JPH09282465A - 対象体の管理装置と対象体の管理方法 - Google Patents

対象体の管理装置と対象体の管理方法

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JPH09282465A
JPH09282465A JP8120960A JP12096096A JPH09282465A JP H09282465 A JPH09282465 A JP H09282465A JP 8120960 A JP8120960 A JP 8120960A JP 12096096 A JP12096096 A JP 12096096A JP H09282465 A JPH09282465 A JP H09282465A
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Yoshihiro Tsukamura
善弘 塚村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲートを通過しようとする人等の対象体の通
過を迅速にかつ確実に管理することができる対象体の管
理装置を提供すること。 【解決手段】 複数の対象体がそれぞれ有する固有情報
の集合を予め記憶しており、受信手段40を介して得ら
れる複数の対象体の識別情報に対応する複数の対象体の
固有情報を固有情報の集合から抽出して、抽出した対象
体の固有情報の集合に、固有情報認識手段90から得ら
れる対象体の固有情報が含まれているかを照合して対象
体の識別をする。そして、抽出した対象体の固有情報の
集合に、固有情報認識手段90から得られる対象体の固
有情報が含まれているかを照合して対象体の識別をした
結果に基づいて、所定の処理をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばゲートを
通過しようとする人等の対象体の通過の可否を管理する
等の所定の処理をするための対象体の管理装置と対象体
の管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、セキュリティの問題がクローズア
ップされており、ある種の施設、例えばある会社の入口
において入室しようとする人が、その会社に入室を許可
された人であるかを判断して、許可された人でない場合
にはその入室を管理及び安全性の確保の観点から拒否す
る必要がある。従来この種の管理装置としては、次のよ
うな方式のものがある。例えば事前にゲートを入ろうと
する人が本人であるかどうかを識別するための照合用の
情報を、そのゲートの通過を許可されたすべての人に関
して予め登録をしておき、そしてそのゲートを通過しよ
うとする人が、例えばテンキーを操作することで、照合
用の情報を入力する。そして予め登録されている照合用
の情報と、ゲートを通過しようとする本人が入力した情
報との照合を行って、その照合の結果両者が一致した場
合には、その通過しようとする人が許可された人である
と判断して、ゲート装置がその通過しようとする人の通
過を許可するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
方式の管理装置では、次のような問題がある。つまり、
ゲートを通過しようとする人がその照合の直前にテンキ
ーでその本人の照合用の情報を入力する必要があること
から、そのテンキーによる入力が非常に煩わしく不便で
あり、待ち時間が長くなってしまうという問題がある。
【0004】また、テンキーを用いて本人が照合用の情
報を入力する方式の他に、例えば指紋等の本人の固有な
情報をゲートの所で入力する方式が、提案されている。
この方式では、ゲートを使用する者が指紋等の固有情報
をゲート側に与えて、その度にこの固有情報と、予めゲ
ート側に登録されている多数の人の指紋照合用の情報の
すべてと比較する必要がある。このために、ゲートを通
過しようとする者の一人当たりの処理時間が長くなって
しまい、ゲートを通過しようとする人の待ち時間が長く
なってしまうという問題がある。そこで本発明は上記課
題を解消し、ゲートを通過しようとする人等の対象体の
通過を迅速にかつ確実に管理することができる対象体の
管理装置と対象体の管理方法を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、対象体が保持し、対象体に予め割り当てられた
識別情報を発信する対象体の識別情報の信号発信手段
と、対象体が近づくと信号発信手段からの識別情報を受
信する受信手段と、対象体が有する固有情報を認識する
固有情報認識手段と、予め定めた複数の対象体がそれぞ
れ有する固有情報の集合を予め記憶しており、受信手段
