JPH0928689A - Mrデータ収集方法およびmri装置 - Google Patents
Mrデータ収集方法およびmri装置Info
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- JPH0928689A JPH0928689A JP7182565A JP18256595A JPH0928689A JP H0928689 A JPH0928689 A JP H0928689A JP 7182565 A JP7182565 A JP 7182565A JP 18256595 A JP18256595 A JP 18256595A JP H0928689 A JPH0928689 A JP H0928689A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 MRデータの収集中に被検体が動いてしまう
ことによる悪影響を受けないようにする。 【解決手段】 マグネットアセンブリ1のボアB内に鏡
Kを取り付け、その鏡Kに映る被検体HをTVカメラC
で映す。計算機7は、TVカメラCの映像を解析して被
検体Hの動きを検出し、被検体Hが許容範囲以上に動い
た時のMRデータを削除するか、取り直しするか、補正
する。あるいは、被検体Hの動きの影響を打ち消すよう
にRFパルスまたは/および勾配磁場を最適化する。 【効果】 被検体の動きによるアーチファクトのない画
像が得られる。被検体を強く固定する必要がないため、
被検体に苦痛を与えないで済む。
ことによる悪影響を受けないようにする。 【解決手段】 マグネットアセンブリ1のボアB内に鏡
Kを取り付け、その鏡Kに映る被検体HをTVカメラC
で映す。計算機7は、TVカメラCの映像を解析して被
検体Hの動きを検出し、被検体Hが許容範囲以上に動い
た時のMRデータを削除するか、取り直しするか、補正
する。あるいは、被検体Hの動きの影響を打ち消すよう
にRFパルスまたは/および勾配磁場を最適化する。 【効果】 被検体の動きによるアーチファクトのない画
像が得られる。被検体を強く固定する必要がないため、
被検体に苦痛を与えないで済む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MR(Magneti
c Resonance)データ収集方法およびMRI(MR Ima
ging)装置に関し、さらに詳しくは、MRデータの収集
中に被検体が動いてしまうことによる悪影響を受けない
ようにしたMRデータ収集方法およびMRI装置に関す
る。
c Resonance)データ収集方法およびMRI(MR Ima
ging)装置に関し、さらに詳しくは、MRデータの収集
中に被検体が動いてしまうことによる悪影響を受けない
ようにしたMRデータ収集方法およびMRI装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のMRI装置500によ
って頭部の撮影を行う場合の説明図である。被検体Hを
テーブルTに乗せ、頭部に頭部撮影用コイルRを被せ、
ベルトWでテーブルTに固定し、マグネットアセンブリ
(Magnet Assenbly)50のボアB内に入れる。そし
て、静磁場コイルMにより静磁場を発生し、勾配磁場コ
イルGにより勾配磁場を印加し、頭部撮影用コイルRに
よりRFパルスを印加し且つNMR信号を受信して、M
R(Magnetic Resonance)データを収集する。
って頭部の撮影を行う場合の説明図である。被検体Hを
テーブルTに乗せ、頭部に頭部撮影用コイルRを被せ、
ベルトWでテーブルTに固定し、マグネットアセンブリ
(Magnet Assenbly)50のボアB内に入れる。そし
て、静磁場コイルMにより静磁場を発生し、勾配磁場コ
イルGにより勾配磁場を印加し、頭部撮影用コイルRに
よりRFパルスを印加し且つNMR信号を受信して、M
R(Magnetic Resonance)データを収集する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のMRI装置
500では、被検体Hが撮影中に頭を動かさないように
ベルトWで固定している。しかし、被検体Hを強く固定
すると被検体Hに苦痛を強いることになり、弱く固定す
ると被検体Hが頭を動かして画像上にアーチファクト
(Artifact)が発生してしまう問題点がある。そこで、
この発明の目的は、MRデータの収集中に被検体が動い
てしまうことによる悪影響を受けないようにしたMRデ
ータ収集方法およびMRI装置を提供することにある。
500では、被検体Hが撮影中に頭を動かさないように
ベルトWで固定している。しかし、被検体Hを強く固定
すると被検体Hに苦痛を強いることになり、弱く固定す
ると被検体Hが頭を動かして画像上にアーチファクト
(Artifact)が発生してしまう問題点がある。そこで、
この発明の目的は、MRデータの収集中に被検体が動い
てしまうことによる悪影響を受けないようにしたMRデ
ータ収集方法およびMRI装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、この発
明は、被検体に静磁場中でRFパルスと勾配磁場とを印
加し、被検体からのNMR信号を受信して、MRデータ
を収集するMRデータ収集方法において、1つの画像を
構成するためのMRデータを収集する間の被検体の動き
を検出し、被検体が許容範囲以上に動いた時のMRデー
タを削除するか,又は,被検体が許容範囲以上に動いた
時のMRデータを取り直しするか,又は,被検体の動き
に応じてMRデータを補正することを特徴とするMRデ
ータ収集方法を提供する。上記第1の観点のMRデータ
収集方法によれば、被検体の動きを監視し、許容範囲以
上に動いた時は、その時のMRデータを削除するか、取
り直しするか、補正する。いずれの場合でも、動いた状
態のMRデータを使用しないため、動きによるアーチフ
ァクトを抑制できる。そして、被検体を強く固定する必
