JPH09287290A - 流体輸送用ブーム装置 - Google Patents

流体輸送用ブーム装置

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JPH09287290A
JPH09287290A JP8122756A JP12275696A JPH09287290A JP H09287290 A JPH09287290 A JP H09287290A JP 8122756 A JP8122756 A JP 8122756A JP 12275696 A JP12275696 A JP 12275696A JP H09287290 A JPH09287290 A JP H09287290A
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JP
Japan
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boom
oil
hydraulic cylinder
pressure side
accumulator
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JP8122756A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Nunohara
達也 布原
Kazuo Matoba
和男 的場
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C13/00Other constructional features or details
    • B66C13/04Auxiliary devices for controlling movements of suspended loads, or preventing cable slack
    • B66C13/06Auxiliary devices for controlling movements of suspended loads, or preventing cable slack for minimising or preventing longitudinal or transverse swinging of loads
    • B66C13/066Auxiliary devices for controlling movements of suspended loads, or preventing cable slack for minimising or preventing longitudinal or transverse swinging of loads for minimising vibration of a boom
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/02Conveying or working-up concrete or similar masses able to be heaped or cast
    • E04G21/04Devices for both conveying and distributing
    • E04G21/0418Devices for both conveying and distributing with distribution hose
    • E04G21/0436Devices for both conveying and distributing with distribution hose on a mobile support, e.g. truck
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/02Conveying or working-up concrete or similar masses able to be heaped or cast
    • E04G21/04Devices for both conveying and distributing
    • E04G21/0418Devices for both conveying and distributing with distribution hose
    • E04G21/0445Devices for both conveying and distributing with distribution hose with booms
    • E04G21/0454Devices for both conveying and distributing with distribution hose with booms with boom vibration damper mechanisms

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブーム3の振動を簡素な構成にてコスト安価
に抑制することができる流体輸送用ブーム装置を提供す
る。 【解決手段】ブーム3を昇降駆動させる起伏シリンダ4
の高圧側4aに、アキュムレータ20を接続した。上記
ブーム3の駆動を停止した状態で、起伏シリンダ4の低
圧側4bに対するオイルの給排を許容するオイル給排手
段を設け、起伏シリンダ4の高圧側4aと上記アキュム
