JPH09278371A - 動力源切り替え自在な自走クレーン - Google Patents

動力源切り替え自在な自走クレーン

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JPH09278371A
JPH09278371A JP9503496A JP9503496A JPH09278371A JP H09278371 A JPH09278371 A JP H09278371A JP 9503496 A JP9503496 A JP 9503496A JP 9503496 A JP9503496 A JP 9503496A JP H09278371 A JPH09278371 A JP H09278371A
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power
electric motor
hydraulic pump
hydraulic
power source
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JP9503496A
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Keisuke Shigemitsu
啓助 重光
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SHIGEMITSU AKIYOSHI
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SHIGEMITSU AKIYOSHI
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】状況に応じて、油圧ポンプの動力源を自動車エ
ンジンから取り出すか、蓄電池(バッテリー)からの電
力で駆動する電気モーターとするか、外部電源からの電
力で電気モーターを駆動させて油圧ポンプを作動させる
かを、自由に選択設定出来るようにする。 【解決手段】 自動車エンジン1に連設したエンジン動
力取出し装置5に油圧ポンプ6を連設し、その先に作動
油の循環回路7と油圧を動力とする油圧式クレーン装置
2が装着してある。蓄電池14および/または入力端子
15を備えた電気モーター3と電気モーター動力取出し
装置16を装備し、蓄電池、または入力端子を介した外
部電源、からの電力により電気モーターを駆動し、その
出力する動力を電気モーター動力取出し装置で伝動し、
油圧ポンプを駆動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力源として自動車エ
ンジンから動力を取出して油圧ポンプを作動させ、それ
によりクレーン装置の油圧装置を作動する方式と、電気
モーターの出力により油圧ポンプを作動させ、それによ
りクレーン装置の油圧装置を作動する方式を併設するよ
うに構成し、必要に応じて動力源を切り替え自在なるよ
うにした自走クレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】自走クレーンには、トラッククレーン、
ホイールクレーンなどがある。トラッククレーンは、図
4(イ)に示すように、通常のトラックシャシを補強し
て、クレーン装置体(上部旋回体)を架装したもので、
走行用運転室とクレーン操作用運転室がある。クレーン
装置体の動力伝達方式の違いによって、油圧式と機械式
がある。また、ホイールクレーン(ラフテレーンクレー
ンを含む)は、図4(ロ)に示すように、その下部走行
体をホイールクレーン専用に製作され、その車軸は、通
常2軸で、四輪駆動式のものである。走行、クレーン作
動の動作は一つのエンジンから取り出し、すべての操作
を一つの運転席で行うことができるものである。
【0003】このように、自走クレーンは、一般に自動
車エンジンを動力源としてそのエンジンから動力を取出
して油圧ポンプを作動させ、それによりクレーンを構成
する各装置の油圧装置を作動する方式のものである。
【0004】図5は、当該自走クレーンにおいて、自動
車エンジンAを動力源として動力を取り出して油圧ポン
プBを作動させる装置の一事例を示す説明図である。そ
れは、自動車エンジンAのミッションにエンジン動力取
出し装置Cを連設し、そのエンジン動力取出し装置Cに