要がないため、被検体に苦痛を与えないで済む。なお、
MRデータを削除する場合は、画質は劣化するが、スキ
ャン回数が増えない。MRデータを取り直す場合は、ス
キャン回数が増えるが、画質の劣化はない。補正する場
合は、補正処理が必要になるが、スキャン回数が増え
ず、画質の劣化もない。
明は、被検体に静磁場中でRFパルスと勾配磁場とを印
加し、被検体からのNMR信号を受信して、MRデータ
を収集するMRデータ収集方法において、1つの画像を
構成するためのMRデータを収集する間の被検体の動き
を検出し、被検体が許容範囲以上に動いた時のMRデー
タを削除するか,又は,被検体が許容範囲以上に動いた
時のMRデータを取り直しするか,又は,被検体の動き
に応じてMRデータを補正することを特徴とするMRデ
ータ収集方法を提供する。上記第1の観点のMRデータ
収集方法によれば、被検体の動きを監視し、許容範囲以
上に動いた時は、その時のMRデータを削除するか、取
り直しするか、補正する。いずれの場合でも、動いた状
態のMRデータを使用しないため、動きによるアーチフ
ァクトを抑制できる。そして、被検体を強く固定する必
要がないため、被検体に苦痛を与えないで済む。なお、
MRデータを削除する場合は、画質は劣化するが、スキ
ャン回数が増えない。MRデータを取り直す場合は、ス
キャン回数が増えるが、画質の劣化はない。補正する場
合は、補正処理が必要になるが、スキャン回数が増え
ず、画質の劣化もない。
【0005】第2の観点では、この発明は、被検体に静
磁場中でRFパルスと勾配磁場とを印加し、被検体から
のNMR信号を受信して、MRデータを収集するMRデ
ータ収集方法において、1つの画像を構成するためのM
Rデータを収集する間の被検体の動きを検出し、被検体
の動きの影響を打ち消すようにRFパルスまたは勾配磁
場の少なくとも一方を最適化することを特徴とするMR
データ収集方法を提供する。上記第2の観点のMRデー
タ収集方法によれば、被検体の動きを監視し、被検体の
動きの影響を打ち消すようにRFパルスまたは/および
勾配磁場を最適化する。すなわち、撮像領域の位置およ
び方向性を被検体の動きに追従させる。これにより、実
質的に被検体が動いていない状態のMRデータを収集で
きるため、動きによるアーチファクトを抑制できる。そ
して、被検体を強く固定する必要がないため、被検体に
苦痛を与えないで済む。
磁場中でRFパルスと勾配磁場とを印加し、被検体から
のNMR信号を受信して、MRデータを収集するMRデ
ータ収集方法において、1つの画像を構成するためのM
Rデータを収集する間の被検体の動きを検出し、被検体
の動きの影響を打ち消すようにRFパルスまたは勾配磁
場の少なくとも一方を最適化することを特徴とするMR
データ収集方法を提供する。上記第2の観点のMRデー
タ収集方法によれば、被検体の動きを監視し、被検体の
動きの影響を打ち消すようにRFパルスまたは/および
勾配磁場を最適化する。すなわち、撮像領域の位置およ
び方向性を被検体の動きに追従させる。これにより、実
質的に被検体が動いていない状態のMRデータを収集で
きるため、動きによるアーチファクトを抑制できる。そ
して、被検体を強く固定する必要がないため、被検体に
苦痛を与えないで済む。
【0006】第3の観点では、この発明は、静磁場発生
手段と、RFパルス印加手段と、勾配磁場印加手段と、
NMR信号受信手段と、前記各手段を制御して画像を構
成するためのMRデータを収集するデータ収集制御手段
とを備えたMRI装置において、1つの画像を構成する
ためのMRデータを収集する間の被検体の動きを検出す
る動き検出手段と、被検体が許容範囲以上に動いた時の
MRデータを削除するデータ削除手段とを具備したこと
を特徴とするMRI装置を提供する。上記第3の観点の
MRI装置によれば、被検体の動きを監視し、許容範囲
以上に動いた時は、その時のMRデータを削除する。動
いた状態のMRデータを使用しないため、動きによるア
ーチファクトを抑制できる。そして、被検体を強く固定
する必要がないため、被検体に苦痛を与えないで済む。
手段と、RFパルス印加手段と、勾配磁場印加手段と、
NMR信号受信手段と、前記各手段を制御して画像を構
成するためのMRデータを収集するデータ収集制御手段
とを備えたMRI装置において、1つの画像を構成する
ためのMRデータを収集する間の被検体の動きを検出す
る動き検出手段と、被検体が許容範囲以上に動いた時の
MRデータを削除するデータ削除手段とを具備したこと
を特徴とするMRI装置を提供する。上記第3の観点の
MRI装置によれば、被検体の動きを監視し、許容範囲
以上に動いた時は、その時のMRデータを削除する。動
いた状態のMRデータを使用しないため、動きによるア
ーチファクトを抑制できる。そして、被検体を強く固定
する必要がないため、被検体に苦痛を与えないで済む。
【0007】第4の観点では、この発明は、静磁場発生
手段と、RFパルス印加手段と、勾配磁場印加手段と、
NMR信号受信手段と、前記各手段を制御して画像を構
成するためのMRデータを収集するデータ収集制御手段
とを備えたMRI装置において、1つの画像を構成する
ためのMRデータを収集する間の被検体の動きを検出す
る動き検出手段と、被検体が許容範囲以上に動いた時の
MRデータを取り直すデータ取り直し手段とを具備した
ことを特徴とするMRI装置を提供する。上記第4の観
点のMRI装置によれば、被検体の動きを監視し、許容
範囲以上に動いた時は、その時のMRデータを取り直し
する。動いた状態のMRデータを使用しないため、動き
によるアーチファクトを抑制できる。そして、被検体を
強く固定する必要がないため、被検体に苦痛を与えない
で済む。
手段と、RFパルス印加手段と、勾配磁場印加手段と、
NMR信号受信手段と、前記各手段を制御して画像を構
成するためのMRデータを収集するデータ収集制御手段
とを備えたMRI装置において、1つの画像を構成する
ためのMRデータを収集する間の被検体の動きを検出す
る動き検出手段と、被検体が許容範囲以上に動いた時の
