JPH09282447A - 画像認識装置 - Google Patents
画像認識装置Info
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- JPH09282447A JPH09282447A JP9717196A JP9717196A JPH09282447A JP H09282447 A JPH09282447 A JP H09282447A JP 9717196 A JP9717196 A JP 9717196A JP 9717196 A JP9717196 A JP 9717196A JP H09282447 A JPH09282447 A JP H09282447A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電車、バス、一般の自動車等の車体に表示さ
れている文字を認識する画像認識装置において、認識対
象となる文字は夜間になると発光する様になっているも
のがあり、しかも発光させるタイミングも運転者によっ
てばらばらである。このため常に同じパワーで照らして
いる照明を用いてカメラで画像を撮像すると、対象文字
の発光、非発光によって文字部と背景部の階調が大きく
異なり、認識性能を劣化させる要因となる。 【解決手段】 対象車両1に対して照明が点灯している
ときの画像と消灯しているときの画像を交互に撮影でき
るように照明部13を制御する照明制御部9と、撮影さ
れた画像を照明点灯状態と消灯状態に分けてメモリ7
7、78に記憶し各々の画像に対して車両を検出する車
両検出部74と文字認識部75を備えたものである。
れている文字を認識する画像認識装置において、認識対
象となる文字は夜間になると発光する様になっているも
のがあり、しかも発光させるタイミングも運転者によっ
てばらばらである。このため常に同じパワーで照らして
いる照明を用いてカメラで画像を撮像すると、対象文字
の発光、非発光によって文字部と背景部の階調が大きく
異なり、認識性能を劣化させる要因となる。 【解決手段】 対象車両1に対して照明が点灯している
ときの画像と消灯しているときの画像を交互に撮影でき
るように照明部13を制御する照明制御部9と、撮影さ
れた画像を照明点灯状態と消灯状態に分けてメモリ7
7、78に記憶し各々の画像に対して車両を検出する車
両検出部74と文字認識部75を備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動する自動車
や電車、航空機、バス等をカメラで撮像し、その中の車
体番号や行き先などの文字列や記号を自動認識した結果
を用いて車両の通過状況の管理や配車管理を行う画像認
識装置に関するものである。
や電車、航空機、バス等をカメラで撮像し、その中の車
体番号や行き先などの文字列や記号を自動認識した結果
を用いて車両の通過状況の管理や配車管理を行う画像認
識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、駐車場の入出庫管理などで用い
られている様な、従来の文字自動認識を行う装置の中
で、対象とする車両を検出する為の外部のセンサを有し
ない内部同期形の装置の一構成例を示すものである。図
9において、1は本装置に接近してくる対象車両、2は
車両の表面に取付けられた車体番号、3は接近してくる
対象車両1に向かって設置され、シャッタトリガ信号A
4を受けて所定のシャッタスピードにて被写体を撮像す
るカメラ、5は常に撮影に必要なパワーで撮像範囲内を
照射する照明部A、6はカメラ3から出力されるビデオ
信号である。更に7はカメラから出力されるビデオ信号
6の画像中の文字列を認識する画像処理部であって、こ
の認識部7において71は内部の発振回路によって定周
期のシャッタトリガ信号A4を生成しカメラ3に出力す
るとともに、カメラ3から出力されたビデオ信号6を入
力しシャッタトリガ信号A4と同期させて画像を1画面
ずつ入力する画像入力部、72は画像入力部71で入力
された画像をディジタルに変換するA/D変換部、73
はA/D変換部72で変換されたディジタル画像データ
を記憶する画像メモリ、74は画像メモリ73の内容を
逐次読み出し車両が対象画像中に存在するか否かを判定
する車両検出部、75は対象画像中に車両があった場合
に表面に表示された文字を認識し、その結果を認識結果
8として出力する文字認識部である。
られている様な、従来の文字自動認識を行う装置の中
で、対象とする車両を検出する為の外部のセンサを有し
ない内部同期形の装置の一構成例を示すものである。図
9において、1は本装置に接近してくる対象車両、2は
車両の表面に取付けられた車体番号、3は接近してくる
対象車両1に向かって設置され、シャッタトリガ信号A
4を受けて所定のシャッタスピードにて被写体を撮像す
るカメラ、5は常に撮影に必要なパワーで撮像範囲内を
照射する照明部A、6はカメラ3から出力されるビデオ
信号である。更に7はカメラから出力されるビデオ信号
6の画像中の文字列を認識する画像処理部であって、こ
の認識部7において71は内部の発振回路によって定周
期のシャッタトリガ信号A4を生成しカメラ3に出力す
るとともに、カメラ3から出力されたビデオ信号6を入
力しシャッタトリガ信号A4と同期させて画像を1画面
ずつ入力する画像入力部、72は画像入力部71で入力
された画像をディジタルに変換するA/D変換部、73
はA/D変換部72で変換されたディジタル画像データ
を記憶する画像メモリ、74は画像メモリ73の内容を
逐次読み出し車両が対象画像中に存在するか否かを判定
