JPH09278290A - リール - Google Patents

リール

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JPH09278290A
JPH09278290A JP8559896A JP8559896A JPH09278290A JP H09278290 A JPH09278290 A JP H09278290A JP 8559896 A JP8559896 A JP 8559896A JP 8559896 A JP8559896 A JP 8559896A JP H09278290 A JPH09278290 A JP H09278290A
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reel
bobbin
divided bobbins
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bobbins
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Nobuo Mogi
伸夫 茂木
Kenji Kobayashi
健司 小林
Koji Okamoto
好司 岡本
Masami Haruta
雅己 春田
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Max Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消耗品用リールの回収にかかる手間とコスト
を軽減する。 【解決手段】 連結形ステープル等の消耗品用リール1
は、2個の分割ボビン2と2枚のリールフランジ3とに
よって構成されている。半円筒形に成形された2個の分
割ボビン2に設けたリブが、2枚のリールフランジ3の
係止爪14に係合して分割ボビン2とリールフランジ3
とが結合される。リール1を分解する際は、分割ボビン
2の穴12にドライバ等の治具を挿入し、分割ボビン2
を外周方向へこじれば、分割ボビン2が弾性変形してリ
ールフランジ3の係止爪14から離脱し、2枚のリール
フランジ3と2個の分割ボビン2の4部材に分解され
る。分解されたリールは体積が減少し、輸送及び保管の
手間とコストが軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テープ状または
線状の物を巻くリールに関するものであり、特に、分解
及び組立を反復できるようにしたリールに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ボビンの両端にリールフランジを設けたリールは、ボビ
ンの両端にリールフランジを融着あるいは接着して一体
化したもの、或いはボルトによって結合したものや、ボ
ビンとリールフランジとを一体成形したもの等がある。
【0003】これらのリールは分解不可能であったり、
分解不可能でないものであっても分解が非常に困難であ
るが、磁気テープや映画フィルム等を保管する用途にお
いては、テープやフィルムとともに保存されるリールが
分解不可能であっても殆ど問題はない。
【0004】一方、消耗品用リール(例えば、包装用の
袋結束ステープラに用いるテープ連結形ステープル用リ
ール等)の場合は、巻かれている消耗品を使い切ったリ
ールは不要になり、使用済みのリールは廃棄するか、あ
るいは、消耗品製造販売業者が回収することになるが、
プラスティックや金属のリールは、資源の節約並びに廃
棄物処理にかかるエネルギーとコストを考慮すれば回収
して反復使用することが望ましい。
【0005】しかしながら、回収を実施するに際して、
従来のリールは出荷時と回収時の体積が殆ど変わらない
ため回送や保管にコストがかかり、これらのコストの影
響が製造コストに反映するという問題があり、回収コス
トを可及的に低減する必要が生じる。そこで、リールの
回収にかかるコストを軽減するために解決すべき技術的
課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、円筒形のボビンと
該ボビンの両端のリールフランジとからなるリールであ
って、ボビンとリールフランジとを別個に成形し、さら
に、前記ボビンを放射方向に分割成形し、前記ボビンの
両端面とリールフランジの内側面とに係止爪と爪係合部
による結合手段を設けて、組立/分解自在に形成したリ
ールを提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図に従って詳述する。図1は、袋の開口部を収束してス
テープルで密封する結束ステープラに使用されるテープ
連結形ステープル用のリール1を示し、2個の分割ボビ
ン2を組み合わせた円筒形ボビンの両端に円盤形のリー
ルフランジ3が結合されている。
【0008】図2はリール1の使用状態を示し、リール
1は、テープ連結形ステープルSが脚部を外側に向けて
整列多層巻きされた状態で製造販売業者から消費者に供
給される。そして、リール1の中心穴に別体のリール軸
4を挿通して、リール軸4を結束ステープラ5のリール
軸受6に載架し、連結形ステープルSの先頭部をステー
プル供給装置7のガイドローラ8を経由してステープル
ガイドレール9へ挿入すると、ステープル供給装置7に
よりリール1内の連結形ステープルSが順次引き出され
て結束機構部10へ供給される。
【0009】図3は、半円筒形に成形された分割ボビン
2を示し、分割ボビン2を2個組み合わせて円筒形ボビ
ンが構成される。分割ボビン2の両端部内周面には周方
向へリブ11が設けられ、リブは、後述するリールフラ
ンジ3の係止爪の形状に対応させて両端部に凸部11a
が隆起し、中央部に凹部11bが形成されている。ま
た、円筒面の左右両端近傍には、リール分解作業時に治
具を挿入するための穴12が設けられている。
【0010】図4及び図5はリールフランジ3を示し、