MRデータを取り直すデータ取り直し手段とを具備した
ことを特徴とするMRI装置を提供する。上記第4の観
点のMRI装置によれば、被検体の動きを監視し、許容
範囲以上に動いた時は、その時のMRデータを取り直し
する。動いた状態のMRデータを使用しないため、動き
によるアーチファクトを抑制できる。そして、被検体を
強く固定する必要がないため、被検体に苦痛を与えない
で済む。
【0008】第5の観点では、この発明は、静磁場発生
手段と、RFパルス印加手段と、勾配磁場印加手段と、
NMR信号受信手段と、前記各手段を制御して画像を構
成するためのMRデータを収集するデータ収集制御手段
とを備えたMRI装置において、1つの画像を構成する
ためのMRデータを収集する間の被検体の動きを検出す
る動き検出手段と、被検体の動きに応じてMRデータを
補正するデータ補正手段とを具備したことを特徴とする
MRI装置を提供する。上記第5の観点のMRデータ収
集方法によれば、被検体の動きを監視し、許容範囲以上
に動いた時は、その時のMRデータを補正する。動いた
状態のMRデータを使用しないため、動きによるアーチ
ファクトを抑制できる。そして、被検体を強く固定する
必要がないため、被検体に苦痛を与えないで済む。
手段と、RFパルス印加手段と、勾配磁場印加手段と、
NMR信号受信手段と、前記各手段を制御して画像を構
成するためのMRデータを収集するデータ収集制御手段
とを備えたMRI装置において、1つの画像を構成する
ためのMRデータを収集する間の被検体の動きを検出す
る動き検出手段と、被検体の動きに応じてMRデータを
補正するデータ補正手段とを具備したことを特徴とする
MRI装置を提供する。上記第5の観点のMRデータ収
集方法によれば、被検体の動きを監視し、許容範囲以上
に動いた時は、その時のMRデータを補正する。動いた
状態のMRデータを使用しないため、動きによるアーチ
ファクトを抑制できる。そして、被検体を強く固定する
必要がないため、被検体に苦痛を与えないで済む。
【0009】第6の観点では、この発明は、静磁場発生
手段と、RFパルス印加手段と、勾配磁場印加手段と、
NMR信号受信手段と、前記各手段を制御して画像を構
成するためのMRデータを収集するデータ収集制御手段
とを備えたMRI装置において、1つの画像を構成する
ためのMRデータを収集する間の被検体の動きを検出す
る動き検出手段と、被検体の動きの影響を打ち消すよう
にRFパルスまたは勾配磁場の少なくとも一方を最適化
する動的制御手段とを具備したことを特徴とするMRI
装置を提供する。上記第6の観点のMRI装置によれ
ば、被検体の動きを監視し、被検体の動きの影響を打ち
消すようにRFパルスまたは/および勾配磁場を最適化
する。すなわち、撮像領域の位置および方向性を被検体
の動きに追従させる。これにより、実質的に被検体が動
いていない状態のMRデータを収集できるため、動きに
よるアーチファクトを抑制できる。そして、被検体を強
く固定する必要がないため、被検体に苦痛を与えないで
済む。
手段と、RFパルス印加手段と、勾配磁場印加手段と、
NMR信号受信手段と、前記各手段を制御して画像を構
成するためのMRデータを収集するデータ収集制御手段
とを備えたMRI装置において、1つの画像を構成する
ためのMRデータを収集する間の被検体の動きを検出す
る動き検出手段と、被検体の動きの影響を打ち消すよう
にRFパルスまたは勾配磁場の少なくとも一方を最適化
する動的制御手段とを具備したことを特徴とするMRI
装置を提供する。上記第6の観点のMRI装置によれ
ば、被検体の動きを監視し、被検体の動きの影響を打ち
消すようにRFパルスまたは/および勾配磁場を最適化
する。すなわち、撮像領域の位置および方向性を被検体
の動きに追従させる。これにより、実質的に被検体が動
いていない状態のMRデータを収集できるため、動きに
よるアーチファクトを抑制できる。そして、被検体を強
く固定する必要がないため、被検体に苦痛を与えないで
済む。
【0010】第7の観点では、この発明は、上記構成の
MRI装置において、前記動き検出手段は、マグネット
アセンブリのボア内で上から下を見た映像を撮影するた
めのファイバスコープまたは鏡とカメラとを具備してな
ることを特徴とするMRI装置を提供する。マグネット
アセンブリのボア内は強磁場であるため、マグネットア
センブリのボア内には、金属部分を含んでいるカメラを
設置することが出来ないが、金属部分を含まないファイ
バスコープまたは鏡なら設置可能である。そして、カメ
ラをマグネットアセンブリのボアから少し離れた所に設
置し、前記ファイバスコープまたは鏡を介してマグネッ
トアセンブリのボア内で上から下を見た映像を撮影すれ
ば、被検体の動きを検出することが出来る。
MRI装置において、前記動き検出手段は、マグネット
アセンブリのボア内で上から下を見た映像を撮影するた
めのファイバスコープまたは鏡とカメラとを具備してな
ることを特徴とするMRI装置を提供する。マグネット
アセンブリのボア内は強磁場であるため、マグネットア
センブリのボア内には、金属部分を含んでいるカメラを
設置することが出来ないが、金属部分を含まないファイ
バスコープまたは鏡なら設置可能である。そして、カメ
ラをマグネットアセンブリのボアから少し離れた所に設
置し、前記ファイバスコープまたは鏡を介してマグネッ
トアセンブリのボア内で上から下を見た映像を撮影すれ
ば、被検体の動きを検出することが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図に示すこの発明の実施形
態に基づいてこの発明をさらに詳しく説明する。なお、
これによりこの発明が限定されるものではない。
態に基づいてこの発明をさらに詳しく説明する。なお、
これによりこの発明が限定されるものではない。
【0012】−第1の実施形態− 図1は、この発明の第1の実施形態にかかるMRI装置
100のブロック図である。このMRI装置100にお
いて、マグネットアセンブリ1は、テーブルTに乗った