する車両検出部、75は対象画像中に車両があった場合
に表面に表示された文字を認識し、その結果を認識結果
8として出力する文字認識部である。
【0003】従来の装置では、図9に示すように、照明
部A5は対象とする車両が通過する領域を所要のパワー
で照射する。カメラ3ではシャッタトリガ信号A4に従
って対象とする車両の到着の有無に関わらず一定周期で
予め設定されたシャッタスピードで画像を撮像し、NT
SC等の規格に従いビデオ信号6を出力する。出力され
た画像は画像入力部71でシャッタトリガ信号A4と同
期して1フレーム毎に入力され、A/D変換部72でデ
ィジタルデータに変換された後、画像メモリ73に記憶
される。車両検出部74では画像メモリ73の内容を順
次読み出し、連続する画像の差分による移動物体の検出
によって、あるいは自動車であればヘッドライトや自動
車の外形といった車両の特徴量を探すことによって車両
の有無を判断した後、対象とする文字や図形の寸法や配
置を元にその位置を検出する。車両検出部74で車両あ
りと判断された場合はその画像データと車両検出位置が
認識部75に送られ、所定の論理に従って文字の認識が
行われていた。このように、従来の画像認識装置では対
象とする文字部分に光を照射し、反射光をカメラで撮像
することによって文字と背景を反射率の違いによる反射
光の強度の違いとしてとらえていた。このため、良好な
認識性能を得るためには文字部と背景部で十分な反射強
度の差を得ることが必要であった。
部A5は対象とする車両が通過する領域を所要のパワー
で照射する。カメラ3ではシャッタトリガ信号A4に従
って対象とする車両の到着の有無に関わらず一定周期で
予め設定されたシャッタスピードで画像を撮像し、NT
SC等の規格に従いビデオ信号6を出力する。出力され
た画像は画像入力部71でシャッタトリガ信号A4と同
期して1フレーム毎に入力され、A/D変換部72でデ
ィジタルデータに変換された後、画像メモリ73に記憶
される。車両検出部74では画像メモリ73の内容を順
次読み出し、連続する画像の差分による移動物体の検出
によって、あるいは自動車であればヘッドライトや自動
車の外形といった車両の特徴量を探すことによって車両
の有無を判断した後、対象とする文字や図形の寸法や配
置を元にその位置を検出する。車両検出部74で車両あ
りと判断された場合はその画像データと車両検出位置が
認識部75に送られ、所定の論理に従って文字の認識が
行われていた。このように、従来の画像認識装置では対
象とする文字部分に光を照射し、反射光をカメラで撮像
することによって文字と背景を反射率の違いによる反射
光の強度の違いとしてとらえていた。このため、良好な
認識性能を得るためには文字部と背景部で十分な反射強
度の差を得ることが必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電車、バスあるいは通
常の自動車等では、行き先や車体番号の文字や識別用の
図形が夜間になると点灯するものがある。これらの点灯
は運転者の判断によって行われるのが一般的で、その点
灯時期は車両によってばらばらであり、認識装置が対象
とする表示文字は夜間では点灯しているものと非点灯状
態のものが混在する。しかし、予め次に到着する対象車
両の文字表示が点灯しているか非点灯かの判断はできな
いため、従来の装置では常に一定照度で対象領域を照ら
して撮像している。ところが、たとえば背景部の方が文
字部より反射率が高く、文字が非点灯状態では得られる
画像で背景部と文字部に十分な輝度差が得られる場合で
あっても、文字部が発光すると輝度差は小さくなり、得
られる画像では背景と文字のコントラストに大きな違い
が出てくる。従って文字の点灯、非点灯が混在した状態
では常に認識に適した画像を得ることは困難であり、認
識性能の劣化を招くという問題があった。また文字の点
灯、非点灯の影響を少なくするために、画像認識装置の
照明の照度を文字の発光強度に比べて十分に大きくし
て、相対的に文字点灯の影響を軽減する方法もあるが、
このためには対象文字の発光/非発光という状態に関わ
らず常に大きなエネルギーを照明部に投入する必要があ
るため、装置が高価になる、照明寿命が短くなる等の問
題があった。
常の自動車等では、行き先や車体番号の文字や識別用の
図形が夜間になると点灯するものがある。これらの点灯
は運転者の判断によって行われるのが一般的で、その点
灯時期は車両によってばらばらであり、認識装置が対象
とする表示文字は夜間では点灯しているものと非点灯状
態のものが混在する。しかし、予め次に到着する対象車
両の文字表示が点灯しているか非点灯かの判断はできな
いため、従来の装置では常に一定照度で対象領域を照ら
して撮像している。ところが、たとえば背景部の方が文
字部より反射率が高く、文字が非点灯状態では得られる
画像で背景部と文字部に十分な輝度差が得られる場合で
あっても、文字部が発光すると輝度差は小さくなり、得
られる画像では背景と文字のコントラストに大きな違い
が出てくる。従って文字の点灯、非点灯が混在した状態
では常に認識に適した画像を得ることは困難であり、認
識性能の劣化を招くという問題があった。また文字の点
灯、非点灯の影響を少なくするために、画像認識装置の
照明の照度を文字の発光強度に比べて十分に大きくし
て、相対的に文字点灯の影響を軽減する方法もあるが、
このためには対象文字の発光/非発光という状態に関わ
らず常に大きなエネルギーを照明部に投入する必要があ
るため、装置が高価になる、照明寿命が短くなる等の問
題があった。
【0005】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたものであり、夜間に文字が点灯しているものと非
