JPH09286382A - 電動車両の充電用コネクタ装置 - Google Patents

電動車両の充電用コネクタ装置

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JPH09286382A
JPH09286382A JP8122741A JP12274196A JPH09286382A JP H09286382 A JPH09286382 A JP H09286382A JP 8122741 A JP8122741 A JP 8122741A JP 12274196 A JP12274196 A JP 12274196A JP H09286382 A JPH09286382 A JP H09286382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
plug
charging port
charging plug
cross
Prior art date
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Pending
Application number
JP8122741A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Matsunami
和彦 松並
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP8122741A priority Critical patent/JPH09286382A/ja
Publication of JPH09286382A publication Critical patent/JPH09286382A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動車両の充電用コネクタ装置において、充
電プラグの向きを合わせるのに容易とし、また、充電プ
ラグを誤った向きで差込むのを回避させて短絡の発生を
防止し、よって、回路構成を簡略化にする。 【構成】 充電プラグを充電口に差込む際に充電プラグ
の向きを特定させるように、充電口の断面形状を点対称
以外の形状に形成するとともに、充電プラグを充電口の
断面形状に対応させて点対称以外の断面形状に形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動車両の充電
用コネクタ装置に係り、特に充電プラグを充電口に適正
な位置に容易に差込ませ得る電動車両の充電用コネクタ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動車両である電動自転車においては、
人力により駆動されるペダルの回転に対応して車輪に駆
動力を与える電動モータが設けられている。この電動モ
ータは、電池ケース内に収容されてフレームに設けられ
たバッテリから供給される電源によって作動される。
【0003】電池ケースには、充電口を形成する充電口
体を保持する充電口体受け孔が形成されている。そし
て、この充電口に充電プラグを差込んで、バッテリへの
充電を行なっている。
【0004】充電口及び充電プラグは、通常、図12、
13に示す如く、断面形状が円筒形状に形成されてい
る。即ち、図12、13に示す如く、充電プラグ202
は、円筒形に形成され、断面形状が円形状に形成されて
いる。この充電プラグ202のプラグ本体204には、
+極206−1、−極206−2及び複数の制御用端子
208が設けられているとともに、コード210が接続
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、充電
プラグを充電口に差込む際に、充電プラグのどの部分を
上にすればよいのかわかりにくく、充電プラグの向きを
特定することができず、このため、その作業に手間がか
かるという不都合があった。
【0006】また、充電プラグを誤った向きで充電口に
差込むと、制御用端子を損傷させたり、回路構成によっ
ては短絡が生ずるので、回路構成が複雑になるという不
都合があった。
【0007】更に、充電プラグのロック機構が備えられ
ていない場合には、充電プラグが充電口で緩み易くなる
という不都合があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、人力により駆動されるペ
ダルの回転に対応して車輪に駆動力を与える電動モータ
を設け、この電動モータに電源を供給するバッテリを電
池ケース内に収容してフレームに設け、前記電池ケース
に充電口体受け孔を設け、この充電口体受け孔に充電口
が形成された充電口体を設け、前記充電口に充電プラグ
を差込む電動車両の充電用コネクタ装置において、前記
充電プラグを前記充電口に差込む際に前記充電プラグの
向きを特定させるように、前記充電口の断面形状を点対
称以外の形状に形成するとともに、前記充電プラグを前
記充電口の断面形状に対応させて点対称以外の断面形状
に形成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明は、充電プラグ及び充電
口の断面形状を点対称以外の形状に形成しているので、
充電プラグを充電口に差込む際に、充電プラグの向きを
特定することができるので、充電プラグの向きを合わせ
るのに容易となり、よって、その作業性を向上し、ま
た、充電プラグを誤った向きで差込むことがないので、
短絡の発生を防止し、よって、回路構成を簡略化するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1〜11は、この発明の実施
例を示すものである。図11において、2は電動車両た
る電動自転車である。この電動自転車2にあっては、フ
レーム4のヘッドパイプ6にフロントフォーク8が軸支
され、このフロントフォーク8に前輪車軸10が軸支さ