は、伝動軸Dを介して油圧ポンプBが連設されており、
当該油圧ポンプBの先にはコントロールバルブを介し
て、作動油を旋回用、ジブ伸縮用、ウインチ巻上・下
用、ジブ起伏用などに分岐して循環回路に送るように構
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の自走クレーン
は、叙上のように、自動車エンジンを動力源として動力
を取出して油圧ポンプを作動させ、それによりクレーン
を構成する各装置の油圧装置を作動する方式のものであ
る。
【0006】このため、この種の自走クレーンを使用す
る場合には、クレーン作業を行っている間中(場合によ
って一日中)、ほぼ一定の作業現場でずっとエンジンを
掛けたままにしておく必要がある。特に、クレーンを作
動させる油圧ポンプを駆動させるには、エンジンの回転
数を3000〜6000回転に上げる必要があるため、
エンジン音も相当高いものとなる。しかも最近の作業現
場は、民家や住居に近いことが多く、クレーン作業のた
めに長時間自動車のエンジン音を轟かせてかせている
と、周囲の住民から騒音公害であるとのクレームが出る
ことがしばしばである。
【0007】また、現場では、長時間にわたる自動車の
エンジンの駆動によって、廃棄ガスが多量に発生する。
このため作業環境が悪化し、作業員や周囲の人々の目が
しょぼしょぼしたり、喉が痛くなったり、廃棄ガス独特
の臭気がするなど、健康を害するおそれがあった。しか
も、長時間にわたる自動車のエンジンの駆動に伴うガソ
リン代または軽油代も、馬鹿にならない金額となる。本
発明者は、このような従来の自動車のエンジンを動力源
とする自走クレーンの難点を解消せんとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】特許を受けようとする第
1発明は、自動車エンジンにエンジン動力取出し装置を
連設し、そのエンジン動力取出し装置の先方には油圧ポ
ンプを連設し、当該油圧ポンプの先には作動油の循環回
路と油圧を動力として作動し得る油圧式クレーン装置が
装着してある自走クレーンにおいて、蓄電池および/ま
たは入力端子を備えた電気モーターと電気モーター動力
取出し装置を装備し、前記蓄電池または入力端子を介し
た外部電源から入力される電力により前記電気モーター
を駆動し、その出力する動力を当該電気モーター動力取
出し装置で伝動し、油圧ポンプが駆動できるように構成
して、当該油圧ポンプの動力源を、エンジン動力取出し
装置を介して自動車エンジンから取り出すように設定し
たり、あるいは蓄電池または外部電源により駆動する電
気モーターの出力から取り出すように設定したり、当該
両動力源の設定を任意に切り替え自在なるようにしたこ
とを特徴とする動力源切り替え自在な自走クレーンであ
る。
【0009】つまり、本発明は、自動車エンジンのミッ
ションにエンジン動力取出し装置を連設し、そのエンジ
ン動力取出し装置の先方には油圧ポンプを連設し、当該
油圧ポンプの先には作動油の循環回路と油圧を動力とし
て作動し得る油圧式クレーン装置が装着してあり、前記
エンジン動力取出し装置の作動によりエンジンからの動
力を取出して当該油圧ポンプを作動させる。これにより
油圧タンクから作動油を循環させて油圧ポンプで加圧し
たうえ、加圧作動油をコントロールバルブと循環回路を
介して油圧シリンダや油圧モータに送り、ブーム(ジブ
を含む)やウインチやアウトリガや運転席や上部旋回体
などから構成されるクレーン装置体を油圧式に駆動させ
るようになし、その後、クレーン装置体を構成する前記
各装置の油圧シリンダや油圧モータを出た作動油は低圧
となり、循環回路を経て作動油タンクに戻るようにな
す。この作動油タンクに戻った作動油を繰り返し循環回
路を循環させることで、継続的に油圧ポンプを作動させ
ることができ、これによって油圧によるクレーン装置の
作動を継続的にできるようにしたものである。本発明
は、このような油圧式自走クレーンを改良したものであ
る。
【0010】その改良点は、蓄電池および/または入力
端子を備えた電気モーターと電気モーター動力取出し装
置を装備し、当該蓄電池または入力端子を介した外部電
源から入力される電力により前記電気モーターを駆動
し、その出力する動力を当該電気モーター動力取出し装
置で伝動し、油圧ポンプが駆動できるように構成したも
