JPH09284800A - ディジタル信号処理回路 - Google Patents
ディジタル信号処理回路Info
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- JPH09284800A JPH09284800A JP8092369A JP9236996A JPH09284800A JP H09284800 A JPH09284800 A JP H09284800A JP 8092369 A JP8092369 A JP 8092369A JP 9236996 A JP9236996 A JP 9236996A JP H09284800 A JPH09284800 A JP H09284800A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビデオカメラのディジタル信号処理回路にお
いて、クロックの分周成分ノイズによるオートブラック
バランス(ABB)の誤差を改善する。 【解決手段】 ブロックの大きさが水平方向に32画素
の場合は、1画素と4画素と1画素と2画素の繰り返し
サンプリングによりクロックの1/2成分と1/4成分
のノイズを、1画素と3画素の繰り返しサンプリングに
よりクロックの1/2成分のノイズをそれぞれ相殺する
ことができる。ブロックの大きさが水平方向に64画素
の場合は、1画素と8画素と1画素と6画素の繰り返し
サンプリングによりクロックの1/2成分と1/4成分
のノイズを、1画素と7画素、あるいは3画素と5画素
の繰り返しサンプリングによりクロックの1/2成分の
ノイズをそれぞれ相殺することができる。以上のデータ
のサンプリングにより、クロックの分周成分のノイズに
よるABBの誤差を改善することができる。
いて、クロックの分周成分ノイズによるオートブラック
バランス(ABB)の誤差を改善する。 【解決手段】 ブロックの大きさが水平方向に32画素
の場合は、1画素と4画素と1画素と2画素の繰り返し
サンプリングによりクロックの1/2成分と1/4成分
のノイズを、1画素と3画素の繰り返しサンプリングに
よりクロックの1/2成分のノイズをそれぞれ相殺する
ことができる。ブロックの大きさが水平方向に64画素
の場合は、1画素と8画素と1画素と6画素の繰り返し
サンプリングによりクロックの1/2成分と1/4成分
のノイズを、1画素と7画素、あるいは3画素と5画素
の繰り返しサンプリングによりクロックの1/2成分の
ノイズをそれぞれ相殺することができる。以上のデータ
のサンプリングにより、クロックの分周成分のノイズに
よるABBの誤差を改善することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラのブ
ラックバランスを制御するデータをサンプリングするデ
ィジタル信号処理部のブロックメモリにおけるディジタ
ル信号処理回路に関する。
ラックバランスを制御するデータをサンプリングするデ
ィジタル信号処理部のブロックメモリにおけるディジタ
ル信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラは、ブラックバランスを制
御するために、例えば、図11に示す構成を有する。カ
メラ部(図示せず)からのR,G,Bの各信号は、プリ
プロセス1101〜1103に入力され、各々所定の処
理が施されA/D変換器1104〜1106でディジタ
ル信号に変換される。A/D変換器1104〜1106
の出力は、ディジタル信号処理部1107のブロックメ
モリ1108〜1110及びその他の回路(図示せず)
に入力される。コントロールパルス発生回路1111に
より各ブロックメモリ1108〜1110からデータを
取り出して、マイコン1112に入力して制御信号を得
て、D/A変換器1113でアナログ信号に変換した後
に、プリプロセス1101〜1103でブラックバラン
スが制御される。
御するために、例えば、図11に示す構成を有する。カ
メラ部(図示せず)からのR,G,Bの各信号は、プリ
プロセス1101〜1103に入力され、各々所定の処
理が施されA/D変換器1104〜1106でディジタ
ル信号に変換される。A/D変換器1104〜1106
の出力は、ディジタル信号処理部1107のブロックメ
モリ1108〜1110及びその他の回路(図示せず)
に入力される。コントロールパルス発生回路1111に
より各ブロックメモリ1108〜1110からデータを
取り出して、マイコン1112に入力して制御信号を得
て、D/A変換器1113でアナログ信号に変換した後
に、プリプロセス1101〜1103でブラックバラン