被検体Hを内部に挿入するためのボアBを有し、このボ
アBを取りまくように、一定の静磁場を発生する静磁場
コイルMと、X軸,Y軸,Z軸の各勾配磁場を発生する
勾配磁場コイルGとを有している。また、ボアB内に
は、鏡Kが設置されている。被検体Hの頭部には、RF
パルスを送信すると共にNMR信号を受信する頭部撮影
用コイルRが被せられている。前記静磁場コイルMは静
磁場電源回路2に接続されており、前記勾配磁場コイル
Gは勾配磁場駆動回路3に接続されており、前記頭部撮
影用コイルRはRF電力増幅器4および前置増幅器5に
接続されている。
100のブロック図である。このMRI装置100にお
いて、マグネットアセンブリ1は、テーブルTに乗った
被検体Hを内部に挿入するためのボアBを有し、このボ
アBを取りまくように、一定の静磁場を発生する静磁場
コイルMと、X軸,Y軸,Z軸の各勾配磁場を発生する
勾配磁場コイルGとを有している。また、ボアB内に
は、鏡Kが設置されている。被検体Hの頭部には、RF
パルスを送信すると共にNMR信号を受信する頭部撮影
用コイルRが被せられている。前記静磁場コイルMは静
磁場電源回路2に接続されており、前記勾配磁場コイル
Gは勾配磁場駆動回路3に接続されており、前記頭部撮
影用コイルRはRF電力増幅器4および前置増幅器5に
接続されている。
【0013】シーケンス記憶回路8は、計算機7からの
指令に従い、記憶しているパルスシーケンスに基づいて
勾配磁場駆動回路3を操作し、前記勾配磁場コイルGか
ら勾配磁場を発生させると共に、ゲート変調回路9を操
作し、RF発振回路10の搬送波出力信号を所定タイミ
ング・所定包絡線形状のパルス状信号に変調し、RF電
力増幅器4でパワー増幅した後、前記頭部撮影用コイル
Rに供給し、RFパルスとして送信し、被検体Hの撮像
領域を選択励起する。
指令に従い、記憶しているパルスシーケンスに基づいて
勾配磁場駆動回路3を操作し、前記勾配磁場コイルGか
ら勾配磁場を発生させると共に、ゲート変調回路9を操
作し、RF発振回路10の搬送波出力信号を所定タイミ
ング・所定包絡線形状のパルス状信号に変調し、RF電
力増幅器4でパワー増幅した後、前記頭部撮影用コイル
Rに供給し、RFパルスとして送信し、被検体Hの撮像
領域を選択励起する。
【0014】前置増幅器5は、前記頭部撮影用コイルR
で受信された被検体HからのNMR信号を増幅し、位相
検波器12に入力する。位相検波器12は、RF発振回
路10の搬送波出力信号を参照信号とし、前置増幅器5
からのNMR信号を位相検波して、A/D変換器11に
与える。A/D変換器11は、位相検波後のアナログ信
号をデジタル信号に変換して、計算機7に入力する。計
算機7は、入力されたデジタル信号をMRデータとして
蓄積し、1つの画像を構成するためのMRデータが収集
されたら、画像再構成処理を行って画像を再構成し、表
示装置6で表示する。また、計算機7は、操作卓13か
ら入力された情報を受け取るなどの全体的な制御を受け
持つ。
で受信された被検体HからのNMR信号を増幅し、位相
検波器12に入力する。位相検波器12は、RF発振回
路10の搬送波出力信号を参照信号とし、前置増幅器5
からのNMR信号を位相検波して、A/D変換器11に
与える。A/D変換器11は、位相検波後のアナログ信
号をデジタル信号に変換して、計算機7に入力する。計
算機7は、入力されたデジタル信号をMRデータとして
蓄積し、1つの画像を構成するためのMRデータが収集
されたら、画像再構成処理を行って画像を再構成し、表
示装置6で表示する。また、計算機7は、操作卓13か
ら入力された情報を受け取るなどの全体的な制御を受け
持つ。
【0015】TVカメラCは、ボアB内の磁場を乱さな
いようにボアBから1m以上離れた箇所に設置されてお
り、ボアB内に取り付けられた鏡Kを介して、ボアB内
で上から下を見た映像を撮影し、計算機7に入力する。
計算機7は、入力された映像を解析して被検体Hの動き
を検出する。例えば、被検体HにマーカPを貼り付けて
おき、図2の(a)に示す映像でのマーカPの位置と図
2の(b)に示す映像でのマーカPの位置との差により
被検体Hの動きを検出する。そして、計算機7は、操作
者の指示により、前記画像の再構成の際、被検体Hの動
きが許容範囲以上である時に取得したMRデータを削除
して、画像を再構成する。
いようにボアBから1m以上離れた箇所に設置されてお
り、ボアB内に取り付けられた鏡Kを介して、ボアB内
で上から下を見た映像を撮影し、計算機7に入力する。
計算機7は、入力された映像を解析して被検体Hの動き
を検出する。例えば、被検体HにマーカPを貼り付けて
おき、図2の(a)に示す映像でのマーカPの位置と図
2の(b)に示す映像でのマーカPの位置との差により
被検体Hの動きを検出する。そして、計算機7は、操作
者の指示により、前記画像の再構成の際、被検体Hの動
きが許容範囲以上である時に取得したMRデータを削除
して、画像を再構成する。
【0016】図3は、被検体Hの動きが許容範囲以上で
ある時に取得したMRデータを削除して画像を再構成す
るように操作者が指示したときの計算機7の動作のフロ
ーチャートである。ステップA1では、MRデータを取
得すると共に、映像を解析して被検体Hの動きを検出す
る。ステップA2では、被検体Hの動きが許容範囲内で
ある時に取得したMRデータはそのまま蓄積する。一
方、被検体Hの動きが許容範囲以上である時に取得した
MRデータは削除する(具体的にはMRデータの値を
“0”にする)。ステップA3では、上記削除処理後の
MRデータにより画像を再構成する。
ある時に取得したMRデータを削除して画像を再構成す
るように操作者が指示したときの計算機7の動作のフロ
ーチャートである。ステップA1では、MRデータを取
得すると共に、映像を解析して被検体Hの動きを検出す
る。ステップA2では、被検体Hの動きが許容範囲内で
ある時に取得したMRデータはそのまま蓄積する。一
方、被検体Hの動きが許容範囲以上である時に取得した
MRデータは削除する(具体的にはMRデータの値を