レータ20との間のオイルの流通を許容した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流体輸送用ブー
ム装置に関し、特にブームの振動防止に係る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ブーム装置付きのコンク
リートポンプ車は、車体に水平軸回りに回動可能に固定
されるとともに、流体移送用のパイプが沿設されたブー
ムと、このパイプにコンクリートを送り出す送り出しポ
ンプと、ブームを上下方向に駆動させる油圧シリンダ、
オイルタンク内に貯留されたオイルを油圧シリンダに供
給するオイルポンプ、及びこのオイルポンプと油圧シリ
ンダとの間に介在された電磁制御弁を含む油圧回路とを
備えている。このコンクリートポンプ車によれば、上記
油圧シリンダの伸縮を制御することにより、ブームを所
望の位置にセッテングした後、送り出しポンプを作動さ
せることにより、コンクリートを圧送して、コンクリー
トの打設作業を行うことができる。
【0003】ところで、上記送り出しポンプとしては、
一般にピストン式やスクイズ式と称されるものが採用さ
れている。ここに、ピストン式の送り出しポンプは、往
復動する2つのピストンにコンクリートを送り出すもの
である。一方、スクイズ式の送り出しポンプは、ゴムチ
ューブを押しつぶしながら回転するローラによってコン
クリートを送り出すものである。上記いずれの方式の送
り出しポンプにおいても、コンクリートの脈動が生じ、
この脈動によってブームが大きく振動するおそれがあ
る。このように、ブームが大きく振動すると、コンクリ
ートを所望の位置に吐出できない事態に陥ることが多々
ある。また、振動によって、ブーム装置の疲労が大きく
なって、その寿命が短くなることもある。
【0004】そこで、本願出願人は、上記油圧シリンダ
のストロークを検出する位置センサと、油圧シリンダの
圧力を検出する圧力センサとを備え、CPUが位置セン
サにて検出されたストロークを取り込んで目標圧力を演
算し、サーボアンプがCPUにて演算された目標圧力と
圧力センサにて検出された実際の油圧シリンダの圧力と
を比較し、両者の差に応じた出力を電磁サーボ弁に与え
て、油圧シリンダの圧力を目標圧力に一致させることに
より、ブームの振動を吸収するようにした流体輸送用ブ
ーム装置を提案した(特開平7−217212号公報参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案に係るブーム装置は、圧力センサ、位置センサ、CP
U、電磁サーボ弁等を必要とするので、その構造が複雑
になるとともに、コストが高くつくという問題があっ
た。この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、流体の脈動によってブームが振動するのを、簡素な
構造にてコスト安価に抑制することができる流体輸送用
ブーム装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の流体輸送用ブーム装置は、車体に対して水
平軸回りに回動可能に固定されるとともに、流体移送用
のパイプが沿設されたブームと、このパイプに流体を送
り出す送り出しポンプと、上記ブームを上下方向に駆動
するための油圧シリンダと、この油圧シリンダに対する
オイルの供給を制御する電磁制御弁とを備える流体輸送
用ブーム装置において、上記油圧シリンダの高圧側に連
通するアキュムレータと、上記ブームの駆動を停止した
状態で、油圧シリンダの高圧側と上記アキュムレータと
の間のオイルの流通を許容すべく、油圧シリンダの低圧
側に対するオイルの給排を許容するオイル給排手段とを
備えることを特徴とするものである。
【0007】上記の構成の流体輸送用ブーム装置によれ
ば、ブームの駆動を停止した状態で、上記油圧シリンダ
の高圧側に連通するアキュムレータによって、ブームの
振動を抑制するバネ力を、当該ブームに作用させること
ができる。さらに詳述すると、油圧シリンダに供給され
るオイルは、非圧縮性の流体であるため、アキュムレー
タが設けられていない場合には、ブームの先端側が下方
へ振れても油圧シリンダがほとんど収縮しない。このた
め、油圧シリンダによってブームをブロックした状態と
なり、ブーム自体に当該ブームを押し上げる方向の応力
が蓄積されることになる。この結果、ブームの振れ戻し
時に、上記応力によってブームが上方へ付勢されて、そ
の振れが助長されることになる。しかし、上記アキュム
レータを設けた本願発明によれば、ブームの先端側が下
方へ振れると、オイル給排手段によって油圧シリンダの
低圧側に対するオイルの給排が許容される点と相まっ
て、油圧シリンダの高圧側に供給されたオイルの一部
が、アキュムレータに流入して、油圧シリンダが収縮す
る。この結果、油圧シリンダは上記ブロック状態となら
ずにバネ状態となり、ブームに蓄積される応力が低減さ
れる。
【0008】一方、ブームの先端側が上方へ振れると、
アキュムレータが設けられていない場合には、油圧シリ
ンダがほとんど伸長しないので、油圧シリンダによって
ブームをブロックした状態となり、ブーム自体に当該ブ
ームを引き下げる方向の応力が蓄積されることになる。
この結果、ブームの振れ戻し時に、上記応力によってブ
ームが下方へ付勢されて、その振れが助長されることに
なる。しかし、上記アキュムレータを設けた本願発明に
よれば、ブームの先端側が上方へ振れると、オイル給排
手段によって油圧シリンダの低圧側に対するオイルの給