点灯のものが混在した場合でも十分な認識精度が得られ
る画像認識装置を得ることを目的とする。
されたものであり、夜間に文字が点灯しているものと非
点灯のものが混在した場合でも十分な認識精度が得られ
る画像認識装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明による画像認
識装置は、対象車両に対して照明が点灯しているときの
画像と消灯しているときの画像を交互に撮影できるよう
に照明部を制御する照明制御部と、撮影された画像を照
明点灯状態と消灯状態に分けて記憶し各々の画像に対し
て車両を検出する車両検出部と文字認識部を備えたもの
である。
識装置は、対象車両に対して照明が点灯しているときの
画像と消灯しているときの画像を交互に撮影できるよう
に照明部を制御する照明制御部と、撮影された画像を照
明点灯状態と消灯状態に分けて記憶し各々の画像に対し
て車両を検出する車両検出部と文字認識部を備えたもの
である。
【0007】また、第2の発明による画像認識装置は、
入力画像に対する処理結果に基づいて逐次照明のパワー
をする制御信号を出力する照度制御部を備えたものであ
る。
入力画像に対する処理結果に基づいて逐次照明のパワー
をする制御信号を出力する照度制御部を備えたものであ
る。
【0008】第3の発明による画像認識装置は、シャッ
ター速度および照明の点灯時間を合わせて制御する照明
制御部を備えたものである。
ター速度および照明の点灯時間を合わせて制御する照明
制御部を備えたものである。
【0009】また、第4の発明による画像認識装置は、
車両検出時に対象車両の文字列が点灯状態か否かを判断
する車両検出部を備えたものである。
車両検出時に対象車両の文字列が点灯状態か否かを判断
する車両検出部を備えたものである。
【0010】第5の発明による画像認識装置は、照明の
パワーを通常はセーブ、階調差不十分の場合は次に消
灯、更に不十分な場合はパワーアップをする照度制御部
を備えたものである。
パワーを通常はセーブ、階調差不十分の場合は次に消
灯、更に不十分な場合はパワーアップをする照度制御部
を備えたものである。
【0011】また、第6の発明による画像認識装置は、
車両の速度を検出する速度センサを備えたものである。
車両の速度を検出する速度センサを備えたものである。
【0012】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す構
成図であり、図において1〜8、および71〜75は図
9に示す従来例と同様の機能を持つものである。9は画
像入力部71から出力されるシャッタトリガ信号A4を
受けカメラに対するシャッタトリガ信号B10と照明が
シャッタトリガ信号を1/2に分周した照明発光指令1
1および照明点灯状態信号12を出力する照明制御部A
である。また13は照明発光指令11を受けて所定の長
さだけ発光できる照明であり、76は画像処理部7にあ
って照明点灯状態信号12の状態によってA/D変換部
72から出力される入力画像のディジタルデータを照明
点灯の画像を記憶する点灯時画像メモリ77と消灯時の
画像を記憶する消灯時画像メモリ78に切り換えて伝送
する切替器Aである。
成図であり、図において1〜8、および71〜75は図
9に示す従来例と同様の機能を持つものである。9は画
像入力部71から出力されるシャッタトリガ信号A4を
受けカメラに対するシャッタトリガ信号B10と照明が
シャッタトリガ信号を1/2に分周した照明発光指令1
1および照明点灯状態信号12を出力する照明制御部A
である。また13は照明発光指令11を受けて所定の長
さだけ発光できる照明であり、76は画像処理部7にあ
って照明点灯状態信号12の状態によってA/D変換部
72から出力される入力画像のディジタルデータを照明
点灯の画像を記憶する点灯時画像メモリ77と消灯時の
画像を記憶する消灯時画像メモリ78に切り換えて伝送
する切替器Aである。
【0013】実施の形態1に示す画像認識装置の動作に
ついて以下に説明する。まず画像入力部71では内部発
振回路により撮像タイミングを指示するシャッタトリガ
信号A4を出力する。照明制御部A9では図2に示すよ
うに入力したシャッタトリガ信号A4を2つに分岐し、
一方はカメラへのシャッタトリガ信号B10としてその
まま出力し他方は分周回路A91により1/2に分周さ
れ照明発光指令11とし出力される。さらに分周回路9
1では照明発光指令11を1画像分ホールドし照明点灯
状態信号12として出力する。照明部B13では照明発
光指令11の立ち下がりをトリガとしてシャッタトリガ
信号B10の2回に1回の割合で所定の時間発光するの
でカメラ3で撮影される画像は同図に示すように照明点
灯時と消灯時の画像が繰り返される。画像処理部7の切
換器A76では照明点灯状態信号12に対応して照明点
灯時の画像と消灯時の画像を切り換え、点灯時画像メモ
リ77、消灯時画像メモリ78に記憶する。車両検出部
74では両方の画像メモリに格納された画像に対して、
照明点灯時は照明の反射によって背景部分の方が文字部
分より輝度レベルが高いこと、一方消灯時には背景の反
射がなく文字が点灯している時のみ文字の輝度レベルが
背景より輝度レベルが高いことを前提にして設定された
定数を用いて車両の検出および文字の位置を検出し、文
字認識部75で文字認識処理が行われた後、判定部79
でそれぞれの画像に対する認識結果を比較し、最も結果
の評価値の高いものを出力する。
ついて以下に説明する。まず画像入力部71では内部発
