JPH09284904A - 車両の安全装置 - Google Patents
車両の安全装置Info
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- JPH09284904A JPH09284904A JP8110197A JP11019796A JPH09284904A JP H09284904 A JPH09284904 A JP H09284904A JP 8110197 A JP8110197 A JP 8110197A JP 11019796 A JP11019796 A JP 11019796A JP H09284904 A JPH09284904 A JP H09284904A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Abstract
力供給を停止させる。 【解決手段】 検出手段が車両の衝突を検出すると、短
絡手段13,14によって単電池10,10同士を電槽
内において短絡させるか、あるいは遮断手段によって単
電池10,10間の導通を電槽内において遮断して、高
電圧バッテリー1から外部への電力供給を停止させるの
で、バッテリー1の陰陽両極端子12,11あるいは両
端子に接続された外部回路に補機が接触した際の補機の
破損を防止することができる。また、前記短絡手段1
3,14、あるいは前記遮断手段によって、電力供給状
態に復帰可能にバッテリー1内の回路を短絡もしく遮断
すれば、事故処理後に自力走行可能とすることができ
る。
Description
圧バッテリーを搭載した車両が、衝突等のバッテリー搭
載部が破損するような非常事態に遭遇した際に、バッテ
リーからの漏電あるいは配線のショート等による補機等
の破損を防止するための車両の安全装置に関するもので
ある。
行する電気自動車やハイブリッド車においては、走行用
モータの電源としてバッテリーを搭載している。このバ
ッテリーとしては、出力電圧が300ボルト前後の高電
圧バッテリーを用いる場合が多い。したがって、電気自
動車等に装備されている各種の補機類の電源となるバッ
テリーの出力電圧が12ボルトあるいは24ボルトであ
ることから、走行用モータの電源回路は、補機類用の電
源回路から独立した別系統の配線となっている。
事故等の非常事態に遭遇した際に、車体前部のエンジン
ルームが圧縮されて変形すると、その内部に設けてある
走行用モータの電源回路に、補機用の配線が接触して導
通し、補機類に高圧電流が流れて、補機類およびその配
線が破壊される可能性があった。
動する高圧電流が、補機類の電気系統に流れないように
するための工夫が従来より提案されている。例えば、特
開平7−59202号公報には、衝突等の非常時にバッ
テリーを回路から切り離して接続線を無電圧とする電気
自動車の電気システムについて記載されている。
体電力変換器を介して車輪駆動用電動機を駆動する電気
自動車の電気システムにおいて、バッテリーと半導体電
力変換器との間の接続線に、車体の衝突等の衝撃により
内部の火薬を爆発させて回路を遮断するスイッチを挿入
したことを特徴とするものである。すなわち、衝突等に
よって車体に衝撃が加わった時に、爆薬で瞬時に配線を
切断して電流を遮断することによって、車体の切断作業
時に配線を切断してスパークが発生し、このスパークが
他の事故車両から流出したガソリンに引火する危険を回
避することを目的としている。
自動車の電気システムにおいては、衝突等による衝撃が
加わった際に、バッテリーと半導体電力変換器との間の
接続線を爆薬で破断するため、瞬時に電流を遮断するこ
とができるが、接続線の切断された箇所を再び接続して
通電可能とするようにはなっていないため、走行装置や
制動装置および操舵装置等のそれぞれが受けた損傷が少
なく、ほぼ正常に作動したとしても、事故処理後に走行
用モータの電気系統が回復できず、したがって、自力走
行できないという問題があった。
間で接続線を破断しており、したがって、配線の切断位
置がバッテリーの外部であるため、バッテリーの陽極端
子と陰極端子とが露出し、また接続線の破断箇所にも配
線の導体が露出するため、これら露出部分に補機類が接
触すると、補機類に高圧電流が流れて電気系統が破壊さ
れるという問題があった。
ので、衝突等の非常時に、走行用モータの電源となるバ
ッテリーから外部へ電力が供給されないようにして、補
機類の電気系統が破壊されるのを防止する車両の安全装
置を提供することを目的としている。
題を解決するための手段として請求項1記載の発明は、