スが制御される。
【0003】従来のビデオカメラのブラックバランスを
制御するデータをサンプリングするディジタル信号処理
部1107のブロックメモリ1108〜1110では、
例えばブロックの大きさが水平方向に32画素の場合、
32画素から1画素おきに16個のデータをサンプリン
グするように構成されている。また、例えばブロックの
大きさが水平方向に64画素の場合、64画素から3画
素おきに16個のデータをサンプリングするように構成
されている。
制御するデータをサンプリングするディジタル信号処理
部1107のブロックメモリ1108〜1110では、
例えばブロックの大きさが水平方向に32画素の場合、
32画素から1画素おきに16個のデータをサンプリン
グするように構成されている。また、例えばブロックの
大きさが水平方向に64画素の場合、64画素から3画
素おきに16個のデータをサンプリングするように構成
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構成のブロ
ックメモリを有するビデオカメラにおいては、固体撮像
素子のクロック(以下、fckと略称)の分周成分、例
えば1/2fck成分、あるいは1/4fck成分のノ
イズによって、真値のレベルに対する誤差が生じてしま
う。例えばブロックの大きさが水平方向に32画素で、
1画素おきに16個のデータをサンプリングする場合、
図9に示すように1/2fck成分のノイズのピーク値
をすべてサンプリングすることになり、これらのサンプ
リングデータによってブラックバランスを制御すると、
ブラックバランスが偽値になる。また、例えばブロック
の大きさが水平方向に64画素で、3画素おきに16個
のデータをサンプリングする場合、図10に示すように
すべて1/2fck成分と1/4fck成分のノイズの
ピーク値をサンプリングすることになり、これらのサン
プリングデータによってブラックバランスを制御する
と、ブラックバランスが偽値になる。
ックメモリを有するビデオカメラにおいては、固体撮像
素子のクロック(以下、fckと略称)の分周成分、例
えば1/2fck成分、あるいは1/4fck成分のノ
イズによって、真値のレベルに対する誤差が生じてしま
う。例えばブロックの大きさが水平方向に32画素で、
1画素おきに16個のデータをサンプリングする場合、
図9に示すように1/2fck成分のノイズのピーク値
をすべてサンプリングすることになり、これらのサンプ
リングデータによってブラックバランスを制御すると、
ブラックバランスが偽値になる。また、例えばブロック
の大きさが水平方向に64画素で、3画素おきに16個
のデータをサンプリングする場合、図10に示すように
すべて1/2fck成分と1/4fck成分のノイズの
ピーク値をサンプリングすることになり、これらのサン
プリングデータによってブラックバランスを制御する
と、ブラックバランスが偽値になる。
【0005】本発明は、上述したようにクロックの分周
成分のノイズによるブラックバランスの誤差を改善する
ことを目的とする。
成分のノイズによるブラックバランスの誤差を改善する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、ビデオカメラのブラックバランスを制御す
るデータをサンプリングするディジタル信号処理部のブ
ロックメモリにおいて、ブロックの大きさが水平方向に
32画素で、32画素から16画素のデータをサンプリ
ングするとき、1画素と4画素と1画素と2画素、ある
いは1画素と3画素、あるいは3画素と1画素の繰り返
しでデータをサンプリングするように構成したものであ
る。さらに、ブロックの大きさが水平方向に64画素
で、64画素から16画素のデータをサンプリングする
とき、1画素と8画素と1画素と6画素、あるいは1画
素と7画素、あるいは7画素と1画素、あるいは3画素
と5画素、あるいは5画素と3画素の繰り返しでデータ
をサンプリングするように構成したものである。
に本発明は、ビデオカメラのブラックバランスを制御す
るデータをサンプリングするディジタル信号処理部のブ
ロックメモリにおいて、ブロックの大きさが水平方向に
32画素で、32画素から16画素のデータをサンプリ
ングするとき、1画素と4画素と1画素と2画素、ある
いは1画素と3画素、あるいは3画素と1画素の繰り返
しでデータをサンプリングするように構成したものであ
る。さらに、ブロックの大きさが水平方向に64画素
で、64画素から16画素のデータをサンプリングする
とき、1画素と8画素と1画素と6画素、あるいは1画
素と7画素、あるいは7画素と1画素、あるいは3画素
