JPH0927893A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0927893A
JPH0927893A JP7174576A JP17457695A JPH0927893A JP H0927893 A JPH0927893 A JP H0927893A JP 7174576 A JP7174576 A JP 7174576A JP 17457695 A JP17457695 A JP 17457695A JP H0927893 A JPH0927893 A JP H0927893A
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JP7174576A
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Masakatsu Takahashi
正勝 高橋
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、蓄積する画像データのファイル毎
にファイル番号を付与して画像データを管理するファク
シミリ装置に関し、表示部の表示能力に拘らず、管理情
報を容易に知ることができるようにする。 【解決手段】 電話回線を介して伝送する画像データを
蓄積する画像メモリ19と、該データに付与するファイル
番号や画像データの管理情報を記憶登録するRAM13
と、各種情報を表示出力する表示部14と、オペレータが
入力操作するデータ入力手段15とを有し、CPU11は、
メモリ送信時に入力手段15から入力された番号をファイ
ル番号としてRAM13内に登録する。そして、このCP
U11は、待機時に入力手段15からファイル番号が入力さ
れたとき、その番号に対応する画像データの管理情報を
RAM13内から呼び出して表示部14に表示出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介して
画像データを伝送するファクシミリ装置に関し、特に、
画像データのファイル毎にファイル番号を付与して画像
データを管理するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、接続された電話回線を介して
画像データを伝送するファクシミリ装置が知られてお
り、近年のファクシミリ装置には伝送する画像データを
画像メモリ内に蓄積するメモリ機能(メモリ送信/受信
など)を備えるものが普及している。
【0003】この種のファクシミリ装置としては、画像
メモリに蓄積する画像データのファイル毎にファイル番
号を付与してその画像データの管理情報を対応させて記
憶し、送信結果や送信時刻などを知りたいときに、ファ
イル番号および送信先とともにその管理情報を出力させ
ることができるように工夫されているものがある。例え
ば、特開平6−30208号公報には、蓄積を行なった
近辺の時刻を入力することにより、容易に管理情報を出
力させることのできるファクシミリ装置が記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、表示部として
大型のグラフィックディスプレイを装備するものでは、
文字情報等を大量に表示することができるので、RTI
(Receiver Terminal Identificatin)等の送信先情
報、送信時刻、送信先電話番号、および送信結果などの
管理情報を最新のものから複数通信分を表示することが
できるようになっている。これに対して、感熱紙を使用
しているような普及型ファクシミリ装置(例えば、パー
ソナルファックス装置)では、コストの関係から表示部
として1行の10キャラクタ程度を表示可能なドットマ
トリックスタイプの液晶表示器等が採用されているた
め、複数の管理情報を表示出力することは難しく、例え
ば、メモリ送信が正常に行なわれたかを知りたい場合に
は管理情報を用紙に記録した管理レポートを出力させ確
認しなければならないという問題があった。また、この
ときには、知りたい画像データの管理情報を複数から探
さなければならないという煩雑さがあった。なお、上記
公報に記載のファクシミリ装置にあっては、操作(画像
データの蓄積)を行なった時刻を記憶しておく必要があ
る。
【0005】そこで、本発明は、画像データのファイル
番号としてオペレータが任意の番号を付与できるように
することにより、所望の画像データの管理情報のみを容
易に呼び出すことをできるようにして、表示部の大きさ
に拘らず、必要な管理情報を容易に知ることのできるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明は、次のように構成することを特徴とする。請求項