複数の単電池を直列に接続して電槽内に収納したバッテ
リーを備えている車両の安全装置において、前記車両の
衝突等の非常事態の発生を検出する検出手段と、この検
出手段が非常事態の発生を検出した場合に、前記複数の
単電池のうちの少なくとも2つの単電池同士を前記電槽
の内部で短絡させる短絡手段とを備えていることを特徴
としている。
1記載の発明の構成に加えて、前記短絡手段が、非短絡
状態に復帰可能に前記単電池間を短絡させるようにでき
る。
を直列に接続して電槽内に収納したバッテリーを備えて
いる車両の安全装置において、前記車両の衝突等の非常
事態の発生を検出する検出手段と、この検出手段が非常
事態の発生を検出した場合に、前記複数の単電池のうち
の少なくとも2つの単電池間の導通を前記電槽の内部に
おいて遮断する遮断手段とを備えていることを特徴とし
ている。
載の発明の構成に加えて、前記遮断手段が、導通状態に
復帰可能に前記単電池間の導通を遮断するようにでき
る。
よれば、検出手段が車両の非常事態を検出すると、短絡
手段によって少なくとも2つの単電池同士を電槽内にお
いて短絡させるので、バッテリーの外部への電力の供給
が不可能となる。したがって、走行用モータの電源とな
るバッテリーの外部に露出した陰極端子と陽極端子なら
びに両端子に接続された外部回路に補機等が接触しても
電流が流れて破損することがない。
れば、非短絡状態に復帰可能に前記単電池同士を短絡さ
せることによって、車両の非常時にバッテリー外部への
電力の供給をストップさせて補機の破損が防止されると
ともに、事故処理後にバッテリーの短絡状態を解除すれ
ば、電力供給が再開されて車両の走行が可能となる。
よれば、検出手段が車両の非常事態を検出すると、遮断
手段によって少なくとも2つの単電池間の導通が、前記
電槽内において遮断されるので、バッテリー外部への電
力の供給が不可能となる。したがって、走行用モータ電
源のバッテリーの外部に露出した陰極端子と陽極端子お
よび両端子に接続された外部回路への補機等が接触して
も電流が流れて破損することがない。
れば、導通状態に復帰可能に前記単電池間の導通を遮断
することによって、車両の非常時にバッテリー外部への
電力の供給をストップして補機の破損が防止されるとと
もに、非常処理後にバッテリーの単電池間が遮断状態か
ら導通状態となって電力供給が再開されて、車両の走行
が可能となる。
を、走行用電源として密閉式鉛蓄電池(以下、バッテリ
ーという。)を搭載した電気自動車の安全装置に適用し
た実施例を図1ないし図9に基づいて説明する。
を示すもので、図2に回路構成を示すように、電気自動
車の走行モータ駆動用の電気系統は、走行用電源となる
バッテリー1に走行用モータ2がインバータ3を介して
接続されており、またバッテリー1とインバータ3とを
結ぶ配線の途中には、過電流による走行用モータ2の破
損を防ぐ保護ヒューズ4が設けられている。そしてバッ
テリー1には、車両衝突時等の非常事態の発生時に、バ
ッテリー1から外部への電力供給を停止させる安全装置
が設けられている。
方に開口部(図示せず)を備えた直方体容器である電槽
5を有しており、この電槽5の内部は、5枚の隔壁6に
よって横方向(図1において左右方向)を6つの部屋に
分割されている。そして、電槽5の分割された各部屋内
には、負極板7と正極板8とがそれぞれ同数枚ずつ納め
られている。また、これらの負極板7と正極板8とは、
両者間に絶縁材の繊維からなるセパレータ(図示せず)
を挟んで絶縁された状態で、複数組ずつ水平方向に積層
されている。さらに、前記複数の負極板7と正極板8と
は、各部屋ごとにその上端部でかつ電槽5の幅方向の両
端付近をそれぞれストラップ9によって連結して各単電
池10が構成されている。
隔壁6を挟んで隣接するストラップ9,9のうち、電槽
5の幅方向両端のストラップ9のL字形に立ち上げた連
結部9aを交互に導通連結して直列に接続され、両端の
単電池10,10のうち一方(図1において右端)に
は、ストラップ9に陽極端子11が、他方には陰極端子
12がそれぞれ接続されている。そして、電槽5は、そ
の内部にバッテリー液(図示せず)が注入されて、各極
板7,8の上端まで浸漬するとともに、開口部を蓋(図
示せず)によって密閉され、また、電槽5の上面の両翼
には陽極端子11と陰極端子12とのそれぞれの上端部
が液密に貫通して上方へ突出している。
突等の非常時にこのバッテリー1の内部で少なくとも2
つの単電池10,10を短絡させることによって、バッ
テリー1の外部への電力の供給を停止させる安全装置が