れ、この前輪車軸10に前輪12が取付けられ、フロン
トフォーク8に設けたフォークステー14にハンドル1
6が取付けられ、また、ヘッドパイプ6にメインパイプ
18によって立パイプ20が連結され、この立パイプ2
0の上端にサドル22が取付けられ、更に、立パイプ2
0にはリアフォーク24の一端側が取付けられ、リアフ
ォーク24の他端側に後輪車軸26が軸支され、この後
輪車軸26に後輪28が取付けられ、更にまた、立パイ
プ20の下部にクランク軸30が軸支され、このクラン
ク軸30にクランク32を介してペダル34が取付けら
れている。また、後輪車軸26には、フェンダステー3
6とが取付けられている。更に、クランク軸30にドラ
イブスプロケット38が固設され、後輪車輪26にはド
リブンスプロケット40が固設され、ドライブスプロケ
ット38とドリブンスプロケット40にはチェーン42
が巻掛られている。
【0011】また、後輪車軸26には、複数段のスプロ
ケット等からなる動力伝達機構44が設けられている。
この動力伝達機構44は、電動モータ(図示せず)によ
って作動される。
【0012】メインパイプ18には、キー側カバー46
が固設され、また、電池ケース48が着脱可能に設けら
れ、更に、コントロール側カバー50が固設されてい
る。
【0013】キー側カバー46には、イグニションキー
等からなるキー(図示せず)のキーシリンダ52が設け
られている。
【0014】電池ケース48には、電動モータに電源を
供給するためのバッテリ(図示せず)が収容されてい
る。
【0015】コントロール側カバー50には、電動モー
タを作動制御する制御部(図示せず)が収容されてい
る。
【0016】また、電池ケース48には、充電口体54
が設けられる。
【0017】この充電口体54は、図1〜3に示す如
く、充電口56が形成された充電口形成部58と、この
充電口形成部58に連結した蓋部60とを有している。
【0018】充電口形成部58は、プラグ挿入空間58
aを形成するように筒状に形成され、一端側の開口され
た充電口56と他端側の隔壁62に形成した四角形状の
挿通孔64とを有している。
【0019】また、充電口形成部58は、軸心方向に、
充電口56側のテーパ起点P(図3参照)からバッテリ
側の隔壁62に向って角度αで漸次窄むように傾斜して
テーパ状に形成されている。よって、プラグ挿入空間5
8aは、隔壁62側に漸次窄られてテーパ状に形成され
る。
【0020】充電口56は、図1に示す如く、断面形状
が点対称以外の形状で、例えば、断面が円の一部をカッ
トした形状で、口体側湾曲部66と口体側直線部68と
で形成されている。
【0021】また、充電口形成部58には、図1に示す
如く、充電口56の周りで、例えば、左側、右側、下側
に、ケース固定用可塑部70が可塑部用穴72に収容し
て設けられている。このケース固定用可塑部70は、撓
む材質の部材からなり、電池ケース48に充電口体54
を固定させるものである。
【0022】更に、充電口形成部58の外周面には、ケ
ース係合空間74を形成するように、充電口56側に保
持フランジ76が設けられているとともに、ケース固定
用可塑部70の外周面に係合用突部78が設けられてい
る。
【0023】これにより、充電口形成部58は、図4に
示す如く、電池ケース48に形成した充電口体受け孔8
0にケース係合空間74が位置して電池ケース48に取
付られる。
【0024】この充電口体54の充電口56には、充電
プラグ82が挿着される。
【0025】この充電プラグ82は、図5〜7に示す如
く、プラグ本体84を有している。このプラグ本体84
は、充電口形成体58のプラグ挿入空間58aに挿入さ
れる所定長さLの嵌合部86とプラグ側フランジ88と
把持部90とを有し、コード92に接続している。
【0026】プラグ本体84の嵌合部86内には、複数
の制御用端子94が設けられているとともに、ひけ防止
用穴96が形成されている。
【0027】嵌合部86は、充電口56に対応させて、
その断面が点対称以外の形状で、円の一部がカットされ
た形状であり、プラグ側湾曲部98とプラグ側直線部1
00とで形成されている。従って、充電口56の断面形
状と嵌合部86の断面形状とで、充電プラグ82を差込
む際に、充電プラグ82の向きを特定できる構成であ
る。
【0028】また、嵌合部86には、例えば、下部に、
押圧突起102が設けられる。この押圧突起102は、
充電プラグ82の嵌合力を増加させるために、ケース固
定用可塑部70に対応して配置され、このケース固定用
可塑部70を押圧するものである。
【0029】次に、この実施例の作用を説明する。
【0030】充電プラグ82を充電口56に挿入する際
には、充電プラグ82のプラグ側湾曲部98を充電口5
6の口体側湾曲部66に対応させるとともに、充電プラ
グ82のプラグ側直線部100を充電口56の口体側直
線部68に対応させ、充填プラグ82を充電口56に挿
入すると、充電プラグ82の向きが特定されて、充電プ
ラグ82の嵌合部86が充電口形成部58のプラグ挿入
空間58a内に嵌合される。
【0031】これにより、充電プラグ82を差込む時
に、充電プラグ82の向きを特定させて、充電プラグ8
2の充電口56への挿入に節度をもたせることができ、
充電プラグ82の向きを合わせるのが容易になり、充電
プラグ82を適正な位置に容易に差込ませ、その作業を
簡便に行わせることができる。また、充電プラグを誤っ
た向きで差込むことがないので、制御用端子94が損傷
するおそれがなく、これにより、短絡の発生を防止し、
よって、回路構成の簡略化を図ることができる。
【0032】また、充電口体54にケース固定用可塑部
70を設けるとともに、充電プラグ82には押圧突起1
02を設けたことにより、充電プラグ82と充電口体5
4との嵌合力を増加させ、充電プラグ82が緩むのを防
止することができる。