1記載の発明は、通信回線を介して伝送する画像データ
を蓄積する画像蓄積手段を備え、ファイル番号を付与し
て該画像データを管理するファクシミリ装置であって、
オペレータが入力操作する入力手段を有し、該入力手段
から入力された入力情報を前記ファイル番号として登録
する登録手段を設けたことを特徴とするものである。
【0007】この請求項1記載の発明では、画像データ
を送信する際に、入力手段から入力された入力情報が入
力ファイル番号として登録手段に登録される。また、相
手先に応じて入力ファイル番号として登録手段に登録し
ておくことにより、画像データを受信する際に、その画
像データに相手先に対応するファイル番号を付与するよ
うに構成することもできる。したがって、蓄積した画像
データには任意の番号、例えば、オペレータが覚え易い
番号やオペレータ毎に予め決められた番号などをファイ
ル番号として付与することができる。ここで、オペレー
タが入力するファイル番号としては、算用数字の組み合
せだけではなく、英数字や記号などを含む情報としても
よい。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、前記入力手段から入力された入力ファ
イル番号を登録手段に既に登録されている登録ファイル
番号と比較する番号比較手段と、該比較結果に基づいて
入力ファイル番号の使用の可否をオペレータに報知する
報知手段と、を設けたことを特徴とするものである。こ
の請求項2記載の発明では、入力ファイル番号が登録フ
ァイル番号と比較され、その比較結果に基づいて入力フ
ァイル番号の使用の可否がオペレータに報知される。し
たがって、先に蓄積されている画像データのファイル番
号と同一となってしまうことがない。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、前記画像蓄積手段に蓄積する画像デー
タについての管理情報を記憶する情報記憶手段と、前記
ファイル番号を入手して対応する画像データの管理情報
を情報記憶手段から呼び出し要求先に送出する送出手段
と、を設けたことを特徴とするものである。この請求項
3記載の発明では、画像データの管理情報として、その
通信結果、通信時刻、相手先の名称や電話番号、通信ペ
ージ数、通信に掛かった時間、あるいは通信に掛かった
料金等の少なくとも1種以上が記憶され、ファイル番号
を入手したときには、対応する画像データの管理情報が
呼び出されてそのファイル番号を入力し管理情報の取得
を要求した要求先に送出される。したがって、任意のフ
ァイル番号で蓄積されている画像データの管理情報のみ
を取得することができる。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明の構成に加え、前記送出手段は、前記入力手段の入力
情報からファイル番号を入手するように構成したことを
特徴とするものである。さらに、請求項5記載の発明
は、請求項3または4記載の発明の構成に加え、前記送
出手段の送出先として、前記管理情報を出力する出力手
段を設けたことを特徴とするものである。
【0011】この請求項4または5記載の発明では、管
理情報の取得を要求する画像データのファイル番号は入
力手段から入力される。したがって、登録時と同様に入
力手段から入力するだけなので、容易にファイル番号を
入力(入手)することができる。そして、そのファイル
番号に対応する管理情報は出力手段に送出され出力され
る。したがって、この出力手段が表示手段のときには知
りたい画像データの管理情報のみが表示出力され、また
出力手段が記録手段のときには知りたい画像データの管
理情報のみが記録出力され、また、出力手段が音声出力
手段のときには知りたい画像データの管理情報のみが音
(例えば、管理情報を表す信号音や音声メッセージ)に
されて出力される。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項3記載の発
明の構成に加え、前記通信回線を介して受信した情報か
らファイル番号を識別する識別手段を設け、前記送出手
段は、識別手段による識別情報からファイル番号を入手
するように構成したことを特徴とするものである。さら
に、請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明の構成
に加え、前記送出手段は、前記通信回線を介してファイ
ル番号を送信してきた送信元に情報記憶手段から呼び出
した管理情報を送出するように構成したことを特徴とす
るものである。
【0013】この請求項6または7記載の発明では、管