と5画素、あるいは5画素と3画素の繰り返しでデータ
をサンプリングするように構成したものである。
【0007】これにより、クロックの1/2成分や1/
4成分のノイズを相殺することができ、クロックの分周
成分のノイズによる誤差のないブラックバランスが得ら
れる。
4成分のノイズを相殺することができ、クロックの分周
成分のノイズによる誤差のないブラックバランスが得ら
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、ビデオカメラのブラッ
クバランスを制御するデータをサンプリングするディジ
タル信号処理部のブロックメモリにおいて、ブロックの
大きさが水平方向に32画素で、32画素から16画素
のデータをサンプリングする場合に、1画素と4画素と
1画素と2画素の繰り返しでデータをサンプリングする
ようにしたものであり、fck/2成分のノイズとfc
k/4成分のノイズを相殺することができ、クロックの
分周成分のノイズによるブラックバランスの誤差を改善
するという作用を有する。
クバランスを制御するデータをサンプリングするディジ
タル信号処理部のブロックメモリにおいて、ブロックの
大きさが水平方向に32画素で、32画素から16画素
のデータをサンプリングする場合に、1画素と4画素と
1画素と2画素の繰り返しでデータをサンプリングする
ようにしたものであり、fck/2成分のノイズとfc
k/4成分のノイズを相殺することができ、クロックの
分周成分のノイズによるブラックバランスの誤差を改善
するという作用を有する。
【0009】また本発明は、ビデオカメラのブラックバ
ランスを制御するデータをサンプリングするディジタル
信号処理部のブロックメモリにおいて、ブロックの大き
さが水平方向に32画素で、32画素から16画素のデ
ータをサンプリングする場合に、1画素と3画素、ある
いは3画素と1画素の繰り返しでデータをサンプリング
するようにしたものであり、fck/2成分のノイズを
相殺することができ、クロックの分周成分のノイズによ
るブラックバランスの誤差を改善するという作用を有す
る。
ランスを制御するデータをサンプリングするディジタル
信号処理部のブロックメモリにおいて、ブロックの大き
さが水平方向に32画素で、32画素から16画素のデ
ータをサンプリングする場合に、1画素と3画素、ある
いは3画素と1画素の繰り返しでデータをサンプリング
するようにしたものであり、fck/2成分のノイズを
相殺することができ、クロックの分周成分のノイズによ
るブラックバランスの誤差を改善するという作用を有す
る。
【0010】また本発明は、ビデオカメラのブラックバ
ランスを制御するデータをサンプリングするディジタル
信号処理部のブロックメモリにおいて、ブロックの大き
さが水平方向に64画素で、64画素から16画素のデ
ータをサンプリングする場合に、1画素と8画素と1画
素と6画素の繰り返しでデータをサンプリングするよう
にしたものであり、fck/2成分のノイズとfck/
4成分のノイズを相殺することができ、クロックの分周
成分のノイズによるブラックバランスの誤差を改善する
という作用を有する。
ランスを制御するデータをサンプリングするディジタル
信号処理部のブロックメモリにおいて、ブロックの大き
さが水平方向に64画素で、64画素から16画素のデ
ータをサンプリングする場合に、1画素と8画素と1画
素と6画素の繰り返しでデータをサンプリングするよう
にしたものであり、fck/2成分のノイズとfck/
4成分のノイズを相殺することができ、クロックの分周
成分のノイズによるブラックバランスの誤差を改善する
という作用を有する。
【0011】また本発明は、ビデオカメラのブラックバ
ランスを制御するデータをサンプリングするディジタル
信号処理部のブロックメモリにおいて、ブロックの大き
さが水平方向に64画素で、64画素から16画素のデ
ータをサンプリングする場合に、1画素と7画素、ある
いは7画素と1画素、あるいは3画素と5画素、あるい
は5画素と3画素の繰り返しでデータをサンプリングす
るようにしたものであり、fck/2成分のノイズを相
殺することができ、クロックの分周成分のノイズによる
ブラックバランスの誤差を改善するという作用を有す
る。
ランスを制御するデータをサンプリングするディジタル
信号処理部のブロックメモリにおいて、ブロックの大き
さが水平方向に64画素で、64画素から16画素のデ
ータをサンプリングする場合に、1画素と7画素、ある
いは7画素と1画素、あるいは3画素と5画素、あるい
は5画素と3画素の繰り返しでデータをサンプリングす