図4に示すように、平坦な内側面の中心にボス13が設
けられており、ボス13の周囲には60度間隔で放射状
に係止爪14が配列されている。係止爪14は、リール
フランジ3の内側面から立ちあがる垂直部14aと、垂
直部14aの上端から外側へ突出する水平部14bとか
らなるL字形に形成されている。また、図5に示すよう
に、リールフランジ3の外側面には放射状リブ15と同
心円状リブ16を設け、結束ステープラへの脱着作業時
における手掛かりとして取扱いの便宜を図っている。
【0011】リール1を組み立てる際は、図6に示すよ
うに、1個の分割ボビン2の内周面をリールフランジ3
の係止爪14へ対向させて、係止爪14の外周方向から
リールフランジ3の中心に向けて移動すると、分割ボビ
ン2のリブ11の両端部に設けた凸部11aがそれぞれ
係止爪14の垂直部14aを乗り越えて係合し、且つ、
中央の凹部11bに垂直部14aが嵌合する。そして、
係止爪14の水平部14bによって分割ボビン2の軸方
向の移動が阻止されてリールフランジ3と分割ボビン2
が結合される。
【0012】続いて、分割ボビン2の他端に別のリール
フランジ3を同様に結合した後に、別の分割ボビン2
を、既に装着されている分割ボビン2の反対側からリー
ルフランジ3の係止爪14へ圧接して嵌合させると、2
個の分割ボビン2が当接して円筒ボビンを構成し、リー
ル1の組立が完了する。
【0013】リール1を分解する際は、分割ボビン2の
穴12にドライバ等の治具を挿入し、分割ボビン2を外
周方向へこじれば、分割ボビン2が弾性変形してリール
フランジ3の係止爪14から離脱し、容易に2枚のリー
ルフランジ3と2個の分割ボビン2の4部材に分解され
る。
【0014】尚、この発明は上記の実施形態に限定する
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリールは
ボビンとリールフランジとを容易に分離できるので、使
用済みのリールを回収するにあたって、輸送及び保管時
の占有容積を減少させることができ、リールの回収にか
かるコストを軽減できる。また、再組立も容易であるか
ら、反復使用することにより資源及び廃棄物処理にかか
るエネルギーとコストの節約に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、リールの断面図。
【図2】図1に示すリールの使用状態を示し、結束ステ
ープラの側面断面図。
【図3】本発明のリールの分割ボビンを示し、(a)は
底面図、(b)は側面図、(c)は(a)のA−A線断
面図、(d)は(a)のB−B線断面図である。
【図4】本発明のリールのリールフランジを示し、
(a)は内側面図、(b)は正面図である。
【図5】本発明のリールのリールフランジを示し、
(a)は外側面図、(b)は(a)のC−C線断面図、
(c)は(a)のD−D線断面図である。
【図6】本発明のリールの組立手順を示す解説図。
【符号の説明】
1 リール 2 分割ボビン 3 リールフランジ 4 リール軸 11 リブ 12 穴 13 ボス 14 係止爪 15,16 リブ
フロントページの続き (72)発明者 春田 雅己 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形のボビンと該ボビンの両端のリー
    ルフランジとからなるリールであって、ボビンとリール
    フランジとを別個に成形し、さらに、前記ボビンを放射
    方向に分割成形し、前記ボビンの両端面とリールフラン
    ジの内側面とに係止爪と爪係合部による結合手段を設け
    て、組立/分解自在に形成したリール。
JP08559896A 1996-04-08 1996-04-08 リール Expired - Lifetime JP3201255B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08559896A JP3201255B2 (ja) 1996-04-08 1996-04-08 リール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08559896A JP3201255B2 (ja) 1996-04-08 1996-04-08 リール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09278290A true JPH09278290A (ja) 1997-10-28
JP3201255B2 JP3201255B2 (ja) 2001-08-20

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ID=13863270

Family Applications (1)

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JP08559896A Expired - Lifetime JP3201255B2 (ja) 1996-04-08 1996-04-08 リール

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102019127698A1 (de) * 2019-10-15 2021-04-15 Signode Industrial Group Llc Mehrteiliger Haspelflansch

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102019127698A1 (de) * 2019-10-15 2021-04-15 Signode Industrial Group Llc Mehrteiliger Haspelflansch

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