設けられている。
た各部屋内の上部を貫通するとともに、回動可能に支持
された短絡用シャフト13を備えており、この短絡用シ
ャフト13は金属等の導電材料で形成されるとともに、
短絡用モータ14によって正逆回転可能に駆動される。
そして、短絡シャフト13の前記各部屋内を貫通する部
分には、例えば、きのこ形カムや、インボリュートある
いはサイクロイド曲線の一部を輪郭線とする板カム等の
周方向に半径が変化する形状でかつ導電材料からなるフ
ラップ型接点15が設けられており、短絡用モータ14
によって短絡シャフト13が一定方向に回転駆動される
ことによって各単電池10のストラップ9に同時に接触
して、前記ストラップ9の連結部9aにより電気的に接
続されていない側のストラップ9,9を、フラッブ型接
点15,15と短絡用シャフト13とを介して接続させ
て短絡するようになっている。また短絡用シャフト13
が逆方向に回転駆動されると短絡状態が解除されるよう
になっている(図3,図4参照)。
短絡用モータ14には、車両の衝突を検出すると前記短
絡用モータ14に信号を送ってを正転方向に回転駆動さ
せる衝突感知スイッチ16と、短絡用モータ14を逆転
させて短絡したバッテリー1の短絡状態を解除する短絡
解除スイッチ17と、この短絡を解除する際に短絡用モ
ータ14を逆転駆動する電源となる短絡解除専用バッテ
リー18とが接続されている。また、図示してないが短
絡用シャフト13には、手動操作で回動させて短絡状態
と非短絡状態とに切り替える手動切り替え手段が設けら
れている。
の電気自動車の安全装置の作用を説明する。
を感知すると、スイッチオンして短絡用モータ14が正
転して短絡用シャフト13が回転駆動され、その結果、
各フラップ型接点15が各単電池10のストラップ9に
それぞれ接触して、各単電池10間を短絡させる。した
がって、直列に接続された単電池10がバッテリー1の
内部において短絡するため、バッテリー1の外部に電力
が供給されなくなる。
ている陽極端子11と陰極端子12との両者間に補機が
接触するか、あるいは補機の配線が接触したとしても電
流が流れることはないため、補機類あるいはその配線が
高圧電流によって損傷を受けることがない。
けた損害が比較的軽く、走行装置や制動装置や操舵装置
および電気系統等が正常に作動して自力走行が可能な場
合には、短絡解除スイッチ17をスイッチオンすれば、
短絡解除専用バッテリー18を電源として短絡用モータ
14が逆転して短絡用シャフト13を回転駆動する。そ
して短絡用シャフト13に設けられた各フラップ型接点
15が、それぞれ接触していた各ストラップ9から離れ
て短絡状態が解除され、各単電池10が直列接続され
て、陽極端子11と陰極端子12との間に電位差が生
じ、バッテリー1からの電力供給が可能となり、走行用
モータ2によって車輪が駆動されて走行を開始する。
安全装置によれば、車両の衝突が感知された時には、安
全装置が作動してバッテリー1の内部において隣接する
各単電池10,10間を短絡させるので、衝突直後にバ
ッテリー1からの電力供給をストップできる。したがっ
て、衝突によって車体前部のエンジンルームが変形した
時に、エンジンルーム内に設置されているバッテリー1
の両端子11,12間、あるいは走行用モータ2の電源
回路の配線に、補機類やその配線が接触しても高圧電流
が流れなくなるため、これら補機類の損傷を防止するこ
とができる。
フト13に6枚のフラップ型接点15を取り付けて、バ
ッテリー1の各単電池10間を短絡させるようにしたの
で、短絡させる間の電圧を低く抑えることができる。
フト13に取り付けるフラップ型接点15を、各部屋ご
とに設けて全ての単電池10間を短絡させたが、少なく
とも2つの単電池10,10間を短絡させれば、バッテ
リー1からの電力供給をストップさせることができる。
施例を示すもので、前記第1実施例においては、バッテ
リー1の内部において単電池10同士を短絡させて、バ
ッテリー1の外部への電力供給をストップさせたのに対
して、この実施例においては、バッテリー内において直
列に接続されている単電池10,10間の接続を切り離
して、バッテリーの外部への電力供給をストップさせる
もので、前記第1実施例と同一の構成部分には同一の符
号を付し、その詳細な説明を省略し、以下、図面に基づ
いて説明する。
への電力供給を停止させる安全装置を備えたバッテリー
21は、電槽5の隔壁6によって分割された各部屋内
に、複数の負極板7と正極板8とをその両端の上部でス
トラップ9によって連結した単電池10がそれぞれ納め