振回路により撮像タイミングを指示するシャッタトリガ
信号A4を出力する。照明制御部A9では図2に示すよ
うに入力したシャッタトリガ信号A4を2つに分岐し、
一方はカメラへのシャッタトリガ信号B10としてその
まま出力し他方は分周回路A91により1/2に分周さ
れ照明発光指令11とし出力される。さらに分周回路9
1では照明発光指令11を1画像分ホールドし照明点灯
状態信号12として出力する。照明部B13では照明発
光指令11の立ち下がりをトリガとしてシャッタトリガ
信号B10の2回に1回の割合で所定の時間発光するの
でカメラ3で撮影される画像は同図に示すように照明点
灯時と消灯時の画像が繰り返される。画像処理部7の切
換器A76では照明点灯状態信号12に対応して照明点
灯時の画像と消灯時の画像を切り換え、点灯時画像メモ
リ77、消灯時画像メモリ78に記憶する。車両検出部
74では両方の画像メモリに格納された画像に対して、
照明点灯時は照明の反射によって背景部分の方が文字部
分より輝度レベルが高いこと、一方消灯時には背景の反
射がなく文字が点灯している時のみ文字の輝度レベルが
背景より輝度レベルが高いことを前提にして設定された
定数を用いて車両の検出および文字の位置を検出し、文
字認識部75で文字認識処理が行われた後、判定部79
でそれぞれの画像に対する認識結果を比較し、最も結果
の評価値の高いものを出力する。
【0014】一般に、車両に表示された文字が非発光の
状態であれば照明点灯時の画像が認識に適しており、文
字が発光していれば照明が非点灯状態の画像の方がコン
トラストが良く認識に適している場合が多い。実施の形
態1に示す画像認識装置によれば、シャッタトリガ信号
の周期を速くすれば対象車両が撮像視野を通過する間に
複数回の撮像チャンスがあり、この間に撮像される照明
点灯時と消灯時の画像を別々の条件で認識処理し結果の
良い方を採用することができる。従って、予め次に到着
する車両の表示文字が発光しているか否かがわからなく
ても、文字の発光、非発光いずれかで良好な認識結果を
得ることができる。また、文字が発光状態であっても発
光輝度が十分でなく照明点灯時の方がコントラストが良
い場合にはそちらを採用できることは言うまでもない。
状態であれば照明点灯時の画像が認識に適しており、文
字が発光していれば照明が非点灯状態の画像の方がコン
トラストが良く認識に適している場合が多い。実施の形
態1に示す画像認識装置によれば、シャッタトリガ信号
の周期を速くすれば対象車両が撮像視野を通過する間に
複数回の撮像チャンスがあり、この間に撮像される照明
点灯時と消灯時の画像を別々の条件で認識処理し結果の
良い方を採用することができる。従って、予め次に到着
する車両の表示文字が発光しているか否かがわからなく
ても、文字の発光、非発光いずれかで良好な認識結果を
得ることができる。また、文字が発光状態であっても発
光輝度が十分でなく照明点灯時の方がコントラストが良
い場合にはそちらを採用できることは言うまでもない。
【0015】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2を示す構成図であり、図において1〜8、および7
1〜75は図9に示す従来の実施例と同様の機能を持つ
ものである。15は車両検出部74から検出された車両
の文字部の濃度データ14とシャッタトリガ信号A4を
入力し撮影に同期して照明の照射パワーを制御するため
の制御信号16を出力する照度制御部、17は複数の発
光素子からなり制御信号16に基づいて点灯すべき発光
素子を設定できる照明部Cである。
態2を示す構成図であり、図において1〜8、および7
1〜75は図9に示す従来の実施例と同様の機能を持つ
ものである。15は車両検出部74から検出された車両
の文字部の濃度データ14とシャッタトリガ信号A4を
入力し撮影に同期して照明の照射パワーを制御するため
の制御信号16を出力する照度制御部、17は複数の発
光素子からなり制御信号16に基づいて点灯すべき発光
素子を設定できる照明部Cである。
【0016】実施の形態2に示す画像認識装置の動作に
ついて以下に説明する。まず画像入力部71では内部発
振回路により撮像タイミングを指示するシャッタトリガ
信号A4を出力する。一方車両検出部74では車両の検
出と共に認識対象とする文字列の位置を特定しその濃度
データを照度制御部15に出力する。照度制御部15で
は図4に示すように得られた濃度データから次の撮影時
の照明の明るさを決定する。すなわち、通常設定状態よ
り一定値以上文字と背景部の階調差がない場合は文字発
光による階調不足として照明パワーをオフ信号を出力す
る。次にこれでも不十分であれば照明のパワーを通常状
態より大きくする信号を出力する。図5に示すように照
明部C17では通常は複数の発光素子のうち所定の個数
だけを発光させ、消灯時は全数消灯、パワーアップが必
要な場合には全数点灯させる。これによって繰り返し1
台の車両で異なる照度で撮像し、画像データを得る。
ついて以下に説明する。まず画像入力部71では内部発
振回路により撮像タイミングを指示するシャッタトリガ
信号A4を出力する。一方車両検出部74では車両の検
出と共に認識対象とする文字列の位置を特定しその濃度
データを照度制御部15に出力する。照度制御部15で
は図4に示すように得られた濃度データから次の撮影時
の照明の明るさを決定する。すなわち、通常設定状態よ
り一定値以上文字と背景部の階調差がない場合は文字発
光による階調不足として照明パワーをオフ信号を出力す
る。次にこれでも不十分であれば照明のパワーを通常状
態より大きくする信号を出力する。図5に示すように照