“0”にする)。ステップA3では、上記削除処理後の
MRデータにより画像を再構成する。
【0017】図4は、k空間SPを埋めるMRデータを
概念的に表している。図4の(a)は、削除処理を行っ
ていないMRデータである。このうちの1点鎖線で示す
部分のMRデータが、被検体Hの動きが許容範囲以上で
ある時に取得したMRデータであるとする。図4の
(b)は、削除処理を行った後のMRデータである。こ
のうちの点線で示す部分のMRデータが、値を“0”に
したMRデータである。上記図4の(a)のMRデータ
により再構成した画像は被検体Hの動きによるアーチフ
ァクトを生じるが、上記図4の(b)のMRデータによ
り再構成した画像は被検体Hの動きによるアーチファク
トを生じない。
概念的に表している。図4の(a)は、削除処理を行っ
ていないMRデータである。このうちの1点鎖線で示す
部分のMRデータが、被検体Hの動きが許容範囲以上で
ある時に取得したMRデータであるとする。図4の
(b)は、削除処理を行った後のMRデータである。こ
のうちの点線で示す部分のMRデータが、値を“0”に
したMRデータである。上記図4の(a)のMRデータ
により再構成した画像は被検体Hの動きによるアーチフ
ァクトを生じるが、上記図4の(b)のMRデータによ
り再構成した画像は被検体Hの動きによるアーチファク
トを生じない。
【0018】以上の第1の実施形態のMRI装置100
によれば、動きによるアーチファクトを抑制できる。そ
して、被検体Hを強く固定する必要がないため、被検体
Hに苦痛を与えないで済む。この第1の実施態様は、M
Rデータを削除しても画像の劣化が無視できる場合に有
用である。
によれば、動きによるアーチファクトを抑制できる。そ
して、被検体Hを強く固定する必要がないため、被検体
Hに苦痛を与えないで済む。この第1の実施態様は、M
Rデータを削除しても画像の劣化が無視できる場合に有
用である。
【0019】−第2の実施形態− この発明の第2の実施形態のMRI装置の構成は図1と
同様である。ただし、計算機7は、操作者の指示によ
り、被検体Hの動きが許容範囲以上である時に取得した
MRデータを取り直しする。図5は、被検体Hの動きが
許容範囲以上である時に取得したMRデータを取り直し
するように操作者が指示したときの計算機7の動作のフ
ローチャートである。ステップB1では、MRデータを
取得すると共に、映像を解析して被検体Hの動きを検出
する。ステップB2では、被検体Hの動きが許容範囲内
である時に取得したMRデータはそのまま蓄積する。一
方、被検体Hの動きが許容範囲以上である時に取得した
MRデータは取り直しする。ステップB3では、上記取
り直し処理後のMRデータにより画像を再構成する。以
上の第2の実施形態のMRI装置によれば、動きによる
アーチファクトを抑制できる。そして、被検体Hを強く
固定する必要がないため、被検体Hに苦痛を与えないで
済む。この第2の実施態様は、スキャン回数が増えても
よい場合に有用である。
同様である。ただし、計算機7は、操作者の指示によ
り、被検体Hの動きが許容範囲以上である時に取得した
MRデータを取り直しする。図5は、被検体Hの動きが
許容範囲以上である時に取得したMRデータを取り直し
するように操作者が指示したときの計算機7の動作のフ
ローチャートである。ステップB1では、MRデータを
取得すると共に、映像を解析して被検体Hの動きを検出
する。ステップB2では、被検体Hの動きが許容範囲内
である時に取得したMRデータはそのまま蓄積する。一
方、被検体Hの動きが許容範囲以上である時に取得した
MRデータは取り直しする。ステップB3では、上記取
り直し処理後のMRデータにより画像を再構成する。以
上の第2の実施形態のMRI装置によれば、動きによる
アーチファクトを抑制できる。そして、被検体Hを強く
固定する必要がないため、被検体Hに苦痛を与えないで
済む。この第2の実施態様は、スキャン回数が増えても
よい場合に有用である。
【0020】−第3の実施形態− この発明の第3の実施形態のMRI装置の構成は図1と
同様である。ただし、計算機7は、操作者の指示によ
り、被検体Hの動きが許容範囲以上である時に取得した
MRデータを補正する。図6は、被検体Hの動きが許容
範囲以上である時に取得したMRデータを補正するよう
に操作者が指示した時の計算機7の動作のフローチャー
トである。ステップC1では、MRデータを取得すると
共に、映像を解析して被検体Hの動きを検出する。ステ
ップC2では、被検体Hの動きが許容範囲内である時に
取得したMRデータはそのまま蓄積する。一方、被検体
Hの動きが許容範囲以上である時に取得したMRデータ
は動きの大きさに応じて補正する。例えば、被検体Hの
動きがX方向にΔx,Y方向にΔyだけ移動した時に取
得したMRデータをD’(f,p)とするとき、次式に
より補正したMRデータD(f,p)を算出する。 D(f,p)=D’(f,p)×exp{j2π(fΔx
/Fw+pΔy/Pw)} なお、X軸方向が周波数軸方向(周波数エンコード方
向),Y軸方向が位相軸方向(位相エンコード方向),
fは周波数軸データ番号,pは位相軸データ番号,Fw
はX軸方向のFOV(Field Of View),PwはY軸
方向のFOVとする。ステップC3では、補正処理後の
MRデータにより画像を再構成する。
同様である。ただし、計算機7は、操作者の指示によ
り、被検体Hの動きが許容範囲以上である時に取得した
MRデータを補正する。図6は、被検体Hの動きが許容
範囲以上である時に取得したMRデータを補正するよう
に操作者が指示した時の計算機7の動作のフローチャー
トである。ステップC1では、MRデータを取得すると
共に、映像を解析して被検体Hの動きを検出する。ステ
ップC2では、被検体Hの動きが許容範囲内である時に
取得したMRデータはそのまま蓄積する。一方、被検体
Hの動きが許容範囲以上である時に取得したMRデータ
は動きの大きさに応じて補正する。例えば、被検体Hの