られている。
するストラップ9,9のうち、電槽5の幅方向両端のス
トラップ9同士を交互に連結して直列に接続されるとと
もに、最も陽極端子11に近い側(図6において左側)
の2つの単電池10,10間は、図8および図9に詳細
を示すように、両単電池10,10のストラップ9,9
のそれぞれの立上がり部9a,9aが隔壁6を挟んで背
中合わせに設けられた部分を水平方向に貫通するように
遮断用シャフト23が設けられている。
ック等の硬質の絶縁材料で形成され、電槽5の側壁を水
平かつ液密に貫通するとともに軸方向にスライド可能に
設けられている。また遮断用シャフト23のバッテリー
21内に設けられた部分には、その長さ方向の所定の位
置に銅板等の導電材料を、シャフト外周を覆うように巻
き付けて導通部23aが形成されている。そして、この
導通部23aが、ストラップ9の立上がり部23aを貫
通する部分に設けられて両ストラップ9,9を導通する
ようになっている(図8参照)。
部へ露出した部分は、電槽5の外側面に取り付けられた
円筒形のケース24をその軸方向に貫通しており、この
ケース24内のシャフト外周にはコイルスプリング25
が巻き付けられるとともに、このコイルスプリング25
は遮断様シャフト23と一体に移動するように取り付け
られたスプリング座26と前記電槽5の外側面との間に
圧縮された状態で配置して、遮断用シャフト23を常時
抜け方向(図8において左方向)に押している。また、
前記円筒形のケース24の上部には、ソレノイドスイッ
チ27が、そのプランジャ27aの先端をケース24内
に出没可能に設けられている。
いない衝突感知スイッチがオンすると励磁されてプラン
ジャ27aが後退するように設定され、前記コイルスプ
リング25を最も圧縮した状態でプランジャ27aを前
進させてその先端をスプリング座26の前方側(図8に
おいて左方)の面に係合させて遮断用シャフト23の前
進を阻止するようになっている。このように前進したプ
ランジャ27aの先端がスプリング座26に係合して遮
断用シャフト23の前進を規制した状態、すなわち、遮
断用シャフト23の後退位置においては、遮断用シャフ
ト23の導通部23aが、隣接するストラップ9,9間
を導通するように位置している(図8の状態)。なお、
図8および図9において符号24aは、円筒形のケース
24の先端開口の口縁部に、スプリング座26の外径よ
り小さい内径の環状に形成されたスプリング座26用の
ストッパである。また符号23bは、遮断用シャフト2
3の先端に取り付けられたゴム製のキャップで、電力供
給が遮断されたバッテリー21を手動操作で電力供給可
能な状態に復帰させる際に、この遮断用シャフト23の
先端を押圧してバッテリー21の内方へ押し込む際に作
業者を保護するものである。
の電気自動車の安全装置の作用を説明する。
知してオンすると、ソレノイドスイッチ27が励磁され
てプランジャ27aが後退する。その結果、コイルスプ
リング25の弾性力によって遮断用シャフト23が軸方
向にスライドし、そのスプリング座26がストッパ24
aに当接する位置まで前進する(図9の状態)。したが
って、遮断用シャフト23の導通部23aが、導通して
いたストラップ9,9の一方もしくは両方から離れてス
トラップ9,9間の導通が遮断されるため、バッテリー
21の外部に電力が供給されなくなる。
している陽極端子11と陰極端子12との両者間に補機
が接触するか、補機の配線が接触したとしても電流が流
れることはないため、補機類あるいはその配線が高圧電
流によって損傷を受けることがない。
けた損害が比較的軽く、走行装置、制動装置や操舵装置
および電気系統等が正常に作動して自力走行が可能な場
合には、遮断用シャフト23の先端を、バッテリー21
の内方へ押し込むことにより、導通部23aがストラッ
プ9,9を導通する位置に移動し、この状態でソレノイ
ドスイッチ27のプランジャ27aを前進させてスプリ
ング座26に係合させれば、各単電池10が直列に接続
されて、陽極端子11と陰極端子12との間に電位差が
生じ、バッテリー21からの電力供給が可能となり、走
行用モータ2によって車輪が駆動されて走行を開始す
る。
21内における単電池10,10間の導通を、陽極端子
11に近い箇所において1箇所だけ遮断する場合につい
て説明したが、バッテリー21内において直列接続され
た単電池10のいずれかの接続箇所を、少なくとも1箇
所において遮断すればよく、また2箇所以上において単
電池10間の導通を遮断するようにも構成できる。