明部C17では通常は複数の発光素子のうち所定の個数
だけを発光させ、消灯時は全数消灯、パワーアップが必
要な場合には全数点灯させる。これによって繰り返し1
台の車両で異なる照度で撮像し、画像データを得る。
【0017】実施の形態2に示す画像認識装置によれ
ば、入力した画像の文字部分の階調分布状態によって、
通常、消灯、照度アップの3つの状態の画像を得ること
ができ、文字が発光している場合に同一対象車両に対し
て消灯と逆に照射パワーを増大してコントラストを得る
という2種類の方法を採ることができる。従って、予め
文字の発光、非発光の情報を知らなくても最適な照度で
照射された画像を処理することができ、認識性能が向上
する。また対象文字の発光を想定して常にハイパワーで
照射する必要がないため、無駄なエネルギーを投入する
必要がなく、エネルギコストの低減を図ることができ
る。
ば、入力した画像の文字部分の階調分布状態によって、
通常、消灯、照度アップの3つの状態の画像を得ること
ができ、文字が発光している場合に同一対象車両に対し
て消灯と逆に照射パワーを増大してコントラストを得る
という2種類の方法を採ることができる。従って、予め
文字の発光、非発光の情報を知らなくても最適な照度で
照射された画像を処理することができ、認識性能が向上
する。また対象文字の発光を想定して常にハイパワーで
照射する必要がないため、無駄なエネルギーを投入する
必要がなく、エネルギコストの低減を図ることができ
る。
【0018】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3を示す構成図であり、図において1〜8、および7
1〜75は図1に示す形態1と同様の機能を持つもので
ある。更に18マイクロ波等を用いて対象車両の速度を
計測する速度センサであり、20は速度センサ18から
出力される速度信号19に基づきカメラのシャッタスピ
ードと照明の点灯時間を制御する照明制御部Bである。
更に21は照明制御部B20からの照明発光指令信号1
1を受けて、照明の発光時間を制御できる照明部Dであ
る。
態3を示す構成図であり、図において1〜8、および7
1〜75は図1に示す形態1と同様の機能を持つもので
ある。更に18マイクロ波等を用いて対象車両の速度を
計測する速度センサであり、20は速度センサ18から
出力される速度信号19に基づきカメラのシャッタスピ
ードと照明の点灯時間を制御する照明制御部Bである。
更に21は照明制御部B20からの照明発光指令信号1
1を受けて、照明の発光時間を制御できる照明部Dであ
る。
【0019】実施の形態3に示す画像認識装置の動作に
ついて以下に説明する。まず画像入力部71では内部発
振回路により撮像タイミングを指示するシャッタトリガ
信号A4を出力する。図7に示すように、照明制御部B
20では速度センサ18からの速度情報19により像流
れの影響が同様になるように、すなわち被写体の速度が
速くなればそれに対応してシャッタスピードも速くなる
ようにシャッタスピードを算出し、シャッタトリガ信号
A4に同期して指定するシャッタスピードをパルス幅と
してカメラへのシャッタトリガ信号B10を出力する。
一方分周回路B201ではシャッタトリガ信号を1/2
に分周するとともにカメラのシャッタスピードに対応し
た照明の点灯長さをパルス幅として照明発光指令11を
出力する。カメラ3ではシャッタトリガ信号のパルス幅
に従ってシャッタを切り、照明部D21では照明発光指
令11のパルス幅に従って発光させる。このように照明
の点滅制御を行うと同時に高速車両通過時の像流れの影
響を抑えるため速度センサ18から得られる速度情報に
基づいて必要なシャッタスピードと照明発光時間を算出
する。
ついて以下に説明する。まず画像入力部71では内部発
振回路により撮像タイミングを指示するシャッタトリガ
信号A4を出力する。図7に示すように、照明制御部B
20では速度センサ18からの速度情報19により像流
れの影響が同様になるように、すなわち被写体の速度が
速くなればそれに対応してシャッタスピードも速くなる
ようにシャッタスピードを算出し、シャッタトリガ信号
A4に同期して指定するシャッタスピードをパルス幅と
してカメラへのシャッタトリガ信号B10を出力する。
一方分周回路B201ではシャッタトリガ信号を1/2
に分周するとともにカメラのシャッタスピードに対応し
た照明の点灯長さをパルス幅として照明発光指令11を
出力する。カメラ3ではシャッタトリガ信号のパルス幅
に従ってシャッタを切り、照明部D21では照明発光指
令11のパルス幅に従って発光させる。このように照明
の点滅制御を行うと同時に高速車両通過時の像流れの影
響を抑えるため速度センサ18から得られる速度情報に
基づいて必要なシャッタスピードと照明発光時間を算出
する。
【0020】実施の形態3に示す画像認識装置によれ
ば、照明点灯時と非点灯時の画像を別々の条件で認識処
理し結果の良い方を採用することにより、予め次に到着
する車両の表示文字が発光しているか否かがわからなく
ても、文字の発光、非発光に適切な条件での認識結果が
得られるだけでなく、車両速度に応じたシャッター及び
照明点灯時間を設定できるので像流れの変動を除くこと
ができ、認識性能が更に向上する。
ば、照明点灯時と非点灯時の画像を別々の条件で認識処
理し結果の良い方を採用することにより、予め次に到着
する車両の表示文字が発光しているか否かがわからなく
ても、文字の発光、非発光に適切な条件での認識結果が
得られるだけでなく、車両速度に応じたシャッター及び
照明点灯時間を設定できるので像流れの変動を除くこと
ができ、認識性能が更に向上する。