動きがX方向にΔx,Y方向にΔyだけ移動した時に取
得したMRデータをD’(f,p)とするとき、次式に
より補正したMRデータD(f,p)を算出する。 D(f,p)=D’(f,p)×exp{j2π(fΔx
/Fw+pΔy/Pw)} なお、X軸方向が周波数軸方向(周波数エンコード方
向),Y軸方向が位相軸方向(位相エンコード方向),
fは周波数軸データ番号,pは位相軸データ番号,Fw
はX軸方向のFOV(Field Of View),PwはY軸
方向のFOVとする。ステップC3では、補正処理後の
MRデータにより画像を再構成する。
【0021】図7は、k空間SPを埋めるMRデータを
概念的に表している。図7の(a)は、補正処理を行っ
ていないMRデータである。このうちの2点鎖線で示す
部分のMRデータが、被検体Hの動きが許容範囲以上で
ある時に取得したMRデータであるとする。図7の
(b)は、補正処理を行った後のMRデータである。こ
のうちの破線で示す部分のMRデータが動き補正したM
Rデータである。上記図7の(a)のMRデータにより
再構成した画像は被検体Hの動きによるアーチファクト
を生じるが、上記図7の(b)のMRデータにより再構
成した画像は被検体Hの動きによるアーチファクトを生
じない。
概念的に表している。図7の(a)は、補正処理を行っ
ていないMRデータである。このうちの2点鎖線で示す
部分のMRデータが、被検体Hの動きが許容範囲以上で
ある時に取得したMRデータであるとする。図7の
(b)は、補正処理を行った後のMRデータである。こ
のうちの破線で示す部分のMRデータが動き補正したM
Rデータである。上記図7の(a)のMRデータにより
再構成した画像は被検体Hの動きによるアーチファクト
を生じるが、上記図7の(b)のMRデータにより再構
成した画像は被検体Hの動きによるアーチファクトを生
じない。
【0022】以上の第3の実施形態のMRI装置によれ
ば、動きによるアーチファクトを抑制できる。そして、
被検体Hを強く固定する必要がないため、被検体Hに苦
痛を与えないで済む。この第3の実施態様は、計算機7
で補正処理を高速演算できる場合に有用である。
ば、動きによるアーチファクトを抑制できる。そして、
被検体Hを強く固定する必要がないため、被検体Hに苦
痛を与えないで済む。この第3の実施態様は、計算機7
で補正処理を高速演算できる場合に有用である。
【0023】−第4の実施形態− この発明の第4の実施形態のMRI装置の構成は図1と
同様である。ただし、計算機7は、操作者の指示によ
り、被検体Hの動きの影響を打ち消すようにRFパルス
および勾配磁場を最適化する。図8は、被検体Hの動き
の影響を打ち消すようにRFパルスおよび勾配磁場を最
適化するように操作者が指示したときの計算機7の動作
のフローチャートである。ステップD1では、映像を解
析して被検体Hの動きを検出し、その被検体Hの動きに
応じてRFパルスの周波数および位相を制御すると共に
勾配磁場の中心位置および勾配の大きさを制御して被検
体Hの動きの影響を打ち消しながら、MRデータを収集
する。ステップD2では、収集したMRデータにより画
像を再構成する。
同様である。ただし、計算機7は、操作者の指示によ
り、被検体Hの動きの影響を打ち消すようにRFパルス
および勾配磁場を最適化する。図8は、被検体Hの動き
の影響を打ち消すようにRFパルスおよび勾配磁場を最
適化するように操作者が指示したときの計算機7の動作
のフローチャートである。ステップD1では、映像を解
析して被検体Hの動きを検出し、その被検体Hの動きに
応じてRFパルスの周波数および位相を制御すると共に
勾配磁場の中心位置および勾配の大きさを制御して被検
体Hの動きの影響を打ち消しながら、MRデータを収集
する。ステップD2では、収集したMRデータにより画
像を再構成する。
【0024】図9は、撮影部位である被検体Hの頭部の
回転と撮像領域SLの方向性を概念的に表している。図
9の(a)は、基準状態における被検体Hの頭部と撮像
領域SLの方向性を示している。図9の(b)は、回転
状態における被検体Hの頭部と撮像領域SLの方向性を
示している。被検体Hの頭部と撮像領域SLの方向性の
相対的な位置関係が一定に維持されるため、動きの影響
が打ち消され、動きによるアーチファクトを生じない。
回転と撮像領域SLの方向性を概念的に表している。図
9の(a)は、基準状態における被検体Hの頭部と撮像
領域SLの方向性を示している。図9の(b)は、回転
状態における被検体Hの頭部と撮像領域SLの方向性を
示している。被検体Hの頭部と撮像領域SLの方向性の
相対的な位置関係が一定に維持されるため、動きの影響
が打ち消され、動きによるアーチファクトを生じない。
【0025】以上の第4の実施形態のMRI装置によれ
ば、動きによるアーチファクトを抑制できる。そして、
被検体Hを強く固定する必要がないため、被検体Hに苦
痛を与えないで済む。この第4の実施態様は、RFパル
スおよび勾配磁場を高速制御できる場合に有用である。
ば、動きによるアーチファクトを抑制できる。そして、
被検体Hを強く固定する必要がないため、被検体Hに苦
痛を与えないで済む。この第4の実施態様は、RFパル
スおよび勾配磁場を高速制御できる場合に有用である。
【0026】−他の実施形態− 上記実施形態では、ボアB内に鏡Kを取り付け、ボアB
外のTVカメラCにより、ボアB内の被検体Hの映像を
撮影したが、ボアB内からボアB外にファイバスコープ
を導出し、ボアB外のTVカメラCにより、ボアB内の
被検体Hの映像を撮影するようにしてもよい。また、被
検体Hに巻き付けたチューブの空気圧の変化から被検体
Hの動きを検出するようにしてもよい。
外のTVカメラCにより、ボアB内の被検体Hの映像を
撮影したが、ボアB内からボアB外にファイバスコープ
を導出し、ボアB外のTVカメラCにより、ボアB内の
被検体Hの映像を撮影するようにしてもよい。また、被
検体Hに巻き付けたチューブの空気圧の変化から被検体