のである。このため、当該油圧ポンプの動力源を、自動
車エンジンから取り出すように設定したり、あるいは蓄
電池または外部電源により駆動する電気モーターの出力
から取り出すように設定でき、当該両動力源の設定を任
意に切り替えることができる。
【0011】特許を受けようとする第2発明は、第1発
明に記載の電気モーターが出力する動力をエンジン動力
取出し装置の伝動軸に入切自在に伝動し得る電気モータ
ー動力取出し装置を設けるようにしたことを特徴とする
動力源切り替え自在な自走クレーンである。
【0012】特許を受けようとする第3発明は、電気モ
ーターに電気モーター動力取出し装置を設け、その電気
モーター動力取出し装置から延出した伝動軸を油圧ポン
プの回転軸に連設して、電気モーターの駆動力を動力源
としてその動力を伝動して油圧ポンプを駆動したり、停
止させたりできるようにしたことを特徴とする第1発明
に記載の動力源切り替え自在な自走クレーンである。
【0013】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。図1は、本発明に係る動力源切り替え自在な
自走クレーンの構成を示す構成説明図で、図2は、本発
明に係る自走クレーンの動力源切り替え機構の実施例を
示す要部説明図であり、図3は、本発明に係る自走クレ
ーンの動力源切り替え機構の他実施例を示す要部説明図
である。
【0014】図中1は、自走クレーンの自動車エンジン
で、これは走行用と、油圧式クレーン装置2の作動用動
力源となっている。また、図中3は、電気モーターで、
これは油圧式クレーン装置2の作動用動力源となってい
る。図1、図2は、当該自動車エンジン1と電気モータ
ー3とから選択的に動力を取出して油圧ポンプ6を駆動
させ、それによって油圧式クレーン装置2が作動し得る
構成にした実施例を示したものである。尚、図1、図
2、図3は、自動車エンジン1の動力を走行用に使用す
るための動力伝動機構について、省略してある。
【0015】自動車エンジン1のミッション4には、エ
ンジン動力取出し装置5を連設し、そのエンジン動力取
出し装置5の先方には回転力を伝動する伝動軸5aによ
り油圧ポンプ6が連設されており、当該油圧ポンプ6の
先には作動油の循環回路7と油圧を動力として作動し得
る油圧式クレーン装置2が装着してある。ここで、エン
ジン動力取出し装置5とは、原動機の発生させる回転力
をギア機構などを用いて取り出したり、停止させたりす
る装置のことを言う。また、油圧式クレーン装置2と
は、油圧シリンダや油圧モータなどの油圧装置を備え、
油圧力で作動するブーム(ジブを含む)8やウインチ9
やアウトリガ10や運転席や上部旋回体11などがから
なる各装置を、油圧ポンプ6やコントロールバルブ12
や作動油タンク13やこれらの間を結ぶ油送路などから
構成される循環回路7をもって油圧式に駆動させるよう
にしたものである。
【0016】つまり、油圧式自走クレーンは、前記エン
ジン動力取出し装置5の作動により自動車エンジン1か
らの動力を取出して当該油圧ポンプ6を作動させ、これ
により作動油タンク13から作動油を循環させて油圧ポ
ンプ6で加圧したうえ、加圧作動油をコントロールバル
ブ12と循環回路7を介して各装置の油圧シリンダや油
圧モータなどの油圧装置に送り、ブーム(ジブを含む)
8やウインチ9やアウトリガ10や運転席や上部旋回体
11などから構成されるクレーン装置2を油圧式に駆動
させるようになし、その後クレーン装置2を構成する前
記各装置の油圧装置を出た作動油は低圧となり、循環回
路7を経て作動油タンク13に戻る。このように作動油
タンク13に戻った作動油は、油圧ポンプ6の作動によ
り繰り返し循環回路7を循環して油圧によるクレーン装
置2を構成する各装置の作動を、継続的に長時間できる
ように構成されている。
【0017】図中14は蓄電池(バッテリー)であり、
15は外部電源から入力し得る入力端子である。これら
は、電気モーター3と連結されて、その電力により動力
を発生させることができるように構成されている。
【0018】また、図中16は、電気モーター動力取出
し装置であり、前記蓄電池14または入力端子15を介
した外部電源から入力される電力により前記電気モータ
ー3を駆動し、その出力する動力を当該電気モーター動
力取出し装置16で伝動し、油圧ポンプ6が駆動できる
ように構成したものである。