【0021】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4を示す構成図であり、図において1〜8、および7
1〜75は図1に示す形態1と同様の機能を持つもので
ある。更に80は車両検出部74から出力される点灯、
消灯両条件の画像に対する車両検出結果から文字認識の
結果を待たずに何れか最適な画像を選択して出力し、文
字認識に供させる切換器Bである。
態4を示す構成図であり、図において1〜8、および7
1〜75は図1に示す形態1と同様の機能を持つもので
ある。更に80は車両検出部74から出力される点灯、
消灯両条件の画像に対する車両検出結果から文字認識の
結果を待たずに何れか最適な画像を選択して出力し、文
字認識に供させる切換器Bである。
【0022】実施の形態4に示す画像認識装置の動作に
ついて以下に説明する。照明の点滅制御、画像の入力方
法は実施の形態1と同様であるが、照明の点灯消灯が1
回ずつ繰り返され同じ文字の両方条件の画像が連続して
入力されること、かつ一般に同じ発光文字であれば照明
消灯時の方が照明点灯時より認識に適していることを利
用して、切替器B80では車両検出部74で照明消灯時
の画像のみで車両が検出できる場合、または点灯時でも
消灯時何れの場合でも車両検出ができる場合は対象文字
が発光しているとして消灯時の画像を採用し、それ以外
の場合は照明点灯時の画像を採用し、その画像を文字認
識部75に出力する。このため認識は1度で済み、結果
の出力まで短時間で行えるので、車両が頻繁に到着し処
理を短時間に完了しなければならない場合でも発光文字
に対して良好な認識結果を得ることができる。
ついて以下に説明する。照明の点滅制御、画像の入力方
法は実施の形態1と同様であるが、照明の点灯消灯が1
回ずつ繰り返され同じ文字の両方条件の画像が連続して
入力されること、かつ一般に同じ発光文字であれば照明
消灯時の方が照明点灯時より認識に適していることを利
用して、切替器B80では車両検出部74で照明消灯時
の画像のみで車両が検出できる場合、または点灯時でも
消灯時何れの場合でも車両検出ができる場合は対象文字
が発光しているとして消灯時の画像を採用し、それ以外
の場合は照明点灯時の画像を採用し、その画像を文字認
識部75に出力する。このため認識は1度で済み、結果
の出力まで短時間で行えるので、車両が頻繁に到着し処
理を短時間に完了しなければならない場合でも発光文字
に対して良好な認識結果を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】第1の発明によれば、被写体が撮像視野
内にある間に照明点灯時と消灯時の画像を複数回の撮像
するチャンスがあり、それぞれに適した別々の条件で認
識処理し結果の良い方を採用することができる。従っ
て、予め次に到着する被写体の表示文字が発光している
か否かがわからなくても、文字の発光、非発光に対する
適切な条件での認識結果が得られ、装置としての認識性
能が向上する。
内にある間に照明点灯時と消灯時の画像を複数回の撮像
するチャンスがあり、それぞれに適した別々の条件で認
識処理し結果の良い方を採用することができる。従っ
て、予め次に到着する被写体の表示文字が発光している
か否かがわからなくても、文字の発光、非発光に対する
適切な条件での認識結果が得られ、装置としての認識性
能が向上する。
【0024】第2の発明によれば、入力した画像の背景
部と文字部分の輝度状態によって、照明のパワーを変化
させることができる。従って、予め文字の発光、非発光
の情報を知らなくてもきめ細かく最適な照度で照射され
た画像を処理することができ、認識性能が向上する。
部と文字部分の輝度状態によって、照明のパワーを変化
させることができる。従って、予め文字の発光、非発光
の情報を知らなくてもきめ細かく最適な照度で照射され
た画像を処理することができ、認識性能が向上する。
【0025】第3の発明によれば、シャッター速度と連
動して照明の発光時間をリアルタイムに変更することが
可能となり、被写体の状況によってシャッター速度を変
化させる場合にも最低限必要な発光時間に抑えることが
できるので、省電力化を図ることができる。
動して照明の発光時間をリアルタイムに変更することが
可能となり、被写体の状況によってシャッター速度を変
化させる場合にも最低限必要な発光時間に抑えることが
できるので、省電力化を図ることができる。
【0026】第4の発明によれば、切替器Bで照明点灯
時と照明消灯時の何れかを選択して認識装置に出力する
ので認識は1度で済み結果の出力まで短時間で行えるの
で、被写体が頻繁に到着し処理時間を十分に得られない
場合でも発光文字に対して良好な認識結果を得ることが
できる。
時と照明消灯時の何れかを選択して認識装置に出力する
ので認識は1度で済み結果の出力まで短時間で行えるの
で、被写体が頻繁に到着し処理時間を十分に得られない
場合でも発光文字に対して良好な認識結果を得ることが
できる。
【0027】第5の発明によれば、入力した画像の文字
部分の階調分布状態によって、通常、消灯、照度アップ
の3つの状態の画像を得ることができ、文字が発光して
いる場合に同一被写体に対して消灯と逆に照射パワーを
増大してコントラストを得るという2種類の方法を採る
ことができる。従って、予め文字の発光、非発光の情報
を知らなくても最適な照度で照射された画像を処理する
ことができ、認識性能が向上する。また対象文字の発光
を想定して常にハイパワーで照射する必要がないため、
無駄なエネルギーを投入する必要がなく、エネルギコス
トの低減を図ることができる。