Hの動きを検出するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】この発明のMRデータ収集方法およびM
RI装置によれば、被検体が動いた時に取得したMRデ
ータを画像再構成に使用しないため、動きによるアーチ
ファクトが生じることを抑制できる。また、被検体を強
く固定する必要がないため、被検体に苦痛を与えないで
済む。
RI装置によれば、被検体が動いた時に取得したMRデ
ータを画像再構成に使用しないため、動きによるアーチ
ファクトが生じることを抑制できる。また、被検体を強
く固定する必要がないため、被検体に苦痛を与えないで
済む。
【図1】第1の実施形態にかかるMRI装置のブロック
図である。
図である。
【図2】第1の実施形態にかかるMRI装置におけるカ
メラ映像の例示図である。
メラ映像の例示図である。
【図3】第1の実施形態にかかる動作のフローチャート
である。
である。
【図4】第1の実施形態にかかるk空間の説明図であ
る。
る。
【図5】第2の実施形態にかかる動作のフローチャート
である。
である。
【図6】第3の実施形態にかかる動作のフローチャート
である。
である。
【図7】第3の実施形態にかかるk空間の説明図であ
る。
る。
【図8】第4の実施形態にかかる動作のフローチャート
である。
である。
【図9】第4の実施形態にかかる撮影領域の説明図であ
る。
る。
【図10】従来のMRI装置によって頭部の撮影を行う
場合の説明図である。
場合の説明図である。
100 MRI装置 1 マグネットアセンブリ 3 勾配磁場駆動回路 4 RF電力増幅器 7 計算機 C TVカメラ K 鏡 M 静磁場コイル R 頭部撮影用コイル G 勾配コイル P マーカ
Claims (7)
- 【請求項1】 被検体に静磁場中でRFパルスと勾配磁
場とを印加し、被検体からのNMR信号を受信して、M
Rデータを収集するMRデータ収集方法において、 1つの画像を構成するためのMRデータを収集する間の
被検体の動きを検出し、被検体が許容範囲以上に動いた
時のMRデータを削除するか,又は,被検体が許容範囲
以上に動いた時のMRデータを取り直しするか,又は,
被検体の動きに応じてMRデータを補正することを特徴
とするMRデータ収集方法。 - 【請求項2】 被検体に静磁場中でRFパルスと勾配磁
場とを印加し、被検体からのNMR信号を受信して、M
Rデータを収集するMRデータ収集方法において、 1つの画像を構成するためのMRデータを収集する間の
被検体の動きを検出し、被検体の動きの影響を打ち消す
ようにRFパルスまたは勾配磁場の少なくとも一方を最
適化することを特徴とするMRデータ収集方法。 - 【請求項3】 静磁場発生手段と、RFパルス印加手段
と、勾配磁場印加手段と、NMR信号受信手段と、前記
各手段を制御して画像を構成するためのMRデータを収
集するデータ収集制御手段とを備えたMRI装置におい
て、 1つの画像を構成するためのMRデータを収集する間の
被検体の動きを検出する動き検出手段と、被検体が許容
範囲以上に動いた時のMRデータを削除するデータ削除
手段とを具備したことを特徴とするMRI装置。 - 【請求項4】 静磁場発生手段と、RFパルス印加手段
と、勾配磁場印加手段と、NMR信号受信手段と、前記
各手段を制御して画像を構成するためのMRデータを収
集するデータ収集制御手段とを備えたMRI装置におい
て、 1つの画像を構成するためのMRデータを収集する間の
被検体の動きを検出する動き検出手段と、被検体が許容
範囲以上に動いた時のMRデータを取り直すデータ取り
直し手段とを具備したことを特徴とするMRI装置。 - 【請求項5】 静磁場発生手段と、RFパルス印加手段
と、勾配磁場印加手段と、NMR信号受信手段と、前記
各手段を制御して画像を構成するためのMRデータを収
集するデータ収集制御手段とを備えたMRI装置におい
て、 1つの画像を構成するためのMRデータを収集する間の
被検体の動きを検出する動き検出手段と、被検体の動き
に応じてMRデータを補正するデータ補正手段とを具備
したことを特徴とするMRI装置。 - 【請求項6】 静磁場発生手段と、RFパルス印加手段
と、勾配磁場印加手段と、NMR信号受信手段と、前記
各手段を制御して画像を構成するためのMRデータを収
集するデータ収集制御手段とを備えたMRI装置におい
て、 1つの画像を構成するためのMRデータを収集する間の
被検体の動きを検出する動き検出手段と、被検体の動き
の影響を打ち消すようにRFパルスまたは勾配磁場の少
なくとも一方を最適化する動的制御手段とを具備したこ
とを特徴とするMRI装置。 - 【請求項7】 請求項3から請求項6のいずれかに記載
のMRI装置において、前記動き検出手段は、マグネッ
トアセンブリのボア内で上から下を見た映像を撮影する
ためのファイバスコープまたは鏡とカメラとを具備して
なることを特徴とするMRI装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7182565A JPH0928689A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | Mrデータ収集方法およびmri装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7182565A JPH0928689A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | Mrデータ収集方法およびmri装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0928689A true JPH0928689A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16120506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7182565A Pending JPH0928689A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | Mrデータ収集方法およびmri装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0928689A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001340315A (ja) * | 2000-06-05 | 2001-12-11 | Toshiba Corp | Mri装置及びmrイメージング方法 |