理情報の取得を要求する画像データのファイル番号は受
信情報から識別される。したがって、例えば、外部に設
置された他の電話機やファクシミリ装置等からファイル
番号を送り付け(入手させ)ることができる。そして、
そのファイル番号に対応する管理情報は送信元に送出さ
れる。したがって、送信元で表示/記録出力することが
でき、また管理情報を表す信号音や音声メッセージのと
きには送信元で聞くことができる。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、前記画像蓄積手段に画像データを蓄積
する際に入力手段から入力ファイル番号の入力がないと
き、自動的に付与したファイル番号を登録手段に登録さ
せる番号付与手段を設けたことを特徴とするものであ
る。この請求項8記載の発明では、入力手段からの入力
のないとき、ファイル番号は自動的に付与される。した
がって、画像データの送信時に常に入力手段からファイ
ル番号を入力する必要はない。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項1または4
記載の発明の構成に加え、前記ファイル番号を入力手段
から入力する入力モードを選択する専用の選択手段を設
けたことを特徴とするものである。この請求項9記載の
発明では、専用の選択手段を操作するだけでファイル番
号を入力するモードにすることができる。したがって、
他の機能と兼用する場合のような煩雑な操作を行なうこ
となく、例えばワンタッチするだけの簡単な操作でファ
イル番号を入力することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1および図2は本発明に係るファクシミリ装
置の第1実施形態を示す図であり、本実施形態は請求項
1〜5、9に記載の発明に対応する。まず、構成を説明
する。
【0017】図1において、ファクシミリ装置は、RO
M(Read Only Memory)12内に格納されているファーム
ウェアに従って装置各部を統括制御するとともに本発明
の各種処理を実行するCPU(Central Processing Uni
t)11と、装置各部の駆動条件や管理情報等の各種情報を
記憶するとともに動作する上で必要なデータを記憶する
RAM(Random Access Memory)13と、駆動条件、装置
状態、あるいは入力情報などの各種情報を表示出力する
表示部(出力手段)14と、オペレータによる設定や命令
等の入力操作を行なうデータ入力手段15と、発着信の際
に所定の回線制御を行なって電話回線(通信回線)との
接続を接断するNCU(網制御装置)16と、画像データ
や各種手順信号を変復調しNCU16を介して画像データ
を送受信(伝送)するモデム17と、送信する画像データ
をデータ圧縮して符号化する一方、受信した画像データ
を伸長して復号化するDCR(符号化復号化部)18と、
読取/受信した画像データを蓄積する画像メモリ(画像
蓄積手段)19と、送信する原稿の画像を読み取ってデジ
タル画像データに変換するスキャナ20と、読取/受信し
た画像データに基づいて記録媒体により画像を用紙に記
録して出力するプロッタ21と、NCU16およびモデム17
を介して受信したDTMF(Dual Tone Matrix Frequen
cy)信号を検出するDTMF信号検出部22と、がバス23
を介して接続されている。なお、表示部14は、コストの
関係から1行の10キャラクタ程度を表示することがで
きるドットマトリックスタイプの液晶表示器が採用され
ている。
【0018】CPU11は、画像メモリ19に蓄積した画像
データのファイル毎に対応するファイル番号およびその
アドレスをRAM13内に一時的に登録するようになって
おり、このRAM13内には画像データの管理情報をファ
イル番号に対応させて記憶させ画像データを管理する。
そして、このCPU11は、管理情報を記録した管理レポ
ートの出力命令がデータ入力手段15から入力されたと
き、例えば、メモリ送信する際に蓄積した画像データに
関するものとして、送信を行なったか正常に終了したか
エラー終了したかの送信結果、送信を行なった送信時
刻、送信先(相手先)の名称、送信先の電話番号(ファ
クシミリ番号)、送信した原稿のページ数(枚数)、送
信に掛かった時間、あるいは送信に掛かった通信料金な
どをRAM13から呼び出してプロッタ21に送出し記録出
力させる。
【0019】また、CPU11は、画像データを管理する
ためのファイル番号は、データ入力手段15から任意の番
号(記号との組み合せでもよい)を入力して画像データ
に付与しRAM13内に記憶(登録)させることができる
ようになっており、入力モードを選択するデータ入力手