るようにしたものであり、fck/2成分のノイズを相
殺することができ、クロックの分周成分のノイズによる
ブラックバランスの誤差を改善するという作用を有す
る。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。以下の実施の形態におけるブラック
バランス制御を行う構成は、図11に示したものと同様
である。ここでは、従来との相違点を述べる。
を用いて説明する。以下の実施の形態におけるブラック
バランス制御を行う構成は、図11に示したものと同様
である。ここでは、従来との相違点を述べる。
【0013】(実施の形態1)図1はブロックの大きさ
が水平方向に32画素で、32画素から16画素のデー
タをサンプリングする場合に、1画素と4画素と1画素
と2画素の繰り返しでデータをサンプリングするように
したときの、クロックfckと16個のサンプリングデ
ータとfck/2成分のノイズやfck/4成分のノイ
ズの位相関係を示したものである。図1から明らかなよ
うに、16個のサンプリングデータの総和は、fck/
2成分のノイズやfck/4成分のノイズがないときの
16個のサンプリングデータの総和と等しく、クロック
の分周成分のノイズによる誤差を相殺することができ
る。図2は1画素と4画素と1画素と2画素の繰り返し
でデータのサンプリングを実現するブロックメモリ部の
サンプリングクロック発生回路である。
が水平方向に32画素で、32画素から16画素のデー
タをサンプリングする場合に、1画素と4画素と1画素
と2画素の繰り返しでデータをサンプリングするように
したときの、クロックfckと16個のサンプリングデ
ータとfck/2成分のノイズやfck/4成分のノイ
ズの位相関係を示したものである。図1から明らかなよ
うに、16個のサンプリングデータの総和は、fck/
2成分のノイズやfck/4成分のノイズがないときの
16個のサンプリングデータの総和と等しく、クロック
の分周成分のノイズによる誤差を相殺することができ
る。図2は1画素と4画素と1画素と2画素の繰り返し
でデータのサンプリングを実現するブロックメモリ部の
サンプリングクロック発生回路である。
【0014】クロックfckを水平リセット信号(以
下、これをHRSTN信号と略称)でリセットされる8
進ダウンカウンタ201とセレクタ202に入力する。
8進ダウンカウンタ201の出力信号の最上位ビット
(Q4)とfckの論理積をとった信号もセレクタ20
2に入力する。8進ダウンカウンタ201の下位3ビッ
ト(Q3〜Q1)の出力信号を入力信号とする論理回路
により、セレクタ202を制御する。セレクタ202の
出力信号fck’をブロックメモリ部のサンプリングク
ロックとして使用することにより、1画素と4画素と1
画素と2画素の繰り返しでデータをサンプリングするこ
とができる。
下、これをHRSTN信号と略称)でリセットされる8
進ダウンカウンタ201とセレクタ202に入力する。
8進ダウンカウンタ201の出力信号の最上位ビット
(Q4)とfckの論理積をとった信号もセレクタ20
2に入力する。8進ダウンカウンタ201の下位3ビッ
ト(Q3〜Q1)の出力信号を入力信号とする論理回路
により、セレクタ202を制御する。セレクタ202の
出力信号fck’をブロックメモリ部のサンプリングク
ロックとして使用することにより、1画素と4画素と1
画素と2画素の繰り返しでデータをサンプリングするこ
とができる。
【0015】(実施の形態2)図3はブロックの大きさ
が水平方向に32画素で、32画素から16画素のデー
タをサンプリングする場合に、1画素と3画素の繰り返
しでデータをサンプリングするようにしたときの、クロ
ックfckと16個のサンプリングデータとfck/2
成分のノイズとfck/4成分のノイズの位相関係を示
したものである。図3から明らかなように、16個のサ
ンプリングデータの総和は、fck/2成分のノイズが
ないときの16個のサンプリングデータの総和と等し
く、ノイズによる誤差を相殺することができる。但し、
fck/4成分のノイズによる誤差は相殺することがで
きない。また、3画素と1画素の繰り返しでデータをサ
ンプリングするときも、fck/2成分のノイズによる
誤差は相殺できるが、fck/4成分のノイズによる誤
差は相殺することができない。したがって、これらのサ
ンプリングはfck/4成分のノイズが少ない場合に有
効である。図4は1画素と3画素の繰り返しでデータの
サンプリングを実現するブロックメモリ部のサンプリン
グクロック発生回路である。fckをHRSTN信号で
リセットされる4進ダウンカウンタ401とセレクタ2