部分の階調分布状態によって、通常、消灯、照度アップ
の3つの状態の画像を得ることができ、文字が発光して
いる場合に同一被写体に対して消灯と逆に照射パワーを
増大してコントラストを得るという2種類の方法を採る
ことができる。従って、予め文字の発光、非発光の情報
を知らなくても最適な照度で照射された画像を処理する
ことができ、認識性能が向上する。また対象文字の発光
を想定して常にハイパワーで照射する必要がないため、
無駄なエネルギーを投入する必要がなく、エネルギコス
トの低減を図ることができる。
【0028】第6の発明によれば、速度センサーで被写
体の速度を計測することにより、被写体の速度に応じた
シャッター及び照明点灯時間を設定できるので像流れの
変動を除くことができ、認識性能が更に向上する。
体の速度を計測することにより、被写体の速度に応じた
シャッター及び照明点灯時間を設定できるので像流れの
変動を除くことができ、認識性能が更に向上する。
【図1】 この発明による画像認識装置の実施の形態1
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図2】 この発明による画像認識装置の実施の形態1
の動作を説明する図である。
の動作を説明する図である。
【図3】 この発明による画像認識装置の実施の形態2
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図4】 この発明による画像認識装置の実施の形態2
の動作を説明する図である。
の動作を説明する図である。
【図5】 この発明による画像認識装置の実施の形態2
の動作を説明する図である。
の動作を説明する図である。
【図6】 この発明による画像認識装置の実施の形態3
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図7】 この発明による画像認識装置の実施の形態3
の動作を説明する図である。
の動作を説明する図である。
【図8】 この発明による画像認識装置の実施の形態4
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図9】 従来の画像認識装置の構成を示す図である。
1 対象車両、2 認識対象文字又は図形、3 カメ
ラ、4 シャッタトリガ信号A、5 照明部A、6 ビ
デオ信号、7 画像処理部、8 認識結果、9照明制御
部A、10 シャッタトリガ信号B、11 照明発光指
令A、12 照明点灯状態信号、13 照明部B、14
濃度データ、15 照度制御部、16パワー制御信
号、17 照明部C、18 速度センサ、19 速度信
号、20照明制御部B、21 照明部D、71 画像入
力部、72 A/D変換部、73 画像メモリ、74
車両検出部、75 文字認識部、76 切替器A、77
点灯時画像メモリ、78 消灯時画像メモリ、79 判
定部、80 切替器B、91 分周回路A、201 分
周回路B。
ラ、4 シャッタトリガ信号A、5 照明部A、6 ビ
デオ信号、7 画像処理部、8 認識結果、9照明制御
部A、10 シャッタトリガ信号B、11 照明発光指
令A、12 照明点灯状態信号、13 照明部B、14
濃度データ、15 照度制御部、16パワー制御信
号、17 照明部C、18 速度センサ、19 速度信
号、20照明制御部B、21 照明部D、71 画像入
力部、72 A/D変換部、73 画像メモリ、74
車両検出部、75 文字認識部、76 切替器A、77
点灯時画像メモリ、78 消灯時画像メモリ、79 判
定部、80 切替器B、91 分周回路A、201 分
周回路B。
Claims (6)
- 【請求項1】 外面に文字が表示された電車や航空機、
バス、自動車等の被写体をその外面に表示された文字が
視野内に含まれる様に撮像するカメラと、被写体を照ら
す外部からの点滅制御が可能な照明部と、照明点灯時の
画像と非点灯時の画像を交互に撮像するため上記カメラ
の撮像タイミングに同期して上記照明部にオンオフ信号
を出力する照明制御部と、上記カメラからの画像を入力
し照明点灯時、非点灯時の画像を区別して記憶する画像
メモリ、この画像メモリのそれぞれの画像に対応して被
写体の検出を行う被写体検出部、この被写体検出部で被
写体が検出された画像に対して所定の画像処理を行うこ
とによって対象とする文字や図形を認識する文字認識
部、この文字認識部で照明点灯時画像および非点灯時画
像に対して行われたそれぞれの認識結果から最良の結果
を判定する判定部から構成される画像処理部とを備えた
ことを特徴とする画像認識装置。 - 【請求項2】 外面に文字が表示された電車や航空機、
バス、自動車等の被写体をその外面に表示された文字が
視野内に含まれる様に撮像するカメラと、被写体を照ら
す外部からのパワー制御が可能な照明部と、上記照明部
に対して予め設定した定数または逐次入力する画像情報
に基づいて照度制御信号を出力する照度制御部と、上記
カメラからの画像を入力して記憶する画像メモリ、この
画像メモリの画像に対して被写体の検出を行う被写体検
出部、この被写体検出部で被写体が検出された画像に対
して所定の画像処理を行うことによって対象とする文字
や図形を認識する文字認識部から構成される画像処理部
とを備えたことを特徴とする画像認識装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の画像認識装置において、
照明部へのオンオフ信号のオン時間をカメラのシャッタ
時間に合わせて制御する照明制御部を備えたことを特徴
とする画像認識装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の画像認識装置において、
