JPH09285762A - 振動テーブルの振動装置 - Google Patents

振動テーブルの振動装置

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JPH09285762A
JPH09285762A JP10051796A JP10051796A JPH09285762A JP H09285762 A JPH09285762 A JP H09285762A JP 10051796 A JP10051796 A JP 10051796A JP 10051796 A JP10051796 A JP 10051796A JP H09285762 A JPH09285762 A JP H09285762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrator
vibrators
vibration
position detector
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP10051796A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Makita
隆 牧田
Tsuyoshi Shiraishi
強 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murakami Seiki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murakami Seiki Kousakusho KK
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Publication date
Application filed by Murakami Seiki Kousakusho KK filed Critical Murakami Seiki Kousakusho KK
Priority to JP10051796A priority Critical patent/JPH09285762A/ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単体で大きな振動力を発生できる電動式振動
機、及び複数の上記振動機を経済的に駆動する方法を提
供する。 【解決手段】 両軸を有する電動機(21)の軸(2
2)の両端に偏心重錘(23)、(24)を有し、前記
軸(22)に回転位置検出器(25)を備えた電動式振
動機。この回転位置検出器付き電動式振動機3台に、軸
継手(27)で、必要台数の回転位置検出器を持たない
電動式振動機を連結し、1ユニットとして振動ユニット
を構成する。この振動ユニットを直列または並列に複数
ユニット配置して振動テーブルの振動装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大型の鋳物やコン
クリート成型品の原料の充填等に用いられる振動テーブ
ルの振動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に、特開平7−289993号公報
において開示された起振テーブルの起振装置を示す。こ
の起振装置は、親電動機1と追従用電動機2とを有し、
親電動機1は商用電源またはインバータにより駆動さ
れ、その出力軸に第1の偏心重錘5が取り付けられてい
る。追従電動機2には第2の偏心重錘6が取り付けられ
ており、回転方向、第1及び第2の偏心重錘5,6の位
相角度を任意に変えることができるようにしている。こ
れにより、任意の大きさの円振動を得ることができる。
3、4は、親電動機1、追従用電動機の回転角度を検出
するためのセンサーである。2台の電動機1、2は共通
のケーシング7に取り付けられている。
【0003】図8は前記起振装置の制御ブロック図であ
り、11は可変振動数を得るためのインバータ、12は
追従用電動機2を駆動する追従用インバータである。1
3は位相角制御器である。すなわち、センサー3、4か
ら得られた親電動機1、追従用電動機2の位置情報は制
御器13に入力され、これらの位相差が位相角指令値に
なるように、制御器から追従用インバータ12へ制御信
号が出力される。これにより、それぞれの偏心重錘5、
6は図9に示すように所定の位相角度で最適な振動モー
ドで運転されることになる。
【0004】このような、電気的な制御装置により複数
の偏心重錘の開き角度と回転数を自由に変化することの
できる振動機は、運転中に振動数・振動力と振動方向を
任意に変化させることができると共に、始動・減速時に
振動力を0で運転することができる優れた振動発生機
で、多様な充填物の充填作業の効率化・高度化に有効な
手段となっている。しかし、この場合、装置の大容量化
に対して次の点に不具合があった。
【0005】(1) 図10に示すように、偏心重錘5
は、電動機1の負荷側に、また、偏心重錘5の反対側に
は回転角度センサー3が付くため、偏心重錘側軸受8の
軸受荷重が大きくなり、大容量の振動機が構成できな
い。 (2) 装置の大型化に伴い、複数個の振動機が必要に
なると同時に、その数に対応した図8に示すような制御
装置が必要である。このため振動テーブルの構成が空間
的に配置できなくなると共に、多数の高価な制御装置が
必要となり、実用的でない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の状況に対して、
本発明が解決すべき課題は次の2点にある。 (1) 単体で大きな振動力を発生できる電動式振動機
を提供する。図10に示したような、従来の構造におい
ては、出力軸に振動力を発生する偏心重錘を持ち、偏心
重錘の反対側に偏心重錘の回転位置検出器を有してい
る。このように構成することにより、回転位置検出器と
偏心重錘の回転方向の位置を自由に調整できるようにな
っている。一方、この構造では、偏心重錘が軸受からオ
ーバーハングしており、軸受に加わる荷重が大きくな
る。それにより、軸受サイズが大きくなり、軸受の許容
速度限界により大容量化のネックとなっている。 (2) 複数の上記振動機を経済的に駆動する方法を提
供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の電動式振動機は、両軸を有する電動機の軸
の両端に偏心重錘を有し、前記軸に回転位置検出器(2
5)を備えたものである。この回転位置検出器付き電動
式振動機3台に、軸継手で、必要台数の回転位置検出器
を持たない電動式振動機を連結し、1ユニットとして構
成することで、任意の回転数で任意の振動力を発生す
る。さらに、この振動ユニットを直列または並列に複数
ユニット配置することにより、任意の回転数で、任意の
振動力、任意の振動方向を発生する。
【0008】
【発明の実施の形態】
(1) 単体で大きな振動力の出る電動式振動機 図1に示すように、偏心重錘23、24を電動機21の
軸22の両端に設けることで、従来の振動力の2倍以上
の振動力が得られる。また、回転位置検出器25は、回
転する偏心重錘の保護カバー26の端面に設ける。図中
28、29は軸受である。この構造では、組立後、回転
位置検出器25と偏心重錘23、24の位置調整が困難
であり、調整上不都合である。これには、図2(a),
(b)((a)は断面図、(b)は正面図)に示すよう
に保護カバーをカバー本体26aと合わせカバー26b
の2つ割りにするか、または、軸22に対する偏心重錘
の回転位置を調整するためのスパナが入る作業用の扉等
を保護カバー26に設けるなどすると共に、偏心重錘2
3、24に回転ロック用切り欠きを付けて、組立状態で
偏心重錘23、24と回転位置検出器25の位置合わせ
が容易にできるようになっている。
【0009】(2) 複数の上記振動機を経済的に駆動
する方法 振動力を0で運転するためには、軸心に対して釣り合う
と共に、軸心を含む平面内の動バランスを最小にする必
要がある。これを満たすためには、4台または8台の振
動機を1ユニットUとし、その内の3台の振動機を制御
すればよい。なお、制御されない1台、または3台の振
動機は制御される振動機と軸継手27により制御される
振動機に機械的に連結されている。この状態を、振動力
0のときの偏心重錘の位置と共に図3、図4に示す。図
3は、4台の振動機を組み合わせた例であり、図4は8
台の振動機の場合である。このように配置することで、
軸心回りに釣り合わせると同時に、軸方向の動的バラン
スを最小にすることができ、さらには高価な制御装置の
台数が減少することで、大幅に経済的なシステムを提供
することができる。
【0010】なお、以上のユニットUは、回転振動に関
して、振動力、振動数を可変するものであるが、往復振
動に関して振動力、振動数、振動方向を任意に変えるに
は本ユニットUを並列に設置すればよい(図5)。さら
に、大容量が必要な場合は軸方向に本ユニットUを増設
することで対応することが可能となる(図6)。この場
合、ユニットUとユニットUの端面の振動機を、軸継手
で機械的に連結することにより、制御すべき振動機の台
数をさらに少なくすることも可能となる。なお、図5及
び図6の各ユニットUの上側のユニットの振動モード
は、図3に示すものと同様であり、下側のユニットの振
動モードは図3に示すものと逆方向とする。
【0011】次に、本発明の作用について説明する。振
動機の単体については、電動機の両軸端に偏心重錘2
3,24を設けてあるので、同一の軸受容量に対して2
倍以上の振動力を発生することができる。また、ユニッ
トUを構成し増設することで、大容量化が図られ、従
来、振動機の台数の数だけ必要であった制御装置が大幅
に減少するため、非常に経済的なシステムにすることが
できる。例えば、4台組み合わせの場合は3台(75
%)に、8台セットの場合は3台(40%)ですむこと
になる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、従来の方式に比較
して、大幅に小型化できると共に、制御すべき振動機の
台数が著しく少なくなることで、振動テーブル用振動装
置として非常に実用的なシステムとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】 保護カバーを2つ割りにする例を示す断面図
である。
【図3】 4台の振動機を組み合わせた例を示す模式図
である。
【図4】 8台の振動機の場合を示す模式図である。
【図5】 2ユニットで構成した例を示す概略図であ
る。
【図6】 4ユニットの例を示す概略図である。
【図7】 従来の起振装置の構造の例を示す断面図であ
る。
【図8】 従来の起振装置の制御回路の例を示すブロッ
ク図である。
【図9】 従来の起振装置による振動パターンの類型を
示す説明図である。
【図10】 従来の構造の例を示す断面図である。
【符号の説明】
21 電動機、22 軸、23,24 偏心重錘、25
回転位置検出器、26保護カバー、27 軸継手、2
8,29 軸受