02に入力する。4進ダウンカウンタ401の出力信号
の最上位ビット(Q3)とfckの論理積をとった信号
もセレクタ202に入力する。4進ダウンカウンタ40
1の下位2ビット(Q1,Q2)の出力信号を入力信号
とする論理回路により、セレクタ202を制御する。セ
レクタ202の出力信号fck’をブロックメモリ部の
サンプリングクロックとして使用することにより、1画
素と3画素の繰り返しでデータをサンプリングすること
ができる。
が水平方向に32画素で、32画素から16画素のデー
タをサンプリングする場合に、1画素と3画素の繰り返
しでデータをサンプリングするようにしたときの、クロ
ックfckと16個のサンプリングデータとfck/2
成分のノイズとfck/4成分のノイズの位相関係を示
したものである。図3から明らかなように、16個のサ
ンプリングデータの総和は、fck/2成分のノイズが
ないときの16個のサンプリングデータの総和と等し
く、ノイズによる誤差を相殺することができる。但し、
fck/4成分のノイズによる誤差は相殺することがで
きない。また、3画素と1画素の繰り返しでデータをサ
ンプリングするときも、fck/2成分のノイズによる
誤差は相殺できるが、fck/4成分のノイズによる誤
差は相殺することができない。したがって、これらのサ
ンプリングはfck/4成分のノイズが少ない場合に有
効である。図4は1画素と3画素の繰り返しでデータの
サンプリングを実現するブロックメモリ部のサンプリン
グクロック発生回路である。fckをHRSTN信号で
リセットされる4進ダウンカウンタ401とセレクタ2
02に入力する。4進ダウンカウンタ401の出力信号
の最上位ビット(Q3)とfckの論理積をとった信号
もセレクタ202に入力する。4進ダウンカウンタ40
1の下位2ビット(Q1,Q2)の出力信号を入力信号
とする論理回路により、セレクタ202を制御する。セ
レクタ202の出力信号fck’をブロックメモリ部の
サンプリングクロックとして使用することにより、1画
素と3画素の繰り返しでデータをサンプリングすること
ができる。
【0016】(実施の形態3)図5はブロックの大きさ
が水平方向に64画素で、64画素から16画素のデー
タをサンプリングする場合に、1画素と8画素と1画素
と6画素の繰り返しでデータをサンプリングするように
したときの、fckと16個のサンプリングデータとf
ck/2成分のノイズやfck/4成分のノイズの位相
関係を示したものである。図5から明らかなように、1
6個のサンプリングデータの総和は、fck/2成分の
ノイズやfck/4成分のノイズがないときの16個の
サンプリングデータの総和と等しく、クロックの分周成
分のノイズによる誤差を相殺することができる。図6は
1画素と8画素と1画素と6画素の繰り返しでデータの
サンプリングを実現するブロックメモリ部のサンプリン
グクロック発生回路である。fckをHRSTN信号で
リセットされる16進ダウンカウンタ601とセレクタ
202に入力する。16進ダウンカウンタ601の出力
信号の最上位ビット(Q5)とfckの論理積をとった
信号もセレクタ202に入力する。16進ダウンカウン
タ601の下位4ビット(Q4〜Q1)の出力信号を入
力信号とする論理回路により、セレクタ202を制御す
る。セレクタ202の出力信号fck’をブロックメモ
リ部のサンプリングクロックとして使用することによ
り、1画素と8画素と1画素と6画素の繰り返しでデー
タをサンプリングすることができる。
が水平方向に64画素で、64画素から16画素のデー
タをサンプリングする場合に、1画素と8画素と1画素
と6画素の繰り返しでデータをサンプリングするように
したときの、fckと16個のサンプリングデータとf
ck/2成分のノイズやfck/4成分のノイズの位相
関係を示したものである。図5から明らかなように、1
6個のサンプリングデータの総和は、fck/2成分の
ノイズやfck/4成分のノイズがないときの16個の
サンプリングデータの総和と等しく、クロックの分周成
分のノイズによる誤差を相殺することができる。図6は
1画素と8画素と1画素と6画素の繰り返しでデータの
サンプリングを実現するブロックメモリ部のサンプリン
グクロック発生回路である。fckをHRSTN信号で
リセットされる16進ダウンカウンタ601とセレクタ
202に入力する。16進ダウンカウンタ601の出力
信号の最上位ビット(Q5)とfckの論理積をとった
信号もセレクタ202に入力する。16進ダウンカウン
タ601の下位4ビット(Q4〜Q1)の出力信号を入
力信号とする論理回路により、セレクタ202を制御す