段15の選択手段を構成する図示していない入力選択キー
を押下(ワンタッチ)しテンキーなどによりファイル番
号を入力したとき、その番号をRAM13内に登録されて
いる登録ファイル番号と比較し一致した場合にはその旨
を表示部14に表示させ入力ファイル番号は既に登録済み
で使用不可能であることを報知する。そして、このCP
U11は、待機時に、データ入力手段15から入力選択キー
により入力モードを選択し入力ファイル番号を入力した
とき、その番号に対応する管理情報をRAM13から順次
呼び出して表示部14に送出し表示出力させることもでき
る。
【0020】すなわち、CPU11が番号比較手段、報知
手段、および送出手段を構成するとともに、RAM13が
登録手段および情報記憶手段を構成している。次に、メ
モリ送信時における作用を図2に示すフローチャートを
用いて説明する。まず、スキャナ20に原稿をセットし
(ステップP1)、メモリ送信機能の選択とともにデー
タ入力手段15の入力選択キーを押下すると、ファイル番
号を入力する入力モードが選択されて表示部14にファイ
ル番号をテンキーにより入力することを促す入力指示メ
ッセージが表示される(ステップP2)。
【0021】次いで、オペレータがその入力指示メッセ
ージに従って任意の数字(例えば、4つの数字の組み合
せ)を入力する(ステップP3)と、その入力ファイル
番号がRAM13内の登録ファイル番号と比較され既に登
録(使用)されているか確認され(ステップP4)、入
力ファイル番号が登録済みの場合には、ステップP2に
戻って再度入力指示メッセージ(異なる数字にする旨の
内容としてもよい)が表示部14に表示される。その一
方、入力ファイル番号が未登録(未使用)の場合には、
入力ファイル番号がRAM13内に記憶登録されるととも
に、例えば、設定完了メッセージが表示部14に表示され
る。
【0022】そして、その設定完了メッセージによりオ
ペレータが図示していないスタートキーを押下すると、
メモリ送信機能の実行が開始され原稿の画像がスキャナ
20により読み取られ、その画像データが画像メモリ19に
蓄積されるとともに、RAM13内には入力ファイル番号
に対応するように画像メモリ19内のそのアドレスが記憶
される(ステップP5)。
【0023】この後に、オペレータがデータ入力手段15
から入力選択キーを押下すると、任意のファイル番号の
管理情報の出力命令と判断して、入力指示メッセージが
表示部14に表示される。そして、その入力指示メッセー
ジによりオペレータが入力ファイル番号を入力すると、
そのファイル番号に該当する画像データの管理情報の送
信結果がRAM13内から呼び出され表示部14に表示出力
され、続けて入力選択キーの押下毎に、送信時刻、送信
先名称、送信先電話番号、送信ページ数、送信時間、お
よび送信料金が順次RAM13内から呼び出され表示部14
に表示出力される。すなわち、メモリ送信が終了してい
ない場合にはまだ送信していない旨のメッセージが表示
出力され、終了している場合には送信済みのメッセージ
やその管理情報が表示出力される。
【0024】また、オペレータがデータ入力手段15から
管理レポートの出力命令を入力したときには、通常通
り、画像メモリ19内に蓄積したすべて画像データに関す
る管理情報がRAM13から呼び出されファイル番号順の
リストにされてプロッタ21に送出され記録出力される。
このように本実施形態においては、画像メモリ19に蓄積
したファイル番号をデータ入力手段15から入力して任意
の番号で登録することができ、そのファイル番号を、例
えば、オペレータが覚え易い番号やオペレータ毎に予め
決められた番号などとして付与することができる。した
がって、管理レポートを記録出力した場合でも自身が送
信処理した画像データの管理情報を容易に識別して確認
することができる。
【0025】また、入力した入力ファイル番号を登録フ
ァイル番号と比較し既に使用されている場合には、再入
力を促される(入力ファイル番号の使用の可否がオペレ
ータに報知される)ので、同一のファイル番号が画像デ
ータに付与されてしまうことがなく、ファイル番号の重
複を防止することができる。さらに、ファイル番号をデ
ータ入力手段15から入力するだけで、その入力ファイル
番号の画像データに関する管理情報を表示部14に送出す
るので、小さな表示部14であっても入力ファイル番号に
対応する管理情報のみを表示出力することができる。
【0026】また、このファイル番号は、登録時および
出力要求時にデータ入力手段15の入力選択キーをワンタ
ッチするだけで入力モードにして入力することができ、
煩雑な操作を行なうことなく、容易に入力操作を行なう