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両軸を有する電動機(21)の軸(2
    2)の両端に偏心重錘(23)、(24)を有し、前記
    軸(22)に回転位置検出器(25)を備えた電動式振
    動機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転位置検出器付き電動
    式振動機3台に、軸継手(27)で、必要台数の回転位
    置検出器を持たない電動式振動機を連結し、1ユニット
    として構成したことを特徴とする振動ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の振動ユニットを直列また
    は並列に複数ユニット配置したことを特徴とする振動テ
    ーブルの振動装置。
JP10051796A 1996-04-22 1996-04-22 振動テーブルの振動装置 Pending JPH09285762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10051796A JPH09285762A (ja) 1996-04-22 1996-04-22 振動テーブルの振動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10051796A JPH09285762A (ja) 1996-04-22 1996-04-22 振動テーブルの振動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09285762A true JPH09285762A (ja) 1997-11-04

Family

ID=14276154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10051796A Pending JPH09285762A (ja) 1996-04-22 1996-04-22 振動テーブルの振動装置

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JP (1) JPH09285762A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017094264A (ja) * 2015-11-24 2017-06-01 エクセン株式会社 振動装置及びその振動制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017094264A (ja) * 2015-11-24 2017-06-01 エクセン株式会社 振動装置及びその振動制御方法

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