排が許容される点と相まって、アキュムレータ内のオイ
ルが油圧シリンダの高圧側に流入して、油圧シリンダが
伸長する。この結果、油圧シリンダは上記ブロック状態
とならずにバネ状態となり、ブームに蓄積される応力が
低減される。したがって、上記アキュムレータは、ブー
ムの振動を抑制するバネ作用を発揮することになる。
【0009】また、上記アキュムレータとシリンダとの
間の配管抵抗によって、オイルの流動を緩慢にさせて、
ブームの振動に対してダンパ作用を発揮させることがで
きる。このため、ブームの振幅を小さくすることができ
る。したがって、上記バネ作用とダンパ作用との協働に
よって、ブームの振動を効果的に抑制することができ
る。
【0010】上記油圧シリンダとアキュムレータとの間
の油圧配管には、絞り弁を介在しているのが好ましく、
この場合には、上記ダンパ作用をより効果的に発揮させ
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図2は
この発明の流体輸送用ブーム装置を適用したコンクリー
トポンプ車を示す概略図である。同図において1は車体
であって、この車体1には、流体であるコンクリートを
送り出すスクイズ式の送り出しポンプ(図示せず。)が
搭載されている。また、車体1には、基部関節部2によ
って、ブーム3が回動可能に固定されている。具体的に
は、ブーム3は、油圧シリンダからなる起伏シリンダ4
(図1参照)の伸縮によって、水平軸5を中心として上
下方向αに回動可能であると共に、ベース6を介して水
平方向βにも旋回可能に車体1に取り付けられている。
【0012】上記ブーム3は、第1ブーム7、第2ブー
ム8及び第3ブーム9を備えており、中間関節部10,
11によって屈折可能に接続されている。また、各ブー
ム7,8,9に沿ってパイプ12が設けられており、そ
の根元は送り出しポンプに接続されている。さらに、上
記パイプ12の先端部には打設ホース13が接続されて
おり、この打設ホース13の先端部は、送り出しポンプ
から送り出されたコンクリートを吐出する吐出口13a
となっている。
【0013】この実施の形態のコンクリートポンプ車に
おいては、基部関節部2の起伏シリンダ4及び各中間関
節部10,11の中間油圧シリンダ14,15の伸縮を
制御することにより、ブーム3の姿勢を変え、ブーム3
を所望の位置にセッティングした後、送り出しポンプを
作動させれば、コンクリートを吐出口13aから吐出す
ることができるので、広い範囲を対象としてコンクリー
ト打設作業を行うことができる。
【0014】図1は上記流体輸送用ブーム装置の油圧回
路16を示す概略図である。この油圧回路16は、起伏
シリンダ4と、オイルを貯留したオイルタンク17と、
このオイルタンク17内に貯留されたオイルを起伏シリ
ンダ4に供給するオイルポンプ18と、このオイルポン
プ18と起伏シリンダ4との間に介在された電磁制御弁
19と、上記起伏シリンダ4の高圧側(ボトム側)4a
に連通されたアキュムレータ20とによって主要部が構
成されている。
【0015】上記電磁制御弁19は、4ポート3位置切
換弁によって構成されており、その切換制御によって、
起伏シリンダ4の高圧側4aと低圧側(ロッド側)4b
とにオイルを選択的に供給することができる。この電磁
制御弁19は、センタ位置において、後述するシーケン
ス弁22及び起伏シリンダ4の低圧側4bとオイルタン
ク17との間を、絞りを介して連通させる絞り付きAR
B接続タイプのものである。
【0016】上記アキュムレータ20は、電磁制御弁1
9と起伏シリンダ4の高圧側4aとを接続する油圧配管
P1の途中部に対して、油圧配管P2を介して接続され
ている。このアキュムレータ20は、耐圧性を有する金
属製容器20aの内部に、気体を封入したゴム袋20b
を設けたものであり、上記ゴム袋20bに封入された気
体の圧力は、ブーム3を上昇駆動させるのに必要な油圧
にほぼ等しくなるように設定されている。さらに、上記
アキュムレータ20に接続された油圧配管P2には、当
該油圧配管P2を通過するオイルの流量を絞るための絞
り弁21が介在されている。
【0017】上記電磁制御弁19と起伏シリンダ4の高
圧側4aとを接続する油圧配管P1の途中部であって、
上記油圧配管P2が接続された部分よりも上流側には、
パイロット付きのシーケンス弁22が介在されていると
ともに、このシーケンス弁22と並列に、起伏シリンダ
4から電磁制御弁19方向へのオイルの流通を規制する
逆止弁23が設けられている。また、上記シーケンス弁
22には、起伏シリンダ4の低圧側4bの圧力が、パイ
ロット圧として入力されるようになっている。
【0018】上記流体輸送用ブーム装置において、ブー
ム3の姿勢変更を行うには、電磁制御弁19を操作し
て、起伏シリンダ4の駆動力を変え、第1ブーム7の角
度を所望の角度にする。第2ブーム8及び第3ブーム9
の姿勢変更についても上記と同様にして行うことができ
る。なお、上記第1ブーム7を下げる際には、起伏シリ
ンダ4の低圧側4bの圧力によってシーケンス弁22が
操作されて、高圧側4aのオイルがシーケンス弁22を
通ってオイルタンク17に戻されるようになっている。
【0019】また、上記ブーム3の姿勢を固定した状態
では、つまり上記電磁制御弁19をセンター位置に切り
換えた状態では、起伏シリンダ4の高圧側4aとオイル
タンク17との間におけるオイルタンク17側へのオイ
ルの流れが、上記シーケンス弁22によってしゃ断され