ことができる。また、この管理情報は、入力選択キーの
押下を繰り返すだけで表示部14に表示出力する種別を順
次切り換えることができる。
【0027】また、入力ファイル番号の管理情報のみの
出力は、表示部14による表示出力だけでなく、プロッタ
21により管理レポートとして記録出力させた場合でも、
知りたい画像データの管理情報を複数の管理情報から知
りたいものを探すことなく確認することができる。な
お、本実施形態では、送信時においての作用効果を説明
したが、受信時においても予め相手先に応じたファイル
番号を登録しておき、その相手先からの画像データをメ
モリ受信したときにその登録ファイル番号を付与するよ
うに構成してもよく、これによって、送信時と同様に知
りたい送信元からの管理情報のみを出力できる。
【0028】さらに、音声出力装置を設け、例えば、管
理情報を表す信号音(例えば、送信終了は1・2回の発
信音、送信未終了は5回程度の発信音など)を出力させ
たり、管理情報を音声メッセージにして出力させてもよ
い。また、再送機能を備える場合には、相手先から連絡
があったときにファイル番号を確認することなく、入力
ファイル番号を再送処理に使用するができる。
【0029】次に、図3は本発明に係るファクシミリ装
置の第2実施形態を示す図であり、本実施形態は請求項
1〜5、8、9に記載の発明に対応する。なお、本実施
形態は、上述第1実施形態と略同様に構成されているた
め、その全体構成の図示は省略して上述実施形態の図1
を流用して説明する。まず、構成を説明する。
【0030】図1において、本実施形態は、上述実施形
態の構成に加え、CPU11は、メモリ送信時にデータ入
力手段15の入力選択キーの押下により入力モードが選択
された場合でファイル番号の入力がないときには、自動
的に付与するファイル番号をRAM13に登録するように
なっている。すなわち、CPU11は、番号付与手段を構
成している。
【0031】次に、メモリ送信時における作用を図3に
示すフローチャートを用いて説明する。なお、上述実施
形態と同様に処理するステップには同一の符号を付して
その説明を省略する。まず、ステップP1、P2が行な
われ、表示部14にファイル番号を入力することを促す入
力指示メッセージを表示された後に、ファイル番号の入
力が行なわれたか確認され(ステップP11)、ファイル
番号が入力された場合には、ステップP4、P5と進ん
で入力ファイル番号の使用の可否が判断されスキャナ20
により読み取られた画像データが画像メモリ19に蓄積さ
れるとともにそのアドレスおよび入力ファイル番号がR
AM13内に記憶される。
【0032】その一方、ファイル番号の入力が所定時間
以上行なわれなかったり、入力モードをスキップする操
作、例えばテンキー「0」の押下が行なわれた場合に
は、例えば登録済みの次(すなわち、通し番号)のファ
イル番号がRAM13内に記憶登録され(ステップP1
3)、ステップP5で画像メモリ19に蓄積される画像デ
ータにそのファイル番号が自動的に付与される。
【0033】このように本実施形態においては、上述実
施形態の作用効果に加え、画像メモリ19に蓄積する画像
データのファイル番号の入力がないないとき、その画像
データに付与するファイル番号を自動的にRAM13内に
記憶登録するので、画像データのファイル番号を常に入
力しなければならないということがなく、管理情報を確
認する必要がないような画像データを送信する際の手間
を省くことができる。
【0034】次に、図4は本発明に係るファクシミリ装
置の第3実施形態を示す図であり、本実施形態は請求項
1〜9に記載の発明に対応する。なお、本実施形態は、
上述第1実施形態と略同様に構成されているため、その
全体構成の図示は省略して上述実施形態の図1を流用し
て説明する。まず、構成を説明する。
【0035】図1において、本実施形態は、上述実施形
態の構成に加え、CPU11は、着呼を行なった後にNC
U16およびモデム17を介して受信しDTMF信号検出部
22により検出されたDTMF信号(受信情報)がファイ
ル番号を表すものかを「#」のDTMF信号が含まれて
いるかで判断するようになっており、「#」DTMF信
号が検出された場合にはそれに続く信号列からファイル
番号を識別して対応する管理情報の送信結果をRAM13
から呼び出しその内容を表す信号音あるいは音声メッセ
ージを送信元に送信(送出)するようになっている。す
なわち、CPU11は、送出手段とともに、識別手段を構
成している。なお、「#」DTMF信号を本実施形態に
よる処理を実行するコマンドとしているが、これに限る
ものではなく、他の「*」や数字等の組み合せでもよい
ことはいうまでもない。