被写体検出部として照明点灯時の車両検出結果と非点灯
時の車両検出結果とから対象とする車両に表示されてい
る文字列が発光しているか否かを判断する被写体検出部
を備えたことを特徴とする画像認識装置。 - 【請求項5】 請求項2記載の画像認識装置において、
画像から得られた階調データに従って通常はパワーをセ
ーブして投光し、階調差不十分な場合には文字が発光し
ているとして消灯し、さらに階調差が不十分な場合に照
明をパワーアップをしてコントラストを向上させること
により認識させるような照度制御部を備えたことを特徴
とする画像認識装置。 - 【請求項6】 請求項3記載の画像認識装置において、
被写体の速度を検出するための速度センサを設け上記速
度センサの出力により上記カメラのシャッタスピードと
照明の点灯時間を制御する照明制御部を備えたことを特
徴とする画像認識装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9717196A JPH09282447A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 画像認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9717196A JPH09282447A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 画像認識装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09282447A true JPH09282447A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14185143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9717196A Pending JPH09282447A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 画像認識装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09282447A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000163695A (ja) * | 1998-11-25 | 2000-06-16 | Mitsubishi Electric Corp | 画像認識装置 |
JP2010066986A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Toshiba Corp | カメラシステム |
JP2011150551A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-08-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 車両監視システム |
JP2017084417A (ja) * | 2017-02-02 | 2017-05-18 | 株式会社東芝 | 車両監視装置、および車両監視方法 |
CN110095296A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-08-06 | 南宁中车轨道交通装备有限公司 | 一种用于城轨车辆动调试验防冲的控制系统和方法 |
JP2023053291A (ja) * | 2020-03-24 | 2023-04-12 | Necプラットフォームズ株式会社 | 学習モデル生成装置、学習モデル生成方法及びプログラム |
-
1996
- 1996-04-18 JP JP9717196A patent/JPH09282447A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000163695A (ja) * | 1998-11-25 | 2000-06-16 | Mitsubishi Electric Corp | 画像認識装置 |
JP2010066986A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Toshiba Corp | カメラシステム |
JP2011150551A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-08-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 車両監視システム |
JP2017084417A (ja) * | 2017-02-02 | 2017-05-18 | 株式会社東芝 | 車両監視装置、および車両監視方法 |
CN110095296A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-08-06 | 南宁中车轨道交通装备有限公司 | 一种用于城轨车辆动调试验防冲的控制系统和方法 |
JP2023053291A (ja) * | 2020-03-24 | 2023-04-12 | Necプラットフォームズ株式会社 | 学習モデル生成装置、学習モデル生成方法及びプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040420 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |