4側を外力が作用する側(窓ガラス2の開方向側)に向
けて配置することが望ましい。ところで、上述の実施形
態のごとく、各導電部材42〜44が三角形状をなすよ
うに配置されていると、例えば第1導電部材42に第
2、3導電部材43、44の中心O2 、O3 を結ぶ直線
方向と直角な方向から外力が作用した場合に被覆チュー
ブ41の剛性が低いと、被覆チューブ41内で第1導電
部材42は撓まないで、第2、3導電部材43、44の
間に割り込むように移動してしまう。したがって、外力
が作用しても第1導電部材42と第2、3導電部材4
3、44とが接触しないので、外力を感知することがで
きない。
【0034】これに対して、本実施形態によれば、第1
導電部材55が平板状に形成されているので、第1導電
部材55が第2、3導電部材43、44の間に割り込む
ように移動するといったことが発生しない。したがっ
て、外力を確実に感知することができる。ところで、本
発明は、図10に示すように、各導電部材42〜44の
各々に絶縁部材47、48、57を配置しても実施する
ことができる。
【0035】また、被覆チューブ41とウエザストリッ
プ5と兼用しても本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコードスイッチの組付け状態を示
す概略図である。
【図2】第1実施形態に係るコードスイッチの断面図で
ある。
【図3】第2実施形態に係るコードスイッチの断面図で
ある。
【図4】第3実施形態に係るコードスイッチの断面図で
ある。
【図5】第4実施形態に係るコードスイッチの断面図で
ある。
【図6】第5実施形態に係るコードスイッチの断面図で
ある。
【図7】第6実施形態に係るコードスイッチの断面図で
ある。
【図8】第7実施形態に係るコードスイッチの断面図で
ある。
【図9】第7実施形態の変形例を示すコードスイッチの
断面図である。
【図10】その他の実施形態に係るコードスイッチの断
面図である。
【符号の説明】
41…被覆チューブ、42…第1導電部材、43…第2
導電部材、44…第3導電部材、45、46…絶縁空
隙、47、48…絶縁部材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向と交差する方向から所定の外力
    が作用した場合に通電可能状態となるコードスイッチで
    あって、 絶縁材料からなる弾性変形可能な被覆チューブ(41)
    と、 前記被覆チューブ(41)内に配置され、前記被覆チュ
    ーブ(41)の長手方向に延びる弾性変形可能な第1お
    よび第2導電部材(42、43)と、 前記被覆チューブ(41)の長手方向に所定間隔(L)
    を有して配置され、前記両導電部材(42、43)間に
    絶縁空隙(45)を形成する複数個の第1絶縁部材(4
    7)とを有し、 前記第1絶縁部材(47)は、前記両導電部材(42、
    43)のうち少なくとも一方の前記導電部材に対して摺
    動可能に接触しており、 前記導電部材に外力が作用したときに、その外力が作用
    した導電部材が弾性変形して前記両導電部材(42、4
    3)が接触することにより通電可能状態となることを特
    徴とするコードスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記被覆チューブ(41)内に配置さ
    れ、前記被覆チューブ(41)の長手方向に延びる弾性
    変形可能な第3導電部材(44)と、 前記被覆チューブ(41)の長手方向に所定間隔(L)
    を有して配置され、前記第1導電部材(42)と前記第
    3導電部材(44)との間に絶縁空隙(46)を形成す
    るとともに、少なくとも前記第1および第3導電部材
    (42、44)のいずれか一方に対して摺動可能な複数
    個の第2絶縁部材(48)とを有し、 前記各導電部材(42〜44)の断面形状は略等しく、
    かつ、一の導電部材が他の2つの導電部材に面するよう
    にして三角形状をなして配置されており、 前記各導電部材に外力が作用したときに、少なくとも前
    記第2および前記第3導電部材(43、44)のいずれ
    か一方と、前記第1導電部材(42)とが接触すること
    により通電可能状態となることを特徴とする請求項1に
    記載のコードスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記第2絶縁部材(48)それぞれは、
    前記複数個の第1絶縁部材(47)のうち隣り合う前記
    第1絶縁部材(47)間に位置するように配置されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載のコードスイッチ。
JP8100400A 1996-04-22 1996-04-22 コードスイッチ Pending JPH09288931A (ja)

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