を介して得られる複数の対象体の識別情報に対応する複
数の対象体の固有情報を固有情報の集合から抽出して、
抽出した対象体の固有情報の集合に、固有情報認識手段
から得られる対象体の固有情報が含まれているかを照合
して対象体の識別をする識別手段と、抽出した対象体の
固有情報の集合に、固有情報認識手段から得られる対象
体の固有情報が含まれているかを照合して対象体の識別
をした結果に基づいて、所定の処理をする処理手段と、
を備える対象体の管理装置により、達成される。
【0006】本発明では、対象体の識別情報の信号発信
手段は、対象体により保持されており、この信号発信手
段は対象体に予め割り当てられた識別情報を発信するこ
とができる。受信手段は、対象体が近づくと信号発信手
段からの識別情報を受信できる。固有情報認識手段は、
対象体が有する固有情報(例えば指紋情報)を認識する
ようになっている。識別手段は、予め定めた複数の対象
体がそれぞれ有する固有情報の集合を予め記憶してい
る。そして識別手段は、受信手段を介して得られる複数
の対象体の識別情報に対応する対象体の固有情報を、固
有情報の集合から抽出できる。識別手段では、抽出した
対象体の固有情報内に、固有情報認識手段から得られる
対象体の固有情報が含まれているかどうかを、照合して
対象体の識別をすることができる。処理手段は、抽出し
た対象体の固有情報内に、固有情報認識手段から得られ
る対象体の固有情報が含まれているかを照合して対象体
の識別をした結果に基づいて、必要な処理をする。
【0007】このようにすることで、対象体が受信手段
側に近づくと、予め対象体の識別情報を、受信手段を介
して識別手段側に送ることができる。そして識別手段
は、対象体の識別情報に対応する対象体の固有情報を、
固有情報の集合から予めすべて抽出できる。固有情報認
識手段から得られる対象体の固有情報が、抽出した対象
体の固有情報の集合に含まれているかどうかを照合す
る。つまり、単独又は複数の対象体が受信手段に近づく
時に、対象体の識別情報が識別手段に与えられ、その対
象体の識別情報に基づいて複数の対象体の固有情報を予
め集めて固有情報の集合を作る。そして固有情報認識手
段が認識した対象体が有する固有情報が、固有情報の集
合に含まれているかを照合するだけで、短時間に対象体
の識別を行うことができる。このようにして、予め記憶
されている固有情報の集合を、受信手段に近づいてくる
複数の対象体の固有情報分だけ抽出して照合情報を減ら
して、固有情報認識手段で得られた対象体の固有情報が
その情報量を減らした抽出した対象体の固有情報の集合
に含まれているかどうかを照合するだけで、迅速にたと
えばゲート手段のような処理手段に対して必要な処理を
させることが迅速かつ確実にできる。この処理手段と
は、たとえば上述したようなゲートの開閉であったり、
行動(Action)や取引きを許す信用の供与を行う
手段や資格を発生する手段である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0009】図1と図2は本発明の対象体の管理装置と
して、指紋照合方式による管理装置を示している。図1
と図2において、対象体の管理装置1は、信号発信手段
10、受信手段40、固有情報認識手段としての照合入
力手段90、識別手段100、制御対象60等を備えて
いる。まず信号発信手段10について説明する。信号発
信手段10は、例えばカード状であり、個人の識別情報
信号PSを、受信手段40のアンテナ41に送信するこ
とができる。信号発信手段10は、IC(集積回路)カ
ードのようなものが望ましく、識別情報信号PSは、電
波、例えばマイクロ波や中波等の周波数の電波を用いる
ことができる。信号発信手段10は、制御対象60のゲ
ート手段65を通過しようとする被験者の服の胸や肩に
取付けたり、あるいは手で持つようにすることができ
る。なお、信号発生手段10は、いわゆる電波カードと
言われるようなもののように、受信手段4からの電波を
受けて起動して、一定のプロトコルに従って通信を行え
るものであってもよい。
【0010】次に、図1と図2を参照して受信手段40
を説明する。受信手段40は、上述したアンテナ41、
検波部42、増幅部43等で構成されており、アンテナ
41が信号発信手段10からの識別情報信号PSを受け
ると、検波部42でその信号を検波しそして増幅部43
で増幅することで、後で述べる識別手段100の照合デ
ータベース101に対して識別情報IPSを送ることが
できる。この識別情報IPSは、例えば図3に示すよう
な数字及びアルファベット文字の組合せで作ることがで
きる。図3の例では、0001P,0009P,013
5P,0071P,0010P等が示されている。受信
手段40のアンテナ41は図1のゲート手段65の一方