【0019】本発明に係る自走クレーンの動力源切り替
え機構の具体的実施例は、図2に示すように電気モータ
ー3が出力する動力を、エンジン動力取出し装置5の伝
動軸5aに対して接続したり切り離したりして、伝動し
得る電気モーター動力取出し装置16を設ける。当該電
気モーター動力取出し装置16は、電気モーター3を動
力源としてその動力を伝動して油圧ポンプ6が駆動でき
るように構成したものである。
【0020】また、本発明に係る自走クレーンの動力源
切り替え機構の他実施例として、図3に示すように、電
気モーター3に電気モーター動力取出し装置16をもう
け、その電気モーター動力取出し装置16より延出形成
した伝動軸16aを油圧ポンプ6に回転軸に直接連設し
て、電気モーター3の駆動力を直接伝動するようにし、
電気モーター動力取出し装置16の操作により電気モー
ター3を動力源としてその動力を伝動して油圧ポンプ6
を駆動したり、停止させたりできるように構成したもの
である。
【0021】しかも、本発明は、当該油圧ポンプ6の動
力源を、エンジン動力取出し装置5を介して自動車エン
ジン1から取り出すように設定したり、あるいは電気モ
ーター動力取出し装置16を介して蓄電池15または外
部電源により駆動する電気モーター3の出力から取り出
すように選択的に設定できるようにしたものである。
尚、図示しないが、当該両動力源の設定を任意に切り替
え自在なるようにした動力源切り替え装置を運転席に設
けるようにすると便利である。
【0022】本発明の場合、蓄電池14を車載してお
き、電気モーター3を駆動する電力を当該蓄電池14か
ら入力できるようにするが、これとは別に工事現場に1
00ボルト30Aの外部電源(仮設を含む)があれば、
電気モーター3を駆動する電力として入力端子15を介
してこれを使用することが可能である。尚、図示はしな
いが、当該電気モーター3に入力される電圧を運転席の
アクセルや操作杆と連動して無段変化するようになし、
その回転数を調整できるようにすることが望ましい。
【0023】図示実施例の場合には、蓄電池14からの
電力を使用して、電気モーター3を回転させ、これに基
づいて油圧ポンプ6を作動させたところ、油圧式クレー
ン装置2の各部分の操作が充分行えるだけでなく、騒音
も廃棄ガスも無いので、作業現場が住宅密集地であって
も、公害を起こすことなく長時間のクレーン作業を行う
ことができる。この効果は、作業現場の仮設電源を利用
して油圧式クレーン装置2を長時間作動させた場合も同
様である。
【0024】更に、従来自動車エンジン1を動力源とし
てそのエンジンから動力を取出して油圧ポンプ6を作動
させ、それによりクレーン装置2を作動する方式を用い
てクレーン作業をした場合のガソリン代及び軽油代は、
一ケ月当たり5〜6万円にもなるのに対して、電気モー
ター3を駆動源として使用した場合の電気代は、一ケ月
当たり2000〜3000円程度と非常に経費が安価と
なる。このように電気モーター3を駆動源とする方式
は、その必要経費面においても優れたものとなってい
る。
【0025】
【効果】本発明は、叙上のように、自動車エンジンにエ
ンジン動力取出し装置を連設し、そのエンジン動力取出
し装置には油圧ポンプが連設し、当該油圧ポンプの先に
は作動油の循環回路と油圧を動力として作動し得る油圧
式クレーン装置が装着してある自走クレーンにおいて、
蓄電池および/または入力端子を備えた電気モーターと
電気モーター動力取出し装置を装備し、前記蓄電池また
は入力端子を介した外部電源から入力される電力により
前記電気モーターを駆動し、その出力する動力を当該電
気モーター動力取出し装置で伝動し、油圧ポンプが駆動
できるように構成して、当該油圧ポンプの動力源を、動
力取出し装置を介して自動車エンジンから取り出すよう
に設定したり、あるいは蓄電池または外部電源により駆
動する電気モーターの出力から取り出すように設定した
り、当該両動力源の設定を任意に切り替え自在なるよう
にした動力源切り替え自在な自走クレーンである。
【0026】したがって、作業現場まで自動車エンジン
を用いて走行していき、作業現場で油圧式クレーン装置
を作動してクレーン作業する場合、状況に応じて、油圧
ポンプの動力源を自動車エンジンから取り出すか、蓄電
池(バッテリー)からの電力により駆動する電気モータ
ーの出力を油圧ポンプの動力源とするか、あるいは、適