【0033】なお、この発明にあっては、上述の実施例
に限定されず、種々応用改変が可能であることは勿論で
ある。
【0034】例えば、図8に示す如く、充電プラグ82
には、各ケース固定用可塑部70に対応させて、左側、
右側、下側にも各押圧突起102を設けることも可能で
ある。この構成によれば、複数の押圧突起102によ
り、充電プラグ82の嵌合力を更に強くして、充電プラ
グ82の抜けを防止することができる。
【0035】また、図9に示す如く、充電プラグ82に
は、上方を示すマーク110を設けることも可能であ
る。この構成によれば、マーク110が上方になるの
で、充電プラグ82の向きをさらに容易に確認すること
ができ、充電プラグ82の取扱いをさらに容易にするこ
とができる。
【0036】更に、図10に示す如く、充電プラグ82
の嵌合部86の外周面を、充電口形成体58の傾斜角度
αに対応させて角度βでテーパ形状に形成することも可
能である。この構成によれば、嵌合部86と充電口形成
部58とが同一のテーパ形状に形成されて密着するの
で、充電プラグ82をさらに抜けにくくすることができ
る。
【0037】更にまた、充電口56及び充電プラグ82
の断面形状を、上述の形状に限定せず、充電プラグ82
が充電口56に容易に且つ適正位置に差込まれるよう
に、点対称以外の形状にすることも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、充電プラグを充電口に差込む際に充電プ
ラグの向きを特定させるように、充電口の断面形状を点
対称以外の形状に形成するとともに、充電プラグを充電
口の断面形状に対応させて点対称以外の断面形状に形成
したことにより、充電プラグを充電口に差込む際に、充
電プラグの向きを合わせるのに容易とし、充電プラグを
適正な位置に容易に差込ませ得る。
【0039】また、充電プラグを誤った向きで差込むこ
とがないので、短絡の発生を防止し、よって、回路構成
を簡略化し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】充電口体の正面図である。
【図2】充電口体の断面図である。
【図3】図2の矢印〓の拡大断面図である。
【図4】充電口体を電池ケースに取付けた状態の断面図
である。
【図5】充電プラグの正面図である。
【図6】充電プラグの側面図である。
【図7】充電プラグの断面図である。
【図8】複数の押圧突起を設けた充電プラグの正面図で
ある。
【図9】マークを付けた充電プラグの平面図である。
【図10】嵌合部をテーパ形状にした充電プラグの側面
図である。
【図11】電動自転車の側面図である。
【図12】従来の充電プラグの正面図である。
【図13】従来の充電プラグの側面図である。
【符号の説明】
2 電動自転車 48 電池ケース 54 充電口体 56 充電口 70 ケース固定用可塑部 82 充電プラグ 102 押圧突起
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人力により駆動されるペダルの回転に対
    応して車輪に駆動力を与える電動モータを設け、この電
    動モータに電源を供給するバッテリを電池ケース内に収
    容してフレームに設け、前記電池ケースに充電口体受け
    孔を設け、この充電口体受け孔に充電口が形成された充
    電口体を設け、前記充電口に充電プラグを差込む電動車
    両の充電用コネクタ装置において、前記充電プラグを前
    記充電口に差込む際に前記充電プラグの向きを特定させ
    るように、前記充電口の断面形状を点対称以外の形状に
    形成するとともに、前記充電プラグを前記充電口の断面
    形状に対応させて点対称以外の断面形状に形成したこと
    を特徴とする電動車両の充電用コネクタ装置。
  2. 【請求項2】 前記充電口体には前記電池ケースへ固定
    させるケース固定用可塑部を設け、前記充電プラグには
    前記ケース固定用可塑部に対応させて押圧突起を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動車両の充電用コ
    ネクタ装置。
JP8122741A 1996-04-20 1996-04-20 電動車両の充電用コネクタ装置 Pending JPH09286382A (ja)

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JP8122741A JPH09286382A (ja) 1996-04-20 1996-04-20 電動車両の充電用コネクタ装置

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JP8122741A JPH09286382A (ja) 1996-04-20 1996-04-20 電動車両の充電用コネクタ装置

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JPH09286382A true JPH09286382A (ja) 1997-11-04

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JP (1) JPH09286382A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011178255A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Sanyo Electric Co Ltd 電動補助自転車
CN106299795A (zh) * 2016-08-11 2017-01-04 建德市风顺车辆部件厂 电动车用双向可插式充电插座

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