の本体66の上に取付けられている。つまり本体66に
おける入口側67の上部に設けられている。
【0011】次に、図1と図2の固有情報認識手段とし
ての照合入力手段90について説明する。照合入力手段
90は、例えば図3に示すように図1のゲート手段65
を通過しようとする被験者の指Fの指紋画像を電気的に
取り込む装置である。照合入力手段90は、光源91、
三角プリズム92、CCD(電荷結合素子)カメラ93
等を備えている。光源91の光Lは、三角プリズム92
に載せた指Fの指紋の部分で反射する。従って、指Fの
指紋の情報を含む戻り光LRはCCDカメラ93により
指紋画像として取り込むことができる。CCDカメラ9
3が取り込んだ指紋画像の映像信号は、コンパレータ9
5で所定の閾値でデジタル化されて、指紋照合データ変
換部9bに取り込まれる。この指紋照合データ変換部9
6は、CCDカメラ93から得られる指紋画像に基づい
て、指紋照合データDTを、識別手段100の照合部1
02に送ることができる。
【0012】次に、図2と図3を参照して、識別手段1
00について説明する。識別手段100は、すでに述べ
た照合データベース101、照合部102、照合データ
抽出アレイ部103を有している。照合データベース1
01は、受信手段40の増幅部43から識別情報IPS
を受け取ることができる。照合データベース101は、
ゲート手段65を通過する必要のある全部の被験者(対
象体)の指紋照合データが予め記憶している。例えば図
3の例では、指紋照合データは、DT0001からDT
9999までを記憶している。
【0013】識別情報IPSが照合データベース101
に入力されると、その入力された識別情報IPSの分に
対応する指紋照合データのみが、照合データベース10
1から照合データ抽出アレイ部103に送られる。照合
データ抽出アレイ部103では、照合データベース10
1に入力されてくる識別情報IPSの順に、識別情報I
PSと指紋照合データDTの各組を対応して記憶する。
例えば識別情報が0001Pである場合には指紋照合デ
ータがDT0001であり、識別情報が0135Pの場
合には指紋照合データはDT0135の如くである。
【0014】この識別情報IPSは、照合データベース
101に対して受信手段40を介して送るのであるが、
複数の被験者の信号発信手段10から出される個人の識
別情報信号PSの着信順に従っている。照合部102
は、指紋照合データ変換部96から送られてくる指紋照
合データDTが、照合データ抽出アレイ部103の指紋
照合データ群(固有情報の集合)DTGの中に含まれて
いるかどうかを照合する部分である。図3の例では、指
紋照合データDTがDT0009である場合に、照合デ
ータ抽出アレイ部103の指紋照合データ群DTGの中
に含まれていると照合部102が照合して識別できる。
【0015】次に、必要な処理を行う処理手段としての
制御対象60について説明する。制御対象60は、図2
に示すようにゲート手段65、表示装置61及び音声に
よる誘導装置62等を作動する。つまり照合部102の
照合結果に基づいて、制御対象60のゲート手段65、
表示装置61及び誘導装置62を作動できる。ゲート手
段65は、図1に示すように、本体66,66と、2枚
のゲート板68,68を備えている。各ゲート板68
は、アクチュエータ69により図2の閉成位置CPと開
成位置OPに位置決めできる。これらのアクチュエータ
69,69は、識別手段100の照合部102の操作信
号OSにより作動する。表示装置61と音声による誘導
装置62は、図1のように例えば一方の本体66の上に
設けられている。表示装置61と誘導装置62は、照合
部102からの操作信号OS1,OS2により操作され
る。表示装置61は、例えば「通過できます」や「通過
できません」のような表示をすることができる。音声に
よる誘導装置62も同様にして、「通過できます」ある
いは「通過できません」のような音声による被験者への
通知をすることができる。なお、識別手段100は、図
1に示すように一方の本体66の内部に配置されてい
る。
【0016】次に、被験者が図1のゲート手段65を通
過しようとする際に、その通過の許可あるいは不許可を
する管理方法について図4を参照して説明する。図1に
おいて、複数の被験者が会社のゲート手段65に近づい
てきて、このゲート手段65を通過しようとする際に、
各被験者が保持している信号発信手段10から、それぞ
れ識別情報信号PSを発信しているので、被験者が受信
手段40のアンテナ41に対して所定の距離の範囲内に
入ると、受信手段40のアンテナ41は、信号発信手段
10の識別情報信号PSを受信することができる。ゲー
ト手段65に対して複数の被験者が一度に近づいてきた