る。しかし、起伏シリンダ4の低圧側4bとオイルタン
ク17との間は、電磁制御弁19を介して連通されるの
で、当該低圧側4bに対するオイルの給排を許容するこ
とができる。すなわち、本実施の形態においては、上記
電磁制御弁19自体で、起伏シリンダ4の低圧側4bに
対するオイルの給排を許容するオイル給排手段が構成さ
れている。
【0020】したがって、上記ブーム3の姿勢を固定し
た状態で、当該ブーム3の先端側が下方へ振れた場合に
は、起伏シリンダ4の高圧側4aに供給されたオイルの
一部を、アキュムレータ20に流入させて、起伏シリン
ダ4の収縮を許容することができる。このため、上記起
伏シリンダ4によってブーム3がブロックされて、その
上方への振れ戻し時に振れが助長されるのを防止するこ
とができる。一方、ブーム3の先端側が上方へ振れた場
合には、アキュムレータ20内のオイルを起伏シリンダ
4の高圧側4aに流入させて、起伏シリンダ4が伸長す
るのを許容することができる。このため、上記起伏シリ
ンダ4によってブーム3がブロックされて、その下方へ
の振れ戻し時に振れが助長されるのを防止することがで
きる。
【0021】また、上記起伏シリンダ4とアキュムレー
タ20との間の配管抵抗によって、オイルの流動を緩慢
にさせて、ブーム3の振動に対してダンパ作用を発揮さ
せることができる。このため、ブーム3の振幅を小さく
することができる。したがって、上記アキュムレータ2
0によるバネ作用と、配管抵抗によるダンパ作用との協
働によって、ブーム3の振動を効果的に抑制することが
できる。特に上記実施の形態においては、上記アキュム
レータ20に接続された油圧配管21に絞り弁21が介
在されているので、上記ダンパ作用をより効果的に発揮
させて、ブーム3の振動をより効果的に抑制することが
できる。
【0022】なお、第2ブーム8を180°以上屈折さ
せることができるタイプのブーム装置については、当該
第2ブーム8の屈折角が180°未満の場合には、これ
を駆動する為の中間油圧シリンダ14のボトム側が高圧
側として構成され、屈折角が180°を超えると、上記
中間油圧シリンダ14のロッド側が高圧側として構成さ
れることになる。そこで、この種のブーム装置について
は、上記中間油圧シリンダ14のロッド側とボトム側の
それぞれに対して、アキュムレータを個別に接続して、
ブーム3の振動を抑制するようにすればよい。また、こ
の場合には、何れか一方のアキュムレータを、油圧シリ
ンダの低圧側に対するオイルの給排を許容するオイル給
排手段として構成することができる。
【0023】この発明は上記実施形態に限定されるもの
ではなく、例えばアキュムレータ20を、起伏シリンダ
4の高圧側4aに対して直結すること、起伏シリンダ4
の低圧側4bにアキュムレータを接続して、このアキュ
ムレータによって、当該低圧側4bに対するオイルの給
排を許容するオイル給排手段を構成すること等、種々の
設計変更を施すことができる。さらに、上記実施の形態
では、流体がコンクリートである場合を説明したが、そ
の他の流体にも適用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上ように、この発明の流体輸送用ブー
ム装置によれば、アキュムレータによるバネ作用と、油
圧シリンダの高圧側とアキュムレータとの間の配管抵抗
によるダンパ作用との協働によって、ブームの振動を抑
制することができる。このため、簡素な構造にてコスト
安価にブームの振動を抑制することができる。
【0025】特に、上記油圧シリンダとアキュムレータ
との間の油圧配管に、絞り弁を介在している場合には、
上記ダンパ作用をより効果的に発揮させて、ブームの振
動をより効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の流体輸送用ブーム装置の一つの実施
の形態を示す概略図である。
【図2】この発明の流体輸送用ブーム装置を適用したコ
ンクリートポンプ車を示す概略図である。
【符号の説明】
1 車体 3 ブーム 4 起伏シリンダ(油圧シリンダ) 4a 起伏シリンダの高圧側 4b 起伏シリンダの低圧側 19 電磁制御弁 P2 油圧配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に対して水平軸回りに回動可能に固定
    されるとともに、流体移送用のパイプが沿設されたブー
    ムと、 このパイプに流体を送り出す送り出しポンプと、 上記ブームを上下方向に駆動するための油圧シリンダ
    と、 この油圧シリンダに対するオイルの供給を制御する電磁
    制御弁とを備える流体輸送用ブーム装置において、 上記油圧シリンダの高圧側に連通するアキュムレータ
    と、 上記ブームの駆動を停止した状態で、油圧シリンダの高
    圧側と上記アキュムレータとの間のオイルの流通を許容
    すべく、油圧シリンダの低圧側に対するオイルの給排を
    許容するオイル給排手段とを備えることを特徴とする流
    体輸送用ブーム装置。
  2. 【請求項2】上記油圧シリンダとアキュムレータとの間
    の油圧配管に、絞り弁を設けている請求項1記載の流体
    輸送用ブーム装置。
JP8122756A 1996-04-19 1996-04-19 流体輸送用ブーム装置 Pending JPH09287290A (ja)

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