JP2002102203A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-04-09 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 磁気共鳴映像システム |
CN105792748A (zh) * | 2013-12-02 | 2016-07-20 | 小利兰·斯坦福大学托管委员会 | 光学运动跟踪系统与磁共振成像扫描仪之间的坐标变换的确定 |
JP2017080298A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 東芝メディカルシステムズ株式会社 | 医用画像診断装置及び磁気共鳴イメージング装置 |
EP3816646A1 (en) * | 2019-10-28 | 2021-05-05 | Koninklijke Philips N.V. | Monitoring system with a camera and non-metallic mirror for magnetic resonance examination system |
JP2021529011A (ja) * | 2018-06-11 | 2021-10-28 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 医用撮像のための位置フィードバックインジケータ |
EP4124875A1 (en) | 2021-07-26 | 2023-02-01 | Koninklijke Philips N.V. | Camera-based patient monitoring in medical imaging |
-
1995
- 1995-07-19 JP JP7182565A patent/JPH0928689A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001340315A (ja) * | 2000-06-05 | 2001-12-11 | Toshiba Corp | Mri装置及びmrイメージング方法 |
JP4634570B2 (ja) * | 2000-06-05 | 2011-02-16 | 株式会社東芝 | Mri装置 |
JP2002102203A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-04-09 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 磁気共鳴映像システム |
CN105792748A (zh) * | 2013-12-02 | 2016-07-20 | 小利兰·斯坦福大学托管委员会 | 光学运动跟踪系统与磁共振成像扫描仪之间的坐标变换的确定 |
JP2017080298A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 東芝メディカルシステムズ株式会社 | 医用画像診断装置及び磁気共鳴イメージング装置 |
CN106901737A (zh) * | 2015-10-30 | 2017-06-30 | 东芝医疗系统株式会社 | 医用图像诊断装置以及磁共振成像装置 |
US11185293B2 (en) | 2015-10-30 | 2021-11-30 | Canon Medical Systems Corporation | Medical image diagnostic apparatus and magnetic resonance imaging apparatus |
JP2021529011A (ja) * | 2018-06-11 | 2021-10-28 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 医用撮像のための位置フィードバックインジケータ |
EP3816646A1 (en) * | 2019-10-28 | 2021-05-05 | Koninklijke Philips N.V. | Monitoring system with a camera and non-metallic mirror for magnetic resonance examination system |
WO2021083714A1 (en) | 2019-10-28 | 2021-05-06 | Koninklijke Philips N.V. | Monitoring system with a camera and non-metallic mirror for magnetic resonance examination system |
EP4124875A1 (en) | 2021-07-26 | 2023-02-01 | Koninklijke Philips N.V. | Camera-based patient monitoring in medical imaging |
WO2023006515A1 (en) | 2021-07-26 | 2023-02-02 | Koninklijke Philips N.V. | Camera-based patient monitoring in medical imaging |
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