時には、各被験者の信号発信手段10の識別情報信号P
Sを受信した順に、受信手段40が図2の識別手段10
0の照合データベース101に対して識別情報IPSを
送る。一例としては、図3に示すように識別情報IPS
は、各被験者に予め割付けられている識別情報である例
えば0001P,0009P,0135P,0071
P,0010Pといった様に、照合データベース101
に順次与えられていく(図4ステップST1,ST2参
照)。
【0017】次に、図3の照合データベース101は、
入力されてくる識別情報IPS(0001P,0009
P,0135P,0071P,0010P)に対応する
指紋照合データのみを、照合データ抽出アレイ部103
に送る。従って、照合データ抽出アレイ部103では、
5つの識別情報IPS(0001P〜0010P)と、
それらに対応する指紋照合データDT0001〜DT0
010のみが一時的にアレイして記憶される(図4ステ
ップST3,ST4参照)。
【0018】一方、図1において先頭の被験者がゲート
手段65のゲート板68の手前まで近づいて、被験者の
指Fを図3に示すように照合入力手段90の三角プリズ
ム92の上に載せると、光源91の光Lは指Fの指紋に
照射されるので、その戻り光LRがCCDカメラ93に
入る。CCDカメラ93からの指紋画像の映像信号が、
コンパレータ95で所定の閾値でデジタル化されて、指
紋照合データ変換部96に送られる。
【0019】複数の被験者がゲート手段65に順次近づ
いて各被験者が順次各自の指Fを載せていくことで、各
被験者の指紋照合データDTが順次照合部102に送ら
れる。例えば先頭の(最初の)被験者の指紋照合データ
DTがDT0009である場合には、照合部102は、
この指紋照合データDT0009と、照合データ抽出ア
レイ部103に記憶されている指紋照合データ群DTG
を比較して、指紋照合データ群DTG内に指紋照合デー
タDT0009が含まれているかどうかを判断する。一
致するのが含まれている場合には、指Fを照合入力手段
90に置いた被験者は、ゲート手段65を通過できる資
格を有するものであると判断して、照合部102は、ア
クチュエータ69に操作信号OSを送り、ゲート板6
8,68を開けるとともに、表示装置61及び誘導装置
62により、「通れます」と表示及び音声で被験者に知
らせる(図4のステップST5〜ST7)。
【0020】そうでなく、照合部102において、指紋
照合データDTと指紋照合データ群DTGの指紋照合デ
ータの1つとの一致が見られない時には、ゲート板68
を開けず、かつ表示装置61と62が「通れません」と
表示及び音声で被験者に知らせる(図4ステップST
8)。このようにして複数の被験者がゲート手段65を
無事通過した後には、図3の照合データ抽出アレイ部1
03内に記憶されている識別情報と指紋照合データ群D
TGを、一定時間後に消去して、次の被験者の照合作業
に備える(図4のステップST9)。
【0021】このように、本発明の実施の形態では、1
人又は複数の被験者がゲート手段65に近づこうとする
時に、アンテナ41に対してある一定の距離に近づく
と、各被験者の信号発信手段10から、受信手段40を
介して識別手段100側に識別情報(各被験者の識別情
報)を予め送ることができる。しかもこの識別情報は、
例えば数字等の組合せにより作られたものであり、指紋
データそのものやあるいは音声データではないので、識
別情報信号PSの情報量は非常に少なくて済む。したが
って信号発振手段10は安価で薄く軽いものである。
【0022】そして、照合データベース101には、ゲ
ート手段65を通るべき多数の人(例えば1万人分)の
指紋照合データが記憶されているが、その中の識別情報
IPSに対応する分を照合データ抽出アレイ部103側
に送ることで、その識別情報IPSに対応する指紋照合
データ群DTGの中に、照合入力手段90からの指紋照
合データDT(生の指紋データ)が含まれているかどう
かだけを照合すれば済むので、照合時間が短時間で済
み、かつ確実に行える。しかも複数の被験者が、ゲート
手段65に対して順不同で近づいて、各被験者の指を照
合入力手段90に載せる順番が不明であったとしても、
図3の指紋照合データ群DTGの中に、指紋照合データ
DTが含まれていれば照合部102は、被験者がゲート
手段65を通過すべき人であると確実かつ容易に判別す
ることができる。
【0023】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、信号発信手段としては、受
信手段40に対して例えば数m〜数十m程度で届くよう
な電波式のICカードのようなもの以外に、赤外線やそ
の他の種類の形式を用いて、非接触で無線で識別情報信
号PSを送るものであれば特に形式を限定しない。照合