る。セレクタ202の出力信号fck’をブロックメモ
リ部のサンプリングクロックとして使用することによ
り、1画素と8画素と1画素と6画素の繰り返しでデー
タをサンプリングすることができる。
【0017】(実施の形態4)図7はブロックの大きさ
が水平方向に64画素で、64画素から16画素のデー
タをサンプリングする場合に、1画素と7画素の繰り返
しでデータをサンプリングするようにしたときの、fc
kと16個のサンプリングデータとfck/2成分のノ
イズやfck/4成分のノイズの位相関係を示したもの
である。図7から明らかなように、16個のサンプリン
グデータの総和は、fck/2成分のノイズがないとき
の16個のサンプリングデータの総和と等しく、ノイズ
による誤差を相殺することができる。但し、fck/4
成分のノイズによる誤差は相殺することができない。ま
た、7画素と1画素、あるいは3画素と5画素、あるい
は5画素と3画素の繰り返しでデータをサンプリングす
るときも、fck/2成分のノイズによる誤差は相殺で
きるが、fck/4成分のノイズによる誤差は相殺する
ことができない。したがって、これらのサンプリングは
fck/4成分のノイズが少ない場合に有効である。図
8は1画素と7画素の繰り返しでデータのサンプリング
を実現するブロックメモリ部のサンプリングクロック発
生回路である。fckをHRSTN信号でリセットされ
る8進ダウンカウンタ201とセレクタ202に入力す
る。8進ダウンカウンタ201の出力信号の最上位ビッ
ト(Q4)とfckの論理積をとった信号もセレクタ2
02に入力する。8進ダウンカウンタ201の下位3ビ
ット(Q3〜Q1)の出力信号を入力信号とする論理回
路により、セレクタ202を制御する。セレクタ202
の出力信号fck’をブロックメモリ部のサンプリング
クロックとして使用することにより、1画素と7画素の
繰り返しでデータをサンプリングすることができる。
が水平方向に64画素で、64画素から16画素のデー
タをサンプリングする場合に、1画素と7画素の繰り返
しでデータをサンプリングするようにしたときの、fc
kと16個のサンプリングデータとfck/2成分のノ
イズやfck/4成分のノイズの位相関係を示したもの
である。図7から明らかなように、16個のサンプリン
グデータの総和は、fck/2成分のノイズがないとき
の16個のサンプリングデータの総和と等しく、ノイズ
による誤差を相殺することができる。但し、fck/4
成分のノイズによる誤差は相殺することができない。ま
た、7画素と1画素、あるいは3画素と5画素、あるい
は5画素と3画素の繰り返しでデータをサンプリングす
るときも、fck/2成分のノイズによる誤差は相殺で
きるが、fck/4成分のノイズによる誤差は相殺する
ことができない。したがって、これらのサンプリングは
fck/4成分のノイズが少ない場合に有効である。図
8は1画素と7画素の繰り返しでデータのサンプリング
を実現するブロックメモリ部のサンプリングクロック発
生回路である。fckをHRSTN信号でリセットされ
る8進ダウンカウンタ201とセレクタ202に入力す
る。8進ダウンカウンタ201の出力信号の最上位ビッ
ト(Q4)とfckの論理積をとった信号もセレクタ2
02に入力する。8進ダウンカウンタ201の下位3ビ
ット(Q3〜Q1)の出力信号を入力信号とする論理回
路により、セレクタ202を制御する。セレクタ202
の出力信号fck’をブロックメモリ部のサンプリング
クロックとして使用することにより、1画素と7画素の
繰り返しでデータをサンプリングすることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ブロック
の大きさによってブロックメモリ内のサンプリングを周
期的に変化させることにより、クロックの1/2成分、
あるいは1/4成分のノイズによるブラックバランスの
誤差を改善できるという効果が得られる。
の大きさによってブロックメモリ内のサンプリングを周
期的に変化させることにより、クロックの1/2成分、
あるいは1/4成分のノイズによるブラックバランスの
誤差を改善できるという効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態1による16個のサンプリ
ングデータとノイズの位相関係を示した図
ングデータとノイズの位相関係を示した図
【図2】同実施の形態によるブロックメモリ部のサンプ
リングクロック発生回路のブロック図
リングクロック発生回路のブロック図
【図3】本発明の実施の形態2による16個のサンプリ
ングデータとノイズの位相関係を示した図