【0036】次に、待機時における作用を図4に示すフ
ローチャートを用いて説明する。まず、外部の電話機な
どの送信元から本実施形態のファクシミリ装置の電話番
号をダイヤルする(ステップP21)と、着呼動作が行な
われ(ステップP22)、その着呼を送信元で確認した後
に「#・・・・」をダイヤルして(ステップP23)その
DTMF信号を送信する。なお、図面中において、送信
元側の処理ステップには( )を付しておく。
【0037】次いで、本実施形態のファクシミリ装置側
では、ステップP22の着呼の後に、送信元から「#」を
含むDTMF信号が送られてきたか確認され(ステップ
P24)、ステップP23が送信元で行なわれておらず
「#」DTMF信号が検出されない場合には通常のファ
クシミリ受信動作が行なわれる(ステップP25)。その
一方、「#」DTMF信号が検出された場合にはそれに
続くファイル番号「・・・・」の管理情報がRAM13内
を検索されてその送信結果が呼び出される(ステップP
26)。
【0038】そして、管理情報の送信結果が送信済みと
なっているか確認され(ステップP27)、送信済みの場
合には例えば、送信済みを表す「ピピッ」というトーン
(信号音)が回線接続されている送信元に送信される
(ステップP28)。一方、送信済みでない場合には例え
ば、未送信を表す「ピーピーピーピーピー」というトー
ンが送信元に送信される(ステップP29)。なお、この
ようなトーンに替え、「送信しました」や「送信してい
ません」などの送信結果の音声メッセージを送信元に送
信するようにしてもよい。
【0039】このように本実施形態においては、外部か
ら送信されてきたDTMF信号により知りたい画像デー
タのファイル番号を識別し、そのファイル番号に対応す
る管理情報の送信結果を表す信号音(あるいは音声メッ
セージ)をその送信元に送信するので、例えば、外出し
ているときなどに他の電話機等から電話番号とともにフ
ァイル番号をダイヤルするだけでその送信結果を知るこ
とができる。
【0040】なお、このとき、送信元に管理情報そのも
のを送信するようにして、送信元側で管理情報を表示出
力や記録出力できるように構成してもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、画像デー
タを送信する際には、入力手段から入力した入力情報を
入力ファイル番号として登録することができる。また、
相手先に応じて入力ファイル番号を登録しておくことに
より、画像データを受信する際には、その画像データに
そのファイル番号を付与するように構成することができ
る。そのため、蓄積した画像データにはオペレータが覚
え易い番号やオペレータ毎に予め決められた番号などの
任意の番号をファイル番号として付与することができ
る。したがって、知りたい画像データのファイル番号を
確認することなく呼び出し時や再送時などに使用するこ
とができる。また、管理レポートなどから知りたい画像
データの管理情報を容易に識別することができる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、入力したフ
ァイル番号を使用済み(登録済み)かオペレータに報知
するので、ファイル番号の重複を防止することができ
る。請求項3記載の発明によれば、入手したファイル番
号に対応する画像データの管理情報を要求先に送出する
ので、任意のファイル番号の、すなわち所望の管理情報
のみを知ることができる。
【0043】請求項4および5に記載の発明によれば、
知りたい管理情報のファイル番号は入力手段から入力す
るので、所望の管理情報のみを容易に呼び出すことがで
き、そして、その管理情報のみを出力させることができ
る。そのため、知りたい画像データの管理情報のみを容
易に出力させることができる。したがって、表示出力す
る場合には、表示器の表示能力が小さくても、所望の管
理情報を表示出力させ知ることができる。また、記録出
力や音で出力する場合でも他の必要のない管理情報を省
くことができる。
【0044】請求項6および7に記載の発明によれば、
ファイル番号を通信回線を介する受信情報から識別する
ので、外部に設置された通信装置からファイル番号を入
力することができ、そして、その管理情報のみを送信元
に送出するので、送信元で表示/記録出力し、また管理
情報を表す信号音や音声メッセージを聞き、管理情報を
知ることができる。
【0045】請求項8記載の発明によれば、入力手段か
らの入力のないときには画像データのファイル番号は自
動的に付与するので、画像データの送信時に常にファイ
ル番号の入力操作をする必要はない。したがって、管理
情報を確認する必要がない画像データの送信する際の手