合する外部電源からの電力で電気モーターを駆動させ、
それにより油圧ポンプを作動させるようにするかを、自
由に選択設定出来るようにしたものである。
【0027】その結果、本発明により現場状況に対応し
た適切な動力源を選定して油圧式クレーン装置の利用を
することができるようになった。特に、動力源として電
気モーター駆動方式を選定した場合には、エンジン音と
いう騒音も廃棄ガスという公害もないので、作業現場が
住宅密集地であっても、周囲の環境を壊すことが無く、
安心して長時間のクレーン作業を行うことができる。
【0028】しかも、動力電源を電気モーター駆動方式
にした場合には、動力源を自動車エンジン方式を採用し
た場合に比較して、経済性にすぐれたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る動力源切り替え自在な自走クレ
ーンの構成を示す構成説明図示す概略説明図である。
【図2】 本発明に係る自走クレーンの動力源切り替え
機構の実施例を示す要部説明図である。
【図3】 本発明に係る自走クレーンの動力源切り替え
機構の他実施例を示す要部説明図である。
【図4】 自走クレーンの一例を示す説明側面図であ
り、(イ)はトラッククレーン、(ロ)はホイールクレ
ーン(ラフテレーンクレーン)である。
【図5】 自走クレーンにおいて、自動車エンジンを動
力源としてそのエンジンから動力を取り出して油圧ポン
プを作動させる装置の一事例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…自動車エンジン 2…油圧式クレーン装置 3…電気モーター 4…油圧式クレーン装置 5…エンジン動力取出し装置 5a…伝動軸 6…油圧ポンプ 7…循環回路 8…ブーム(ジブを含む) 9…ウインチ 10…アウトリガ 11…上部旋回体 12…コントロールバルブ 13…作動油タンク 14…蓄電池(バッテリー) 15…入力端子 16…電気モーター動力取出し装置 16a…伝動軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車エンジンにエンジン動力取出し装
    置を連設し、そのエンジン動力取出し装置の先方には油
    圧ポンプを連設し、当該油圧ポンプの先には作動油の循
    環回路と油圧を動力として作動し得る油圧式クレーン装
    置が装着してある自走クレーンにおいて、蓄電池および
    /または入力端子を備えた電気モーターと電気モーター
    動力取出し装置を装備し、前記蓄電池または入力端子を
    介した外部電源から入力される電力により前記電気モー
    ターを駆動し、その出力する動力を当該電気モーター動
    力取出し装置で伝動し、油圧ポンプが駆動できるように
    構成して、当該油圧ポンプの動力源を、エンジン動力取
    出し装置を介して自動車エンジンから取り出すように設
    定したり、あるいは蓄電池または外部電源により駆動す
    る電気モーターの出力から取り出すように設定したり、
    当該両動力源の設定を任意に切り替え自在なるようにし
    たことを特徴とする動力源切り替え自在な自走クレー
    ン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電気モーターが出力す
    る動力をエンジン動力取出し装置の伝動軸に入切自在に
    伝動し得る電気モーター動力取出し装置を設けるように
    したことを特徴とする動力源切り替え自在な自走クレー
    ン。
  3. 【請求項3】 電気モーターに電気モーター動力取出し
    装置を設け、その電気モーター動力取出し装置から延出
    した伝動軸を油圧ポンプの回転軸に連設して、電気モー
    ターの駆動力を動力源としてその動力を伝動して油圧ポ
    ンプを駆動したり、停止させたりできるようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の動力源切り替え自在な自
    走クレーン。
JP9503496A 1996-04-17 1996-04-17 動力源切り替え自在な自走クレーン Pending JPH09278371A (ja)

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