ングデータとノイズの位相関係を示した図
【図4】同実施の形態によるブロックメモリ部のサンプ
リングクロック発生回路のブロック図
リングクロック発生回路のブロック図
【図5】本発明の実施の形態3による16個のサンプリ
ングデータとノイズの位相関係を示した図
ングデータとノイズの位相関係を示した図
【図6】同実施の形態によるブロックメモリ部のサンプ
リングクロック発生回路のブロック図
リングクロック発生回路のブロック図
【図7】本発明の実施の形態4による16個のサンプリ
ングデータとノイズの位相関係を示した図
ングデータとノイズの位相関係を示した図
【図8】同実施の形態によるブロックメモリ部のサンプ
リングクロック発生回路のブロック図
リングクロック発生回路のブロック図
【図9】従来の32画素からの16個のサンプリングデ
ータとノイズの位相関係を示した図
ータとノイズの位相関係を示した図
【図10】従来の64画素からの16個のサンプリング
データとノイズの位相関係を示した図
データとノイズの位相関係を示した図
【図11】従来のビデオカメラにおけるブラックバラン
ス制御の構成を示すブロック図
ス制御の構成を示すブロック図
201 8進ダウンカウンタ 202 セレクタ 401 4進ダウンカウンタ 601 16進ダウンカウンタ
Claims (4)
- 【請求項1】 ビデオカメラのブラックバランスを制御
するデータをサンプリングするディジタル信号処理部の
ブロックメモリにおいて、ブロックの大きさが水平方向
に32画素で、32画素から16画素のデータをサンプ
リングする場合に、1画素と4画素と1画素と2画素の
繰り返しでデータをサンプリングすることを特徴とする
ディジタル信号処理回路。 - 【請求項2】 ビデオカメラのブラックバランスを制御
するデータをサンプリングするディジタル信号処理部の
ブロックメモリにおいて、ブロックの大きさが水平方向
に32画素で、32画素から16画素のデータをサンプ
リングする場合に、1画素と3画素、あるいは3画素と
1画素の繰り返しでデータをサンプリングすることを特
徴とするディジタル信号処理回路。 - 【請求項3】 ビデオカメラのブラックバランスを制御
するデータをサンプリングするディジタル信号処理部の
ブロックメモリにおいて、ブロックの大きさが水平方向
に64画素で、64画素から16画素のデータをサンプ
リングする場合に、1画素と8画素と1画素と6画素の
繰り返しでデータをサンプリングすることを特徴とする
ディジタル信号処理回路。 - 【請求項4】 ビデオカメラのブラックバランスを制御
するデータをサンプリングするディジタル信号処理部の
ブロックメモリにおいて、ブロックの大きさが水平方向
に64画素で、64画素から16画素のデータをサンプ
リングする場合に、1画素と7画素、あるいは7画素と
1画素、あるいは3画素と5画素、あるいは5画素と3
画素の繰り返しでデータをサンプリングすることを特徴
とするディジタル信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8092369A JPH09284800A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | ディジタル信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8092369A JPH09284800A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | ディジタル信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09284800A true JPH09284800A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14052514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8092369A Pending JPH09284800A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | ディジタル信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09284800A (ja) |
-
1996
- 1996-04-15 JP JP8092369A patent/JPH09284800A/ja active Pending
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