入力手段90は、図1〜図3の実施の形態では、指紋照
合を用いているが、これに限らず、例えば声紋、網膜の
模様、あるいは虹彩、あるいは手形あるいは顔の形等、
被験者の固有の情報を抽出できる形式であれば、特に限
定されない。また照合入力手段90により入力する場合
には、上述したような被験者の固有の情報として、暗号
化した情報であっても構わない。この暗号化はプライバ
シーの観点から望ましい。
【0024】また、本発明の実施の形態では、対象体と
して、被験者、すなわち人間を対象としているが、これ
に限らない。例えば人間の他に犬や牛動物であってもよ
い。また本発明の対象体の管理装置は、会社への入室シ
ステム以外に例えば自動車の開錠システム、エレベータ
の作動システム、あるいはクリーンルームへの入退室シ
ステム等にも適用することができる。そして図3の照合
データベース101が記憶しているデータベースとして
は、例えばある会社の総従業員のデータであったり、会
社の中のある所属部門の別のデータであったり、それ以
外のデータであっても勿論構わない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ゲートを通過しようとする人等の対象体の通過を迅速に
かつ確実に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象体の管理装置として、指紋の照合
を応用した被験者のゲートの通過の許可、不許可を行う
装置を示す斜視図。
【図2】図1の装置の構成を示すブロック図。
【図3】図2の装置をさらに詳しく示す図。
【図4】対象体の管理方法の一例を示すフロー図。
【符号の説明】
10・・・信号発信手段、40・・・受信手段、65・
・・ゲート手段(処理手段)、68・・・ゲート板、9
0・・・照合入力手段(固有情報認識手段)、100・
・・識別手段、F・・・被験者の指

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象体が保持し、対象体に予め割り当て
    られた識別情報を発信する対象体の識別情報の信号発信
    手段と、 対象体が近づくと信号発信手段からの識別情報を受信す
    る受信手段と、 対象体が有する固有情報を認識する固有情報認識手段
    と、 予め定めた複数の対象体がそれぞれ有する固有情報の集
    合を予め記憶しており、受信手段を介して得られる複数
    の対象体の識別情報に対応する複数の対象体の固有情報
    を固有情報の集合から抽出して、抽出した対象体の固有
    情報の集合に、固有情報認識手段から得られる対象体の
    固有情報が含まれているかを照合して対象体の識別をす
    る識別手段と、 抽出した対象体の固有情報の集合に、固有情報認識手段
    から得られる対象体の固有情報が含まれているかを照合
    して対象体の識別をした結果に基づいて、所定の処理を
    する処理手段と、を備えることを特徴とする対象体の管
    理装置。
  2. 【請求項2】 処理手段は対象体の通過を許可あるいは
    不許可とするゲート手段であり、対象体はゲート手段を
    通過しようとする人で、識別情報の信号発信手段は電波
    を用いて受信手段に対して予め割り当てられた識別情報
    を発信するカード体であり、固有情報認識手段は対象体
    の指紋を認識する請求項1に記載の対象体の管理装置。
  3. 【請求項3】 抽出した対象体の固有情報の集合に、固
    有情報認識手段から得られる対象体の固有情報が含まれ
    ている場合には、ゲート手段を開けて対象体を通す請求
    項1に記載の対象体の管理装置。
  4. 【請求項4】 対象体が保持している対象体の識別情報
    の信号発信手段が、対象体に予め割り当てられた識別情
    報を発信しており、対象体が受信手段に近づくと、受信
    手段は信号発信手段からの識別情報を受信し、 予め定めた複数の対象体がそれぞれ有する固有情報の集
    合を予め記憶しておき、この固有情報の集合から、受信
    手段を介して得られる複数の対象体の識別情報に対応す
    る対象体の固有情報を抽出して、 抽出した対象体の固有情報内に、固有情報認識手段から
    得られる対象体の固有情報が含まれているかを照合して
    対象体の識別をし、 対象体の識別をした結果に基づいて、所定の処理をする
    ことを特徴とする対象体の管理方法。
JP8120960A 1996-04-18 1996-04-18 対象体の管理装置と対象体の管理方法 Pending JPH09282465A (ja)

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