間を省くことができる。請求項9記載の発明によれば、
専用の選択手段を操作するだけでファイル番号を入力す
るモードにすることができるので、煩雑な操作を行なう
ことなく、簡単な操作でファイル番号を入力することが
できる。また、容易に管理情報を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の第1実施形態
の全体構成を示す図であり、そのブロック図である。
【図2】その第1実施形態による作用を説明する説明図
であり、そのフローチャートである。
【図3】本発明に係るファクシミリ装置の第2実施形態
を説明する説明図であり、そのフローチャートである。
【図4】本発明に係るファクシミリ装置の第3実施形態
を説明する説明図であり、そのフローチャートである。
【符号の説明】
11 CPU(番号比較手段、報知手段、送出手段、番
号付与手段、および、識別手段) 12 ROM 13 RAM(登録手段および情報記憶手段) 14 表示部(出力手段) 15 データ入力手段 16 NCU 17 モデム 19 画像メモリ(画像蓄積手段) 20 スキャナ 21 プロッタ(出力手段) 22 DTMF信号検出部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して伝送する画像データを蓄
    積する画像蓄積手段を備え、ファイル番号を付与して該
    画像データを管理するファクシミリ装置であって、 オペレータが入力操作する入力手段を有し、 該入力手段から入力された入力情報を前記ファイル番号
    として登録する登録手段を設けたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記入力手段から入力された入力ファイル
    番号を登録手段に既に登録されている登録ファイル番号
    と比較する番号比較手段と、 該比較結果に基づいて入力ファイル番号の使用の可否を
    オペレータに報知する報知手段と、を設けたことを特徴
    とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記画像蓄積手段に蓄積する画像データに
    ついての管理情報を記憶する情報記憶手段と、 前記ファイル番号を入手して対応する画像データの管理
    情報を情報記憶手段から呼び出し要求先に送出する送出
    手段と、を設けたことを特徴とする請求項1記載のファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記送出手段は、前記入力手段の入力情報
    からファイル番号を入手するように構成したことを特徴
    とする請求項3記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】前記送出手段の送出先として、前記管理情
    報を出力する出力手段を設けたことを特徴とする請求項
    3または4に記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】前記通信回線を介して受信した情報からフ
    ァイル番号を識別する識別手段を設け、 前記送出手段は、識別手段による識別情報からファイル
    番号を入手するように構成したことを特徴とする請求項
    3記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】前記送出手段は、前記通信回線を介してフ
    ァイル番号を送信してきた送信元に情報記憶手段から呼
    び出した管理情報を送出するように構成したことを特徴
    とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】前記画像蓄積手段に画像データを蓄積する
    際に入力手段から入力ファイル番号の入力がないとき、
    自動的に付与したファイル番号を登録手段に登録させる
    番号付与手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    ファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】前記ファイル番号を入力手段から入力する
    入力モードを選択する専用の選択手段を設けたことを特
    徴とする請求項1または4に記載のファクシミリ装置。
JP7174576A 1995-07-11 1995-07-11 ファクシミリ装置 Pending JPH0927893A (ja)

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