の安全装置に適用した場合について説明したが、走行用
モータとエンジンとを併せ持ったハイブリッド車にも同
様に実施することができる。
明によれば、検出手段が車両の非常事態を検出すると、
短絡手段によって少なくとも2つの単電池同士を電槽内
において短絡させるので、バッテリーから外部への電力
供給が不可能となり、したがって、走行用モータの電源
となるバッテリーの外部に露出した陰極端子と陽極端子
並びに両端子に接続された外部回路に補機等が接触した
際の破損を防止することができる。
可能に前記単電池同士を短絡させるため、車両の非常時
にバッテリー外部への電力の供給をストップさせて補機
の破損が防止される。したがって、事故処理後にバッテ
リーの短絡状態を解除して非短絡状態とすれば、電力供
給が再開されて車両の自力走行が可能となる。
出手段が車両の非常事態を検出すると、遮断手段によっ
て少なくとも2つの単電池間の導通が、前記電槽内にお
いて遮断されるので、バッテリー外部への電力の供給が
不可能となる。したがって、走行用モータ電源のバッテ
リーの外部に露出した陰極端子と陽極端子および両端子
に接続された外部回路に補機等が接触した際の破損を防
止することができる。
状態に復帰可能に前記単電池間の導通を遮断するので車
両の非常時にバッテリー外部への電力供給をストップさ
せて補機の破損が防止される。したがって、事故処理後
にバッテリーの単電池間が遮断状態から導通状態となれ
ば電力供給が再開されて、車両の自力走行が可能とな
る。
テリーの一部切欠き斜視図である。
行モータ駆動用の電気系統を示す回路図である。
である。
プ型接点との関係を示す説明図である。
テリーの一部切欠き斜視図である。
である。
テリーの要部拡大断面側面図である。
すバッテリーの要部拡大断面側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の単電池を直列に接続して電槽内に
収納したバッテリーを備えている車両の安全装置におい
て、 前記車両の衝突等の非常事態の発生を検出する検出手段
と、この検出手段が非常事態の発生を検出した場合に、
前記複数の単電池のうちの少なくとも2つの単電池同士
を前記電槽の内部において短絡させる短絡手段とを備え
ていることを特徴とする車両の安全装置。 - 【請求項2】 前記短絡手段が、非短絡状態に復帰可能
に前記単電池間を短絡させるように構成されていること
を特徴とする請求項1記載の車両の安全装置。 - 【請求項3】 複数の単電池を直列に接続して電槽内に
収納したバッテリーを備えている車両の安全装置におい
て、 前記車両の衝突等の非常事態の発生を検出する検出手段
と、この検出手段が非常事態の発生を検出した場合に、
前記複数の単電池のうちの少なくとも2つの単電池間の
導通を前記電槽の内部において遮断する遮断手段とを備
えていることを特徴とする車両の安全装置。 - 【請求項4】 前記遮断手段が、導通状態に復帰可能に
前記単電池間の導通を遮断するように構成されているこ
とを特徴とする請求項3記載の車両の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8110197A JPH09284904A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 車両の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8110197A JPH09284904A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 車両の安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09284904A true JPH09284904A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14529519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8110197A Pending JPH09284904A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 車両の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09284904A (ja) |
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